JP2675310B2 - カラー記録装置 - Google Patents

カラー記録装置

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    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/21Ink jet for multi-colour printing
    • B41J2/2107Ink jet for multi-colour printing characterised by the ink properties

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  • Ink Jet (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は記録媒体上に異なる色のインクを重ねてカラ
ー記録を行うカラー記録装置に関する。 [従来の技術] 一般にインクジエツト記録装置等において使用される
紙等の記録媒体では、付着したインクが速やかに吸収さ
れなければならない。このような記録媒体として、イン
クジエツト用の記録紙等はインクの吸収性が良好であ
る。しかしながらOHP等のフイルムシートは、その表面
にコート層を塗布しただけなので、インク吸収が極めて
遅い。 そこで、OHPシート等の透明フイルムのインク吸収性
を高めるために、透明ベースフイルム上にインク吸収能
力の高いインク受理層を設ける様にしたフイルムシート
が提案されている(特開昭58−136480号)。そしてこの
フイルムシートは、付着したインクの吸収スピードが早
いのはもちろんのこと、インクを付着させた側と反対側
の側面から記録内容を認識することから、反対側側面か
ら見ると、丁度記録内容をベースフイルムでコートした
様な状態となり、光沢を有した高品位の画像が得られる
メリツトを有する。 [発明が解決しようとする問題点] しかしながらこのフイルムシートを使つて従来の記録
装置で記録すると、観察する面が従来の記録媒体の裏側
になるため、画像が左右逆転してしまい、また、インク
の重なり順序が裏面から見ると逆転してしまうので、普
通記録紙への記録に比べて色度に差が生じてしまうとい
う問題があつた。 本発明は上記従来例に鑑みてなされたもので、倒立鏡
記録時において、記録媒体の搬送方向を逆にするととも
に複数の記録ヘッドの駆動順を逆にして記録することに
より、記録面と観察面が異なる記録媒体に対する記録
を、通常の普通紙への記録に比べても色度差が生じない
ようしたカラー記録装置を提供することを目的とする。 [問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するために本発明は、記録媒体を搬送
する搬送手段と、前記記録媒体の搬送方向と略直交する
方向に平行に配列され、それぞれ各色に対応した記録を
行なう複数の記録ヘッドとを備え、前記記録媒体上にカ
ラー記録を行なうカラー記録装置において、前記記録媒
体を所定方向に搬送し、前記複数の記録ヘッドを所定の
順に駆動して記録媒体上に画像を記録する正像記録モー
ドと、前記記録媒体を前記所定方向に搬送した後、前記
記録媒体を前記所定方向と逆の方向に搬送し、前記複数
の記録ヘッドを前記所定の順とは逆に駆動して記録媒体
上に画像を記録する倒立鏡像モードとを有することを特
徴とするカラー記録装置にある。 更に前記カラー記録装置は、記録媒体の種類を判別す
る判別手段を有し、記録面と観察面が異なる記録媒体に
対しては前記倒立像記録モードにより記録媒体上に当立
像を記録することを特徴とする。 また更に、前記記録ヘッドは、インクを吐出して記録
媒体上に記録を行なうことを特徴とする。 [作用] 以上の構成の本発明は前記記録媒体を所定方向に搬送
し、前記複数の記録ヘッドを所定の順に駆動して記録媒
体上に画像を記録する正像記録モードと、前記記録媒体
を前記所定方向に搬送した後、前記記録媒体を前記所定
方向と逆の方向に搬送し、前記複数の記録ヘッドを前記
所定の順とは逆に駆動して記録媒体上に画像を記録する
倒立鏡像モードとを有する。 判別手段により記録媒体の種類を判別し、記録媒体の
種類が、記録面と観察面が異なる記録媒体であるとき、
入力した画像データの倒立鏡像を作成して像形成を行
