JPH0929411A - 横型、縦射出ダイカストマシーンの噴霧装置 - Google Patents
横型、縦射出ダイカストマシーンの噴霧装置Info
- Publication number
- JPH0929411A JPH0929411A JP20790595A JP20790595A JPH0929411A JP H0929411 A JPH0929411 A JP H0929411A JP 20790595 A JP20790595 A JP 20790595A JP 20790595 A JP20790595 A JP 20790595A JP H0929411 A JPH0929411 A JP H0929411A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- injection
- pair
- die casting
- lubricating oil
- die plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Casting Devices For Molds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 一つの噴霧装置で一対の金型に対して離型剤
を、半割りにした射出スリーブに対して潤滑油をそれぞ
れに供給する。 【解決手段】 本実施例の横型、縦射出ダイカストマシ
ーンの噴霧装置１０は固定ダイプレート１と移動ダイプ
レート２にそれぞれ一対の金型３、４および半割りにし
た一対の射出スリーブ５、６を一対の金型３、４下部に
縦方向に装着し、射出スリーブ５、６にプランジャを篏
合して摺動可能とし、同じく一対の金型３、４下部に射
出装置を吊下げるように構成した横型、縦射出ダイカス
トマシーンに適用される。噴霧装置１０は固定ダイプレ
ート１の上部に昇降装置１１を搭載し、昇降装置１１の
昇降部１２にノズル１３、ノズル１４を支持すると共
に、鋳造開始に当たって一対の金型３、４および射出ス
リーブ５、６に対して、離型剤または潤滑油を噴霧する
ように構成した。
を、半割りにした射出スリーブに対して潤滑油をそれぞ
れに供給する。 【解決手段】 本実施例の横型、縦射出ダイカストマシ
ーンの噴霧装置１０は固定ダイプレート１と移動ダイプ
レート２にそれぞれ一対の金型３、４および半割りにし
た一対の射出スリーブ５、６を一対の金型３、４下部に
縦方向に装着し、射出スリーブ５、６にプランジャを篏
合して摺動可能とし、同じく一対の金型３、４下部に射
出装置を吊下げるように構成した横型、縦射出ダイカス
トマシーンに適用される。噴霧装置１０は固定ダイプレ
ート１の上部に昇降装置１１を搭載し、昇降装置１１の
昇降部１２にノズル１３、ノズル１４を支持すると共
に、鋳造開始に当たって一対の金型３、４および射出ス
リーブ５、６に対して、離型剤または潤滑油を噴霧する
ように構成した。
Description
【０００１】
【発明の属する利用分野】本発明は横型、縦射出ダイカ
ストマシーンの噴霧装置に関する。
ストマシーンの噴霧装置に関する。
【０００２】
【０００３】従来の横型または縦型のダイカストマシー
ンの金型および射出スリーブは別々の噴霧装置により離
型剤または潤滑油を噴霧し、金型と鋳造品の離型、射出
スリーブと射出プランジャーの潤滑の役割を果たすよう
に構成されていたしていた。
ンの金型および射出スリーブは別々の噴霧装置により離
型剤または潤滑油を噴霧し、金型と鋳造品の離型、射出
スリーブと射出プランジャーの潤滑の役割を果たすよう
に構成されていたしていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来技術によると、以
下に述べる技術的課題があった。固定ダイプレートと移
動ダイプレートにそれぞれ一対の金型および半割りにし
た射出スリーブを前記金型下部に縦方向に装着し、同射
出スリーブにプランジャを篏合して摺動可能とし、同じ
く前記金型下部に射出装置を吊下げるように構成した横
型、縦射出ダイカストマシーンの噴霧装置にあつては、
離型剤または潤滑油を別々の噴霧装置を装備すること
は、二重に設備に投資することになるばかりでなく、噴
霧装置を取付けるスペースも必要となる。
