JPH09295025A - 熱延鋼板のランナウトテーブル - Google Patents
熱延鋼板のランナウトテーブルInfo
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- JPH09295025A JPH09295025A JP11391696A JP11391696A JPH09295025A JP H09295025 A JPH09295025 A JP H09295025A JP 11391696 A JP11391696 A JP 11391696A JP 11391696 A JP11391696 A JP 11391696A JP H09295025 A JPH09295025 A JP H09295025A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 熱延鋼板のランナウトテーブルの搬送ローラ
１とエプロンとの間の隙間の管理、調整手間を皆無にす
る。 【解決手段】 搬送ローラ１をローラ長手方向に間欠的
に複数の小径部を有する段付ローラとし、２以上の段付
ローラの小径部３上に丸棒４をラインに沿って配設し、
これを従来のエプロンに代えて用い、搬送ローラとエプ
ロンとの間の隙間をなくした。
１とエプロンとの間の隙間の管理、調整手間を皆無にす
る。 【解決手段】 搬送ローラ１をローラ長手方向に間欠的
に複数の小径部を有する段付ローラとし、２以上の段付
ローラの小径部３上に丸棒４をラインに沿って配設し、
これを従来のエプロンに代えて用い、搬送ローラとエプ
ロンとの間の隙間をなくした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱延鋼板のランナ
ウトテーブルに関し、さらに詳しくは、ランナウトテー
ブルの搬送ローラとエプロンとの間の隙間調整を不必要
とする改善技術に関するものである。
ウトテーブルに関し、さらに詳しくは、ランナウトテー
ブルの搬送ローラとエプロンとの間の隙間調整を不必要
とする改善技術に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】熱間圧延（ホットストリップミル）のラ
ンナウトテーブルでは、薄板が高速で通板する場合、材
料先端が搬送ローラとエプロンとの間に突込むのを防止
する目的と、ローラの熱膨張によるローラとエプロンと
の接触を回避する目的から、ローラとエプロン間の隙間
はある一定範囲内に調整しておく必要があり、定期的に
隙間調整が行われていた。図３はこれを説明するもの
で、熱延鋼板８を搬送するランナウトテーブルは多数の
搬送ローラ１とその間に介在するエプロン６とから構成
されている。エプロン６は熱延鋼板の先端を搬送ローラ
間で受けて円滑に搬送することができるようにするもの
である。このようなランナウトテーブルにおいて、搬送
ローラ１の上面のパスライン５を走行する熱延鋼板８
は、その先端が搬送ローラ１とエプロン６との隙間７に
入り込むおそれがあり、入り込んだときはトラブルとな
るので、常に隙間７を最小の適正値になるように維持管
理する必要がある。
ンナウトテーブルでは、薄板が高速で通板する場合、材
料先端が搬送ローラとエプロンとの間に突込むのを防止
する目的と、ローラの熱膨張によるローラとエプロンと
の接触を回避する目的から、ローラとエプロン間の隙間
はある一定範囲内に調整しておく必要があり、定期的に
隙間調整が行われていた。図３はこれを説明するもの
で、熱延鋼板８を搬送するランナウトテーブルは多数の
搬送ローラ１とその間に介在するエプロン６とから構成
されている。エプロン６は熱延鋼板の先端を搬送ローラ
間で受けて円滑に搬送することができるようにするもの
である。このようなランナウトテーブルにおいて、搬送
ローラ１の上面のパスライン５を走行する熱延鋼板８
は、その先端が搬送ローラ１とエプロン６との隙間７に
入り込むおそれがあり、入り込んだときはトラブルとな
るので、常に隙間７を最小の適正値になるように維持管
理する必要がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、搬送ローラ
の摩耗、エプロン取付部のゆるみ、ずれ等により、搬送
ローラとエプロン間の隙間が絶えず変化するため、隙間
をある周期で常に測定、調整を行う必要がある。また、
操業中もローラは熱延鋼板と接触しているため、熱膨
張、収縮を繰り返し、隙間が一定でなく条件によっては
非常に大きな隙間になっている危険がある。
