JPH0929873A - 制振・遮音シート - Google Patents

制振・遮音シート

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JPH0929873A
JPH0929873A JP18549595A JP18549595A JPH0929873A JP H0929873 A JPH0929873 A JP H0929873A JP 18549595 A JP18549595 A JP 18549595A JP 18549595 A JP18549595 A JP 18549595A JP H0929873 A JPH0929873 A JP H0929873A
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JP
Japan
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damping
sound
vibration
insulating sheet
filler
Prior art date
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JP18549595A
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English (en)
Inventor
Hirobumi Omura
博文 尾村
Kazuhiro Omori
一弘 大森
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Hirotani Co Ltd
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Hirotani Co Ltd
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 大きな制振・遮音効果が得られ、且つ500
Hz以上の高い周波数領域でも減衰効果が低下しない制
振・遮音シートを提供する。 【構成】 フィラーと、エチレン系共重合体とアスファ
ルトからなるバインダーとを混練してシート状に形成し
た基材1aの一面に独立気泡発泡体1cを積層する。ま
た、他面に保護層1bをさらに積層してもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、制振・遮音シート
に関する。さらに詳しくは、住宅の床等に使用して振動
や騒音を防止する制振・遮音シートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の制振・遮音シートとしては、例え
ば熱可塑性樹脂、ゴム、アスファルト等の粘結材(バイ
ンダー)と、砂鉄、スラグ、鉄粉等の骨材とを混練して
シート状に加工し、その表面に緩衝層として不織布を積
層したものがある(例えば、特公平4−65777)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の制振・遮音シートにおいては、積層された不織布の
目付量が小さいと緩衝効果も小さく、目付量が大きいと
住宅の床を構成するパーチクルボードやフローリングと
接着する際に接着剤が不織布に吸収されて硬化し、緩衝
効果が低下するという問題があった。また、目付量の大
きい不織布を緩衝層として用いても、500Hz以上の
高い周波数領域での減衰効果が小さいという問題点もあ
った。さらに、従来の制振・遮音シートの構成材料は原
料単価が高く、特にゴム等を用いると成形加工費も高価
になるという問題があった。
【0004】本発明は、大きな制振・遮音効果が得ら
れ、且つ500Hz以上の高い周波数領域でも減衰効果
が低下しない制振・遮音シートを提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
制振・遮音シートは、フィラーと、エチレン系共重合体
及びアスファルトからなるバインダーとを含有するシー
ト状の基材層の一面に独立気泡発泡体層が積層されてな
ることを特徴とする。
【0006】本発明の請求項2記載の制振・遮音シート
は、請求項1記載の制振・遮音シートにおいて、基材層
中のバインダー成分として更に石油樹脂を含んでいるこ
とを特徴とする。
【0007】本発明の請求項3記載の制振・遮音シート
は、請求項1又は2記載の制振・遮音シートにおいて、
エチレン系共重合体がエチレン−酢酸ビニル共重合体で
あることを特徴とする。
【0008】本発明の請求項4記載の制振・遮音シート
は、フィラーと、エチレン系共重合体及びアスファルト
からなるバインダーとを含有するシート状の基材層、独
立気泡発泡体層、保護層からなり、基材層/独立気泡発
泡体層/保護層、あるいは、保護層/基材層/独立気泡
発泡体層/保護層の順で積層されてなることを特徴とす
る。
【0009】本発明の請求項5記載の制振・遮音シート
は、請求項2又は3記載の制振・遮音シートにおいて、
フィラーを90〜65重量%、バインダー成分であるア
スファルトを10〜35重量%、エチレン−酢酸ビニル
共重合体を0.3〜2.0重量%、石油樹脂を1.0〜
5.0重量%含有していることを特徴とする。
【0010】本発明の請求項6記載の制振・遮音シート
は、請求項1、請求項2、請求項3、請求項4又は請求
項5記載の制振・遮音シートにおいて、フィラーが、酸
化鉄を主成分とする酸化鉄系フィラーと、軽金属の炭酸
塩又は水酸化物からなる軽金属系フィラーとの混合物で
あることを特徴とする。
【0011】本発明の請求項7記載の制振・遮音シート
は、請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項
5又は請求項6記載の制振・遮音シートにおいて、フィ
ラーが、比重4.5〜5.5の成分と比重2.0〜3.
