JP2006198640A - アルミニウム用竪型連続鋳造装置 - Google Patents

アルミニウム用竪型連続鋳造装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006198640A
JP2006198640A JP2005011299A JP2005011299A JP2006198640A JP 2006198640 A JP2006198640 A JP 2006198640A JP 2005011299 A JP2005011299 A JP 2005011299A JP 2005011299 A JP2005011299 A JP 2005011299A JP 2006198640 A JP2006198640 A JP 2006198640A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aluminum
mold
clamps
cast material
casting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005011299A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4900761B2 (ja
Inventor
Noriyuki Ueno
紀幸 上野
Tsuyoshi Fujita
剛志 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Light Metal Co Ltd
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Nippon Light Metal Co Ltd
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Light Metal Co Ltd, Toyota Motor Corp filed Critical Nippon Light Metal Co Ltd
Priority to JP2005011299A priority Critical patent/JP4900761B2/ja
Publication of JP2006198640A publication Critical patent/JP2006198640A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4900761B2 publication Critical patent/JP4900761B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Continuous Casting (AREA)

Abstract

【課題】溶湯漏れによる損傷が少なく、鋳造材やビレットの寸法・形状が安定すると共に、鋳造材の断面寸法の変更を少ない段取りで容易に行えるアルミニウム用竪型連続鋳造装置を提供する。
【解決手段】アルミニウムの溶湯mが注下される鋳型2と、係る鋳型2の下方に位置し且つ当該鋳型2から下降するアルミニウムの鋳造材Mを径方向からクランプする上下一対(複数)の昇降可能なクランプ20,30と、このうち下側のクランプ30の付近に配置され、下降する上記鋳造材Mを径方向に沿って切断する切断機(切断手段)40と、を含み、上記クランプ20,30は、上記鋳造材Mの下降方向に沿って互いに同期して、または個別に昇降可能に支持されると共に、クランプ20,30のうち少なくとも一方は、下降する上記鋳造材Mを常にクランプしている、アルミニウム用竪型連続鋳造装置1。
【選択図】 図1

