JPH09300640A - 手動型印字装置 - Google Patents

手動型印字装置

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JPH09300640A
JPH09300640A JP12302396A JP12302396A JPH09300640A JP H09300640 A JPH09300640 A JP H09300640A JP 12302396 A JP12302396 A JP 12302396A JP 12302396 A JP12302396 A JP 12302396A JP H09300640 A JPH09300640 A JP H09300640A
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JP
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movable frame
cap
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JP12302396A
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Inventor
Motoshi Kishi
素志 岸
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Brother Industries Ltd
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Brother Industries Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J3/00Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed
    • B41J3/36Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed for portability, i.e. hand-held printers or laptop printers

Abstract

(57)【要約】 【課題】 印字ヘッドのノズル面を覆うキャップ部材の
着脱が自動的に行われる手動型印字装置を提供する。 【解決手段】 可動フレーム3の突出板3aとキャップ
支持部材15との間に第1のスプリング部材17aを介
装する。第1のスプリング部材17aよりもスプリング
力が弱い第2のスプリング部材17bを、本体ボディ2
の支持板2bとキャップ支持部材15との間に介装す
る。可動フレーム3が押し下げ状態になると、第1のス
プリング部材17aが第2のスプリング部材17bより
もスプリング力が弱いことから、キャップ部材16を印
字ヘッド4のノズル面から簡単に離隔せしめる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スタンプ形式の要
領で印字を行う手動型印字装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば特開平8−67032号公
報に記載されるように、比較的平らな表面であれば、
本、ノート等の空スペースや、紙等で包装された表面や
梱包箱等の表面であっても、記録媒体の移送又は固定の
制約を受けることなく印字が行える装置として、記録媒
体上に底面を接触させて印字を行う底面印字型ハンディ
プリンタが知られている。かかるプリンタは、印字させ
たい記録媒体上に底面を位置決めして置き、あるいは側
面に押し当て、印字開始の指示で、インクジェット印字
ヘッドをスペーシング機構によって記録媒体面に沿って
移動させ、作成又は受け取った印字データに基づいて記
録媒体面への印字が行われるものである。
【0003】このようなプリンタにおいては、印字ヘッ
ドのノズル面が乾燥するのを防止するために、印字を行
わないときには、操作者が手で、印字ヘッドのノズル面
に対し該ノズル面を覆うキャップ部材を着脱可能に装着
するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、そのよ
