JP2002117119A - 商品・サービス注文システム及び注文方法 - Google Patents

商品・サービス注文システム及び注文方法

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JP2002117119A
JP2002117119A JP2000305860A JP2000305860A JP2002117119A JP 2002117119 A JP2002117119 A JP 2002117119A JP 2000305860 A JP2000305860 A JP 2000305860A JP 2000305860 A JP2000305860 A JP 2000305860A JP 2002117119 A JP2002117119 A JP 2002117119A
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JP2000305860A
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Yoshimi Nakasaki
義己 中崎
Hidekazu Tanigawa
英和 谷川
Taku Saito
卓 斉藤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】人手を介さずに注文処理ができ、しかも勘定等
の集計処理が容易であると共に、特定エリア内からの注
文のみに対応可能である商品・サービス注文システムを
提供する。 【解決手段】メニュー提供手段は、商品・サービスを提
供する特定エリア内の携帯端末に電子メニュー又は電子
カタログを提供し、注文管理手段は、該電子メニュー又
は電子カタログに記述された商品又はサービスから上記
携帯端末により選択された商品又はサービスの注文を受
信して記憶手段に記憶する。さらに精算時においては、
キャッシャが上記記憶手段に記憶した注文の内容から利
用料金を計算する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は商品・サービス注文
システムに関し、特に、携帯端末を利用した商品・サー
ビス注文システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば飲食店での飲食サービスを受ける
場合、まず、客が店に入って席に座った時点で、ウエイ
ターあるいはウエイトレスが注文を収集する。ついで、
この注文が調理場に集約されて、注文された商品・サー
ビス(即ちアイテム:ここでは「料理」及び「メニュ
ー」に該当)が出来上がった時点で客にそのアイテムを
提供するようになっている。
【0003】また、店に入ると食券を購入し、その食券
をウエイターあるいはウエイトレスが収集することによ
って注文する方式もある。
【0004】一方、インターネットの普及にともなっ
て、携帯電話でもインターネットが使用でき、インター
ネットを通じて携帯電話からでも、商品の注文や銀行振
込が可能な状況になっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記飲食店の例に代表
される従来の方式は、いずれにせよ客の注文や、該注文
が調理場に届くまでに人の手を介在させることになり無
駄が多く、さらに売り上げ品目や、品目毎の売り上げ、
総売り上げ等の集計も容易でなかった。
【0006】また、携帯電話は上記のように種々の利用
方法が考えられるが、その利用方法はインターネットを
用いて広エリアを対象とした利用方法のみであり、携帯
電話を用いて特定のエリアにのみ対応したシステムは未
だ開発されていない。
【0007】これは、社内のイントラネット等と異な
り、特に客からの注文が伴う飲食店のような特定のエリ
アでの商品の注文システムにおいては、客の注文場所を
特定する必要があるために、現在では例えば店外からの
イタズラ注文との区別ができないといった理由が挙げら
れる。
【0008】本発明は上記従来の事情に鑑みて提案され
たものであって、人手を介さずに注文処理ができ、しか
も勘定等の集計処理が容易であると共に、特定エリア内
からの注文のみに対応可能である商品・サービス注文シ