Description

本発明は、アルミニウム用竪型連続鋳造装置に関する。尚、本明細書中において「アルミニウム」は、アルミニウムと共にアルミニウム合金も含んでいる。
アルミニウムの素材に対し、押出加工、圧延、鍛造、あるいは半溶融成形などの塑性加工を施すに際し、多くの場合、アルミニウムの鋳造材を用いている。係る鋳造材は、主に竪型連続鋳造法(DC鋳造法)により製造されているが、一部では水平方向に沿って連続鋳造する横引き連続鋳造法も行われている。
ところで、アルミニウムの鋳造材は、鋼や銅のように垂直方向に沿って多数のピンチローラで挟んで連続鋳造しつつ、途中から湾曲させて水平方向に曲げることができない。このため、アルミニウムの竪型連続鋳造法は、大体6m位の長さまでしか連続鋳造できない故に、一般に半連続鋳造法と呼ばれていた。従って、上記塑性加工に用いる製品単位の鋳造材を数多く必要とする場合、生産性が低くコスト高を招く、という問題があった。
また、前述の横引き連続鋳造法による場合、得られる鋳造材の金属組織において合金元素が偏析することがあり、品質がバラツキ易い、という問題があった。
そこで、発明者らは、先に竪型連続鋳造されたアルミニウムの鋳造材を、所定長さで順次切断して製品単位のビレットとする生産性の高いアルミニウム用竪型連続鋳造装置を提案した(特願2003−431758、同2004−127049)。
上記竪型連続鋳造装置では、最初の切断で鋳造材と下型とが離れるため、それ以後は下型で鋳造材を下方に引っ張れない。そのため、下型と離れた鋳造材を挟持し且つ下方に送る一対のクローラなどからなる送給手段を設けている。
しかしながら、前記ピンチローラや上記クローラを用いて連続鋳造する場合、以下のような問題点があった。
1.鋳造開始の当初では、溶湯漏れが生じ易く、漏れた溶湯が鋳造されたアルミニウムの鋳造材の表面を伝って流下し、前記ピンチローラやクローラを損傷したり、これらに過負荷を与える。
2.鋳造中に生じるアルミニウムの鋳造材の寸法変動や形状異常に対して、対処することには自ずと限界があった。
3.アルミニウムの鋳造材と前記ピンチローラやクローラとがスリップするため、当該鋳造材の外観形状や切断後のビレットの寸法に悪影響を及ぼす。
4.アルミニウムの鋳造材の周面をピンチローラやクローラが接触しつつ回転するため、係るローラやクローラが磨耗し、鋳造材の寸法や形状が変動する。
5.アルミニウムの鋳造材の断面寸法または形状を変更する場合、対向するピンチローラ同士間やクローラ同士間の間隔を変更し且つ芯合わせする等、大がかりな段取り作業が必要となるため、生産性を著しく低下させる。
本発明は、前記背景技術において示した問題点1〜5などを解決し、溶湯漏れによる損傷が少なく、鋳造材やビレットの寸法・形状が安定すると共に、鋳造材の断面寸法などの変更を少ない段取り作業で容易に行えるアルミニウム用竪型連続鋳造装置を提供する、ことを課題とする。
課題を解決するための手段および発明の効果
本発明は、前記課題を解決するため、鋳型から下降するアルミニウムの鋳造材をその径方向からクランプする複数のクランプを、当該鋳造材の下降軌跡に沿って昇降可能に配置し、常に何れかのクランプで上記鋳造材をクランプしつつ、当該鋳造材を切断する、ことに着想して成されたものである。
即ち、本発明のアルミニウム用竪型連続鋳造装置(請求項1)は、アルミニウム(その合金を含む、以下も同じ)の溶湯が注下される鋳型と、係る鋳型の下方に位置し且つ係る鋳型から下降するアルミニウムの鋳造材を径方向からクランプする上下複数の昇降可能なクランプと、係る複数のクランプにおける少なくとも1つのクランプの付近に配置され、上記下降するアルミニウムの鋳造材を径方向に沿って切断する切断手段と、を含み、上記複数のクランプは、上記アルミニウムの鋳造材の下降方向に沿って、互いに同期して、または個別に昇降可能に支持されると共に、少なくとも1つのクランプは、下降する上記アルミニウムの鋳造材を常にクランプしている、ことを特徴とする。
これによれば、前記鋳型に注下された溶湯が凝固したアルミニウムの鋳造材は、係る鋳型から下降するに際し、常に何れかのクランプにクランプ(把持)されつつ切断手段により、先端(下端)から所望長さのビレットとして順次切断される。このため、鋳造のスタート時には、上記鋳造材の先端を後述する下型に密着させつつ下降するが、一旦切断手段により切断した後は、少なくとも何れかのクランプによるクランプと前記鋳型とにより、当該鋳造材自体が所定位置の芯に沿って連続的に下降する。従って、複数のクランプおよび前記切断手段の高さを制御することで、任意長さのビレットを連続して自動的に得ることが可能となる。
更に、前記クランプは、互いに接近・離間可能な一対の爪片を含み、係る爪片同士の間にアルミニウムの鋳造材を把持(クランプ)するため、アルミニウムの溶湯漏れによる悪影響を受けにくく、下降する鋳造材の軌跡の芯ブレが生じにくい。このため、クランプが鋳造材とスリップしにくく且つ磨耗し難いので、当該鋳造材およびこれを切断したビレットの寸法・形状精度が向上し且つ安定する。
しかも、鋳造材の断面寸法(例えば直径)を変更する際にも、接近・離間可能な一対の爪片を含むクランプであるため、極めて容易に対応することができる。
尚、アルミニウムの竪型連続鋳造装置に用いる鋳型は、平面視が円形またはほぼ四角形(正方形または長方形)で且つ下向きに僅かに拡径する鋳込孔を内側に有し、係る鋳込孔の周囲に設けた中空部の下側出隅部のスリット孔などから冷却水をほぼ逆円錐形状に噴射するものであり、以下においても同じである。上記鋳込孔の形状に伴って、竪型連続鋳造される鋳造材の断面は、円形またはほぼ四角形となる。また、前記切断手段は、丸鋸またはチェーンソーと、これらを回転および水平移動に支持するモータやスライド機構などとを含んでいる。