0の成分との混合物であり、基材層の総比重が2.5〜
5.5であることを特徴とする。
【0012】本発明の請求項8記載の制振・遮音シート
は、請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項
5、請求項6又は請求項7記載の制振・遮音シートにお
いて、独立気泡発泡体が、エチレン−酢酸ビニル共重合
体、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリウレタン、ノ
リル、ポリスチレン、ポリエチレンとポリプロピレンと
の混合物及びポリエチレンとポリスチレンとの混合物か
らなる群より選ばれる1種以上からなることを特徴とす
る。
【0013】以下、本発明をさらに詳細に説明する。
【0014】シート状の基材は、基本的にはフィラーと
バインダーとしてのアスファルトとから構成される。
【0015】フィラーとしては、鉄鉱石が微粉状に破砕
されたものや、鉄の製鋼、圧延、表面処理工程で発生す
る転炉スラグ、圧延スケール、酸洗スケール、BF鋳床
スケール、砂鉄等が挙げられる。中でも比重が高い鉄鉱
石微粉、酸洗スケール、BF鋳床スケールが好適であ
る。これらは、酸化鉄を主成分とする比重4.5〜5.
5のものである。その粒径は、5〜100μmが好適で
ある。また、フィラーの形状は何ら限定されるものでは
なく、繊維状、球状、粒状、フレーク状等様々な形状の
ものを用いることができる。
【0016】上記酸化鉄系フィラーとともに、比重2.
0〜3.0の軽金属の炭酸塩又は水酸化物を併用する
と、シートの剛性及び密度を向上することができる。併
用される比重2.0〜3.0の軽金属の炭酸塩又は水酸
化物としては、例えば炭酸カルシウム、水酸化マグネシ
ウム、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム等が挙げられ、中
でも炭酸カルシウム、水酸化マグネシウムが好適に用い
られる。また、これらの粒径は2〜60μmが好適であ
る。
【0017】バインダーとしてはアスファルト、石油樹
脂、エチレン系共重合体が用いられる。アスファルトと
しては、例えば天然アスファルト、ストレートアスファ
ルト、ブローンアスファルト、カットバックアスファル
ト等の石油アスファルトを使用することができる。中で
もストレートアスファルト又はブローンアスファルトの
いずれか一種単独又はこれら二種の混合物が好適に用い
られる。
【0018】ストレートアスファルトは、主にアスファ
ルト基原油の常圧蒸留後に得られる残渣のことであり、
伸度、粘着力、防水性等が大きく、道路舗装に多く用い
られる。また、ブローンアスファルトは、半アスファル
ト基原油の蒸留残渣に熱い状態で空気を吹き込み、酸化
重合させて得られるものであり、軟化点が高く、弾性が
大きい等の特徴がある。
【0019】石油樹脂は、混練時の流動調整の機能を有
し、混練物全体の流れを良くし、均一に効率よく混練す
る役目を有している。更に、制振効果にも寄与してい
る。また、炭素数が5の炭化水素(以下C5と表す。)
留分を原料にした脂肪族系(またはC5系石油樹脂)、
炭素数が9の炭化水素(以下C9と表す。)留分を原料
にした芳香族系(またはC9系石油樹脂)、両者を原料
にしたC59共重合石油樹脂のいずれが用いられてもよ
い。好ましくは、芳香族系石油樹脂成分は65重量%以
上含まれていることが望ましい。
【0020】エチレン系共重合体は、シート成形時のシ
ートの柔軟性、粘り付与の役目を果たし、シートが割れ
たり欠けたりすることを防ぐ。エチレン系共重合体とし
てはエチレン−酢酸ビニル共重合体が好ましく、酢酸ビ
ニル含有量は25〜50重量%が好ましい。
【0021】フィラーとバインダーの配合比は、90〜
65重量%対10〜35重量%が好ましい。フィラーが
65重量%未満の場合はシートの面密度が小さくなり、
制振・遮音性が低下する。一方90重量%を超える場合
はバインダー量が少なくなり過ぎ、シートの機械的強
度、伸び等が不足すると共に成形加工性も悪くなる。な
お、床の制振・遮音に用いる場合は、特に88〜75重
量%対12〜25重量%が好適である。
【0022】保護層としては、天然繊維、合成繊維ある
