JP3249574B2 - スタンプ作成装置 - Google Patents

スタンプ作成装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、像形成手段により、文
字やマークなどの像を印材としての感熱性孔版原紙に形
成し、その像を被転写紙に転写するスタンプ作成装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】最近、インクを含浸した含浸体を感熱性
孔版原紙で覆った孔版印刷用原板を製版装置内に挿入し
て加熱装置で前記原紙を加熱穿孔して鏡像を形成し、こ
の孔版印刷用原板をスタンプブロックに取付けて印刷紙
上にスタンプして含浸体内のインクを原紙の穿孔部分か
ら滲み出させて正像を形成するようにしたスタンプ装置
が出現している。
【0003】かかるスタンプ装置は、スタンプ像を形成
するためのデータを入力するデータキーボード、入力デ
ータを表示する液晶ディスプレイを有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、液晶デ
ィスプレイの表示分解能と、加熱装置をなすサーマルヘ
ッドにより熱穿孔された穿孔分解能とでは大きな差があ
り、液晶ディスプレイの表示分解能の方が粗い。したが
って、キーボードにてデータを入力後、どのようにスタ
ンプ像が形成されているか確認しようとしても、液晶デ
ィスプレイ上の表示では、概略のスタンプ像の配置程度
しかわからなく、結局、確認するためには、試し押しを
するか、スタンプ面を見て判断するかであり、もし、形
成された像が満足いかなければ、その孔版印刷用原板を
捨てなければならないという問題点があった。
【0005】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、印材としての孔版印刷用原板
無駄にすることなく、スタンプ像が確認できるスタンプ
作成装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題解決するための手段】本発明は、インクを含浸し
た含浸体を感熱性孔版原紙で覆った孔版印刷用原板であ
印材を製版装置内に送り込んで加熱装置により前記原
紙を加熱穿孔してスタンプ像を作成するスタンプ作成装
置において、前記製版装置内に前記印材が挿入された
か、前記印材のスタンプ像を確認するための感熱記録シ
ートが挿入されたかを判断するための判別装置と、この
判別装置からの判別信号に基づいて前記印材としての孔
版印刷用原板の感熱性孔版原紙に鏡像が形成されるよう
に前記加熱装置を駆動する第1モードと前記スタンプ像
を確認するための感熱記録シートに正像が形成されるよ
うに前記加熱装置を駆動する第2モードとを選択制御す
る制御装置を備えるように構成した。
【0007】また、前記判別装置は、孔版用印刷原板と
感熱記録シートとの形状的な相違点 を検出することで、
孔版用印刷原板が挿入されたか感熱記録シートが挿入さ
れたかを判別するようにしても良い。
【0008】
【作用】前記判別装置は、印材としての孔版印刷用原板
と感熱記録シートの厚さ又は幅等の差を検知することに
より印材が製版装置内に挿入されたか、感熱記録シート
が挿入されたかを判別し、制御装置は、印材が検知され
た場合には、第1モードを選択して、前記サーマルヘッ
ド等の加熱装置を印材としての孔版印刷用原板の孔版原
上にスタンプ像の鏡像が形成されるように駆動させ、
感熱記録シートが検知された場合には、第2モードを選
択して前記加熱装置を感熱記録シート上にスタンプ像の
正像が形成されるように入力された像の末尾のドットデ
ータから出力させるように駆動させる。
【0009】また、前記判別装置は、印材としての孔版
印刷用原板と感熱記録シートの厚さ又は幅等の差だけで
なく、孔版用印刷原板と感熱記録シートとの形状的な相
違点を検出することで、孔版用印刷原板が挿入されたか
感熱記録シートが挿入されたかを判別する。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例につ
いて説明する。
【0011】本発明のスタンプ装置は製版装置12と、
スタンプブロック140からなっている。前記製版装置
12は、カバー14の上面に文字またはファンクション
入力をするためのキーボード16、そのキーボード16
からの入力にしたがって文字などを表示する液晶ディス
プレイ18、電源のオンまたはオフを指示するためのオ
ンオフキー20、および製版を指示するための製版キー
22が備わっている。前記カバー14の後部上面には、
