JPH09294171A - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

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JPH09294171A
JPH09294171A JP8105778A JP10577896A JPH09294171A JP H09294171 A JPH09294171 A JP H09294171A JP 8105778 A JP8105778 A JP 8105778A JP 10577896 A JP10577896 A JP 10577896A JP H09294171 A JPH09294171 A JP H09294171A
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JP
Japan
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terminal
personal computer
telephone
relay
facsimile
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JP8105778A
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English (en)
Inventor
Hiroyasu Yoshikawa
弘康 吉川
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外付けされたパーソナルコンピュータ等のデ
ータ端末装置の入出力装置としての使用及びこのデータ
端末装置と公衆回線網との通信が、自動切り替えにより
可能である通信端末装置の提供。 【解決手段】 外付け電話機による公衆回線網との通話
が可能な通信端末装置35。外付け電話機用の端子34
に入力された電話番号を検出し記憶する検出記憶手段2
6,22と、検出記憶手段26,22が記憶した電話番
号を識別する手段20と、識別する手段20の識別結果
に基づき、端子34との接続又は端子34と公衆回線網
との接続発呼の何れかを選択制御する制御手段20,2
8,29,30とを備える構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外付け電話機によ
る公衆回線網との通話が可能なファクシミリ装置等の通
信端末装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通信回線網では、多数の電話機、ファク
シミリ装置及びパーソナルコンピュータが公衆回線網を
介して接続されている。ファクシミリ装置の付属電話機
と、公衆回線網を通じて他の電話機との通話も可能であ
る。
【0003】ところで、パーソナルコンピュータとファ
クシミリ(FAX)モデムとをRS232Cコードで接
続し、FAXモデムのLINE端子とファクシミリ装置
のLINE端子とを2線コードで接続して、パーソナル
コンピュータとファクシミリ装置とで交信することが可
能である。これにより、パーソナルコンピュータで作成
した文章をファクシミリ装置でプリントしたり、ファク
シミリ装置で読取った原稿をパーソナルコンピュータに
取り込み、ファクシミリ装置をパーソナルコンピュータ
のプリンタ及びスキャナのような入出力装置として使用
することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、パーソナル
コンピュータによりパソコン通信を行うときは、FAX
モデムのLINE端子と電話回線とを接続し、ファクシ
ミリ装置が本来のように原稿を送信するときは、ファク
シミリ装置のLINE端子と電話回線とを接続する、人
手による切り替えが必要であった。
【0005】また、ファクシミリ装置の外付け電話機用
の端子とFAXモデムのLINE端子とを接続して、パ
ーソナルコンピュータによるパソコン通信を行うことが
可能であるが、その場合、人手による切り替えが不要と
なるが、パーソナルコンピュータ及びファクシミリ装置
間で交信することができなくなる。また、パーソナルコ
ンピュータから発信する電話番号の信号は、ファクシミ
リ装置の電話回線のダイヤル種別契約に合わせる必要が
ある。
【0006】本発明は、上述のような事情に鑑みてなさ
れたものであり、第1発明では、外付けされたパーソナ
ルコンピュータ等のデータ端末装置の入出力装置として