下に述べる技術的課題があった。固定ダイプレートと移
動ダイプレートにそれぞれ一対の金型および半割りにし
た射出スリーブを前記金型下部に縦方向に装着し、同射
出スリーブにプランジャを篏合して摺動可能とし、同じ
く前記金型下部に射出装置を吊下げるように構成した横
型、縦射出ダイカストマシーンの噴霧装置にあつては、
離型剤または潤滑油を別々の噴霧装置を装備すること
は、二重に設備に投資することになるばかりでなく、噴
霧装置を取付けるスペースも必要となる。
【０００５】本発明は従来の技術に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、一の噴霧装置で一対の金
型および半割りにした射出スリーブに対して離型剤また
は潤滑油を供給するように構成した横型、縦射出ダイカ
ストマシーンの噴霧装置を提供することにある。
で、その目的とするところは、一の噴霧装置で一対の金
型および半割りにした射出スリーブに対して離型剤また
は潤滑油を供給するように構成した横型、縦射出ダイカ
ストマシーンの噴霧装置を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の横型、縦射出ダイカストマシーンの噴霧装
置は下記の手段を有する。
め、本発明の横型、縦射出ダイカストマシーンの噴霧装
置は下記の手段を有する。
【０００７】固定ダイプレートと移動ダイプレートにそ
れぞれ装着した一対の金型に対して、半割りにした射出
スリーブを前記金型下部に縦方向に装着し、同射出スリ
ーブにプランジャを摺動可能に篏合し、さらに前記金型
下部に射出装置を吊下げるように構成した横型、縦射出
ダイカストマシーンの噴霧装置であって、固定ダイプレ
ートの上部に昇降装置を搭載し、同昇降装置の昇降部に
離型剤および潤滑油用のノズルを支持すると共に、鋳造
作業の開始に当たって一対の金型および射出スリーブに
対して、圧縮空気と共に離型剤および潤滑油を噴霧する
ように構成した。
れぞれ装着した一対の金型に対して、半割りにした射出
スリーブを前記金型下部に縦方向に装着し、同射出スリ
ーブにプランジャを摺動可能に篏合し、さらに前記金型
下部に射出装置を吊下げるように構成した横型、縦射出
ダイカストマシーンの噴霧装置であって、固定ダイプレ
ートの上部に昇降装置を搭載し、同昇降装置の昇降部に
離型剤および潤滑油用のノズルを支持すると共に、鋳造
作業の開始に当たって一対の金型および射出スリーブに
対して、圧縮空気と共に離型剤および潤滑油を噴霧する
ように構成した。
【０００８】なお、射出スリーブの潤滑油用のノズルは
多数の穴を明けた拡散ノズルとすると噴霧効果が向上す
る。
多数の穴を明けた拡散ノズルとすると噴霧効果が向上す
る。
【０００９】上記のように構成した本発明の装置の作用
について、以下説明する。
について、以下説明する。
【００１０】横型、縦射出ダイカストマシーンの固定ダ
イプレートと移動ダイプレートを型開きする。次に、噴
霧装置の昇降装置のノズルを下降せしめ、一対の金型に
エアーを吹き付け、次に離型剤を吹き付ける。次に射出
スリーブに潤滑油を吹き付け、エアーを吹き付け作業を
終了する。噴霧装置の昇降装置のノズルを上昇して作業
を終了する。
イプレートと移動ダイプレートを型開きする。次に、噴
霧装置の昇降装置のノズルを下降せしめ、一対の金型に
エアーを吹き付け、次に離型剤を吹き付ける。次に射出
スリーブに潤滑油を吹き付け、エアーを吹き付け作業を
終了する。噴霧装置の昇降装置のノズルを上昇して作業
を終了する。
【００１１】なお、射出スリーブの潤滑油用のノズルは
ノズル先端に取付けた多数の穴を明けた拡散ノズルとす
れば、射出スリーブに効果的に噴霧できる。
ノズル先端に取付けた多数の穴を明けた拡散ノズルとす
れば、射出スリーブに効果的に噴霧できる。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、本発明の１実施例について
図面を基に説明する。
図面を基に説明する。
【００１３】本実施例の噴霧装置は横型、縦射出ダイカ
ストマシーンに適用される。
ストマシーンに適用される。
【００１４】横型、縦射出ダイカストマシーンは図１に
要部を部分的に示すように、固定ダイプレート１と移動
ダイプレート２にはそれぞれ一対の金型３、４を固定