ステムを提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、特定のエリア
内で商品又はサービスの提供を行う商品・サービス注文
システムを前提としている。ここでメニュー提供手段
は、上記特定エリア内の携帯端末に電子メニュー又は電
子カタログを提供し、注文管理手段は、該電子メニュー
又は電子カタログに記述された商品又はサービスから上
記携帯端末により選択された商品又はサービスの注文を
受信して記憶手段に記憶する。さらに精算時において
は、キャッシャが上記記憶手段に記憶した注文の内容か
ら利用料金を計算する。
【0010】従って、客の所持する携帯端末に電子メニ
ューを送信することが可能になるため、注文時でもウェ
イターやウェイトレスといった人手を介さずに素早く注
文処理ができ、又、提供者側は専用の注文用端末を備え
る必要がない。しかも電子メニューはメニュー提供手段
により一元管理されているため、商品変更時でも店内の
メニューを全て入れ換える必要もない。
【0011】さらに上記メニュー提供手段及び注文管理
手段をインターネット上に設けることにより、フランチ
ャイズ等のサービス形態等では複数店舗にてサーバを共
有可能であるためシステムのコストを削減できる。さら
に注文すると同時にサーバに注文情報が記憶されるため
に、複数店舗の注文状況が瞬時に把握できるとともに、
空き座席の把握、即ち混雑状況も管理可能となる。特に
混雑状況の情報は、サーバにて直接ホームページを用い
て公開することが容易となる。
【0012】又、客の所持する携帯端末の携帯番号を取
得する番号取得手段を上記特定のエリア内に設け、上記
メニュー提供手段が、上記携帯番号に基づいて上記電子
メニュー又は電子カタログを上記携帯端末に送信する構
成がある。
【0013】この構成では、客は上記メニュー提供手段
及び注文管理手段を備えたサーバのアドレスを受け取る
ことが可能であるために、入力の手間がかからず、また
確実に上記サーバにアクセスすることが可能となる。さ
らに、携帯端末の電話番号を取得しているため、外部か
らのイタズラ注文を防ぐ効果も有する。
【0014】尚、上記メニュー提供手段が、さらにメニ
ューの表示を条件に合わせて変更する制限事項入力画面
を提供する構成や、当該電子メニューをメモリーカード
に記憶させて客に配布する構成がある。
【0015】さらに、特定エリア内に設けた切換指示手
段が、該エリア内の携帯端末に狭域ネットワーク(店内
LAN)に接続可能な情報である切換信号を送信し、携
帯端末が、上記切換信号を受信することにより上記狭域
ネットワークに接続する機能切換手段を備える構成があ
る。この構成では、客は店内でのみ店内LANにアクセ
ス可能であるため、外部からのイタズラ注文を確実に防
止可能である。また、未精算の携帯端末の入店、出店を
管理することにより無銭飲食を防止することも可能であ
る。さらに、サーバと携帯端末とがインターネットを介
することなく直接通信することとなるため、携帯端末と
サーバ間の通信料金が不要である。また、上記狭域通信
を用いた場合には、例えば客の座席毎にアンテナを設置
することにより、座席番号を入力する必要がない。当
然、アクセスノード、即ち携帯端末1の台数も管理可能
なため、常時混雑状況を把握することが可能である。
【0016】
【実施の形態】(実施の形態1)まず図1、図2、図6
を用いて、本実施の形態1に係る商品・サービス注文シ
ステムついて説明する。尚、図1は本願発明の実施の形
態1を示す概念図である。
【0017】まず、商品・サービスの提供を行う特定の
エリアである店101に客が来店して座席につく(図
6:S601)。次に、客は持参した携帯端末1を用い
てインターネット103を介してサーバ102にアクセ
スする。ここで、上記サーバ102のアドレスは、上記
客のテーブル上に表示されているものとし、当該アドレ
スは上記客が入力する(図6:S602)。尚、上記ア
クセスの具体的な方法としてはi−mode(アイモー
ド:株式会社NTTDoCoMoが提供するインターネ
ット接続サービス)が挙げられる。
【0018】上記客がサーバ102にアクセスすると、
上記サーバ102を構成するメニュー提供手段104
は、同じく上記サーバ102を構成する記憶手段106
