JPH09297797A - 商品情報の提供方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 顧客及び店員が容易に利用できる同一の携帯
端末を使って商品情報の検索を行うことによって、顧客
が所望の商品を購入するまでの時間を短縮する。 【解決手段】 顧客及び店員ともに端末装置４から検索
要求を無線通信によって情報処理装置１へ送信し、処理
部３は検索要求者が顧客か店員かを判断し、データベー
ス２を検索して顧客向け又は店員向けの商品情報を端末
装置４へ送り、入出力部４２に表示する。顧客が端末装
置４から商品の購入を指示したとき、処理部３はその商
品の売場の端末装置１１へ買い上げ情報を通知する。ま
た店員が商品の詳細説明のために端末装置４から担当者
呼出を指示したとき、処理部３は指定された担当者の呼
出装置１２へ呼出信号を送る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、電子計算機を利用
して顧客及び店員へ商品情報を提供する情報提供方法に
関する。

【０００２】

【従来の技術】販売店において、顧客から商品について
問い合わせがあったとき、店員がその場で商品の説明を
行ったり、店員が店舗に設置されている端末装置を使っ
て商品情報を検索した後に商品の説明を行っていた。ま
た顧客用の端末を設置している店舗では、この端末装置
を利用して顧客自身が商品情報の検索を行っていた。こ
のため多数の顧客が端末装置を利用しようとしたとき、
端末装置が空くのを待たねばならない。

【０００３】商品情報を提供する技術として関連するも
のには、例えば特開平５−４６６３６号公報がある。こ
の技術は、商品を入れて持ち運ぶ商品運搬体に携帯端末
を取り付け、顧客がこの携帯端末を介して商品情報を検
索するものである。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】従来の方法では、顧客
が大量の商品の中から所望の商品を探して購入するまで
の時間がかかるという問題がある。すなわち特に大型店
舗では所望の商品がどこにあるかを探すのに多くの時間
がかかっていた。また店員から商品説明を受ける場合に
も、担当の店員を捜して説明を受けるまでの時間がかか
る。店舗に端末装置が設置してある場合でも、顧客が端
末装置の設置場所まで行かなければならず、また端末装
置の設置場所に行っても１台の端末が１人の顧客に占有
され、空くのを待たなければならなかったり、端末の操
作が面倒という問題もあった。一方商品運搬体に携帯端
末を取り付ける方法は、商品情報が変更になるたびにす
べての携帯端末の商品情報を一斉に更新するための手間
がかかり、また店員向けの端末装置は別に用意しなけれ
ばならないという問題があった。

【０００５】本発明の目的は、顧客が所望の商品を購入
するまでの時間を短縮することにある。

【０００６】本発明の他の目的は、顧客と店員とが同一
の携帯端末を利用することによって端末装置を容易に利
用できるようにするとともに、店員には店員向けの情報
も提供することにある。

【０００７】本発明のさらに他の目的は、商品情報を一
元的に管理することによって商品情報の更新を容易にす
ることにある。

【０００８】

【課題を解決するための手段】本発明は、商品情報が格
納されるデータベースを検索して所望の商品についての
情報を取得する情報処理装置と、情報処理装置へ検索要
求を送信するとともに検索結果を表示する端末装置とを
有するシステムの商品情報提供方法において、顧客及び
店員によって操作される携帯型の端末装置から検索要求
と店員によって操作される場合には店員であることを示
す個人情報とを無線通信によって情報処理装置へ送信
し、検索要求を受けた情報処理装置では、店員の個人情
報を受信しない場合には該データベースを検索して顧客
向きの商品情報を取り出して端末装置へ送信し、店員の
個人情報を受信した場合には該データベースを検索して
店員向きの商品情報を取り出して端末装置へ送信し、検
索結果の商品情報を受けた端末装置では、店員向きの商
品情報の場合には顧客に提示可能な情報と店員にのみ通
知可能な情報とを区分して表示する商品情報の提供方法
を特徴とする。

