JPH09299404A - 使い捨ておむつ - Google Patents

使い捨ておむつ

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JPH09299404A
JPH09299404A JP8121611A JP12161196A JPH09299404A JP H09299404 A JPH09299404 A JP H09299404A JP 8121611 A JP8121611 A JP 8121611A JP 12161196 A JP12161196 A JP 12161196A JP H09299404 A JPH09299404 A JP H09299404A
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JP
Japan
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elastic
group
diaper
flap
flaps
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Application number
JP8121611A
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English (en)
Inventor
Shinya Sato
信也 佐藤
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Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 装着時の操作性に優れ、且つ装着中における
フィット性に優れた使い捨ておむつを提供する。 【解決手段】 液透過性の表面シート、液不透過性の裏
面シート、及びこれら両シート間に介在する液保持性の
吸収体を有し、使用時に着用者の腹側に位置する腹側部
及び背中側に位置する背側部が形成されている、本発明
の展開型の使い捨ておむつは、上記背側部の左右両側縁
には、それぞれフラップが連設されており、左右の該フ
ラップの少なくとも何れか一方における先端部には、フ
ラップ止着部が設けられており、該フラップ止着部によ
り、左右の該フラップを着用者の腹側において止着する
ことができるようになしてあり、上記腹側部には、その
左右両側におむつ止着部が設けられており、該おむつ止
着部を上記フラップに当接させておむつの止着ができる
ようになしてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フィット性に優れ
た展開型の使い捨ておむつに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来よ
り、液透過性の表面シート、液不透過性の裏面シート、
及びこれら両シート間に介在する液保持性の吸収体を有
し、使用時に着用者の腹側に位置する腹側部及び背中側
に位置する背側部が形成されている、いわゆる展開型の
使い捨ておむつが、広く用いられている。
【0003】しかし、従来の展開型の使い捨ておむつ
は、背側部の左右両側縁に設けられたテープファスナー
を、腹側部の裏面シートの表面側に貼着することによ
り、おむつの止着を行うものであったため、特に立った
ままで装着する際における操作性が悪く、また、装着中
におけるフィット性が悪いため、装着感に劣り、おむつ
と身体とのに隙間が生じて尿等が漏れるなどの問題があ
った。
【0004】従って、本発明の目的は、装着時の操作性
に優れ、且つ装着中におけるフィット性に優れた使い捨
ておむつを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは鋭意検討し
た結果、上記背側部の左右両側縁に伸縮部を有するフラ
ップを設けることによって、特に、該伸縮部として特定
の弾性複合繊維を構成繊維として用いた不織布を含むシ
ートを採用することによって、上記目的が達成され得る
ことを知見した。
【0006】本発明は、上記知見に基づきなされたもの
で、液透過性の表面シート、液不透過性の裏面シート、
及びこれら両シート間に介在する液保持性の吸収体を有
し、使用時に着用者の腹側に位置する腹側部及び背中側
に位置する背側部が形成されている、展開型の使い捨て
おむつにおいて、上記背側部の左右両側縁には、それぞ
れフラップが連設されており、左右の該フラップの少な
くとも何れか一方における先端部には、フラップ止着部
が設けられており、該フラップ止着部により、左右の該
フラップを着用者の腹側において止着することができる
ようになしてあり、上記腹側部には、その左右両側にお
むつ止着部が設けられており、該おむつ止着部を上記フ
ラップに当接させておむつの止着ができるようになして
あり、上記フラップは、少なくともその基端部側に伸縮
部を有し、上記伸縮部は、弾性ポリオレフィンと、該弾
性ポリオレフィンとは異なる他のポリオレフィンとを具
備してなる弾性複合繊維を含有してなり、永久歪みが6
0%以下であり且つヒステリシス比が6.0以下である
不織布を含むシートからなる、ことを特徴とする使い捨
ておむつを提供することにより、上記目的を達成したも
のである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の使い捨ておむつの
好ましい一実施形態を、図面を参照して説明する。ここ
で、図1は、本発明の使い捨ておむつの好ましい一実施
形態を示す正面図であり、図2は、図1に示す実施形態
の使い捨ておむつの展開図である。図3は、図1に示す
実施形態の使い捨ておむつの使用形態を示す図である。
【0008】図1及び図2に示す実施形態の使い捨てお
むつ1は、液透過性の表面シート2、液不透過性の裏面
シート3、及びこれら両シート間に介在する液保持性の
吸収体4を有し、使用時に着用者の腹側に位置する腹側
部A及び背中側に位置する背側部Bが形成されている、
展開型の使い捨ておむつである。
【0009】図1及び図2に示す実施形態の使い捨てお
むつ1について詳細に説明すると、上記吸収体4はその
股下領域が縊れた砂時計状に湾曲形成されている。ま
た、上記表面シート2及び上記裏面シート3も上記吸収
体4の形状に即してその股下領域が上述の如く湾曲形成
されている。そして、上記吸収体4は、上記表面シート
2及び上記裏面シート3により挟持・固定されている。
また、上記吸収体4の周縁部におけるウエスト部5とレ
ッグ部6とには、おむつを着用した際に、着用者にウエ
スト部5とレッグ部6とをフィットさせるためのウエス
ト部弾性伸縮部材7a及びレッグ弾性伸縮部材7bが、
それぞれ上記表面シート2と上記裏面シート3とにより
固定されて設けられている。
【0010】上記使い捨ておむつ1の長手方向左右両側
には、それぞれ不織布が配されて立体ガード8が形成さ