また、本発明には、前記複数のクランプは、前記アルミニウムの鋳造材の下降方向に沿って配置された単一のガイドまたは複数個の専用のガイドに昇降可能で且つ上記鋳造材と同期して下降するように支持されている、アルミニウム用竪型連続鋳造装置(請求項2)も含まれる。
これによれば、鋳型から下降する鋳造材を、複数のクランプのうち少なくとも1つで常にクランプしつつ所定の軌跡に沿って確実に下降させられると共に、係る鋳造材を先端(下端)側から順次切断してビレットなどを連続的に得ることができる。尚、上記ガイドは、例えば垂直に配置したH鋼などの鋼材を用いたレールとしたり、垂直で細長い凹溝を含むものであり、これらにクランプ側の凹部または凸部などが直に、あるいはローラなどを介して係合する。
更に、本発明には、前記複数のクランプは、前記アルミニウムの鋳造材の下降方向に沿った異なる位置に配置した複数の多関節ロボットに個別に取付けられている、アルミニウム用竪型連続鋳造装置(請求項3)も含まれる。
これによれば、複数のクランプが個別に多関節ロボットに取付けられるため、前記ガイドを省略して、鋳型から下降する鋳造材を、3次元方向に移動する複数のクランプのうち、少なくとも1つのクランプで常にクランプしつつ所定の軌跡に沿って確実に下降させることができる。従って、係る鋳造材を先端側から順次切断してビレットなどを連続的に得ることができる。
また、本発明には、前記鋳型の下方には、係る鋳型から下降するアルミニウムの鋳造材の先端部に接触し且つ当該鋳造材と同期して下降する下型が昇降可能に配置されている、アルミニウム用竪型連続鋳造装置(請求項4)も含まれる。
これによれば、鋳造の開始直後において、鋳型から下降する鋳造材は、その先端(下端)が下型の上端に接触して凝固しつつ支持された状態で、当該鋳造の鋳造速度により下降すると共に、所定の位置で複数のクランプにおける何れか乃至全てにクランプされる。このため、鋳造開始時において下降する鋳造材を、クランプにスムースにクランプさせつつ、切断手段寄りに移動させることができる。
尚、上記下型は、その上端部が上記鋳型の鋳込孔に挿入可能で且つ鋳造される鋳造材と共に同期して下降するように構成されており、以下においても同じである。
加えて、本発明には、前記切断手段は、前記複数のクランプのうち最下段の前記クランプと同期して昇降可能とされている、アルミニウム用竪型連続鋳造装置(請求項5)も含まれる。
これによれば、鋳型からクランプされつつ下降した鋳造材を、その先端(下端)寄りから所定の長さに切断することで、ビレットを連続して得ることができる。
尚、上記切断手段は、最下段のクランプの一部にその丸鋸などを回転および水平移動可能に支持する形態としても良い。また、上記切断手段は、専用ガイドまたはの多関節ロボットの先端側に回転および水平移動可能に取り付け、且つ最下段のクランプまたはその他のクランプと同期して昇降可能としても良い。
以下において、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1,図2は、本発明のアルミニウム用竪型連続鋳造装置(以下、単に連続鋳造装置と称する)1を示す側面図および正面図である。
連続鋳造装置1は、図1,図2に示すように、アルミニウム(その合金を含む)の溶湯mが注下される水冷式の鋳型2、その上方に配置される円筒形の断熱材5、これらの外側を包囲する電磁撹拌装置6、上記鋳型2に位置するガイド10、上・下クランプ20,30、および丸鋸(切断手段)40などを含んでいる。
上記鋳型2は、内側の鋳込孔4の下側出隅部に沿って斜め下向きでリング形状のスリット孔sを有し、その中空部3に充填した冷却水wを斜め下向きにほぼ円錐形状にして噴射可能としている。鋳込孔4は、平面視が円形で且つ下寄りほど僅かに拡径している。尚、スリット孔sに替えて、多数の細孔を形成しても良い。
また、図1,図2に示すように、断熱材5の注湯孔5aは、上記鋳込孔4と同心で連続し、図示しない溶解炉、保持炉、または取鍋などから注湯されるアルミニウムの溶湯mを鋳型2の鋳込孔4内に案内する。
更に、電磁撹拌装置6は、図示のように、鋳型2および断熱材5を包囲するように平面視が円形の多数のコイルを全体ほぼ円筒形に巻き付けたもので、係るコイルに通電した際に生じる磁界に伴い誘導される力で、上記鋳込孔4内に注湯されたアルミニウムの溶湯mを攪拌する。この結果、凝固組織が分断されてほぼ球形状の結晶を多く有し、半溶湯成形などに適したアルミニウムの鋳造材Mにすることができる。このため、上記溶湯mは、合金元素などの成分の偏析のない鋳造材Mとなる。
尚、上記鋳型2などは、鋳込孔4の下側に連通するテーパ孔を有する図示しない耐熱リングを介して、建家のデッキ(図示せず)などに支持されている。
図1,図2に示すように、前記鋳型2などの下方には、鋳型2から下降するアルミニウムの鋳造材Mを径方向からクランプする一対(複数)の上クランプ20と、下クランプ30とが、上記鋳造材Mと同期して下降できるよう昇降可能に配置されている。下クランプ30の一部には、切断手段である丸鋸40が水平姿勢で且つ回転および水平移動可能にして支持されている。
また、上・下クランプ20,30の下側のフロア7には、ピット8が形成され、係るピット8には、上記鋳造材Mの先端(下端)に上端が接触しつつ同期して下降する円柱形の下型9の少なくとも下部が、昇降可能に配置されている。係る下型9は、上記鋳造材Mの断面と相似形の円形断面を有し、その上端部は、上昇した際に前記鋳型2の鋳込孔4に挿入可能である。
