JP3100542B2 - 組み立て鋳型の短辺交換装置 - Google Patents

組み立て鋳型の短辺交換装置

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JP3100542B2 JP07290254A JP29025495A JP3100542B2 JP 3100542 B2 JP3100542 B2 JP 3100542B2 JP 07290254 A JP07290254 A JP 07290254A JP 29025495 A JP29025495 A JP 29025495A JP 3100542 B2 JP3100542 B2 JP 3100542B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、組み立て鋳型の短
辺交換装置に係り、更に詳しくは、スラブ、ビレット、
ブルームといった鋳片の連続鋳造装置の一構成体である
組み立て鋳型の短辺交換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】スラブ、ビレット、ブルームといった鋳
片の連続鋳造装置として、長辺フレームの両側間に、間
隔調整可能な一対の短辺フレームが挟持状態で配置され
た組み立て鋳型が知られている。従来、組み立て鋳型の
短辺交換は、連続鋳造装置に設置された鋳型全体を取り
外し、その後、メンテナンス設備により長辺フレームを
固定フレームから分解して、短辺フレームを支持軸から
取り外すことにより行なわれていた。このような交換方
法では、交換作業に時間と手間がかかるので、近年、例
えば、実開平5−60644号公報の「連続鋳造機用鋳
片厚さ可変モールドの短辺交換装置」のように、連続鋳
造装置に鋳型を設置したまま、短辺交換する方法が普及
しつつある。このものは、交換短辺フレームにキーを設
ける一方、ベースフレームにキー溝を設けた、ばね装置
のスライドブロックにより、交換短辺フレームの引き付
けおよび位置決めを行ない、これにより上下位置決め装
置による交換短辺フレームの上下方向の位置決めと、同
方向のスラスト力の受けとを確実にできるようにしたも
のである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の組み立て鋳型の短辺交換装置においては、短辺の交
換作業に長い時間かかり、この間の鋳造停止状態を回避
するために、あと1機、補助の鋳型が必要となり、設備
費や補修費などが嵩んでしまうという問題があった。ま
た、この短辺交換作業は、間隔の狭い長辺銅板間におけ
る慎重な作業であり、着脱作業に手間と時間がかかる。
そこで、仮に迅速化を図ろうとした場合には、専用の交
換治具が必要となる。しかも、このような狭い長辺銅板
間での交換作業は、長辺銅板や短辺鋼板を傷付ける危険
性が高く、その対策として、長辺銅板を支障のない位置
まで大きく移動させる移動機構を配備しなければならな
いという問題点がある。
【0004】さらに、垂直なベースフレームより、旧い
交換短辺フレームを吊り上げたり、新しい交換短辺フレ
ームを上方から吊り込んだりするので、前記上、下位置
決め装置のうちの下位置決め装置は、ベースフレーム内
に設けなければならず、装置構造が複雑になり、ベース
フレームなどが大型化するという問題点がある。本発明
はかかる事情に鑑みてなされたもので、短辺フレームを
クレーンなどの汎用揚重機を使用して、迅速かつ簡単に
交換できる組み立て鋳型の短辺交換装置を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載の組み立て鋳型の短辺交換装置は、長辺フレームの
両側間に挟持配置された一対の短辺フレームの各対向側
の面に、短辺銅板が着脱可能に取り付けられた組み立て
鋳型の短辺交換装置において、前記短辺フレームが、ベ
ース短辺フレームと、表面に前記短辺銅板が配置され
て、引き付け装置により前記ベース短辺フレームの裏面
に着脱可能に取り付けられる交換短辺フレームとを有
し、前記ベース短辺フレームの裏面に、各々固定フレー
ムに連結された上、下側支持部材の先端部が、対応する
上、下側水平ピンにより軸着され、前記下側支持部材
は、ピンにより固定フレームに軸着された固定側部材
