JPH09300715A - 手動型印字装置 - Google Patents

手動型印字装置

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JPH09300715A
JPH09300715A JP8123007A JP12300796A JPH09300715A JP H09300715 A JPH09300715 A JP H09300715A JP 8123007 A JP8123007 A JP 8123007A JP 12300796 A JP12300796 A JP 12300796A JP H09300715 A JPH09300715 A JP H09300715A
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JP8123007A
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English (en)
Inventor
Motoshi Kishi
素志 岸
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J3/00Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed
    • B41J3/36Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed for portability, i.e. hand-held printers or laptop printers
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07CTIME OR ATTENDANCE REGISTERS; REGISTERING OR INDICATING THE WORKING OF MACHINES; GENERATING RANDOM NUMBERS; VOTING OR LOTTERY APPARATUS; ARRANGEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS FOR CHECKING NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • G07C9/00Individual registration on entry or exit
    • G07C9/20Individual registration on entry or exit involving the use of a pass
    • G07C9/22Individual registration on entry or exit involving the use of a pass in combination with an identity check of the pass holder
    • G07C9/25Individual registration on entry or exit involving the use of a pass in combination with an identity check of the pass holder using biometric data, e.g. fingerprints, iris scans or voice recognition
    • G07C9/257Individual registration on entry or exit involving the use of a pass in combination with an identity check of the pass holder using biometric data, e.g. fingerprints, iris scans or voice recognition electronically

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作者が装置を使用すると、自動的にその操
作者に対応したパターンを印字する手動印字装置を提供
する。 【解決手段】 操作者に把持されると、指紋センサ8に
よって操作者を判別する。印字データを記憶するデータ
保存部37より、例えば操作者の氏名等の操作者に対応
した印字データを、操作者に対応した印字様式共に、C
PU31の印字制御手段31Aが選択し、該印字データ
に基づき印字ヘッド4を駆動し、自動的に印字を行う。
操作パネル7において、操作者に対応した印字データに
基づき印字を行う固定モードと、自由に設定された印字
データに基づき印字を行う自由モードとの切替えが可能
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スタンプ形式の要
領で印字を行う手動型印字装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば特開平8−67032号公
報に記載されるように、比較的平らな表面であれば、
