JP2006198640A - アルミニウム用竪型連続鋳造装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】アルミニウムの溶湯mが注下される鋳型2と、係る鋳型2の下方に位置し且つ当該鋳型2から下降するアルミニウムの鋳造材Mを径方向からクランプする上下一対(複数)の昇降可能なクランプ20,30と、このうち下側のクランプ30の付近に配置され、下降する上記鋳造材Mを径方向に沿って切断する切断機(切断手段)40と、を含み、上記クランプ20,30は、上記鋳造材Mの下降方向に沿って互いに同期して、または個別に昇降可能に支持されると共に、クランプ20,30のうち少なくとも一方は、下降する上記鋳造材Mを常にクランプしている、アルミニウム用竪型連続鋳造装置1。
【選択図】 図1
Description
ところで、アルミニウムの鋳造材は、鋼や銅のように垂直方向に沿って多数のピンチローラで挟んで連続鋳造しつつ、途中から湾曲させて水平方向に曲げることができない。このため、アルミニウムの竪型連続鋳造法は、大体6m位の長さまでしか連続鋳造できない故に、一般に半連続鋳造法と呼ばれていた。従って、上記塑性加工に用いる製品単位の鋳造材を数多く必要とする場合、生産性が低くコスト高を招く、という問題があった。
また、前述の横引き連続鋳造法による場合、得られる鋳造材の金属組織において合金元素が偏析することがあり、品質がバラツキ易い、という問題があった。
上記竪型連続鋳造装置では、最初の切断で鋳造材と下型とが離れるため、それ以後は下型で鋳造材を下方に引っ張れない。そのため、下型と離れた鋳造材を挟持し且つ下方に送る一対のクローラなどからなる送給手段を設けている。
しかしながら、前記ピンチローラや上記クローラを用いて連続鋳造する場合、以下のような問題点があった。
2.鋳造中に生じるアルミニウムの鋳造材の寸法変動や形状異常に対して、対処することには自ずと限界があった。
3.アルミニウムの鋳造材と前記ピンチローラやクローラとがスリップするため、当該鋳造材の外観形状や切断後のビレットの寸法に悪影響を及ぼす。
4.アルミニウムの鋳造材の周面をピンチローラやクローラが接触しつつ回転するため、係るローラやクローラが磨耗し、鋳造材の寸法や形状が変動する。
5.アルミニウムの鋳造材の断面寸法または形状を変更する場合、対向するピンチローラ同士間やクローラ同士間の間隔を変更し且つ芯合わせする等、大がかりな段取り作業が必要となるため、生産性を著しく低下させる。
即ち、本発明のアルミニウム用竪型連続鋳造装置(請求項1)は、アルミニウム(その合金を含む、以下も同じ)の溶湯が注下される鋳型と、係る鋳型の下方に位置し且つ係る鋳型から下降するアルミニウムの鋳造材を径方向からクランプする上下複数の昇降可能なクランプと、係る複数のクランプにおける少なくとも1つのクランプの付近に配置され、上記下降するアルミニウムの鋳造材を径方向に沿って切断する切断手段と、を含み、上記複数のクランプは、上記アルミニウムの鋳造材の下降方向に沿って、互いに同期して、または個別に昇降可能に支持されると共に、少なくとも1つのクランプは、下降する上記アルミニウムの鋳造材を常にクランプしている、ことを特徴とする。
更に、前記クランプは、互いに接近・離間可能な一対の爪片を含み、係る爪片同士の間にアルミニウムの鋳造材を把持(クランプ)するため、アルミニウムの溶湯漏れによる悪影響を受けにくく、下降する鋳造材の軌跡の芯ブレが生じにくい。このため、クランプが鋳造材とスリップしにくく且つ磨耗し難いので、当該鋳造材およびこれを切断したビレットの寸法・形状精度が向上し且つ安定する。
