JP4979315B2 - 描画装置 - Google Patents

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Description

本発明は、描画装置に関し、特に、複数のヘッドを有しインクを吐出することにより印字を行う描画装置に関する。
従来より、熱や圧力によってインクを紙に噴射して印字するインクジェット方式の描画装置が知られている。インクジェット方式の描画装置には、印刷の高速化を図るために複数個のヘッドを媒体(印刷用紙)の移動する方向に並べて配置しているものがある。このような描画装置では、ヘッド毎に印刷用紙の通過するタイミングが異なるので、最初に印刷用紙が通過するヘッドから最後に印刷用紙が通過するヘッドまで印刷用紙の移動速度に応じてヘッド毎に印字タイミングを遅延させる必要がある。このようにヘッド毎に印字タイミングを遅延させるために、ヘッド間の間隔を示す値などがパラメータとして保持されている。一般的には、ヘッド間の描画ドット数あるいは当該描画ドット数の整数倍の数がパラメータとして保持されている。そして、描画(印字)のタイミングを取るための描画タイミング信号のパルス(このパルスは、印刷用紙がヘッド間を移動する間に上記描画ドット数あるいは当該描画ドット数の整数倍の数だけ発生する)の発生数と上記パラメータとを比較して各ヘッドの動作を制御することにより、各ヘッドが印字を開始するタイミングをずらすことができる。
図17は、従来の描画装置において、各ヘッドにおける描画の可否を示す信号(以下、「描画許可信号」という。)を生成するための回路(描画許可信号生成回路)の構成を示すブロック図である。この描画許可信号生成回路は、カウンタ81と切替回路82と比較回路83と許可信号出力回路84とを有している。
カウンタ81は、描画のタイミングを取るためのクロック信号である描画タイミング信号TGを受け取り、当該描画タイミング信号TGのパルスの発生数をカウントして出力する。これにより、描画タイミング信号TGのパルスの発生の都度、「1」、「2」、「3」、・・・というように「1」ずつ加算された値を示す信号がカウンタ81から出力される。
切替回路82は、各ヘッドについてのパラメータを受け取り、それらを切り替えながら出力する。なお、この描画許可信号生成回路では、描画タイミング信号TGの何個目のパルスが発生した時に各ヘッド用の描画許可信号を有効な状態(アサート)にすべきかを示す値がパラメータとして設定されている。例えば、描画装置が4個のヘッドを有し、それら4個のヘッドのパラメータP(1)〜P(4)が「3」、「7」、「11」、および「15」である場合、それら「3」、「7」、「11」、および「15」を示す信号が切り替えられつつ切替回路82から出力される。
比較回路83は、カウンタ81から出力される値と切替回路82から出力される各ヘッドのパラメータとを比較し、一致した場合には、当該一致したヘッド用の描画許可信号を有効な状態にする。これにより、上述の例の場合、描画タイミング信号TGの3個目のパルスが発生したときに1個目のヘッド用の描画許可信号KY(1)が有効な状態となり、7個目のパルスが発生したときに2個目のヘッド用の描画許可信号KY(2)が有効な状態となり、11個目のパルスが発生したときに3個目のヘッド用の描画許可信号KY(3)が有効な状態となり、15個目のパルスが発生したときに4個目のヘッド用の描画許可信号KY(4)が有効な状態となる。許可信号出力回路84は、各ヘッドに対して描画許可信号を出力する。
以上のようにして生成された描画許可信号に基づいて各ヘッドの動作を制御することにより、ヘッド毎に印字を開始するタイミングが遅延されている。なお、特開平10−95134号公報には、印字解像度のN分の1の分解能をもつエンコーダからのエンコーダ信号を用いることにより印字解像度よりも微細な単位で各ヘッドの印字開始タイミングを制御する画像記録装置についての発明が開示されている。
特開平10−95134号公報
ところが、例えば印刷の途中で余白の挿入が行われることのある描画装置においては、有効な状態にされた描画許可信号が一旦無効な状態(ネゲート)にされた後、再度有効な状態にされる。このように描画許可信号について有効な状態と無効な状態とが繰り返されるような場合には、各ヘッドについて印字開始のタイミングを複数得るために、例えば上記図17に示した構成と同様の構成が複数個必要となる。例えば、各ヘッドについて印字開始のタイミングが最大で4回ある描画装置においては、図18に示すような構成の描画許可信号生成回路を備えておく必要がある。ここで、上記パラメータは例えば15ビットのデータとして保持されているので、15ビットのデータの処理が可能な切替回路や比較回路を複数有する図18に示す構成の回路規模は著しく大きくなる。
そこで、本発明は、複数のインクジェットヘッドを有する描画装置において、それら複数のインクジェットヘッドをそれぞれ制御する複数のタイミング信号(描画許可信号)を生成する回路の(回路)規模を低減することを目的とする。
第1の発明は、印刷用紙の移動する方向に並べて配置された複数個のヘッドを備え、前記複数個のヘッドからインクを吐出することにより前記印刷用紙に描画を行う描画装置であって、
前記複数個のヘッドのうち最初にインクの吐出が開始されるヘッドについてのインクの吐出の可否を示す基準描画許可信号の値を所定数だけ保持することのできる、前記所定数の番地が割り当てられたデータ保持手段と、
所定のタイミング毎に、前記データ保持手段に割り当てられている前記所定数の番地から処理の対象とする処理対象番地を順次に選択する処理対象番地選択手段と、
前記所定のタイミング毎に前記基準描画許可信号の値を取得し、当該取得された値を前記データ保持手段の前記処理対象番地に書き込むデータ書き込み手段と、
前記複数個のヘッドのうち少なくとも前記最初にインクの吐出が開始されるヘッド以外のヘッドのそれぞれについて、前記データ保持手段に保持されている値に基づいて、インクの吐出の可否を示すヘッド別描画許可信号を生成する描画許可信号生成手段と
を備え、
前記描画許可信号生成手段は、
前記最初にインクの吐出が開始されるヘッド以外の各ヘッドにつき、当該各ヘッドと前記最初にインクの吐出が開始されるヘッドとの間隔を表すヘッド間隔値と、前記データ書き込み手段が前記基準描画許可信号の値を取得したタイミングにおける前記処理対象番地とに基づいて、前記データ保持手段から値を読み出すためのデータ読み出し番地を取得するデータ読み出し番地取得手段と、
前記データ保持手段の前記データ読み出し番地に保持されている値を読み出し、当該読み出された値を前記ヘッド別描画許可信号の値に反映させる信号値設定手段と
を含むことを特徴とする。
