JPH09295159A - スポット溶接ガン - Google Patents

スポット溶接ガン

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Publication number
JPH09295159A
JPH09295159A JP8134283A JP13428396A JPH09295159A JP H09295159 A JPH09295159 A JP H09295159A JP 8134283 A JP8134283 A JP 8134283A JP 13428396 A JP13428396 A JP 13428396A JP H09295159 A JPH09295159 A JP H09295159A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
cylinder
air
spot welding
cylinder rod
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8134283A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Yamazaki
隆志 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanto Jidosha Kogyo KK
Toyota Motor East Japan Inc
Original Assignee
Kanto Jidosha Kogyo KK
Kanto Auto Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kanto Jidosha Kogyo KK, Kanto Auto Works Ltd filed Critical Kanto Jidosha Kogyo KK
Priority to JP8134283A priority Critical patent/JPH09295159A/ja
Publication of JPH09295159A publication Critical patent/JPH09295159A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧縮エアのロスを抑制して、加圧力を切替え
ることのできるスポット溶接ガンを提供する。 【解決手段】 スポット溶接ガンは、アーム1の先端部
に取付けられた電極チップ2に対向する電極チップ3を
シリンダロッド11の先端部に取付けてワークを介在さ
せた状態で加圧する。シリンダロッド11に、その縦軸
方向へ沿って2個のシリンダ室14、15を設けると共
に、互いに受圧面積の異なる2個のピストン12、13
をシリンダロッド11に形成してシリンダ室12、13
にそれぞれ収納させる。これらのシリンダ室に、圧力源
5からの給気によりシリンダロッド11を進退駆動し、
かつ前進駆動時に2個のシリンダ室14、15のいずれ
か一方の入口側室14a、15aに選択的に給気する3
方向制御弁16,17を給排気制御手段としてを付属さ
せた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スポット溶接時に
シリンダによりワークの加圧力を可変させるようになっ
たスポット溶接ガンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】スポット溶接ガンの打点時に、ワークの
加圧力を可変したい場合、圧力源から送出される圧縮エ
アを減圧弁を介して下げてシリンダに給気していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このように
圧力源の本来のエネルギを無駄にしてエア圧を可変させ
ていた点に鑑みて、圧縮エアのロスを抑制して、加圧力
を切替えることのできるスポット溶接ガンを提供するこ
とを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、この目的を達
成するために、請求項1により、アーム先端部に取付け
られた電極チップに対向する電極チップをシリンダロッ
ドの先端部に取付けてワークを介在させた状態で加圧す
るシリンダを備えたスポット溶接ガンにおいて、シリン
ダロッドに、その縦軸方向へ沿って2個のシリンダ室を
設けると共に、互いに受圧面積の異なる2個のピストン
をシリンダロッドに形成してシリンダ室にそれぞれ収納
させ、シリンダ室に、圧力源からの給気によりシリンダ
ロッドを進退駆動し、かつ前進駆動時に2個のシリンダ
室のいずれか一方の入口側室に選択的に給気する給排気
制御手段を付属させたことを特徴とする。
【0005】給排気制御手段は、前進駆動時に圧力源か
らのエアを双方のシリンダ室のいずれか一方の入口側室
に選択的に給気し、2個のピストンの互いに異なる受圧
面積に応じた加圧力でシリンダロッドを駆動させる。
【0006】請求項2により、圧力源に、複数段階にエ
ア圧の異なる給気を行わせる減圧弁を付属させることに
より、給排気制御手段に圧力源のエア圧又は減圧弁で減
圧されたエア圧の給気を行うと、減圧弁で減圧されたエ
ア圧をさらにロスを増やすことなく、相対的に低い圧力
に下げて前進駆動させ得る。
【0007】
【発明の実施の形態】図1を基に本発明の一実施形態に
よるスポット溶接ガンを説明する。このスポット溶接ガ
ン9は、先端部に電極チップ2が取付けられたアーム1
の基端部分に、先端部に電極チップ3が取付けられたシ
リンダロッド11を電極チップ2に対向させて進退駆動
させるシリンダ10を取付けて構成されている。
【0008】シリンダロッド11には、その縦軸方向に
沿ってシリンダ室14、15が設けられ、これらのシリ
ンダ室に収納されるように2個の互いに離間して受圧面
積の異なるピストン12、13が形成されている。ピス
トン13の受圧面積が相対的に大きく設定され、シリン
ダ室15も相応に大きく形成され、かつ進退ストローク
は同一になるように、シリンダ室14、15の縦方向の
寸法及びピストン12、13間相互の間隔は同一に設定
されている。
【0009】シリンダ室14、15には、圧縮空気を送
出する圧力源5と、その給気を開閉する開閉弁6と、シ
リンダロッド11の進退制御用の3方向制御弁16と、