前記スタンプブロック140を配置するスタンプ収納部
26が設けてある。さらに、その右側には薄い感熱記録
シート200を印刷後に排出する排出案内トレイ30が
設けられ、装置内部の製版機構部から排出口28を通し
てつながっている。カバー14の側面には孔版印刷用原
板120および感熱記録シート200を製版および記録
する際に装着するための挿入口24が設けてある。な
お、前記感熱記録シート200は、従来、一般のサーマ
ルヘッドでの印刷に使用される感熱紙を孔版印刷用原板
120のサイズに合わせてカットしたものである。
【0012】前記孔版印刷用原板120は図2に示すよ
うに、感熱性孔版原紙122と、セパレータ124と、
インクが含浸した多孔性支持体である不織布126と、
その不織布126を取り囲むような開口部127を有す
る枠体128と、インク不透過性の基材であるフィルム
130から構成されている。枠体128には、中央部に
不織布126の大きさに応じた開口部127と、セパレ
ータ124の抜き取り用の角穴129が形成されてい
る。そして、枠体128の上面には感熱性孔版原紙12
2を接着するための接着剤132が四辺に塗布されてい
る。なお、符号134は接着剤層であり、セパレータ1
24は、感熱性孔版原紙122と不織布126との間に
配置されており、セパレータ124の端部は、枠体12
8に設けられた角穴129を通され、更に枠体128と
フィルム130の間を通され、孔版印刷用原板120の
外部に突出されている。孔版印刷用原板120には、サ
ーマルヘッド等の加熱装置により感熱性孔版原紙122
の熱可塑性フイルムを加熱溶融することにより穿孔画像
が形成される。このようにして製版された孔版印刷用原
板120からセパレータ124を引き出した後、図3に
示すグリップを備えたスタンプブロック140に孔版印
刷用原板120は装着される。スタンプブロック140
は、把手部142とクッション層144、粘着剤層14
6とから構成されている。そして、孔版印刷用原板12
0が装着された状態でスタンプブロック140を印刷用
紙に対して押圧することにより不織布126が圧縮され
含浸されたインクが印面の穿孔部分より滲み出て印刷用
紙上にインクを転写する。
【0013】図4において、挿入口24の内側には、前
記原板120および感熱記録シート200のいずれかが
挿入されたときにそれを検知する挿入検出スイッチ50
が取付けられている。このスイッチ50の下方には、サ
ーマルヘッド32を支持する放熱板と一体になった支持
板36が図示しない駆動機構により揺動自在に設けら
れ、このサーマルヘッド32はプラテン34と協働す
る。前記支持板36の先端には、アーム40が連結さ
れ、このアーム40の先端には押上げローラ38が回転
自在に支持され、この押上げローラ32はシート送りロ
ーラ42と協働する。前記アーム40は支持板36に枢
着され、図示しないバネ力によって押上げローラ38を
常時上方へ押上げるように作用している。
【0014】前記支持板36の基部近傍には、感熱シー
ト判別スイッチ48(判別装置)が設けられ、感熱シー
ト判別スイッチ48は薄い感熱記録シート200が挿入
口24から挿入されたときに前記支持板36は上方に揺
動するのでONするが、孔版印刷用原板120が挿入口
24から挿入されたときには、前記支持板36は図の点
線位置をとり上方に揺動しないのでオフしたままであ
る。
【0015】前記送りローラ42はこれに近接した押上
げローラ38と協働して感熱記録シート200を前記排
出口28に送り出し、送りローラ42の図上左側には孔
版印刷用原板120を送り出す送りローラ44が設けら
れている。押上げローラ38によって送り出された原板
120は、スタンプ収納部26の底部の定位置に送りロ
ーラ46a,46bによってガイドされる。
【0016】図5は孔版印刷用原板120の製版状態を
示している。装置に挿入された孔版印刷用原板120は
図中矢印Bの位置の図示しない停止機構によって停止装
着される。このときサーマルヘッド32は図中点線で示
す位置で待機状態にあり、このとき感熱記録シート判別
スイッチ48はオフしている。前記装着状態から製版キ
ー22が押下されると支持板36が図示しないモーター
の駆動力によって回転しサーマルヘッド32が実線の位
置へ持ち上げられる。この状態では孔版印刷用原板12
0はプラテン34とサーマルヘッド32に挟まれてい
る。しかし、感熱記録シート判別スイッチ48はオフの
ままである。このとき前記感熱記録シート判別スイッチ
48のオフによってサーマルヘッド32を後述する第2
モードに従って発熱駆動する。