第2の発明は、第1の発明において、
前記各ヘッドについてのヘッド間隔値は、当該各ヘッドと前記最初にインクの吐出が開始されるヘッドと間の描画ドット数であることを特徴とする。
第3の発明は、第1または第2の発明において、
前記印刷用紙が任意のヘッド間を移動する期間中に、当該ヘッド間の描画ドット数に等しい数または当該ヘッド間の描画ドット数を整数倍した数だけ前記所定のタイミングが現れることを特徴とする。
第4の発明は、第1から第3までのいずれかの発明において、
前記処理対象番地選択手段は、
前記所定のタイミング毎に前記処理対象番地を1ずつ加算し、
前記加算によって前記処理対象番地が前記データ保持手段に割り当てられている番地の最大値を超える場合には、前記データ保持手段に割り当てられている番地の最小値を前記処理対象番地として選択し、
前記データ読み出し番地取得手段は、
前記処理対象番地から前記ヘッド間隔値を減算することによって得られる番地が前記データ保持手段に割り当てられている番地の最小値以上の場合には、当該減算によって得られた番地を前記データ読み出し番地として取得し、
前記処理対象番地から前記ヘッド間隔値を減算することによって得られる番地が前記データ保持手段に割り当てられている番地の最小値よりも小さい場合には、当該減算によって得られた番地に前記データ保持手段のサイズを示すビット数を加算することによって得られる番地を前記データ読み出し番地として取得することを特徴とする。
第5の発明は、第1から第3までのいずれかの発明において、
前記処理対象番地選択手段は、
前記所定のタイミング毎に前記処理対象番地を1ずつ減算し、
前記減算によって前記処理対象番地が前記データ保持手段に割り当てられている番地の最小値よりも小さくなる場合には、前記データ保持手段に割り当てられている番地の最大値を前記処理対象番地として選択し、
前記データ読み出し番地取得手段は、
前記処理対象番地から前記ヘッド間隔値を加算することによって得られる番地が前記データ保持手段に割り当てられている番地の最大値以下の場合には、当該加算によって得られた番地を前記データ読み出し番地として取得し、
前記処理対象番地から前記ヘッド間隔値を加算することによって得られる番地が前記データ保持手段に割り当てられている番地の最大値よりも大きい場合には、当該加算によって得られた番地に前記データ保持手段のサイズを示すビット数を減算することによって得られる番地を前記データ読み出し番地として取得することを特徴とする。

第6の発明は、第1から第5までのいずれかの発明において、
前記所定数は、前記最初にインクの吐出が開始されるヘッド以外の各ヘッドについての前記ヘッド間隔値のうちの最大値に等しいことを特徴とする。
第7の発明は、第1から第6までのいずれかの発明において、
前記データ保持手段はメモリであることを特徴とする。
上記第1の発明によれば、最初にインクの吐出が開始されるヘッドについてのインクの吐出の可否を示す基準描画許可信号の値が所定のタイミング毎にデータ保持手段に書き込まれる。また、各ヘッドについてのヘッド別描画許可信号はデータ保持手段に保持されている値に基づいて生成されるところ、当該値を読み出す際に各ヘッドと最初にインクの吐出が開始されるヘッドとの間隔を表すヘッド間隔値に基づいてデータ読み出し番地が取得される。このため、各ヘッドについてのヘッド間隔値に応じて基準描画許可信号を遅延させた信号をヘッド別描画許可信号とすることができる。これにより、ヘッド別描画許可信号を生成するための回路をヘッド数だけ保持することなく、描画装置に設けられているヘッド数のヘッド別描画許可信号を生成することができる。その結果、従来よりも大きく回路規模を低減することができる。
上記第2の発明によれば、上記第1の発明と同様、従来よりも大きく回路規模を低減することができる。また、各ヘッドについてのヘッド間隔値を例えばパラメータとして容易に保持することができる。
上記第3の発明によれば、描画ドット毎または描画ドットの整数倍毎に所定のタイミング毎に発生する。このため、ヘッド間の描画ドット数よりも細かい間隔でヘッドの制御が行われいる描画装置においても、上記第1の発明と同様、従来よりも大きく回路規模を低減することができる。
上記第4の発明によれば、データ保持手段の処理対象番地(書き込み先の番地)は1ずつ加算され、当該処理対処番地が最大の番地に到達すると最小の番地に戻って処理が繰り返される。また、データ読み出し番地を取得する際、減算によって得られた番地が最小の番地よりも小さくなる場合には、当該減算によって得られた番地に所定数を加算することによってデータ読み出し番地が取得される。このため、所定数の番地が割り当てられているデータ保持手段を効率的に使用しつつ、ヘッド別描画許可信号を生成する処理が行われる。
上記第5の発明によれば、上記第4の発明と同様、データ保持手段を効率的に使用しつつ、ヘッド別描画許可信号を生成する処理が行われる。
上記第6の発明によれば、データ保持手段の番地数は各ヘッドについてのヘッド間隔値のうちの最大値に等しい数である。このため、データを保持するための不要な領域を保持する必要がない。これにより、回路規模がさらに低減される。
上記第7の発明によれば、データ保持手段としてメモリが採用されている。このため、容易に回路規模を低減することができる。
以下、添付図面を参照しつつ本発明の一実施形態について説明する。
<1.全体構成>
図1は、本発明の一実施形態に係る描画装置の要部の構成を示すブロック図である。この描画装置は、制御部2とヘッド駆動回路3とインクジェットヘッド群4とエンコーダ5とドライブモーター6と巻き出し/巻き取りロール7とから構成される。制御部2は、外部から与えられる画像信号DATとエンコーダ5から出力されるエンコーダ信号ENとを受け取り、印刷用紙への印字を行うためにこの描画装置全体を制御する。ヘッド駆動回路3は、インクジェットヘッド群4に含まれるインクジェットヘッドを駆動する。インクジェットヘッド群4は、インクを吐出するための多数のノズルを有する複数のインクジェットヘッドから構成されている。エンコーダ5は、印刷用紙の位置を検出するためのエンコーダ信号ENを制御部2に伝える。ドライブモーター6は、制御部2からの指示に応じて、印刷用紙の移動する速度の調整や変更を行う。巻き出し/巻き取りロール7は、印刷用紙を移動させる。
<2.インクジェットヘッド群の構成>