尚、アルミニウムの竪型連続鋳造装置に用いる鋳型は、平面視が円形またはほぼ四角形(正方形または長方形)で且つ下向きに僅かに拡径する鋳込孔を内側に有し、係る鋳込孔の周囲に設けた中空部の下側出隅部のスリット孔などから冷却水をほぼ逆円錐形状に噴射するものであり、以下においても同じである。上記鋳込孔の形状に伴って、竪型連続鋳造される鋳造材の断面は、円形またはほぼ四角形となる。また、前記切断手段は、丸鋸またはチェーンソーと、これらを回転および水平移動に支持するモータやスライド機構などとを含んでいる。
これによれば、鋳型から下降する鋳造材を、複数のクランプのうち少なくとも1つで常にクランプしつつ所定の軌跡に沿って確実に下降させられると共に、係る鋳造材を先端(下端)側から順次切断してビレットなどを連続的に得ることができる。尚、上記ガイドは、例えば垂直に配置したH鋼などの鋼材を用いたレールとしたり、垂直で細長い凹溝を含むものであり、これらにクランプ側の凹部または凸部などが直に、あるいはローラなどを介して係合する。
これによれば、複数のクランプが個別に多関節ロボットに取付けられるため、前記ガイドを省略して、鋳型から下降する鋳造材を、3次元方向に移動する複数のクランプのうち、少なくとも1つのクランプで常にクランプしつつ所定の軌跡に沿って確実に下降させることができる。従って、係る鋳造材を先端側から順次切断してビレットなどを連続的に得ることができる。
これによれば、鋳造の開始直後において、鋳型から下降する鋳造材は、その先端(下端)が下型の上端に接触して凝固しつつ支持された状態で、当該鋳造の鋳造速度により下降すると共に、所定の位置で複数のクランプにおける何れか乃至全てにクランプされる。このため、鋳造開始時において下降する鋳造材を、クランプにスムースにクランプさせつつ、切断手段寄りに移動させることができる。
尚、上記下型は、その上端部が上記鋳型の鋳込孔に挿入可能で且つ鋳造される鋳造材と共に同期して下降するように構成されており、以下においても同じである。
これによれば、鋳型からクランプされつつ下降した鋳造材を、その先端(下端)寄りから所定の長さに切断することで、ビレットを連続して得ることができる。
尚、上記切断手段は、最下段のクランプの一部にその丸鋸などを回転および水平移動可能に支持する形態としても良い。また、上記切断手段は、専用ガイドまたはの多関節ロボットの先端側に回転および水平移動可能に取り付け、且つ最下段のクランプまたはその他のクランプと同期して昇降可能としても良い。
図1,図2は、本発明のアルミニウム用竪型連続鋳造装置(以下、単に連続鋳造装置と称する)1を示す側面図および正面図である。
連続鋳造装置1は、図1,図2に示すように、アルミニウム(その合金を含む)の溶湯mが注下される水冷式の鋳型2、その上方に配置される円筒形の断熱材5、これらの外側を包囲する電磁撹拌装置6、上記鋳型2に位置するガイド10、上・下クランプ20,30、および丸鋸(切断手段)40などを含んでいる。
上記鋳型2は、内側の鋳込孔4の下側出隅部に沿って斜め下向きでリング形状のスリット孔sを有し、その中空部3に充填した冷却水wを斜め下向きにほぼ円錐形状にして噴射可能としている。鋳込孔4は、平面視が円形で且つ下寄りほど僅かに拡径している。尚、スリット孔sに替えて、多数の細孔を形成しても良い。
更に、電磁撹拌装置6は、図示のように、鋳型2および断熱材5を包囲するように平面視が円形の多数のコイルを全体ほぼ円筒形に巻き付けたもので、係るコイルに通電した際に生じる磁界に伴い誘導される力で、上記鋳込孔4内に注湯されたアルミニウムの溶湯mを攪拌する。この結果、凝固組織が分断されてほぼ球形状の結晶を多く有し、半溶湯成形などに適したアルミニウムの鋳造材Mにすることができる。このため、上記溶湯mは、合金元素などの成分の偏析のない鋳造材Mとなる。
尚、上記鋳型2などは、鋳込孔4の下側に連通するテーパ孔を有する図示しない耐熱リングを介して、建家のデッキ(図示せず)などに支持されている。