の摩耗、エプロン取付部のゆるみ、ずれ等により、搬送
ローラとエプロン間の隙間が絶えず変化するため、隙間
をある周期で常に測定、調整を行う必要がある。また、
操業中もローラは熱延鋼板と接触しているため、熱膨
張、収縮を繰り返し、隙間が一定でなく条件によっては
非常に大きな隙間になっている危険がある。
【０００４】特開平４−１６２９０９号には、搬送ロー
ラを胴部の軸方向中央部に直径の小さい凹状溝を有する
段付形状とする一方、エプロンの入側先端部を段付形状
とし、搬送ローラの凹状溝にエプロンの凸状部が隙間を
もって嵌まり合うように配置した搬送ローラ構造を開示
している。また、熱延鋼板の疵等を常時監視し、圧延ロ
ールの保守管理を行う技術が開発され、熱延鋼板の表・
裏面をオンラインで検査する装置が用いられるようにな
った。この場合、熱延鋼板の裏面を監視する観察用カメ
ラ、センサ等の視野を確保するため、その部位の搬送ロ
ーラのピッチは通常部より拡げられており、観察時以外
は、通板の安定を目的とした開閉式のゲートを閉じる構
造としている。このようなゲート構造としては図６に示
すようにライン下部に旋回軸１７を設け、この旋回軸１
７を支点として旋回して開閉するゲート１５を用いる方
式が一般的である。この旋回ゲート１５は、支点（旋回
軸１７）とゲート１５の位置関係よりゲート旋回半径内
（軌跡１９内）にはゲート１５との接触を避けるため搬
送ローラを配することはできず、ある一定以上の隙間２
１を設ける必要があった。この場合、圧延材の先端がゲ
ート１５と搬送ローラ１１間の隙間に突込んだり引掛る
ことにより、トラブルが発生するという問題があった。
ラを胴部の軸方向中央部に直径の小さい凹状溝を有する
段付形状とする一方、エプロンの入側先端部を段付形状
とし、搬送ローラの凹状溝にエプロンの凸状部が隙間を
もって嵌まり合うように配置した搬送ローラ構造を開示
している。また、熱延鋼板の疵等を常時監視し、圧延ロ
ールの保守管理を行う技術が開発され、熱延鋼板の表・
裏面をオンラインで検査する装置が用いられるようにな
った。この場合、熱延鋼板の裏面を監視する観察用カメ
ラ、センサ等の視野を確保するため、その部位の搬送ロ
ーラのピッチは通常部より拡げられており、観察時以外
は、通板の安定を目的とした開閉式のゲートを閉じる構
造としている。このようなゲート構造としては図６に示
すようにライン下部に旋回軸１７を設け、この旋回軸１
７を支点として旋回して開閉するゲート１５を用いる方
式が一般的である。この旋回ゲート１５は、支点（旋回
軸１７）とゲート１５の位置関係よりゲート旋回半径内
（軌跡１９内）にはゲート１５との接触を避けるため搬
送ローラを配することはできず、ある一定以上の隙間２
１を設ける必要があった。この場合、圧延材の先端がゲ
ート１５と搬送ローラ１１間の隙間に突込んだり引掛る
ことにより、トラブルが発生するという問題があった。
【０００５】本発明は、熱間圧延のランナウトテーブル
において、従来必要とされていた搬送ローラとエプロン
との間の隙間の管理を廃止することができる技術を提供
することを目的とするものである。
において、従来必要とされていた搬送ローラとエプロン
との間の隙間の管理を廃止することができる技術を提供
することを目的とするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の第１の発明は、
搬送ローラを複数の小径部をローラ長手方向に間欠的に
有する同形の段付ローラとし、ライン方向に連続する細
長尺の連続エプロン部材を該小径部に配設したことを特
徴とする熱延鋼板のランナウトテーブルである。まず、
搬送ローラをローラ長手方向でローラ外径に差を設け、
大径部２と小径部３とから成る段付ローラとする。そし
て、段付ローラの小径部の上方に多数のローラに亘って
ローラ上にライン方向に沿って丸棒、角棒、フラットバ
ー、形鋼又はパイプ等から成る比較的細長い形状の連続
エプロン部材を設置する。この連続エプロン部材の上面
は段付ローラの大径部２の上面より低い位置にする。こ
れらの連続エプロン部材を設置することで、従来のロー
ラ間のエプロンの機能を簡単に代用することができ、搬
送ローラ上を走行する熱延鋼板がローラ間で落ち込むこ
とを防止する。つまり、搬送ローラとエプロン間の隙間
を零にしたことに相当する。この連続エプロン部材は、
ライン方向に実質的に連続していればよく、必ずしも一
体に連続しているものでなくてもよく、適宜の長さの部
材を端部が互いにライン長手方向に重複するように配置
したものでもよい。
搬送ローラを複数の小径部をローラ長手方向に間欠的に