の使用及びこのデータ端末装置と公衆回線網との通信
が、自動切り替えにより可能である通信端末装置を提供
することを目的とする。第2発明では、外付けされたパ
ーソナルコンピュータ等のデータ端末装置から公衆回線
網へダイヤルする時の待ち時間が短い通信端末装置を提
供することを目的とする。第3発明では、電話回線のダ
イヤル種別契約がダイヤルパルス式である場合でも、外
付けされたパーソナルコンピュータ等のデータ端末装置
からは、ダイヤル時間が短いDTMF(Dual Tone Mult
i Frequency )式のダイヤルが可能である通信端末装置
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1発明に係る
通信端末装置は、外付け電話機による公衆回線網との通
話が可能な通信端末装置において、前記外付け電話機用
の端子に入力された電話番号を検出し記憶する検出記憶
手段と、該検出記憶手段が記憶した電話番号を識別する
手段と、該手段の識別結果に基づき、前記端子との接続
又は前記端子と公衆回線網との接続発呼の何れかを選択
制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
【0008】この通信端末装置では、検出記憶手段が、
外付け電話機用の端子に入力された電話番号を検出し記
憶し、識別する手段が、検出記憶手段が記憶した電話番
号を識別する。そして、制御手段が、識別する手段が識
別した結果に基づき、外付け電話機用の端子との接続又
は外付け電話機用の端子と公衆回線網との接続の何れか
を選択制御する。制御手段は、外付け電話機用の端子と
公衆回線網との接続を選択したときは、検出記憶手段が
記憶した電話番号により発呼する。また、制御手段が外
付け電話機用の端子との接続を選択したときは、識別す
る手段が識別した結果に基づき、外付け電話機用の端子
に接続されたデータ端末装置の入力装置又は出力装置と
して作動する。
【0009】これにより、この通信端末装置の、外付け
されたパーソナルコンピュータ等の入出力装置としての
使用及びこのデータ端末装置と公衆回線網との通信が、
自動切り替えにより可能となる。また、外付けされたパ
ーソナルコンピュータ等のデータ端末装置からこの通信
端末装置へ送信された信号が、公衆回線網へ送信される
ことがない。
【0010】第2発明に係る通信端末装置は、前記制御
手段は、前記端子に入力されたオフフック信号を検出す
る手段と、該手段がオフフック信号を検出してから所定
時間を計時する手段とを有し、該手段が該所定時間を計
時する迄に、前記検出記憶手段が電話番号を検出しない
ときは、前記端子と公衆回線網との接続を行うべくなし
てあることを特徴とする。
【0011】この通信端末装置では、オフフック信号を
検出する手段が外付け電話機用の端子に入力されたオフ
フック信号を検出してから、計時する手段が所定時間を
計時する。そして、計時する手段が所定時間を計時する
迄に、検出記憶手段が電話番号を検出しないときは、外
付け電話機用の端子と公衆回線網との接続制御を行う。
これにより、パーソナルコンピュータ等のデータ端末装
置から公衆回線網へダイヤルするときに、データ端末装
置がダイヤルした電話番号を一旦記憶した後、通信端末
装置から改めてダイヤルするようにせずに、直接、デー
タ端末装置から公衆回線網へダイヤルすることができ
る。このため、外付けされたパーソナルコンピュータ等
のデータ端末装置から公衆回線網へダイヤルするときの
待ち時間が短くなる。
【0012】第3発明に係る通信端末装置は、前記制御
手段は、電話回線のダイヤル種別を記憶する手段と、該
手段が記憶するダイヤル種別で、前記検出記憶手段が記
憶した電話番号を発呼する手段とを有することを特徴と
する。
【0013】この通信端末装置では、記憶する手段が電
話回線のダイヤル種別を記憶する。そして、発呼する手
段が、記憶する手段が記憶したダイヤル種別で、検出記
憶手段が記憶した電話番号を発呼するので、電話回線の
ダイヤル種別契約がダイヤルパルス式である場合でも、
外付けされたパーソナルコンピュータ等のデータ端末装
置から通信端末装置へ、ダイヤル時間が短いDTMF式
のダイヤルが可能である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態をそ
れを示す図面に基づき説明する。図1は、本発明に係る
通信端末装置の実施の形態であるファクシミリ装置の構
成を示すブロック図である。このファクシミリ装置35