いは糸状の金属などを織ったり編んだりして作られた面
状のものや、それらと逆に、同様の材料を織ったり編ん
だりする工程によらず作られた面状製品である不織布あ
るいは高分子化合物をシート状やメッシュ状に成形した
もの、金属のシート状のものなどが挙げられる。シート
状のものは、場合により、スプリット加工やパンチング
加工などの後加工を行ってもよい。
【0023】不織布の材質としては、ポリエステル、ポ
リエチレン、レーヨン又はガラスのうちのいずれか一種
単独又は二種以上の混合物が使用され、中でもポリエス
テル、ポリエチレン、レーヨンが好適である。その目付
量としては、30〜50g/m2のものが床材との接着
に好適である。
【0024】緩衝層として用いられる独立気泡発泡体の
材質は、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリプロピレ
ン、ポリエチレン、ポリウレタン、ノリル、ポリスチレ
ン、ポリエチレンとポリプロピレンとの混合物及びポリ
エチレンとポリスチレンとの混合物からなる群より選ば
れる1種以上からなるもの等を用いることができ、中で
も価格と性能面からポリエチレンの20〜30倍発泡体
が好適に使用できる。なお、連続気泡の発泡体は耐圧縮
性に劣るため、床材と接着した後、ピアノ、冷蔵庫等の
大型重量家具が置かれた場合、床のへこみ等の問題が発
生するので好ましくない。
【0025】叙上の通り、本発明の制振・遮音シート
は、独立気泡発泡体を緩衝層として用いて基材と一体化
することで、これを住宅の床に適用した場合、積層した
不織布への接着剤の染み込みによる緩衝効果の低下を防
ぐことができ、500Hz以上の高い周波数領域での振
動や音の減衰効果も低下しない。
【0026】また、エチレン系共重合体を添加した場合
には、基材シートの成形時の割れや欠けを防止すること
ができる。さらに、石油樹脂を添加した場合には、基材
成分の混練時の流動性が良くなり、均一混練を効率良く
達成することができる。
【0027】
【実施例】以下、本発明を実施例について詳述する。な
お、本発明はこれら実施例に何ら限定されるものではな
く、種々の変更が可能である。
【0028】(実施例1)本実施例の制振・遮音シート
1は、図1に示すように、粒径30μmの酸洗スケール
(比重5.1)からなる酸化鉄系フィラーを65重量
%、粒径10μmの炭酸カルシウム(比重2.7)から
なる軽金属系フィラーを20重量%及びバインダーとし
てブローンアスファルト13重量%、芳香族系石油樹脂
(軟化点102℃)1.3重量%、エチレン−酢酸ビニ
ル樹脂(酢酸ビニル含量40%)0.7重量%を加熱混
練して製膜した厚さ4mmのシート状の基材1aの片面
に、保護層として目付量50g/m2のポリエステルの
不織布1bを溶剤ゴム系接着剤で接着し、他面には、緩
衝層として、スキン層を両面に有する厚み2mmのポリ
エチレンの20倍発泡の独立気泡発泡体1cを溶剤ゴム
系接着剤で接着したものである。この制振・遮音シート
の厚みは6mm、総面密度は12kg/m2であった。
【0029】このように構成された厚み6mmの制振・
遮音シートを、ユニット式2バイ4住宅(セキスイ ツ
ーユーホーム)の二階床に適応した場合の構成を図2に
示す。すなわち、制振・遮音シート1を独立気泡発泡体
1cが上面となるように配置し、その上面に厚さ6mm
の乱尺フローリング材2を、下面(不織布1b側)に厚
さ20mmのパーチクルボード3を敷いて相互に接着し
た。それぞれの接着には酢酸ビニルペースト系接着剤
(商品名「エスダイン床タイル用」(積水化学工業社
製))を用いた。この三層構造の床材を床根太4上に固
定した。なお、床根太4と床根太4の間には吸音材5を
配置した。
【0030】上述のように構成した住宅において、タッ
ピングマシンを使用してJIS A1418に準拠した
測定方法及び遮音等級により軽量床衝撃音レベルを測定
した。その結果を図3に示す。
【0031】(実施例2)酸化鉄系フィラーとしてBF
鋳床スケールを用いた以外は実施例1と同様にして制振
・遮音シートを作製した。得られたシートの厚みは6m
mで、面密度は12kg/m2であった。このシートを