より電子メニューを読み出し、インターネット103を
介して携帯端末1に送信する(図6:S603)。
【0019】次に、上記電子メニューを受信した携帯端
末1は、例えばインターネットコンテンツを表示可能な
ブラウザを用いて上記電子メニューを表示し、さらに当
該電子メニューから注文する商品を選択(入力)する
(図6:S604〜S605)。ここで商品の選択と同
時に数量も入力するが、さらに座席番号を入力すること
で上記携帯端末1の場所(位置)が特定可能である。但
し、座席待ちの客は表示のみとなる。又、複数店舗(図
1におけるB店107)等の注文も同一サーバ102に
て管理する場合には、店舗番号を入力したり、アドレス
を変更することで対応可能である。
【0020】尚、上記電子メニューには一般的にアイテ
ム(商品)の写真、価格等が含まれるが、さらに、所定
の制限事項を入力することが可能となっている。該電子
メニューの制限事項入力画面の一例を図2に示す。
【0021】図2において、例えば制限カロリー入力欄
201に800kcalと入力することにより、該電子
メニューの別ページに表示されるアイテムは、800k
cal以内のカロリーのもののみとなる。また、予算欄
202に金額を入力することによっても同様にアイテム
の表示を制限することが可能となる。尚、注文した商品
の合計カロリーや、注文した商品の合計金額をその都度
表示し、上記入力した制限を越えた場合には警告するよ
うにしてもよい。
【0022】上記客が入力した一連の注文情報、即ち、
商品名、数量、座席番号、店舗番号は、インターネット
103を介してサーバ102を構成する注文管理手段1
05にて受信される。尚、外部からのイタズラ注文を防
止するために、上記携帯端末1の電話番号を同時に送信
してもよいし、上記座席に付かなければ判らない情報、
例えば数十分間隔で更新されるパスワード等を同時に入
力させるようにしてもよい。
【0023】上記注文情報を受信すると上記注文管理手
段105は、当該注文情報を該注文されたアイテムの提
供の未済を示す識別子とともに上記記憶手段106に記
憶し、調理場108に配置される情報端末109に上記
注文情報を送信する(図6:S606〜S607)。上
記情報端末109は、上記注文情報を付属するディスプ
レイ等の表示手段にて表示することにより、調理場では
携帯端末1やその他複数の携帯端末の注文を知ることが
できる。
【0024】上記注文されたアイテムが出来上がって、
当該客に提供されたときには、例えば提供者側(例えば
ウエイタ、ウエイトレス)が持つ携帯端末2を構成する
状態更新手段111より、上記記憶手段106に記憶さ
れた注文内容を表示して、上記提供したアイテムに対応
する識別子に「提供済」を入力する(図6:S60
8)。該「提供済」とされた識別子は、上記インターネ
ット103を介してサーバ102の記憶手段106に記
憶される。
【0025】一方、キャッシャ110で当該客が代金を
支払うに際しては、上記キャッシャ110にて例えば上
記客が上記座席番号や、携帯端末1の電話番号をキャッ
シャ係に伝えることにより、キャッシャ係が当該番号等
をキャッシャ110に入力し、上記キャッシャ110は
該当する注文情報を上記記憶手段106より注文管理手
段105を介して受信し、上記識別子が済のアイテム、
即ち提供済のアイテムの代金を算出する(図6:S60
9〜S610)。これによって、キャッシャ110の係
および客は瞬時に代金を知ることが可能となる。
【0026】上記代金が算出されると、上記客は代金を
払うことになるが、上記電話番号を利用して電話料金と
して課金することも可能である。
【0027】以上のシステムにより、注文時でもウェイ
ターやウェイトレスといった人手を介さずに素早く注文
処理ができ、即ち人件費を削減することが可能となる。
又、注文処理に客の携帯端末を使用することにより、提
供者側は専用の注文用端末を備える必要がない。しかも
電子メニューはメニュー提供手段により一元管理されて
いるため、商品変更時でも店内のメニューを全て入れ換
える必要もない。さらに、例えば複数人で来店した際
に、各個人毎に精算が必要な場合でも、各人が持参した
携帯端末で注文することにより店側での精算処理を容易
にすることが可能である。
【0028】また、フランチャイズ等に代表されるサー