本、ノート等の空スペースや、紙等で包装された表面や
梱包箱等の表面であっても、記録媒体の移送又は固定の
制約を受けることなく印字が行える装置として、記録媒
体上に底面を接触させて印字を行う底面印字型ハンディ
プリンタが知られている。かかるプリンタは、印字させ
たい記録媒体上に底面を位置決めして置き、あるいは側
面に押し当て、印字開始の指示で、インクジェット印字
ヘッドをスペーシング機構によって記録媒体面に沿って
移動させ、作成又は受け取った印字データに基づいて記
録媒体面への印字が行われるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のプリンタでは、例えば操作者の氏名を含んだパター
ンを印字する場合には、操作者のそれぞれに対応した装
置を作成するか、あるいは印字作業ごとに印字データと
して氏名の設定を行う必要があった。
【0004】本発明はかかる点に鑑みてなされたもの
で、操作者が使用する際に、その操作者に対応したパタ
ーンを自動的に印字する手動印字装置を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、印字
データを記憶するデータ記憶手段と、記録媒体上に印字
を行う印字ヘッドと、操作者により記録媒体で手動操作
されることによって、印字データに基づき前記印字ヘッ
ドを移動させて印字を行わせる印字制御手段とを備える
手動型印字装置であって、前記操作者を判別する操作者
判別手段を備え、前記印字制御手段は、操作者判別手段
よりの信号を受け、操作者に対応した印字データを選択
し、該印字データに基づき印字ヘッドを駆動させて印字
を行わせるものである構成とする。
【0006】請求項1の発明によれば、操作者に把持さ
れると、操作者判別手段によって操作者が判別され、印
字データを記憶するデータ記憶手段より、操作者に対応
した印字データが印字制御手段によって選択され、該印
字データに基づき印字ヘッドが駆動され、印字が行われ
る。
【0007】請求項2の発明は、請求項1の手動型印字
装置において、前記印字制御手段が、操作者判別手段よ
りの信号を受け、操作者に対応した印字データを選択す
ると共に、操作者に対応した印字様式を選択し、その印
字様式に則って前記印字データの印字を印字ヘッドに行
わせるものである。
【0008】請求項2の発明によれば、印字制御手段に
よって、操作者に対応した印字データが選択されると共
に、操作者に対応した印字様式も選択され、その印字様
式に則って前記印字データの印字が印字ヘッドによって
行われる。
【0009】請求項3の発明は、請求項1又は2の手動
型印字装置において、前記操作者判別手段が、操作者の
指紋により操作者を判別するものであり、前記データ記
憶手段が、印字データとして操作者の個人データを記憶
するものであり、前記印字制御手段が、操作者に対応し
た印字データとして、操作者の個人データを選択するも
のである。
【0010】請求項3の発明によれば、操作者の指紋に
より操作者が判別され、印字制御手段によって、データ
記憶手段に記憶されている操作者の個人データが選択さ
れ、該個人データに基づき印字が行われる。
【0011】請求項4の発明は、請求項3の手動型印字
装置において、前記個人データが、操作者の氏名に関す
るものである。
【0012】請求項4の発明によれば、操作者の個人デ
ータとして、操作者の氏名が選択される。
【0013】請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれ
かの手動型印字装置において、さらに、操作者に対応し
た印字データに基づき印字を行う固定モードと、自由に
設定された印字データに基づき印字を行う自由モードと
の切替えを行うモード切替手段を備える。
【0014】請求項5の発明によれば、モード切替手段
によって固定モードが選択されると、操作者に対応した
印字データに基づき印字が行われ、自由モードが選択さ
れると、自由に設定された印字データに基づき印字が行
われる。
【0015】請求項6の発明は、請求項1〜5のいずれ
かの手動型印字装置において、操作者が記録媒体上で手
動操作することにより記録媒体上に印字を行うものであ
る。
【0016】請求項6の発明によれば、操作者が記録媒
体上で手動操作することにより、記録媒体上に印字が行
われる。
【0017】請求項7の発明は、請求項1〜5のいずれ
かの手動型印字装置において、操作者が当該装置を記録
媒体上に安置した状態で、印字ヘッドを駆動させて安置
面に印字を行うものである。
【0018】請求項7の発明によれば、操作者が当該装
置を記録媒体上に安置した状態で、印字制御手段によっ
て印字ヘッドが駆動され、安置面(記録媒体面)に印字
が行われる。
【0019】請求項8の発明は、請求項1〜7の手動型
印字装置において、前記印字ヘッドが、インクジェット
方式の印字手段である。
【0020】請求項8の発明によれば、印字リボン等を
使用したワイヤードット方式の場合に比べて、構造が簡
単で、装置全体が小型化される。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0022】図1は本発明に係る手動型印字装置の、通
