JPH09296741A - 車両用内燃機関の出力トルク制御装置 - Google Patents

車両用内燃機関の出力トルク制御装置

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JPH09296741A
JPH09296741A JP8132771A JP13277196A JPH09296741A JP H09296741 A JPH09296741 A JP H09296741A JP 8132771 A JP8132771 A JP 8132771A JP 13277196 A JP13277196 A JP 13277196A JP H09296741 A JPH09296741 A JP H09296741A
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JP
Japan
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output torque
engine
vehicle
internal combustion
combustion engine
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Pending
Application number
JP8132771A
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English (en)
Inventor
Kazutomo Sawamura
和同 澤村
Yoshiharu Saito
吉晴 斎藤
Ryuji Kono
龍治 河野
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Priority to US08/842,499 priority patent/US6076032A/en
Priority to EP02007656A priority patent/EP1245807B1/en
Priority to DE69737073T priority patent/DE69737073T8/de
Priority to EP97106935A priority patent/EP0803395B1/en
Priority to DE69716156T priority patent/DE69716156T2/de
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 内燃機関の不正燃焼等による触媒の損傷を招
くことなく、ストール状態における自動変速機保護のた
めの機関出力トルク低減制御を行うことができる車両用
内燃機関の出力トルク制御装置を提供する。 【解決手段】 ステップS101〜S104を経てタイ
マtSTLEの値が「0」であると判定されると(ステ
ップS105)、ストール状態におけるストール回転低
下制御の実行開始時期が到来したと判断され、ストール
回転低下制御を行う(ステップS108)。このストー
ル回転低下制御では、エンジン回転数NEをストール回
転数NESTLE以下に低下させるための目標駆動トル
クTDSCMDを算出する(図4に示す)。次いで、こ
の目標駆動トルクTDSCMDに応じてスロットル弁開
度θTHを制御する(ステップS108,109)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動変速機を備え
た内燃機関の出力トルクを、制御する出力トルク制御手
段を備える車両用内燃機関の出力トルク制御装置に関
し、特に、車両のストール状態における内燃機関の出力
トルク制御を行う車両用内燃機関の出力トルク制御装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動変速機付内燃エンジンを有
する車両においては、自動変速機の動作モードとして走
行モード、即ちニュートラル(N)位置及びパーキング
(P)位置以外のシフト位置が選択され、車両の速度が
零で、車両のブレーキが作動状態にあり、かつアクセル
ペダルの踏み込みによってエンジン回転数が所定回転数
以上にある運転状態、いわゆるストール状態にあるとき
には、自動変速機の出力軸回転数と入力軸回転数との比
(速度比)が零になり(出力軸回転数が零)、出力軸回
転数と入力軸回転数との差は自動変速機内のトルクコン
バータによって吸収される。このための、エンジンから
与えられるエネルギーはほとんど全てトルクコンバータ
の発熱量に変換される。