ビス形態では複数店舗にてサーバを共有可能であるため
システムのコストを削減できる。さらに注文すると同時
にサーバに注文情報が記憶されるために、複数店舗の注
文状況が瞬時に把握できるとともに、空き座席の把握、
即ち混雑状況も管理可能となる。特に混雑状況の情報
は、サーバにて直接ホームページを用いて公開すること
が容易となる。
【0029】尚、図1においてキャッシャ110と情報
端末109間の通信もインターネット103を介して行
われているが、店内のみの通信においてはインターネッ
ト103は必ずしも介する必要はない。
【0030】(実施の形態2)次に、図3を用いて、本
実施の形態2に係る商品・サービス注文システムついて
説明する。尚、図3は本願発明の実施の形態2を示す概
念図である。
【0031】まず、商品・サービスの提供を行う特定の
エリア、例えば、飲食店の入り口、駐車場等、上記飲食
店に関連のある場所に客が位置するか又は通過するとき
に、当該位置に設置された番号取得手段301が当該特
定の客の携帯端末1の携帯番号を取得する。ここに上記
携帯番号とは、客の携帯端末1を通信可能に特定できる
ものであれば良く、客の携帯端末1の電話番号や機種固
有のID等でもよい。ここで携帯端末1の電話番号を取
得する手段としては、例えば、携帯電話網の基地局が携
帯端末1から電話番号を取得するシステムと同等のシス
テムが考えられる。以下、上記番号取得手段301によ
り取得される携帯番号を電話番号として説明する。
【0032】以上のように取得された携帯端末1の電話
番号は、携帯電話網や上記実施の形態1で示したインタ
ーネット103を介してサーバ102を構成するメニュ
ー提供手段104に通知される。
【0033】上記通知を受けたメニュー提供手段104
は、上記電子メニューを閲覧するためのアドレスを電話
番号を利用した電子メールとして携帯端末1送信し、上
記携帯端末1は、上記電子メールに記載されたアドレス
を選択することにより、上記電子メニューが上携帯端末
1に送信される。
【0034】以後、客が電子メニューからアイテムを選
択して注文し、携帯端末2より提供されたアイテムに対
応する識別子が「提供済」とされるまでは上記実施の形
態1と同様である。
【0035】一方、キャッシャ105で当該客が代金を
支払うとき、上記番号取得手段301とは別の、あるい
は同じ番号取得手段301’に当該客の携帯端末1の電
話番号を読み取らせて、その内容をキャッシャ110に
通知する。これによってキャッシャ105は、当該番号
に該当する注文内容であって、上記「提供済」のアイテ
ムについての注文内容を記憶手段106より読み出しそ
の代金を算出するようになっている。これによって、キ
ャッシャ110の係および客は瞬時に代金を知ることが
可能となる。
【0036】上記代金が算出されると、上記客は代金を
払うことになるが、実施の形態1と同様、上記電話番号
を利用して携帯電話料金として課金することも可能であ
る。又、上記携帯端末にクレジットカードを挿入し、当
該クレジットカードの情報をキャッシャ110と携帯端
末1とで送受信することにより、該クレジットカードに
て決済することも可能である。
【0037】以上のシステムでも、上記実施の形態1と
同様の効果が得られるが、さらに客はサーバ102のア
ドレスを受け取ることが可能であるために、入力の手間
がかからず、また確実に上記サーバ102にアクセスす
ることが可能となる。さらに、上記携帯端末1の電話番
号を取得しているため、外部からのイタズラ注文を防ぐ
効果も有する。
【0038】尚、上記の実施の形態2はサービス、商品
提供者側の携帯端末を使用することでも実現できる。
【0039】すなわち、商品・サービス提供者側の携帯
端末に電子メニュー/電子カタログとその注文画面を記
憶させておき、ウエイター/ウエイトレスが席番号等、
客を特定する番号とともに注文処理をする。上記「提供
済」の処理もウエイター/ウエイトレスによってなさ
れ、客はキャッシュ係に、例えば席番号等、当該客を特
定する番号を告げる。これによって、キャッシュ係は上
記注文管理手段105からキャッシャ110に当該客に
提供済のアイテムについての代金を算出できることにな
る。
【0040】従って、この場合図3における番号取得手