図2は、本実施形態におけるインクジェットヘッド群4の構成を示す図である。この描画装置には、N個のインクジェットヘッドHD(1)〜HD(N)が設けられている。それらN個のインクジェットヘッドHD(1)〜HD(N)は、図2に示すように、印刷用紙の移動する方向に距離Lの間隔で並べて配置されている。各インクジェットヘッドHD(1)〜HD(N)は多数のノズル40からなるノズル列を有しており、ノズル40からインクを吐出することによって印刷用紙への印字が行われる。インクジェットヘッド群4は、例えば、C色(Cyan:シアン)、M色(Magenta:マゼンタ)、Y色(Yellow:黄)、およびK色(Black:黒)について各色10個のインクジェットヘッドからなる合計40個のインクジェットヘッドによって構成されている。なお、以下においては、インクジェットヘッドHD(1)〜HD(N)のことを「第1〜第NのヘッドHD(1)〜HD(N)」という。
図2に示す状態から印刷用紙が移動すると、まず、第1のヘッドHD(1)のノズル40からのインクの吐出すなわち第1のヘッドHD(1)による印字(描画)が開始される。第1のヘッドHD(1)による印字の開始後、印刷用紙が距離Lだけ移動すると、第2のヘッドHD(2)による印字が開始される。その後、印刷用紙が距離Lだけ移動する毎に、第3のヘッド(不図示)から第NのヘッドHD(N)まで順次に印字が開始される。なお、印刷の途中で余白が挿入される場合にも、第1のヘッドHD(1)による印字の再開後、印刷用紙が距離Lだけ移動する毎に、第2のヘッドHD(2)から第NのヘッドHD(N)まで順次に印字が再開される。
本実施形態では、ヘッド間の描画ドット数に基づいて第2〜第NのヘッドHD(2)〜HD(N)のパラメータP(2)〜P(N)が設定される。詳しくは、第1のヘッドHD(1)と第2のヘッドHD(2)との間の描画ドット数が第2のパラメータP(2)となり、第1のヘッドHD(1)と第3のヘッドHD(3)との間の描画ドット数が第3のパラメータP(2)となり、・・・、第1のヘッドHD(1)と第NのヘッドHD(N)との間の描画ドット数が第NのパラメータP(N)となる。このように、本実施形態では、パラメータP(2)〜P(N)によってヘッド間隔値が実現されている。
<3.制御部の構成>
図3は、本実施形態における制御部2およびその周辺回路の構成を示すブロック図である。制御部2は、画像処理部23とタイミング発生回路21とヘッド制御回路20とパラメータ保持部22とを備えている。ヘッド駆動回路3は、第1〜第NのヘッドHD(1)〜HD(N)をそれぞれ駆動するための第1〜第Nのヘッド駆動回路HK(1)〜HK(N)を備えている。
画像処理部23は、外部から与えられる画像信号DATを受け取り、所望の印字が行われるようにヘッド制御回路20とともに第1〜第Nのヘッド駆動回路HK(1)〜HK(N)の動作を制御する。タイミング発生回路21は、エンコーダ5から送られるエンコーダ信号ENを受け取り、各ヘッドHD(1)〜HD(N)において印字するタイミングを取るための描画タイミング信号TGと、各ヘッドHD(1)〜HD(N)における描画(印字)の可否を示す信号(描画許可信号)を生成するための基準描画許可信号KSとを出力する。パラメータ保持部22には、第2〜第NのヘッドHD(2)〜HD(N)についての上述したパラメータP(2)〜P(N)が保持される。
ヘッド制御回路20は、タイミング発生回路21から出力される描画タイミング信号TGおよび基準描画許可信号KSと上述のパラメータP(2)〜P(N)とを受け取り、各ヘッドHD(1)〜HD(N)用の第1〜第Nの描画許可信号KY(1)〜KY(N)を出力する。なお、本実施形態においては、ヘッド制御回路20に入力された基準描画許可信号KSがそのまま第1の描画許可信号KY(1)として当該ヘッド制御回路20から出力される。
第1〜第Nのヘッド駆動回路HK(1)〜HK(N)は、第1〜第Nの描画許可信号KY(1)〜KY(N)に基づいて、第1〜第NのヘッドHD(1)〜HD(N)を駆動する。
<4.ヘッド制御回路の構成>
図4は、制御部2内のヘッド制御回路20の詳細な構成を示すブロック図である。ヘッド制御回路20は、切替回路210と処理部220と許可信号出力回路230と現在アドレス保持部240とデータ保持手段としてのメモリ250とから構成される。また、処理部220には、加算部221と減算部222とデータ書き込み手段としてのメモリ書き込み処理部223と描画許可信号生成手段としての描画許可信号生成処理部224とが含まれている。
切替回路210は、パラメータ保持部22に保持されている第2〜第NのヘッドHD(2)〜HD(N)についてのパラメータP(2)〜P(N)を順次に切り替えつつ出力する。現在アドレス保持部240には、後述するメモリ書き込み処理の際の書き込み先のアドレスを示す現在アドレス(処理対象番地)が保持される。
加算部221は、加算処理を行う。例えば、加算部221は、描画タイミング信号TGのパルスの発生に応じて現在アドレスに「1」を加算する。減算部222は、減算処理を行う。例えば、減算部222は、後述する描画許可信号生成処理において、現在アドレスから各ヘッドのパラメータを減ずることにより参照アドレスを算出する。メモリ書き込み処理部223は、後述するメモリ書き込み処理を行う。描画許可信号生成処理224は、後述する描画許可信号生成処理を行う。許可信号出力回路230は、描画許可信号生成処理部224で生成された信号波形に基づいて、第1〜第Nの描画許可信号KY(1)〜KY(N)を出力する。
図5は、本実施形態において第2〜第Nの描画許可信号KY(2)〜KY(N)を生成するために設けられているメモリ250について説明するための図である。本実施形態では、第2〜第NのヘッドHD(2)〜HD(N)のパラメータP(2)〜P(N)のうちの最大値に等しいビット数のサイズのメモリ250が設けられている。例えば、パラメータP(2)〜P(N)のうちの最大値が「16」であれば、図5に示すようにメモリ250のサイズは16ビット(アドレスが16個)となる。メモリ250内でデータが格納される領域はそれぞれアドレス(番地)によって特定されるところ、1つのアドレスが指すメモリ領域には1ビットのデータが格納される。従って、各アドレスの指すメモリ領域には「0」か「1」のいずれかの値が格納されている。
<5.動作>
<5.1 全体処理>
次に、第2〜第Nの描画許可信号KY(2)〜KY(N)を生成するための処理の手順について説明する。図6は、全体の処理手順を示すフローチャートである。なお、第1の描画許可信号KY(1)およびこの処理によって生成される第2〜第Nの描画許可信号KY(2)〜KY(N)に基づいて、第1〜第Nのヘッド駆動回路HK(1)〜HK(N)の動作が制御され、第1〜第NのヘッドHD(1)〜HD(N)における印字処理が行われる。また、本説明においては、図5に示したようにメモリ250のサイズは16ビットであるものとする。