有する同形の段付ローラとし、ライン方向に連続する細
長尺の連続エプロン部材を該小径部に配設したことを特
徴とする熱延鋼板のランナウトテーブルである。まず、
搬送ローラをローラ長手方向でローラ外径に差を設け、
大径部２と小径部３とから成る段付ローラとする。そし
て、段付ローラの小径部の上方に多数のローラに亘って
ローラ上にライン方向に沿って丸棒、角棒、フラットバ
ー、形鋼又はパイプ等から成る比較的細長い形状の連続
エプロン部材を設置する。この連続エプロン部材の上面
は段付ローラの大径部２の上面より低い位置にする。こ
れらの連続エプロン部材を設置することで、従来のロー
ラ間のエプロンの機能を簡単に代用することができ、搬
送ローラ上を走行する熱延鋼板がローラ間で落ち込むこ
とを防止する。つまり、搬送ローラとエプロン間の隙間
を零にしたことに相当する。この連続エプロン部材は、
ライン方向に実質的に連続していればよく、必ずしも一
体に連続しているものでなくてもよく、適宜の長さの部
材を端部が互いにライン長手方向に重複するように配置
したものでもよい。
【０００７】この発明により、搬送ローラとエプロンと
の間の隙間測定、調整作業手間をなくすることができ
る。この技術は、熱延鋼板の先端部が１ヶ月に数万回も
搬送される熱間圧延に適用するとメリットが大きいが、
冷間圧延（鋼、アルミニウム、ステンレス等）、薄板を
高速で搬送するテーブルを有する設備等にももちろん適
用することができる。
の間の隙間測定、調整作業手間をなくすることができ
る。この技術は、熱延鋼板の先端部が１ヶ月に数万回も
搬送される熱間圧延に適用するとメリットが大きいが、
冷間圧延（鋼、アルミニウム、ステンレス等）、薄板を
高速で搬送するテーブルを有する設備等にももちろん適
用することができる。
【０００８】次に、本発明の第２の発明は、エプロンを
開閉ゲートとしなければならない場合に適用されるもの
である。すなわちテーブル下面に下方に旋回するゲート
を設け、このゲートに隣接する搬送ローラをローラ長手
方向に間欠的に複数の小径部を有する段付ローラとし、
前記ゲートがこのローラと近接するゲートの一辺に、前
記段付ローラのプロフィルに細隙を介して対向する凹凸
切欠を設けたことを特徴とする熱延鋼板のランナウトテ
ーブルである。すなわち、旋回ゲートに隣接する搬送ロ
ーラのゲート本体から見て旋回軸と逆方向にあるローラ
をローラ長手方向に間欠的に複数の小径部を設けた段付
ローラとする。旋回ゲートの旋回軸から最も遠いゲート
端部（一辺）をこの段付ローラのプロフィルに噛み合う
ような凹凸形状とする。そしてゲート閉止のとき段付ロ
ーラの小径部に入り込んだこの凹凸形状のゲート端部が
ローラ大径部の外径内に納まるように位置設定すること
により、旋回ゲートと搬送ローラ間のライン方向の隙間
を無くすことができ、熱延鋼板の先端の突掛りを無くし
た。
開閉ゲートとしなければならない場合に適用されるもの
である。すなわちテーブル下面に下方に旋回するゲート
を設け、このゲートに隣接する搬送ローラをローラ長手
方向に間欠的に複数の小径部を有する段付ローラとし、
前記ゲートがこのローラと近接するゲートの一辺に、前
記段付ローラのプロフィルに細隙を介して対向する凹凸
切欠を設けたことを特徴とする熱延鋼板のランナウトテ
ーブルである。すなわち、旋回ゲートに隣接する搬送ロ
ーラのゲート本体から見て旋回軸と逆方向にあるローラ
をローラ長手方向に間欠的に複数の小径部を設けた段付
ローラとする。旋回ゲートの旋回軸から最も遠いゲート
端部（一辺）をこの段付ローラのプロフィルに噛み合う
ような凹凸形状とする。そしてゲート閉止のとき段付ロ
ーラの小径部に入り込んだこの凹凸形状のゲート端部が
ローラ大径部の外径内に納まるように位置設定すること
により、旋回ゲートと搬送ローラ間のライン方向の隙間
を無くすことができ、熱延鋼板の先端の突掛りを無くし
た。
【０００９】
【発明の実施の形態】本発明の第１の発明の実施例を図
１〜２に示す。図１は実施例のランナウトテーブルの平
面図、図２はその断面図にあたるＡ−Ａ矢視図である。
鋼板の搬送ローラ１はローラ長手方向に複数の小径部３
を間欠的に有する段付ローラ１になっている。その小径
部の上に複数本のローラ間に亘って連続エプロン部材で
ある丸棒４が配設されている。丸棒４はその上面がパス
ライン５より下方にあり、その下面が段付ローラ１に接
触しない高さにあり、搬送ローラ１間に熱延鋼板の先端
が突っ込むのを防止し、従来のローラ間エプロンと同等
の作用を果たす。さらに図３に示す従来の形式のエプロ