【0017】前記サーマルヘッド32のプラテンへの押
し付け動作終了後プラテン34と原板送りローラ44
は、図示しないモータの駆動力によって送り方向へ回転
を開始する。送りローラ44は回転時の送り速度がプラ
テン34よりも若干速く、摩擦力はプラテン34より弱
く設定されており、孔版印刷用原板120が送りローラ
44とプラテン34の間でたるまず、プラテン34の送
り速度にならうようになっている。サーマルヘッド32
には、プラテン34の移転の1ステップ毎にキー入力に
よって編集された第1のモータの製版データが、1ライ
ン毎のドット情報として送られてきて発熱体が選択的に
発熱して孔版印刷用原板120を熱穿孔して製版を行な
う。製版終了後もプラテン34および送りローラ44
は、孔版印刷用原板120を送り続け最終的に送りロー
ラ46a,46bによってスタンプ部材140の下へ送
り出す。その後、送り動作を終了してサーマルヘッド3
2は点線の位置へ戻されて動作が完了する。
【0018】図6は感熱記録シート200の記録状態を
示している。まず、装置に挿入された感熱記録シート2
00は図中矢印Bの位置の図示しない停止機構によって
停止し装着される。このときサーマルヘッド32は図中
点線で示す位置で待機状態であり感熱記録シート判別ス
イッチ48はオフしている。前記装着状態から製版キー
22が押下されると支持部材36が図示しないモータの
駆動力によって回転しサーマルヘッド32が実線の位置
へ持ち上げられる。この状態では感熱記録シート判別ス
イッチ48はオンし、さらに押上げローラ38はシート
送りローラ42と接している。このとき前記感熱記録シ
ート判別スイッチ48のオンによって後述する第2のモ
ードに従ってサーマルヘッド32を発熱駆動する。
【0019】前記サーマルヘッド32のプラテンへの押
し付け動作終了後、プラテン34とシート送りローラ4
2は図示しないモータの駆動力によって送り方向へ回転
を開始する。シート送りローラ42は回転時の送り速度
がプラテン34よりも若干速く、摩擦力はプラテン34
より弱く設定されており感熱記録シート200が送りロ
ーラ42とプラテン34の間でたるまず、プラテン34
の送り速度にならうようになっている。サーマルヘッド
32には、プラテン34の回転の1ステップ毎にキー入
力によって編集された印刷データが、1ライン毎のドッ
ト情報として送られてきて発熱体が選択的に発熱して感
熱記録シート200を発色させ記録を行なう。記録終了
後もプラテン34およびシート送りローラ42は感熱記
録シート200を送り続け、排出案内トレイ30へ送り
出す。その後、送り動作を終了してサーマルヘッド32
は点線の位置へ戻されて動作が完了する。
【0020】次に本発明の加熱手段であるサーマルヘッ
ド32を駆動する第1のモードと第2のモードに付いて
説明する。
【0021】図7はサーマルヘッド32が被加熱素材5
6に当接した状態で被加熱素材56が矢印の方向へ相対
移動するところを示している。ここで被加熱素材56は
本実施例では、孔版印刷用原板120または感熱記録シ
ート200である。被加熱素材56が矢印方向へステッ
プ的に順次送られるが、各ステップで編集された所望の
記録または製版に対応したドットデータがサーマルヘッ
ド32の発熱体の並びへ送られる。前記データが確定し
た後、特定時間の間データに対応した発熱体が駆動され
ることで被加熱素材56の所望の位置に熱が印加され
る。各送りステップで前記の動作が繰り返されて最終的
に記録または製版が完了する。本発明の第1のモードで
製版したパターンが図8の(a)に示すもので正面から
みると鏡像になってる。これはスタンプ面となるパター
ンであるためこのパターンにしたがって穿孔された穴か
らインクが印刷用紙に転写されて正像の印刷が得られる
ことになる。
【0022】本発明の第2のモードで感熱記録シート2
00を記録したのが、図8の(b)に示すパターンであ
る。第2のモードの印刷は正像ではあるが印刷範囲の末
尾から印刷されていることを示している。これは図9に
示すように排出口28から排出された記録済みの感熱記
録シート200が排出案内トレイ30上でそのまま正像
となるものである。
【0023】また、本実施例においては、入力機器をキ
ーボードとしたが、図示しない受信端子にパーソナルコ
ンピュータなどから文字やマークのデータを入力し、先
述の手順にて製版するスタンプ装置も可能である。
【0024】次に、図10に示すブロック図に基づい
て、本実施例のスタンプ装置の制御系について説明す
る。
【0025】前記キーボード16は、マイクロコンピュ
ータ(以下、マイコンと称す)60の入出力インターフ