常の状態を示す外形図、図2は上部の可動フレームを押
下力Fでもって押し下げた状態を示す図である。
【0023】図1及び図2において、手動型印字装置1
は、四角筒状の本体ボディ2と、該本体ボディ2に対し
て上下動可能に嵌合された可動フレーム3とを有し、使
用者が手で可動フレーム3を上方から押し下げると、そ
の押下力Fによって、装置1内の印字ヘッド4(図3参
照)が、記録紙等の記録媒体上方を水平横移動して印字
が行われるようになっている。
【0024】上記可動フレーム3の上部には、外部のパ
ーソナルコンピュータ(パソコン)、ホストコンピュー
タ等と印字データの送受信を行うための赤外通信用のイ
ンターフェイス部5が設けられ、さらに、可動フレーム
3の側面部には、後述の電源22のON・OFFを行う
電源スイッチ6、印字する印字データの選択、印字モー
ド等を設定するための操作パネル7、及び操作者を判別
する操作者判別手段としての指紋センサ8がそれぞれ配
設されている。また、前記操作パネル7は、本装置1を
操作する操作者に対応した印字データに基づき印字を行
う固定モードと、操作者とは関係なく自由に設定された
印字データに基づき印字を行う自由モードとの切替えを
行うモード切替手段としても機能するようになってい
る。
【0025】尚、前記指紋センサ8は、各操作者の指紋
そのものを正確に認識する必要はなく、予め登録されて
いる操作者の指紋を判別し、いずれの操作者であるかを
認識できる機能があればよい。本装置においては、周知
の画像処理手法等を利用して操作者を判別するようにな
っている。
【0026】図3及び図4はそれぞれ手動型印字装置1
の内部構造を示す断面図、図5は手動型印字装置1の底
面図である。
【0027】前記本体ボディ2内の中央には支持板2a
が設けられており、該支持板2aと可動フレーム3との
間にはリターンスプリング10が介設されている。リタ
ーンスプリング10は、圧縮コイルスプリングで、可動
フレーム3を上方へ、即ち本体ボディ2から離隔する方
向へ常時付勢している。
【0028】本体ボディ2の内部の下方には、水平横方
向に延びる1対のガイドレール11a、11bが平行に
設けられ、該ガイドレール11a、11bには、複数の
ノズル孔(ノズル列)を備えた印字ヘッド4が水平方向
に移動可能に支持されている。印字ヘッド4の上部に
は、インクタンク12が着脱可能に設けられ、印字ヘッ
ド4の移動に伴って移動するように構成されている。
【0029】可動フレーム3と印字ヘッド4とは、鉛直
方向に対して若干傾斜したリンク部材13を介して連結
されている。リンク部材13の上下端部は、可動フレー
ム3の支持部材14及び印字ヘッド4にそれぞれ回転可
能に連結されている。
【0030】そして、リンク部材13は、可動フレーム
3が最上位置にあるときに(図3参照)、印字ヘッド4
が印字開始位置(図3参照)となるように傾斜角度が設
定されている。具体的には、このときのリンク部材14
の姿勢は、ガイドレール11a、11bに対して直交す
る方向よりも、図3に示すように、若干右上がりに傾く
ように設定されている。また、リンク部材13は、可動
フレーム3が本体ボディ2に対し押し下げられて最下位
置まで達したときに、印字ヘッド4が印字終了位置(図
4参照)となるように構成されている。
【0031】尚、本体ボディ2内には、装置の全体的な
動作を制御する制御回路21、及び電源22が配設され
ている。これらは、可動フレーム3が最下位置にあると
きでも、図4に示すように、可動フレーム3と接触しな
いように設けられている。
【0032】次に、印字ヘッド4、リンク部材13、及
びガイドレール11a、11bが配設されている付近の
構造について、図6を用いて説明する。
【0033】印字ヘッド4は、その両側部にガイドレー
ル11a、11bが貫通することで、ガイドレール11
a、11bに沿って移動自在に保持されている。この印
字ヘッド4のガイドレール11a、11bに沿った移動
は、使用者が可動フレーム3を押し下げる力がリンク部
材13によって印字ヘッド4に伝達されることで行われ
る。
【0034】ガイドレール11bには複数の磁性体が連
続的に着磁されており、印字ヘッド4のガイドレール1
1bとの接触部には、この磁性体の数を電気パルス信号
の間隔に変換し印字ヘッド4の移動量を検出する磁気エ
ンコーダ23が設けられている。尚、印字ヘッド4は、
インク供給管部12aによりインクタンク12と連結さ
れている。
【0035】図7は手動型印字装置1の制御系のブロッ
ク図である。手動型印字装置1全体の制御を行うCPU
31には、インターフェイス部5を介して、パソコン、
ホストコンピュータ等の制御装置(図示せず)が電気的
に連係されるようになっている。また、決められたプロ
グラムに沿って各機能ブロックを制御するための制御プ
ログラムを記憶したROM32、インターフェイス部5
を介して入力されたパソコンからの印字データ等を記憶
するデータ記憶手段としてのRAM33、及び上述した
モード切替手段としても機能する操作パネル7が接続さ
れている。また、ガイドレール11bに着磁された磁性
体数を計測するエンコーダ23からのパルス信号が、位
置検出回路34に入力され、印字ヘッド4の記録媒体と