ン６では構造的に発生を余儀なくされていた搬送ローラ
とエプロンとの隙間７を零にすることができ、通板トラ
ブル（先端突込み、引掛け）を削減し、かつ隙間調整の
手間を皆無にすることが可能となった。
１〜２に示す。図１は実施例のランナウトテーブルの平
面図、図２はその断面図にあたるＡ−Ａ矢視図である。
鋼板の搬送ローラ１はローラ長手方向に複数の小径部３
を間欠的に有する段付ローラ１になっている。その小径
部の上に複数本のローラ間に亘って連続エプロン部材で
ある丸棒４が配設されている。丸棒４はその上面がパス
ライン５より下方にあり、その下面が段付ローラ１に接
触しない高さにあり、搬送ローラ１間に熱延鋼板の先端
が突っ込むのを防止し、従来のローラ間エプロンと同等
の作用を果たす。さらに図３に示す従来の形式のエプロ
ン６では構造的に発生を余儀なくされていた搬送ローラ
とエプロンとの隙間７を零にすることができ、通板トラ
ブル（先端突込み、引掛け）を削減し、かつ隙間調整の
手間を皆無にすることが可能となった。
【００１０】本発明の適用されるランナウトテーブルの
例を挙げると次の通りである。 板厚：１．２〜２５．０ ｍｍ 板幅：７００〜２２００ ｍｍ 速度：３００〜１２００ ｍｐｍ 温度：３００〜９００ ℃ 熱延工場（ホットストリップミル）の仕上ミル出側ラン
ナウトテーブル上でのテーブル間突っ込み、突掛けトラ
ブルは従来１〜２回／年であったが皆無となった。ま
た、ローラとエプロンの隙間測定、調整作業は従来１回
以上／月×２人×４ｈｒ必要であったが、全面的に不要
となった。
例を挙げると次の通りである。 板厚：１．２〜２５．０ ｍｍ 板幅：７００〜２２００ ｍｍ 速度：３００〜１２００ ｍｐｍ 温度：３００〜９００ ℃ 熱延工場（ホットストリップミル）の仕上ミル出側ラン
ナウトテーブル上でのテーブル間突っ込み、突掛けトラ
ブルは従来１〜２回／年であったが皆無となった。ま
た、ローラとエプロンの隙間測定、調整作業は従来１回
以上／月×２人×４ｈｒ必要であったが、全面的に不要
となった。
【００１１】次に第２の発明の実施例を図４〜５に示
す。図４は平面図、図５はライン断面図にあたるＢ−Ｂ
矢視図である。図示省略したカメラは材料裏面を観察す
る。搬送ローラ１１，１１間にあった開閉ゲート１５は
このときカメラの視野外に移動させる。この移動はライ
ン下方に配設したゲート旋回軸１７、シリンダ１８によ
り旋回可能な構造によって行う。ここで図４の紙面右側
をライン上流側とする。ゲート１５に隣接するライン上
流側の搬送ローラを大径部１３、小径部１４から成る段
付ローラ１２としゲート１５の上流側端部を段付ローラ
１２に沿う形状とすることで搬送ローラ１２とゲート１
５間のライン方向隙間を零にすることが可能となった。
またゲート１５の駆動には低慣性の流体圧シリンダ１８
を用いており、これによりゲート１５の高速開閉が可能
である。
す。図４は平面図、図５はライン断面図にあたるＢ−Ｂ
矢視図である。図示省略したカメラは材料裏面を観察す
る。搬送ローラ１１，１１間にあった開閉ゲート１５は
このときカメラの視野外に移動させる。この移動はライ
ン下方に配設したゲート旋回軸１７、シリンダ１８によ
り旋回可能な構造によって行う。ここで図４の紙面右側
をライン上流側とする。ゲート１５に隣接するライン上
流側の搬送ローラを大径部１３、小径部１４から成る段
付ローラ１２としゲート１５の上流側端部を段付ローラ
１２に沿う形状とすることで搬送ローラ１２とゲート１
５間のライン方向隙間を零にすることが可能となった。
またゲート１５の駆動には低慣性の流体圧シリンダ１８
を用いており、これによりゲート１５の高速開閉が可能
である。
【００１２】疵検出装置による材料裏面検査時に、ゲー
ト１５を開く。実施例では、段付ローラ１２は大径３０
０ｍｍΦ、小径２００ｍｍΦとし、大径部を幅方向に４
ヶ所配列した。ゲート１５の開閉のタイミングは通板性
を損ねないよう、熱延鋼板先端がゲートを通過後開き、
熱延鋼板尾端通過前に閉じる。開閉時間はシリンダ速度
２００ｍｍ／ｓｅｃの設定で３秒以内である。
ト１５を開く。実施例では、段付ローラ１２は大径３０
０ｍｍΦ、小径２００ｍｍΦとし、大径部を幅方向に４
ヶ所配列した。ゲート１５の開閉のタイミングは通板性
を損ねないよう、熱延鋼板先端がゲートを通過後開き、
熱延鋼板尾端通過前に閉じる。開閉時間はシリンダ速度
２００ｍｍ／ｓｅｃの設定で３秒以内である。
【００１３】
【発明の効果】熱延工場のランナウトテーブル上で１ヶ
月に数万回熱延鋼板の先端部が走行し、従来この先端部