図1,図2に示すように、ピット8の周囲には、上・下クランプ20,30を昇降可能に支持すると共に、これらの共通のガイド10である一対の平行なH鋼10a,10bが垂直に立設している。尚、鋳型2と上クランプ20との間には、鋳造材Mを冷却し且つ貫通させる図示しない冷却水槽などが配置されている。
上クランプ20は、図3の上方に示すように、ほぼ直方体のベース21、係るベース21の裏面に垂直に設けた断面ほぼT字形である左右一対の凹溝22、ベース21の表面に水平に設けた蟻溝23、および、係る蟻溝23に基端の先広部25が係合し且つ水平方向に沿って互いに接近・離間する左右一対の爪片24a,24bを、備えている。
各凹溝22内には、前記H鋼10a,10bのウェブ11の約半分と一方のフランジ12とが挿入され、ベース21を介して上クランプ20全体がガイド10に沿って昇降可能に支持されている。
尚、ベース21には、例えば図示しないロープの一端がプーリを介して接続され、係るロープの他端側が巻き付けられるドラムをモータ(何れも図示せず)などで回転することにより、昇降可能とされている。尚、H鋼10a,10bに沿ったリニアモータにより、ベース21を昇降可能としても良い。
また、一対の爪片24a,24bは、これらの中間から個別に垂下する垂直片26に、ベース21に固定した油圧シリンダ28のピストンロッド27を係合することで、図3中の一点鎖線の矢印で示すように、前記蟻溝23の長手(水平)方向に沿って互いに接近・離間(以下、単に「接・離」と記載する)する。
下クランプ30は、図3の下方に示すように、ほぼ直方体のベース31、係るベース31の裏面に垂直に設けた断面ほぼT字形である左右一対の凹溝32、ベース31の表面に水平に設けた上下一対の蟻溝33a,33b、および、係る蟻溝33a,33bに基端の先広部35が係合し且つ水平方向に沿って接・離する上下2組で且つ左右一対ずつの爪片(クランプ)34a,34b,35a,35b、を備えている。
尚、ベース31の下辺には、水平な支持部31aが、上記爪片34aなどと平行で且つこれらよりも長く延びており、係る支持部31aの先端に図示しないモータで回転される回転軸42を有する前記図1,図2で示した丸鋸40が支持され、且つ当該丸鋸40はベース31寄りに水平移動可能とされている。また、丸鋸40は、下降する鋳造材Mに接触しない位置、例えば図3でベース31の左端の前方にて待機しており、切断時にのみベース31寄りに回転ししつ水平移動する。
各凹溝32内にも、前記ガイド10におけるH鋼10a,10bのウェブ11の約半分と一方のフランジ12とが挿入され、上記ベース31を介して下クランプ30および丸鋸40の全体がガイド10に沿って昇降可能に支持されている。
また、図3で左側の爪片34a,35aと右側の爪片34b,35bとは、それらの中間で垂直片37により個別に連結されている。各垂直片37に対し、ベース31に固定した2個の油圧シリンダ39のピストンロッド38を個別に係合することで、図3中の一点鎖線の矢印で示すように、前記蟻溝33a,33bの長手(水平)方向に沿って上側の爪片34a,34bと下側の爪片35a,35bとを、互いに接・離可能としている。
尚、ベース31も前記同様、図示しないロープの一端がプーリを介して接続され、係るロープの他端側が巻き付けられるドラムをモータ(何れも図示せず)などで回転することで、昇降可能とされているが、例えば前記H鋼10a,10bに沿ったリニアモータにより昇降可能としても良い。また、図3中の破線で示すように、上クランプ20の爪片24a,24b、下クランプ30の爪片34a,34bおよび爪片35a,35bの各内側面には、円柱形の鋳造材Mとの接触面積を大きくできるアール面rをそれぞれ対称に設けても良い。更に、爪片24a,24bなどを接・離させる機構には、固定ナットおよびこれにネジ結合する送りボルト、ピニオン・ラック、あるいはクランク機構などを用いても良い。
ここで、前記アルミニウム用竪型連続鋳造装置1を用いたアルミニウムの竪型連続鋳造方法について、図4乃至図11に基づいて説明する。
予め、鋳造直前の状態において、鋳型2の鋳込孔4内に下型9の上端部が進入するように当該下型9を上昇させる。この際、下型9は、上クランプ20の爪片24a,24b間および下クランプ30の爪片34a,34b間と爪片35a,35b間に挟持(クランプ)されている。係る状態で、図1,図2中で上方の矢印で示すように、図示しない溶解炉または保持炉などから注下されるアルミニウム(その合金を含む)の溶湯mを鋳型2の鋳込孔4内に注下する。
上記アルミニウムの溶湯mは、電磁攪拌装置6による攪拌を受けつつ、鋳型2、下型9、および鋳型2の中空部3から前記スリット孔sを介して噴射される冷却水wとにより冷却される。その結果、上記溶湯mは、図1,図2に示すように、周囲から徐々に凝固してほぼ円柱形を呈するアルミニウムの鋳造材Mとなり、下向きに伸長しつつ下降し始める。
鋳型2から下降したアルミニウムの鋳造材Mは、図4に示すように、その下端寄りの位置で上クランプ20の24a,24b間に挟持されつつ、下型9と共にに下降する。この際、下型9は、下降の直前までは、下クランプ30の爪片34a,34b間と爪片35a,35b間に挟持されているが、図4に示す状態になると同時に、爪片34a,34bおよび爪片35a,35bから開放される。
上記鋳造材Mは、離間している下クランプ30の爪片34a,34b間と爪片35a,35b間とを通過して下降した後、図5の下方に示すように、互いに接近した爪片34a,34b間および爪片35a,35b間に挟持される。この直後において、図5の破線の矢印で示すように、当該鋳造材Mは、上クランプ20の互いに離間した24a,24bから開放される。