また、上・下クランプ20,30の下側のフロア7には、ピット8が形成され、係るピット8には、上記鋳造材Mの先端(下端)に上端が接触しつつ同期して下降する円柱形の下型9の少なくとも下部が、昇降可能に配置されている。係る下型9は、上記鋳造材Mの断面と相似形の円形断面を有し、その上端部は、上昇した際に前記鋳型2の鋳込孔4に挿入可能である。
上クランプ20は、図3の上方に示すように、ほぼ直方体のベース21、係るベース21の裏面に垂直に設けた断面ほぼT字形である左右一対の凹溝22、ベース21の表面に水平に設けた蟻溝23、および、係る蟻溝23に基端の先広部25が係合し且つ水平方向に沿って互いに接近・離間する左右一対の爪片24a,24bを、備えている。
尚、ベース21には、例えば図示しないロープの一端がプーリを介して接続され、係るロープの他端側が巻き付けられるドラムをモータ(何れも図示せず)などで回転することにより、昇降可能とされている。尚、H鋼10a,10bに沿ったリニアモータにより、ベース21を昇降可能としても良い。
また、一対の爪片24a,24bは、これらの中間から個別に垂下する垂直片26に、ベース21に固定した油圧シリンダ28のピストンロッド27を係合することで、図3中の一点鎖線の矢印で示すように、前記蟻溝23の長手(水平)方向に沿って互いに接近・離間(以下、単に「接・離」と記載する)する。
尚、ベース31の下辺には、水平な支持部31aが、上記爪片34aなどと平行で且つこれらよりも長く延びており、係る支持部31aの先端に図示しないモータで回転される回転軸42を有する前記図1,図2で示した丸鋸40が支持され、且つ当該丸鋸40はベース31寄りに水平移動可能とされている。また、丸鋸40は、下降する鋳造材Mに接触しない位置、例えば図3でベース31の左端の前方にて待機しており、切断時にのみベース31寄りに回転ししつ水平移動する。
また、図3で左側の爪片34a,35aと右側の爪片34b,35bとは、それらの中間で垂直片37により個別に連結されている。各垂直片37に対し、ベース31に固定した2個の油圧シリンダ39のピストンロッド38を個別に係合することで、図3中の一点鎖線の矢印で示すように、前記蟻溝33a,33bの長手(水平)方向に沿って上側の爪片34a,34bと下側の爪片35a,35bとを、互いに接・離可能としている。
予め、鋳造直前の状態において、鋳型2の鋳込孔4内に下型9の上端部が進入するように当該下型9を上昇させる。この際、下型9は、上クランプ20の爪片24a,24b間および下クランプ30の爪片34a,34b間と爪片35a,35b間に挟持(クランプ)されている。係る状態で、図1,図2中で上方の矢印で示すように、図示しない溶解炉または保持炉などから注下されるアルミニウム(その合金を含む)の溶湯mを鋳型2の鋳込孔4内に注下する。
上記アルミニウムの溶湯mは、電磁攪拌装置6による攪拌を受けつつ、鋳型2、下型9、および鋳型2の中空部3から前記スリット孔sを介して噴射される冷却水wとにより冷却される。その結果、上記溶湯mは、図1,図2に示すように、周囲から徐々に凝固してほぼ円柱形を呈するアルミニウムの鋳造材Mとなり、下向きに伸長しつつ下降し始める。
上記鋳造材Mは、離間している下クランプ30の爪片34a,34b間と爪片35a,35b間とを通過して下降した後、図5の下方に示すように、互いに接近した爪片34a,34b間および爪片35a,35b間に挟持される。この直後において、図5の破線の矢印で示すように、当該鋳造材Mは、上クランプ20の互いに離間した24a,24bから開放される。
係る状態で、鋳造材Mは、下クランプ30と同期して下降する。この間において、前記下型9も同期しつつ下降している。
その結果、図7に示すように、前記鋳造材Mの下端寄りで所定長さの部分は、ビレットBとして、前記ピット8の外側のフロア7上に取り出される。係るビレットBが取り出された直後に、下クランプ30の爪片34a,34bおよび爪片35a,35bは、図7中の破線または一点鎖線の矢印で示すように、互いに離間して鋳造材Mを開放すると共に、丸鋸40は、当初の待機位置に復帰する。