う。また、倒立鏡像の記録時、正像記録時と逆の順序に
記録要素を駆動して像形成を行うように動作する。 [実施例] 以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施例を詳
細に説明する。 [インクジエツトプリンタの説明(第1図〜第3図)] 第1図(A)は本発明の一実施例であるインクジエツ
ト色のカラー記録装置の記録部の概略斜視図を示してい
る。 第1図(A)において、用紙またはプラスチツクシー
トなどの記録媒体1は、上下に配置されたそれぞれ一対
づつのローラから成る搬送ローラ2,3によって支持さ
れ、紙送りモータ4の駆動を受けた搬送ローラ2によつ
て矢印A方向へ搬送される。記録ヘツド9は、ブラツク
9B、イエロー9Y、マゼンタ9M、シアン9Cの各記録手段
を、その記録色の順番に、記録媒体1の移送方向の略垂
直方向に平行に配列している。 各記録手段9B〜9Cの前面、すなわち記録媒体1と所定
間隔(例えば0.8mm)をおいて対向する面には、横1列
に複数(例えば、6000個)のインク吐出口10(第2図)
が形成されており、印字データに基づいて各インク吐出
口の電気熱変換体11を駆動することにより、インクが加
熱蒸発して飛翔インク滴12を形成し、記録媒体1上に所
定パターンで記録ドツトを付着形成する。 再び第1図(A)に戻つて、13は本実施例記録装置の
駆動制御を行なう電気回路を有したプリント基板であ
る。この電気回路に対して外部装置であるホスト装置14
が接続され、該ホスト装置14から送られてきたデータが
記録ヘツド9により記録媒体1に記録されていく。 第1図(B)において、15は記録装置の外装(不図
示)に設けられた操作パネルで、オンライン・オフライ
ン切換キー16、ラインフイードキー17、フオームフイー
ドキー18、記録モード切換キー19等のキーがあり、それ
ぞれに表示ランプ16a,17a,18a,19aが対応して設けられ
ている。20はアラームランプ、電源ランプ等の警告ラン
プである。 第3図は本実施例のインクジエツトプリンタの概略構
成を示すブロツク図である。 図中、CPU(マイクロプロセツサ)21はインターフエ
ース22を介してホスト装置14に接続されており、ホスト
装置14からデータメモリ23に読み込んだ指令信号(コマ
ンド)及び記録データ信号等に従つて、RAM等のワーキ
ングメモリ25等を駆使して、プログラムメモリ24に格納
されたプログラムに基づいて記録動作を制御する。 これをさらに詳細に説明すれば、CPU21は出力ポート2
6、モータードライバ27を介して紙送りモータ4を制御
するとともに、データメモリ23に格納されている内容に
従い、ヘツド駆動回路29を介して記録ヘツド9を制御す
る。 30は紙無しセンサで、搬送ローラ2と3の間に記録媒
体が存在するか否かを検出し、入力ポート31を介してCP
U21に検出結果を知らせる。前述した操作パネル15上の
各操作キー16〜19からの出力は、入力ポート32を介して
CPU21に伝達される。33はデイツプスイツチで、本装置
の初期設定(例えば回線速度や伝送手順の設定)を行な
うもので、図示されていないが記録装置の外装底面に設
けられており、その出力は入力ポート34を介してCPU21
に伝達される。 35は装填された記録媒体が、裏面から記録を行ない、
表面から認識するバツク・プリント・フイルム(以降B.
P.Fと称する)シートであるか否かを識別する識別セン
サであり、その具体的構成は後述する。 前述した各ランプ16a,17a,18a,19a及び20は、出力ポ
ート36を介してCPU21により駆動制御され、オンライン
モードであるか否か、B.P.F記録モードであるか否か、
紙無しであるか否か等の種々の状態を表示警告する。 [B.P.Fシートの説明(第4図)] 第4図はB.P.F.シートの構成を説明する図である。 本実施例で使用されるB.P.Fシートは、ポリエステル
系樹脂等からなる透明なベース層38の上に、水容性のポ
リマ(アルプミン、ゼラチン、カゼイン等)でなるイン
ク保持層39を有しており、更にその上に充填材(シリ
カ、クレー、タルク等)を比較的多量に混合した、やは
り水容性〜親水性のポリマからなるインク輸送層40を有
している。 以上のB.P.Fシートにおいては、裏面側、つまりイン
ク輸送層40の側からインク滴41を付着させ、このインク