【０００９】

【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図面を用いて説明する。

【００１０】図１は、本実施形態の商品情報提供システ
ムの構成図である。１は商品情報、在庫情報等を検索
し、これらの情報を提供する各店舗に設置される情報処
理装置であり、データベース２、処理部３及び受発信部
１３から構成される。データベース２は、商品情報、在
庫情報及び商品の陳列場所についての情報を格納する。
処理部３は検索要求に応答してデータベース２を検索す
る処理装置であり、情報処理装置１の記憶装置に格納さ
れるプログラムを実行する。受発信部１３は情報処理装
置１と他の装置との間の情報の送受信を制御する赤外線
送受信装置、無線装置などによって構成される通信制御
装置である。４は情報処理装置１に対して情報検索の要
求を送信し、受け取った情報を表示する端末装置であ
り、カード入出力部４１、入出力部４２、記憶装置４
３、処理部５及び受発信部４４から構成される。端末装
置４は、顧客及び店員によって利用される携帯型の端末
装置である。カード入出力部４１は会員カード、クレジ
ットカード、プリペイドカードなど各種のカードを読み
取ったり、カードに情報を書き込んだりする装置であ
る。入出力部４２は検索要求を入力し、また検索結果を
表示するタッチパネル／キーボード／ディスプレィのよ
うな装置である。記憶装置４３は受信した検索結果を一
時的に記憶する記憶装置である。処理部５は、カード入
出力部４１から入力されたカード情報や入出力部４２か
ら入力された検索要求を情報処理装置１へ送信し、また
情報処理装置１から検索結果を受信したとき、記憶装置
４３を介して入出力部４２に表示する処理装置であり、
端末装置４の記憶装置に格納されるプログラムを実行す
る。受発信部４４は、受発信部１３を介して情報処理装
置１との間の情報の送受信を制御する赤外線送受信装
置、無線装置などによって構成される通信制御装置であ
る。１１は受発信部１３を介して情報処理装置１に接続
され、商品の各売場に設けられ、買い上げられた商品に
ついての情報を表示する端末装置である。端末装置１１
はＰＯＳ端末、パソコン、レジスタ等で構成される。１
２は受発信部１３を介して情報処理装置１に接続され、
売場の担当者を呼び出す呼出装置である。呼出装置１２
はポケットベルや携帯電話などで構成される。なお情報
処理装置１は、受発信部１３及びネットワークを介して
他の店舗に設置される商品情報提供システムの情報処理
装置１と接続される。

【００１１】顧客が利用する端末装置４のカード入出力
部４１からカード情報が入力されると、処理部５は受発
信部４４及び受発信部１３を介して情報処理装置１へこ
の検索要求を送信する。情報処理装置１の処理部３は、
この検索要求に応答してデータベース２を検索し、要求
された商品情報、在庫情報等の検索結果を端末装置４へ
送信する。処理部５は受け取った検索結果を記憶装置４
３上に一時記憶した後、入出力部４２上に表示する。顧
客から入出力部４２を介して商品の購入指示があったと
き、処理部５は情報処理装置１へこの購入要求を送信す
る。処理部３は、購入要求のあった商品の売場の端末装
置１１へ商品の買い上げ情報を送信し、端末装置１１が
この情報を表示する。また処理部３は、端末装置４へ購
入した商品を受け取るための確認情報を送信し、これを
受信した処理部５は入出力部４２上に確認情報を表示す
る。なお当該店舗に商品の在庫がない場合には、処理部
３はデータベース２から他店の在庫情報を取り出し、そ
の結果を端末装置４へ送信する。

【００１２】一方店員が利用する端末装置４の入出力部
４２からパスワードと検索要求が入力されると、処理部
５は情報処理装置１へ検索要求を送信する。処理部３
は、この検索要求に応答してデータベース２を検索し、
要求された商品情報、在庫情報等の検索結果を端末装置
４へ送信する。処理部５は受け取った検索結果を記憶装
置４３上に一時記憶した後、入出力部４２上に表示す
る。検索結果に商品の販売担当者が表示され、入出力部
４２から担当者呼出の要求が入力されると、処理部５は
情報処理装置１へこの要求を送信する。処理部３は、こ
の要求に応答して担当者の所有する呼出装置１２へ呼出
情報を送信する。