れている。該立体ガード8の自由端9には立体ガード弾
性伸縮部材7cが配されて、ギャザーを形成している。
このような構成は、従来の展開型の使い捨ておむつと同
様である。
【0011】次に、上記使い捨ておむつ1を構成する各
部材の形成材料について説明する。上記表面シート2と
しては、排泄物を吸収体へ透過させる液透過性シートで
肌着に近い感触を有したものが好ましく、このような液
透過性シートとしては、例えば、織布、不織布、多孔性
フィルム等が好ましく挙げられる。また、表面シート2
の周縁にシリコン系油剤、パラフィンワックス等の疎水
性化合物を塗布する方法や、予めアルキルリン酸エステ
ルのような親水性化合物を全体に塗布し、周縁を温水で
洗浄する方法により、撥水処理を施し、周縁における尿
等の滲みによる漏れを防止することができる。
【0012】上記裏面シート3としては、熱可塑性樹脂
にフィラーを加えて延伸した液不透過性かつ蒸気透過性
のフィルムシート、または繊維集合体と該フィルムシー
トとのラミネート等が用いられる。
【0013】上記吸収体4としては、解繊パルプを主材
とし、高分子吸水ポリマーを併用したものが好ましい。
該高分子吸水ポリマーは、上記吸収体4の上層、中層、
下層の何れの位置に存在させてもよく、また、パルプと
混合したものであってもよい。また、該高分子吸水ポリ
マーは自重の20倍以上の液体を吸収して保持し得る保
持性能を有し、ゲル化する性質を有する粒子状のものが
好ましい。このような高分子吸水ポリマーとしては、例
えば、デンプン−アクリル酸(塩)グラフト共重合体、
デンプン−アクリロニトリル共重合体のケン化物、ナト
リウムカルボキシメチルセルロースの架橋物、アクリル
酸(塩)重合体などが好ましく挙げられる。
【0014】上記ウエスト部弾性伸縮部材7a、上記レ
ッグ部弾性伸縮部材7b及び上記立体ガード弾性伸縮部
材7cとしては、それぞれ、糸ゴム、平ゴム、フィルム
タイプのゴム、或いはポリウレタン又はメタロセン触媒
を用いて製造されたエチレン−α−オレフィン共重合体
の弾性フィルム、糸ゴム、平ゴム、発泡体等が好ましく
挙げられ、特に50%伸長時の応力が40〜150グラ
ムのものが好ましい。なお、上記ウエスト部弾性伸縮部
材7aが配されて形成された腹側部Aにおけるウエスト
ギャザーの伸縮度は1.1〜2.0倍であることが好ま
しい。
【0015】また、上記立体ガード8を形成する上記不
織布としては、通常おむつに用いられるものを特に制限
なく用いることができる。
【0016】而して、図1及び図2に示すように、本実
施形態の使い捨ておむつ1においては、上記背側部Bの
左右両側縁B1,B2に、それぞれフラップ10a,1
0bが連設されている。左右の該フラップ10a,10
bのうちフラップ10aにおける先端部11には、フラ
ップ止着部14が設けられており、該フラップ止着部1
4により、左右の該フラップ10a,10bを着用者の
腹側において止着することができるようになされてい
る。また、上記腹側部Aには、その左右両側におむつ止
着部20,20・・・が設けられており、該おむつ止着
部20,20・・・を、上記フラップ10a,10bに
当接させて、おむつの止着ができるようになされてい
る。
【0017】上記フラップ10a,10bについて更に
詳述すると、図1及び図2に示すように、上記フラップ
10a,10bは、対称的に形成されており、それぞ
れ、基端部12から先端部11にかけて幅が細くなるよ
うになされている。また、上記フラップ止着部14は、
上記フラップ10aの先端部11における表面シート側
に設けられており、上記フラップ10bの裏面シート側
に該フラップ先端部11を当接させることにより、フラ
ップ10a,10bの止着ができるようになされてい
る。また、上記おむつ止着部20,20・・・は、それ
ぞれ上記腹側部Aの左右両側の上下に設けられており、
片側2個ずつ合計4個設けられている。
【0018】図1及び図2に示すように、上記フラップ
10a,10bは、少なくともその基端部12側に伸縮
部13を有している。上記伸縮部13について更に詳述
すると、該伸縮部13は、上記フラップ10a,10b
のフラップ本体15と上記背側部Bの左右両側縁B1,
B2とをそれぞれ連結するように設けられている。上記
フラップ10a,10bは、非応力下における該フラッ
プ10a,10bの長さに対して1.2〜2倍の長さに
伸長可能であることが好ましい。即ち、上記伸縮部13
は、その伸縮により、フラップ全体がフラップ全体の長
さに対して1.2〜2倍の長さとなるような伸縮性能を
有することが好ましい。該伸長可能な長さが1.2倍未
満であると、上記使い捨ておむつ1がその装着時に身体
の動きに追従することができずフィット性向上の効果が
低下し、2倍を超えると、装着する時の操作性が悪くな
るので、好ましくない。ここで、「非応力下」とは、外
力が何もかかっていない状態を意味する。
【0019】上記フラップ本体15の長さL1と上記伸
縮部13の長さL2との比は(図2参照)、L1:L2
=90〜0:10〜100であることが好ましい。従っ
て、L1とL2との比の大小によって、上記フラップ本
体15が上記フラップ止着部14及び上記おむつ止着部
20の被止着部となる場合と、上記伸縮部13が上記フ
ラップ止着部14及び上記おむつ止着部20の被止着部
となる場合とがある。
【0020】次に、上記フラップ止着部14、上記おむ
つ止着部20及び上記フラップ10a,10bの形成材
料について説明する。
【0021】上記フラップ止着部14及び上記おむつ止
着部20は、それぞれ、機械的ファスナーの凸部材によ
り形成されている。該機械的ファスナーの凸部材として
は、基材シート上に錨型のオス型係合部材が多数配され
たものや、基材シート上に釣型のオス型係合部材が多数
配されたもの等を挙げることができる。また、「マジッ
クテープ」(登録商標、クラレ社製)、「クイックロ
ン」(登録商標、YKK社製)、「マジクロス」(登録
商標、カネボウベルタッチ社製)等の市販品を用いるこ
ともできる。
【0022】また、上記フラップ10a,10bにおけ
る上記フラップ本体15は、不織布で形成されており、
上記フラップ止着部14及び上記おむつ止着部20にお
ける上記機械的ファスナーの凸部材に対して係合可能に
なされている。
【0023】上記フラップ本体15を形成する不織布と
しては、通常使い捨ておむつに用いられるものであれば
特に制限無く用いることができる。例えば、ポリエチレ
ン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレンテ
レフタレート(PET)、ポリアミド等熱可塑性樹脂の
単独樹脂から成形されるフィラメント;鞘芯型や並列型
複合フィラメントを用い、通常の溶融紡糸により、フィ
ラメントを必要に応じて延伸し、クリンピング処理し、
切断した短繊維を熱、接着剤等で点接着するか、又は水
流、針等で交絡させてなる不織布、即ち、湿式法、乾式