【0003】従って、かかるストール状態が長時間継続
すると、トルクコンバータから放散される熱によって自
動変速機内部が損傷する恐れがあるために、自動変速機
を保護するための制御方法として、従来フューエルカッ
トによる、または点火時期リタードによるエンジン出力
トルク低減制御を行って、エンジン回転数を低下してト
ルクコンバータの発熱量を低下させる方法が採用されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ストー
ル状態において自動変速機を保護するためのエンジン出
力トルク低減制御方法として、フューエルカットによる
ものが用いられる場合、フューエルカット時、エンジン
からの燃焼ガスがリーンになって排気温度が異常に上昇
し、これにより排気系の触媒に損傷を与える恐れがあ
る。また、点火時期リタードによる制御方法が用いられ
る場合には、エンジン内で不正燃焼が起り、エンジンか
ら未燃焼燃料ガスが排出されて触媒に供給され、触媒内
部で発火する恐れがある。
【0005】本発明は上記従来の制御方法の不具合を解
消するために、内燃機関の不正燃焼等による触媒の損傷
を招くことなく、ストール状態における自動変速機保護
のための機関出力トルク低減制御を行うことができる車
両用内燃機関の出力トルク制御装置を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
自動変速機を備えた内燃機関の出力トルクを制御する出
力トルク制御手段を備える車両用内燃機関の出力トルク
制御装置において、前記出力トルク制御手段は、前記車
両の運転状態が所定のストール状態にあるとき、前記機
関の目標出力トルクを前記機関の回転数を予め設定され
た所定回転数まで低下させるための値に設定する目標ト
ルク設定手段と、前記機関の出力トルクが前記設定した
目標トルクになるように前記機関に供給される吸入空気
量を制御する吸入空気量制御手段とを備えることを特徴
とする。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の車
両用内燃機関の出力トルク制御装置において、前記車両
の運転状態の所定のストール状態は、前記車両の速度が
零で、前記車両のブレーキが作動状態で、前記車両のア
クセルペダルが踏み込まれており、前記機関の回転数が
所定値以上で且つ前記自動変速機のシフト位置が車両停
止用位置以外の位置にある状態が所定時間以上継続した
状態である。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の車両用内燃機関の出力トルク制御装置において、前
記目標出力トルク設定手段は、前記目標出力トルクを前
記車両のアクセルペダルの踏込量に応じた値に設定す
る。
【0009】請求項4記載の発明は、請求項3記載の車
両用内燃機関の出力トルク制御装置において、前記目標
出力トルク設定手段は、前記目標出力トルクを、前記機
関の回転数が前記アクセルペダルの踏込量に応じた所定
アイドル回転数に保持されるような値に設定する。
【0010】請求項5記載の発明は、請求項1乃至4の
いずれか記載の車両用内燃機関の出力トルク制御装置に
おいて、前記出力トルク制御手段は、前記車両の所定の
ストール状態における前記出力トルクの制御中に前記車
両の発進操作が行われたとき、当該出力トルク制御を中
止し、前記車両の駆動力が運転者の要求する値になるよ
うに前記機関に供給される吸入空気量を制御する発進時
吸入空気量制御手段を備えることを特徴とする。
【0011】請求項1記載の車両用内燃機関の出力トル
ク制御装置では、目標トルク設定手段で、車両の運転状
態が所定のストール状態にあるとき、機関の目標出力ト
ルクを機関の回転数を予め設定された所定回転数まで低
下させるための値に設定し、吸入空気量制御手段で、機
関の出力トルクが設定した目標トルクになるように機関
に供給される吸入空気量を制御するので、内燃機関の不
正燃焼等による触媒の損傷を招くことなく、ストール状
態における自動変速機保護のための機関出力トルク低減
制御を行うことができる。
【0012】請求項2記載の車両用内燃機関の出力トル
ク制御装置では、車両の運転状態の所定のストール状態
が、車両の速度が零で、車両のブレーキが作動状態で、
車両のアクセルペダルが踏み込まれており、機関の回転
数が所定値以上で且つ自動変速機のシフト位置が車両停
止用位置以外の位置にある状態が所定時間以上継続した
状態である。
【0013】請求項3記載の車両用内燃機関の出力トル
ク制御装置では、目標出力トルク設定手段で、目標出力
トルクを車両のアクセルペダルの踏込量に応じた値に設