し、ダイプレート１に対して移動ダイプレート２をタイ
バ−２ａでガイドして移動し、横型締めするように構成
している。また、一対の金型３、４の下部には、半割り
にした一対の射出スリーブ５、６を金型３、４下部に縦
方向に装着し、半割りの射出スリーブ５、６を挟んで金
型３、４に彫った溝（図示省略）にボス部を係合したロ
ッド（図示省略）を介して射出装置７を吊下げるように
構成している。射出装置７は射出シリンダ８と射出プラ
ンジャ９およびその他の関連部材からなる。噴霧装置１
０は固定ダイプレート１の上部に昇降装置１１を搭載
し、昇降装置１１の昇降部１２に離型剤用のノズル１３
および潤滑油用のノズル１４を支持する。ノズル１３、
ノズル１４にはそれぞれ離型剤、潤滑油共用タンク１５
およびエア−供給源２０から配管１６、１７を介してそ
れぞれ接続されている。
要部を部分的に示すように、固定ダイプレート１と移動
ダイプレート２にはそれぞれ一対の金型３、４を固定
し、ダイプレート１に対して移動ダイプレート２をタイ
バ−２ａでガイドして移動し、横型締めするように構成
している。また、一対の金型３、４の下部には、半割り
にした一対の射出スリーブ５、６を金型３、４下部に縦
方向に装着し、半割りの射出スリーブ５、６を挟んで金
型３、４に彫った溝（図示省略）にボス部を係合したロ
ッド（図示省略）を介して射出装置７を吊下げるように
構成している。射出装置７は射出シリンダ８と射出プラ
ンジャ９およびその他の関連部材からなる。噴霧装置１
０は固定ダイプレート１の上部に昇降装置１１を搭載
し、昇降装置１１の昇降部１２に離型剤用のノズル１３
および潤滑油用のノズル１４を支持する。ノズル１３、
ノズル１４にはそれぞれ離型剤、潤滑油共用タンク１５
およびエア−供給源２０から配管１６、１７を介してそ
れぞれ接続されている。
【００１５】なお、タンク１５は離型剤、潤滑油専用に
独立して設置してもよい。また、射出スリーブ５、６の
潤滑油用のノズル１４の先端に多数の穴を明けた拡散ノ
ズル１８を装着すれば、射出スリーブ５、６内を効果的
に噴霧できる。
独立して設置してもよい。また、射出スリーブ５、６の
潤滑油用のノズル１４の先端に多数の穴を明けた拡散ノ
ズル１８を装着すれば、射出スリーブ５、６内を効果的
に噴霧できる。
【００１６】上記のように構成した本発明の装置の作用
について、以下説明する。
について、以下説明する。
【００１７】横型、縦射出ダイカストマシーンの固定ダ
イプレート１と移動ダイプレート２を型開きする。次
に、作業開始に当たって離型剤または潤滑油を噴霧する
噴霧装置１０の昇降装置１１を下降せしめ、一対の金型
３、４および離型剤および半割りの射出スリーブ５、６
に対して、エアーを吹き付けて清掃し、続いて離型剤を
吹き付ける。次に射出スリーブ５、６に潤滑油を吹き付
け、エアーを吹き付けて乾燥し、一連のダイカスト作業
を行い、昇降装置１１を上昇して作業を終了する。
イプレート１と移動ダイプレート２を型開きする。次
に、作業開始に当たって離型剤または潤滑油を噴霧する
噴霧装置１０の昇降装置１１を下降せしめ、一対の金型
３、４および離型剤および半割りの射出スリーブ５、６
に対して、エアーを吹き付けて清掃し、続いて離型剤を
吹き付ける。次に射出スリーブ５、６に潤滑油を吹き付
け、エアーを吹き付けて乾燥し、一連のダイカスト作業
を行い、昇降装置１１を上昇して作業を終了する。
【００１８】本実施例によれば、横型、縦射出ダイカス
トマシーンの噴霧装置は一つの噴霧装置で、一対の金型
に対して離型剤を、半割りにした射出スリーブに対して
潤滑油をそれぞれに供給することができるので、効率的
である。
トマシーンの噴霧装置は一つの噴霧装置で、一対の金型
に対して離型剤を、半割りにした射出スリーブに対して
潤滑油をそれぞれに供給することができるので、効率的
である。
【００１９】
【発明の効果】本発明の横型、縦射出ダイカストマシー
ンの噴霧装置は一つの噴霧装置で、金型に対して離型剤
を、半割りにした射出スリーブに対して潤滑油をそれぞ
れに供給することができるので、効率的である。
ンの噴霧装置は一つの噴霧装置で、金型に対して離型剤
を、半割りにした射出スリーブに対して潤滑油をそれぞ
れに供給することができるので、効率的である。
【図１】横型、縦射出ダイカストマシーンの噴霧装置を
示す側面図である。