法、スパーンレース法又はスパンボンド法等により形成
されてなる不織布などが用いられる。また、多層フィラ
メントを成形した後、該多層フィラメントを外力によっ
て分割した分割フィラメントからなる不織布を用いるこ
ともできる。更に、メルトブローン或いはスパンボンド
成形法により直接成形される不織布を用いることもでき
る。中でも、高弾性樹脂を芯にし、低弾性及び/又は低
融点樹脂を鞘に用いた鞘芯型複合フィラメントを用いて
なる不織布は、風合い及び弾力性が良好であり、また生
産性、安全性及びコストの点から好ましい。この際用い
られる上記複合フィラメントとしては、芯/鞘が、PE
T/PE、PP/PE、PET/PPである、ポリオレ
フィン系鞘芯型複合フィラメントが挙げられる。一般
に、上記機械的ファスナーの凸部材に対して良好な係合
性を得ようとするならば、嵩の高い、上記短繊維のサー
マルボンド若しくはニードルパンチ不織布、又は繊維自
由度が比較的大きいスパンレース不織布を用いることが
好ましい。
【0024】また、上記フラップ本体15を形成する不
織布に用いられる上記フィラメントは、得られる不織布
の柔軟性及び風合いから、その太さが細い程好ましく、
特に好ましい太さは3デニール以下であり、下限は特に
制限されないが0.1デニール位までである。これ未満
であると製造が困難である。また、上記不織布の坪量
は、5〜200g/m2 が好ましく、10〜50g/m
2 が特に好ましい。また、0.5g/cm2 加重下の厚
さは、15〜700μmが好ましく、特に好ましくは3
0〜400μmである。
【0025】上記フラップ止着部14及び上記おむつ止
着部20は、上記の形成材料(機械的ファスナーの凸部
材)を、それぞれ、フラップ又は腹側部の表面シート側
に接着固定するなどして容易に形成することができ、ま
た、上記フラップ10a,10bは、超音波シール(熱
融着)、接着剤固定等して形成することができる。
【0026】次に、上記伸縮部13について説明する。
上記伸縮部13は、弾性ポリオレフィンと、該弾性ポリ
オレフィンとは異なる他のポリオレフィンとを具備して
なる弾性複合繊維を含有してなり、永久歪みが60%以
下であり且つヒステリシス比が6.0以下である不織布
を含むシートからなるものである。上記不織布は、通常
の不織布と同様に布様の感触を有し、風合いに優れ、皮
膚刺激性が低いものである。従って、該不織布を含むシ
ートを上記伸縮部13として用いる上記使い捨ておむつ
1は、快適な装着感を有するものとなる。
【0027】上記伸縮部は、上記不織布のみからなるシ
ートから構成されていても、本発明の効果は十分に奏さ
れるが、上記伸縮部として、上記不織布と他の伸縮性材
料、例えばエラストマーシートとを積層させてなる少な
くとも2層以上の積層シートを用いても本発明の効果は
十分に奏される。該積層シートは、上記不織布及び上記
エラストマーシートが、部分接着により、具体的には、
点状又は線状に接着されて形成されていることが好まし
い。上記エラストマーシートを構成する材料としては、
例えば、ウレタン、スチレン、エステル、オレフィン系
の熱可塑性エラストマーが挙げられ、特に、メタロセン
触媒を用いて製造されたエチレン−α−オレフィン共重
合体が好ましく用いられる。
【0028】上記エラストマーシートと上記不織布とを
線状に接着する際の接着パターンの好ましい例として
は、上記フラップ止着部及び/又は上記おむつ止着部と
止着する際の止着強度、止着時の操作性、更には柔軟性
を考慮すると、伸長方向と直角な方向に形成された平行
な複数の線からなるパターンが特に好ましい。また、線
状の接着部の線幅は、好ましくは0.2〜3mm、更に
好ましくは0.5〜1.5mmであり、接着されている
部分の面積と接着されていない部分の面積との比(接着
されている部分の面積:接着されていない部分の面積)
は、好ましくは5:95〜70:30、更に好ましくは
20:80〜40:60である。上記線幅が0.2mm
未満であると、接着力が不足しておむつの止着性が低下
し、3mmを超えると、柔軟性が低下するので好ましく
ない。また、上記接着部分の面積比が5未満であると、
上記エラストマーシートと上記不織布との保形性が不足
し、70を超えると、風合いが悪くなるので、上記範囲
内とするのが好ましい。
【0029】また、上記エラストマーシートと上記不織
布とを点状に接着する際の接着パターンは、風合いを良
好にするためおむつの幅方向に平行又は垂直に点在する
よりも、斜め方向に向けて点在するように各点状の接着
部を形成させて接着するのが、引き裂き強度及び風合い
の点から好ましい。また、上記の点状の接着部の形状は
特に制限されないが、風合いの点から、円形、菱形、亀
甲形等が好ましい。また、上記の点状の接着部の面積
は、好ましくは0.05〜5mm2 、更に好ましくは
0.5〜2mm2 であり、接着されている部分の面積と
接着されていない部分の面積との比(接着されている部
分の面積:接着されていない部分の面積)は、好ましく
は1:99〜40:60、更に好ましくは5:95〜2
0:80である。上記面積が0.05mm2 未満である
と、接着することが困難であり、5mm2 を超えると、
風合が悪くなるので好ましくない。また、上記接着部分
の面積が1未満であると、接着力が不足しておむつの止
着性が低下し、40を超えると、風合が悪くなるので好
ましくない。
【0030】上記エラストマーシートと上記不織布との
積層シートは、接着剤やホットメルト接着剤等を用いた
通常の接着方法により、接着して形成することができる
が、生産性、安全性及びコスト、並びにシートの柔軟性
低下を防止して風合いを良好にする観点から、熱融着に
より接着して形成されることが好ましい。また、熱融着
させる際には、上記フラップ止着部14及び上記おむつ
止着部20を係合させ得るように、上記不織布側から加
熱することが好ましい。
【0031】また、上記エラストマーシートと上記不織
布とは、点状に接着した後、更に線状に接着してもよ
い。このように点状に接着した後、更に線状に接着した
場合における、接着された部分の面積と接着されていな
い部分の面積との比(接着された部分の面積:接着され
ていない部分の面積)は、好ましくは10:90〜8
0:20、更に好ましくは20:80〜50:50であ
る。
【0032】上記エラストマーシートと上記不織布との
積層シートとしては、肌に当接する面の風合いと上記フ
ラップ止着部14及び上記おむつ止着部20と係合可能
とすることを考慮して、上記エラストマーシートの表裏
両面に上記不織布を配してなる、3層構造の積層シート
が特に好ましく用いられる。
【0033】上記不織布を構成する上記弾性複合繊維
は、弾性ポリオレフィンと、該弾性ポリオレフィンとは
異なる他のポリオレフィンとを具備してなる。
【0034】上記弾性複合繊維が含有する上記弾性ポリ
オレフィンは、永久歪みが好ましくは50%以下、更に
