JPH09297753A - Fft演算装置および方法 - Google Patents

Fft演算装置および方法

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JPH09297753A
JPH09297753A JP8109157A JP10915796A JPH09297753A JP H09297753 A JPH09297753 A JP H09297753A JP 8109157 A JP8109157 A JP 8109157A JP 10915796 A JP10915796 A JP 10915796A JP H09297753 A JPH09297753 A JP H09297753A
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JP
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data
butterfly
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buffer memory
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JP8109157A
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Yasunari Ozaki
康成 小崎
Yasu Ito
鎮 伊藤
Yasunari Ikeda
康成 池田
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 より高速な演算を可能とする。 【解決手段】 入力されたデータを、セレクタ2とセレ
クタ3を介してバタフライ演算器4の端子in0または
in1に供給する。バタフライ演算器4は、端子in0
とin1より入力されたデータに対して、ROM5に記
憶されている回転演算子を利用して、バタフライ演算を
施し、端子out0と端子out1より出力する。セレ
クタ6は、端子out0と端子out1より出力された
データを交互に選択し、セレクタ7に供給する。セレク
タ7は、バタフライ演算がまだ完了していないとき、そ
のデータをセレクタ22に出力する。セレクタ22は、
そのデータを、メモリ8とメモリ23に交互に供給す
る。メモリ8とメモリ23に書き込まれたデータは、セ
レクタ21を介して交互に読み出され、セレクタ2とセ
レクタ3を介してバタフライ演算器4に再び入力され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、FFT演算装置お
よび方法に関し、特に、より高速化を可能とするFFT
演算装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、放送技術にもディジタル化が普及
しつつある。図8は、オーディオ信号をディジタル化し
て放送するディジタルラジオ放送の1つであるDAB
(Digital Audio Broadcasti
ng)の受信装置の構成例を表している。チューナ92
は、アンテナ91を介して受信した信号から、所定の放
送局(チャンネル)の信号を受信し、A/D変換器93
に出力する。A/D変換器93は、入力された信号をA
/D変換し、FFT(Fast FourierTra
nsform)回路94は、A/D変換器93より入力
された時間軸上のデータから、複数の副搬送波の周波数
軸上のデータに変換するために、FFT演算を行う。な
お、このFFT回路94には、時間軸上において隣接す
るシンボルとの間に設けられているガード・インタバル
成分が除去された後の、シンボル成分が供給される。
【0003】デインタリーブ回路および誤り訂正回路9
5は、FFT回路94の出力に対して、デインタリーブ
処理を行うとともに、誤り訂正処理を実行する。デイン
タリーブ回路および誤り訂正回路95により処理された
信号は、その一部が復号化回路96に供給され、DQP
SK(Differential Quadratur
e Phase Shift Keying)復調さ
れ、左チャンネルのオーディオ信号と右チャンネルのオ
ーディオ信号が、それぞれスピーカ97と98より出力
される。また、付加データ出力回路99は、デインタリ
ーブ回路および誤り訂正回路95より出力された信号か
ら、番組内容、交通情報などの付加データを分離出力す