引き続いて、連続鋳造され且つ下降するアルミニウムの鋳造材Mは、図8に示すように、上クランプ20の24a,24b間に挟持されつつ下降する。係る鋳造材Mの下端(先端)が所定の位置に下降すると、図9に示すように、下クランプ30の爪片34a,34bおよび爪片35a,35bが係る鋳造材Mの下部を挟持すると共に、当該鋳造材Mおよび上クランプ20と共に同期しつつ下降する。
次に、上記鋳造材Mの下端が所定の位置に下降した際、図10の破線の矢印で示すように、上クランプ20の24a,24bが互いに離間して、当該鋳造材Mを開放する。
係る状態で、図11中で一点鎖線の矢印で示すように、回転する丸鋸40がベース31寄りに水平移動した後、上・下クランプ20,30と同期して下降しつつある鋳造材Mを、その下端から所定の長さで径方向に沿って切断する。
その結果、前記図7と同様に、前記鋳造材Mの下端寄りで所定長さの部分は、ビレットBとして、前記ピット8の外側のフロア7上に取り出される。
これ以降は、図7乃至図11の動作が繰り返して行われる。この結果、アルミニウムの溶湯mを前記鋳型2に注下する限り、所定長さおよび直径である所要数のビレットBを連続して製造することができる。
更に、鋳型2を鋳込孔4が異なる寸法や形状のものに変更する際は、上・下クランプ20,30の爪片24a,24b間、爪片34a,34b間、および爪片35a,35b間が接近する際の距離(ストローク)を変更するだけで、極めて容易に段取りすることが可能となる。更に、鋳込孔4が断面ほぼ正方形の鋳型2に変更する場合でも、上記と同様にして容易に対応することができる。この際には、爪片24a,24bなどは、前記アール面rのないものを用いるものとする。
尚、丸鋸40は、上クランプ20にも別個に取り付けたり、あるいは下クランプ30とは別個にして、その付近に独立して移動可能に配置しても良い。また、前記クランプは、鋳造材Mが下降する上下方向に沿って3固以上としも良く、このうち、中間と最下段のクランプとに前記丸鋸40を配置するようにしても良い。
以上のような連続鋳造装置1aによれば、上・下クランプ20,30は、専用のガイド13,15に昇降可能に支持されているため、アルミニウムの鋳造材Mを任意の位置で自在にクランプできると共に、互いの距離を最小限にすることも可能となる。尚、上・下クランプ20,30は、各々の爪片24a,24bと爪片34a,34bなどが干渉しないように昇降する。また、上・下クランプ20,30の間に、更に専用のガイドに昇降可能に支持された中間クランプを配置することも可能である。
図13に示すように、上・下クランプ20,30は、各々のベース21,31を、多関節ロボット50,60の先端に個別に取り付けられている。
上クランプ20を取り付ける多関節ロボット50は、アルミニウムの鋳造材Mが下降する軌跡の中間に位置するデッキ44上に設けた回転部51、その上に立設する支持部52、下アーム54、上アーム56、ベース21の裏面に設けた固定部58、およびこれらの間に位置するピン53,55,57を備えている。
また、図13に示すように、下クランプ30を取り付ける多関節ロボット60は、フロア7上で且つピット8の周囲に設けた回転部61、その上に立設する支持部62、下アーム64、上アーム66、前記ベース31の裏面に設けた固定部68、およびこれらの間に位置するピン63,65,67を備えている。
具体的には、図13中の二点鎖線の矢印で示すように、下アーム54,64および上アーム56,66を垂直方向に沿って旋回運動させることで、ベース21,31を介して、上・下クランプ20,30に対し、鋳造材Mが下降する軌跡の中間および下部において、前記図4乃至図11に示した所定の動作を成さしめることができる。即ち、上クランプ20の爪片24a,24bによる鋳造材Mの把持および開放と、下クランプ30の爪片34a,34b,35a,35bによる鋳造材Mの把持、その際における丸鋸40による切断、および開放とを、当該鋳造材Mの下降速度と同期させつつ所要の位置で個別に行える。