好ましくは0〜30%であり且つヒステリシス比が好ま
しくは5.0以下、更に好ましくは1.0〜3.5であ
る弾性ポリオレフィンである。上記永久歪みが50%を
超えるか又は上記ヒステリシス比が5.0を超えると、
得られる弾性複合繊維の巻縮性が低下する等、該弾性複
合繊維の弾性繊維としての伸縮性が低下するので好まし
くない。
【0035】尚、永久歪み及びヒステリシス比は、それ
ぞれ、下記の如くして測定されるものである。尚、弾性
ポリオレフィンの歪み及びヒステリシス比は、それぞれ
該弾性ポリオレフィンをシート状に形成したものを試料
として用い、測定したものである。永久歪みの測定法;
下記のヒステリシス比の測定法と同様にして、試料を1
00%延伸した後初期のチャック間距離とした際の試料
の長さを測定し、100%延伸した場合の初期長さ(初
期のチャック間距離)に対する弛緩できない長さ(初期
長さよりも伸びて長くなった部分の長さ)の割合(%)
を求め、これを永久歪みとした。ヒステリシス比の測定
法;各試料の伸縮性を調べる為、積算装置付伸長試験機
を使って、ヒステリシス比を測定した。即ち、上記弾性
ポリオレフィンにより、幅25mmの試料を作成し、該
試料を上記試験機にチャック間距離が100mmとなる
ように固定し、次いで、各試料を300mm/minの
速度で100%延伸して延伸曲線を作成し、引き続き同
じ速度で緩めてチャック間が初めの長さになった所で緩
めるのを止めて弛緩曲線を作成し、各々延伸曲線下及び
弛緩曲線下の面積を測定し、これらを次式に代入して、
ヒステリシス比を算出した。ヒステリシス比=延伸曲線
下の面積/弛緩曲線下の面積ここで、真のエラストマー
のヒステリシス比は、1.0であるため、試料のヒステ
リシス比を測定した場合にヒステリシス比が5未満の弾
性ポリオレフィンを有する弾性複合繊維が衛生品用の弾
性材料として適している。
【0036】また、弾性ポリオレフィンは、その密度が
0.90g/cm3 以下であるのが好ましく、0.88
0〜0.860g/cm3 であるのが更に好ましい。上
記密度が0.90g/cm3 を超えると、引張強度およ
び風合い(フィット性)が低下するので、好ましくな
い。ここで、上記密度は、通常公知のポリマーの密度測
定と同様にして測定されるものである。
【0037】上記弾性ポリオレフィンとしては、上述の
如く、上記範囲内の永久歪みとヒステリシス比とを満足
し、更に上記密度を満足するものが好ましく、具体的に
は、シクロペンタジエニル錯体を触媒として用いて共重
合させてなるエチレン−α・オレフィン共重合体等が好
ましく挙げられる。
【0038】上記α−オレフィンとしては、例えばプロ
ピレン、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、1
−オクテン、1−ヘプテン、4−メチルペンテン−1、
4−メチルヘキセン−1、4−ジメチルペンテン−1、
オクタデセン、イソオクテン、イソオクタジエン、デカ
ジエン等の炭素数3〜20のα−オレフィンが挙げられ
るが、中でも1−ヘキセン、1−オクテン、1−ヘプテ
ン、4−メチルペンテン−1が好ましい。また、これら
のα−オレフィンは、エチレンに対し1種もしくは2種
以上を共重合させることができる。
【0039】また、上記α−オレフィンの共重合比率
は、共重合体全体中2〜60重量%であることが好まし
い。即ち、α−オレフィンの配合量をエチレンとα−オ
レフィンとの合計量に対して2〜60重量%として共重
合させるのが好ましい。上記共重合比率が、上記下限未
満又は上限を超えると、伸縮弾性が低くなる。
【0040】また、触媒として用いられる上記シクロペ
ンタジエニル錯体としては、次式(I)に示される化合
物等が挙げられる。 MLX ・・・(I) 〔式中、Mは、Zr、Ti、Hf、V、Nb、Taおよ
びCrからなる群から選ばれる遷移金属を示し、Lは、
該遷移金属に配位する配位子であり、シクロペンタジエ
ニル骨格を有する基を示し、炭素数1〜12のアルコキ
シ基、炭素数1〜12のアリ−ロキシ基、炭素数1〜1
2のトリアルキルシリル基、SO3 R基(ただしRはハ
ロゲンなどの置換基を有していてもよい炭素数1〜8の
炭化水素基)、ハロゲン原子または水素原子を示し、x
は上記遷移金属の原子価と同じ数である。但し、上記L
は、複数個配位している場合にはそれぞれ異なる基であ
っても良いが、少なくとも1つはシクロペンタジエニル
骨格を有する基である。即ち、上記xが1の場合には、
上記Lはシクロペンタジエニル骨格を有する基であり、
上記xが2以上の場合には、複数個の上記Lの内少なく
とも一つは、シクロペンタジエニル骨格を有する基であ
る。〕
【0041】上記のシクロペンタジエニル骨格を有する
基としては、たとえば、シクロペンタジエニル基、メチ
ルシクロペンタジエニル基、ジメチルシクロペンタジエ
ニル基、トリメチルシクロペンタジエニル基、テトラメ
チルシクロペンタジエニル基、ペンタメチルシクロペン
タジエニル基、エチルシクロペンタジエニル基、メチル
エチルシクロペンタジエニル基、プロピルシクロペンタ
ジエニル基、メチルプロピルシクロペンタジエニル基、
ブチルシクロペンタジエニル基、メチルブチルシクロペ
ンタジエニル基、ヘキシルシクロペンタジエニル基、な
どのアルキル置換シクロペンタジエニル基;あるいはイ
ンデニル基、4,5,6,7−テトラヒドロインデニル
基、フルオレニル基などを例示することができる。ま
た、これらの基は、ハロゲン原子、トリアルキルシリル
基などで置換されていてもよい。
【0042】上記のシクロペンタジエニル骨格を有する
基としては、上述の例示したものの中でも、アルキル置
換シクロペンタジエニル基が特に好ましい。
【0043】また、上記一般式(I)で表される化合物
が、シクロペンタジエニル骨格を有する基を2個以上含
む場合には、そのうち2個のシクロペンタジエニル骨格
を有する基同士は、エチレン、プロピレンなどのアルキ
レン基;イソプロピリデン、ジフェニルメチレンなどの
置換アルキレン基;シリレン基またはジメチルシリレン
基、ジフェニルシリレン基、メチルフェニルシリレン基
などの置換シリレン基などを介して結合されていてもよ
い。
【0044】また、上記の炭素数1〜12の炭化水素基
としては、アルキル基、シクロアルキル基、アリール
基、アラルキル基などが挙げられ、より具体的には、ア
ルキル基としては、メチル基、エチル基、プロピル基、
イソプロピル基、ブチル基などが例示され、シクロアル
キル基としては、シクロペンチル基、シクロヘキシル基
などが例示され、アリール基としては、フェニル基、ト
リル基などが例示され、アラルキル基としては、ベンジ
ル基、ネオフィル基などが例示される。また、アルコキ
シ基としては、メトキシ基、エトキシ基、ブトキシ基な
どが例示され、アリーロキシ基としては、フェノキシ基
などが例示され、ハロゲン原子としては、フッ素、塩
素、臭素、ヨウ素などが例示される。
【0045】また、上記SO3 R基としては、p−トル