係る状態で、鋳造材Mは、下クランプ30と同期して下降する。この間において、前記下型9も同期しつつ下降している。
次いで、前記鋳造材Mは、その下端(先端)が所定の位置に達した際、図6に示すように、上クランプ20の24a,24b間に再度挟持され且つ下クランプ30の爪片34a,34b間および爪片35a,35b間に挟持される。係る状態で、図6中で一点鎖線の矢印で示すように、回転する丸鋸40がベース31寄りに水平移動した後、上・下クランプ20,30と同期して下降しつつある鋳造材Mを、その下端から所定の長さで径方向に沿って切断する。尚、係る切断時には、上・下クランプ20,30の双方で鋳造材Mを挟持し、鋳型2側への悪影響を抑制する。
その結果、図7に示すように、前記鋳造材Mの下端寄りで所定長さの部分は、ビレットBとして、前記ピット8の外側のフロア7上に取り出される。係るビレットBが取り出された直後に、下クランプ30の爪片34a,34bおよび爪片35a,35bは、図7中の破線または一点鎖線の矢印で示すように、互いに離間して鋳造材Mを開放すると共に、丸鋸40は、当初の待機位置に復帰する。
この間において、下型9は、前記ピット8内に下降して停止すると共に、鋳型2の鋳造孔4には、アルミニウムの溶湯mが連続して注下されている。
引き続いて、連続鋳造され且つ下降するアルミニウムの鋳造材Mは、図8に示すように、上クランプ20の24a,24b間に挟持されつつ下降する。係る鋳造材Mの下端(先端)が所定の位置に下降すると、図9に示すように、下クランプ30の爪片34a,34bおよび爪片35a,35bが係る鋳造材Mの下部を挟持すると共に、当該鋳造材Mおよび上クランプ20と共に同期しつつ下降する。
次に、上記鋳造材Mの下端が所定の位置に下降した際、図10の破線の矢印で示すように、上クランプ20の24a,24bが互いに離間して、当該鋳造材Mを開放する。
更に、上記鋳造材Mの下端が所定の位置に達すると、図11に示すように、上クランプ20の24a,24b間に再度挟持され、下クランプ30の爪片34a,34bおよび爪片35a,35bと共に、当該鋳造材Mを挟持ししつ下降する。
係る状態で、図11中で一点鎖線の矢印で示すように、回転する丸鋸40がベース31寄りに水平移動した後、上・下クランプ20,30と同期して下降しつつある鋳造材Mを、その下端から所定の長さで径方向に沿って切断する。
その結果、前記図7と同様に、前記鋳造材Mの下端寄りで所定長さの部分は、ビレットBとして、前記ピット8の外側のフロア7上に取り出される。
これ以降は、図7乃至図11の動作が繰り返して行われる。この結果、アルミニウムの溶湯mを前記鋳型2に注下する限り、所定長さおよび直径である所要数のビレットBを連続して製造することができる。
以上のような連続鋳造装置1によれば、アルミニウムの鋳造材Mは、鋳型2から下降した後、常に上・下クランプ20,30の少なくとも一方にクランプ(把持)されつつ丸鋸(切断手段)40により、先端(下端)から所望長さのビレットBとして順次切断される。このため、鋳造のスタート時には、鋳造材Mの先端を下型9に密着させつつ下降するが、一旦丸鋸40で切断した後は、少なくとも一方のクランプ20,30による挟持と鋳型2とにより、当該鋳造材M自体が所定の芯に沿って連続的に下降する。従って、一対(複数)のクランプ20,30および丸鋸40の高さを制御することで、所定断面で且つ任意長さのビレットBを連続して自動的に得ることが可能となる。
しかも、クランプ20,30は、接・離可能な一対の爪片24a,24bなどを含み、これらの間にアルミニウムの鋳造材Mを径方向から把持するため、アルミニウムの溶湯漏れによる悪影響を受けにくく、下降する上記鋳造材Mの軌跡の芯ブレが生じにくい。このため、クランプ20,30と鋳造材Mとがスリップしにくく且つ磨耗し難いので、当該鋳造材Mおよびこれを切断したビレットBの寸法・形状精度が向上し且つ安定させられる。
更に、鋳型2を鋳込孔4が異なる寸法や形状のものに変更する際は、上・下クランプ20,30の爪片24a,24b間、爪片34a,34b間、および爪片35a,35b間が接近する際の距離(ストローク)を変更するだけで、極めて容易に段取りすることが可能となる。更に、鋳込孔4が断面ほぼ正方形の鋳型2に変更する場合でも、上記と同様にして容易に対応することができる。この際には、爪片24a,24bなどは、前記アール面rのないものを用いるものとする。
尚、丸鋸40は、上クランプ20にも別個に取り付けたり、あるいは下クランプ30とは別個にして、その付近に独立して移動可能に配置しても良い。また、前記クランプは、鋳造材Mが下降する上下方向に沿って3固以上としも良く、このうち、中間と最下段のクランプとに前記丸鋸40を配置するようにしても良い。
図12は、前記連続鋳造装置1の変形形態である連続鋳造装置1aを示す概略図である。係る連続鋳造装置1aは、図12に示すように、前記同様の鋳型2、断熱材5、これらの外側を包囲する電磁撹拌装置6、上・下クランプ20,30、および、丸鋸40などを含んでいる。このうち、下クランプ30は、専用のガイド13である一対のH鋼14a,14bに、その凹溝32,32が係合して昇降可能に支持される。一方、上クランプ20は、ガイド13と別個での専用のガイド15に支持される。
係るガイド15は、左右一対の一対のH鋼16a,16bと、これらの下端を支持する水平部17とからなる。係るガイド15は、図12に示すように、前記ガイド13とはピット8を挟んだ反対側に位置すると共に、上記水平部17は、図示しない建家内の中間の高さ位置に固定されている。