の相対的な位置が検出される。さらに、エンコーダ23
からのパルス信号の周期に基づいて速度検出回路35に
より印字ヘッド4の移動速度が検出される。これら位置
検出回路34及び速度検出回路35よりの検出信号は、
CPU31に入力される。
【0036】また、CPU31は、印字ヘッド4を駆動
するためのヘッドドライバ36の駆動を制御する。操作
者の指紋パターン、操作者の氏名等の操作者の個人デー
タを含む複数種の印字データが必要に応じて格納された
データ保存部37(データ記憶手段)も、CPU31に
接続されている。
【0037】さらに、CPU31は、操作者が本装置1
を記録媒体上に安置した状態で、印字データに基づき印
字ヘッド4を移動させて安置面(記録媒体面)上に印字
を行わせる印字制御手段として機能する。また、CPU
31は、指紋センサ8よりの信号を受け、操作者の指紋
により操作者を判別し、操作者に対応した印字データを
データ保存部37より選択し、該印字データに基づき印
字ヘッド4を駆動させて印字を行わせる印字制御手段と
しても機能するようになっている。この場合、データ保
存部37に、印字データ(例えば操作者の氏名)だけで
なく、操作者に対応した印字様式も格納するようにして
おけば、印字データと共に印字様式も選択し、その印字
様式に則って該印字データの印字を印字ヘッド4に行わ
させるようにすることもできる。
【0038】以上の構成からなる手動型印字装置1の動
作について説明する。
【0039】手動型印字装置1は、ROM32に記憶さ
れた予め決められたプログラムに沿って動作せしめられ
る。印字データの設定は、操作パネル7で印字を行うモ
ード(固定モード、自由モード)が選択された場合に、
CPU31によって行なわれる。具体的には、印字デー
タは、自由モードの場合においては、図示しない制御装
置から赤外線信号によりインタフェース部5を介して入
力されるか、データ保存部37に記憶されている複数の
印字データの内から読み込まれることにより設定される
一方、固定モードの場合は、データ保存部37に記憶さ
れている複数の印字データの内から読み込まれることに
より設定され、このようにして設定された印字データは
一旦RAM33に記憶される。
【0040】そして、CPU31は、操作パネル7から
印字開始信号を受け取ると、印字データがRAM33に
記憶されていることを確認した後、手動型印字装置1を
印字スタンバイ状態にする。
【0041】次に、使用者により可動フレーム3が、リ
ンク部材13とガイドレール11a、11bからなるリ
ンク機構のバラツキ等を吸収し得る所定量だけ押し下げ
られると、この押下力がリンク部材13により印字ヘッ
ド4に伝達され、印字ヘッド4はガイドレール11a、
11bに沿って水平横方向に移動を開始して、印字動作
が開始される。
【0042】この印字ヘッド4の移動量は、磁気エンコ
ーダ23によって検出され、その検出信号がCPU31
に送られる。CPU31は、この検出信号が示す印字ヘ
ッド4の位置に応じて印字データの出力制御を行って、
印字ヘッド5を駆動することで記録媒体上に印字を行
う。従って、印字ヘッド4の記録媒体上での移動速度が
不均一でも、記録媒体に対しては常に均一な印字を行う
ことができる。
【0043】次に、データ保存部37に記憶されている
印字データを、図8を用いて説明する。尚、本例は、操
作者が兄弟太郎である場合における個人データである。
【0044】図8(a)はデータ保存部37に格納されて
いる印字データを示す図、図8(b)は該印字データに基
づいた手動型印字装置1による印字結果を示す図であ
る。印字データは、印字しようとする文字の他、連番
(通し番号)及び日付の印字位置等の印字様式が、パソ
コン等の制御装置において設定された後、インターフェ
ース部5を介して手動型印字装置1の制御部21に送ら
れ、データ保存部37に格納される。連番及び日付は、
パソコン等の制御装置において埋め込みマーク(図8
(a)参照)が設定されることによって印字位置が設定さ
れ、手動型印字装置1において、この埋め込みマーク部
分に連番及び日付が印字される(図8(b)参照)。尚、デ
ータ保存部37には、そのほかにも、各種の印字データ
が記憶されており、使用者が操作パネル7を操作して自
由モードとすれば、データ保存部37から所望の印字デ
ータを呼び出し、その呼び出した印字データに基づいて
印字を行うことができる。
【0045】続いて、図9に沿って、印字装置1を用い
て印字する場合の操作手順について説明する。
【0046】まず、新規印字であるか否かを判断し(ス
テップS1)、新規印字であれば、パソコンにより前述
したように印字データを作成し(ステップS2)、印字
装置に転送し(ステップS3)、前回の印字と同じであ
るか否かを判断する(ステップS4)一方、新規印字で
ない場合は、直ちにステップS4の判断を行う。
【0047】それから、前回の印字と同じでなければ、
印字データを変更する必要があるので、印字データの呼
び出しを設定し(ステップS5)、印字を行うが(ステ
ップS6)、前回の印字と同じであれば、変更の必要が
ないので、ステップS6に移行して直ちに印字を行う。