エンスルホナト基、メタンスルホナト基、トリフルオロ
メタンスルホナト基などが例示される。
【0046】このようなシクロペンタジエニル骨格を有
する基を含む化合物としては、例えば遷移金属の原子価
が4である場合、より具体的には下記式(II)で示され
る。
【0047】 R2 k 3 l 4 m 5 n M ・・・(II) 〔式中、Mは上記遷移金属であり、R2 は、シクロペン
タジエニル骨格を有する基(配位子)であり、R3 、R
4 およびR5 は、それぞれシクロペンタジエニル骨格を
有する基、アルキル基、シクロアルキル基、アリール
基、アラルキル基、アルコキシ基、アリーロキシ基、ト
リアルキルシリル基、SO3 R基、ハロゲン原子または
水素原子であり、kは1以上の整数であり、k+1+m
+n=4である。〕
【0048】また、本発明では上記式(II)において、R
2 、R3 、R4 およびR5 のうち少なくとも2個、例え
ばR2 及びR3 がシクロペンタジエニル骨格を有する基
(配位子)である化合物が好ましく用いられ、これらの
シクロペンタジエニル骨格を有する基(例えばR2 及び
3 )は、上述の如く結合されていてもよい。
【0049】以下に、Mがジルコニウムである上記シク
ロペンタジエニル錯体について具体的な化合物を例示す
る。ビス(インデニル)ジルコニウムジクロリド、ビス
(インデニル)ジルコニウムジブロミド、ビス(インデ
ニル)ジルコニウムビス(p−トルエンスルホナト)ビ
ス4,5,6,7−テトラヒドロインデニル)ジルコニ
ウムジクロリド、ビス(フルオレニル)ジルコニウムジ
クロリド、エチレンビス(インデニル)ジルコニウムジ
クロリド、エチレンビス(インデニル)ジルコニウムジ
ブロミド、エチレンビス(インデニル)ジメチルジルコ
ニウム、エチレンビス(インデニル)ジフェニルジルコ
ニウム、エチレンビス(インデニル)メチルジルコニウ
ムモノクロリド、エチレンビス(インデニル)ジルコニ
ウムビス(メタンスルホナト)、エチレンビス(インデ
ニル)ジルコニウムビス(p−トルエンスルホナト)、
エチレンビス(インデニル)ジルコニウムビス(トリフ
ルオロメタンスルホナト)、エチレンビス(4,5,
6,7−テトラヒドロインデニル)ジルコニウムジクロ
リド、イソプロピリデン(シクロペンタジエニル−フル
オレニル)ジルコニウムジクロリド、イソプロピリデン
(シクロペンタジエニル−メチルシクロペンタジエニ
ル)ジルコニウムジクロリド、ジメチルシリレンビス
(シクロペンタジエニル)ジルコニウムジクロリド、ジ
メチルシリレンビス(メチルシクロペンタジエニル)ジ
ルコニウムジクロリド、ジメチルシリレンビス(ジメチ
ルシクロペンタジエニル)ジルコニウムジクロリド、ジ
メチルシリレンビス(トリメチルシクロペンタジエニ
ル)ジルコニウムジクロリド、ジメチルシリレンビス
(インデニル)ジルコニウムジクロリド、ジメチルシリ
レンビス(インデニル)ジルコニウムビス(トリフルオ
ロメタンスルホナト)、ジメチルシリレンビス(4,
5,6,7−テトラヒドロインデニル)ジルコニウムジ
クロリド、ジメチルシリレンビス(シクロペンタジエニ
ル−フルオレニル)ジルコニウムジクロリド、ジフェニ
ルシリレンビス(インデニル)ジルコニウムジクロリ
ド、メチルフェニルシリレンビス(インデニル)ジルコ
ニウムジクロリド、ビス(シクロペンタジエニル)ジル
コニウムジクロリド、ビス(シクロペンタジエニル)ジ
ルコニウムジブロミド、ビス(シクロペンタジエニル)
メチルジルコニウムモノクロリド、ビス(シクロペンタ
ジエニル)エチルジルコニウムモノクロリド、ビス(シ
クロペンタジエニル)シクロヘキシルジルコニウムモノ
クロリド、ビス(シクロペンタジエニル)フェニルジル
コニウムモノクロリド、ビス(シクロペンタジエニル)
ベンジルジルコニウムモノクロリド、ビス(シクロペン
タジエニル)ジルコニウムモノクロリドモノハイドライ
ド、ビス(シクロペンタジエニル)メチルジルコニウム
モノハイドライド、ビス(シクロペンタジエニル)ジメ
チルジルコニウム、ビス(シクロペンタジエニル)ジフ
ェニルジルコニウム、ビス(シクロペンタジエニル)ジ
ベンジルジルコニウム、ビス(シクロペンタジエニル)
ジルコニウムメトキシクロリド、ビス(シクロペンタジ
エニル)ジルコニウムエトキシクロリド、ビス(シクロ
ペンタジエニル)ジルコニウムビス(メタンスルホナ
ト)、ビス(シクロペンタジエニル)ジルコニウムビス
(p−トルエンスルホナト)、ビス(シクロペンタジエ
ニル)ジルコニウムビス(トリフルオロメタンスルホナ
ト)、ビス(メチルシクロペンタジエニル)ジルコニウ
ムジクロリド、ビス(ジメチルシクロペンタジエニル)
ジルコニウムジクロリド、ビス(ジメチルシクロペンタ
ジエニル)ジルコニウムエトキシクロリド、ビス(ジメ
チルシクロペンタジエニル)ジルコニウムビス(トリフ
ルオロメタンスルホナト)、ビス(エチルシクロペンタ
ジエニル)ジルコニウムジクロリド、ビス(メチルエチ
ルシクロペンタジエニル)ジルコニウムジクロリド、ビ
ス(プロピルシクロペンタジエニル)ジルコニウムジク
ロリド、ビス(メチルプロピルシクロペンタジエニル)
ジルコニウムジクロリド、ビス(ブチルシクロペンタジ
エニル)ジルコニウムジクロリド、ビス(メチルブチル
シクロペンタジエニル)ジルコニウムジクロリド、ビス
(メチルブチルシクロペンタジエニル)ジルコニウムビ
ス(メタンスルホナト)、ビス(トリメチルシクロペン
タジエニル)ジルコニウムジクロリド、ビス(テトラメ
チルシクロペンタジエニル)ジルコニウムジクロリド、
ビス(ペンタメチルシクロペンタジエニル)ジルコニウ
ムジクロリド、ビス(ヘキシルシクロペンタジエニル)
ジルコニウムジクロリド、ビス(トリメチルシリルシク
ロペンタジエニル)ジルコニウムジクロリド。
【0050】なお、上述の例示した化合物において、ジ
メチルシクロペンタジエニル等のシクロペンタジエニル
環の二置換体は1,2−および1,3−置換体を含み、
ジメチルシクロペンタジエニル等の三置換体は1,2,
3−および1,2,4−置換体を含む。またプロピル、
ブチルなどのアルキル基はn−、i−、sec−、te
rt−などの異性体を含む。また、上記シクロペンタジ
エニル錯体としては、上記Mがジルコニウムである上述
の化合物において、ジルコニウムを、チタン、ハフニウ
ム、バナジウム、ニオブ、タンタルまたはクロムに置換
した化合物も例示される。
【0051】また、上記シクロペンタジエニル錯体は、
その使用に際しては、単独又は混合物とし用いることが
できる。また、炭化水素あるいはハロゲン化炭化水素に
希釈して用いてもよい。また、本発明において上記シク
ロペンタジエニル錯体としては、中心の金属原子がジル
コニウムであり、少なくとも2個のシクロペンタジエニ
ル骨格を有する基を配位子としてジルコノセン化合物が
好ましく用いられる。
【0052】また、本発明におけるシクロペンタジエニ