定するので、ストール状態における自動変速機保護のた
めの機関出力トルク低減制御をさらに確実に行うことが
できる。
【0014】請求項4記載の車両用内燃機関の出力トル
ク制御装置では、目標出力トルク設定手段で、目標出力
トルクを、機関の回転数がアクセルペダルの踏込量に応
じた所定アイドル回転数に保持されるような値に設定す
るので、ストール状態におけるストール回転数に耐え得
るように自動変速機の強度増大や耐久性向上を図る等の
余分な対策を施す必要がない。
【0015】請求項5記載の車両用内燃機関の出力トル
ク制御装置では、出力トルク制御手段に、車両の所定の
ストール状態における出力トルクの制御中に車両の発進
操作が行われたとき、当該出力トルク制御を中止し、前
記車両の駆動力が運転者の要求する値になるように機関
に供給される吸入空気量を制御する発進時吸入空気量制
御手段が設けられているので、ストール状態に対する制
御から発進操作に対応する制御への移行を運転者の要求
駆動力に応じて円滑に行うことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。
【0017】図1は本発明の実施の一形態に係る車両用
内燃機関及びその出力トルク制御装置を示す全体構成図
である。
【0018】図中、1は内燃機関(以下、エンジンとい
う)であり、エンジン1の吸気ポ−トに接続された吸気
管2の途中にはスロットル弁3が設けられている。スロ
ットル弁3は、例えばモータからなる電動アクチュエー
タ(以下、スロットルアクチュエータという)20に機
械的に接続され、スロットルアクチュエータ20により
駆動可能に構成されている。スロットルアクチュエータ
20は、電子コントロ−ルユニット(以下、ECUとい
う)5に電気的に接続され、ECU5はスロットルアク
チュエータ20を介してスロットル弁3の開度を制御す
る。スロットル弁3にはスロットル弁開度(θTH)セ
ンサ4が連結されている。θTHセンサ4はスロットル
弁3の開度に応じた電気信号を出力し、該電気信号はE
CU5に供給される。
【0019】エンジン1とスロットル弁3との間且つ吸
気管2の図示しない吸気弁の少し上流側には、燃料噴射
弁6が各気筒毎に設けられ、各燃料噴射弁6には燃料ポ
ンプ(図示せず)から燃料が供給される。燃料噴射弁6
はECU5に電気的に接続され、該ECU5からの信号
により各燃料噴射弁6の開弁時間が制御される。
【0020】吸気管2のスロットル弁3下流側には管7
を介して絶対圧(PBA)センサ8が設けられている。
PBAセンサ8はECU5に電気的に接続され、PBA
センサ8により検出された吸気管2内の絶対圧PBAは
電気信号に変換されてECU5に供給される。
【0021】吸気管2のPBAセンサ8下流側の管壁に
は吸気温(TA)センサ9が取り付けられ、該TAセン
サ9により検出された吸気温TAは電気信号に変換され
てECU5に供給される。
【0022】エンジン1のシリンダブロックの冷却水が
充満した気筒周壁にはサ−ミスタ等からなるエンジン水
温(TW)センサ10が挿着され、該TWセンサ10に
より検出されたエンジン水温(冷却水温)TWは電気信
号に変換されてECU5に供給される。
【0023】エンジン1の図示しないカム軸周囲又はク
ランク軸周囲には、回転数(NE)センサ12及び気筒
判別(CYL)センサ13が取付けられている。NEセ
ンサ12はエンジン1の各吸入行程開始時点の上死点
(TDC)に関し所定クランク角度前のクランク角度位
置で(例えば、4気筒エンジンではクランク角180°
毎に)TDC信号パルスを出力し、CYLセンサ13は
特定の気筒の所定のクランク角度位置で信号パルス(以
下、CYL信号パルスという)を出力する。これらTD
Cパルス信号及びCYL信号パルスはECU5に供給さ
れる。
【0024】エンジン1の各気筒には点火プラグ19が
設けられている。点火プラグ19はデストリビュータ1
8を介してECU5に電気的に接続され、ECU5によ
り点火プラグ19による点火時期が制御される。
【0025】エンジン1の排気ポ−トには排気管14が
接続され、排気管14の途中には、排気ガス中のHC、
CO、NOx等の浄化を行うための三元触媒15が介装
されている。
【0026】排気管14の三元触媒装置15上流側には
酸素濃度センサ(以下、O2センサという)16が設け
られている。O2センサ16は、排気ガス中の酸素濃度
を検出し、その検出値に応じた電気信号をECU5に供
給する。
【0027】エンジン1の出力軸29には4速の自動変
速機30が接続されている。自動変速機30の動作モー