る。
【0004】図9は、このようなFFT回路94の従来
の構成例を表している。この例においては、入力された
データが、入力バッファメモリ1に一旦蓄積された後、
セレクタ2とセレクタ3を介してバタフライ演算器4の
入力端子in0またはin1に入力されるようになされ
ている。バタフライ演算器4は、ROM5に記憶されて
いる回転演算子データを適宜読み出して、端子in0と
in1より入力されたデータに対してバタフライ演算を
施し、端子out0とout1から出力するようになさ
れている。
【0005】セレクタ6は、バタフライ演算器4の端子
out0とout1から出力されるデータを選択し、セ
レクタ7に出力する。セレクタ7は、セレクタ6より入
力されるデータをメモリ8または出力バッファメモリ9
に出力する。メモリ8は、セレクタ7より入力されたデ
ータを記憶するとともに、所定のタイミングで読み出さ
れ、セレクタ2に供給される。
【0006】セレクタ2は、入力バッファメモリ1より
バタフライ演算の処理単位を構成する全てのデータが選
択されるまで入力バッファメモリ1からの出力を選択
し、バタフライ演算を施すべき全てのデータが入力バッ
ファメモリ1から入力された後は、メモリ8より入力さ
れるデータを選択し、セレクタ3に出力するようになさ
れている。このようにして、バタフライ演算器4によ
り、バタフライ演算結果に対して再びバタフライ演算を
施す処理が所定の回数だけ繰り返し実行される。
【0007】例えば、図10のタイミングチャートに示
すように、バタフライ演算器4の端子out0からデー
タ0(バタフライ演算結果)が、また、端子out1か
らデータ1(バタフライ演算結果)が、それぞれ出力さ
れたとすると、セレクタ6は、バタフライ演算器4の出
力の周期の1/2の周期のクロックで動作して、バタフ
ライ演算器4の出力の周期の前半の期間においては、端
子out0より出力されているデータ0を選択し、後半
の期間においては、端子out1より出力されているデ
ータ1を選択する。このデータ0とデータ1は、セレク
タ7により選択され、メモリ8に供給され、書き込まれ
る。メモリ8に記憶されたデータは、再び読み出され、
セレクタ2とセレクタ3を介してバタフライ演算器4の
端子in0とin1に供給される。
【0008】すなわち、図10に示すように、セレクタ
6の切り換え周期の1/2の周期で、メモリ8に対する
データの書き込みと読み出しが行われる。例えば、セレ
クタ6よりデータ0が出力されているとき、その前半の
期間において、メモリ8にデータ0が書き込まれ、後半
の期間において、既にメモリ8に記憶されているデータ
が読み出され、セレクタ2とセレクタ3を介してバタフ
ライ演算器4の例えば端子in0に入力される。
【0009】また、セレクタ6がデータ1を出力してい
る周期においては、その前半の期間において、データ1
がメモリ8に書き込まれ、後半の期間において、メモリ
8に既に記憶されている所定のデータが読み出され、セ
レクタ2と3を介してバタフライ演算器4の例えば端子
in1に供給される。
【0010】以下、同様の処理が繰り返し実行される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のF
FT演算装置においては、図10に示すように、バタフ
ライ演算器4の動作クロックの周波数を1とすると、メ
モリ8の動作クロックの周波数は、その4倍の周波数と
する必要がある。換言すれば、メモリ8の動作クロック
が定まっているとすると、バタフライ演算器4における
演算は、そのクロックの1/4の速度で行わなければな
らず、演算の高速化の妨げの1つの原因となっていた。
【0012】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、より高速な演算を可能とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のFFT
演算装置は、所定の基数Nのバタフライ演算を行う演算
手段と、バタフライ演算に関するデータを記憶する第1
の記憶手段と、バタフライ演算に関するデータを記憶す
る第2の記憶手段と、第1の記憶手段と第2の記憶手段
の一方に書き込みを行っているとき、他方から読み出し
を行うように制御する制御手段とを備えることを特徴と
する。
【0014】請求項5に記載のFFT演算方法は、第1
の記憶手段と第2の記憶手段の一方に書き込みを行って