ル錯体触媒としては、特開平4−253711号公報、
特開平4−279592号公報、特表平6−50358
5号公報、特開平3−188092号公報又は特開平2
−84407号公報に記載されている重合触媒を用いる
こともできる。
【0053】また、上記シクロペンタジエニル錯体に
は、助触媒を併用することもできる。この際用いること
ができる上記助触媒としては、通常のアルミノオキサン
化合物又は通常のメタセロン化合物と反応して安定なア
ニオンを形成する化合物等が挙げられる。
【0054】上記エチレン−α・オレフィン共重合体
は、上記シクロペンタジエニル錯体を用いた公知の方法
で容易に製造することができるが、具体的には、エチレ
ンとα−オレフィンとを、上記シクロペンタジエニル錯
体(又はこれを含む触媒系;以下、「触媒系」という場
合にはこれらを総称する)の存在下に、幅広い温度及び
圧力範囲において、溶液重合、スラリー重合などの液相
重合法、あるいは気相重合法により重合させることによ
って製造できる。特に、上記メシクロペンタジエニル錯
体と上記アルミノオキサン化合物とを併用して重合する
には、特開昭61−130314号公報、同60−35
006号公報、同60−35007号公報、同58−1
9309号公報、同60−35008号公報、特開平3
−163088号公報等に記載の方法に従って、また、
上記シクロペンタジエニル錯体及び該シクロペンタジエ
ニル錯体と反応して安定なアニオンを形成する化合物を
併用して重合するには、ヨーロッパ特許第277,00
4号明細書、国際公開WO92/01723号公報等に
記載されている高圧イオン重合法に従って、重合するこ
とができる。
【0055】また、上記エチレン−α・オレフィン共重
合体の分子量分布は、GPCで測定した重量平均分子量
と数平均分子量との比Mw/Mnが4以下であるのが好
ましく、2以下であるのが更に好ましい。また、エチレ
ン−α・オレフィン共重合体のMFR(JIS K−7
210;190℃、2.16kg荷重で測定)は、好ま
しくは0.01〜300g/10分、更に好ましくは
0.1〜150g/10分、特に好ましくは0.5〜3
0g/10分である。
【0056】また、本発明において上記弾性ポリオレフ
ィンと共に用いられる上記の他のポリオレフィンとして
は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ1−ブテンお
よびこれらの変性物等が好ましく挙げられる。また、上
記の他のポリオレフィンの分子量は、1万〜100万で
あるのが好ましい。
【0057】上記弾性複合繊維における上記弾性ポリオ
レフィンと上記の他のポリオレフィンとの使用比率は、
上記弾性ポリオレフィン:上記の他のポリオレフィン=
40〜90:60〜10(重量比)であるのが好まし
い。
【0058】また、上記弾性複合繊維の繊維長は、3〜
76mmであるのが好ましく、繊度は0.1〜30デニ
ールであるのが好ましい。
【0059】次いで、上記弾性複合繊維の構造を、図面
を参照して説明する。ここで、図3〜図14は、それぞ
れ、上記弾性複合繊維の第1〜第12の形態を示す拡大
幅方向断面図である。
【0060】図3に示す第1の形態の弾性複合繊維30
1は、芯−鞘構造を有し、上記弾性ポリオレフィンを芯
成分301aとし、上記の他のポリオレフィンを鞘成分
301bとしてなる繊維である。更に詳述すると、上記
芯成分301a及び上記鞘成分301bは共に円柱状で
あり、上記芯成分301aは上記鞘成分301bのほぼ
中央に位置している。上記弾性複合繊維301におい
て、上記芯成分301aの断面積と上記鞘繊維301b
の断面積との比は、40〜90:60〜10とするのが
好ましい。このような芯−鞘構造の繊維は、通常公知の
製造方法と同様にして製造することができる。
【0061】図4に示す第2の形態の弾性複合繊維30
2は、サイド−バイ−サイド構造を有する繊維である。
更に詳述すると、上記弾性ポリオレフィンからなる弾性
部分302a及び上記他のポリオレフィンからなる非弾
性部分302bは、共に断面形状が半円形である。上記
弾性複合繊維302において、上記芯成分302aの断
面積と上記鞘繊維302bの断面積との比は、1:1で
ある。このようなサイド−バイ−サイド構造の繊維は、
通常公知の製造方法と同様にして製造することができ
る。
【0062】図5に示す第3の形態の弾性複合繊維30
3は、図3に示す芯−鞘構造を有する繊維の変形例であ
り、3つの芯成分303aが、鞘成分303bのほぼ中
央部に等間隔で配されている。
【0063】図6に示す第4の形態の弾性複合繊維30
4は、図3に示す芯−鞘構造を有する繊維の変形例であ
り、略楕円形状の芯成分304aが、鞘成分304bの
側方に偏寄している。
【0064】図7に示す第5の形態の弾性複合繊維30
5は、図4に示すサイド−バイ−サイド構造を有する繊
維の変形例であり、略楕円形状の弾性部分305aが、
非弾性部分305bの側方に偏寄している。
【0065】図8に示す第6の形態の弾性複合繊維30
6は、弾性部分306aにより円の面積が3分割された
ような形状となされており、結果として3つの非弾性領
域306bが形成されている。
【0066】図9に示す第7の形態の弾性複合繊維30
7は、図6に示す繊維の変形例であり、弾性部分307
aにより円の面積が6分割されたような形状となされて
おり、結果として6つの非弾性領域307bが形成され
ている。
【0067】図10に示す第8の形態の弾性複合繊維3
08は、図8に示す繊維の変形例であり、幅広の弾性部
分308aにより円の面積が4分割されたような形状と
なされており、結果として4つの小さな非弾性領域30
8bが形成されている。
【0068】図11に示す第9の形態の弾性複合繊維3
09は、弾性部分309aを芯とし、該弾性部分309
aの周囲に襞状の非弾性部分309bが凸設されてい
る。尚、この形態においては、該非弾性部分309bは
該弾性部分309aの周囲にて繊維の長手方向に対して
螺旋状に設けられているのが好ましい。
【0069】図12に示す第10の形態の弾性複合繊維
310は、図11に示す繊維の変形例であり、各辺が中
心側に向けて湾曲形成されてなる3角形状に弾性部分3
10aが形成されており、該弾性部分110aの各頂点
上に、円筒状の非弾性部分310bが配されている。こ
の形態においても、該非弾性部分310bは該弾性部分
310aの周囲にて繊維の長手方向に対して螺旋状に設
けられているのが好ましい。
【0070】図13に示す第11の形態の弾性複合繊維
311は、いわゆる分割繊維であり、それぞれ断面形状
が円弧状の弾性部分311a及び非弾性部分311b
が、交互に同数配されており、全体として円筒状になさ
れている。
【0071】図14に示す第12の形態の弾性複合繊維
312は、いわゆる分割繊維であり、それぞれ断面形状
が線状の弾性部分312a及び非弾性部分312bが、