段301、及び301’は不要となる。
【0041】(実施の形態3)次に、図4を用いて、本
実施の形態3に係る商品・サービス注文システムついて
説明する。尚、図4は本願発明の実施の形態3を示す概
念図である。
【0042】まず、商品・サービスの提供を行う特定の
エリア、例えば、飲食店の入り口、駐車場等、上記飲食
店に関連のある場所に客が位置する、又は通過するとき
に、当該位置に設置された切換指示手段401が客の携
帯端末1に対し、店内LAN403(Local Area Netwo
rk) に接続するための情報である切換信号を送信する。
ここに、上記切換信号とは、上記店内LAN403固有
のアドレスや、携帯端末1が上記店内LAN403を介
して通信を行う際に用いられる認証情報等の通信に必要
な情報が含まれる。
【0043】上記切換信号を受信した携帯端末1を構成
する機能切換手段402は、上記切換信号の情報を用い
て上記店内LAN403に接続可能な狭域モードの機能
に切り換えることにより、上記店内LAN403に接続
されているサーバ102、キャッシャ110等にアクセ
ス可能になる。
【0044】尚、上記狭域モードによる通信は、具体的
には狭域通信(DSRC:Dedicated Short Range Communicat
ion)機能を搭載することで可能である。この場合には、
上記携帯端末1との通信に用いられるアンテナの設置場
所を工夫することで店舗内でのみ通信可能とすることが
できる。また、ブルートゥース・スペシャル・インタレ
スト・グループの提唱するブルートゥース等に従った通
信方式を利用することも可能である。この場合には、上
記切換信号に認証情報を含むことにより通信時の認証を
行う。
【0045】さらに、上記切換信号は上記店内の全ての
場所で受信可能とし、所定の間隔で上記切換信号の内容
を変更することにより、上記切換信号を受信できない場
所での上記店内LAN403への不正アクセスを防ぐこ
とが可能となる。
【0046】以後、客がサーバ102に接続してメニュ
ー提供手段104より電子メニューを取得し、該電子メ
ニューからアイテムを選択して注文して、携帯端末2よ
り提供されたアイテムに対応する識別子が「提供済」と
されるまでは上記実施の形態1、2と同様である。
【0047】さらに、料金の精算時には、キャッシャ1
10付近のアンテナを用いて上記携帯端末1とキャッシ
ャ110とが通信を行うことにより、上記携帯端末1の
情報をキャッシャ110に送信することが可能となる。
以後、電話代金として、又はクレジットカードにて決済
するのも上記実施の形態1、2と同様である。
【0048】精算が終了すると上記携帯端末1を持った
客は、入口より店外に出ることで、切換指示手段401
の切換信号を受信し、上記機能切換手段402は狭域モ
ードを解除する。また、店内全てに切換信号を受信可能
としている場合には、店外に出ることにより切換信号が
受信できなくなることで狭域モードを解除する。
【0049】以上のシステムでも、上記実施の形態1、
2と同様の効果が得られるが、さらに客は店内でのみ、
店内LAN403にアクセス可能であるため、外部から
のイタズラ注文を確実に防止可能である。また、未精算
の携帯端末の入店、出店を管理することにより無銭飲食
を防止することも可能である。
【0050】さらに、上記サーバ102と携帯端末1と
がインターネットを介することなく直接通信することと
なるため、携帯端末1とサーバ102間の通信料金が不
要である。また、上記狭域通信を用いた場合には、例え
ば客の座席毎にアンテナを設置することにより、座席番
号を入力する必要がない。当然、アクセスノード、即ち
携帯端末1の台数も管理可能なため、常時混雑状況を把
握することが可能である。
【0051】(実施の形態4)実施の形態4では、電子
メニューや電子カタログをインターネット103や店内
LAN403を介して得るのではなく、メモリカードに
収納した状態で客に手渡している。尚、図5は実施の形
態4を示すブロック図である。
【0052】まず、客が店舗に入ると、まず、上記電子
メニューの内容が書き込まれたメモリカード500が手
渡される。このメモリカード500には客が当該メニュ
ーを見ながらアイテムの注文ができる注文画面も記憶さ