処理が開始すると、第2〜第NのヘッドHD(2)〜HD(N)についてのパラメータP(2)〜P(N)の取得が行われる(ステップS110)。ステップS110の終了後、ステップS120に進む。ステップS120では、メモリ250内の全ての値が「0」にされる。ステップS120の終了後、ステップS130に進む。ステップS130では、現在アドレス保持部240に保持されている現在アドレスが0にされる。ステップS130の終了後、ステップS140に進む。
ステップS140では、描画タイミング信号TGのパルスが取得される。ステップS140の終了後、ステップS150に進む。ステップS150では、メモリ書き込み処理が行われる。このメモリ書き込み処理によって、基準描画許可信号KSの波形がメモリ250に反映される。ステップS150の終了後、ステップS160に進む。ステップS160では、描画許可信号生成処理が行われる。この描画許可信号生成処理によって第2〜第Nの描画許可信号KY(2)〜KY(N)の波形が生成される。ステップS160の終了後、ステップS170に進む。なお、メモリ書き込み処理および描画許可信号生成処理の詳しい説明については後述する。
ステップS170では、処理を終了するか否かの判定が行われる。判定の結果、終了する旨の判定がなされた場合には、処理は終了する。一方、終了しない旨の判定がなされた場合には、ステップS180に進む。
ステップS180では、現在アドレス保持部240に格納されている現在アドレスに「1」が加算される。ステップS180の終了後、ステップS190に進む。ステップS190では、現在アドレス保持部240に格納されている現在アドレスがメモリ250の最大アドレスの値を示す「15」よりも大きいか否かの判定が行われる。判定の結果、現在アドレスが「15」を超えていれば、ステップS130に戻る。一方、現在アドレスが「15」以下であれば、ステップS140に戻る。
なお、本実施形態では、ステップS130とステップS180とステップS190とによって処理対象番地選択手段が実現されている。
<5.2 メモリ書き込み処理>
図7は、メモリ書き込み処理の手順を示すフローチャートである。メモリ書き込み処理が開始すると、メモリ書き込み処理部223は、基準描画許可信号KSの値を取得する(ステップS152)。ここで、基準描画許可信号KSの値とは、基準描画許可信号KSが有効な状態であれば「1」となり、基準描画許可信号KSが無効な状態であれば「0」となる。ステップS152の終了後、ステップS154に進む。
ステップS154では、メモリ書き込み処理部223は、現在アドレス保持部240に保持されている現在アドレスを取得する。なお、この現在アドレスは、図6に示すステップS130で「0」にされ、描画タイミング信号TGのパルスが発生する都度、図6に示すステップS180で「1」ずつ加算されている。ステップS154の終了後、ステップS156に進む。
ステップS156では、メモリ書き込み処理部223は、ステップS154で取得された現在アドレスの指すメモリ領域に、ステップS152で取得された基準描画許可信号KSの値を書き込む。ステップS156の終了後、メモリ書き込み処理は終了し、図6に示すステップS160に進む。
<5.3 描画許可信号生成処理>
図8は、描画許可信号生成処理の手順を示すフローチャートである。描画許可信号生成処理が開始すると、描画許可信号生成処理部224は、描画許可信号を生成する処理対象ヘッドKに「2」を設定する(ステップS161)。ステップS161の終了後、ステップS162に進む。
ステップS162では、描画許可信号生成処理部224は、第Kの描画許可信号KY(K)を生成するためのメモリ250の参照アドレス(データ読み出し番地)を取得する。具体的には、現在アドレスから第KのヘッドHD(K)のパラメータP(K)を減じて得られる値が参照アドレスとして取得される。但し、現在アドレスから第KのヘッドHD(K)のパラメータP(K)を減じて得られる値が負の値となる場合には、当該負の値にメモリ250のサイズを示すビット数である「16」を加算して得られる値が参照アドレスとして取得される。例えば、現在アドレスが「15」でパラメータP(K)が「4」であれば、「15」から「4」を減ずることによって得られる「11」が参照アドレスとなる。また、現在アドレスが「2」でパラメータP(K)が「4」であれば、「2」から「4」を減ずることによって得られる「−2」に「16」を加算することによって得られる「14」が参照アドレスとなる。ステップS162の終了後、ステップS163に進む。
ステップS163では、描画許可信号生成処理部224は、ステップS162で取得された参照アドレスの指すメモリ領域の値を取得する。ステップS163の終了後、ステップS164に進む。ステップS164では、描画許可信号生成処理部224は、ステップS163で取得された値に基づいて第Kの描画許可信号KY(K)の波形を生成する。このとき、ステップS163で取得された値が「0」であれば、第Kの描画許可信号KY(K)は無効な状態にされる。一方、ステップS163で取得された値が「1」であれば、第Kの描画許可信号KY(K)は有効な状態にされる。ステップS164の終了後、ステップS165に進む。
ステップS165では、描画許可信号生成処理部224は、処理対象ヘッドKに「1」を加算する。ステップS165の終了後、ステップS166に進む。ステップS166では、処理対象ヘッドKがこの描画装置のヘッド数Nよりも大きいか否かが判定される。判定の結果、KがNよりも大きければ、描画許可信号生成処理は終了し、図6のステップS170に進む。一方、KがN以下であれば、ステップS162に戻る。
なお、本実施形態では、ステップS162によってデータ読み出し番地取得手段が実現され、ステップS164によって信号値設定手段が実現されている。
<6.描画許可信号生成の例>
以下、第2〜第Nの描画許可信号KY(2)〜KY(N)を生成する具体例について説明する。
<6.1 第1の例>
まず、第1のヘッドHD(1)と第2のヘッドHD(2)とを有し、第2のヘッドHD(2)のパラメータP(2)が「9」である描画装置における第2の描画許可信号KY(2)の生成について、図9〜図11を参照しつつ説明する。なお、ヘッド制御回路20には、図9(a)に示すような波形の描画タイミング信号TGと図9(b)に示すような波形の基準描画許可信号KSとが入力されるものとする。図10には、描画タイミング信号TGの各パルス発生時の現在アドレスと各パルス発生に応じて実行される描画許可信号生成処理における参照アドレスとを示している。また、図11には、描画タイミング信号TGの各パルス発生に応じて実行されるメモリ書き込み処理の終了後のメモリ250の内容を示している。
上述したように、描画許可信号を生成するための処理の開始後、メモリ250内の全ての値は「0」にされ、現在アドレスは「0」に設定される。また、第2のヘッドHD(2)のパラメータP(2)として「9」が取得される。