以上のような連続鋳造装置1aによれば、上・下クランプ20,30は、専用のガイド13,15に昇降可能に支持されているため、アルミニウムの鋳造材Mを任意の位置で自在にクランプできると共に、互いの距離を最小限にすることも可能となる。尚、上・下クランプ20,30は、各々の爪片24a,24bと爪片34a,34bなどが干渉しないように昇降する。また、上・下クランプ20,30の間に、更に専用のガイドに昇降可能に支持された中間クランプを配置することも可能である。
図13は、異なる形態の連続鋳造装置1bを示す概略図である。係る連続鋳造装置1bも、図13に示すように、前記同様の鋳型2、断熱材5、これらの外側を包囲する電磁撹拌装置6、および上・下クランプ20,30などを含んでいる。
図13に示すように、上・下クランプ20,30は、各々のベース21,31を、多関節ロボット50,60の先端に個別に取り付けられている。
上クランプ20を取り付ける多関節ロボット50は、アルミニウムの鋳造材Mが下降する軌跡の中間に位置するデッキ44上に設けた回転部51、その上に立設する支持部52、下アーム54、上アーム56、ベース21の裏面に設けた固定部58、およびこれらの間に位置するピン53,55,57を備えている。
また、図13に示すように、下クランプ30を取り付ける多関節ロボット60は、フロア7上で且つピット8の周囲に設けた回転部61、その上に立設する支持部62、下アーム64、上アーム66、前記ベース31の裏面に設けた固定部68、およびこれらの間に位置するピン63,65,67を備えている。
多関節ロボット50,60は、水平方向に回転する回転部51,61、垂直方向に旋回する下アーム54,64と上アーム56,66、固定部58,68、およびこれらの間に介在するピン53,63などにより、ベース21,31を介して、上・下クランプ20,30を3次元の任意の方向に移動させることができる。
具体的には、図13中の二点鎖線の矢印で示すように、下アーム54,64および上アーム56,66を垂直方向に沿って旋回運動させることで、ベース21,31を介して、上・下クランプ20,30に対し、鋳造材Mが下降する軌跡の中間および下部において、前記図4乃至図11に示した所定の動作を成さしめることができる。即ち、上クランプ20の爪片24a,24bによる鋳造材Mの把持および開放と、下クランプ30の爪片34a,34b,35a,35bによる鋳造材Mの把持、その際における丸鋸40による切断、および開放とを、当該鋳造材Mの下降速度と同期させつつ所要の位置で個別に行える。
前記多関節ロボット50,60は、上・下クランプ20,30の爪片24a,34aなどが互いに干渉しないように、予めこれらの動きを制御すべく設定される。
以上のような多関節ロボット50,60を用いる連続鋳造装置1bによれば、前記のようなガイド10,13,15を省略でき、前記鋳型2とピット8との間の空間を有効に活用できると共に、建設コストを低減することも可能となる。しかも、上・下クランプ20,30に対し、前記図4乃至図11に示した所定の動作を正確に行わせるべく、多関節ロボット50,60の制御部(図示せず)に対し、所要のプログラムを入力するだけで良いため、管理およびメンテナンスも容易となる。
尚、丸鋸40は、上クランプ20の付近にも別途に配置しても良い。また、回転部51,61を活用することで、多関節ロボット50,60を任意の位置に設置することが一層容易となる。更に、前記連続鋳造装置1bでは、多関節ロボットを3台以上を併用することにより、下降する鋳造材Mの上下3箇所以上で同数のクランプにより、前記各動作を振り分けて成さしめることも可能である。
本発明は、以上において説明した各形態に限定されるものではない。
例えば、前記鋳型2の鋳込孔4を断面ほぼ正方形または長方形とし、連続鋳造される鋳造材Mの断面をこれらと相似形のもの(例えば、スラブ用の鋳造材)としても良い。
また、前記ガイド10,13,15のように一対のH型鋼10a,10bなどに限らず、各クランプのベースを昇降可能に支持する多段式ブームをガイドとしても用いても良い。
更に、1つの連続鋳造装置において、一方のクランプを前記一対のH型鋼10a,10bからなる前記ガイド10などにより支持し、他方のクランプを多関節ロボットに取り付けて支持するようにしても良い。
尚、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で各種の変更が可能である。
本発明における一形態の連続鋳造装置を示す側面図。 上記連続鋳造装置を示す正面図。 上記連続鋳造装置に用いる上・下クランプを示す斜視図。 上記連続鋳造装置を用いた連続鋳造方法の1工程を示す概略図。 上記連続鋳造方法における図4に続く工程を示す概略図。 上記連続鋳造方法における図5に続く工程を示す概略図。 上記連続鋳造方法における図6に続く工程を示す概略図。 上記連続鋳造方法における図7に続く工程を示す概略図。 上記連続鋳造方法における図8に続く工程を示す概略図。 上記連続鋳造方法における図9に続く工程を示す概略図。 上記連続鋳造方法における図10に続く工程を示す概略図。 前記連続鋳造装置の変形形態の連続鋳造装置を示す概略図。 異なる形態の連続鋳造装置を示す概略図。
符号の説明
1,1a,1b……連続鋳造装置
2……………………鋳型
9……………………下型
10,13,15…ガイド
20…………………上クランプ(クランプ)
30…………………下クランプ(クランプ)
40…………………丸鋸(切断手段)
50,60…………多関節ロボット
m……………………アルミニウムの溶湯
M……………………アルミニウムの鋳造材