ドを選択するためのシフトレバー位置(以下、シフト位
置という)はシフト位置(SP)センサ23で検出さ
れ、SPセンサ23からの検出信号はECU5に供給さ
れる。自動変速機30にはその出力軸の回転数から車速
を検出するスピードメータケーブルから構成される車速
(VP)センサ28が設けられ、VPセンサ28からの
検出信号はECU5に供給される。
【0028】ECU5には、さらに当該車両のアクセル
ペダル(図示せず)の踏込量(以下、アクセル開度とい
う)APを検出するアクセル開度センサ(AP)22及
びブレーキの作動を検出するブレーキスイッチ(BRK
SW)24が接続され、ECU5は、アクセル開度A
P等に応じてスロットル弁開度θTHを制御する。すな
わち、本実施の形態では、アクセルペダルとスロットル
弁3とは機械的に連結されておらず、アクセル開度AP
および他の運転状態に応じてスロットル弁開度θTHが
制御される。
【0029】ECU5は、上述の各種センサからの入力
信号波形を整形して電圧レベルを所定レベルに修正し、
アナログ信号値をデジタル信号値に変換する等の機能を
有する入力回路5a、中央演算処理回路(以下、CPU
という)5b、該CPU5bで実行される各種演算プロ
グラム及び演算結果等を記憶する記憶手段5c、燃料噴
射弁6、点火プラグ19およびスロットルアクチュエー
タ20に対する駆動信号と自動変速機30に対する制御
信号とをそれぞれ供給する出力回路5d等から構成され
る。
【0030】次に、上述の自動変速機30の構成につい
て図2を参照しながら説明する。図2は図1の自動変速
機の構成を示す図である。
【0031】自動変速機30は、図2に示すように、エ
ンジン1の出力軸29に連結され、ポンプ翼32a及び
タービン翼32bを有するトルクコンバータ32と、ポ
ンプ翼32aとタービン翼32bとを連結するためのロ
ックアップクラッチ33と、トルクコンバータ32の出
力側に連結されるギヤ機構34と、ロックアップクラッ
チ33及びギヤ機構34の動作を制御する油圧制御機構
35とを有する。
【0032】油圧制御機構35は、ロックアップクラッ
チ33の係合/非係合を切り換えるオンオフ型のソレノ
イド弁(以下、Aソレノイド弁という)35aと、Aソ
レノイド弁35aがオンされ、ロックアップクラッチ2
3が係合状態にあるときの係合圧(締結容量)を制御す
るデューティ制御型のソレノイド弁(以下、Bソレノイ
ド弁という)35bと、ギヤ機構34のギヤ位置(ギヤ
比)を制御する変速アクチュエータ35cとを有する。
【0033】Aソレノイド弁35a、Bソノレイド弁3
5b及び変速アクチュエータ35cは、ECU5に接続
されている。ECU5は、Aソレノイド弁35a、Bソ
ノレイド弁35bを介してロックアップクラッチ33の
係合状態の制御を行うと共に、変速アクチュエータ35
cを介してギヤ機構34のギヤ位置の制御を行う。
【0034】自動変速機30には、ギヤ機構34のギヤ
位置INGEARを検出するギヤ位置センサ37が設け
られ、その検出信号はECU5に供給される。
【0035】エンジン1の出力は、出力軸29からトル
クコンバータ32、ギヤ機構34、差動装置36を順次
経て、左右の駆動輪38,39に伝達される。
【0036】次に、本実施の形態におけるエンジン出力
トルク制御について図3乃至図7を参照しながら説明す
る。図3は図1のエンジンにおけるエンジン出力制御手
順を示すフローチャート、図4は図3のステップS10
8のストール回転低下制御の手順の詳細を示すフローチ
ャート、図5はストール回転低下制御開始時期決定タイ
マtSTLEにセットされる時間tSTLEと水温TW
との関係を示すテーブルを示す図、図6はストール回転
低下制御に用いられる目標回転数NESTとアクセル開
度APとの関係を示すテーブルを示す図、図7は増加補
正分トルクDTDSSTと(TDSCMD−TDSST
LE)との関係を示すテーブルを示す図である。
【0037】図3を参照するに、まずステップS100
でVPセンサ28の検出信号に基づき車速VPを算出す
ると共に、アクセル開度センサ22の検出信号に基づき
アクセル開度APを求め、車速VPとアクセルペダル開
度APとをパラメータとするマップ(図示せず)から目
標駆動トルクTDSCMDを算出する。
【0038】次いで、ステップS101で、VPセンサ
28の検出信号、BRK SW24の検出信号、SPセ
ンサ23の検出信号に基づき、車速VP=0、ブレーキ
オン、かつシフト位置がニュートラル(N)ポジション
またはパーキング(P)ポジション以外の位置(走行位
置(D)、後退位置(R)等)にあるというストール状
態条件が成立するか否かを判定する。