【0048】次に、手動型印字装置1の制御部21によ
る印字動作のための処理の流れについて、図10を参照
して説明する。
【0049】まず、電源スイッチ6がONとされ、印字
動作が開始されると、パソコンからの通信があるか否か
を判断する(ステップS11)。この通信があった場合
は、パソコンから印字データが転送され、この印字デー
タをRAM26に格納するほか、使用者により選択され
た印字モードが設定される(ステップS12)。ステッ
プS11で通信がない場合は、使用者による操作パネル
7のキー操作があるか否かが判断され(ステップS1
3)、キー操作がある場合は、使用者によるキー操作に
対応した動作、即ち、デー保存部37から印字データの
読み出し、及びこの印字データのRAM33への格納等
が行われる(ステップS14)。
【0050】ステップS13で使用者による操作パネル
7のキー操作がない場合には、使用者により可動フレー
ム3が所定量押し下げられたか否かを判断する(ステッ
プS15)。所定量押し下げられた場合は、指紋を認識
して印字する固定モードであるか、そうではない自由モ
ードであるかを判定し(ステップS16)、固定モード
であれば、指紋の判断により展開データを選択し(ステ
ップS17)、RAM33に格納されている印字データ
が展開される(ステップS18)一方、自由モードであ
れば、そのままステップS18に移行して、印字データ
が展開され、磁気エンコーダ23からの信号が示すタイ
ミングに基づいて印字ヘッド4により印字が行われる
(ステップS19)。尚、本例においては、データ保存
部37に指紋登録がなされていない操作者の場合には、
白紙印字が行われるようにしているが、それに代えて、
例えば可動フレーム3上に、発光素子等の報知手段を設
けて、その点灯等により、指紋登録されていないことを
操作者に報知するようにしてもよい。
【0051】よって、操作者は、印字ごとに、操作者に
対応した印字データを操作パネル7において設定する必
要がなく、固定モードを選択するだけで、操作者に対応
した印字データを印字することが可能となる。また、自
由モードを選択すれば、自由に設定した印字データに基
づき印字を行うことができる。
【0052】それから、可動フレーム3が最下位置まで
押し下げられて全印字が終了した否かが判断され(ステ
ップS20)、全印字が終了している場合には、可動フ
レーム3の押し下げ操作が解除されて可動フレーム3が
初期位置まで復帰しているか否かを判断し(ステップS
21)、復帰していれば、ステップS11の処理に戻る
一方、復帰していなければ、その判定を繰り返す。
【0053】尚、本発明は、上記実施の形態に限られ
ず、種々の変形が可能である。例えば、上記実施の形態
では、操作者が当該装置を記録媒体上に安置した状態
で、印字ヘッド4を駆動させて安置面に印字を行う手動
型印字装置に適用したものであるが、操作者が当該装置
を記録媒体上で手動走査することにより記録媒体上に印
字を行う手動型印字装置についても適用することができ
る。また、上記実施の形態おいては、手動型印字装置1
は単色の印字を行うものとされているが、多色印字を行
うものとしてよく、この場合には、印字毎に色を変更す
ることができる。また、上記実施の形態においては、手
動型印字装置1にはインクジェット方式が採用されてい
るが、必ずしもインクジェット方式に限定されるもので
はなく、他の印字方式を採用してもよい。
【0054】
【発明の効果】請求項1の発明は、上記のように、操作
者に把持されると、操作者判別手段によって操作者を判
別し、印字データを記憶するデータ記憶手段より、操作
者に対応した印字データを印字制御手段によって選択し
て、該印字データに基づき印字を行うようにしているの
で、複数の操作者によって使用される場合であっても、
操作者に応じて、操作者に対応した印字データを自動的
に印字することが可能となる。よって、操作者の氏名等
の操作者に対応した印字データを印字する場合には、印
字開始前にかかる印字データを設定する必要がなくな
り、効率のよい印字が可能となる。
【0055】請求項2の発明は、操作者に対応した印字
データを選択すると共に、操作者に対応した印字様式も
選択するようにしているので、その印字様式に則って前
記印字データの印字を行うことができる。
【0056】請求項3の発明は、操作者の指紋により操
作者を判別し、印字制御手段によって、データ記憶手段
に記憶されている操作者の個人データを選択し、印字を
行うようにしているので、操作者を簡単に判別して、操
作者の個人データを選択して印字できる。
【0057】請求項4の発明は、操作者の個人データと
して、操作者の氏名を選択するようにしているので、操
作者の氏名を印字できる。
【0058】請求項5の発明は、操作者に対応した印字
データに基づき印字を行う固定モードと、自由に設定さ
れた印字データに基づき印字を行う自由モードとの切替
えを行うモード切替手段を設けているので、必要に応じ
て、操作者に対応した印字データに基づき印字が行われ
る固定モードと、自由に設定された印字データに基づき
印字が行われる自由モードとを自由に選択することがで
きる。
【0059】請求項6の発明は、操作者が記録媒体上で