れている。ここで客が当該メモリカード500を持参し
た携帯端末1に装填すると、上記注文画面が表示画面に
表示され、この注文画面を介して必要な事項、即ち注文
するアイテム、数量、席番号等を入力できるようになっ
ている。
【0053】この状態で客が、上記注文画面を介して上
記必要な事項を入力すると、注文されたアイテムが、上
記注文管理手段103を介して調理場に通知されること
は、上記実施の形態1〜3の何れの方法を用いてもよ
い。
【0054】客の注文したアイテムが客に提供された時
点で、提供者の持つ携帯端末2に上記メモリカード50
0を装填して「提供済」の入力をできるようにし、一
方、この「提供済」の取消は客の携帯端末1では入力で
きないようにしておく。
【0055】食事が終了した客が上記メモリカード50
0を、キャッシャを管理するキャシュ係に手渡すと、当
該係はキャッシャ110に該メモリカード500を装填
し、上記「提供済」のアイテムについて、代金の計算が
できることになる。
【0056】上記において、客の携帯端末1を利用した
が、注文の入力、提供済の入力のいずれも、提供者側の
携帯端末を利用してもよいことはもちろんである。
【0057】以上、注文と代金の支払いに関連する事項
を中心に説明したが、上記の注文データを蓄積して、注
文内容の分析(注文の多いアイテム、混み合う時間等)
に利用することができ、また、客の性別、年齢層等も入
力することによって、更に細かい分析が可能になる。
【0058】(実施の形態5)次に、図7を用いて、本
実施の形態5に係る商品・サービス注文システムついて
説明する。尚、図7は本願発明の実施の形態5を示す概
念図である。
【0059】本実施の形態5では、上記実施の形態1〜
4とは異なり衣料や玩具等の商品を扱うため、客は店舗
内を歩き回ることになる。このため、座席について注文
を行う上記実施の形態1〜4と注文方法が少し異なる
が、ネットワークやサーバとの通信においては基本的に
同様である。
【0060】まず、商品・サービスの提供を行う特定の
エリアである店701、即ち、例えば衣料品店や雑貨屋
に入ると、客は持参した携帯端末1にて、ネットワーク
702を介してサーバ102に接続し、メニュー提供手
段104より電子メニュー(注文画面)を受信する。こ
こに、上記ネットワーク702は上記実施の形態1〜4
に示したインターネット103や店内LAN403であ
る。さらに上記ネットワーク702への接続は、上記客
が上述したi−modeの機能等を用いて行ってもよい
し、上記番号取得手段301や、切換指示手段401を
用いたものであってもよい。
【0061】続いて客は、例えば目的とする商品703
を見つけると、該商品703に付された商品コード70
4を上記電子メニュー(注文画面)に入力する。ここ
で、電子メニュー上記入力された商品コード704がサ
ーバ102の注文管理手段105にて受信されると、上
記携帯端末1を特定可能なID或いは電話番号等ととも
に記憶手段106に記憶する。また、上記注文の情報
は、例えば倉庫704内にある情報端末109に送信さ
れ、上記情報端末109は、上記注文の情報を付属する
ディスプレイに表示することにより、倉庫では携帯端末
1毎の注文を知ることができる。
【0062】以上により、客からの注文が店側に送信さ
れるわけであるが、例えば上記電子メニューに商品コー
ド704を入力することにより、例えば商品のサイズや
色、在庫情報や取り扱い説明書等の情報を表示するよう
にしてもよい。この場合には、上記記憶手段106に当
該情報が予め記憶されているとともに必要に応じて注文
管理手段105にて読み出され、携帯端末に送信される
ことになる。
【0063】注文が終わると上記客は、キャッシャ11
0にて上述した実施の形態1〜4と同様に注文の精算を
行い、商品は例えば倉庫704より客に渡される。
【0064】以上のように飲食店以外でも商品・サービ
ス注文システムを利用することが可能である。又、客は
目的とする商品の在庫情報等を直ちに知ることが可能で
あるとともに、キャッシャにて精算が済んだ客に商品を
渡すことにより、万引を防止することも可能である。
【0065】
【発明の効果】実施の形態1におていは、注文時でもウ
ェイターやウェイトレスといった人手を介さずに素早く