描画タイミング信号TGの1個目のパルスが発生した時、図9(b)に示すように基準描画許可信号KSは無効な状態になっている。すなわち、基準描画許可信号KSの値は「0」である。また、上述のとおり現在アドレスは「0」である。このため、メモリ書き込み処理によって、アドレス「0」のメモリ領域に基準描画許可信号KSの値「0」が書き込まれる。その結果、図11(描画タイミング信号「1」の列)に示すように、メモリ250内の全ての値は「0」のまま維持されている。
メモリ書き込み処理の終了後、描画許可信号生成処理が行われるところ、図10(描画タイミング信号「1」の列)に示すように、第2の描画許可信号KY(2)を生成するための参照アドレスは「7」である。そこで、図11(描画タイミング信号「1」の列)により、アドレス「7」のメモリ領域の値を参照すると「0」になっている。従って、図9(c)に示すように、第2の描画許可信号KY(2)は無効な状態にされる。
描画タイミング信号TGの2個目のパルスの発生の際については、1個目のパルスが発生した際と同様の処理が行われる。その結果、メモリ250内の全ての値は「0」のまま維持され、第2の描画許可信号KY(2)についても無効な状態のまま維持される。なお、現在アドレスについては、描画タイミング信号TGのパルスの発生の都度「1」ずつ加算されている。
描画タイミング信号TGの3個目のパルスが発生した時、図9(b)に示すように基準描画許可信号KSは有効な状態になっている。すなわち、基準描画許可信号KSの値は「1」である。この時、図10(描画タイミング信号「3」の列)に示すように現在アドレスは「2」になっている。このため、メモリ書き込み処理によって、アドレス「2」のメモリ領域に基準描画許可信号KSの値「1」が書き込まれる。その結果、図11(描画タイミング信号「3」の列)に示すように、アドレス「2」のメモリ領域の値のみが「1」となり、それ以外のアドレスのメモリ領域の値は「0」となる。一方、第2の描画許可信号KY(2)を生成するための参照アドレスは「9」であるところ、アドレス「9」のメモリ領域の値は「0」になっている。従って、図9(c)に示すように、第2の描画許可信号KY(2)については無効な状態のまま維持される。
その後、描画タイミング信号TGの4個目〜11個目のパルスが発生する都度、現在アドレスのメモリ領域に基準描画許可信号KSの値「1」が書き込まれる。一方、第2の描画許可信号KY(2)については無効な状態のまま維持される。
描画タイミング信号TGの12個目のパルスが発生した時、図9(b)に示すように基準描画許可信号KSの値は「1」である。この時、図10(描画タイミング信号「12」の列)に示すように現在アドレスは「11」になっている。このため、メモリ書き込み処理によって、アドレス「11」のメモリ領域に基準描画許可信号KSの値「1」が書き込まれる。その結果、図11(描画タイミング信号「12」の列)に示すように、アドレス「2」〜「11」のメモリ領域の値は「1」となり、それ以外のアドレスのメモリ領域の値は「0」となる。一方、第2の描画許可信号KY(2)を生成するための参照アドレスは「2」であるところ、アドレス「2」のメモリ領域の値は「1」になっている。従って、図9(c)に示すように、第2の描画許可信号KY(2)は有効な状態にされる。
以降、描画タイミング信号TGのパルスが発生する都度、現在アドレスのメモリ領域に基準描画許可信号KSの値「1」が書き込まれる。一方、第2の描画許可信号KY(2)については有効な状態のまま維持される。なお、現在アドレスが「15」になっている時に描画タイミング信号TGのパルスが発生した場合には、描画許可信号生成処理の終了後に現在アドレスは「0」にされる。
<6.2 第2の例>
次に、印刷の途中で余白が挿入される例について図12〜図14を参照しつつ説明する。なお、上記第1の例と同様、この描画装置は、第1のヘッドHD(1)と第2のヘッドHD(2)とを有し、第2のヘッドHD(2)のパラメータP(2)は「9」であるものとする。また、ヘッド制御回路20には、図12(a)に示すような波形の描画タイミング信号TGと図12(b)に示すような波形の基準描画許可信号KSとが入力されるものとする。図13には、描画タイミング信号TGの各パルス発生時の現在アドレスと各パルス発生に応じて実行される描画許可信号生成処理における参照アドレスとを示している。また、図14には、描画タイミング信号TGの各パルス発生に応じて実行されるメモリ書き込み処理の終了後のメモリ250の内容を示している。
描画タイミング信号TGの1個目〜6個目のパルスが発生した際には、上記第1の例と同様の処理が行われる。その結果、描画タイミング信号TGの6個目のパルスの発生後には、図14(描画タイミング信号「6」の列)に示すように、アドレス「2」〜「5」のメモリ領域の値は「1」となり、それ以外のアドレスのメモリ領域の値は「0」となっている。一方、第2の描画許可信号KY(2)については、無効な状態のまま維持されている。
描画タイミング信号TGの7個目のパルスが発生した時、図12(b)に示すように基準描画許可信号KSの値は「0」になっている。この時、図13(描画タイミング信号「7」の列)に示すように現在アドレスは「6」になっている。このため、メモリ書き込み処理によって、アドレス「6」のメモリ領域に基準描画許可信号KSの値「0」が書き込まれる。その結果、各アドレスのメモリ領域の値は、描画タイミング信号TGの6個目のパルスの発生後の状態のまま維持される。すなわち、図14(描画タイミング信号「7」の列)に示すように、アドレス「2」〜「5」のメモリ領域の値は「1」となり、それ以外のアドレスのメモリ領域の値は「0」となっている。一方、第2の描画許可信号KY(2)については、無効な状態のまま維持されている。
その後、描画タイミング信号TGの8個目〜11個目のパルスが発生した際には、7個目のパルスが発生した際と同様の処理が行われる。従って、描画タイミング信号TGの11個目のパルスの発生後には、図14(描画タイミング信号「11」の列)に示すように、アドレス「2」〜「5」のメモリ領域の値は「1」となり、それ以外のアドレスのメモリ領域の値は「0」となっている。一方、第2の描画許可信号KY(2)については、無効な状態のまま維持されている。
描画タイミング信号TGの12個目のパルスが発生した時、図12(b)に示すように基準描画許可信号KSの値は「0」になっている。この時、図13(描画タイミング信号「12」の列)に示すように現在アドレスは「11」になっている。アドレス「11」のメモリ領域の値は「0」であるので、描画タイミング信号TGの12個目のパルスの発生によっても、メモリ250内の値についての変化はない。一方、第2の描画許可信号KY(2)を生成するための参照アドレスは「2」であるところ、アドレス「2」のメモリ領域の値は「1」になっている。従って、図12(c)に示すように、第2の描画許可信号KY(2)は有効な状態にされる。