は、読取部18で読み取った白黒の画素を符号化し、受
信した符号を白黒の画素に復号するコーデック11と、
コーデック11が復号した白黒の画素を印刷するプリン
ト部19と、文字フォントを出力するキャラクタジェネ
レータ14と、表示部15と、時計部16と、テンキ
ー、操作キー等を備えた操作部17と、ROM21と、
RAM22とを備えている。
【0015】また、このファクシミリ装置35は、送信
する符号等を送信信号に変調し、受信信号を符号等に復
調するモデム12と、ファクシミリ装置35及び公衆回
線網(図2)の接続制御を行う回線制御部13と、上記
各部からの信号を処理し、上記各部を制御するCPU2
0と、CPU20及び上記各部を接続するバス23とを
備えている。
【0016】回線制御部13は、バス23に接続された
I/Oポート13aと、公衆回線網(図2)に接続する
ためのLINE端子32と、LINE端子32及びモデ
ム12間のオン/オフ制御を、I/Oポート13a経由
でCPU20から行うためのTリレー30と、電話回線
の閉結及び電話回線のダイヤル種別契約がダイヤルパル
ス式である場合には、CPU20からの制御でダイヤル
パルスの送出を行うためのCML(Connect Modem to L
ine )リレー31と、モデム12及びCMLリレー31
間に接続され、I/Oポート13aに接続された、発呼
先の着信を検出するための極性反転検出部24とを有し
ている。
【0017】回線制御部13は、また、付属電話機(図
2)を接続するためのTEL1端子33と、TEL1端
子33及び公衆回線網(図2)間のオン/オフ制御を、
I/Oポート13a経由でCPU20から行うためのT
EL1リレー29と、TEL1端子33及びTEL1リ
レー29間に接続され、I/Oポート13aに接続され
た、付属電話機からのオフフック信号を検出するための
オフフック検出器OH1とを有している。オフフック検
出器OH1及びTEL1リレー29間には、公衆回線網
(図2)からの呼出信号を検出するための、I/Oポー
ト13aに接続された呼出信号検出部25が接続されて
いる。
【0018】回線制御部13は、また、外付け電話機を
接続するためのTEL2端子34と、TEL2端子34
及び公衆回線網(図2)間のオン/オフ制御を、I/O
ポート13a経由でCPU20から行うためのTEL2
リレー28と、TEL2端子34及びTEL2リレー2
8間に接続され、I/Oポート13aに接続された、T
EL2端子34に入力されたオフフック信号を検出する
ためのオフフック検出器OH2とを有している。
【0019】TEL1リレー29及びTEL2リレー2
8のそれぞれの、Tリレー30への接点以外の接点は、
それぞれ、I/Oポート13aに接続されたDTMFデ
コーダ26と直流電流供給部27とに接続されている。
DTMFデコーダ26は、TEL1端子33及びTEL
2端子34に入力されたDTMF信号の電話番号をコー
ド信号に変換する。直流電流供給部27は、TEL1端
子33及びTEL2端子34に接続された電話機、デー
タ端末装置等のオフフックを検出するための直流電流を
供給する。
【0020】図2は、ファクシミリ装置35と公衆回線
網との接続を説明するための説明図である。ファクシミ
リ装置35は、回線制御部13のLINE端子32に接
続された電話回線35aにより公衆回線網41に接続さ
れている。ファクシミリ装置35は、その外付け電話機
用の端子であるTEL2端子34とFAXモデム36a
のLINE端子とを2線コード36cで接続し、FAX
モデム36aとパーソナルコンピュータ36とをRS2
32Cコード36bで接続することにより、パーソナル
コンピュータ36と接続されている。ファクシミリ装置
35は、また、そのTEL1端子33と2線コード経由
で付属電話機37とが接続されている。公衆回線網41
は、また、ファクシミリ装置35とは直接関係がないフ
ァクシミリ装置39、電話機38、パーソナルコンピュ
ータ40等が接続されている。
【0021】以下に、このような構成のファクシミリ装
置35の動作を、それを示すフローチャート図3〜9を
参照しながら説明する。ファクシミリ装置35は、待機
状態のときは、TEL2リレー28はオン(Make)であ
り(S2)、直流電流供給部27の電源電圧がオンであ
り(S4)、Tリレー30はオン(Make)である(S
6)。尚、このフローチャートでは、記述していないリ
レーは全てオフ(Break )とする。
【0022】ファクシミリ装置35は、TEL2端子に
接続されたパーソナルコンピュータ36がオフフック状