と、鋳型内側へ移動可能な移動側部材とを有する短辺フ
レーム回動手段を備えており、該短辺フレーム回動手段
により、前記移動側部材を鋳型内側へ移動させること
で、前記上側水平ピンを中心に、前記短辺フレームを前
記長辺フレームの上端ライン付近まで回動させる。ま
た、請求項2記載の組み立て鋳型の短辺交換装置は、請
求項1記載の組み立て鋳型の短辺交換装置において、前
記引き付け装置が、先部に着脱可能なストッパを有し、
かつ前記交換短辺フレームの上、下部の裏面から突出し
て、前記ベース短辺フレームの上、下部の対応する貫通
孔に挿入される引き付け部材と、該各引き付け部材に挿
着されて、伸縮手段の伸長力により前記交換短辺フレー
ムを前記ベース短辺フレームに圧着させる引き付け構造
体とを備えたものである。
【0006】
【作用】請求項1、2記載の組み立て鋳型の短辺交換装
置においては、下側支持部材の移動側部材を、短辺フレ
ーム回動手段により所定長さだけ鋳型内側へ移動させる
と、上側水平ピンを中心にして、短辺フレームが長辺フ
レームの上端ライン付近まで回動する。これにより、長
辺フレーム間で、それまでは交換作業に手間と時間がか
かる縦向きだった交換短辺フレームが、例えばクレーン
による鋳型上方からの取り扱いがし易い横向き状態にな
る。特に、請求項2記載の組み立て鋳型の短辺交換装置
において、交換短辺フレームのベース短辺フレームへの
引き付け時には、ストッパによる引き付け部材の先端か
ら飛び出しを防止した状態で、伸縮手段の伸長力によ
り、ベース短辺フレームの貫通孔に挿入された交換短辺
フレームの各対応する引き付け部材の外部突出部分に挿
着された引き付け構造体を伸長させることにより、交換
短辺フレームがベース短辺フレームに圧着させられる。
【0007】
【発明の効果】請求項1、2記載の組み立て鋳型の短辺
交換装置においては、短辺交換時に、短辺フレーム回動
手段により、短辺フレームが、長辺フレームの上端ライ
ン付近まで回動することにより、長辺フレーム間で横向
きになるので、交換短辺フレームをベース短辺フレーム
に垂直に吊り上げたり、吊り下ろしたりして交換でき、
比較的長、短辺銅板を傷付けることなく短辺交換がで
き、これにより作業性の向上が図れて、交換時間の大幅
な短縮が可能となる。また、交換短辺フレームの引き付
け時に、短辺フレームが長辺フレームの上端ライン付近
で横倒し状態であるので、短辺交換作業は人手作業の範
囲にあり、引き付け装置を自動化する必要がない。さら
に、この引き付け装置は、比較的小型で簡単な構造であ
るので、組み立て鋳型の短辺交換装置のコンパクト化が
図れる。
【0008】請求項2記載の組み立て鋳型の短辺交換装
置においては、交換短辺フレームのベース短辺フレーム
への引き付けを、交換短辺フレームの裏面から突出する
引き付け部材と、引き付け部材に挿着される引き付け構
造体とを有する引き付け装置により行なうようにしたの
で、簡単な作業で、交換短辺フレームのベース短辺フレ
ームからの引き付けおよびその解除ができる。
【0009】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。なお、説明の都合上、組み立て鋳型
の長辺と平行する方向をX方向、短辺と平行する方向を
Y方向、高さ方向をZ方向とする。ここに、図1は本発
明の一実施の形態に係る組み立て鋳型の短辺交換装置が
適用された組み立て鋳型の平面図、図2は図1の矢視S
2−S2拡大断面図、図3は交換短辺フレームの交換状
態を示す拡大側断面図、図4は図3の矢視S4−S4断
面図、図5は図2の矢視S5−S5拡大断面図である。
【0010】図1に示すように、本発明の一実施の形態
に係る組み立て鋳型の短辺交換装置10は、それぞれ長
辺銅板11を有する移動側長辺フレーム12Aおよび固
定側長辺フレーム12Bの両側部間に、短辺銅板13を
有する短辺フレーム14を鋳型内外方向へ移動可能に配
設した組み立て鋳型15の短辺交換装置である。移動側
および固定側長辺フレーム12A、12Bは、X方向の
両側部に対向配置された固定フレーム16間に所定間隔
をあけて横架されており、例えば油圧シリンダなどの長
辺フレーム移動装置により、移動側長辺フレーム12A
の両端部外側面に連結されたロッド17を押し引きする