Claims (5)

  1. アルミニウムの溶湯が注下される鋳型と、
    上記鋳型の下方に位置し且つ係る鋳型から下降するアルミニウムの鋳造材を径方向からクランプする上下複数の昇降可能なクランプと、
    上記複数のクランプにおける少なくとも1つのクランプの付近に配置され、上記下降するアルミニウムの鋳造材を径方向に沿って切断する切断手段と、を含み、
    上記複数のクランプは、上記アルミニウムの鋳造材の下降方向に沿って、互いに同期して、または個別に昇降可能に支持されると共に、少なくとも1つのクランプは、下降する上記アルミニウムの鋳造材を常にクランプしている、
    ことを特徴とするアルミニウム用竪型連続鋳造装置。
  2. 前記複数のクランプは、前記アルミニウムの鋳造材の下降方向に沿って配置された単一のガイドまたは複数個の専用のガイドに昇降可能で且つ上記鋳造材と同期して下降するように支持されている、
    請求項1に記載のアルミニウム用竪型連続鋳造装置。
  3. 前記複数のクランプは、前記アルミニウムの鋳造材の下降方向に沿った異なる位置に配置した複数の多関節ロボットに個別に取付けられている、
    請求項1に記載のアルミニウム用竪型連続鋳造装置。
  4. 前記鋳型の下方には、係る鋳型から下降するアルミニウムの鋳造材の先端部に接触し且つ当該鋳造材と同期して下降する下型が昇降可能に配置されている、
    請求項1乃至3の何れか一項記載にアルミニウム用竪型連続鋳造装置。
  5. 前記切断手段は、前記複数のクランプのうち最下段の前記クランプと同期して昇降可能とされている、
    請求項1乃至4の何れか一項記載にアルミニウム用竪型連続鋳造装置。