うなキャップ部材の着脱を、印字を開始する際や印字を
終了する際ごとに、操作者が手で行うのは、極めて面倒
である。
【0005】本発明はかかる点に鑑みてなされたもの
で、印字ヘッドのノズル面を覆うキャップ部材の着脱が
自動的に行われる手動型印字装置を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、記録
媒体上で手動操作されることにより記録媒体上に印字を
行うインクジェット方式の印字ヘッドを備えた手動型印
字装置であって、前記印字ヘッドを収納する本体ボディ
と、該本体ボディに対し移動可能に嵌合された可動フレ
ームと、前記本体ボディの下端縁を記録媒体上に当接さ
せた状態で前記可動フレームが前記付勢手段の付勢力に
抗して押し下げ操作させることにより、印字ヘッドを移
動させると共に、その移動に応じて印字ヘッドによる印
字動作を制御する印字制御手段と、前記印字ヘッドのノ
ズル面を着脱可能に覆うキャップ部材と、該キャップ部
材が取り付けられたキャップ支持部材と、前記可動フレ
ームが押し下げ前の状態にあるとき、前記キャップ支持
部材を、キャップ部材が印字ヘッドのノズル面を着脱可
能に覆うように付勢する一方、可動フレームが押し下げ
状態にあるとき、可動フレームの押し下げ力によって、
前記キャップ支持部材を、キャップ部材が印字ヘッドの
ノズル面から離隔させるスプリング手段とを備える構成
とする。
【0007】請求項1の発明によれば、スプリング手段
によって、可動フレームが押し下げ前の状態にあるとき
には、キャップ支持部材が、キャップ部材が印字ヘッド
のノズル面を着脱可能に覆うように付勢される一方、可
動フレームが押し下げ状態にあるときには、可動フレー
ムの押し下げ力によって、前記キャップ支持部材を、キ
ャップ部材が印字ヘッドのノズル面から離隔せしめられ
る。
【0008】請求項2の発明は、請求項1の手動型印字
装置において、前記スプリング手段が、可動フレームと
キャップ支持部材との間に介装された第1のスプリング
部材と、該第1のスプリング部材よりもスプリング力が
弱く本体ボディとキャップ支持部材との間に介装されて
いる第2のスプリング部材とを有し、該両スプリング部
材の軸線が可動フレームの移動方向にほぼ一致してい
る。
【0009】請求項2の発明によれば、可動フレームが
押し下げ状態になると、第1のスプリング部材が第2の
スプリング部材よりもスプリング力が弱いため、キャッ
プ部材が印字ヘッドのノズル面から離隔せしめられる。
【0010】請求項3の発明は、請求項1又は2の手動
型印字装置において、前記キャップ支持部材が、キャッ
プ部材の、印字ヘッドの移動側にワイパー部材を有す
る。
【0011】請求項3の発明によれば、印字ヘッドが移
動する際、まず、ワイパー部材によってノズル面がワイ
ピングされる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0013】図1は本発明に係る手動型印字装置の、通
常の状態を示す外形図、図2は上部の可動フレームを押
下力Fでもって押し下げた状態を示す図である。
【0014】図1及び図2において、手動型印字装置1
は、四角筒状の本体ボディ2と、該本体ボディ2に対し
て上下動可能に嵌合された可動フレーム3とを有し、使
用者が手で可動フレーム3を上方から押し下げると、そ
の押下力Fによって、装置1内の印字ヘッド4(図3参
照)が、記録紙等の記録媒体上方を水平横移動して印字
が行われるようになっている。
【0015】上記可動フレーム3の上部には、外部のパ
ソコン(ホストコンピュータ)等と印字データの送受信
を行うための赤外通信用のインターフェイス部5が設け
られ、さらに、可動フレーム3の側面部には、電源のO
N・OFFを行う電源スイッチ6、及び印字する印字デ
ータの選択、印字モード等を設定するための操作パネル
7が配設されている。
【0016】図3及び図4はそれぞれ手動型印字装置1
の内部構造を示す断面図で、それぞれ図1及び図2に対
応している。図5は手動型印字装置1の底面図である。
【0017】上記本体ボディ2内の中央には支持板2a
が設けられており、該支持板2aと可動フレーム3との
間にはリターンスプリング10が介設されている。リタ
ーンスプリング10は圧縮コイルスプリングで、可動フ