交互に配されており、全体として円筒状になされてい
る。
【0072】また、上記弾性複合繊維は、その永久歪み
が好ましくは60%以下、更に好ましくは50%以下で
あり且つヒステリシス比が好ましくは6.0以下、更に
好ましくは5.0以下である。上記永久歪み及び上記ヒ
ステリシス比が、上記範囲を超えると、繊維の捲縮性が
低下するなど弾性繊維としての伸縮性が低下するので、
好ましくない。
【0073】尚、上記永久歪み及び上記ヒステリシス比
は、下記の如くして測定した。永久歪みの測定法;下記
のヒステリシス比の測定法と同様にして、試料を100
%延伸した後初期のチャック間距離とした際の試料の長
さを測定し、100%延伸した場合の初期長さ(初期の
チャック間距離)に対する弛緩できない長さ(初期長さ
よりも伸びて長くなった部分の長さ)の割合(%)を求
め、これを永久歪みとした。ヒステリシス比の測定法;
各試料の伸縮性を調べる為、積算装置付伸長試験機を使
って、ヒステリシス比を測定した。JIS L1015
およびL1096に基づき各試料を試験機に固定し、次
いで、各試料を300mm/minの速度で100%延
伸して延伸曲線を作成し、引き続き同じ速度で緩めてチ
ャック間が初めの長さになった所で緩めるのを止めて弛
緩曲線を作成し、各々延伸曲線下及び弛緩曲線下の面積
を測定し、これらを次式に代入して、ヒステリシス比を
算出した。 ヒステリシス比=延伸曲線下の面積/弛緩曲線下の面積
【0074】そして、上記不織布は、上記弾性複合繊維
のみにより構成されていてもよいが、該弾性複合繊維と
共に他の繊維を含有させることもできる。上記の他の繊
維を用いる場合における上記不織布において、上記弾性
複合繊維の含有量は、40重量%以上とするのが好まし
い。この際用いられる上記の他の繊維としては、ポリエ
チレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリアミド、
アクリル、レーヨン、コットン、シルク、パルプ等一般
的な繊維等が用いられる。
【0075】また、上記不織布は、その永久歪みが60
%以下、更に好ましくは50%以下であり且つヒステリ
シス比が6.0以下、更に好ましくは5.0以下であ
る。上記永久歪み及び上記ヒステリシス比が、上記範囲
を超えるとフィット性が低下することがあるので好まし
くない。尚、上記永久歪み及び上記ヒステリシス比は、
上記の弾性複合繊維の永久歪み及びヒステリシス比と同
様にして測定することができる。
【0076】次に、図1に示す実施形態の使い捨ておむ
つ1の装着方法について図15を参照して説明する。こ
こで、図15(a)は、フラップ止着部を止着する際の
状態を示す正面図であり、図15(b)は、おむつ止着
部を止着する際の状態を示す正面図である。本実施形態
の使い捨ておむつ1を着用するには、先ず、図15
(a)に示すように、着用者30の背側の腰部に上記背
側部を当接させた後、上記フラップ10a,10bを着
用者30の腰部に沿って腹側にもってくる。次いで、図
15(a)中の矢印で示すように、上記フラップ10b
上に上記フラップ10aが重なるようにし、上記フラッ
プ10aの先端部における上記フラップ止着部14を上
記フラップ10bの裏面シート側に係合させて止着す
る。次いで、上記腹側部を着用者30の股間に沿って腹
側に引き上げ、図15(b)に示すように、上記おむつ
止着部20を、上記フラップ10a,10bの裏面シー
ト側に係合させて止着する。
【0077】本実施形態の使い捨ておむつ1は、上述の
ような構成を有しているので、装着時における操作性に
優れ、また、フィット性にも優れる。特に上記伸縮部1
3を有しているので、着用者の動きに上記フラップ10
が追従するので、特にフィット性が良好である。とりわ
け、上記伸縮部13を特定の弾性複合繊維を構成繊維と
して用いた不織布を含むシートから形成しているので、
上記使い捨ておむつ1の装着感が一層快適なものとな
る。更に、上記止着部14の上記フラップ10に対する
結合力が、上記伸縮部13の伸縮性により向上する。
【0078】以上、本発明の使い捨ておむつをその好ま
しい実施形態に基づき説明したが、本発明の使い捨てお
むつは上記実施形態に制限されるものではなく、種々の
変更形態が可能である。例えば、上記実施形態において
は、上記フラップはその基端部側に上記伸縮部を有して
いるが、これに代えて図16に示すように、上記フラッ
プ全体が上記伸縮部から成っていてもよい。即ち、上記
フラップ全体が上記不織布を含むシートから成っていて
もよい。また、上記ウエストギャザー5aは、設けなく
てもよい。即ち、本発明の使い捨ておむつは上記伸縮部
の作用により着用者の動きに良好に追従するので、特に
上記ウエストギャザー5aを設けずとも十分にフィット
性の高いものである。
【0079】
【実施例】以下、実施例により本発明の使い捨ておむつ
の有効性を例示する。しかしながら、本発明の範囲は、
かかる実施例に制限されるものではない。
【0080】〔製造例1〕メルトインデックスMI(M
FR)=15g/10minで形成した密度ρ=0.8
7g/cm3 のエチレン−1−オクテン共重合体(永久
歪み20%、ヒステリシス比2.2)を芯成分301a
として用い、メルトインデックスMI=15g/10m
inで形成した密度ρ=0.95g/cm3 の高密度ポ
リエチレンを鞘成分301bとして用いて、図3に示す
第1の形態の弾性複合繊維301を製造した。尚、上記
芯成分301aの断面積と上記鞘繊維301bの断面積
との比は80:20であり、繊度2d×長さ51mmで
あった。また、永久歪みは、30%であり、ヒステリシ
ス比は3.0であった。そして、該弾性複合繊維100
%から成るカードウェッブを作り、該カードウェッブ
を、エンボス率が10面積%であり且つ表面温度が13
8℃であるロールに5m/minで通し、坪量25g/
2 の不織布を得た。得られた不織布の永久歪みは28
%であり、ヒステリシス比は3.2であり、厚さ0.7
mmで通常のポリエチレン不織布と同様に滑らかで良好
な風合いを得た。
【0081】〔製造例2〕メルトインデックスMI=1
5g/10minで形成した密度ρ=0.87g/cm
3 のエチレン−1−オクテン共重合体(永久歪み20
%、ヒステリシス比2.2)を弾性成分305aとして
用い、メルトインデックスMI=15g/10minで
形成した密度ρ=0.95g/cm3 の高密度ポリエチ
レンを非弾性成分305bとして用いて、図7に示す第
5の形態の弾性複合繊維305を製造した。得られた弾
性複合繊維における、上記弾性成分305aの断面積と
上記非弾性成分305bの断面積との比は70:30で
あった。尚、繊度2d×長さ51mmであり、また、永
久歪みは、35%であり、ヒステリシス比は3.2であ
った。得られた弾性複合繊維を製造例1と同様に処理し
て、坪量35g/m2 の不織布を製造した。得られた不
織布の永久歪みは21%であり、ヒステリシス比は2.