いるとき、他方から読み出しを行うように制御すること
を特徴とする。
【0015】請求項1に記載のFFT演算装置と請求項
5に記載のFFT演算方法においては、第1の記憶手段
と第2の記憶手段の一方に書き込みを行っているとき、
他方から読み出しが行なわれるように制御される。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のFFT演算装置
の一実施例の構成を示すブロック図であり、図9におけ
る場合と対応する部分には、同一の符号を付してある。
この実施例においては、セレクタ2の前段にセレクタ2
1が設けられており、セレクタ21は、メモリ8の出力
とメモリ23の出力の一方を選択し、セレクタ2に出力
するようになされている。また、セレクタ22は、セレ
クタ7の出力を、メモリ8またはメモリ23に選択的に
出力するようになされている。その他の構成は、図9に
おける場合と同様である。
【0017】次に、その動作について説明する。この図
1の実施例が行うFFT演算そのものは、図9において
行われるFFT演算と同様であり、ただ、そのタイミン
グのみが図9における場合と異なっている。そこで、以
下においては、主に演算過程におけるタイミングについ
て説明する。
【0018】図2にタイミングチャートに示すように、
バタフライ演算器4の端子out0とout1より、そ
れぞれデータ0またはデータ1が出力されているとき、
セレクタ6は、バタフライ演算器4のクロックの1/2
の周期のクロックで、バタフライ演算器4の出力を選択
する。すなわち、バタフライ演算器4のクロックの周期
の前半において、端子out0より出力されるデータ0
を選択し、後半において、端子out1より出力される
データ1を選択する。同様に、バタフライ演算器4の端
子out0とout1より、それぞれデータ2またはデ
ータ3が出力されているとき、その前半の期間におい
て、データ2が選択され、後半の期間において、データ
3が選択される。
【0019】セレクタ7は、バタフライ演算器4のバタ
フライ演算が完了するまでの間、セレクタ6より入力さ
れたデータを、セレクタ22に供給する。セレクタ22
は、セレクタ6と同一の周期のクロックで動作し、セレ
クタ7を介してセレクタ6より入力されるデータを、メ
モリ8とメモリ23に交互に出力する。
【0020】例えば、データ0がメモリ8に供給された
とすると、次のデータ1は、メモリ23に供給され、次
のデータ2は、再びメモリ8に供給され、さらに次のデ
ータ3は、メモリ23に供給される。メモリ8において
は、セレクタ22よりデータ0が入力されたとき、これ
が書き込まれ、セレクタ22より次のデータ1がメモリ
23に供給され、書き込まれているタイミングにおい
て、メモリ8に既に記憶されているデータが読み出さ
れ、セレクタ21、セレクタ2、セレクタ3を介して、
バタフライ演算器4の例えば端子in0に入力される。
【0021】また、メモリ23においては、セレクタ2
2よりデータ1が入力されたとき、これが書き込まれ、
セレクタ22が次のデータ2をメモリ8に供給している
とき、メモリ23に既に記憶されているデータが読み出
され、セレクタ21、セレクタ2、セレクタ3を介し
て、バタフライ演算器4の例えば端子in1に供給され
る。
【0022】このように、この実施例においては、図2
のタイミングチャートを参照して明らかなように、メモ
リ8とメモリ23の動作クロックを1とすると、バタフ
ライ演算器4の動作クロックは、その1/2の周波数の
クロックで動作することができる。従って、図9に示し
た場合より、高速化が可能となる。
【0023】なお、図1の実施例においては、図9にお
ける入力バッファメモリ1と出力バッファメモリ9を省
略した構成とされているが、このような入力バッファメ
モリと出力バッファメモリを利用するようにしてもよ
い。
【0024】図3は、第2の実施例を表している。この
実施例においては、セレクタ2の前段に、セレクタ31
とセレクタ34、並びに入力バッファメモリ32と33
よりなる回路が配置されている。そして、セレクタ31
は、入力されたデータを入力バッファメモリ32と33
に交互に供給し、セレクタ34は、入力バッファメモリ
32と33より読み出されたデータを交互に選択し、セ
レクタ2に出力するようになされている。その他の構成
は、図9における場合と同様である。
【0025】この実施例においては、例えば図4に示す
ように、セレクタ31にデータ0、データ1、データ