その後、描画タイミング信号TGの13個目〜15個目のパルスが発生した際には、12個目のパルスが発生した際と同様の処理が行われる。従って、描画タイミング信号TGの15個目のパルスの発生後には、図14(描画タイミング信号「15」の列)に示すように、アドレス「2」〜「5」のメモリ領域の値は「1」となり、それ以外のアドレスのメモリ領域の値は「0」となっている。一方、第2の描画許可信号KY(2)については、有効な状態のまま維持されている。
描画タイミング信号TGの16個目のパルスが発生した時、図12(b)に示すように基準描画許可信号KSの値は「1」になっている。この時、図13(描画タイミング信号「16」の列)に示すように現在アドレスは「15」になっている。このため、メモリ書き込み処理によって、アドレス「15」のメモリ領域に基準描画許可信号KSの値「1」が書き込まれる。その結果、図14(描画タイミング信号「16」の列)に示すように、アドレス「2」〜「5」および「15」のメモリ領域の値は「1」となり、それ以外のアドレスのメモリ領域の値は「0」となる。一方、第2の描画許可信号KY(2)を生成するための参照アドレスは「6」であるところ、アドレス「6」のメモリ領域の値は「0」になっている。従って、図12(c)に示すように、第2の描画許可信号KY(2)は無効な状態にされる。
以降、描画タイミング信号TGの17個目〜24個目のパルスが発生する都度、現在アドレスのメモリ領域に基準描画許可信号KSの値「1」が書き込まれる。一方、第2の描画許可信号KY(2)については無効な状態のまま維持される。
その後、描画タイミング信号TGの25個目のパルスが発生した時、図12(b)に示すように基準描画許可信号KSの値は「1」になっている。この時、図13(描画タイミング信号「25」の列)に示すように現在アドレスは「8」になっている。このため、メモリ書き込み処理によって、アドレス「8」のメモリ領域に基準描画許可信号KSの値「1」が書き込まれる。その結果、図14(描画タイミング信号「25」の列)に示すように、アドレス「0」〜「8」および「15」のメモリ領域の値は「1」となり、それ以外のアドレスのメモリ領域の値は「0」となる。一方、第2の描画許可信号KY(2)を生成するための参照アドレスは「15」であるところ、アドレス「15」のメモリ領域の値は「1」になっている。従って、図12(c)に示すように、第2の描画許可信号KY(2)は有効な状態にされる。
以降、描画タイミング信号TGのパルスが発生する都度、現在アドレスのメモリ領域に基準描画許可信号KSの値「1」が書き込まれる。一方、第2の描画許可信号KY(2)については有効な状態のまま維持される。
<6.3 第3の例>
次に、第1〜第4のヘッドHD(1)〜HD(4)を有する描画装置の例について図11、図15、および図16を参照しつつ説明する。なお、第2のヘッドHD(2)のパラメータP(2)は「4」、第3のヘッドHD(3)のパラメータP(3)は「8」、第4のヘッドHD(4)のパラメータP(4)は「12」であるものとする。
描画タイミング信号TGの1個目のパルスが発生した時、図15(b)に示すように基準描画許可信号KSの値は「0」になっている。また、図16(描画タイミング信号「1」の列)に示すように現在アドレスは「0」である。このため、メモリ書き込み処理によって、アドレス「0」のメモリ領域に基準描画許可信号KSの値「0」が書き込まれる。その結果、図11(描画タイミング信号「1」の列)に示すように、メモリ250内の全ての値は「0」のまま維持されている。
メモリ書き込み処理の終了後、描画許可信号生成処理が行われるところ、図16(描画タイミング信号「1」の列)に示すように、第2の描画許可信号KY(2)を生成するための参照アドレスは「12」、第3の描画許可信号KY(3)を生成するための参照アドレスは「8」、第4の描画許可信号KY(4)を生成するための参照アドレスは「4」になっている。アドレス「12」、アドレス「8」、およびアドレス「4」のメモリ領域の値についてはいずれも「0」である。従って、図15(c)〜(e)に示すように、第2〜第4の描画許可信号KY(2)〜KY(4)についてはいずれも無効な状態にされる。描画タイミング信号TGの2個目のパルスの発生の際については、1個目のパルスが発生した際と同様の処理が行われる。
描画タイミング信号TGの3個目のパルスが発生した時、図15(b)に示すように基準描画許可信号KSの値は「1」になっている。この時、図16(描画タイミング信号「3」の列)に示すように現在アドレスは「2」になっている。このため、メモリ書き込み処理によって、アドレス「2」のメモリ領域に基準描画許可信号KSの値「1」が書き込まれる。その結果、図11(描画タイミング信号「3」の列)に示すように、アドレス「2」のメモリ領域の値のみが「1」となり、それ以外のアドレスのメモリ領域の値は「0」となる。一方、第2の描画許可信号KY(2)を生成するための参照アドレスは「14」、第3の描画許可信号KY(3)を生成するための参照アドレスは「10」、第4の描画許可信号KY(4)を生成するための参照アドレスは「6」であるところ、アドレス「14」、アドレス「10」、およびアドレス「6」のメモリ領域の値についてはいずれも「0」になっている。従って、図15(c)〜(e)に示すように、第2〜第4の描画許可信号KY(2)〜KY(4)についてはいずれも無効な状態のまま維持される。描画タイミング信号TGの4個目〜6個目のパルスの発生の際については、3個目のパルスが発生した際と同様の処理が行われる。
描画タイミング信号TGの7個目のパルスが発生した時、図15(b)に示すように基準描画許可信号KSの値は「1」になっている。この時、図16(描画タイミング信号「7」の列)に示すように現在アドレスは「6」になっている。このため、メモリ書き込み処理によって、アドレス「6」のメモリ領域に基準描画許可信号KSの値「1」が書き込まれる。その結果、図11(描画タイミング信号「7」の列)に示すように、アドレス「2」〜「6」のメモリ領域の値は「1」となり、それ以外のアドレスのメモリ領域の値は「0」となる。一方、第2の描画許可信号KY(2)を生成するための参照アドレスは「2」、第3の描画許可信号KY(3)を生成するための参照アドレスは「14」、第4の描画許可信号KY(4)を生成するための参照アドレスは「10」であるところ、アドレス「2」のメモリ領域の値は「1」、アドレス「14」のメモリ領域の値は「0」、アドレス「10」のメモリ領域の値は「0」になっている。従って、図15(c)〜(e)に示すように、第2の描画許可信号KY(2)は有効な状態にされ、第3の描画許可信号KY(3)および第4の描画許可信号KY(4)については無効な状態が維持される。描画タイミング信号TGの8個目〜10個目のパルスの発生の際については、7個目のパルスが発生した際と同様の処理が行われる。