態でないとき(S8)、外線(公衆回線網41)とのフ
ァクシミリ通信の処理を行う(S24)。ファクシミリ
通信の処理(S24)は、着信又は送信がないとき(S
108)は、Tリレー30をオン(Make)にして(S1
30)待機する。着信又は送信があるとき(S108)
は、Tリレー30をオフ(Break )にして(S11
0)、直流電流供給部27の電源電圧をオフにする(S
112)。次いで、TEL1リレー29及びTEL2リ
レー28をオン(Make)にし(S114,116)、ま
た、CML31をオンにして(S118)公衆回線網4
1とモデム12とを接続する。
【0023】公衆回線網41とモデム12とを接続する
と、ファクシミリの送受信を行う(S120)。ファク
シミリの送受信が終了すると、CML31をオフにして
(S122)公衆回線網41とモデム12との接続を切
断する。次いで、TEL2リレー28及びTEL1リレ
ー29をオフ(Break )にし(S124,126)、直
流電流供給部27の電源電圧をオンにする(S12
8)。次いで、Tリレー30をオン(Make)にして(S
130)待機状態になる。
【0024】ファクシミリ装置35は、TEL2端子に
接続されたパーソナルコンピュータ36がオフフック状
態のとき(S8)、これが1回目のオフフック状態検出
であるか否かを調べ(S10)、1回目のオフフック状
態検出であれば(S10)、Tリレー30をオン(Mak
e)にし(S26)(公衆回線41とファクシミリ35
との接続は切断される)、外線接続タイマーをリセット
して所定時間(例えば6秒)の計時を開始する(S3
0)。
【0025】次いで、そのとき、TEL2端子に接続さ
れたパーソナルコンピュータ36が引き続いてオフフッ
ク状態であり(S8)、DTMFデコーダ26でコード
化されたPB信号(プッシュボタン信号=DTMF信
号)を受信したならば(S12)、そのコード化された
PB信号をRAM22に格納する(S28)。PB信号
の格納(S28)は、外線接続タイマーのリセット(S
30)からPB信号受信までの時間がポーズ値以上であ
れば(S36)、その時間に見合う個数のポーズ記号*
をRAM22に格納した(S38)後、PB信号をRA
M22に格納する(S40)。
【0026】外線接続タイマーのリセット(S30)か
らPB信号受信までの時間が短ければ(S36)、PB
信号のみをRAM2に格納する(S40)。PB信号を
RAM2に格納した(S40)後、外線接続タイマーを
リセットして所定時間(例えば6秒)の計時を開始する
(S30)。以下、PB信号が受信されずに外線接続タ
イマーの計時が終了する迄(S14)、上述したステッ
プS8〜12を繰り返す。
【0027】外線接続タイマーの計時が終了すると(S
14)、受信し格納したPB信号の桁数を調べ(S1
6)、0桁のときは(S16)、外線への接続を行う
(S22)。受信し格納したPB信号の桁数が1桁以上
あり(S16)、そのPB信号が例えば「♯1」であれ
ば(S18)、TEL2端子への送信を行う(S3
2)。受信し格納したPB信号の桁数が1桁以上あり
(S16)、そのPB信号が例えば「♯2」であれば
(S20)、TEL2端子からの受信を行う(S3
4)。受信し格納したPB信号の桁数が1桁以上あり
(S16)、そのPB信号が「♯1」及び「♯2」の何
れでもないときは、外線への接続を行う(S22)。
【0028】TEL2端子への送信(S32)は、先
ず、ファクシミリ装置35が、読取部18のADF(自
動原稿供給装置)に原稿がセットされているか否かを調
べ(S42)、原稿がセットされていれば(S42)、
全原稿を読取り、コーデック11で符号化して、RAM
22に蓄積する(S44)。原稿がADFにセットされ
ていなければ(S42)、ブック原稿(静止原稿)を1
ページのみ読取り、コーデック11で符号化して、RA
M22に蓄積する(S64)。
【0029】次いで、直流電流供給部27の電源電圧を
オフにし(S46)、TEL1リレーをオン(Make)に
し(S48)、TEL2リレーをオフ(Break )にする
(S50)。これにより、ファクシミリ装置35及びT
EL1端子33と公衆回線網41との接続は切断され、
ファクシミリ装置35の鳴動が禁止されると共に、TE
L2端子34と公衆回線網41とは接続されず、TEL
2端子34とモデム12との接続が可能となる。次い
で、ファクシミリ装置35は、CMLリレー31をオン
にして(S52)、TEL2端子34とモデム12とを
接続し、RAM22に蓄積した(S44,64)原稿を