2、データ3が順次入力されたとすると、セレクタ31
は、これを交互に選択し、入力バッファメモリ32と入
力バッファメモリ33に交互に出力する。例えば、入力
データ0を入力バッファメモリ32に供給したとする
と、次のデータ1を入力バッファメモリ33に供給し、
その次のデータ2を入力バッファメモリ32に供給し、
さらにその次のデータ3を入力バッファメモリ33に供
給する。
【0026】すなわち、入力バッファメモリ32におい
ては、例えばデータ0が入力されたとき、これが書き込
まれ、セレクタ31が次のデータ1を入力バッファメモ
リ33に供給しているタイミングにおいて、既に入力バ
ッファメモリ32に記憶されているデータが読み出さ
れ、セレクタ34、セレクタ2、セレクタ3を介して、
バタフライ演算器4の例えば端子in0に入力される。
【0027】一方、入力バッファメモリ33において
は、データ1が入力されたとき、これが書き込まれる。
そして、次のデータ2が、セレクタ31より入力バッフ
ァメモリ32に供給されているタイミングにおいて、入
力バッファメモリ33においては、既に書き込まれてい
るデータが読み出され、セレクタ34、セレクタ2およ
びセレクタ3を介して、バタフライ演算器4の例えば端
子in1に入力される。
【0028】この実施例においては、セレクタ2以降の
処理は、図9における場合と同様の速度でバタフライ演
算が行われることになる。しかしながら、バタフライ演
算される処理単位のデータは、最初に、例えばバタフラ
イ演算器4の端子in0に入力されるべきデータが連続
して供給され、その後に、端子in1に入力されるべき
データが連続して供給される。その結果、図9の例にお
いては、入力バッファメモリ1にバタフライ演算すべき
データの単位が全て書き込まれるまで、バタフライ演算
を開始することができない。
【0029】もし、入力バッファメモリ1において、書
き込みと読み出しを交互に実行するようにすれば、端子
in0に供給されるべきデータが全て入力バッファメモ
リ1に入力された後、続いて端子in1に入力されるべ
き最初のデータが入力バッファメモリ1に書き込まれた
時点において、そのときから実質的なバタフライ演算器
4におけるバタフライ演算が開始可能となる。しかしな
がら、そのようにするには、入力バッファメモリ1にお
けるクロックの周波数を、入力されるデータの転送レー
トの2倍の周波数とする必要がある。
【0030】これに対して、図3の実施例においては、
入力バッファメモリ32と入力バッファメモリ33に対
して、入力データの転送レートと同一の周波数のクロッ
クで、交互に書き込みを行うことができる。そして、バ
タフライ演算器4の端子in0に入力されるべきデータ
が入力バッファメモリ32と入力バッファメモリ33に
全て書き込まれた後、バタフライ演算器4の端子in1
に入力されるべき最初のデータが入力バッファメモリ3
3に書き込まれたとき、次のタイミングから入力バッフ
ァメモリ32と入力バッファメモリ33に書き込まれて
いるデータを交互に読み出すことにより、バタフライ演
算器4によるバタフライ演算を実質的に開始することが
できる。このときの入力バッファメモリ32と入力バッ
ファメモリ33を駆動するクロックの周波数は、図9の
例における入力バッファメモリ1を駆動するクロックの
1/2でよい。
【0031】従って、図9の例に比べて、入力バッファ
メモリを駆動するクロックを同一とした場合、より速い
タイミングにおいて(バタフライ演算の処理単位のほぼ
1/2のデータが書き込まれたタイミングにおいて)、
バタフライ演算を開始することができ、システム全体の
遅延時間が短くてすむ。
【0032】図5は、第3の実施例を表している。この
実施例においては、セレクタ7の後段に、セレクタ4
1,44と出力バッファメモリ42,43よりなる回路
が接続されている。そして、セレクタ41は、セレクタ
7より入力されるデータを、出力バッファメモリ42と
出力バッファメモリ43に交互に出力し、セレクタ44
は、出力バッファメモリ42と出力バッファメモリ43
より交互に読み出されたデータを順次選択し、出力する
ようになされている。その他の構成は、図9における場
合と同様である。
【0033】セレクタ41は、セレクタ7よりバタフラ
イ演算器4の出力するバタフライ演算結果が入力された
とき、図6に示すように、出力バッファメモリ42と出
力バッファメモリ43に交互にデータを供給する。そし
て、セレクタ44は、出力バッファメモリ42と出力バ