【0039】上述の条件が成立しないときは、ステップ
S111に進み、ストール回転低下制御開始時期決定タ
イマtSTLEに所定時間tSTLEをセットする。こ
の所定時間tSTLEは、エンジン水温TWに応じて決
定される。具体的には、図5に示すように、所定時間t
STLEとエンジン水温TWとをパラメータとするテー
ブルから求められる。このテーブルから分かるように、
所定時間tSTLEは、エンジン水温TWが高い程より
短い時間に設定されている。
【0040】続くステップS112で、「1」でストー
ル回転低下制御を実行すべきであることを示すフラグF
STLEが1であるか否かを判定する。フラグFSTL
Eが「1」でないときには、ステップS116に進み、
フラグFSTLEを「0」にする。
【0041】次いで、ステップS117に進み、後述す
る積分項Iを「0」に設定し、続くステップS109
で、目標エンジン出力トルクTECMDを算出する。こ
の目標エンジン出力トルクTECMDの算出には、次式
(1)が用いられる。
【0042】 TECMD=TDSCMD/INGEAR/KETR …(1) なお、KETRはトルクコンバータのすべり量e(=入
力回転数/出力回転数)に応じて決定されたトルコン伝
達効率を表す補正係数であり、INGEARは自動変速
機30のギヤ機構34における選択されたギヤ比を表
す。
【0043】次いで、ステップ110に進み、目標エン
ジン出力トルクTECMDとエンジン回転数NEに応じ
て目標スロットル弁開度THを算出する。
【0044】一方、前記ステップS101で、前記スト
ール状態条件が成立していると判定すると、ステップS
102に進み、アクセル開度AP>0degが成立する
か否かを判定する。アクセル開度AP>0degが成立
すると、ステップS103に進み、前記フラグFSTL
Eが「1」であるか否かを判定し、前記フラグFSTL
Eが「1」であると、後述するステップS104乃至S
107をスキップしてステップS108に進み、後述す
るストール回転低下制御を行う。
【0045】前記ステップS103でフラグFSTLE
が「1」でないときは、ステップS104に進み、エン
ジン回転数NE>ストール回転数NESTLEが成立す
るか否かを判定する。このストール回転数NESTLE
は、ストール状態発生と見做すための下限回転数を表
し、自動変速機30のトルクコンバータの発熱量が許容
値を超えるような回転数に設定される。
【0046】エンジン回転数NE>ストール回転数NE
STLEが成立すると、ステップS105に進み、前記
ステップS111でセットしたタイマtSTLEの値が
「0」であるか否かを判定する。タイマtSTLEの値
が「0」でないときは、ストール状態は発生している
が、ストール回転低下制御の実行開始時期が到来してい
ないと判断され、前記ステップS117で、積分項Iを
0にし、前記ステップS109及びS110を実行して
処理を終了する。
【0047】前記ステップS105でタイマtSTLE
に値が「0」であると判定されると、ストール回転低下
制御の実行開始時期が到来した判断され、ステップS1
06に進み、目標駆動トルクTDSCMDを前記積分項
Iに設定し、次いでステップS107で、ストール回転
低下制御を開始すべきことを示すために、フラグFST
LEを「1」に設定する。
【0048】続くステップS108では、エンジン回転
数NEをストール回転数NESTLEより低い回転数に
低下させるための図4に示すストール回転低下制御を行
う。
【0049】このストール回転低下制御では、図4に示
すように、まず、ステップS201で、アクセル開度A
Pに応じて設定される目標回転数NESTとエンジン回
転数NEとの差DNESTを求める。この目標回転数N
ESTは、図6に示すテーブルから、アクセル開度AP
に応じて読み込まれる。このテーブルから明らかなよう
に、目標回転数NESTは、アクセル開度APが大きく
なることに伴い漸次大きくなり、所定の開度を超える
と、一定値に保持されるように設定されている。この目
標回転数NESTは、例えば、アクセル開度APに拘ら
ず、常にアイドル回転数範囲内にあるように設定され
る。
【0050】続くステップS202では、上述の差DN
ESTを用いて、比例項P、積分項Iを次の(2),
(3)式に基づきそれぞれ算出する。
【0051】 P=KP・DNEST …(2) In=KI・DNEST+In−1 …(3) ここで、KP及びKIはそれぞれ比例項補正係数及び積
分項補正係数である。
【0052】次いで、ステップS203に進み、算出し
た比例項Pと積分項Iとを加算して駆動トルクTDSS