6であり、厚さ1.1mmで、風合いに優れ、伸縮性の
良好なものであった。
【0082】〔実施例1及び2〕メタロセン触媒を用い
て製造されたエチレン−α−オレフィン共重合体からな
るエラストマーシートの両面に、製造例1及び2で得ら
れた不織布を接着剤にて積層した3層構造の積層シート
を、伸縮部として用いて、図1に示す使い捨ておむつを
製造した(実施例1及び2)。これらの使い捨ておむつ
について、10人のモニターに対して装着感に関する試
験を行った。その結果、実施例1及び2(本発明)のパ
ンツ型使い捨ておむつは、皮膚刺激性が低く、肌触りや
風合い及びフィット性が良好であった。
【0083】
【発明の効果】本発明の使い捨ておむつは、装着時の操
作性に優れ、且つ装着中におけるフィット性に優れたも
のである。また、本発明の使い捨ておむつは、上記伸縮
部として用いる上記不織布を含むシートが布様の感触を
有することにより、快適な装着感を有するものである。
特に、本発明の使い捨ておむつは、立ったままはかせる
使い捨ておむつとして好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の使い捨ておむつの好ましい一実施形態
を示す正面図である。
【図2】図1に示す実施形態の使い捨ておむつの展開図
である。
【図3】弾性複合繊維の第1の形態を示す拡大幅方向断
面図である。
【図4】弾性複合繊維の第2の形態を示す拡大幅方向断
面図である。
【図5】弾性複合繊維の第3の形態を示す拡大幅方向断
面図である。
【図6】弾性複合繊維の第4の形態を示す拡大幅方向断
面図である。
【図7】弾性複合繊維の第5の形態を示す拡大幅方向断
面図である。
【図8】弾性複合繊維の第6の形態を示す拡大幅方向断
面図である。
【図9】弾性複合繊維の第7の形態を示す拡大幅方向断
面図である。
【図10】弾性複合繊維の第8の形態を示す拡大幅方向
断面図である。
【図11】弾性複合繊維の第9の形態を示す拡大幅方向
断面図である。
【図12】弾性複合繊維の第10の形態を示す拡大幅方
向断面図である。
【図13】弾性複合繊維の第11の形態を示す拡大幅方
向断面図である。
【図14】弾性複合繊維の第12の形態を示す拡大幅方
向断面図である。
【図15】図15は、図1に示す実施形態の使い捨てお
むつの使用形態を示す図であり、図15(a)は、フラ
ップ止着部を止着する際の状態を示す正面図であり、図
15(b)は、おむつ止着部を止着する際の状態を示す
正面図である。
【図16】本発明の使い捨ておむつの別の実施形態を示
す展開図(図2相当図)である。
【符号の説明】
1 使い捨ておむつ 2 表面シート 3 裏面シート 4 吸収体 5 ウエスト部 6 レッグ部 7a ウエスト部弾性伸縮部材 7b レッグ部弾性伸縮部材 7c 立体ガード弾性伸縮部材 8 立体ガード 9 自由端 10a フラップ 10b フラップ 11 先端部 12 基端部 13 伸縮部 14 フラップ止着部 15 フラップ本体 20 おむつ止着部 A 腹側部 B 背側部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液透過性の表面シート、液不透過性の裏
    面シート、及びこれら両シート間に介在する液保持性の
    吸収体を有し、使用時に着用者の腹側に位置する腹側部
    及び背中側に位置する背側部が形成されている、展開型
    の使い捨ておむつにおいて、 上記背側部の左右両側縁には、それぞれフラップが連設
    されており、左右の該フラップの少なくとも何れか一方
    における先端部には、フラップ止着部が設けられてお
    り、該フラップ止着部により、左右の該フラップを着用
    者の腹側において止着することができるようになしてあ
    り、 上記腹側部には、その左右両側におむつ止着部が設けら
    れており、該おむつ止着部を上記フラップに当接させて
    おむつの止着ができるようになしてあり、 上記フラップは、少なくともその基端部側に伸縮部を有
    し、 上記伸縮部は、弾性ポリオレフィンと、該弾性ポリオレ
    フィンとは異なる他のポリオレフィンとを具備してなる
    弾性複合繊維を含有してなり、永久歪みが60%以下で
    あり且つヒステリシス比が6.0以下である不織布を含
    むシートからなる、ことを特徴とする使い捨ておむつ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007167131A (ja) * 2005-12-19 2007-07-05 Livedo Corporation 使い捨ておむつ
JP2010508948A (ja) * 2006-11-15 2010-03-25 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー 巻きつけてたくし込む構成を有する使い捨て吸収性物品
JP2019018557A (ja) * 2017-07-14 2019-02-07 積水フーラー株式会社 伸長性複合材料
JP2020121556A (ja) * 2019-01-29 2020-08-13 積水フーラー株式会社 伸長性複合材料

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