ェース62に接続されている。さらに、検出回路88に
は被加熱素材の挿入を検出する挿入検出スイッチ50お
よび前記被加熱素材が孔版印刷用原板120か感熱記録
シート200かを判別する感熱シート判別スイッチ48
が接続されており、この検出回路88はマイコン60の
入力インターフェース78につながっている。入出力イ
ンターフェース62および入力インターフェース78
は、バスライン98により制御装置を構成するCPU8
6、ROM64、RAM70、孔版印刷用原板120の
熱穿孔および感熱記録シート200の記録用の製版印刷
用CG−ROM82、液晶ディプレイ18の表示用CG
−ROM84、出力インターフェース80に接続されて
いる。
【0026】ROM64は、本製版装置12の全体の作
動を制御するプログラムを記憶しているプログラムメモ
リ66および仮名・漢字変換などに用いられる辞書メモ
リ68を備えている。ROM70は、キーボード16か
ら入力されるデータを記憶する入力バッファ72、孔版
印刷用原板120を熱穿孔、または感熱記録シート20
0に記録するためのデータを記憶する編集バッファ7
4、シフトレジスタ76に加えて必要なカウンタやレジ
スタを備えている。
【0027】製版印刷用CG−ROM82は、入力され
たキャラクタのコードデータに基づいてドットパターン
を発生するものであり、表示用CG−ROM84は、液
晶ディスプレイ18に表示すべき表示用のドットパター
ンを発生するものである。
【0028】出力インターフェース80には、サーマル
ヘッド駆動回路90、モータ駆動回路92、およびディ
スプレイ駆動回路96が接続され、それぞれにサーマル
ヘッド32、搬送、ヘッド押し付け、および搬送を兼ね
たモータ94、および液晶ディスプレイ18が接続され
ている。
【0029】本発明のスタンプ装置の制御方法における
メインプログラムの流れを図11を用いて説明する。
【0030】先ず、スタート後S101でCPU86周
辺の初期状態を設定してS102へ処理が移行する。S
102でキーボード16のキースキャンを行い、入力が
あると入力されたキーがキャラクタかどうかをS103
で判断する。キャラクタ入力であればS104でデータ
入力処理を行い、さらにS105で液晶ディスプレイ1
8に入力されたキャラクタの表示を行なってキースキャ
ンS102へ戻る。もし、S103でキャラクタでなけ
ればS106で製版キー22を押下したかどうかを判断
する。製版キー22が押下されたならばS107で他の
処理を行なってS102へ戻る。もし製版キー22が押
下されていなければS108で挿入検出スイッチ50が
オンしているかどうかを判断する。もし、オンしていな
ければS109で孔版印刷用原板120または、感熱記
録シート200を装着するように液晶ディスプレイ18
に表示を出してS102に戻る。
【0031】S108で挿入検出スイッチ50がオンし
ていればS110でサーマルヘッド32を押し上げて原
紙を挟み込むようにモータ94を駆動する。つぎにS1
11で感熱シート判別スイッチ48がオンしているかど
うかを判別する。もしオンしていれば感熱記録シート2
00が挿入されていると判断してS118へ移行する。
逆にオフしていれば孔版印刷用原板120が挿入されて
いると判断してS112へ移行する。
【0032】S112では穿孔用の鏡像データを編集し
S113で製版ライン数をセットする。次に、S114
でモータ94の1ステップ送りと製版用に編集処理され
たドットパターンに従ってサーマルヘッド32の駆動に
より孔版印刷用原板120の穿孔処理を1ライン分行な
い、S115で製版ライン数から1を引いて残りの製版
ライン数を記憶する。
【0033】つぎに、S116で製版ライン数が0かど
うか判断する。0でなければS114の処理へ戻り前記
の処理を製版ライン数が0になるまで繰り返す。
【0034】ここで製版ライン数が0になると孔版印刷
用原板120の穿孔は終了している。そしてS117で
孔版印刷用原板120をスタンプブロック140の真下
へ送り出す送り出し処理をしてS102へ戻る。
【0035】S118では印刷用の正像データを末尾か
ら編集しS119で印刷ライン数をセットする。次に、
S120でモータ94の1ステップ送りと印刷用に編集
処理されたドットパターンに従ってサーマルヘッド32
の駆動により感熱記録シート200の記録処理を1ライ
ン分行ない、S121で記録ライン数から1を引いて残
りの記録ライン数を記憶する。
【0036】つぎに、S122で記録ライン数が0かど
うか判断する。0でなければS120の処理へ戻り前記