注文処理ができ、即ち人件費を削減することが可能とな
る。又、注文処理に客の携帯端末を使用することによ
り、提供者側は専用の注文用端末を備える必要がない。
しかも電子メニューはメニュー提供手段により一元管理
されているため、商品変更時でも店内のメニューを全て
入れ換える必要もない。
【0066】また、フランチャイズ等のサービス形態等
では複数店舗にてサーバを共有可能であるためシステム
のコストを削減できる。さらに注文すると同時にサーバ
に注文情報が記憶されるために、複数店舗の注文状況が
瞬時に把握できるとともに、空き座席の把握、即ち混雑
状況も管理可能となる。特に混雑状況の情報は、サーバ
にて直接ホームページを用いて公開することが容易とな
る。
【0067】さらに実施の形態2においては、上記実施
の形態1と同様の効果が得られるが、さらに客はサーバ
102のアドレスを受け取ることが可能であるために、
入力の手間がかからず、また確実に上記サーバ102に
アクセスすることが可能となる。さらに、上記携帯端末
1の電話番号を取得しているため、外部からのイタズラ
注文を防ぐ効果も有する。
【0068】又、実施の形態3では、さらに客は店内で
のみ店内LANにアクセス可能であるため、外部からの
イタズラ注文を確実に防止可能である。また、未精算の
携帯端末の入店、出店を管理することにより無銭飲食を
防止することも可能である。また、上記サーバ102と
携帯端末1とがインターネットを介することなく直接通
信することとなるため、携帯端末1とサーバ102間の
通信料金が不要である。また、上記狭域通信を用いた場
合には、例えば客の座席毎にアンテナを設置することに
より、座席番号を入力する必要がない。当然、アクセス
ノード、即ち携帯端末1の台数も管理可能なため、常時
混雑状況を把握することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施の形態1を示す概略図
【図2】電子メニューの制限事項入力画面の一例を示す
【図3】本願発明の実施の形態2を示す概略図
【図4】本願発明の実施の形態3を示す概略図
【図5】本願発明の実施の形態4を示すブロック図
【図6】本願発明の実施の形態1におけるフローチャー
トを示す図
【図7】本願発明の実施の形態5を示す概略図
【符号の説明】
1−携帯端末(客側) 2−携帯端末(提供側) 101−店 102−サーバ 103−インターネット 104−メニュー提供手段 105−注文管理手段 106−記憶手段 107−B店 108−調理場 109−情報端末 110−キャッシャ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斉藤 卓 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5B049 BB55 CC02 CC05 DD01 GG00 GG06 GG07

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特定のエリア内で商品又はサービスの提
    供を行う際の商品又はサービスの注文方法において、 上記特定エリア内の携帯端末に、上記商品又はサービス
    に関連する情報を記述した電子メニュー又は電子カタロ
    グを提供するステップと、 上記電子メニュー又は電子カタログに記述された商品又
    はサービスから上記携帯端末において選択された商品又
    はサービスの注文情報を受信するステップと、 上記注文を該注文の提供の未済を示す識別子とともに記
    憶するステップと、 上記注文された商品又はサービスが提供された後に該注
    文に該当する上記識別子を提供済に変更するステップ
    と、 上記識別子に基づいて上記注文の内容から利用料金を計
    算するステップと、を有することを特徴とする商品又は
    サービスの注文方法。
  2. 【請求項2】 特定のエリア内で商品又はサービスの提
    供を行う商品・サービス注文システムにおいて、 上記特定エリア内の携帯端末に、上記商品又はサービス
    に関連する情報を記述した電子メニュー又は電子カタロ
    グを提供するメニュー提供手段と、 上記電子メニュー又は電子カタログに記述された商品又