JP2005011299A 2005-01-19 2005-01-19 アルミニウム用竪型連続鋳造装置 Expired - Fee Related JP4900761B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005011299A JP4900761B2 (ja) 2005-01-19 2005-01-19 アルミニウム用竪型連続鋳造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005011299A JP4900761B2 (ja) 2005-01-19 2005-01-19 アルミニウム用竪型連続鋳造装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006198640A true JP2006198640A (ja) 2006-08-03
JP4900761B2 JP4900761B2 (ja) 2012-03-21

Family

ID=36957077

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005011299A Expired - Fee Related JP4900761B2 (ja) 2005-01-19 2005-01-19 アルミニウム用竪型連続鋳造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4900761B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015147222A (ja) * 2014-02-04 2015-08-20 日立金属株式会社 鋳片引抜装置および鋳片引抜方法
WO2019044711A1 (ja) * 2017-09-04 2019-03-07 昭和電工株式会社 アルミニウム鋳造材の製造方法および製造装置
CN113751682A (zh) * 2021-08-12 2021-12-07 西安鼎鑫科技新材料有限公司 一种车用铸造超高强铝合金轮毂材料铸造工艺及设备

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57102444U (ja) * 1980-12-09 1982-06-24
JPH02123337U (ja) * 1989-03-15 1990-10-11
JPH0620596B2 (ja) * 1987-09-14 1994-03-23 日立造船株式会社 水平連続鋳造設備における鋳片引抜き装置
JPH0723092Y2 (ja) * 1989-06-01 1995-05-31 三菱マテリアル株式会社 連続鋳造装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57102444U (ja) * 1980-12-09 1982-06-24
JPH0620596B2 (ja) * 1987-09-14 1994-03-23 日立造船株式会社 水平連続鋳造設備における鋳片引抜き装置
JPH02123337U (ja) * 1989-03-15 1990-10-11
JPH0723092Y2 (ja) * 1989-06-01 1995-05-31 三菱マテリアル株式会社 連続鋳造装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015147222A (ja) * 2014-02-04 2015-08-20 日立金属株式会社 鋳片引抜装置および鋳片引抜方法
WO2019044711A1 (ja) * 2017-09-04 2019-03-07 昭和電工株式会社 アルミニウム鋳造材の製造方法および製造装置
JP2019042773A (ja) * 2017-09-04 2019-03-22 昭和電工株式会社 アルミニウム鋳造材の製造方法および製造装置
CN113751682A (zh) * 2021-08-12 2021-12-07 西安鼎鑫科技新材料有限公司 一种车用铸造超高强铝合金轮毂材料铸造工艺及设备

Also Published As

Publication number Publication date
JP4900761B2 (ja) 2012-03-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20130061174A (ko) 자유 주조 방법, 자유 주조 장치, 및 주물
KR20130037462A (ko) 몰드 보호 유닛 및 이를 구비하는 연속 주조 장치
JP2008264867A (ja) 鋳物製品の鋳造設備
KR101330387B1 (ko) 중력 주조기
JP4900761B2 (ja) アルミニウム用竪型連続鋳造装置
JP6736664B2 (ja) 垂直型鋳造設備及びこれを用いた垂直鋳造方法
JP6343949B2 (ja) 鋳片引抜装置および鋳片引抜方法
JP4387788B2 (ja) アルミニウム用竪型連続鋳造装置
CN208322024U (zh) 一种超大规格圆坯的立式连铸生产设备
KR101379896B1 (ko) 연속주조장치의 래들 롱노즐 가이드장치
CN107159860B (zh) 连铸机
CN108436046A (zh) 一种超大规格圆坯的立式连铸生产设备及方法
KR20190126333A (ko) 슬래브의 반연속 주조 설비 및 그 방법
JP4392284B2 (ja) アルミニウム用竪型連続鋳造装置
JPH03155441A (ja) 垂直連続鋳造装置
JPH07144255A (ja) 大断面鋳片製造用垂直型半連続鋳造装置および鋳片の搬出方法
CA1171632A (en) Process and apparatus for casting rounds, slabs, and the like
JP4774632B2 (ja) 鋳片および垂直型鋳造方法ならびに垂直型鋳造装置
KR100973906B1 (ko) 후판 유도장치
RU2687112C2 (ru) Система управления оксидом для пресс-формы для непрерывного литья расплавленного металла
JP2022511169A (ja) 鋳造製品の取り扱い装置及び方法
JP2019530581A (ja) 円形断面の金属製品の軽圧下のための装置
JPH11244902A (ja) 丸ビレット鋳片の成形装置
KR100782723B1 (ko) 빌레트 제조용 더미바 헤드 크롭 자동분리장치
JP2004243352A (ja) 連続鋳造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070416

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070928

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090804

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091003

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20091208

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100303

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20100506

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20100709

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111115

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111222

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4900761

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150113

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees