JP2002503928A - デコーダ内におけるグラフィックディジタル画像データ処理 - Google Patents

デコーダ内におけるグラフィックディジタル画像データ処理

Info

Publication number
JP2002503928A
JP2002503928A JP2000531957A JP2000531957A JP2002503928A JP 2002503928 A JP2002503928 A JP 2002503928A JP 2000531957 A JP2000531957 A JP 2000531957A JP 2000531957 A JP2000531957 A JP 2000531957A JP 2002503928 A JP2002503928 A JP 2002503928A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
decoder
processor
format
image
image file
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000531957A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002503928A5 (ja
JP4677096B2 (ja
Inventor
ハメリー,ドミニク
メリック,ジェローム
Original Assignee
カナル プラス ソシエテ アノニム
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by カナル プラス ソシエテ アノニム filed Critical カナル プラス ソシエテ アノニム
Publication of JP2002503928A publication Critical patent/JP2002503928A/ja
Publication of JP2002503928A5 publication Critical patent/JP2002503928A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4677096B2 publication Critical patent/JP4677096B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G5/00Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators
    • G09G5/36Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators characterised by the display of a graphic pattern, e.g. using an all-points-addressable [APA] memory
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/42Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals characterised by implementation details or hardware specially adapted for video compression or decompression, e.g. dedicated software implementation
    • H04N19/423Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals characterised by implementation details or hardware specially adapted for video compression or decompression, e.g. dedicated software implementation characterised by memory arrangements
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/60Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using transform coding
    • H04N19/61Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using transform coding in combination with predictive coding
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G2340/00Aspects of display data processing
    • G09G2340/02Handling of images in compressed format, e.g. JPEG, MPEG
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G5/00Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators
    • G09G5/02Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators characterised by the way in which colour is displayed
    • G09G5/06Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators characterised by the way in which colour is displayed using colour palettes, e.g. look-up tables

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
  • Studio Circuits (AREA)
  • Digital Computer Display Output (AREA)
  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
  • Holo Graphy (AREA)
  • Details Of Television Scanning (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 ディジタルオーディオビジュアル伝送システム用のデコーダ(13)であり、該デコーダ(13)が、圧縮されたディジタル画像データを解凍するための汎用プロセッサ(20)と、圧縮されたデータをディスプレイ用に準備するためのグラフィックプロセッサ手段(36)とを有し、該汎用プロセッサ(20)が、画像ファイルを記憶と表示のために少なくとも第2フォーマットへ変換するべく、画像ファイルを、その実質的にオリジナルなフォーマットにおいて解凍および記憶し、該画像ファイルの第1、第2フォーマットバージョンが、デコーダのメモリ(20)内に同時に記憶される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、ディジタルオーディオビジュアル伝送システム用のデコーダに関す
るものであり、該デコーダは、圧縮されたディジタル画像データを解凍して表示
するプロセッサ手段とメモリ手段とを備えている。
【0002】 ディジタルデータの放送伝送は、ペイTVシステムの分野においてよく知られ
ている。ペイTVシステムでは、スクランブルをかけられたオーディオビジュア
ル情報が、通常は衛星または衛星/ケーブルリンクによって、多数の購買者に送
信される。各購買者は、伝送されたプログラムを見るためにスクランブルを解除
することが可能なデコーダを所有している。地上のディジタル放送システムも知
られている。最近のシステムは、オーディオビジュアルデータに加え、また、こ
れと同様に、コンピュータプログラムまたは対話式のアプリケーションのような
その他のデータを伝送するために放送リンクを使用している。
【0003】 このようなシステム機能の最も基本レベルにおいて、テレビで放映されるプロ
グラムに関連したディジタル音声およびビデオデータは、例えばMPEG−2圧
縮基準による圧縮フォーマットで伝送される。テレビ放映されるプログラムを再
度生成するために、デコーダがこのデータを受信および解凍する。
【0004】 単純なテレビ放映データに加えて、デコーダが他の圧縮された画像またはグラ
フィックデータを扱う必要性がますます一般的になってきている。例えば、デコ
ーダがウェブブラウザ機能を備えている場合、デコーダのプロセッサが、静止ビ
デオ画像、グラフィックアイコン、動コンピュータ画像等のようなダウンロード
したディジタル画像データを受信および解凍することが必要であるかもしれない
。この画像情報を、通常のテレビ放映プログラム画像上に重ねて表示することが
できる。
【0005】 このような静止または動画像データは、一般に、現在、PCベースのウェブブ
ラウザのコンテキスト内で使用されている任意の数の圧縮されたフォーマットの
うちの1つにおいて受信される。例えば、従来のGIFまたはPNG基準に基づ
いて画像がフォーマットおよび圧縮され、ここで、画像は、色のテーブルを画定
するカラールックアップテーブルと、このテーブルに関連する画素値のマトリッ
クスとによって示され、また、GIF/PNG画像を準備するために、このマト
リックスデータが従来の圧縮方法で圧縮されている。あるいは、画像が、静止M
PEGまたはJPEG画像としてフォーマットおよび圧縮されてもよい。この場
合、各画素は、赤/緑/青色値と直接関連している。
【0006】 汎用プロセッサによって、このような画像が、1つまたはそれ以上の所定のピ
クスマップフォーマットの画像ファイル内に解凍および変換されると、この画像
の処理のために、画像を表示するべく準備するためにデコーダで使用されるグラ
フィックプロセッサが採用されている。例えば、グラフィックプロセッサは、C
LUT4またはCLUT8フォーマットにされた画像ファイルを表示するために
採用されていてもよい。ここで、ルックアップテーブルの原理が、RGBフォー
マットに固執するか、またはRGBフォーマットにあり、ここで各画素がRGB
を備えている。
【0007】 これらのピクスマップイメージファイルフォーマットは、オリジナル画像の画
素構成を反映し、また、上述に関連する圧縮フォーマットと非常に関係してるが
、これと識別される。GIF/PNG画像が、ルックアップテーブルと共にピク
スマップファイルを形成するために解凍され、また、JPEG/MPEG画像フ
ァイルが、このようなテーブルを伴わずにピクスマップファイルへと解凍される
【0008】 PC環境において、使用可能なプロセッサのパワーとメモリスペースは、異な
るフォーマットに従って圧縮された多数の画像ファイルを同時に受信、解凍、表
示することができることを意味し、PC内のグラフィックプロセッサは複数のフ
ォーマットを容易に扱うために採用されている。逆に、デコーダ環境において、
使用可能なメモリとプロセッサパワーはより限定され、グラフィックプロセッサ
も、少なくとも、テレビ放送伝送に関連したMPEGデータを扱うようになって
いる。このような場合、画像ファイルを複数のフォーマットにおいて変換、表示
することは不可能であるかもしれない。
【0009】 例えば、RGBフォーマットにフォーマットされ、JPEGアルゴリズムで圧
縮されたオリジナル画像の場合、デコーダのメインプロセッサが、この画像ファ
イル(そして、当然、その後に受信する全ての画像ファイル)を、単純に固定C
LUTフォーマットに解凍および記憶する。この方法で、グラフィックプロセッ
サは画像ファイルの1タイプを扱うだけでよい。この方法により、デコーダが複
数のフォーマットデータを効率的に扱うことができるが、画質の不必要な損失が
起こる可能性がある。例えば、グラフィックプロセッサが扱う画像ファイルが他
になければ、固定変換画像ファイルフォーマットをインポーズする必要はないか
もしれない。
【0010】 そこで、本発明の目的は、従来技術に伴うこれらの欠点を克服することである
【0011】 本発明によれば、圧縮されたディジタル画像データを解凍および表示するため
のプロセッサとメモリとを有し、プロセッサが、画像ファイルをその実質的なオ
リジナルフォーマットにおいて解凍して記憶し、次いで、前記画像ファイルを、
記憶および表示のために、少なくとも第2フォーマットに変換するために採用さ
れており、前記画像ファイルの前記第1、第2フォーマットバージョンがメモリ
内に同時に記憶されるディジタルオーディオビジュアル伝送システム用のデコー
ダが得られる。
【0012】 圧縮された画像のオリジナルフォーマットバージョンの解凍と記憶とにより、
その後、デコーダが、グラフィックプロセッサの現在の能力とオペレーションに
従って、表示のためにプロセッサへ送信される別のフォーマット画像ファイルを
生成することができるようになる。
【0013】 例えば、オリジナル画像がフルカラー(true colour)またはRG
Bフォーマットであり、グラフィックプロフェッサのロードとオペレーションが
このフォーマットによる表示を許容する場合、画像が実質的に「そのまま」、す
なわち、ルックアップテーブルを伴わない画像ファイルとして、解凍および表示
される。それでも、解像度を変更するために、各画素に関連したビット数のデシ
メーションが実行される一方で、実質的に同フォーマットを維持する。同様に、
ルックアップテーブルを伴って圧縮された画像(GIF/PNG)の場合、同じ
ルックアップテーブルが記憶され、画像の表示において参照される。
【0014】 オリジナルフォーマットを使用して表示が実施されないと、プロセッサは画像
ファイルを表示のために異なるフォーマットに変換することができ、オリジナル
ファイルは将来の使用のために保管される。この方法において、本発明は、メモ
リ内で最高質の表示と、その瞬間におけるデコーダ処理制約を可能にすることが
できる。
【0015】 ある実施形態において、プロセッサは、前記画像ファイルを、前記オリジナル
バージョンと同時に前記デコーダのメモリ内に記憶された複数のフォーマットに
変換するために採用されている。
【0016】 プロセッサは、その時に画像ファイルの複数のフォーマットバージョンを読出
しおよび表示するために採用されていることが好ましい。例えば、プロセッサは
、2つの異なる画面ウィンドウにおいて、また、ウィンドウ内で使用する2つの
異なるフォーマットに従って、同じ画像を2回表示するために採用されている。
【0017】 特に、前記プロセッサは、表示の範囲に関連するグラフィック層内の複数の範
囲を画定するために採用されており、前記範囲の各々が、位置の座標によって、
また、前記グラフィックプロセッサによって処理され、この範囲内に表示された
前記画像ファイルのフォーマットバージョンによって部分的に画定される。
【0018】 この画面範囲のフォーマット範囲への分割は、特に、デコーダ環境の特徴を表
すものである。例えば、グラフィック層内のある範囲は、特定のCLUTフォー
マット内の画像ファイルが表示される範囲に関連する一方で、別の範囲はRGB
フォーマットにおける画像ファイルに関連してもよい。
【0019】 このような実現において、プロセッサは、ある範囲内に表示されるべく定めら
れたオリジナル画像ファイルを、その範囲内で現在使用されているフォーマット
バージョンに関連したバージョンに変換するために採用されていることが好まし
い。例えば、RGBオリジナルフォーマット画像が、CLUTフォーマット画像
が既に表示されている場所と同じ場所に表示され、プロセッサがこの画像を、表
示のために適切なCLUTフォーマットに変換する。
【0020】 ある実施形態において、プロセッサが、リアルタイムオーディオビジュアルデ
ィジタルデータ上にスーパーインポーズされ、前記グラフィック層の下の画面上
に表示された1つまたはそれ以上の層に関連した、前記グラフィック層内の画像
を処理するべく採用されている。同様に、グラフィック層内の画像が、グラフィ
ック層の下の層内に表示された他のタイプの画像ファイルデータ上にスーパーイ
ンポーズされたプロセッサによって表示される。
【0021】 ある実施形態において、プロセッサが、例えばGIFまたはPNG基準のよう
なルックアップテーブルを使用する圧縮基準において送信された画像データを解
凍するべく採用されている。さらに、またはあるいは、プロセッサが、例えばM
PEGまたはJPEGのような、各画素に関連した赤/緑/青色値を使用する基
準において送信された画像データを解凍するべく採用されている。
【0022】 上述したように、本発明で使用している2段階解凍および変換処理の利点は、
オリジナルフォーマット画像ファイルをあらゆる方法で処理できる能力によるも
のである。しかしながら、場合によっては、全ての画像データに固定フォーマッ
トを使用することが望ましいこともある。
【0023】 従って、本発明の好ましい一実施形態において、プロセッサがさらに、画像デ
ータを、その圧縮フォーマットに関わらず、所定のフォーマットの画像ファイル
に直接解凍するべく採用されている。
【0024】 特に、プロセッサが、画像データを、ルックアップテーブルを使用するフォー
マット、例えばCLUT4またはCLUT8フォーマットに直接解凍するべく採
用されていてもよい。さらに、またはあるいは、プロセッサが、画像データを、
各画素に関連した赤/緑/青色値を使用するフォーマット、例えばRGB16フ
ォーマットに直接解凍するべく採用されていてもよい。
【0025】 データの解凍および表示の全ての機能を1つのプロセッサに統合してもよい。
あるいは、プロセッサは、解凍と表示を各々扱うための汎用プロセッサと、グラ
フィックプロセッサを少なくとも1つずつ備えていてもよい。
【0026】 同様に、第1にフォーマットバージョンを記憶するために使用されるメモリは
、RAMまたはFLASHといった単一のメモリユニットに関連する必要は必ず
しもないが、アプリケーションを制御することによってこの目的のために配置さ
れ、1つまたはそれ以上の物理メモリ装置の間で分割されている1つまたはそれ
以上のメモリ範囲に関連していてもよい。
【0027】 本発明をデコーダ装置に関連して説明してきた。本発明は同様に、上述した本
発明の一般的および好ましい態様に関連した、このようなデコーダ内でのディジ
タル画像処理の方法へと飛躍する。
【0028】 本発明のアプリケーションのコンテキストにおいて、「ディジタルオーディオ
ビジュアル伝送システム」とは、主にオーディオビジュアルまたはマルチメディ
アディジタルデータを伝送または放送するための全ての伝送システムを示すもの
である。本発明は、特に放送ディジタルテレビジョンシステムに適しているが、
同様に、本発明を、マルチメディアインターネットアプリケーション等のための
固定遠距離通信ネットワークによって送信されたデータをフィルタリングするた
めに使用することもできる。
【0029】 同じように、記号化された伝送を受信およびデクリプトするために、統合され
た受信機/デコーダを表すのに「デコーダ」という用語が使用されており、この
ようなシステムの受信機とデコーダ要素は、記号化されていない放送を受信する
ことが可能な受信機と同様に、個別に考慮される。この用語は、ウェブブラウザ
といった追加機能を備えたデコーダも、例えば、VHS/デコーダ装置、ディジ
タルテレビジョン等のような他の装置と共に統合されたデコーダと同等に網羅す
る。
【0030】 MPEGという用語は、国際標準化機構のワーキンググループ「モーション・
ピクチャー・エクスパート・グループ」が決定したデータ伝送基準と、ディジタ
ル・テレビジョン・アプリケーションのために決定された注目すべきMPEG−
2基準とを示すものであり、書類ISO13818−1、ISO13818−2
、ISO13818−3、ISO13818−4において説明されている。この
特許明細書の内容において、この用語は、ディジタルデータ伝送分野で適用され
るMPEGフォーマットの全ての応用形、変形、または改良を含む。
【0031】 次に、本発明の好ましい実施形態を、添付の図面を参照しながら例証の方法の
みによって説明する。
【0032】 図1に、本発明によるディジタルテレビジョンシステム1の全体像を示してい
る。本発明は、圧縮したディジタル信号を転送するための従来のMPEG−2圧
縮システムを使用したほぼ従来のディジタルテレビジョンシステム2を備えてい
る。より詳細には、放送センターにあるMPEG−2コンプレッサ3がディジタ
ル信号ストリーム(一般にはビデオ信号ストリーム)を受信する。コンプレッサ
3は、リンケージ5によってマルチプレクサとスクランブラ4とに接続している
【0033】 マルチプレクサ4は、さらに複数の入力信号を受信し、転送ストリームをアセ
ンブルし、圧縮したディジタル信号を、リンケージ7を介して放送センターのト
ランスミッタ6へと転送する。リンケージ7は、当然のことながら、テレコミュ
ニケーションリンクを含む様々な幅広い形式をとる。トランスミッタ6は、アッ
プリンク8を介して衛星トランスポンダ9へと電磁信号を伝送し、電磁信号は、
衛星トランスポンダ9において電子的に処理され、全国ダウンリンク10を介し
て、エンドユーザ側が所有または借用している従来のディッシュ形の、地上の受
信機12へ同報通信される。受信機12によって受信された信号は、エンドユー
ザ側が所有または借用し、エンドユーザのテレビジョンセット14と接続された
統合受信機/デコーダ13へ送信される。受信機/デコーダ13は、圧縮された
MPEG−2信号をテレビジョンセット14用のテレビジョン信号にデコード化
する。
【0034】 当然のことながら、データ伝送のためのその他の転送チャンネル、例えば、地
上放送、ケーブル伝送、衛星/ケーブルリンクの組合せ、電話ネットワーク等も
使用可能である。
【0035】 マルチチャンネルシステムにおいて、マルチプレクサ4は、多数の平行する情
報源からのオーディオおよびビデオ情報を扱い、関連する数のチャンネルに沿っ
て情報を放送するために、トランスミッタ6と対話する。オーディオビジュアル
情報に加えて、メッセージまたはアプリケーション、あるいはその他の何らかの
ディジタルデータが、伝送されたディジタルオーディオおよびビデオ情報でイン
ターレースされたこれらのチャンネルのいくつかまたは全てに導入される。
【0036】 条件付きアクセスシステム15がマルチプレクサ4、受信機/デコーダ13に
接続しており、部分的に放送センター内に、また部分的にデコーダ内に配置され
ている。これにより、エンドユーザは1つまたはそれ以上の放送供給会社からの
ディジタルテレビジョン放送にアクセスすることができる。コマーシャルオファ
ー(すなわち、放送供給会社によって販売された1つまたは複数のテレビジョン
プログラム)に関するメッセージを解読することが可能なスマートカードを受信
機/デコーダ13内に挿入することができる。エンドユーザは、デコーダ13と
スマートカードを使用して、購買モードまたはペイパービューモードのいずれか
でコマーシャルオファーを購入してもよい。
【0037】 上述したように、システムによって伝送されたプログラムはマルチプレクサ4
においてスクランブルがかけられ、アクセス制御システム15によって決定され
た所定の伝送に条件付け、暗号化がなされる。この方法でスクランブルをかけら
れたデータの伝送の仕方は、従来のペイTVシステムの分野でよく知られている
。一般に、スクランブルをかけられたデータは、データ解読のための制御ワード
と共に伝送される。制御ワード自体が、いわゆるエクスプロイテーション・キー
によって記号化されており、記号化されたフォームで伝送される。
【0038】 次に、スクランブルをかけられたデータと記号化された制御ワードはデコーダ
13によって受信される。デコーダ13は、記号化された制御ワードを解読し、
その後、転送されたデータのスクランブルを解除するために、デコーダ内に挿入
されたスマートカードに記憶されているエクスプロイテーション・キーと同等の
アクセスを持っている。支払い済みの購買者は、例えば、放送される毎月のEC
M(エンタイトルメント制御メッセージ)において、暗号化された制御ワードを
解読するのに必要なエクスプロイテーション・キーを受信し、これにより伝送を
みることが可能になる。
【0039】 対話システム16もマルチプレクサ4、受信機/デコーダ13に接続し、部分
的に放送センター内に、また部分的にデコーダ内に配置されており、エンドユー
ザはこの対話システム16により、モデムバックチャンネル17を介した様々な
アプリケーションとの対話が可能になる。さらにモデムバックチャンネルは、条
件付アクセスシステム15で用いられている通信に使用することもできる。対話
システムを、例えば、あるイベントを視聴するため、またアプリケーションをダ
ウンロードするため等の権利を求めるべく視聴者が伝送センターと即座に通信で
きるようにするめに使用することもできる。
【0040】 次に図2を参照すると、本発明で使用している受信機/デコーダ13、または
セットトップボックスの構成要素を示している。この図で示す構成要素を機能ブ
ロックに関連して説明する。
【0041】 デコーダ13は、関連したメモリ要素を備え、シリアルインターフェース21
からの入力データを受信するべく採用された中央プロセッサ20と、並行インタ
ーフェース22と、モデム23(図1のモデムバックチャンネル17と接続され
ている)と、デコーダの正面パネルに設けられたスイッチ接触24とを備えてい
る。
【0042】 デコーダはさらに、制御ユニット26を介して赤外線遠隔制御25からの入力
を受信するべく採用されており、また、銀行または購買スマートカード29、3
0をそれぞれ読み出すための2つのスマートカードリーダ27、28を備えてい
る。購買スマートカードリーダ28は、記号化された放送信号のスクランブルを
解除するべくデマルチプレクサ/デスクランブラ30に必要な制御ワードを供給
するために、挿入された購買カード30、条件付きアクセスユニット29と係合
する。デコーダはさらに、衛星伝送を、ユニット30でフィルタリングとデマル
チプレクスを行う以前に受信およびデモジュレートするための従来のチューナ3
1とデモジュレータ32を備えている。
【0043】 デコーダ内でのデータの処理は、一般に中央プロセッサ20によって行われる
。中央プロセッサのソフトウェアアーキテクチャは、従来のデコーダで使用され
ているものに相応するので、ここでは詳細な説明を省く。これは、例えば、イン
ターフェース層を介して、デコーダのハードウェアコンポーネント内で実現され
るより低レベルのオペレーティングシステムと対話する仮想マシンに基づいてい
てもよい。ハードウェアアーキテクチャに関し、デコーダは従来のように、プロ
セッサと、ROM、RAM、FLASH等のメモリ要素とを備えている。
【0044】 受信したオーディオおよびビデオ信号の場合において、また、以下により詳細
に説明するように、これらの信号を含んでいるMPEGパケットは、デマルチプ
レクスおよびフィルタリングされるため、オーディオ、ビデオデータのパケッタ
イズド・エレメンタリー・ストリーム(PES)形式におけるリアルタイムオー
ディオおよびビデオデータを、専用のオーディオ、ビデオプロセッサまたはデコ
ーダ33、34へと送ることができる。オーディオプロセッサ33からの変換さ
れた出力は前置増幅器35へ送られ、その後、受信機/デコーダのオーディオ出
力を介して送られる。ビデオプロセッサ34からの変換された出力は、グラフィ
ックプロセッサ36、PAL/SECAMエンコーダ37を介して受信機/デコ
ーダのビデオ出力へと送られる。ビデオプロセッサは、SGS Thomson 社製のST3520Aといった従来のタイプのものであってよい。
【0045】 グラフィックプロセッサ36はさらに、中央プロセッサ20から表示(生成画
像等)のためのグラフィックデータを受信し、この情報を、ビデオプロセッサ3
4から受信した情報と組合せて、オーバーレイされたテキストまたはその他の画
像と共に、スクリーン表示組合せ動画を生成する。このオペレーションを実行す
るために採用されたグラフィックプロセッサの1例には、C−CUBE社製のC
M9310がある。
【0046】 受信したテレテキストおよび/またはサブタイトルデータの場合、適切な画像
を生成するためのリアルタイムPESデータの変換も、専用のプロセッサが行う
ことができる。しかしながら、ほとんどの従来タイプのシステムにおいて、これ
は汎用プロセッサ20によって行われる。
【0047】 実際には、例えば、中央プロセッサとグラフィックプロセッサを単一のプロセ
ッサ手段に統合するため等に、グラフィックプロセッサ36、ビデオデコーダ3
4、中央プロセッサ20等に関連する多くの機能が様々な形に組み合わせられた
り分割されたりしている。
【0048】 次に図3を参照すると、グラフィックプロセッサ36の機能を説明している。
上述したように、オーバーレイされた画面表示を生成するために、グラフィック
プロセッサが、ビデオデコーダ34からリアルタイムビデオデータを受信し、こ
れを汎用プロセッサ20から受信したグラフィックデータと共に処理する。
【0049】 図3に示すように、グラフィックプロセッサ36は、入力データを4つの明確
な層、すなわち背景層40、MPEG層41、グラフィック層42、カーソル層
43に分割するべく処理するために採用されている。図からわかるように、背景
層40は画面表示の最下層であり、この層の上に、その他の層が異なる半透明性
と不透明性で次々にスーパーインポーズされている。
【0050】 放送ビデオ信号を表示するためにデコーダが構成されている場合、背景層40
とMPEG層41とがビデオデコーダ34から受信したデータのストリームと関
連し、層40が、デコーダ34から受信したMPEG静止画像と関連し、層41
が、デコーダから受信した動ビデオMPEG信号と関連する。ビデオ信号の固定
および変更部分への分割は、従来のMPEG圧縮の特性である。
【0051】 これ以外のデコーダの構成、例えば、背景層40とMPEG層41がプロセッ
サ20から受信した任意の数のフォーマットの画像データによって完成されると
いう構成も可能である。例えば、デコーダがウェブブラウザ構成で動作している
場合、プロセッサ20は、層40、41を完成するために静止画および/または
動画データを供給してもよい。また、例えば、層40が背景カラーと同等に関連
し、層41が背景上に表示された1つまたはそれ以上のウィンドウと関連し、例
えば情報、移動アイコン等を含んでいても構わない。
【0052】 背景層40とMPEG層41からの静止画および動画データは、要素44で示
すようにグラフィックプロセッサ36によって共に混合され、組合せた出力が提
供される。グラフィックプロセッサによる背景層40上へのMPEG層情報41
の混合は、MPEG層画像内の画素のより高い、またはより低い半透明性を許容
するために、いわゆるアルファブレンディング要素を用いて行うことができる。
ビデオデコーダ34から受信した動ビデオ画像の場合にも、ビデオシーケンス内
の全ての画素について同様のブレンディング要素が使用される。中央プロセッサ
20からの画像データの場合、層41用のブレンディング要素の値は、画面の部
分によって異なっていてもよい。
【0053】 グラフィック層42は、ビデオデコーダ34から取ったリアルタイムビデオシ
ーケンス上にプロセッサ20で生成された移動アイコン等を表示させるために、
画面上の層40、41から取った画像の上に表示するテキスト、図形、アイコン
等に使用される。本発明のこの実施形態が主にこの層内のデータの処理に関連す
るため、この層内のデータの特性を図4に関連して以下により詳細に説明する。
【0054】 層40、41のために実施されたブレンディングと同様の方法で、要素45が
、グラフィック層42の、層40、41の組合せ出力と共にブレンディングを実
施する。グラフィック層42内の異なる範囲に、その範囲内のデータの特性によ
って、異なるブレンディング要素と、関連した異なるレベルの半透明性とを指定
することができる。
【0055】 最終層、すなわちカーソル層が参照符号43で示されており、中央プロセッサ
20の制御下にあるハードウェアによって生成され、先行する全ての層の上にス
ーパーインポーズされた不透明なカーソル画像を表している。参照符号46で示
すように、この層は、次の表示のためにエンコーダ37へと送られる最終的な組
み合わせ出力47を生成するために、先行する全ての層の総合出力と共に組み合
わされている。先行する層と異なり、カーソルは連続して不透明であり、また、
組み合わせられた層の上になんのブレンディングも伴わずにスーパーインポーズ
されている。
【0056】 次に図4を参照すると、グラフィック層はオペレーション中に1つまたはそれ
以上の矩形範囲50に分割されており、また、各範囲は、その幅、高さ、表示座
標51、その範囲内で使用されている色システムによって画定されている。参照
符号52で示すように、層内の指定された範囲に属さない画素は半透明に保たれ
る。図に示すように、表示座標51は範囲の左上角の座標として画定されている
。全ての範囲の画素サイズが、全画面の解像度、すなわちPAL方式の場合72
0X576、NTSC方式の場合720X480を越えることは絶対にない。
【0057】 ある範囲に使用する色システムを考慮した場合、層を構成するためにグラフィ
ックプロセッサ36に提供される情報はピクスマップ形式にコード化され、各画
素が座標とカラーリファレンスによって識別されている。実際には、以下に示す
ように多数のピクスマップフォーマットがグラフィックプロセッサによって扱わ
れる。
【0058】 CLUT4: 16エントリのカラールックアップテーブル(CLUT)を
指定する4ビット/画素 CLUT8: 256エントリのカラールックアップテーブル(CLUT)
を指定する8ビット/画素 RGB16: 各画素に赤/緑/青の混合を指定する16ビット/画素 RGB16フォーマットの場合、表示される色は、色を生成するためにシステ
ムで使用される主要な色、赤/緑/青の各々の優勢を参照して単純に画定される
【0059】 CLUTタイプフォーマットの場合、各画素が、ルックアップテーブル内の指
定された色値に対してリファレンスを1つ備えている。次に、この色が、色を生
成するためにシステムで後に使用される24ビットの赤/緑/青値によって画定
される。6ビットのアルファブレンディング要素も、各々の色値と関連している
(後述参照)。
【0060】 上述したように、例えば16または256色に関連した画像を画定するために
、ルックアップテーブルのサイズと使用可能な色の数を変更することができる。
同様に、ルックアップテーブル内で画定された色はテーブルごとに変えることが
できる。例えば、1つのテーブルが、スペクトルのある特定の部分において別の
部分よりも多い色を画定する。1つの範囲を表示する前に、グラフィックプロセ
ッサ内にルックアップテーブルがロードされる。
【0061】 範囲と範囲がかさならないようにするという条件付で、グラフィックプロセッ
サ36は、リアルタイムで各範囲をリサイズし、画面上で範囲を水平および垂直
方向に移動することができる。さらに、上述したように、特定のアルファブレン
ディング要素を使用して、各範囲を独立してその下にある層とブレンドすること
ができる。各々のフォーマットの場合において、以下に示す可能性がある。
【0062】 CLUT4: 範囲全体にかけて広範囲な6ビットのアルファブレンディング
要素を使用するか、または、テーブル内の各色のエントリが6ビットアルファブ
レンディング要素を有する。1つの色値が半透明であってよい。
【0063】 CLUT8: 範囲全体にかけて広範囲な6ビットのアルファブレンディング
要素を使用するか、または、テーブル内の各色のエントリが6ビットアルファブ
レンディング要素を有する。1つの色値が半透明であってよい。
【0064】 RGB16: 広範囲な6ビットアルファブレンディング要素を範囲全体にか
けて使用する。
【0065】 上述したピクスマップフォーマットは、画像をグラフィック層に表示するべく
伝送するために従来より使用されている圧縮されたマルチメディアフォーマット
とは異なる。例えば、グラフィック範囲の1つに表示する絵は、MPEG静止画
像、JPEGフォーマット画像、GIFフォーマット画像、またはPNGフォー
マット画像として圧縮することができる。後述の説明において、「画像」という
言葉は常に圧縮されたフォーマット内の画像データを指すために使用される。
【0066】 MPEGフォーマットについては、導入部分でISO規格に関連して説明した
。JPEG規格とGIF規格は同様によく知られたマルチメディアフォーマット
であり、インターネットで送られる画像内にしばしば見られ、その一方で、PN
Gフォーマットは、書き込みの際において、独占権を有するGIF規格の競争相
手として導入されたより最近の規格である。以下に示すように、MPEG、JP
EG、GIFまたはPNGフォーマットで受信された画像は、プロセッサ20内
のルーチンによって、上述したCLUTまたはRGBピクスマップフォーマット
の1つ内に解凍される。
【0067】 当然のことながら、この場合の説明は特定の表示(またはピクスマップ)フォ
ーマットと伝送(または圧縮された)フォーマットを参照しているが、本発明は
これら特定のフォーマットにいかなる形でも限定されるものではない。
【0068】 GIFタイプのフォーマットとPNGタイプのフォーマットの場合、これらの
圧縮されたフォーマットは、ルックアップテーブルを含んだオリジナルの画像フ
ァイルに基づいている。GIFまたはPNG圧縮された画像を直接解凍すると、
CLUTピクスマップフォーマットの画像が出来上る。しかし、以下に説明する
ように、GIFまたはPNG画像は例えばRGBピクスマップフォーマットに直
接解凍することもできる。同様に、MPEG/JPEG画像は、16ビットのR
GBピクスマップに直接解凍できるようにRGBモードに圧縮される一方で、画
像をCLUTフォーマットに変換することが望ましい場合もある。
【0069】 図5は、本発明のこの実施形態による受信した圧縮されたGIFまたはPNG
タイプの画像に、汎用プロセッサ20によって実行される可能な解凍と変換段階
を略図的に示す。3つの解凍命令、DECOMP_ORIGINAL、DECO
MP_TO_CLUT、DECOMP_TO_RGBに応答して起動する3タイ
プの解凍が示されている。これらの解凍段階はCLUTフォーマットされた画像
に関連して示されているが、同じ命令に反応して、JPEGおよびMPEG静止
画像に関連して同様の解凍段階を実行することもできる。
【0070】 DECOMP_ORIGINAL。受信したGIF/PNG画像60が示され
ているが、GIF/PNG画像60は参照番号61で示すルックアップテーブル
CLUTと、画像内の各々の画素について色値を画定する、参照番号62で示す
画素IDデータf(ID)とを備えている。最上部の解凍段階63において、伝
送されたファイル内の画像が解凍され、参照番号65で示すように実質的にオリ
ジナルなフォーマット、すなわち対応するCLUTテーブル67に関連する1セ
ットの画素データ66を備えたCLUTモードでメモリ内に記憶される。
【0071】 CLUTテーブル(16または256)内のエントリ数と、次の色解像度の度
合いとはテーブルのオリジナルフォーマットに依存する。同様に、各色に関連し
た正確なRGBビット値が、当該のCLUTテーブルによって画定され、不変の
フォームで保存される。
【0072】 本発明のシステムにおいて、結果得られた圧縮された画像がメモリ内に記憶さ
れる。次の、参照番号64で示す変換段階では、画像が、別のCLUTフォーマ
ットといった第2ピクスマップフォーマット68にさらに変換されてもよく、や
はりシステムメモリ内に記憶される。
【0073】 例えば、256エントリCLUTテーブルを備えた画像を、16エントリCL
UTテーブルを備えた画像に変換することもできる。あるいは、ある特徴的CL
UTテーブルを、エントリのいくつかまたは全てに関連した異なるRGB値を備
えた別のCLUTテーブルに変形することできる。CLUTテーブルの変形と同
時に、画素ID値が変形される。これらの変形を実行するための必要なアルゴリ
ズムは当業者にはわかるであろう。
【0074】 このダブル解凍/変換の、以下に述べる別の解凍段階と比較した場合の利点は
、図4に示すグラフィック層のゾーニングに関連して理解される。PC環境にお
いて、メモリのサイズとPCの処理能力は、各々が特定のCLUTテーブルを備
えた多くの画像ウインドウを開くことが可能なことを意味する。この場合、画像
は常に直接解凍され、そのオリジナルフォーマットで表示される。
【0075】 逆にデコーダ環境ではメモリとプロセッサの制約が上述の範囲の配置を導く。
各範囲50では特定のピクスマットフォーマットに関連する。1例において、あ
る範囲は、この範囲に既に表示されている1つまたはそれ以上の画像によって維
持されている所定の16エントリルックアップテーブルを備えたCLUT4フォ
ーマットと関連する一方で、別の範囲は、別の所定の256エントリのルックア
ップテーブルを備えたCLUT8フォーマットと関連していてもよい。
【0076】 例えばこれら両方の範囲にアイコンを表示させるといった、新規ファイルを画
定する場合、最初にDECOMP_ORIGINAL命令に従って画像ファイル
が解凍されて、ファイルにこの画像に関連したオリジナルCLUTテーブルが提
供される。メモリ内に記憶されたこのオリジナルファイルが、次に減少し、第1
範囲によって使用されたCLUT4フォーマットに、また第2範囲によって使用
されるCLUT8フォーマット(関連した特定のCLUTテーブル値を伴う)に
変換される。オリジナルファイル上でさらに随意に再変換することができる。
【0077】 逆に、オリジナル画像ファイルが1度も解凍されていないが、ある範囲内で使
このフォーマット内の画像を別の範囲に関連した第2フォーマットに効果的に再
変換することは不可能であるかもしれない。例えば、CLUT8画像の解凍と、
標準CLUT4フォーマットへの変換が同時に行われた場合、この画像に関連し
た情報が損失し、CLUT8フォーマットへのあらゆる再変換を信頼性のないも
のにしてしまう。
【0078】 それでも、場合によっては、変換前に全てのピクスマップファイルのエンドフ
ォーマットを固定することが望ましいこともある。この場合には、以下に示す命
令が汎用プロセッサに与えられる。
【0079】 DECOMP_TO_CLUT. この命令で、オリジナルファイル(CLU
T4、CLUT8、RGB)のフォーマットに関わらず、画像が69で解凍され
、70で示すCLUTフォーマットピクスマップに変換される。各々のエントリ
のRGB値と同様、CLUTの解像度が解凍の瞬間にインポーズされる。
【0080】 DECOMP_TO_RGB. この命令で、オリジナルファイル(CLUT
4、CLUT8、RGB)のフォーマットに関わらず、画像が71で解凍され、
72で示すRGBフォーマットピクスマップに変換される。RGBフォーマット
の解像度は、解凍の瞬間に固定される。
【0081】 本来フルカラーまたはMPEG/JPEGフォーマットである画像の場合、命
令DECOMP_ORIGINALは解凍されたRGB画像へと戻る。解凍され
たファイルのフォーマットはオリジナル(すなわち、非ルックアップテーブル)
に関連するが、解像度を若干変更するには、記号化の瞬間に供給されるフルカラ
ーからRGB16への変換が必要であるかもしれない。MPEG/JPEGファ
イルに作用する命令DECOMP_TO_CLUTは、画像を解凍し、これをC
LUTフォーマットの画像に変換する。この場合、CLUTの解像度は、エント
リの各々の値と同様に、解凍の瞬間にインポーズされている。この場合、命令D
ECOMP_TO_RGBは、画像上で命令DECOMP_ORIGINALと
同じ効果を持つ。すなわち、画像をフルカラーからRGB16フォーマットへと
解凍および変換する。
【0082】 上述のオペレーションを実行するために必要な解凍/変換アルゴリズムは従来
のものでることが理解されるであろう。しかし、上述の記憶されたファイルの各
々を作成するためのこのようなアルゴリズムの使用はデコーダ技術のコンテキス
トでは知られていない。特に、記憶され、上述のように変換される画像ファイル
のオリジナルフォーマットファイルへの解凍は、この分野では知られていない。
【0083】 同様に、この説明は、別のタスクに加えて、必要な解凍と変換段階を実行する
ためのメインまたは汎用プロセッサチップの使用に関連しているが、これらの段
階を専用のプロセッサによって実行することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ディジタルテレビジョンシステムの全体像である。
【図2】 図1の受信機/デコーダの要素を示す。
【図3】 図2のグラフィックプロセッサによって処理される画像データを層形式で示す
【図4】 図3のグラフィック層を詳細に示す。
【図5】 多数の場合において、圧縮された画像データに実施された解凍および変換段階
を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM ,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE, KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,L T,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX ,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE, SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,U A,UG,US,UZ,VN,YU,ZW Fターム(参考) 5C059 MA00 PP01 PP04 PP12 PP14 PP15 PP19 SS02 SS06 UA38 5C082 AA31 BA12 BA27 BA34 BA35 BA41 BB01 BB44 BB51 CA62 CA84 CB01 DA26 DA51

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタルオーディオビジュアル伝送システム用のデコーダ
    であって、前記デコーダが、圧縮されたディジタル画像データを解凍および表示
    するためのプロセッサとメモリとを有し、 前記プロセッサが、画像ファイルをその実質的なオリジナルフォーマットにお
    いて解凍して記憶し、次いで、前記画像ファイルを、記憶および表示のために、
    少なくとも第2フォーマットに変換するために採用されており、前記画像ファイ
    ルの前記第1、第2フォーマットバージョンがメモリ内に同時に記憶されること
    を特徴とするデコーダ。
  2. 【請求項2】 前記プロセッサが、前記画像ファイルを、前記オリジナルバ
    ージョンと同時に前記デコーダのメモリ内に記憶された複数のフォーマットに変
    換するために採用されていることを特徴とする請求項1に記載のデコーダ。
  3. 【請求項3】 前記プロセッサが、画像ファイル記憶と同時に、その複数の
    フォーマットバージョンを読出しおよび表示するために採用されていることを特
    徴とする請求項1または2のいずれか1項に記載のデコーダ。
  4. 【請求項4】 前記プロセッサが、表示の範囲に関連するグラフィック層内
    の複数の範囲を画定するために採用されており、前記範囲の各々が、位置の座標
    によって、また、前記グラフィックプロセッサによって処理され、この範囲内に
    表示された前記画像ファイルのフォーマットバージョンによって部分的に画定さ
    れることを特徴とする前出の請求項のいずれか1項に記載のデコーダ。
  5. 【請求項5】 前記プロセッサが、ある範囲内に表示されるべく定められた
    オリジナル画像ファイルを、その範囲内で現在使用されているフォーマットバー
    ジョンに関連したバージョンに変換するために採用されていることを特徴とする
    請求項4に記載のデコーダ。
  6. 【請求項6】 前記プロセッサが、リアルタイムオーディオビジュアルディ
    ジタルデータ上にスーパーインポーズされ、前記グラフィック層の下の画面上に
    表示された1つまたはそれ以上の層に関連した、前記グラフィック層内の画像を
    処理するべく採用されていることを特徴とする請求項4または5のいずれか1項
    に記載のデコーダ。
  7. 【請求項7】 前記プロセッサが、ルックアップテーブルを使用する圧縮基
    準において送信された画像データを解凍するべく採用されていることを特徴とす
    る前出の請求項のいずれか1項に記載のデコーダ。
  8. 【請求項8】 前記プロセッサが、各画素に関連した赤/緑/青色値を使用
    する基準において送信された画像データを解凍するべく採用されていることを特
    徴とする前出の請求項のいずれか1項に記載のデコーダ。
  9. 【請求項9】 前記プロセッサがさらに、画像データを、その圧縮フォーマ
    ットに関わらず、所定のフォーマットの画像ファイルに直接解凍するべく採用さ
    れていることを特徴とする前出の請求項のいずれか1項に記載のデコーダ。
  10. 【請求項10】 前記プロセッサがさらに、画像データを、ルックアップテ
    ーブルを使用するフォーマットに直接解凍するべく採用されていることを特徴と
    する請求項9に記載のデコーダ。
  11. 【請求項11】 前記プロセッサがさらに、画像データを、各画素に関連し
    た赤/緑/青色値を使用するフォーマットに直接解凍するべく採用されているこ
    とを特徴とする請求項9または10のいずれか1項に記載のデコーダ。
  12. 【請求項12】 前記プロセッサが、ディジタル画像データを解凍するため
    の汎用プロセッサと、解凍されたデータを表示するべく準備するためのグラフィ
    ックプロセッサとを有することを特徴とする前出の請求項のいずれか1項に記載
    のデコーダ。
  13. 【請求項13】 ディジタルオーディオビジュアル伝送システム用のデコー
    ダ内でのディジタル画像処理方法であって、前記デコーダが、圧縮されたディジ
    タル画像データを解凍するための、また、前記圧縮されたデータを表示する準備
    をするためのプロセッサを有し、 前記プロセッサが、画像ファイルを、その実質的にオリジナルなフォーマット
    において解凍および記憶し、次いで、前記画像ファイルを、記憶および表示のた
    めに少なくとも第2フォーマットへと変換し、前記画像ファイルの前記第1、第
    2フォーマットバージョンが前記デコーダのメモリ内に同時に記憶されることを
    特徴とする方法。
  14. 【請求項14】 実質的にここで述べた通りであることを特徴とするディジ
    タルオーディオビジュアル伝送システム用のデコーダ。
  15. 【請求項15】 実質的にここで述べた通りであることを特徴とする、ディ
    ジタルオーディオビジュアル伝送システム用のデコーダ内でのディジタル画像処
    理の方法。
JP2000531957A 1998-02-16 1999-02-08 デコーダ内におけるグラフィックディジタル画像データ処理 Expired - Lifetime JP4677096B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP98400369.9 1998-02-16
EP98400369A EP0936814A1 (en) 1998-02-16 1998-02-16 Processing of graphical digital picture data in a decoder
PCT/IB1999/000280 WO1999041913A1 (en) 1998-02-16 1999-02-08 Processing of graphical digital picture data in a decoder

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2002503928A true JP2002503928A (ja) 2002-02-05
JP2002503928A5 JP2002503928A5 (ja) 2006-03-23
JP4677096B2 JP4677096B2 (ja) 2011-04-27

Family

ID=8235277

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000531957A Expired - Lifetime JP4677096B2 (ja) 1998-02-16 1999-02-08 デコーダ内におけるグラフィックディジタル画像データ処理

Country Status (21)

Country Link
EP (2) EP0936814A1 (ja)
JP (1) JP4677096B2 (ja)
KR (1) KR100643835B1 (ja)
CN (1) CN1291410A (ja)
AT (1) ATE226380T1 (ja)
AU (1) AU749833B2 (ja)
BR (1) BRPI9907902B1 (ja)
CA (1) CA2318637A1 (ja)
DE (1) DE69903517T2 (ja)
ES (1) ES2185306T3 (ja)
HK (1) HK1031071A1 (ja)
HR (1) HRP20000484A2 (ja)
HU (1) HUP0101604A3 (ja)
ID (1) ID25909A (ja)
IL (1) IL137641A0 (ja)
NO (1) NO20004080L (ja)
NZ (1) NZ505868A (ja)
PL (1) PL342371A1 (ja)
TR (1) TR200002368T2 (ja)
WO (1) WO1999041913A1 (ja)
ZA (1) ZA991125B (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7218845B2 (en) 1996-04-15 2007-05-15 Autodesk Canada Co. Reading image frames as files
GB2385479B (en) * 2001-04-19 2005-07-27 Discreet Logic Inc Image data processing
KR100588797B1 (ko) * 1998-03-31 2006-06-13 코닌클리케 필립스 일렉트로닉스 엔.브이. 인코딩된 데이터 스트림의 데이터를 수정하기 위한 방법 및 장치
US6289455B1 (en) 1999-09-02 2001-09-11 Crypotography Research, Inc. Method and apparatus for preventing piracy of digital content
DE102004008248A1 (de) * 2004-02-19 2005-09-22 Fujitsu Siemens Computers Gmbh Datennetzanschlussgerät für ein Anzeigegerät und Verfahren zur Aufbereitung von aus einem Datennetz geladenen Daten
CN107770472B (zh) * 2017-10-31 2020-07-28 中国电子科技集团公司第二十九研究所 一种secam制式模拟电视信号数字化解调方法及数字信号图像恢复方法
CN113132649B (zh) * 2019-12-31 2023-01-03 北京字节跳动网络技术有限公司 图像生成方法、装置、电子设备及计算机可读存储介质

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0461555A (ja) * 1990-06-29 1992-02-27 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置
JPH06326856A (ja) * 1993-05-17 1994-11-25 Hitachi Ltd データ記録装置および方法
JPH09509552A (ja) * 1994-12-14 1997-09-22 フィリップス エレクトロニクス ネムローゼ フェンノートシャップ サブタイトル送信システム
JPH09297568A (ja) * 1996-05-07 1997-11-18 Fujitsu Ltd データ処理装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1042149A (ja) * 1996-07-19 1998-02-13 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置及び画像表現変換方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0461555A (ja) * 1990-06-29 1992-02-27 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置
JPH06326856A (ja) * 1993-05-17 1994-11-25 Hitachi Ltd データ記録装置および方法
JPH09509552A (ja) * 1994-12-14 1997-09-22 フィリップス エレクトロニクス ネムローゼ フェンノートシャップ サブタイトル送信システム
JPH09297568A (ja) * 1996-05-07 1997-11-18 Fujitsu Ltd データ処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
ATE226380T1 (de) 2002-11-15
ZA991125B (en) 1999-08-12
DE69903517D1 (de) 2002-11-21
NO20004080L (no) 2000-10-16
EP1057346A1 (en) 2000-12-06
ES2185306T3 (es) 2003-04-16
JP4677096B2 (ja) 2011-04-27
BRPI9907902B1 (pt) 2016-01-12
TR200002368T2 (tr) 2001-04-20
AU749833B2 (en) 2002-07-04
DE69903517T2 (de) 2003-06-26
AU2181799A (en) 1999-08-30
NZ505868A (en) 2002-03-01
KR20010086240A (ko) 2001-09-10
CN1291410A (zh) 2001-04-11
HUP0101604A2 (hu) 2001-09-28
EP0936814A1 (en) 1999-08-18
NO20004080D0 (no) 2000-08-15
WO1999041913A1 (en) 1999-08-19
IL137641A0 (en) 2001-10-31
HK1031071A1 (en) 2001-05-25
ID25909A (id) 2000-11-09
CA2318637A1 (en) 1999-08-19
KR100643835B1 (ko) 2006-11-10
BR9907902A (pt) 2000-10-17
HRP20000484A2 (en) 2000-12-31
EP1057346B1 (en) 2002-10-16
HUP0101604A3 (en) 2003-05-28
PL342371A1 (en) 2001-06-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0986902B1 (en) System and method for changing program guide format
KR100566419B1 (ko) 디지털 시청각 전송 시스템용 디코더
US8091106B1 (en) Method and apparatus for using DVD subpicture information in a television receiver
US7202912B2 (en) Method and system for using single OSD pixmap across multiple video raster sizes by chaining OSD headers
EP1154643B1 (en) A method and system for using a single osd pixmap across multiple video raster sizes by using multiple headers
JP4677096B2 (ja) デコーダ内におけるグラフィックディジタル画像データ処理
EP1069770B1 (en) Method and system for processing video incorporating multiple on screen display formats
EP0932982B1 (en) Apparatus and method for generating on-screen-display messages using true color mode
MXPA00007901A (en) Processing of graphical digital picture data in a decoder
JPH11136675A (ja) セット・トップ・ボックスを用いたイメージ・スクロール
CZ20002998A3 (cs) Dekodér pro digitální audiovizuální vysílací systém a způsob zpracování digitálního obrazu
MXPA99003539A (en) Apparatus and method for generating on-screen-display messages using true color mode
MXPA99003536A (en) Apparatus and method for generating on-screen-display messages using one-bit pixels

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060120

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060120

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20070313

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20070608

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090512

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090804

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100316

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100714

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20100727

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100914

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101213

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110111

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110131

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140204

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140204

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140204

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140204

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140204

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

EXPY Cancellation because of completion of term
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250