JPH09297568A - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置

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JPH09297568A
JPH09297568A JP8112555A JP11255596A JPH09297568A JP H09297568 A JPH09297568 A JP H09297568A JP 8112555 A JP8112555 A JP 8112555A JP 11255596 A JP11255596 A JP 11255596A JP H09297568 A JPH09297568 A JP H09297568A
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display
video memory
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display device
colors
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JP8112555A
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Ichiro Nakano
伊智郎 中野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、擬似カラー表示手段を備えたデー
タ処理装置に関し、フルカラー表示を前提としたアプリ
ケーションが動作できる環境を提供する。 【解決手段】 所定の解像度Rと、所定の表示色数mの
表示を実現するイメージデータを保持する仮想ビデオメ
モリと、実際に表示可能な解像度と表示色数のディスプ
レイモニタに対応した実ビデオメモリと、一定の時間間
隔で発生する割り込みタイミング、又は、上記仮想ビデ
オメモリの内容を更新したタイミングで、上記仮想ビデ
オメモリの内容を実ビデオメモリのデータ形式に変換し
て、該実ビデオメモリに転送するディスプレイドライバ
を備えて、擬似カラー表示を行うように構成する。又、
上記実ビデオメモリとして、ユーザの持つディスプレイ
回路に対応して、少色モードの実ビデオメモリ、又は、
多色モードの実ビデオメモリを備え、上記仮想ビデオメ
モリより解像度と表示色数が少ないとき、ディスプレイ
ドライバがデータ形式を変換して、該仮想ビデオメモリ
から実ビデオメモリにデータを転送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、擬似カラー表示手
段を備えたデータ処理装置に係り、特に、パーソナルコ
ンピュータ等のオペレーティングシステム(OS)で使用さ
れるディスプレイドライバの実現手段に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の表示装置を説明する図で
あり、図5(a) は、従来の表示装置を制御するディスプ
レイドライバを説明する図であり、図5(b) は、フルカ
ラー表示と、擬似カラー表示を単一の表示装置で実施す
る従来の技術の例を示している。
【0003】ビデオメモリは比較的に高価であり、多く
の表示色数を高い解像度で実現するためには、大きなビ
デオメモリを搭載する必要があり、コストが増大する。
又、多くの色数を高い解像度で表示する場合には、図5
(a) に示されているように、表示装置 1のディスプレイ
回路 11 内のD/Aコンバータ(D/A) に高性能が要求さ
れ、これもコスト増大の要因となる。
【0004】従って、パーソナルコンピュータ等の表示
装置では、低価格化を考えて、限られた容量のビデオメ
モリと、比較的廉価なD/Aコンバータでディスプレイ
回路を構成することが多い。
【0005】図5(a) は、このような表示装置とディス
プレイドライバを示した図であり、該表示装置 1のディ
スプレイモニタ 10 が、例えば、256 色の表示しかでき
ない場合には、該ディスプレイモニタ 10 の1ピクセル