TLEを求め、続くステップS204で、求めた駆動ト
ルクTDSSTLEを目標駆動トルクTDSCMDとす
る。
【0053】次いで、図3に戻り、ステップS109,
110を順次実行して、前記求めた目標駆動トルクTD
SCMDに基づいて目標エンジン出力トルクTECM
D、そして目標スロットル弁開度THを算出し、本処理
を終了する。
【0054】前記フラグFSTLEが1に設定された状
態(ステップS107)から前記ストール状態条件が成
立しなくなった場合、すなわち、車速VP≠0、または
ブレーキオフであるといういずれかの条件が成立すると
(ステップS101)、ストール回転低下制御中に発進
操作が行われたと判断され、前記ステップS111に進
み、タイマtSTLEをセットする。
【0055】次いで、前記ステップS112でフラグF
STLEが「1」であると判定し、ステップS113に
進み、ストール回転低下制御によって制御(低下)され
た現在の駆動トルクTDSSTLEを目標駆動トルクT
DSCMDに増加するための制御を行う。具体的には、
次式(4)を用いた演算処理が行われる。
【0056】 TDSSTLEn←(TDSSTLEn−1+DTDSST) …(4) ここでDTDSSTは、図7に示すテーブルから、(T
DSCMD−TDSSTLE)を変数として求められる
増加補正分トルクである。TDSCMDは目標駆動トル
クであり、TDSSTLEの初期値はステップS101
の判断処理直前の駆動トルクである。
【0057】次いで、ステップS114でTDSSTL
E<TDSCMDが成立するか否かを判定し、成立する
と、ステップS115に進み、駆動トルクTDSSTL
Eを目標駆動トルクTDSCMDとする。続くステップ
S117で積分項Iを「0」に設定し、次いで、ステッ
プS109及びステップS110を実行することによっ
て、ストール回転低下制御によって制御(低下)された
現在の駆動トルクTDSSTLEが目標駆動トルクTD
SCMDに向けて漸次増大するようにスロットル弁開度
θTHが制御される。ステップS109及びステップS
110の実行後、処理は終了する。
【0058】これに対し、ステップS114でTDSS
TLE<TDSCMDが成立しないと判定されると、ス
トール回転低下制御によって制御(低下)された現在の
エンジン出力トルクTDSSTLEが目標エンジン出力
トルクTECMDに到達したと判断され、前記ステップ
S116でフラグFSTLEを「0」に設定した後、前
記ステップS117からステップS110までを実行す
る。
【0059】前記フラグFSTLEが1に設定された状
態で、車速VP=0、ブレーキオン、かつシフト位置S
Pがニュートラル(N)ポジションまたはパーキング
(P)ポジション以外の位置であるという条件成立(ス
テップS101)時に、AP≦0degが成立した(ス
テップS102)とき、ストール回転低下制御中にアク
セルペダルが戻されたと判断し、この場合も、前記ステ
ップS111、S112を経て、ステップS113以降
の処理を実行する。尚、前記ステップS104でNE≦
NESTLEが成立したときも、ストール回転低下制御
を行うに及ばないので、上述と同様に、前記ステップS
111、S112及びS113以降の処理を実行する。
【0060】次に、上述の制御による処理動作について
図8を参照しながら説明する。図8は図3及び図4の制
御による各運転パラメータの変化状態を示す図である。
【0061】図8に示すように、車速VP=0、ブレー
キオン、かつシフト位置SPがニュートラル(N)ポジ
ション、パーキング(P)ポジション以外の位置にある
という条件が成立し(ステップS101)、アクセル開
度AP>0degが成立し(ステップS102)、エン
ジン回転数NE>ストール回転数NESTLEが成立し
(ステップS104)、かつ所定時間tSTLEが経過
すると(ステップS105)、ストール状態条件が成立
したと判断される。
【0062】このストール状態条件成立に伴いストール
回転低下制御が行われ、スロットル弁開度θTHが所定
開度にまで閉じられた後、エンジン回転数NEがアクセ
ル開度APに応じたエンジン回転数NESTとなるよう
にフィードバック制御される(図8(b))。このよう
に、エンジン回転数NEがストール回転数NESTLE
より低い回転数NESTまで低下するように制御され
る。
【0063】ストール回転低下制御中に発進操作例えば
ブレーキの作動が解除されると(図8(d)に示す)、
ストール回転低下制御は終了し、ストール回転低下制御
によって低下された現在の駆動トルクTDSSTLEを
アクセルペダルの開度APに応じた目標駆動トルクTD