パーソナルコンピュータ36へ送信する(S54)。
尚、メモリオーバーとなったときは、バッファリング送
信を行う。
【0030】パーソナルコンピュータ36への送信(S
54)が終了すると、CMLリレー31をオフにし(S
56)、TEL2リレーをオン(Make)にし(S5
8)、TEL1リレーをオフ(Break )にする(S6
0)。これにより、ファクシミリ装置35及びTEL1
端子33と公衆回線網41とが接続され、ファクシミリ
装置35及び付属電話機37は、公衆回線網41からの
呼出し及び公衆回線網41への呼出しが可能となる。次
いで、直流電流供給部27の電源電圧をオンにして(S
62)、待機状態に戻る。
【0031】TEL2端子からの受信(S34)は、先
ず、ファクシミリ装置35が、直流電流供給部27の電
源電圧をオフにし(S66)、TEL1リレーをオン
(Make)にし(S68)、TEL2リレーをオフ(Brea
k )にする(S70)。これにより、ファクシミリ装置
35及びTEL1端子33と公衆回線網41との接続が
切断され、ファクシミリ装置35の鳴動が禁止されると
共に、TEL2端子34と公衆回線網41とは接続され
ず、TEL2端子34とモデム12との接続が可能とな
る。
【0032】次いで、ファクシミリ装置35は、CML
リレー31をオンにして(S72)、TEL2端子34
とモデム12とを接続し、パーソナルコンピュータ36
からの受信を行い(S74)、受信した画像データをコ
ーデック11で復号して、受信した画像をプリント部1
9で記録用紙に記録する。
【0033】パーソナルコンピュータ36からの受信
(S74)が終了すると、CMLリレー31をオフにし
(S76)、TEL2リレーをオン(Make)にし(S7
8)、TEL1リレーをオフ(Break )にする(S8
0)。これにより、ファクシミリ装置35及びTEL1
端子33と公衆回線網41とが接続され、ファクシミリ
装置35及び付属電話機37は、公衆回線網41からの
呼出し及び公衆回線網41への呼出しが可能となる。次
いで、直流電流供給部27の電源電圧をオンにして(S
82)、待機状態に戻る。
【0034】外線への接続(S22)は、先ず、ファク
シミリ装置35が、Tリレー30をオフ(Break )にし
て(S84)、公衆回線網41とモデム12とが接続さ
れる。次に、RAM22に格納され、コード化された電
話番号が有るか否かを調べ(S86)、電話番号が有れ
ば(S86)、CMLリレー31をオンにする(S8
8)。そして、電話回線35aのダイヤル種別契約がダ
イヤルパルスであるとき(S90)は、CMLリレー3
1を断続させることにより、RAM22に格納された電
話番号をダイヤルする(S92)。
【0035】電話回線35aのダイヤル種別契約がプッ
シュボタン信号であるとき(S90)は、RAM22に
格納された電話番号を、モデム12によりDTMF信号
に変換して、公衆回線網41へ送出する(S106)。
尚、ダイヤル時(S92)及びDTMF信号送出時(S
106)には、RAM22に格納された電話番号にポー
ズ記号*が含まれていれば、ポーズ記号*1個に付き4
秒のポーズを確保する。
【0036】次に、ファクシミリ装置35は、CMLリ
レー31をオフにして(S94)、公衆回線網41とモ
デム12との接続を切断する。CMLリレー31をオフ
にした(S94)後、直流電流供給部27の電源電圧を
オフにし(S96)、TEL2リレー28をオフ(Brea
k )にする。これにより、パーソナルコンピュータ36
と公衆回線網41とのパソコン通信が可能となる(S1
00)。
【0037】パソコン通信(S100)が終了すると、
ファクシミリ装置35は、パーソナルコンピュータ36
からの指示により、TEL2リレー28をオン(Make)
にし(S102)、直流電流供給部27の電源電圧をオ
ンにして(S104)、Tリレー30をオン(Make)に
し(S105)、待機状態に戻る。
【0038】
【発明の効果】本発明の第1発明に係る通信端末装置に
よれば、外付けされたパーソナルコンピュータ等の入出
力装置としての使用及びこのデータ端末装置と公衆回線
網との通信が、自動切り替えにより可能となる。また、
外付けされたパーソナルコンピュータ等のデータ端末装
置からこの通信端末装置へ送信された信号が、公衆回線
網へ送信されることがない。
【0039】第2発明に係る通信端末装置によれば、外
付けされたパーソナルコンピュータ等のデータ端末装置
から公衆回線網へダイヤルするときに、データ端末装置