【００１３】データベース２は、商品情報データベース
として商品コードごとに仕様、価格等の情報をもち、ま
た在庫情報データベースとして商品コードごとに売場区
分、在庫量、他店在庫量などの情報をもち、また販売担
当者データベースとして売場区分ごとに担当者名の情報
をもつ。

【００１４】図２は、入出力部４２上に表示される顧客
向けの総合メニュー画面の例を示す図である。総合メニ
ューの選択肢は、いずれか一つが選択可能である。詳細
（送信）ボタンは、選択肢を選択した後に押下されたと
き有効であり、情報の送信要求を指示するボタンであ
る。終了ボタンは情報提供処理の終了を指示するボタン
である。

【００１５】図３は、入出力部４２上に表示される顧客
向けの商品情報メニュー画面の例を示す図である。商品
情報メニューは、総合メニューの選択肢の中の「商品情
報」を選択したとき表示されるメニューである。商品情
報メニューの選択肢は、商品種別を示すものであり、い
ずれか一つが選択可能である。詳細（送信）ボタンは、
選択肢を選択した後に押下されたとき有効であり、情報
の送信要求を指示するボタンである。総合メニューボタ
ンは、総合メニュー画面に戻るよう指示するボタンであ
る。終了ボタンは情報提供処理の終了を指示するボタン
である。なおこの商品情報メニューは会員向けの情報で
ある。

【００１６】図４は、入出力部４２上に表示される顧客
向けの特定商品の詳細情報の表示例を示す図である。画
面には商品の名称、価格、仕様、在庫の有無、商品の展
示（陳列）場所等の情報が表示される。「買い上げ（送
信）」ボタン４２１は、商品の購入を指示するためのボ
タンである。「他店在庫（送信）」ボタン４２２は、在
庫がない場合に有効であり、他店の在庫情報の問い合わ
せを指示するボタンである。総合メニューボタンは上述
の通りである。前画面ボタンは、前画面に戻るよう指示
するボタンである。

【００１７】図５は、入出力部４２上に表示される購入
した商品を受け取るための確認情報の表示例を示す図で
ある。画面には購入した商品の名称、価格、整理番号、
商品引渡し場所などの情報が表示される。