ことで、移動側および固定側長辺フレーム12A、12
B間の間隔調整、すなわち鋳造される鋳片の厚さの調整
ができるようになっている。また、移動側および固定側
長辺フレーム12A、12Bの各両端部の外側面には、
移動側および固定側長辺フレーム12A、12B内を流
通する冷却水の給水部18、排水部19が連結されてい
る。
【0011】移動側および固定側長辺フレーム12A、
12Bの両端部間の固定フレーム16の上部には、水平
状態で固着された上側支持部材の一例である上側油圧シ
リンダ20と、固定フレーム16の中央部にピン21
(図2参照)を介してZ方向へ回動可能に軸着された下
側支持部材の一例である下側油圧シリンダ22と、固定
フレーム16の下部にピン23を中心にしてZ方向へ回
動し、かつ管体ホルダ24を介して、X方向へ伸縮可能
な冷却管ユニット25とが配設されている。なお、この
下側油圧シリンダ22が短辺フレーム回動手段の固定側
部材にあたり、そのロッド22aが短辺フレーム回動手
段の移動側部材にあたる。すなわち、短辺フレーム回動
手段は、下側支持部材を構成する下側油圧シリンダ22
およびロッド22aからなる。各上、下側油圧シリンダ
20、22のロッド20a、22aを同時に出し入れさ
せることにより、短辺フレーム14間の間隔調整、すな
わち鋳造される鋳片の幅方向の調整ができるようになっ
ている。次に、図2〜4を参照して短辺フレーム14を
詳細に説明する。
【0012】図2に示すように、短辺フレーム14は、
裏面の上、下部の突片26A、26Bが、上側水平ピン
27A、下側水平ピン27Bを介して、上、下側油圧シ
リンダ20、22のロッド20a、22aに軸着された
ベース短辺フレーム28と、表面に短辺銅板13が配置
されて、引き付け装置29によりベース短辺フレーム2
8の裏側に着脱可能に取り付けられる交換短辺フレーム
31と、交換短辺フレーム31の下部の表面にZ方向へ
3個並んで、鋳造直後の鋳片の導出を案内するガイドロ
ーラ32とを有している。図2、4に示すように、ベー
ス短辺フレーム28の下部には、冷却管ユニット25を
構成する上下2本の給、排水管33、34および鋳造直
後の鋳片に冷却水を噴射する噴射用給水管35が連結さ
れている。また、給、排水管33、34および噴射用給
水管35は、管体ホルダ24に先端部が固着された外筒
33a、34a、35aと、各外筒33a、34a、3
5a内に出し入れ可能に挿通されて、先端部付近に自在
管継手33b、34b、35bが連結された内筒33
c、34c、35cとにより構成されている。
【0013】ベース短辺フレーム28、交換短辺フレー
ム31および短辺銅板13の内部には、給、排水管3
3、34に連通する冷却水路36が形成されており、ま
たベース短辺フレーム28の下部内および交換短辺フレ
ーム31の下部内に、噴射用冷却水路37が形成されて
いる。給水管33に供給された冷却水は、内筒33c、
冷却水路36を構成するベース短辺フレーム28の入水
路36a、交換短辺フレーム31の入水路36bおよび
短辺銅板13の流水路36cを経て、交換短辺フレーム
31の出水路36dおよびベース短辺フレーム28の出
水路36eから排水管34の内筒34cを通過後に外部
排出される。また、噴射用給水管35に供給された噴射
用冷却水は、内筒35c、噴射用冷却水路37を経て交
換短辺フレーム31のガイドローラ32の形成部に穿孔
された多数個の噴射孔より鋳造中の鋳片の表面に噴射さ
れる。また、図3に示すように、上側油圧シリンダ20
のロッド20aを引き込ませた状態で、下側油圧シリン
ダ22のロッド22aを突出させると、それに伴って内
筒33c、34c、35cが、自在管継手33b、34
b、35bにより屈曲しながら外筒33a、34a、3
5a内より引き出される。この際、ロッド22aの突出
に伴って、ピン21を中心に下側油圧シリンダ22が上
方回動し、かつピン23を中心に管体ホルダ24が上方
回動する。次に、図2、5を参照して、交換短辺フレー
ム31をベース短辺フレーム28に着脱可能に引き付け
る前記引き付け装置29を詳細に説明する。
【0014】図2、5に示すように、引き付け装置29
は、元部が交換短辺フレーム31の上、下部の裏面から
外部突出したロッド状の引き付け部材38と、引き付け