    はサービスから上記携帯端末により選択された商品又は
    サービスの注文を受信して記憶手段に記憶する注文管理
    手段と、 上記記憶手段に記憶された上記注文の内容から利用料金
    を計算するキャッシャと、 を具備することを特徴とする商品・サービス注文システ
    ム。
  3. 【請求項3】 上記注文を該注文の提供の未済を示す識
    別子とともに記憶する上記注文管理手段と、 上記注文された商品又はサービスが提供された後に上記
    記憶手段に記憶された該注文に該当する上記識別子を提
    供済に変更する状態更新手段とを具備し、 上記キャッシャが、上記識別子に基づいて利用料金を計
    算する請求項2に記載の商品・サービス注文システム。
  4. 【請求項4】 さらに、複数の携帯端末からの注文内容
    を表示する表示手段を有する請求項3に記載の商品・サ
    ービス注文システム。
  5. 【請求項5】 さらに、上記特定のエリア内で、客の所
    持する携帯端末を特定する携帯番号を取得する番号取得
    手段を具備するとともに、 上記メニュー提供手段は、上記携帯番号に基づいて上記
    電子メニュー又は電子カタログを上記携帯端末に送信す
    る請求項2に記載の商品・サービス注文システム。
  6. 【請求項6】 上記キャッシャによる利用料金の計算
    が、上記エリアの精算位置で実行され、上記キャッシャ
    の表示画面および/又は携帯端末の表示画面に上記計算
    結果が表示される請求項2に記載の商品・サービス注文
    システム。
  7. 【請求項7】 上記メニュー提供手段は、さらに所定の
    制限事項を入力する制限事項入力画面を提供すると共
    に、該制限事項に入力された内容に応じた上記電子メニ
    ュー又は電子カタログを提供する請求項2に記載の商品
    ・サービス注文システム。
  8. 【請求項8】 上記メニュー提供手段による電子メニュ
    ー又は電子カタログの提供は、上記携帯端末に装填可能
    な上記電子メニュー又は電子カタログを記憶した記憶媒
    体を通じて行われる請求項2に記載の商品・サービス注
    文システム。
  9. 【請求項9】 上記注文の内容が上記携帯端末に装填さ
    れた記憶媒体に記憶されるとともに、 上記キャッシャが、上記記憶手段に代えて上記記憶媒体
    に記憶された上記注文の内容を読みだして利用料金を計
    算する請求項8に記載の商品・サービス注文システム。
  10. 【請求項10】 上記携帯端末が、上記商品又はサービ
    スが客に提供された際に、上記記憶媒体に記憶される所
    定の注文に「提供済」である旨の識別子を入力できると
    共に、 上記キャッシャが、上記商品・サービス提供後に上記記
    憶媒体を装填することによって、当該記憶媒体に記憶し
    た注文であって、識別子が「提供済」である注文につい
    ての代金を算出する請求項9に記載の商品・サービス注
    文システム。
  11. 【請求項11】 上記特定エリア内の携帯端末に、上記
    特定エリア内にて構築された狭域ネットワークに接続可
    能な情報である切換信号を送信する切換指示手段を具備
    するとともに、 上記携帯端末が、上記切換信号を受信することにより上
    記狭域ネットワークに接続する機能切換手段を具備する
    請求項2に記載の商品・サービス注文システム。
  12. 【請求項12】 上記携帯端末が、上記切換信号を受信
    時のみ上記狭域ネットワークに接続可能な請求項11に
    記載の商品・サービス注文システム。
  13. 【請求項13】 上記メニュー提供手段、注文管理手段
    及びキャッシャ手段は、上記狭域ネットワークを構成す
    る請求項12に記載の商品・サービス注文システム。
  14. 【請求項14】 上記狭域ネットワークにおける通信
    に、ブルートゥースを用いた請求項13に記載の商品・
    サービス注文システム。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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