に対して、1 バイトの色データを持つ実ビデオメモリ 2
0 を備える構成となり、ディスプレイドライバ 2と、上
位のソフトウェアでは、該実ビデオメモリ 20 の解像度
と表示色数に対応した属性を持つデータを扱う必要があ
った。
【0006】図5(b) は、特開平6-175634号公報「図形
表示装置」に開示されている技術を示しており、フルカ
ラー表示と、擬似カラー表示を単一の表示装置で実施す
るものである。図形データを保持するフレームバッファ
(FB)と、ルックアップテーブル(LUT) との間に、ピクセ
ル値変換部があり、フレームバッファ(FB)から供給され
る24ビットのフルカラーデータを、モード設定信号に応
じて、異なる形態で、ルックアップテーブル(LUT) に供
給する。例えば、該モード設定信号が擬似カラー表示モ
ードを示している場合には、フレームバッファ(FB)から
供給される 24ビットのデータをルックアップテーブル
(LUT) 上の3個のRGBテーブル毎に8ビットずつに振
り分け、各8ビットのデータを対応するRGBテーブル
の各色共通の成分データとして扱い、所定の重み付けを
施して擬似カラー表示をする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図5(a) に示した技術
では、表示装置 1のディスプレイモニタ 10 の解像度、
表示色数に対応して扱うデータの属性が異なる為、上位
のソフトウェアでは、ディスプレイモニタ 10 で扱える
データの属性に対応したものを用意する必要があった。
【0008】又、該データ処理装置の表示装置 1の解像
度と表示色数と、図示されていないプリンタ装置の解像
度と印刷色数とが異なる場合には、高解像度とフルカラ
ー印刷色数を持つプリンタ装置に対応できないという問
題があった。
【0009】又、ワードプロセッサや、表計算ソフトウ
ェア等の比較的、解像度の高い画面で使う方が操作し易
いアプリケーションを動作させる場合、該アプリケーシ
ョンが動作しているウィンドウの中で、高解像度で、25
6 色などの少ない表示色数で表示を行い、フルカラー画
像データを表示する場合、画面モードを即時に切り換え
ることができず、オペレーティングシステム(OS)の再起
動が必要となるという問題があった。
【0010】又、図5(b) に示した技術では、フルカラ
ー表示と擬似カラー表示を単一の表示装置で実現するこ
とができ、ソフトウェアもフルカラーを前提とした属性
を持つ画像データを扱うことができるが、表示装置のデ
ィスプレイモニタが、フルカラーで表示することを想定
しておく必要があり、高価なD/Aコンバータを必要と
する問題があった。
【0011】本発明は上記従来の欠点に鑑み、表示装置
側の解像度や、表示色数に関係なく、上位のソフトウェ
アから見て、フルカラー等を前提としたアプリケーショ
ンが動作できる環境を備えたデータ処理装置を提供する
ことを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の原理構
成図である。上記の問題点は下記の如くに構成した擬似
カラー表示手段を備えたデータ処理装置によって解決さ
れる。
【0013】(1) 表示装置 1が接続され、該表示装置 1
を制御する制御手段、例えば、ディスプレイドライバ 2
を備えたデータ処理装置であって、前記ディスプレイド
ライバ 2の配下に、前記表示装置 1のディスプレイモニ
タ10 で表示可能な解像度と表示色数に対応した実ビデ
オメモリ20と、所定の解像度Rと表示色数mの表示を実
現する仮想ビデオメモリ 21 とを備え、一定の時間間隔
で発生する割り込み信号で、前記ディスプレイドライ
バ 2を起動して、前記仮想ビデオメモリ 21 のデータを
実ビデオメモリ 20 に転送して、前記表示装置 1で表示
する手段を備えるように構成する。
【0014】(2) 表示装置 1が接続され、該表示装置 1
を制御する制御手段、例えば、ディスプレイドライバ 2
とを備えたデータ処理装置であって、前記ディスプレイ
ドライバ 2の配下に、前記表示装置 1のディスプレイモ
ニタ10 で表示可能な解像度と表示色数に対応した実ビ