示す側面図である。
１ 固定ダイプレート ２ 移動ダイプレート ３ 金型 ４ 金型 ５ 射出スリーブ ６ 射出スリーブ １０ 噴霧装置 １１ 昇降装置
Claims (2)
- 【請求項１】 固定ダイプレートと移動ダイプレートに
それぞれ装着した一対の金型に対して、半割りにした射
出スリーブを前記金型下部に縦方向に装着し、同射出ス
リーブにプランジャを摺動可能に篏合し、さらに前記金
型下部に射出装置を吊下げるように構成した横型、縦射
出ダイカストマシーンの噴霧装置であって、固定ダイプ
レートの上部に昇降装置を搭載し、同昇降装置の昇降部
に離型剤および潤滑油用のノズルを支持すると共に、鋳
造作業の開始に当たって一対の金型および射出スリーブ
に対して、圧縮空気と共に離型剤および潤滑油を噴霧す
ることを特徴とする横型、縦射出ダイカストマシーンの
噴霧装置。 - 【請求項２】 射出スリーブの潤滑油用のノズルは多数
の穴を明けた拡散ノズルをノズル先端に取付けたことを
特徴とする請求項１記載の横型、縦射出ダイカストマシ
ーンの噴霧装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20790595A JPH0929411A (ja) | 1995-07-21 | 1995-07-21 | 横型、縦射出ダイカストマシーンの噴霧装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20790595A JPH0929411A (ja) | 1995-07-21 | 1995-07-21 | 横型、縦射出ダイカストマシーンの噴霧装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0929411A true JPH0929411A (ja) | 1997-02-04 |
Family
ID=16547521
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20790595A Pending JPH0929411A (ja) | 1995-07-21 | 1995-07-21 | 横型、縦射出ダイカストマシーンの噴霧装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0929411A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008073725A (ja) * | 2006-09-21 | 2008-04-03 | Nissan Motor Co Ltd | ダイキャストの溶湯供給装置とその方法 |
| CN103123038A (zh) * | 2012-12-20 | 2013-05-29 | 苏州菱欧自动化设备有限公司 | 齿轮箱垫片用涂油装置 |
| CN105149544A (zh) * | 2015-09-09 | 2015-12-16 | 东莞市隆盛压铸设备有限公司 | 两轴伺服喷雾机 |
-
1995
- 1995-07-21 JP JP20790595A patent/JPH0929411A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008073725A (ja) * | 2006-09-21 | 2008-04-03 | Nissan Motor Co Ltd | ダイキャストの溶湯供給装置とその方法 |
| CN103123038A (zh) * | 2012-12-20 | 2013-05-29 | 苏州菱欧自动化设备有限公司 | 齿轮箱垫片用涂油装置 |
| CN103123038B (zh) * | 2012-12-20 | 2014-10-01 | 苏州菱欧自动化设备有限公司 | 齿轮箱垫片用涂油装置 |
| CN105149544A (zh) * | 2015-09-09 | 2015-12-16 | 东莞市隆盛压铸设备有限公司 | 两轴伺服喷雾机 |
| CN105149544B (zh) * | 2015-09-09 | 2017-11-24 | 东莞市隆盛智能装备有限公司 | 两轴伺服喷雾机 |
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