圧力源5からの給気により、シリンダロッド11の前進
時にシリンダ室14、15の入口側室14a及び15a
のいずれか一方を選択的に給気する3方向制御弁17と
が給排気制御手段として付属している。
【0010】このように構成されたスポット溶接ガンの
動作を図1及び図2を参照して説明する。図中、実線の
矢印は圧力エアの流れ、点線の矢印は大気圧エアの流れ
を示す。図1Aの状態で開閉弁6を開放させると作動状
態となり、3方向制御弁16は、3方向制御弁17が選
択しているシリンダ室14の入口側室14aを給気し、
残りの室14b、15a、15bは大気に連通している
ことにより、シリンダロッド11は前進駆動される。こ
れにより、電極チップ2及び3間に介在するワークは圧
力源5のエア圧及びピストン12の受圧面積に応じて加
圧された状態でスポット溶接される。同図Bに示すよう
に、3方向制御弁16が切替え作動させられると、シリ
ンダ室15の出口側室15bが給気され、残りの室14
a、14b、15aは大気に連通することにより、シリ
ンダロッド11は後退駆動され、原位置に復帰する。
【0011】加圧力を切替える場合には、図2に示すよ
うに、3方向制御弁17を切替作動させることにより、
シリンダ室15の入口側室15aが給気可能となり、シ
リンダ室15で進退駆動される。これにより、ピストン
12、13の受圧面積比に対応して相対的に大きな圧力
で加圧され、その際減圧弁を使用しないことによりエネ
ルギロスも生じさせない。開放時には、同図Bに示すよ
うに、3方向制御弁16が切替わりシリンダ室15、出
口側室15bが給気される。
【0012】図3は、圧力源5のエア圧を1個の減圧弁
20を用いて4段階に切替える別の実施形態を示す。切
換手段21により、直接又は減圧弁20を通して2段階
に切替えられるエア圧が、前述の3方向制御弁16に供
給されることにより、給排気制御手段の2段の切替動作
に従い、4段階に加圧力が調整可能となる。即ち、圧力
源5のエア圧を減圧弁で複数段階に切替える場合、その
倍数の段階でエネルギロスを軽減させて加圧力を切替え
可能にできる。
【0013】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、圧力源のエネ
ルギをロスさせることなく、スポット溶接ガンの加圧力
を2段階に切替えることが可能となる。請求項2の発明
によれば、従来と同様圧力源のエア圧を切替える場合、
その2倍の段階での加圧力の調整がエネルギロスを軽減
させて可能となる。減圧弁を段数分用意する必要がな
く、構造上も有利となる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるスポット溶接ガンの
構成及び動作状態を概略的に示すもので、同図Aは加圧
力が低い場合での加圧状態を示す図、同図Bはその開放
状態を示す図である。
【図2】同スポット溶接ガンの加圧力が高い場合の動作
状態を示すもので、同図Aは加圧状態、同図Bは開放状
態を示す図である。
【図3】別の実施形態によるスポット溶接ガンの構成を
概略的に示す図である。
【符号の説明】
1 アーム 2、3 電極チップ 11 シリンダロッド 12、13 ピストン 14、15 シリンダ室 16、17 3方向制御弁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アーム先端部に取付けられた電極チップ
    に対向する電極チップをシリンダロッドの先端部に取付
    けてワークを介在させた状態で加圧するシリンダを備え
    たスポット溶接ガンにおいて、 シリンダロッドに、その縦軸方向へ沿って2個のシリン
    ダ室を設けると共に、互いに受圧面積の異なる2個のピ
    ストンを前記シリンダロッドに形成して前記シリンダ室
    にそれぞれ収納させ、 前記シリンダ室に、圧力源からの給気により前記シリン
    ダロッドを進退駆動し、かつ前進駆動時に2個の前記シ
    リンダ室のいずれか一方の入口側室に選択的に給気する
    給排気制御手段を付属させたことを特徴とするスポット
    溶接ガン。
  2. 【請求項2】 圧力源に、複数段階にエア圧の異なる給
    気を行わせる減圧弁を付属させることにより、給排気制
    御手段に前記圧力源のエア圧又は減圧弁で減圧されたエ
    ア圧の給気を行うことを特徴とする請求項1のスポット
    溶接ガン。
JP8134283A 1996-05-01 1996-05-01 スポット溶接ガン Pending JPH09295159A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8134283A JPH09295159A (ja) 1996-05-01 1996-05-01 スポット溶接ガン

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JP8134283A JPH09295159A (ja) 1996-05-01 1996-05-01 スポット溶接ガン

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Publication Number Publication Date
JPH09295159A true JPH09295159A (ja) 1997-11-18

Family

ID=15124669

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8134283A Pending JPH09295159A (ja) 1996-05-01 1996-05-01 スポット溶接ガン

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JP (1) JPH09295159A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19946701B4 (de) * 1999-02-23 2009-09-24 Mitsubishi Denki K.K. Nahtschweißmaschine

Cited By (1)

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