手動操作することにより、記録媒体上に印字を行うこと
ができる。
【0060】請求項7の発明は、操作者が記録媒体上に
安置した状態するだけで、印字ヘッドを駆動し、安置面
(記録媒体面)に印字を行うことができる。
【0061】請求項8の発明は、印字ヘッドがインクジ
ェット方式の印字手段であるので、印字リボン等を使用
したワイヤードット方式の場合に比べて、構造が簡単と
なり、装置全体の小型化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る手動型印字装置の外観図で、装置
の通常の状態を示す図である。
【図2】同外観図で、装置上部の可動フレームが押し下
げられた状態を示す図である。
【図3】本発明装置の内部構造を示す断面図で、装置の
通常の状態を示す図である。
【図4】同断面図で、装置上部の可動フレームが押し下
げられた状態を示す図である。
【図5】本発明装置の底面図である。
【図6】本発明装置の印字ヘッド及びガイドレール部分
を示す斜視図である。
【図7】本発明装置の制御系のブロック図である。
【図8】(a)は制御部のデータ保存部に格納されてい
る印字データの一例を示す図、(b)は該印字データに
基づいた本発明装置による印字結果を示す図である。
【図9】操作手順の説明図である。
【図10】手動型印字装置による印字動作のための処理
の流れを示すフローチャート図である。
【符号の説明】
1 手動型印字装置 2 本体ボディ 3 可動フレーム 4 印字ヘッド 7 操作パネル(モード切替手段) 8 指紋センサ(操作者判別手段) 21 制御部 31 CPU 31A 印字制御手段 37 データ保存部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字データを記憶するデータ記憶手段
    と、記録媒体上に印字を行う印字ヘッドと、操作者によ
    り記録媒体で手動操作されることによって、印字データ
    に基づき前記印字ヘッドを移動させて印字を行わせる印
    字制御手段とを備える手動型印字装置であって、 前記操作者を判別する操作者判別手段を備え、 前記印字制御手段は、操作者判別手段よりの信号を受
    け、操作者に対応した印字データを選択し、該印字デー
    タに基づき印字ヘッドを駆動させて印字を行わせるもの
    であることを特徴とする手動型印字装置。
  2. 【請求項2】 前記印字制御手段は、操作者判別手段よ
    りの信号を受け、操作者に対応した印字データを選択す
    ると共に、操作者に対応した印字様式を選択し、その印
    字様式に則って前記印字データの印字を印字ヘッドに行
    わせるものであるところの請求項1記載の手動型印字装
    置。
  3. 【請求項3】 前記操作者判別手段は、操作者の指紋に
    より操作者を判別するものであり、 前記データ記憶手段は、印字データとして操作者の個人
    データを記憶するものであり、 前記印字制御手段は、操作者に対応した印字データとし
    て、操作者の個人データを選択するものであるところの
    請求項1又は2記載の手動型印字装置。
  4. 【請求項4】 前記個人データは、操作者の氏名に関す
    るところの請求項3記載の手動型印字装置。
  5. 【請求項5】 さらに、操作者に対応した印字データに
    基づき印字を行う固定モードと、自由に設定された印字
    データに基づき印字を行う自由モードとの切替えを行う
    モード切替手段を備えるところの請求項1〜4のいずれ
    かに記載の手動型印字装置。
  6. 【請求項6】 操作者が記録媒体上で手動操作すること
    により記録媒体上に印字を行うものであるところの請求
    項1〜5のいずれかに記載の手動型印字装置。
  7. 【請求項7】 操作者が当該装置を記録媒体上に安置し
    た状態で、印字ヘッドを駆動させて安置面に印字を行う
    ものであるところの請求項1〜5のいずれかに記載の手
    動型印字装置。
  8. 【請求項8】 前記印字ヘッドは、インクジェット方式
    の印字手段であるところの請求項1〜7のいずれかに記
    載の手動型印字装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2331820A (en) * 1997-11-27 1999-06-02 Xerox Corp Document platforms
JP2008307795A (ja) * 2007-06-14 2008-12-25 Seiko Epson Corp テープ印刷装置
JP2021084312A (ja) * 2019-11-27 2021-06-03 京セラ株式会社 画像形成方法及びプリンタ
EP4063135A1 (en) 2021-03-22 2022-09-28 Ricoh Company, Ltd. Printing apparatus, information processing system, printing method, and carrier means

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