部材38の先端部のピン孔38aに着脱可能なストッパ
39と、各引き付け部材38に挿着されて、筒状のロッ
ド40の突出力(伸長力)により、交換短辺フレーム3
1をベース短辺フレーム28に圧着させる油圧シリンダ
式の伸縮手段41および皿ばね42bを有する引き付け
構造体50とを備えている。伸縮手段41は、元部側の
壁板の中央部に形成された貫通孔42aを介して引き付
け部材38に外挿された外筒42を有しており、外筒4
2内に、引き付け部材38に挿着された皿ばね42bを
内部収納した状態でロッド40が取り付けられ、ロッド
40のフランジ付きの先端面には、引き付け部材38を
挿通させる挿通孔43aを中央部に形成させた蓋板43
が固着されている。外筒42とロッド40との間にオイ
ルを供給することにより、ロッド40が突出してストッ
パ39に当接し、その後、さらにロッド40を突出させ
ることで、ストッパ39を支点に、大きな力で、外筒4
2がベース短辺フレーム28を交換短辺フレーム31に
圧着させる。なお、図2、3において、記号aは長辺フ
レームの上端ラインである。
【0015】続いて、本発明の一実施の形態に係る組み
立て鋳型の短辺交換装置10の動作を説明する。図1に
おいて、短辺交換する場合には、予め図外の長辺フレー
ム移動装置により、移動側長辺フレーム12Aに連結さ
れたロッド17を引き込ませて、移動側および固定側長
辺フレーム12A、12B間の間隔を広げておく。次い
で、図2、3に示すように、上側油圧シリンダ20のロ
ッド20aを引き込ませたままの状態で、下側油圧シリ
ンダ22のロッド22aを突出させると、下側油圧シリ
ンダ22全体がピン21を中心に上方回動しながら、短
辺フレーム14も上側水平ピン27Aを中心に大きく上
方回動し、これに伴って管体ホルダ24が上方回動しつ
つ、対応する外筒33a、34a、35a内より内筒3
3c、34c、35cが引き出される。その際、内筒3
3c、34c、35cは、自在管継手33b、34b、
35bにより上方へ屈曲し、横倒し状態になった短辺フ
レーム14は、長辺フレームの上端ラインa上に配置さ
れる。続いて、各引き付け装置29のストッパ39を引
き付け部材38の先端部から引き抜き、さらに伸縮手段
41を収縮後、引き付け構造体50を引き付け部材38
から抜き取って、交換短辺フレーム31への玉掛け作業
後、天井クレーンにより、短辺銅板13付きの交換短辺
フレーム31を横向き状態のまま吊り上げて、新規な短
辺銅板13付きの交換短辺フレーム31に交換する。
【0016】このように、短辺交換時に、下側油圧シリ
ンダ22のロッド22aを突出させることにより、短辺
フレーム14が、長辺フレームの上端ラインa付近まで
回動して移動側、固定側長辺フレーム12A、12B間
で横向きになるので、クレーンなどの汎用揚重機を使用
して、交換短辺フレーム31をベース短辺フレーム28
から垂直に吊り上げたり、吊り下ろしたりして交換で
き、これにより比較的長、短辺銅板11、13を傷付け
ずに短辺交換ができ、作業性の向上が図れて、交換時間
の大幅な短縮が可能となる。また、交換短辺フレーム3
1を引き付ける際、短辺フレーム14は、長辺フレーム
の上端ラインa付近で横倒し状態になっている。これに
より、短辺交換作業は作業者による比較的簡単な作業と
なり、引き付け装置29を自動化する必要がない。さら
に、この引き付け装置29は、比較的小型で簡単な構造
であるので、組み立て鋳型の短辺交換装置10のコンパ
クト化が図れる。さらにまた、交換短辺フレーム31の
ベース短辺フレーム28への引き付けを、交換短辺フレ
ーム31の裏面から突出する引き付け部材38と、引き
付け部材38に挿着される引き付け構造体50とを有す
る引き付け装置29により行なうようにしたので、簡単
な作業で、交換短辺フレーム31のベース短辺フレーム
28からの引き付けおよびその解除ができる。
【0017】以上、本発明を説明したが、本発明はこれ
らの実施の形態に限定されるものではなく、要旨を逸脱
しない範囲での設計などの変更があっても本発明に含ま
れる。例えば、実施の形態では、短辺フレーム回動手段
を、油圧シリンダ式のものに限定しなくても、例えば電
動シリンダ、電動ジャッキ式のものでもよい。また、引
き付け装置として、ストッパ付きの引き付け部材と、伸