レーム3を上方へ常時付勢している。
【0018】上記本体ボディ2の下部には、水平横方向
に延びる1対のガイドレール11a、11bが平行に設
けられ、該ガイドレール11a、11bには、ノズルを
備えた印字ヘッド4が水平方向に移動可能に支持されて
いる。印字ヘッド4の上部には、インクタンク12が着
脱可能に設けられ、印字ヘッド4の移動に伴って移動す
るように構成されている。
【0019】可動フレーム3と印字ヘッド4とは、鉛直
方向に対して若干傾斜したリンク部材13を介して連結
されている。リンク部材13の上端部は、可動フレーム
3の支持部材14の長孔部14aに回転可能にかつスラ
イド移動可能に連結される一方、リンク部材13の下端
部は印字ヘッド4に回転可能に連結されている。
【0020】そして、リンク部材13は、可動フレーム
3が最上位置にあるときに(図3参照)、印字ヘッド4
が印字開始位置(図3で右端位置)となるように構成さ
れている。このときのリンク部材13の姿勢は、ガイド
レール11a、11bに対して垂直よりも、図3に示す
ように、若干右上がりに傾くように設定されている。ま
た、リンク部材13は、可動フレーム3が本体ボディ2
に対して押し下げられて最下位置まで達したときに(図
4参照)、印字ヘッド4が印字終了位置(図3で左端)
となるように構成されている。
【0021】また、印字ヘッド4の印字開始位置側にお
いては、キャップ支持部材15が配設され、該キャップ
支持部材15に、印字ヘッド4のノズル面を着脱可能に
覆うキャップ部材16が取り付けられている。
【0022】前記キャップ支持部材15には、スプリン
グ手段17が連係され、該スプリング手段17によっ
て、可動フレーム3が押し下げ前の状態(図3参照)に
あるとき、キャップ部材16が印字ヘッド4のノズル面
を着脱可能に覆うようにキャップ支持部材15が付勢さ
れる一方、可動フレーム3が押し下げ状態(図6参照)
にあるとき、可動フレーム3の押下力Fによって、キャ
ップ部材16が印字ヘッド4のノズル面から離隔させる
ようになっている。
【0023】前記スプリング手段17は、可動フレーム
3の突出板3aとキャップ支持部材15との間に介装さ
れた第1のスプリング部材17aと、該第1のスプリン
グ部材17aよりもスプリング力が弱く本体ボディ2の
支持板2bとキャップ支持部材15との間に介装されて
いる第2のスプリング部材17b,17bとを有し、該
両スプリング部材17a及び17b,17bの軸線が可
動フレーム3の移動方向にほぼ一致している。
【0024】また、前記キャップ支持部材15は、キャ
ップ部材16の、印字ヘッド4の移動側にワイパー部材
18を有する。
【0025】従って、使用者により、可動フレーム3が
押し下げられると、第2のスプリング部材17b,17
bのスプリング力が第1のスプリング部材17aのスプ
リング力よりも弱いことから、図6に示すように、ま
ず、第2のスプリング部材17b,17bが撓み、キャ
ップ部材16が印字ヘッド4のノズル面から離れる。
【0026】そして、そのリンク部材13に作用する押
下力Fの水平方向の分力が、リンク部材13を通じて印
字ヘッド4に作用し、印字ヘッド4を水平方向に押圧す
るので、印字ヘッド4が、図7に示すように、ワイパー
部材18によって、印字ヘッド4のノズル面がワイピン
グされ、その後、図8に示すように、ガイドレール11
a、11bに沿って水平方向へ移動せしめられ、所定の
印字が行われる。
【0027】印字終了後は、リターンスプリング10の
作用により可動フレーム3が復帰し、その動きに応じて
印字ヘッド4もガイドレール11a,11bを逆走して
初期停止位置まで移行する。そして、その位置において
再びキャップ部材16によりノズル面がキャッピングさ
れる。尚、前記キャッピングがなされる直前において
も、前述したワイパー部材18により、印字ヘッド4の
ノズル面がワイピングされるようにしてもよい。
【0028】尚、本体ボディ2内には、装置の全体的な
動作を制御する制御回路21、及び電源22が配設され
ている。これらは可動フレーム3が最下位置にあるとき
でも、図4に示すように、可動フレーム3と接触しない
ように設けられている。
【0029】次に、印字ヘッド4、リンク部材13、及
びガイドレール11a、11b部分の構造について、図