用いて実施例1と同様に住宅の二階床構造を造り、同様
の測定方法及び遮音等級により軽量床衝撃音レベルを測
定した。その結果を図4に示す。
【0032】(実施例3)BF鋳床スケールからなる酸
化鉄系フィラーを80重量%及びバインダーとしてのブ
ローンアスファルト20重量%、芳香族系石油樹脂(軟
化点102℃)1.3重量%、エチレン−酢酸ビニル樹
脂(酢酸ビニル含量40%)0.5重量%を加熱混練
し、厚み4mmのシート状の基材を製膜した。以後、実
施例1と同様にして制振・遮音シートを作製した。得ら
れたシートの厚みは6mm、面密度は13kg/m2
あった。このシートを用いて実施例1と同様に住宅の二
階床構造を造り、同様の測定方法及び遮音等級により軽
量床衝撃音レベルを測定した。その結果を図5に示す。
【0033】(実施例4)実施例1で最下層の保護層の
不織布1bを用いない構成体を使用し、基材1aに溶剤
ゴム系接着剤で接着した以外は実施例1と同様に行っ
た。軽量床衝撃音レベルも同様に測定した。その結果を
図6に示す。
【0034】(比較例1)緩衝層として独立気泡発泡体
の代わりに目付量150g/m2の不織布を使用した以
外は実施例1と同様にしてシート制振・遮音シートを作
製した。得られたシートの厚みは6mm、面密度は12
kg/m2であった。このシートを用いて実施例1と同
様に住宅の二階床構造を造り、同様の測定方法及び遮音
等級により軽量床衝撃音レベルを測定した。その結果を
図7に示す。尚、当比較例は、不織布の目付量が多かっ
たため、この面に用いる接着剤の延展性が不良であっ
た。更に、不織布の厚み方向への接着剤のしみこみが多
いなどの塗工作業性の不良点もみられた。
【0035】(比較例2)実施例1と同じ基材を用い、
緩衝層を設けない制振・遮音シートを作製した。得られ
たシートの厚みは4mm、面密度は12kg/m2であ
った。このシートを用いて実施例1と同様に住宅の二階
床構造を造り、同様の測定方法及び遮音等級により軽量
床衝撃音レベルを測定した。その結果を図8に示す。
【0036】(比較例3)制振・遮音シートを使用しな
いで住宅の二階床構造を造り、実施例1と同様の測定方
法及び遮音等級により軽量床衝撃音レベルを測定した。
その結果を図9に示す。
【0037】以上を比較して分かるように、実施例1、
2、3及び4はL−65のレベルを達成し、且つ500
Hz以上の周波数域での特性が比較例1より優れてい
る。なお、比較例2はL−65のレベルに達しておら
ず、比較例3はL−75のレベルに留まっている。
【0038】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明の制振・遮音
シートは基材の片面に緩衝層として独立気泡発泡体を積
層したことにより、大きな制振・遮音効果が得られ、且
つ500Hz以上の高い周波数領域で大きな減衰効果が
得られる。また、基材の原料として鉄の製鋼、圧延、表
面処理等の処理工程で発生する非常に安価なスケール類
を用いたことにより、製造原価を低減することができ
る。さらに、エチレン系共重合体や石油樹脂を用いたこ
とにより、シート成形時の割れ防止や効率的な均一混練
が達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の制振・遮音シートの一実施例を示す断
面図である。
【図2】実施例1の制振・遮音シートをユニット式2バ
イ4住宅の床に適応した状態図を示す。
【図3】実施例1の制振・遮音シートをユニット式2バ
イ4住宅の床に適応した場合における軽量床衝撃音レベ
ルのオクターブ帯域中心周波数に対する特性を示す線図
である。
【図4】実施例2の制振・遮音シートをユニット式2バ
イ4住宅の床に適応した場合における軽量床衝撃音レベ
ルのオクターブ帯域中心周波数に対する特性を示す線図
である。
【図5】実施例3の制振・遮音シートをユニット式2バ
イ4住宅の床に適応した場合における軽量床衝撃音レベ
ルのオクターブ帯域中心周波数に対する特性を示す線図
である。
【図6】実施例4の制振・遮音シートをユニット式2バ
イ4住宅の床に適応した場合における軽量床衝撃音レベ
ルのオクターブ帯域中心周波数に対する特性を示す線図