デオメモリ 20 と、所定の解像度Rと表示色数mの表示
を実現する仮想ビデオメモリ 21 とを備え、前記ディス
プレイドライバ 2で、前記仮想ビデオメモリ 21 の内容
を更新した更新信号のタイミングで、前記仮想ビデオ
メモリ 21 のデータを実ビデオメモリ 20 に転送して、
前記表示装置 1で表示する手段を備えるように構成す
る。{図1(a) 対応} (3) 上記(1) 項、又は(2) 項に記載のデータ処理装置で
あって、上記実ビデオメモリ 20 として、ユーザの持つ
表示装置 1に対応して、少色モードの実ビデオメモリ、
又は、多色モードの実ビデオメモリを備え、前記実ビデ
オメモリ 20 の解像度と表示色数が前記仮想ビデオメモ
リ 21 の解像度と色数より少ないとき、前記ディスプレ
イドライバ 2が、前記実ビデオメモリ 20 に対応して選
択的にデータ形式を変換して、該仮想ビデオメモリ 21
から実ビデオメモリ 20 にデータを転送して、表示装置
1で表示する手段を備えるように構成する。{図1(b)
対応} 図1(a) は、請求項1,2に対応した原理構成例を示し
ている。この例では、仮想ビデオメモリ 21 は、現在の
表示装置 1のディスプレイ回路 11 の設定では表示不可
能な、多色の色数の形式でデータを保持しており、一定
時間間隔の割り込み手段によって、或いは、該仮想ビデ
オメモリ 21 に、上位のソフトウェアからデータが書き
込まれ、該仮想ビデオメモリ 21 の内容が更新される毎
に、該仮想ビデオメモリ 21 のデータを実際に表示可能
なデータ形式に変換して、実ビデオメモリ 20 に書き込
みを行うようにしている。
【0015】従って、フルカラーを前提としたアプリケ
ーションが動作できる環境を提供することができる。
又、表示装置 1側が、256 色でしか表示できない表示装
置を備えている場合でも、フルカラー画像の印刷を行う
ことができる。
【0016】図2(b) は、請求項3に対応した原理構成
例を示している。この例では、仮想ビデオメモリ 21
は、現在の表示装置 1のディスプレイ回路 11 の設定で
は表示可能/不可能とは関係なく、多色の色数の形式で
データを保持しており、現在の表示装置 1のディスプレ
イ回路 11 の設定に応じて、ディスプレイドライバ 2
は、必要であれば、実際に表示可能なデータ形式の内容
に変換し、不要であれば、その儘のデータ形式 (即ち、
フルカラーのデータ形式) で実ビデオメモリ 20 に書き
込みを行うようにしている。
【0017】即ち、ユーザの要求に応じて、ディスプレ
イ回路 11 の動作環境(例えば、D/Aコンバータの変
換能力等)の設定を切り換えた結果、実ビデオメモリ 2
0 が仮想ビデオメモリ 21 と同じ場合 (多色モード)
と、該仮想ビデオメモリ 21 より表示色数が少ない形式
の場合 (少色モード) とがあるので、実ビデオメモリ 2
0 が、仮想ビデオメモリ 21 よりも表示色数が少ない形
式の場合には、ディスプレイドライバ 2において、デー
タ形式を変換するようにしたものである。
【0018】従って、比較的に解像度が高い画面で使う
方が操作し易いアプリケーションを動作させる場合、高
解像度で 256色などの少ない表示色数で表示を行い、フ
ルカラー画像を表示する場合にも、画面モードを、オペ
レーティングシステム(OS)を再起動することなく、ディ
スプレイドライバ 2内で、即時に、画像データの形式を
切り替えることが可能になる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例を図面によっ
て詳述する。前述の図1が、本発明の原理構成図であ
り、図2〜図4が、本発明の一実施例を示した図で、デ
ィスプレイドライバでの動作を示している。
【0020】本実施形態では、少なくとも、表示装置 1
と、ディスプレイドライバ 2とを備えたデータ処理装置
において、前記ディスプレイドライバ 2に、前記表示装
置 1のディスプレイモニタ 10 で表示可能な解像度と表
示色数に対応した実ビデオメモリ20と、所定の解像度R
と表示色数mの表示を実現する仮想ビデオメモリ 21と