が搬送ローラとエプロンとの隙間に突掛けるトラブルが
生ずることがあり、細心の隙間管理が必要であったが、
本発明によれば、このようなトラブルの恐れが全くな
く、検査、管理、調整等の手間を皆無にすることができ
た。
月に数万回熱延鋼板の先端部が走行し、従来この先端部
が搬送ローラとエプロンとの隙間に突掛けるトラブルが
生ずることがあり、細心の隙間管理が必要であったが、
本発明によれば、このようなトラブルの恐れが全くな
く、検査、管理、調整等の手間を皆無にすることができ
た。
【図１】実施例のランナウトテーブルの平面図である。
【図２】図１のＡ−Ａ矢視図である。
【図３】従来例のランナウトテーブルの側面図である。
【図４】別の実施例の平面図である。
【図５】図４のＢ−Ｂ矢視図である。
【図６】従来例の側面図である。
１ ローラ ２ 大径部 ３ 小径部 ４ 丸棒（連続エプロン部材） ５ パスライン ６ エプロン ７ 隙間 ８ 熱延鋼板 １１ ローラ １２ ローラ １３ 大径部 １４ 小径部 １５ ゲート １６ アーム １７ 旋回軸 １８ シリンダ １９ 軌跡
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大西 寿雄 倉敷市水島川崎通１丁目（番地なし） 川 崎製鉄株式会社水島製鉄所内 (72)発明者 中野 貞則 倉敷市水島川崎通１丁目（番地なし） 川 崎製鉄株式会社水島製鉄所内
Claims (2)
- 【請求項１】 搬送ローラをローラ長手方向に間欠的に
複数の小径部を有する同形の段付ローラとし、ライン方
向に連続する細長尺の連続エプロン部材を該小径部上に
配設したことを特徴とする熱延鋼板のランナウトテーブ
ル。 - 【請求項２】 テーブル下面に下方に旋回するゲートを
設け、該ゲートに隣接する搬送ローラをローラ長手方向
に間欠的に複数の小径部を有する段付ローラとし、前記
ゲートの該段付ローラと近接する一辺に、前記段付ロー
ラのプロフィルに細隙を介して対向する凹凸切欠を設け
たことを特徴とする熱延鋼板のランナウトテーブル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08113916A JP3089210B2 (ja) | 1996-05-08 | 1996-05-08 | 熱延鋼板のランナウトテーブル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08113916A JP3089210B2 (ja) | 1996-05-08 | 1996-05-08 | 熱延鋼板のランナウトテーブル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09295025A true JPH09295025A (ja) | 1997-11-18 |
| JP3089210B2 JP3089210B2 (ja) | 2000-09-18 |
Family
ID=14624411
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP08113916A Expired - Fee Related JP3089210B2 (ja) | 1996-05-08 | 1996-05-08 | 熱延鋼板のランナウトテーブル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3089210B2 (ja) |
-
1996
- 1996-05-08 JP JP08113916A patent/JP3089210B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3089210B2 (ja) | 2000-09-18 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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| S531 | Written request for registration of change of domicile |
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| S533 | Written request for registration of change of name |
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