以上のような多関節ロボット50,60を用いる連続鋳造装置1bによれば、前記のようなガイド10,13,15を省略でき、前記鋳型2とピット8との間の空間を有効に活用できると共に、建設コストを低減することも可能となる。しかも、上・下クランプ20,30に対し、前記図4乃至図11に示した所定の動作を正確に行わせるべく、多関節ロボット50,60の制御部(図示せず)に対し、所要のプログラムを入力するだけで良いため、管理およびメンテナンスも容易となる。
尚、丸鋸40は、上クランプ20の付近にも別途に配置しても良い。また、回転部51,61を活用することで、多関節ロボット50,60を任意の位置に設置することが一層容易となる。更に、前記連続鋳造装置1bでは、多関節ロボットを3台以上を併用することにより、下降する鋳造材Mの上下3箇所以上で同数のクランプにより、前記各動作を振り分けて成さしめることも可能である。
例えば、前記鋳型2の鋳込孔4を断面ほぼ正方形または長方形とし、連続鋳造される鋳造材Mの断面をこれらと相似形のもの(例えば、スラブ用の鋳造材)としても良い。
また、前記ガイド10,13,15のように一対のH型鋼10a,10bなどに限らず、各クランプのベースを昇降可能に支持する多段式ブームをガイドとしても用いても良い。
更に、1つの連続鋳造装置において、一方のクランプを前記一対のH型鋼10a,10bからなる前記ガイド10などにより支持し、他方のクランプを多関節ロボットに取り付けて支持するようにしても良い。
尚、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で各種の変更が可能である。
2……………………鋳型
9……………………下型
10,13,15…ガイド
20…………………上クランプ(クランプ)
30…………………下クランプ(クランプ)
40…………………丸鋸(切断手段)
50,60…………多関節ロボット
m……………………アルミニウムの溶湯
M……………………アルミニウムの鋳造材
Claims (5)
- アルミニウムの溶湯が注下される鋳型と、
上記鋳型の下方に位置し且つ係る鋳型から下降するアルミニウムの鋳造材を径方向からクランプする上下複数の昇降可能なクランプと、
上記複数のクランプにおける少なくとも1つのクランプの付近に配置され、上記下降するアルミニウムの鋳造材を径方向に沿って切断する切断手段と、を含み、
上記複数のクランプは、上記アルミニウムの鋳造材の下降方向に沿って、互いに同期して、または個別に昇降可能に支持されると共に、少なくとも1つのクランプは、下降する上記アルミニウムの鋳造材を常にクランプしている、
ことを特徴とするアルミニウム用竪型連続鋳造装置。 - 前記複数のクランプは、前記アルミニウムの鋳造材の下降方向に沿って配置された単一のガイドまたは複数個の専用のガイドに昇降可能で且つ上記鋳造材と同期して下降するように支持されている、
請求項1に記載のアルミニウム用竪型連続鋳造装置。 - 前記複数のクランプは、前記アルミニウムの鋳造材の下降方向に沿った異なる位置に配置した複数の多関節ロボットに個別に取付けられている、
請求項1に記載のアルミニウム用竪型連続鋳造装置。 - 前記鋳型の下方には、係る鋳型から下降するアルミニウムの鋳造材の先端部に接触し且つ当該鋳造材と同期して下降する下型が昇降可能に配置されている、
請求項1乃至3の何れか一項記載にアルミニウム用竪型連続鋳造装置。 - 前記切断手段は、前記複数のクランプのうち最下段の前記クランプと同期して昇降可能とされている、
請求項1乃至4の何れか一項記載にアルミニウム用竪型連続鋳造装置。
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