を備え、一定の時間間隔で発生する割り込み信号のタ
イミングで、前記ディスプレイドライバ 2を起動して、
前記仮想ビデオメモリ 21 のデータを実ビデオメモリ 2
0 に転送して、前記表示装置 1で表示する手段、又は、
前記ディスプレイドライバ 2で、前記仮想ビデオメモリ
21 の内容を更新する更新信号のタイミングで、前記
仮想ビデオメモリ 21 のデータを実ビデオメモリ 20 に
転送して、前記表示装置 1で表示する手段と、上記実ビ
デオメモリ 20 として、ユーザの持つ表示装置 1に対応
して、少色モードの実ビデオメモリ、又は、多色モード
の実ビデオメモリを備え、前記実ビデオメモリ 20 の解
像度と表示色数が前記仮想ビデオメモリ 21 の解像度と
色数より少ないとき、ディスプレイドライバ 2が、前記
実ビデオメモリ 20 に対応して選択的にデータ形式を変
換して、該仮想ビデオメモリ 21 から実ビデオメモリ 2
0 にデータを転送する手段が、本実施形態に必要な手段
である。尚、全図を通して同じ符号は同じ対象物を示し
ている。
【0021】以下、図1を参照しながら、図2〜図4に
よって、本発明の擬似カラー表示手段を備えたデータ処
理装置の構成と動作を説明する。本発明のデータ処理装
置のディスプレイドライバ 2には、フルカラー等の多色
表示を前提としたアプリケーションが動作できる環境、
具体的には、ソフトウェアから見て、高解像度と多色の
色数の属性を備えた画像データを扱っているように見え
る高解像度と、多色のデータ形式の画像データを格納す
る仮想ビデオメモリ 21 と、実際の表示装置 1で表示可
能な色数、解像度に対応した画像データを格納する実ビ
デオメモリ 20 とを備えており、ソフトウェアでは、あ
たかも、高解像度と多色の表示色数の属性を備えた画像
データを扱っているように見え、実際の表示装置 1で
は、少ない表示色のディスプレイモニタ 10 で表示する
ことができるように構成している。
【0022】図2は、ディスプレイドライバ 2でのデー
タ転送手段の一例を示しており、図2(a) は構成例を示
し、図2(b) は、データ形式の変換手段の例を示してい
る。図2(a) での構成例では、タイマー割り込み発生回
路 3からのタイマー割り込み信号に基づいて、上記仮
想ビデオメモリ 21 のデータを実ビデオメモリ 20に転
送して、ディスプレイ回路 11 に渡し、表示する場合を
示している。
【0023】即ち、この実施形態では、仮想ビデオメモ
リ 21 の内容をタイマー割り込みによって定期的に実ビ
デオメモリ 20 に反映させている。実ビデオメモリ 20
には、例えば、1024×768 ドットの解像度で、256 色を
表示するデータ形式 (つまり、1ピクセルあたり1バイ
ト)になっており、仮想ビデオメモリ 21 は、1024×76
8 ドットの解像度で、1677万色を表示するデータ形式
(つまり、1ピクセルあたり3バイト)を扱うようにな
っている。従って、ソフトウェア(アプリケーション)
からは、1024×768 ドットの解像度で、1677万色を表示
するデータ形式を扱っているように見えている。
【0024】タイマー割り込み発生回路 3は、定期的に
割り込み信号を発生しており、この割り込み信号を
ディスプレイドライバ 2が検出すると、仮想ビデオメモ
リ 21 の内容を、1677万色の形式から、256 色の形式に
変換しながら、実ビデオメモリ 20 に書き込みを行って
データを転送し、該仮想ビデオメモリ 21 の内容を実ビ
デオメモリ 20 に反映している。{請求項1に記載の発
明に対応する実施例} 該データ形式の変換手段は、図2(b) に示されているよ
うに、1ピクセル当たり3バイトからなる表示データ
の、各バイトの上位ビットから3〜2ビットを取り出し
て1バイトのデータを構成し、この1バイトのデータ
で、ルックアップテーブル(LUT) 22をアクセスして、25
6 色の表示データを取り出し、実ビデオメモリ 20 に書
き込むものである。
【0025】該ルックアップテーブル(LUT) 22の容量が
大きくても良い場合には、3バイトの表示データそのも