9を用いて説明する。尚、図9は印字ヘッド4及びガイ
ドレール11a、11b部分を示す斜視図である。
【0030】印字ヘッド4は、その両側部にガイドレー
ル11a、11bが貫通することで、ガイドレール11
a、11bに沿って移動可能に保持されている。この印
字ヘッド4のガイドレール11a、11bに沿った移動
は、使用者が可動フレーム3を押し下げる力がリンク部
材14によって印字ヘッド4に伝達されて行われる。
【0031】ガイドレール11bには複数の磁性体が連
続的に着磁されており、印字ヘッド4のガイドレール1
1bとの接触部には、この磁性体の数を電気パルス信号
の間隔に変換し、印字ヘッド4の移動量を検出する磁気
エンコーダ23が設けられている。尚、印字ヘッド4
は、インク供給路12aによりインクタンク12と連結
している。
【0032】図10は手動型印字装置1の制御系のブロ
ック図である。手動型印字装置1全体の制御を行うCP
U31には、インターフェイス部5を介して、パソコン
(図示せず)が連係されるようになっている。また、決
められたプログラムに沿って各機能ブロックを制御する
ための制御プログラムを記憶したROM32、インター
フェイス部5を介して入力されたパソコンからの印字デ
ータ等を記憶するためのRAM33、及び上述した操作
パネル7が接続されている。また、ガイドレール11b
に着磁された磁性体数を計測するエンコーダ23からの
パルスが、位置検出回路34に入力され、印字ヘッド4
の記録媒体との相対的な位置が検出される。さらに、エ
ンコーダ23からのパルスの周期に基づいて速度検出回
路35により印字ヘッド4の移動速度が検出される。こ
れら位置検出回路34及び速度検出回路35の検出信号
はCPU31に入力される。また、CPU31は、印字
ヘッド4を駆動するためのヘッドドライバ36の駆動を
制御する。尚、複数種の印字データが格納されたデータ
保存部37(記録手段)もCPU31に接続されてい
る。
【0033】以上の構成からなる手動型印字装置1の動
作について説明する。
【0034】手動型印字装置1は、ROM32に記憶さ
れた予め決められたプログラムに沿って動作される。印
字データの設定は、操作パネル7で印字を行うモードが
選択された場合に、CPU31によって行なわれる。印
字データは、パソコンから赤外線信号によりインタフェ
ース部5を介して入力されるか、データ保存部37に記
憶されている複数の印字データの内から読み込まれるこ
とにより設定され、設定された印字データは一旦RAM
33に記憶される。
【0035】CPU31は、操作パネル7から印字開始
信号を受け取ると、印字データがRAM33に記憶され
ていることを確認した後、手動型印字装置1を印字スタ
ンバイ状態にする。
【0036】次に、使用者により可動フレーム3が、リ
ンク部材13とガイドレール11a、11bからなるリ
ンク機構のバラツキ等を吸収し得るだけの所定量だけ押
し下げられると、前述の通り、まず、キャップ部材16
が印字ヘッド4のノズル面から離れ、続いて、この操作
による押下力Fがリンク部材13により印字ヘッド4に
伝達される。これによって、印字ヘッド4が、ガイドレ
ール11a、11bに沿って水平横方向に移動を開始
し、印字データに基づく印字動作が開始される。
【0037】この印字ヘッド4の移動量は、磁気エンコ
ーダ23を介して検出され、その検出信号がCPU31
に送られる。CPU31はこの検出信号が示す印字ヘッ
ド4の位置に応じて印字データの出力制御を行って印字
ヘッド5を駆動することで記録媒体上に印字が行われ
る。従って、印字ヘッド4の記録媒体上での移動速度が
不均一でも、記録媒体に対しては常に均一な印字を行う
ことができる。
【0038】次に、パソコンによる印字データの作成に
ついて図8を用いて説明する。
【0039】図11(a)はパソコンの画面上での印字デ
ータの作成を示す図、図11(b)は該印字データに基づ
いた手動型印字装置1による印字結果を示す図である。
印字データは、印字しようとする文字の他、連番(通し
番号)及び日付の印字位置がパソコンにおいて設定され
た後、手動型印字装置1に送られる。連番及び日付は、
パソコンにおいて埋め込みマーク(図11(a)参照)が
設定されることによって印字位置が設定され、手動型印
字装置1において、この埋め込みマーク部分に連番及び
日付が印字される(図11(b)参照)。尚、データ保存
部37にも、複数の印字データが記憶されており、使用
者が操作パネル7を操作してデータ保存部37から所望
の印字データを呼び出し、その呼び出した印字データに
基づいて印字を行うことも可能である。
【0040】続いて、図12に沿って操作手順について
説明する。
【0041】まず、新規印字であるか否かを判断し(ス
テップS1)、新規印字であれば、パソコンにより前述
したように印字データを作成し(ステップS2)、印字
装置に転送し(ステップS3)、前回の印字と同じであ
るか否かを判断する(ステップS4)一方、新規印字で
ない場合は、直ちにステップS4の判断を行う。
【0042】それから、前回の印字と同じなければ、印
字データを変更する必要があるので、印字データの呼び
出しを設定し(ステップS5)、印字を行う(ステップ
S6)が、前回の印字と同じであれば、変更の必要がな
いので、ステップS6に移行して直ちに印字を行う。
【0043】次に、手動型印字装置1による印字動作の
ための処理の流れについて図13を参照して説明する。
【0044】まず、電源スイッチ6がONとされ、印字
動作が開始されると、パソコンからの通信があるか否か
を判断する(ステップS11)。この通信があった場合
は、パソコンから印字データが転送され、この印字デー
タをRAM26に格納するほか、使用者により選択され
た印字モードが設定される(ステップS12)。ステッ
プS11で通信がない場合は、使用者による操作パネル
7のキー操作があるか否かが判断され(ステップS1
3)、キー操作がある場合は、使用者によるキー操作に
対応した動作、即ち、データ保存部37から印字データ
の読み出し、及びこの印字データのRAM33への格納
等が行われる(ステップS14)。
【0045】ステップS3で使用者による操作パネル7
のキー操作がない場合には、使用者により可動フレーム
3が所定量押し下げられたか否かを判断する(ステップ
S15)。所定量押し下げられた場合は、RAM33に
格納されている印字データが展開され(ステップS1
6)、磁気エンコーダ23からの信号が示すタイミング
に基づいて印字ヘッド4により印字が行われる(ステッ
プS17)。
【0046】それから、可動フレーム3が最下点まで押
し下げられて全印字が終了した否かが判断され(ステッ
プS18)、全印字が終了している場合には、可動フレ
ーム3が初期位置まで復帰しているか否かを判断し(ス
テップS19)、復帰していれば、ステップS11の処
理に戻る。
【0047】尚、本発明は、上記実施の形態に限られ
ず、種々の変形が可能である。例えば、上記実施の形態
では、手動型印字装置1は単色の印字を行うものとされ
ているが、多色印字を行うものとしてよい。この場合に
は、印字毎に色を変更することができる。また、上記実
施の形態においては、手動型印字装置1にはインクジェ
ット方式が採用されているが、必ずしもインクジェット
方式に限定されるものではなく、他の印字方式を採用し
てもよい。
【0048】また、上記実施の形態においては、リター
ンスプリング10を可動フレーム3の復帰のために別途
設けたが、第1のスプリング部材17aによる付勢力が
十分であれば、第1のスプリング部材17aがそれを兼
ねることは可能であり、省略することもできる。但し、
その際には、可動フレーム3の復帰がスムーズに行われ
るようなバランスをとってやる必要がある。
【0049】
【発明の効果】請求項1の発明は、上記のように、スプ
リング手段によって、可動フレームが押し下げ前の状態
にあるときには、キャップ支持部材を、キャップ部材が
印字ヘッドのノズル面を着脱可能に覆うように付勢する
一方、可動フレームが押し下げ状態にあるときには、可
動フレームの押下力によって、前記キャップ支持部材
を、キャップ部材が印字ヘッドのノズル面から離隔せし
められるようにしているので、操作者の手作業によら
ず、印字ヘッドに対するキャップ部材の着脱を自動的に
行うことができる。
【0050】請求項2の発明は、スプリング手段を、可
動フレームとキャップ支持部材との間に介装された第1
のスプリング部材と、該第1のスプリング部材よりもス
プリング力が弱く本体ボディとキャップ支持部材との間