SCMDに向けて漸次増大させるための制御が開始され
る(図8(a),(b))。
【0064】このように、本実施の形態によれば、車両
のストール状態時には、アクセル開度APに応じた目標
回転数NESTとエンジン回転数NEとの差DNEST
から目標駆動トルクTDSCMDが算出され、この目標
駆動トルクTDSCMDに応じて目標エンジン出力トル
クTECMDを算出してスロットル弁開度θTHが制御
される、すなわちエンジン回転数NEがストール回転数
NESTLEより低い目標回転数NESTに到達するよ
うにスロットル弁開度θTHが制御されるので、エンジ
ン1に供給される吸入空気量が制御され、エンジン1の
不正燃焼等による触媒の損傷を招く恐れがなく、ストー
ル状態から自動変速機30を保護するための出力トルク
低減制御を行うことができる。
【0065】また、ストール回転低下制御中に発進操作
が行われると、ストール回転低下制御が終了し、ストー
ル回転低下制御によって制御(低下)された現在の駆動
トルクTDSSTLEが目標駆動トルクTDSCMDに
向けて漸次増大するようにスロットル弁開度θTの制御
が開始されるので、車両の駆動力をアクセルペダルの開
度APに応じた即ち運転者の要求する駆動力に円滑に到
達するように制御することができる。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の車両
用内燃機関の出力トルク制御装置によれば、目標トルク
設定手段で、車両の運転状態が所定のストール状態にあ
るとき、機関の目標出力トルクを機関の回転数を予め設
定された所定回転数まで低下させるための値に設定し、
吸入空気量制御手段で、機関の出力トルクが設定した目
標トルクになるように機関に供給される吸入空気量を制
御するので、内燃機関の不正燃焼等による触媒の損傷を
招くことなく、ストール状態における自動変速機保護の
ための機関出力トルク低減制御を行うことができる。
【0067】請求項3記載の車両用内燃機関の出力トル
ク制御装置によれば、目標出力トルク設定手段で、目標
出力トルクを車両のアクセルペダルの踏込量に応じた値
に設定するので、ストール状態における自動変速機保護
のための機関出力トルク低減制御をさらに確実に行うこ
とができる。
【0068】請求項4記載の車両用内燃機関の出力トル
ク制御装置によれば、目標出力トルク設定手段で、目標
出力トルクを、機関の回転数がアクセルペダルの踏込量
に応じた所定アイドル回転数に保持されるような値に設
定するので、ストール状態におけるストール回転数に耐
え得るように自動変速機の強度増大や耐久性向上を図る
等の余分な対策を施す必要がない。
【0069】請求項5記載の車両用内燃機関の出力トル
ク制御装置によれば、出力トルク制御手段に、車両の所
定のストール状態における出力トルクの制御中に車両の
発進操作が行われたとき、当該出力トルク制御を中止
し、前記車両の駆動力が運転者の要求する値になるよう
に機関に供給される吸入空気量を制御する発進時吸入空
気量制御手段が設けられているので、ストール状態に対
する制御から発進操作に対応する制御への移行を運転者
の要求駆動力に応じて円滑に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係る車両に搭載された
内燃機関及びその制御装置を示す全体構成図である。
【図2】図1の自動変速機の構成を示す図である。
【図3】図1のエンジンにおけるエンジン出力制御の手
順を示すフローチャートである。
【図4】図3のステップS108のストール回転低下制
御の手順の詳細を示すフローチャートである。
【図5】ストール回転低下制御開始時期決定タイマtS
TLEにセットされる時間tSTLEと水温TWとの関
係を示すテーブルを示す図である。
【図6】ストール回転低下制御に用いられる目標回転数
NESTとアクセル開度APとの関係を示すテーブルを
示す図である。
【図7】増加補正分トルクDTDSSTと(TDSCM
D−TDSSTLE)との関係を示すテーブルを示す図
である。
【図8】図3及び図4の制御による各運転パラメータの
変化状態を示す図である。
【符合の説明】
1 エンジン(内燃機関) 3 スロットル弁 4 スロットルセンサ 5 ECU(制御装置、出力トルク制御装置、出力トル
ク制御手段、吸入空気量制御手段、発進時吸入空気量制
御手段) 12 NEセンサ 13 SPセンサ 20 アクチュエータ 24 ブレーキスイッチ 28 VPセンサ 29 出力軸 30 自動変速機 34 ギヤ機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02D 41/04 310 F02D 41/04 310G 45/00 310 45/00 310M 314 314M 362 362R