ので、直接、該ルックアップテーブル(LUT) 22をアクセ
スして1バイトの 256色データに変換するようにしても
良い。
【0026】図3は、仮想ビデオメモリ 21 の内容を実
ビデオメモリ 20 に反映される他の例を示している。こ
の例では、仮想ビデオメモリ 21 の内容と、実ビデオメ
モリ 20 の内容とを同時に更新する例を示している。図
2で説明したと同じように、実ビデオメモリ20 には、
例えば、1024×768 ドットの解像度で、256 色を表示す
るデータ形式(つまり、1ピクセルあたり1バイト)に
なっており、仮想ビデオメモリ 21 は、1024×768 ドッ
トの解像度で、1677万色を表示するデータ形式 (つま
り、1ピクセルあたり3バイト)を扱うようになってい
る。
【0027】そして、本例では、ディスプレイドライバ
2が、仮想ビデオメモリ 21 に対してデータを書き込む
際に、1677万色形式の3バイトデータを、256 色形式の
1バイトデータに変換して、該実ビデオメモリ 20 に書
き込むものである。{請求項2に記載の発明に対応する
実施例} 図4は、ユーザの要求に合わせて、実ビデオメモリ 20
に仮想ビデオメモリ 21 の内容を反映させる手段の例を
示している。この場合、該実ビデオメモリ 20は、少色
データ/多色データの何れも保持できる構成にしておく
か、又は、ユーザの要求に対応した表示色の表示データ
を保持できるようにしておく必要がある。
【0028】ユーザの持つ表示装置 1のディスプレイモ
ニタ 10 が、例えば、256 色しか表示できないものであ
った場合、ユーザがアプリケーションに表示モード、例
えば、少色モード/多色モードを指示することで、ディ
スプレイドライバ 2では、アプリケーションから指示さ
れた表示モードに基づいて、該表示モードが少色モード
であることを検出すると、仮想ビデオメモリ 21 の内容
を、多色表示データ (3バイトデータ)から少色表示デ
ータ(1バイトデータ)に変換して、実ビデオメモリ 2
0 に書き込むが、該表示モードが多色モードであること
を検出すると、仮想ビデオメモリ 21 の内容を、データ
形式の変換をすることなく、その儘、実ビデオメモリ 2
0 に書き込むように制御することで、ユーザの要求に対
応した表示を実現することができる。
【0029】尚、上記の実施形態では、表示色の変換を
例にして説明したが、解像度を変換する場合は、例え
ば、仮想ビデオメモリ 21 のX方向、Y方向のドットデ
ータを間引いて、実ビデオメモリ 20 に書き込む手段と
か、実ビデオメモリ 20 へのデータの反映は、仮想ビデ
オメモリ 21 の内容をその儘反映しておいて、表示領域
を、ディスプレイモニタ 10 の解像度(768ドット) に対
応して、X方向、Y方向のドット分のみを、公知のスク
ロール技術等で実ビデオメモリ 20 のドット (1024ドッ
ト) から抽出して表示する手段等がある。
【0030】このように、本発明の擬似カラー表示手段
を備えたデータ処理装置は、所定の解像度R (例えば、
1024×768 ドット) と、所定の表示色数m (1677万色)
の表示を実現するイメージデータを保持する仮想ビデオ
メモリと、実際に表示可能な解像度と表示色数 (例え
ば、256 色) のディスプレイモニタに対応した実ビデオ
メモリと、一定の時間間隔で発生する割り込みタイミン
グ、又は、上記仮想ビデオメモリの内容を更新したタイ
ミングで、上記仮想ビデオメモリの内容を実ビデオメモ
リのデータ形式に変換して、該実ビデオメモリに転送す
るディスプレイドライバを備えて、擬似カラー表示を行
うように構成する。又、上記実ビデオメモリとして、ユ
ーザの持つディスプレイ回路に対応して、少色モードの
実ビデオメモリ、又は、多色モードの実ビデオメモリを
備え、上記仮想ビデオメモリより解像度と表示色数が少
ないとき、ディスプレイドライバがデータ形式を変換し
て、該仮想ビデオメモリから実ビデオメモリにデータを
転送するようにしたところに特徴がある。
【0031】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