その後、描画タイミング信号TGの11個目のパルスが発生した時、第2の描画許可信号KY(2)を生成するための参照アドレスは「6」、第3の描画許可信号KY(3)を生成するための参照アドレスは「2」、第4の描画許可信号KY(4)を生成するための参照アドレスは「14」となるところ、アドレス「6」のメモリ領域の値は「1」、アドレス「2」のメモリ領域の値は「1」、アドレス「14」のメモリ領域の値は「0」になっている。従って、図15(c)〜(e)に示すように、第2の描画許可信号KY(2)は有効な状態が維持され、第3の描画許可信号KY(3)は有効な状態にされ、第4の描画許可信号KY(4)については無効な状態が維持される。描画タイミング信号TGの12個目〜14個目のパルスの発生の際については、11個目のパルスが発生した際と同様の処理が行われる。その後、描画タイミング信号TGの15個目のパルスの発生によって第4の描画許可信号KY(4)は有効な状態にされる。
<7.効果>
本実施形態によれば、第1の描画許可信号KY(1)となる基準描画許可信号KSの値が描画タイミング信号TGのパルスの発生毎に取得される。また、第2〜第Nの描画許可信号KY(2)〜KY(N)はメモリ250に保持されている値に基づいて生成されるところ、当該値を読み出す際には、各ヘッドHD(2)〜HD(N)と第1のヘッドHD(1)との間の描画ドット数を表すパラメータP(2)〜P(N)に基づいて参照アドレスが取得される。このため、各ヘッドHD(2)〜HD(N)について、第1のヘッドHD(1)との間の描画ドット数に応じて基準描画許可信号KSを遅延させた信号を当該各ヘッドの描画許可信号KY(2)〜KY(N)とすることができる。これにより、各ヘッドの描画許可信号を生成するための回路をヘッド数だけ備えることなく、描画装置に設けられているヘッド数の描画許可信号を生成することができる。その結果、従来よりも大きく回路規模を低減することができる。
また、本実施形態では、メモリ250の現在アドレスは描画タイミング信号TGのパルスの発生毎に1ずつ加算され、当該現在アドレスが最大アドレスを超えると現在アドレスは「0」に設定される。また、第2〜第Nの描画許可信号KY(2)〜KY(N)を生成するために参照アドレスを取得する際、減算によって得られた参照アドレスが負の値になる場合には、当該減算によって得られた参照アドレスにメモリサイズを示すビット数である「16」を加算して得られる値が参照アドレスとして取得される。これにより、メモリ250内の各アドレスが順次に繰り返し使用されるので、効率的にメモリ250が使用される。その結果、不必要にメモリサイズを大きくする必要がなくなる。
さらに、本実施形態によれば、第2〜第NのヘッドHD(2)〜HD(N)のパラメータP(2)〜P(N)の最大値に等しい数だけ前に描画タイミング信号TGのパルスが発生した時の基準描画許可信号KSの値を取得することができればよい。このため、メモリサイズを上記パラメータP(2)〜P(N)の最大値に等しい数のビット数とすることができる。これにより、メモリサイズを小さくすることができるので、回路規模をさらに低減することができる。
さらにまた、描画タイミング信号TGのパルスの発生に応じてヘッド数に等しい数の描画許可信号を生成する必要があるが、描画タイミング信号TGのパルス発生間隔が一般的に約10マイクロ秒であるのに対し、メモリ250からのデータの取得は約数10ナノ秒毎に行われる。このため、描画装置に設けられているヘッド数が大きい数である場合にも、描画処理に遅延が生ずることのないように、各ヘッドについての描画許可信号を生成することができる。
<8.その他>
上記実施形態においては、ヘッド制御回路20に入力された基準描画許可信号KSがそのまま第1の描画許可信号KY(1)として当該ヘッド制御回路20から出力されているが、本発明はこれに限定されない。例えば、第1のヘッドHD(1)についてのパラメータP(1)を「0」として、上記第2〜第Nの描画許可信号KY(2)〜KY(N)の生成と同様の手順で第1の描画許可信号KY(1)を生成する構成にしても良い。
また、上記実施形態においては、ヘッド間の描画ドット数に基づいてパラメータP(2)〜P(N)が設定されているが、本発明はこれに限定されない。パラメータとして、ヘッド間の描画ドット数を整数倍した数を設定する構成にしても良い。描画装置において、各ヘッドの動作を細かく制御する場合には、印刷用紙が1描画ドットに相当する距離を移動する間に描画タイミング信号TGのパルスが複数回出力される。例えば、印刷用紙が1描画ドットに相当する距離を移動する間に描画タイミング信号TGのパルスが2回出力される描画装置の場合すなわち上記実施形態に比してタイミング信号TGのパルスが2倍の速さで出力される場合、第1のヘッドHD(1)と第2のヘッドHD(2)との間の描画ドット数が「4」であれば、「4」を2倍した「8」をパラメータP(2)として設定すれば良い。
さらに、上記実施形態においては、描画タイミング信号TGのパルスの発生に応じて現在アドレスに「1」ずつ加算する処理が行われているが、本発明はこれに限定されない。描画タイミング信号TGのパルスの発生に応じて現在アドレスに「1」ずつ減算することによって、メモリ書き込み処理の際に値の大きいアドレスのメモリ領域から値の小さいアドレスのメモリ領域へと基準描画許可信号KSの値が書き込まれる構成にすることもできる。