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動変速機を備えた内燃機関の出力トル
    クを制御する出力トルク制御手段を備える車両用内燃機
    関の出力トルク制御装置において、 前記出力トルク制御手段は、前記車両の運転状態が所定
    のストール状態にあるとき、前記機関の目標出力トルク
    を前記機関の回転数を予め設定された所定回転数まで低
    下させるための値に設定する目標トルク設定手段と、前
    記機関の出力トルクが前記設定した目標トルクになるよ
    うに前記機関に供給される吸入空気量を制御する吸入空
    気量制御手段とを備えることを特徴とする車両用内燃機
    関の出力トルク制御装置。
  2. 【請求項2】 前記車両の運転状態の所定のストール状
    態は、前記車両の速度が零で、前記車両のブレーキが作
    動状態で、前記車両のアクセルペダルが踏み込まれてお
    り、前記機関の回転数が所定値以上で且つ前記自動変速
    機のシフト位置が車両停止用位置以外の位置にある状態
    が所定時間以上継続した状態である請求項1記載の車両
    用内燃機関の出力トルク制御装置。
  3. 【請求項3】 前記目標出力トルク設定手段は、前記目
    標出力トルクを前記車両のアクセルペダルの踏込量に応
    じた値に設定する請求項1又は2記載の車両用内燃機関
    の出力トルク制御装置。
  4. 【請求項4】 前記目標出力トルク設定手段は、前記目
    標出力トルクを、前記機関の回転数が前記アクセルペダ
    ルの踏込量に応じた所定アイドル回転数に保持されるよ
    うな値に設定する請求項3記載の車両用内燃機関の出力
    トルク制御装置。
  5. 【請求項5】 前記出力トルク制御手段は、前記車両の
    所定のストール状態における前記出力トルクの制御中に
    前記車両の発進操作が行われたとき、当該出力トルク制
    御を中止し、前記車両の駆動力が運転者の要求する値に
    なるように前記機関に供給される吸入空気量を制御する
    発進時吸入空気量制御手段を備えることを特徴とする請
    求項1乃至4のいずれか記載の車両用内燃機関の出力ト
    ルク制御装置。
JP8132771A 1996-04-26 1996-04-30 車両用内燃機関の出力トルク制御装置 Pending JPH09296741A (ja)

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US08/842,499 US6076032A (en) 1996-04-26 1997-04-24 Control system for vehicle for controlling the driving force depending on operating conditions of the vehicle
EP02007656A EP1245807B1 (en) 1996-04-26 1997-04-25 Engine speed control system for vehicles
DE69737073T DE69737073T8 (de) 1996-04-26 1997-04-25 Motordrehzahlregelung in einem Fahrzeug
EP97106935A EP0803395B1 (en) 1996-04-26 1997-04-25 Driving force and torque control system for vehicles
DE69716156T DE69716156T2 (de) 1996-04-26 1997-04-25 Antriebskraft-und Drehmomentsteuerungssystem in einem Fahrzeug

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013050056A (ja) * 2011-08-30 2013-03-14 Fuji Heavy Ind Ltd エンジントルク制御装置
JP2014234047A (ja) * 2013-05-31 2014-12-15 富士重工業株式会社 車両制御装置

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