である。
【図7】比較例1の制振・遮音シートをユニット式2バ
イ4住宅の床に適応した場合における軽量床衝撃音レベ
ルのオクターブ帯域中心周波数に対する特性を示す線図
である。
【図8】比較例2の制振・遮音シートをユニット式2バ
イ4住宅の床に適応した場合における軽量床衝撃音レベ
ルのオクターブ帯域中心周波数に対する特性を示す線図
である。
【図9】比較例3の制振・遮音シートをユニット式2バ
イ4住宅の床に適応した場合における軽量床衝撃音レベ
ルのオクターブ帯域中心周波数に対する特性を示す線図
である。
【符号の説明】
1 制振・遮音シート 1a 基材 1b 保護層(不織布) 1c 独立気泡発泡体 2 乱尺フローリング材 3 パーチクルボード 4 床根太 5 吸音材

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィラーと、エチレン系共重合体及びア
    スファルトからなるバインダーとを含有するシート状の
    基材層の一面に独立気泡発泡体層が積層されてなること
    を特徴とする制振・遮音シート。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の制振・遮音シートにおい
    て、基材層中のバインダー成分として更に石油樹脂を含
    んでいることを特徴とする制振・遮音シート。
  3. 【請求項3】 エチレン系共重合体がエチレン−酢酸ビ
    ニル共重合体であることを特徴とする請求項1又は2記
    載の制振・遮音シート。
  4. 【請求項4】 フィラーと、エチレン系共重合体及びア
    スファルトからなるバインダーとを含有するシート状の
    基材層、独立気泡発泡体層、保護層からなり、基材層/
    独立気泡発泡体層/保護層、あるいは、保護層/基材層
    /独立気泡発泡体層/保護層の順で積層されてなること
    を特徴とする制振・遮音シート。
  5. 【請求項5】 フィラーを90〜65重量%、バインダ
    ー成分であるアスファルトを10〜35重量%、エチレ
    ン−酢酸ビニル共重合体を0.3〜2.0重量%、石油
    樹脂を1.0〜5.0重量%含有していることを特徴と
    する請求項2又は3記載の制振・遮音シート。
  6. 【請求項6】 フィラーが、酸化鉄を主成分とする酸化
    鉄系フィラーと、軽金属の炭酸塩又は水酸化物からなる
    軽金属系フィラーとの混合物であることを特徴とする請
    求項1、請求項2、請求項3、請求項4又は請求項5記
    載の制振・遮音シート。
  7. 【請求項7】 フィラーが、比重4.5〜5.5の成分
    と比重2.0〜3.0の成分との混合物であり、基材層
    の総比重が2.5〜5.5であることを特徴とする請求
    項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5又は請
    求項6記載の制振・遮音シート。
  8. 【請求項8】 独立気泡発泡体が、エチレン−酢酸ビニ
    ル共重合体、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリウレ
    タン、ノリル、ポリスチレン、ポリエチレンとポリプロ
    ピレンとの混合物及びポリエチレンとポリスチレンとの
    混合物からなる群より選ばれる1種以上からなることを
    特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、
    請求項5、請求項6又は請求項7記載の制振・遮音シー
    ト。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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FR2768448A1 (fr) * 1997-09-18 1999-03-19 Onduline Sa Produit d'isolation phonique

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