滴41はインク輸送層40を通過して、インク保持層39とベ
ース層38の境界面にインク粒41aとして保持される。こ
うして形成された記録内容は表面側、即ちベース層38側
(矢印D側)から観察することになる。 [B.P.Fシート識別の説明(第5図〜第9図)] 第5図にB.P.Fシート42と、これを識別するための識
別センサ35の関係を示す。 B.P.Fシート42の端部にはバーコード43が印刷されて
おり、第1図において搬送ローラ2、3間に装填された
時に、このバーコード43に対応した位置に設けられた、
光学センサを含む識別センサ35がこのバーコード43を読
み出し、B.P.Fシートであることを認識する。 一方、通常の記録紙にはバーコードが付されていない
ので、B.P.Fシートの識別が確実になされる。 第6図〜第9図は、B.P.Fシート42の識別方法を示す
他の実施例である。 第6図はB.P.Fシート42の表面に磁性体44を塗布して
おき、ホール素子等の磁気センサ45で検出して識別する
例である。 第7図(A),(B)はそれぞれB.P.Fシート42の先
端に斜めまたは矩形の切欠部42a,42bを設けると共に、
シート42の先端部に光学センサ35aを、切欠部42a,42bに
対応した位置に光学センサ35bを配置した例を示してい
る。B.P.Fシート42が矢印47の方向に移動すると、光学
センサ35a,35bによるシート端部の検出に時差が生ず
る。この時差を検出してB.P.Fシート42であることを識
別する。 第8図はロール状のB.P.Fシート48の芯部材49に切欠
き49aを設けると共に、切欠49aに対応した位置に検出レ
バー50を設けた例である。検出レバー50は、軸52を中心
に回動可能に配置され、バネ51によつてレバー先端部材
50aが芯部材49に当接するように付勢されている。ここ
で、先端部材50aはレバー50の先端部において、矢印59
方向に回動可能に装着されている。 記録媒体ロールをプリンタ装置にセツトすると、B.P.
Fシート48であれば切欠49aを有するので、レバー先端50
aga切欠部49aに落ち込む。これにより、レバー50の突起
50bがスイツチ53を押すため、スイツチ53がオンになつ
て識別信号を発生する。尚、切欠部49aは凹形状でな
く、突出した凸形状であつても良い。このときは、B.P.
Fシート48であればスイツチ53がオフされるようにな
る。 第9図は複数のB.P.Fシート42を収納したカートリツ
ジ55の先端部に凹部55aを設け、B.P.Fシート42を識別す
る例を示す。 プリンタ装置にはカートリツジ55の凹部55aの有りな
しを検知するマイクロスイツチ56を設ける。カートリツ
ジ55を記録装置に装着すると、スイツチ56のアクチエー
タ56は、凹部55aにより突出して識別信号を発生する。
尚、前述の切欠部49aの場合と同様に、凹部55aは凸形状
でも良い。 [色の再現方法の説明 (第10図)] 次に異なる色を重ね合わせることにより違つた色を表
現する方法について説明する。 第10図は一般に減法混色による色の三原色、イエロー
Y、マゼンタM、シアンCを等量重ね合わせた時に表現
できる色を示すもので、シアンのドツトの上にマゼンタ
のドツトを重ねて付着させるとブルーのドツトが形成さ
れる。同じようにシアンのドツトの上にイエローのドツ
トを重ねて付着させるとグリーンのドツトが形成され
る。又同じように、マゼンタのドツトの上にイエローの
ドツトを重ねて付着させるとレツドのドツトが形成され
る。すなわち色の種類として、ブラツク、イエロー、マ
ゼンタ、シアン、ブルー、グリーン、レツドの七色はイ
ンクジエツト記録カラー画像の基本色となる。これらの
基本色のうち2色の混合で得られる色(ブルー、グリー
ン、レツド)は、その重ね順序を変えてもほぼ同じ色は
出るが、厳密には色目が異なつてしまう。 第11図はその説明を行なうものである。 第11図(A)は紙70の上にシアンC、その上にイエロ
ーYのインクを付着したもので、第11図(B)は紙70の
上にイエローY、その上にシアンCのインクを付着させ
たものである。 第11図(A)において入射光aはイエローYの層とシ
アンCの層を通つて紙70で反射し、更に各層を逆に通つ
て目に入射する。入射光bはイエローYの層を通つてシ
アンCの層で反射して目に入射する。人はこの光線と光
線bとを一つにしてグリーンであると感じるが、第11図
(B)においては、光線bの反射層がイエローYである
ため、第11図(A)と(B)では色度に差が出ることに
なる。 つまり、これは普通紙の様に記録面と観察面が同じ場
合と、B.P.F.フイルム等の様に記録面と観察面が異なる
場合とで、色の記録順序が同じであれば、その観察され
る色目が異なつてしまうことを意味している。 従つて、本実施例では前記問題点を解決するために以
下に示す方法を採用している。 [記録ヘツド制御の説明 (第12図)] 第12図は第1図の記録装置の記録ヘツド制御系を例示
するブロツク図である。 図に示す如く、複数の記録要素9C,9M,9Y,9B(詳しく
は、それらのインク吐出口9C′〜9B′)は、記録要素9c
を基準として記録媒体の搬送方向に、それぞれ距離D1,D
2,D3だけ離れて配列されている。 一方、記録データはホスト14よりインターフエース22
を介して各色毎に対応して送られ、色毎にそれぞれデー
タメモリ23B〜23Cに取り入れられる。 各データメモリ23B〜23Cと並列に、空白データ(例え
ば白データ)用のメモリ60が設けられており、各記録ヘ
ツド9B〜9Cのドツトライン分の信号を一時的に保持する
ラツチ61B〜61Cと、スイツチ62B〜62Cで切替えられるよ
う接続されている。また、各スイツチ62B〜62Cには、CP
U21からの記録指令(インク吐出指令)信号線63が接続
されており、該記録指令により空白メモリ60からそれぞ
れのメモリ23B〜23Cへ切替わり、インク吐出を行つて記
録するように動作する。 また、CPU21は遅延回路64を介し、基準となるシアン
色のインク吐出口9C′からの距離D1〜D3の値に基づい
て、インク吐出指令のタイミングを遅延させ、記録媒体
1と各記録要素の記録位置との整合、すなわち重ね印字
を正確に整合させて行うよう制御する。 [動作説明 (第12図〜第15図)] 次に以上の実施例の動作について、主に第13図フロー
チヤートを用いて説明する。尚、この制御プログラムは
プログラムメモリ24に格納されている。 まず、ステツプS1でホスト装置14からの記録データ
を、インターフエース22を介して各色毎にデータメモリ
23B〜23Cへ、それぞれ1ページ分取り込む。次にステツ
プS2でBPF識別センサ35により、B.P.Fシート記録モード
か否かを判定して、B.P.Fシート記録モードならステツ
プS3に進み、そうでないときはステツプS4へ進む。 ここでB.P.Fシート記録モードか否かは、B.P.F識別セ
ンサ35の出力をCPU21が判断することにより行なうが、
操作パネル15の記録モード切換キー19によつてそのモー
ドが手動でも切換えられるようにしても良い。 B.P.F記録モードであると、まずステツプS3におい
て、第1図に示す記録媒体1を下から上に1ページ分送
る。そしてステツプS5において、スイツチ(62B〜62C)
が62B→62Y→62M→62Cと遅延して(1)から(2)のポ
ジシヨンに切換わる様セツトし、ステツプS6,S7でこの
切換に同期して各データメモリ23B〜23Cから、取り込ん
だ順序と同じ順序で各ヘツド)9B〜9Cにデータを転送
し、倒立鏡像の記録を行なう。 第14図は、B.P.F記録モード時における記録(紙送
り)パルスと各スイツチ62B〜62Cの切換タイミングの関
係を示す図である。 まず最初に、スイツチ62Bが空白用データメモリ60側
(1)からデータメモリ23B側(2)に切換わつて記録
が開始可能となる。次にタイミングM1(即ち距離D3−D
2)だけ、記録媒体1が進んだ所でスイツチ62Yが同様に
切換わり((1)→(2))、最後にタイミングM3でス
イツチ62Cが同様に切換わる。ここで、M,M1,M2,M3はそ
れぞれブラツク、イエロー、マゼンタ、シアンの各ヘツ
ドの記録開始タイミングを示す。 第15図は正像記録モード時の記録(紙送り)パルスと
各スイツチ62B〜62Cの切換タイミングを示している。 このモード時には、スイツチは62C→62M→62Y→62Bの
順番に、タイミングN1,N2,N3の遅延を経て切換わるの
で、普通記録紙上の同じ場所にインクが付着される時に
は、必ずC(シアン)→M(マゼンタ)→Y(イエロ
ー)→B(ブラツク)の順番でインクが重ねられてい
く。ここでN、N1、N2、N3は、それぞれシアン、マゼン
タ、イエロー、ブラツクの各ノズルの記録開始タイミン