本発明の一実施形態に係る描画装置の要部の構成を示すブロック図である。 上記実施形態において、インクジェットヘッド群の構成を示す図である。 上記実施形態において、制御部およびその周辺回路の構成を示すブロック図である。 上記実施形態において、制御部内のヘッド制御回路の詳細な構成を示すブロック図である。 上記実施形態において、第2〜第Nの描画許可信号を生成するために設けられているメモリについて説明するための図である。 上記実施形態において、全体の処理手順を示すフローチャートである。 上記実施形態において、メモリ書き込み処理の手順を示すフローチャートである。 上記実施形態において、描画許可信号生成処理の手順を示すフローチャートである。 描画許可信号生成の第1の例を説明するための信号波形図である。 描画許可信号生成の第1の例において、描画タイミング信号の各パルス発生時の現在アドレスと各パルス発生に応じて実行される描画許可信号生成処理における参照アドレスとを示す図である。 描画許可信号生成の第1の例において、描画タイミング信号の各パルス発生に応じて実行されるメモリ書き込み処理の終了後のメモリの内容を示す図である。 描画許可信号生成の第2の例を説明するための信号波形図である。 描画許可信号生成の第2の例において、描画タイミング信号の各パルス発生時の現在アドレスと各パルス発生に応じて実行される描画許可信号生成処理における参照アドレスとを示す図である。 描画許可信号生成の第2の例において、描画タイミング信号の各パルス発生に応じて実行されるメモリ書き込み処理の終了後のメモリの内容を示す図である。 描画許可信号生成の第3の例を説明するための信号波形図である。 描画許可信号生成の第3の例において、描画タイミング信号の各パルス発生時の現在アドレスと各パルス発生に応じて実行される描画許可信号生成処理における参照アドレスとを示す図である。 従来例における描画許可信号生成回路の構成を示すブロック図である。 従来例において、印刷の途中で余白の挿入が行われることのある描画装置における描画許可信号生成回路の構成を示すブロック図である。
符号の説明
2…制御部
3…ヘッド駆動回路
4…インクジェットヘッド群
5…エンコーダ
20…ヘッド制御回路
21…タイミング発生回路
22…パラメータ保持部
210…切替回路
220…処理部
221…加算部
222…減算部
223…メモリ書き込み処理部
224…描画許可信号生成処理部
230…許可信号出力回路
240…現在アドレス保持部
250…メモリ
HD(1)〜HD(N)…第1〜第Nのヘッド
HK(1)〜HK(N)…第1〜第Nのヘッド駆動回路
KS…基準描画許可信号
KY(1)〜KY(N)…第1〜第Nの描画許可信号
TG…描画タイミング信号

Claims (7)

  1. 印刷用紙の移動する方向に並べて配置された複数個のヘッドを備え、前記複数個のヘッドからインクを吐出することにより前記印刷用紙に描画を行う描画装置であって、
    前記複数個のヘッドのうち最初にインクの吐出が開始されるヘッドについてのインクの吐出の可否を示す基準描画許可信号の値を所定数だけ保持することのできる、前記所定数の番地が割り当てられたデータ保持手段と、
    所定のタイミング毎に、前記データ保持手段に割り当てられている前記所定数の番地から処理の対象とする処理対象番地を順次に選択する処理対象番地選択手段と、
    前記所定のタイミング毎に前記基準描画許可信号の値を取得し、当該取得された値を前記データ保持手段の前記処理対象番地に書き込むデータ書き込み手段と、
    前記複数個のヘッドのうち少なくとも前記最初にインクの吐出が開始されるヘッド以外のヘッドのそれぞれについて、前記データ保持手段に保持されている値に基づいて、インクの吐出の可否を示すヘッド別描画許可信号を生成する描画許可信号生成手段と
    を備え、
    前記描画許可信号生成手段は、
    前記最初にインクの吐出が開始されるヘッド以外の各ヘッドにつき、当該各ヘッドと前記最初にインクの吐出が開始されるヘッドとの間隔を表すヘッド間隔値と、前記データ書き込み手段が前記基準描画許可信号の値を取得したタイミングにおける前記処理対象番地とに基づいて、前記データ保持手段から値を読み出すためのデータ読み出し番地を取得するデータ読み出し番地取得手段と、
    前記データ保持手段の前記データ読み出し番地に保持されている値を読み出し、当該読み出された値を前記ヘッド別描画許可信号の値に反映させる信号値設定手段と
    を含むことを特徴とする、描画装置。
  2. 前記各ヘッドについてのヘッド間隔値は、当該各ヘッドと前記最初にインクの吐出が開始されるヘッドと間の描画ドット数であることを特徴とする、請求項1に記載の描画装置。
  3. 前記印刷用紙が任意のヘッド間を移動する期間中に、当該ヘッド間の描画ドット数に等しい数または当該ヘッド間の描画ドット数を整数倍した数だけ前記所定のタイミングが現れることを特徴とする、請求項1または2に記載の描画装置。
  4. 前記処理対象番地選択手段は、
    前記所定のタイミング毎に前記処理対象番地を1ずつ加算し、
    前記加算によって前記処理対象番地が前記データ保持手段に割り当てられている番地の最大値を超える場合には、前記データ保持手段に割り当てられている番地の最小値を前記処理対象番地として選択し、
    前記データ読み出し番地取得手段は、
    前記処理対象番地から前記ヘッド間隔値を減算することによって得られる番地が前記データ保持手段に割り当てられている番地の最小値以上の場合には、当該減算によって得られた番地を前記データ読み出し番地として取得し、
    前記処理対象番地から前記ヘッド間隔値を減算することによって得られる番地が前記データ保持手段に割り当てられている番地の最小値よりも小さい場合には、当該減算によって得られた番地に前記データ保持手段のサイズを示すビット数を加算することによって得られる番地を前記データ読み出し番地として取得することを特徴とする、請求項1から3までのいずれか1項に記載の描画装置。
  5. 前記処理対象番地選択手段は、
    前記所定のタイミング毎に前記処理対象番地を1ずつ減算し、
    前記減算によって前記処理対象番地が前記データ保持手段に割り当てられている番地の最小値よりも小さくなる場合には、前記データ保持手段に割り当てられている番地の最大値を前記処理対象番地として選択し、
    前記データ読み出し番地取得手段は、
    前記処理対象番地から前記ヘッド間隔値を加算することによって得られる番地が前記データ保持手段に割り当てられている番地の最大値以下の場合には、当該加算によって得られた番地を前記データ読み出し番地として取得し、
    前記処理対象番地から前記ヘッド間隔値を加算することによって得られる番地が前記データ保持手段に割り当てられている番地の最大値よりも大きい場合には、当該加算によって得られた番地に前記データ保持手段のサイズを示すビット数を減算することによって得られる番地を前記データ読み出し番地として取得することを特徴とする、請求項1から3までのいずれか1項に記載の描画装置。
  6. 前記所定数は、前記最初にインクの吐出が開始されるヘッド以外の各ヘッドについての前記ヘッド間隔値のうちの最大値に等しいことを特徴とする、請求項1から5までのいずれか1項に記載の描画装置。
  7. 前記データ保持手段はメモリであることを特徴とする、請求項1から6までのいずれか1項に記載の描画装置。
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