擬似カラー表示手段を備えたデータ処理装置によれば、
フルカラー等を前提としたアプリケーションが動作でき
る環境を提供することができる。
【0032】又、フルカラー等の画像を印刷する場合で
は、アプリケーションによっては、ディスプレイドライ
バがフルカラー(1677 万色) 、又はハイカラー(6,500色
ないし3200色等) であることを前提としているものが多
いが、本発明によれば、例えば、256 色でしか表示でき
ない表示装置を備えたデータ処理装置においても、フル
カラーの印刷を行うことができる利点が得られる。
【0033】又、ワードプロセッサや、表計算ソフトウ
ェア等の比較的、解像度の高い画面で使用する方が操作
し易いアプリケーションを動作させる場合では、高解像
度で、256 色などの少ない表示色数で表示を行い、フル
カラー画像を表示する場合には、ユーザの要求に基づい
て、オペレーティングシステム(OS)を再起動することな
く、ディスプレイドライバ内で、画面モードを切り替え
て表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図
【図2】本発明の一実施例を示した図(その1)
【図3】本発明の一実施例を示した図(その2)
【図4】本発明の一実施例を示した図(その3)
【図5】従来の表示装置を説明する図
【符号の説明】
1 表示装置 10 ディスプレ
イモニタ 11 ディスプレイ回路 2 ディスプレイドライバ 20 実ビデオメ
モリ 21 仮想ビデオメモリ 22 ルックアッ
プテーブル(LUT) 3 タイマー割り込み発生回路 割り込み信号 更新信号

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示装置が接続され、該表示装置を制御す
    る制御手段を備えたデータ処理装置であって、 前記制御手段の配下に、前記表示装置のディスプレイモ
    ニタで表示可能な解像度と表示色数に対応した実ビデオ
    メモリと、所定の解像度と表示色数の表示を実現する仮
    想ビデオメモリとを備え、 一定の時間間隔で発生する割り込みタイミングで、前記
    制御手段を起動して、前記仮想ビデオメモリのデータを
    実ビデオメモリに転送して、前記表示装置で表示する手
    段を備えたことを特徴とするデータ処理装置。
  2. 【請求項2】表示装置が接続され、該表示装置を制御す
    る制御手段を備えたデータ処理装置であって、 前記制御手段の配下に、前記表示装置のディスプレイモ
    ニタで表示可能な解像度と表示色数に対応した実ビデオ
    メモリと、所定の解像度と表示色数の表示を実現する仮
    想ビデオメモリとを備え、 前記制御手段で、前記仮想ビデオメモリの内容を更新し
    たタイミングで、前記仮想ビデオメモリのデータを実ビ
    デオメモリに転送して、前記表示装置で表示する手段を
    備えたことを特徴とするデータ処理装置。
  3. 【請求項3】請求項1、又は2に記載のデータ処理装置
    であって、上記実ビデオメモリとして、ユーザの持つ表
    示装置に対応して、少色モードの実ビデオメモリ、又
    は、多色モードの実ビデオメモリを備え、 前記実ビデオメモリの解像度と表示色数が前記仮想ビデ
    オメモリの解像度と色数より少ないとき、前記制御手段
    が、前記実メモリに対応して選択的にデータ形式を変換
    して、該仮想ビデオメモリから実ビデオメモリにデータ
    を転送して、表示装置で表示する手段を備えたことを特
    徴とするデータ処理装置。
JP8112555A 1996-05-07 1996-05-07 データ処理装置 Pending JPH09297568A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002503928A (ja) * 1998-02-16 2002-02-05 カナル プラス ソシエテ アノニム デコーダ内におけるグラフィックディジタル画像データ処理
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