【００１８】図６は、端末装置４の利用者が顧客である
場合の処理部５及び処理部３の処理の流れを示すフロー
チャートである。顧客が顧客カード、会員カードなどの
カードを持っている場合には、カードがカード入出力部
４１に挿入されて読み取られると、処理部５は入力した
カード情報を記憶装置４３に格納する（ステップ５
１）。入出力部４２から総合メニューの送信要求が指示
されると、処理部５は会員か否か等顧客を区別する最小
限のカード情報とともにメニューの送信要求を情報処理
装置１へ送信する（ステップ５２）。処理部３はこのメ
ニュー要求を受信し（ステップ３１）、カード情報の有
無と種類に応じて総合メニューを端末装置４へ送信する
（ステップ３２）。処理部５は総合メニューを受信して
記憶装置４３に一時記憶した後に入出力部４２に表示す
る（ステップ５３）。さらにメニューを詳細に展開する
場合にはステップ５２に戻って上記処理を繰り返す。こ
のようにして最終的には選択肢として個々の商品の一覧
表を入出力部４２に表示する。なお入出力部４２から総
合メニューの表示が指示されたとき、処理部５は記憶装
置４３に格納された総合メニューを入出力部４２に表示
する。入出力部４２から特定の商品を選択して詳細な商
品情報を要求する指示が入力されると、処理部５は商品
コードを含む検索要求を情報処理装置１へ送信する（ス
テップ５４）。処理部３は検索要求を受信し（ステップ
３３）、データベース２を検索して指定された商品の商
品情報を取り出し（ステップ３４）、端末装置４へ送信
する（ステップ３５）。処理部５はこの商品情報を受信
して記憶装置４３に一時記憶した後に入出力部４２に表
示する（ステップ５５）。入出力部４２から前画面の指
示があったとき、処理部５は記憶装置４３に格納される
前画面を入出力部４２上に表示する。入出力部４２から
別の商品を選択して詳細情報が要求されたとき、処理部
５はステップ５４に戻って上記処理を繰り返す。入出力
部４２を介して表示画面上の「他店在庫（送信）」ボタ
ン４２２が指示されたとき、処理部５は記憶装置４３上
の商品情報を参照して当店在庫がないことを確認した上
で他店の在庫情報を要求するメッセージを情報処理装置
１へ送信する（ステップ５４）。処理部３はこのメッセ
ージを受信し（ステップ３３）、データベース２を検索
して在庫のある他店名を取り出し（ステップ３４）、端
末装置４へ送信する（ステップ３５）。処理部５はこの
情報を受信して記憶装置４３に一時記憶した後に入出力
部４２に表示する（ステップ５５）。入出力部４２を介
して表示画面上の「買い上げ（送信）」ボタン４２１が
指示されたとき、処理部５は商品コードを指定して購入
要求を情報処理装置１へ送信する（ステップ５６）。処
理部５はここでステップ５１で入力したカード情報の中
から購入に必要な情報も併せて情報処理装置１へ送信す
る。処理部３はこの購入要求を受信し（ステップ３
６）、購入する商品を販売する売場の端末装置１１へ買
い上げ情報を送信する（ステップ３７）。端末装置１１
はこの情報を表示装置に表示するので、これを見た店員
は商品をカウンタまで持参することができる。次に処理
部３は受け取りの確認情報を整理番号とともに端末装置
４へ送信する（ステップ３８）。処理部５はこの確認情
報を受信して入出力部４２上に表示する（ステップ５
７）。なおステップ５１でカードを読み込んだ場合、プ
リペイドカードならば処理部３は商品の値段に相当する
度数を送信し、処理部５はカード入出力部４１を介して
残りの度数からその度数だけ減らすようにカード情報を
更新して決済する。クレジットカードならば処理部３は
クレジットカードによる支払の処理を行い、端末装置１
１へカードによる支払を通知する。電子マネーカードの
場合も同様である。なお処理部３は、周期的にネットワ
ークを介して他店の商品情報提供システムの情報処理装
置１へ各商品の在庫情報を問い合わせ、それによってデ
ータベース２内の他店の在庫情報を更新する。

【００１９】上記実施形態によれば、顧客は大量の商品
の中から所望の商品を探して購入するまでの時間を削減
することができる。また顧客は商品の在庫の有無を確認
することができ、当店に在庫がない場合には他店の在庫
状況を知ることができる。また商品情報画面に商品の陳
列場所を表示するので、迅速に必要な商品を探すことが
できる。

【００２０】図７は、入出力部４２上に表示される店員
向けの総合メニュー画面の例を示す図である。メニュー
の内容は顧客向けの総合メニューと異なるがその操作方
法は図２に示す顧客向けの総合メニューと同じである。

【００２１】図８は、入出力部４２上に表示される店員
向けの特定商品の詳細情報の表示例を示す図である。表
示される情報は顧客向けの詳細情報と同様であるが、商
品の原価が暗号化して表示されている。また商品の当店
在庫量及び他店の在庫量を表示する。また商品の販売担
当者を表示する。「担当者呼出（送信）」ボタン４２３
は、その商品の販売担当者の呼出を指示するボタンであ
る。

【００２２】図９は、端末装置４の利用者が店員である
場合の処理部５及び処理部３の処理の流れを示すフロー
チャートである。入出力部４２から店員のパスワード
（個人情報）が入力されるか又はカード入出力部４１に
店員用のカードが挿入されて読み取られると、処理部５
は入力したパスワード又はカード情報を記憶装置４３に
格納する（ステップ６１）。入出力部４２から総合メニ
ューの送信要求が指示されると、処理部５はパスワード
又はカード情報とともにメニューの送信要求を情報処理
装置１へ送信する（ステップ６２）。処理部３はメニュ
ー要求を受信し（ステップ７１）、パスワード又はカー
ド情報によって店員であることを確認すると、店員向け
の総合メニューを端末装置４へ送信する（ステップ７
２）。処理部５はこの総合メニューを受信して記憶装置
４３に一時記憶した後に入出力部４２に表示する（ステ
ップ６３）。以下顧客向きの処理と同様の手順を辿って
図８に示すように詳細な商品情報を入出力部４２に表示
する（ステップ６５）。なお処理部５が受け取る情報の
うち、商品原価、予算、店内の注意事項など店員にのみ
通知可能な情報は一般顧客に見られないように処理部３
によって暗号化されている。入出力部４２を介して表示
画面上の「担当者呼出（送信）」ボタン４２３が指示さ
れたとき、処理部５は担当者を指定する呼出要求を情報
処理装置１へ送信する（ステップ６６）。処理部３はこ
の要求を受信し（ステップ７６）、担当者の所有する呼
出装置１２へ呼出信号を送信する（ステップ７７）。呼
出装置１２はこの呼出信号を受信し、担当者を呼び出
す。