の処理を記録ライン数が0になるまで繰り返す。
【0037】ここで、記録ライン数が0になると感熱記
録シート200の記録は終了している。そしてS123
で感熱記録シート200を排出案内トレイ30へ送り出
す送り出し処理をしてS102へ戻る。
【0038】なお、判別装置は図12のように形成して
もよい。すなわち、図12に示すように感熱記録シート
200の先端片側を少し幅狭に形成し、前記感熱記録シ
ート200をストッパ20の位置迄で挿入口24から挿
入したときに前記幅狭い部分に対応するガイド板gの近
傍位置にセンサ260を設け、孔版印刷用原板120の
ときにこのセンサ260をONさせて、これにより感熱
記録シート200か孔版印刷用原板120かを判別して
もよい。
【0039】また、反対側のガイド板gからセンサ27
0を内側に臨ませ、このセンサ270により挿入検出を
行なってもよい。
【0040】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、装
置内に挿入される被処理体が何かを判断でき、これに応
じてサーマルヘッドの駆動方式を選択できるので、スタ
ンプ像を容易に確認でき、印材としての孔版印刷用原板
を無駄にすることなく、そして、スタンプ作成装置を安
価にすることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスタンプ作成装置の概略を示す斜視図
である。
【図2】本発明に使用する孔版印刷用原板の分解斜視図
である。
【図3】本発明に使用するスタンプブロックの側面図で
ある。
【図4】スタンプ作成装置の製版機構部の断面図であ
る。
【図5】孔版印刷用原板の製版時の概略側面図である。
【図6】感熱記録シートの記録時の概略断面図である。
【図7】サーマルヘッドが被加熱素材に当接した状態を
示す図である。
【図8】本発明の第一のモードで製版した時と第二のモ
ードで記録した時の出力を示す図である。
【図9】第二のモードで記録した感熱記録シートの実際
の出力状態を示す図である。
【図10】本発明の電子制御部のブロック図である。
【図11】本発明に使用する孔版印刷用原板の分解斜視
図である。
【図12】本発明に係る判別装置の他の実施例説明図で
ある。
【図13】本発明に係る判別装置の他の実施例説明図で
ある。
【符号の説明】
12…製版装置 22…製版キー 28…排出口 30…排出案内トレイ 32…サーマルヘッド 34…プラテン 42…シート送りローラ 44…送りローラ 48…感熱記録シート判別スイッチ 200…感熱記録シート 60…マイクロコンピュータ 120…孔版印刷用原板 140…スタンプブロック
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−225068(JP,A) 特開 平4−226778(JP,A) 特開 昭61−72590(JP,A) 実開 平4−33540(JP,U) 実開 昭62−182740(JP,U) 実開 平5−88939(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41L 13/02 B41C 1/055 511 B41N 1/24 102

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクを含浸した含浸体を感熱性孔版原
    紙で覆った孔版印刷用原板である印材を製版装置内に送
    り込んで加熱装置により前記原紙を加熱穿孔してスタン
    プ像を作成するスタンプ作成装置において、 前記製版装置内に前記印材が挿入されたか、前記印材の
    スタンプ像を確認するための感熱記録シートが挿入され
    たかを判別するための判別装置と、この判別装置からの
    判別信号に基づいて前記印材としての孔版印刷用原板の
    感熱性孔版原紙に鏡像が形成されるように前記加熱装置
    を駆動する第1モードと前記スタンプ像を確認するため
    の感熱記録シートに正像が形成されるように前記加熱装
    置を駆動する第2モードとを選択制御する制御装置を備
    えたことを特徴とするスタンプ作成装置。
  2. 【請求項2】 前記判別装置は、孔版用印刷原板と感熱
    記録シートとの形状的な相違点を検出することで、孔版
    用印刷原板が挿入されたか感熱記録シートが挿入された
    かを判別することを特徴とする請求項1記載のスタンプ
    作成装置。
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