ッファメモリ43より交互に読み出されたデータを交互
に選択し、出力する。
【0034】例えば、図6のタイミングチャートに示す
ように、出力バッファメモリ42からデータ0が読み出
されているタイミングにおいて、出力バッファメモリ4
3には、セレクタ41から次のデータが書き込まれる。
そして、セレクタ44が、データ0の次のデータである
データ1を出力バッファメモリ43から読み出し、出力
しているとき、出力バッファメモリ42には、セレクタ
41から次のデータが書き込まれる。このような動作が
繰り返されて、セレクタ44からは、データ0、データ
1、データ2、データ3の順番に、バタフライ演算結果
としてのデータが順次出力される。
【0035】この実施例の場合、セレクタ7より前段の
構成は、図9の例における場合と同一であるため、バタ
フライ演算そのものの速度は、図9の例における場合と
同一である。
【0036】しかしながら、例えば入力をビット逆順と
した場合に得られるバタフライ演算結果の正順のデータ
としては、出力すべきデータの順番を、例えば、0,
1,2,…,nとするとき、最初に0番目とn/2番目
のデータが得られ、その次に1番目とn/2+1番目の
データが得られることになる。従って、図9の例におい
ては、出力バッファメモリ9に全ての演算結果が書き込
まれるまで、その読み出しを開始することができない。
【0037】勿論、出力バッファメモリ9において、書
き込みと読み出しを交互に行うようにすれば、最初のデ
ータの書き込みが完了した時点において、実質的に読み
出しを開始することができるが、その場合、出力バッフ
ァメモリ9のクロックは、出力バッファメモリ9に入力
されるデータの転送レートの2倍の周波数とする必要が
ある。
【0038】これに対して、図5の実施例においては、
最初のデータの書き込みが出力バッファメモリ43に行
われたとき、直ちに読み出しを開始することが可能とな
るだけでなく、その場合における出力バッファメモリ4
2と出力バッファメモリ43の動作クロックの周波数
は、データの転送レートと同一の周波数でよいことにな
る。
【0039】この図5の実施例は、図3の実施例が、入
力バッファメモリを実質的に2つに分割したものである
のに対して、図5の実施例は、出力バッファメモリを実
質的に2段に分割したものである。
【0040】図7は、第4の実施例を表している。この
実施例は、図1、図3および図5の実施例を結合した構
成とされている。すなわち、セレクタ2の前段にセレク
タ21が配置され、メモリ8の出力がセレクタ21の一
方の入力に供給され、セレクタ21の他方の入力には、
メモリ23の出力が供給されている。セレクタ7の後段
に接続されているセレクタ22は、セレクタ7の出力を
メモリ8とメモリ23に交互に供給するようになされて
いる。
【0041】また、入力データは、セレクタ31によ
り、入力バッファメモリ32または入力バッファメモリ
33に供給され、そこから読み出されたデータが、セレ
クタ34を介してセレクタ2に供給されるようになされ
ている。さらに、セレクタ7より出力されたデータは、
セレクタ41により出力バッファメモリ42または出力
バッファメモリ43に供給され、書き込まれた後、そこ
から読み出され、セレクタ44を介して出力されるよう
になされている。
【0042】このように、この実施例は、図1、図3お
よび図5の実施例を結合した構成であるため、これらの
実施例の全ての効果を合わせ持つことになる。従って、
図7の実施例が、最も高速にバタフライ演算を行うこと
が可能となる。
【0043】以上の実施例においては、基数Nが2であ
る場合を例としたが、本発明は基数Nが2以外の場合に
も、メモリまたは入出力バッファメモリを2つに区分し
て適用することが可能である。
【0044】また、以上のFFT演算装置は、上述した
場合と同様に、例えば図8に示すDABの受信装置に用
いられるのであるが、これに限らず、本発明は、逆FF
T処理する場合にも適用することができる。さらにFF
Tまたは逆FFTする対象のデータは、音声信号に限ら
ず、映像信号、その他の信号とすることができる。
【0045】
【発明の効果】以上の如く、請求項1に記載のFFT演
算装置および請求項5に記載のFFT演算方法によれ
ば、第1の記憶手段と第2の記憶手段の一方に書き込み
を行っているとき、他方から読み出しを行うようにした