縮手段の伸長力により交換短辺フレームをベース短辺フ
レームに圧着させる引き付け構造体とを備えたものを採
用したが、これに限定しなくても、交換短辺フレームを
ベース短辺フレームに圧着できるものであれば、その他
どのような構造のものでもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る組み立て鋳型の短
辺交換装置が適用された組み立て鋳型の平面図である。
【図2】図1の矢視S2−S2拡大断面図である。
【図3】交換短辺フレームの交換状態を示す拡大側断面
図である。
【図4】図3の矢視S4−S4断面図である。
【図5】図2の矢視S5−S5拡大断面図である。
【符号の説明】
10 組み立て鋳型の短辺交換装置 11 長辺銅板 12A 移動側長辺フレーム 12B 固定側
長辺フレーム 13 短辺銅板 14 短辺フレ
ーム 15 組み立て鋳型 16 固定フレ
ーム 17 ロッド 18 給水部 19 排水部 20 上側油圧
シリンダ 20a ロッド 21 ピン 22 下側油圧シリンダ 22a ロッド 23 ピン 24 管体ホル
ダ 25 冷却管ユニット 26A 突片 26B 突片 27A 上側水
平ピン 27B 下側水平ピン 28 ベース短
辺フレーム 29 引き付け装置 31 交換短辺
フレーム 32 ガイドローラ 33 給水管 33a 外筒 33b 自在管
継手 33c 内筒 34 排水管 34a 外筒 34b 自在管
継手 34c 内筒 35 噴射用給
水管 35a 外筒 35b 自在管
継手 35c 内筒 36 冷却水路 36a 入水路 36b 入水路 36c 流水路 36d 出水路 36e 出水路 37 噴射用冷
却水路 38 引き付け部材 38a ピン孔 39 ストッパ 40 ロッド 41 伸縮手段 42 外筒 42a 貫通孔 42b 皿ばね 43 蓋板 43a 挿通孔 50 引き付け構造体 a 長辺フレー
ムの上端ライン
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−224049(JP,A) 実開 平5−39739(JP,U) 実開 平6−5742(JP,U) 実開 平1−60747(JP,U) 実開 平5−60644(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B22D 11/04 317 B22D 11/04 311

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長辺フレームの両側間に挟持配置された
    一対の短辺フレームの各対向側の面に、短辺銅板が着脱
    可能に取り付けられた組み立て鋳型の短辺交換装置にお
    いて、 前記短辺フレームが、ベース短辺フレームと、表面に前
    記短辺銅板が配置されて、引き付け装置により前記ベー
    ス短辺フレームの裏面に着脱可能に取り付けられる交換
    短辺フレームとを有し、 前記ベース短辺フレームの裏面に、各々固定フレームに
    連結された上、下側支持部材の先端部が、対応する上、
    下側水平ピンにより軸着され、前記下側支持部材は、ピ
    ンにより固定フレームに軸着された固定側部材と、鋳型
    内側へ移動可能な移動側部材とを有する短辺フレーム回
    動手段を備えており、該短辺フレーム回動手段により、
    前記移動側部材を鋳型内側へ移動させることで、前記上
    側水平ピンを中心に、前記短辺フレームを前記長辺フレ
    ームの上端ライン付近まで回動させることを特徴とする
    組み立て鋳型の短辺交換装置。
  2. 【請求項2】 前記引き付け装置が、先部に着脱可能な
    ストッパを有し、かつ前記交換短辺フレームの上、下部
    の裏面から突出して、前記ベース短辺フレームの上、下
    部の対応する貫通孔に挿入される引き付け部材と、該各
    引き付け部材に挿着されて、伸縮手段の伸長力により前
    記交換短辺フレームを前記ベース短辺フレームに圧着さ
    せる引き付け構造体とを備えていることを特徴とする請
    求項1記載の組み立て鋳型の短辺交換装置。
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