【００２３】上記実施形態によれば、入出力部４２には
顧客に提示できる情報と店員向けの情報とが分けて表示
されるので、顧客に説明できるとともに店員に必要な情
報を迅速に取得することができる。また顧客に商品の詳
細な説明をする場合には、売場の担当者を迅速に呼び出
すことができる。

【００２４】

【発明の効果】本発明によれば、顧客及び店員が店舗に
用意された端末装置ばかりでなく自前の端末装置を利用
して商品情報の検索ができるので、顧客が所望の商品を
購入するまでの時間を短縮できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】実施形態の商品情報提供システムの構成図であ
る。

【図２】実施形態の顧客向けの総合メニュー画面の表示
例を示す図である。

【図３】実施形態の顧客向けの商品情報メニュー画面の
表示例を示す図である。

【図４】実施形態の顧客向けの特定商品の詳細情報の表
示例を示す図である。

【図５】実施形態の商品の受取確認情報の表示例を示す
図である。

【図６】実施形態の顧客が端末利用するときの処理部５
及び処理部３の処理の流れを示すフローチャートであ
る。

【図７】実施形態の店員向けの総合メニュー画面の表示
例を示す図である。

【図８】実施形態の店員向けの特定商品の詳細情報の表
示例を示す図である。

【図９】実施形態の店員が端末利用するときの処理部５
及び処理部３の処理の流れを示すフローチャートであ
る。

【符号の説明】

１・・・情報処理装置、２・・・データベース、３・・
・処理部、４・・・端末装置、５・・・処理部、１１・
・・端末装置、１２・・・呼出装置、４２１・・・買い
上げ（送信）、４２２・・・他店在庫（送信）、４２３
・・・担当者呼出（送信）

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】商品情報が格納されるデータベースを検索
   して所望の商品についての情報を取得する情報処理装置
   と、該情報処理装置へ検索要求を送信するとともに検索
   結果を表示する端末装置とを有するシステムの商品情報
   提供方法において、 顧客及び店員によって操作される携帯型の端末装置から
   検索要求と店員によって操作される場合には店員である
   ことを示す個人情報とを無線通信によって該情報処理装
   置へ送信し、 該検索要求を受けた情報処理装置では、店員の個人情報
   を受信しない場合には該データベースを検索して顧客向
   きの商品情報を取り出して該端末装置へ送信し、店員の
   個人情報を受信した場合には該データベースを検索して
   店員向きの商品情報を取り出して該端末装置へ送信し、 検索結果の商品情報を受けた端末装置では、店員向きの
   商品情報の場合には顧客に提示可能な情報と店員にのみ
   通知可能な情報とを区分して表示することを特徴とする
   商品情報の提供方法。
2. 【請求項２】顧客によって操作される該端末装置から商
   品の購入要求を該情報処理装置へ送信し、該購入要求を
   受けた情報処理装置では該商品の売場に設けた別の端末
   装置へ該商品の買い上げについての情報を通知すること
   を特徴とする請求項１記載の商品情報の提供方法。
3. 【請求項３】店員によって操作される該端末装置から商
   品の販売担当者を呼び出す要求を該情報処理装置へ送信
   し、該呼出要求を受けた情報処理装置では指定された販
   売担当者の呼出装置へ呼出信号を送信することを特徴と
   する請求項１記載の商品情報の提供方法。