ので、高速にFFT演算を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のFFT演算装置の一実施例の構成を示
すブロック図である。
【図2】図1の実施例の動作を説明するタイミングチャ
ートである。
【図3】本発明のFFT演算装置の他の実施例の構成を
示すブロック図である。
【図4】図3の実施例の動作を説明するタイミングチャ
ートである。
【図5】本発明のFFT演算装置のさらに他の実施例の
構成を示すブロック図である。
【図6】図5の実施例の動作を説明するタイミングチャ
ートである。
【図7】本発明のFFT演算装置のさらに他の実施例の
構成を示すブロック図である。
【図8】DABの受信装置の構成例を示すブロック図で
ある。
【図9】図8のFFT回路94の構成例を示すブロック
図である。
【図10】図9の例の動作を説明するタイミングチャー
トである。
【符号の説明】
2,3 セレクタ, 4 バタフライ演算器, 5 R
OM, 6,7 セレクタ, 8 メモリ, 21,2
2 セレクタ, 23 メモリ, 31 セレクタ,
32,33 入力バッファメモリ, 34 セレクタ,
41 セレクタ, 42,43 出力バッファメモ
リ, 44 セレクタ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の基数Nのバタフライ演算を行う演
    算手段と、 前記バタフライ演算に関するデータを記憶する第1の記
    憶手段と、 前記バタフライ演算に関するデータを記憶する第2の記
    憶手段と、 前記第1の記憶手段と第2の記憶手段の一方に書き込み
    を行っているとき、他方から読み出しを行うように制御
    する制御手段とを備えることを特徴とするFFT演算装
    置。
  2. 【請求項2】 前記第1の記憶手段と第2の記憶手段
    は、前記演算手段の出力を記憶し、前記演算手段の入力
    に帰還することを特徴とする請求項1に記載のFFT演
    算装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の記憶手段と第2の記憶手段
    は、前記演算手段への入力を記憶し、前記演算手段に供
    給することを特徴とする請求項1に記載のFFT演算装
    置。
  4. 【請求項4】 前記第1の記憶手段と第2の記憶手段
    は、前記演算手段の最終的な前記バタフライ演算結果と
    しての出力を記憶することを特徴とする請求項1に記載
    のFFT演算装置。
  5. 【請求項5】 所定の基数Nのバタフライ演算を行う演
    算手段と、 前記バタフライ演算に関するデータを記憶する第1の記
    憶手段と、 前記バタフライ演算に関するデータを記憶する第2の記
    憶手段と、 を備えるFFT演算装置におけるFFT演算方法におい
    て、 前記第1の記憶手段と第2の記憶手段の一方に書き込み
    を行っているとき、他方から読み出しを行うように制御
    することを特徴とするFFT演算方法。
JP8109157A 1996-04-30 1996-04-30 Fft演算装置および方法 Withdrawn JPH09297753A (ja)

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US08/841,355 US5890098A (en) 1996-04-30 1997-04-30 Device and method for performing fast Fourier transform using a butterfly operation

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006260411A (ja) * 2005-03-18 2006-09-28 Japan Radio Co Ltd 信号処理装置およびそれを利用した通信機器
KR100836050B1 (ko) * 2001-05-23 2008-06-09 엘지전자 주식회사 고속 푸리에 변환 연산 장치

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100836050B1 (ko) * 2001-05-23 2008-06-09 엘지전자 주식회사 고속 푸리에 변환 연산 장치
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