に介装されている第2のスプリング部材とにより構成す
るようにしているので、可動フレームが押し下げ状態に
なると、第1のスプリング部材が第2のスプリング部材
よりもスプリング力が弱いことから、キャップ部材を印
字ヘッドのノズル面から簡単に離隔せしめることができ
る。
【0051】請求項3の発明は、キャップ支持部材にお
いて、キャップ部材の、印字ヘッドの移動側にワイパー
部材を設けているので、印字ヘッドが移動する際、ま
ず、ワイパー部材によってノズル面をワイピングするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る手動型印字装置の外観図で、装置
の通常の状態を示す図である。
【図2】同外観図で、装置上部の可動フレームが押し下
げられた状態を示す図である。
【図3】本発明装置の内部構造を示す断面図で、装置の
通常の状態を示す図である。
【図4】同断面図で、装置上部の可動フレームが押し下
げられた状態を示す図である。
【図5】本発明装置の底面図である。
【図6】本発明装置の動作の説明図である。
【図7】本発明装置の動作の説明図である。
【図8】本発明装置の動作の説明図である。
【図9】本発明装置の印字ヘッド及びガイドレール部分
を示す斜視図である。
【図10】本発明装置の制御系のブロック図である。
【図11】(a)はパソコンの画面上での印字データの
作成を示す図、(b)は該印字データに基づいた本発明
装置による印字結果を示す図である。
【図12】本発明装置の操作手順の説明図である。
【図13】本発明装置による印字動作のための処理の流
れを示すフローチャート図である。
【符号の説明】
1 手動型印字装置 2 本体ボディ 3 可動フレーム 4 印字ヘッド 15 キャップ支持部材 16 キャップ部材 17 スプリング手段 17a 第1のスプリング部材 17b 第2のスプリング部材 18 ワイパー部材 31 CPU(印字制御手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体上で手動操作されることにより
    記録媒体上に印字を行うインクジェット方式の印字ヘッ
    ドを備えた手動型印字装置であって、 前記印字ヘッドを収納する本体ボディと、 該本体ボディに対し移動可能に嵌合された可動フレーム
    と、 前記本体ボディの下端縁を記録媒体上に当接させた状態
    で前記可動フレームが前記付勢手段の付勢力に抗して押
    し下げ操作させることにより、印字ヘッドを移動させる
    と共に、その移動に応じて印字ヘッドによる印字動作を
    制御する印字制御手段と、 前記印字ヘッドのノズル面を着脱可能に覆うキャップ部
    材と、 該キャップ部材が取り付けられたキャップ支持部材と、 前記可動フレームが押し下げ前の状態にあるとき、前記
    キャップ支持部材を、キャップ部材が印字ヘッドのノズ
    ル面を着脱可能に覆うように付勢する一方、可動フレー
    ムが押し下げ状態にあるとき、可動フレームの押し下げ
    力によって、前記キャップ支持部材を、キャップ部材が
    印字ヘッドのノズル面から離隔させるスプリング手段と
    を備えることを特徴とする手動型印字装置。
  2. 【請求項2】 前記スプリング手段は、可動フレームと
    キャップ支持部材との間に介装された第1のスプリング
    部材と、該第1のスプリング部材よりもスプリング力が
    弱く本体ボディとキャップ支持部材との間に介装されて
    いる第2のスプリング部材とを有し、該両スプリング部
    材の軸線が可動フレームの移動方向にほぼ一致している
    ところの請求項1記載の手動型印字装置。
  3. 【請求項3】 前記キャップ支持部材は、キャップ部材
    の、印字ヘッドの移動側にワイパー部材を有するところ
    の請求項1又は2記載の手動型印字装置。
JP12302396A 1996-05-17 1996-05-17 手動型印字装置 Pending JPH09300640A (ja)

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Cited By (8)

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