がダイヤルした電話番号を一旦記憶した後、通信端末装
置から改めてダイヤルするようにせずに、直接、データ
端末装置から公衆回線網へダイヤルすることができるの
で、外付けされたパーソナルコンピュータ等のデータ端
末装置から公衆回線網へダイヤルするときの待ち時間が
短くなる。
【0040】第3発明に係る通信端末装置によれば、電
話回線のダイヤル種別契約がダイヤルパルス式である場
合でも、外付けされたパーソナルコンピュータ等のデー
タ端末装置から公衆回線網へ、ダイヤル時間が短いDT
MF(Dual Tone Multi Frequency )式のダイヤルが可
能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る通信端末装置の実施の形態である
ファクシミリ装置の構成を示すブロック図である。
【図2】通信回線網の構成を説明するための説明図であ
る。
【図3】図1に示すファクシミリ装置の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図4】図1に示すファクシミリ装置の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図5】図1に示すファクシミリ装置の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図6】図1に示すファクシミリ装置の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図7】図1に示すファクシミリ装置の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図8】図1に示すファクシミリ装置の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図9】図1に示すファクシミリ装置の動作を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
12 モデム 13 回線制御部 20 CPU(識別手段、制御手段) 22 RAM 26 DTMFデコーダ 27 直流電流供給部 28 TEL2リレー(制御手段) 29 TEL1リレー(制御手段) 30 Tリレー(制御手段) 31 CMLリレー 32 LINE端子 33 TEL1端子 34 TEL2端子 36 パーソナルコンピュータ 36a FAXモデム OH1,OH2 オフフック検出器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外付け電話機による公衆回線網との通話
    が可能な通信端末装置において、前記外付け電話機用の
    端子に入力された電話番号を検出し記憶する検出記憶手
    段と、該検出記憶手段が記憶した電話番号を識別する手
    段と、該手段の識別結果に基づき、前記端子との接続又
    は前記端子と公衆回線網との接続発呼の何れかを選択制
    御する制御手段とを備えることを特徴とする通信端末装
    置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記端子に入力された
    オフフック信号を検出する手段と、該手段がオフフック
    信号を検出してから所定時間を計時する手段とを有し、
    該手段が該所定時間を計時する迄に、前記検出記憶手段
    が電話番号を検出しないときは、前記端子と公衆回線網
    との接続を行うべくなしてある請求項1記載の通信端末
    装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、電話回線のダイヤル種
    別を記憶する手段と、該手段が記憶するダイヤル種別
    で、前記検出記憶手段が記憶した電話番号を発呼する手
    段とを有する請求項1又は2記載の通信端末装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013031097A (ja) * 2011-07-29 2013-02-07 Brother Ind Ltd 通信装置、及び、発信者情報受信方法
JP2017085242A (ja) * 2015-10-23 2017-05-18 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 通信装置

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