グを示している。 以上一連の記録動作を要約すると、普通記録紙モード
とB.P.F記録モードで、インクの色の重ね順序を逆転し
ているので、普通記録紙に記録した時と、B.P.Fシート
に記録した時とを比較すると、後者の場合、記録面と逆
の面から記録内容を観察するので結果的に観察面から見
れば同じ順序でインクが重ねられていることになる。 尚、本発明は上記実施例に限定するものではなく、例
えばインクジエツトタイプの記録装置だけでなく、サー
マル転写タイプ等のカラープリンタにも応用できる。 [発明の効果] 以上の如く本発明によれば、記録媒体上に正像または
倒立鏡像を記録させるとともに、正像記録時と倒立鏡像
記録時において、色の重ね順序を逆転して記録させる様
にしたので、異なる記録媒体にも簡単に正しい記録が行
え、しかも記録されたカラー画像の色味が同じになる効
果がある。 更に実施例のように記録面と観察面が異なる記録媒体
に対しては倒立像記録モードにより記録媒体上に倒立像
を記録するようにしたので、記録媒体の種類に応じて良
好な記録を行なえるカラー記録装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】 第1図(A)は実施例のカラープリンタの記録部の概略
構成を示す概略斜視図、 第1図(B)は操作パネルの外観図、 第2図はインクジエツトヘツドの断面図、 第3図は実施例のカラープリンタの概略構成を示すブロ
ツク図、 第4図は実施例のB.P.Fシートの断面図、 第5図〜第9図はB.P.Fシートの識別方法を説明するた
めの図、 第10図は減法混色の表現を示す図、 第11図は色の重ね順による色目の違いを説明する図、 第12図は記録ヘツドの制御系のブロツク回路図、 第13図は実施例のプリンタにおける記録動作を示すフロ
ーチヤート、 第14図はB.P.F記録モード時の各ヘツドの記録動作のタ
イミングチヤート、 第15図は普通紙記録モード時の各ヘツドの記録動作タイ
ミングチヤート図である。 図中、1……記録媒体、9……記録ヘツド、9B・9Y・9M
・9C……ブラツク・イエロー・マゼンタ・シアン記録要
素、10……インク吐出口、12,41……インク滴、13……
プリント基板、14……ホスト装置、15……操作パネル、
21……CPU、23……データメモリ、24……プログラムメ
モリ、29……ヘツド駆動回路、30……センサ、35……BP
F識別センサ、38……ベース層、、39……インク保持
層、40……インク輸送層、42……BPFシート、43……バ
ーコード、44……磁性体、48……BFFシート(ロー
ル)、53……スイツチ、55……カートリツジ、56……マ
イクロスイツチ、60……メモリ(白)、61B〜61C……ラ
ツチ、62B〜62C……スイツチ、63……記録指令信号線、
64……遅延回路、70……紙である。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.記録媒体を搬送する搬送手段と、前記記録媒体の搬
    送方向と略直交する方向に平行に配列され、それぞれ各
    色に対応した記録を行なう複数の記録ヘッドとを備え、
    前記記録媒体上にカラー記録を行なうカラー記録装置に
    おいて、 前記記録媒体を所定方向に搬送し、前記複数の記録ヘッ
    ドを所定の順に駆動して記録媒体上に画像を記録する正
    像記録モードと、 前記記録媒体を前記所定方向に搬送した後、前記記録媒
    体を前記所定方向と逆の方向に搬送し、前記複数の記録
    ヘッドを前記所定の順とは逆に駆動して記録媒体上に画
    像を記録する倒立鏡像モードとを有することを特徴とす
    るカラー記録装置。 2.記録媒体の種類を判別する判別手段を有し、記録面
    と観察面が異なる記録媒体に対しては前記倒立像記録モ
    ードにより記録媒体上に倒立像を記録することを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載のカラー記録装置。 3.前記記録ヘッドは、インクを吐出して記録媒体上に
    記録を行なうことを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載のカラー記録装置。
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