JPH09293292A - 磁気記録再生装置 - Google Patents
磁気記録再生装置Info
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- JPH09293292A JPH09293292A JP8107069A JP10706996A JPH09293292A JP H09293292 A JPH09293292 A JP H09293292A JP 8107069 A JP8107069 A JP 8107069A JP 10706996 A JP10706996 A JP 10706996A JP H09293292 A JPH09293292 A JP H09293292A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 映像入力端子14aからの映像信号は、映像
信号処理回路20aおよび同期分離回路22に与えられ
る。同期分離回路22は、映像信号から垂直同期信号を
抽出し、この垂直同期信号に基づいて、デューティ比が
60%と27.5%のパルスが生成される。また、音声
入力端子14bからの音声信号は、無音部検出回路32
に与えられ、そこにおいて、音声信号の無音部分が検出
される。無音部分が検出されると、シスコン38は、デ
ューティ比27.5%のコントロールパルスを選択する
ように、スイッチ44を切り換える。そして、このコン
トロールパルスつまりVISS信号が、コントロールヘ
ッド26によって、磁気テープ28のコントロールトラ
ックに記録される。 【効果】 無音部分にVISS信号(またはVASS信
号)が記録されるので、S/N比の劣化したテープでも
正確な頭出しを行い得る。
信号処理回路20aおよび同期分離回路22に与えられ
る。同期分離回路22は、映像信号から垂直同期信号を
抽出し、この垂直同期信号に基づいて、デューティ比が
60%と27.5%のパルスが生成される。また、音声
入力端子14bからの音声信号は、無音部検出回路32
に与えられ、そこにおいて、音声信号の無音部分が検出
される。無音部分が検出されると、シスコン38は、デ
ューティ比27.5%のコントロールパルスを選択する
ように、スイッチ44を切り換える。そして、このコン
トロールパルスつまりVISS信号が、コントロールヘ
ッド26によって、磁気テープ28のコントロールトラ
ックに記録される。 【効果】 無音部分にVISS信号(またはVASS信
号)が記録されるので、S/N比の劣化したテープでも
正確な頭出しを行い得る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は磁気記録再生装置に関
し、特にたとえば、外部入力端子から与えられる他のビ
デオテープレコーダまたはレーザーディスク等によって
記録媒体から再生された映像信号および音声信号を磁気
記録媒体に記録する、いわゆるダビング機能を有する磁
気記録再生装置に関する。
し、特にたとえば、外部入力端子から与えられる他のビ
デオテープレコーダまたはレーザーディスク等によって
記録媒体から再生された映像信号および音声信号を磁気
記録媒体に記録する、いわゆるダビング機能を有する磁
気記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近のたとえばビデオテープレコーダの
多くには、番組または曲の頭出しを瞬時に行い得る、頭
出し機能が設けられており、使い勝手の向上または編集
作業の効率化を図る意味で必要不可欠なものとなってい
る。この頭出し機能としては、たとえば磁気テープを高
速で走行させ、音声信号のなくなる無音部分を検出する
方式が一般的である。つまり、無音部分が所定期間以上
続いた場合に、その無音部分を曲(番組)と曲(番組)
の間と判断して、その位置から通常再生モードに移行す
るものである。
多くには、番組または曲の頭出しを瞬時に行い得る、頭
出し機能が設けられており、使い勝手の向上または編集
作業の効率化を図る意味で必要不可欠なものとなってい
る。この頭出し機能としては、たとえば磁気テープを高
速で走行させ、音声信号のなくなる無音部分を検出する
方式が一般的である。つまり、無音部分が所定期間以上
続いた場合に、その無音部分を曲(番組)と曲(番組)
の間と判断して、その位置から通常再生モードに移行す
るものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、度重なるダビ
ング編集によって、磁気テープのS/N比が酷く劣化し
ている場合には、無音部分がノイズにより検出困難とな
り、その結果、頭出し機能が誤動作して、所望の曲(番
組)が頭出しできないといった問題があった。それゆえ
に、この発明の主たる目的は、ダビングによってS/N
比が劣化した磁気テープであっても、頭出しが正確に行
い得る、磁気記録再生装置を提供することである。
ング編集によって、磁気テープのS/N比が酷く劣化し
ている場合には、無音部分がノイズにより検出困難とな
り、その結果、頭出し機能が誤動作して、所望の曲(番
組)が頭出しできないといった問題があった。それゆえ
に、この発明の主たる目的は、ダビングによってS/N
比が劣化した磁気テープであっても、頭出しが正確に行
い得る、磁気記録再生装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、外部から映
像信号および音声信号を受ける外部入力端子を有し、こ
の外部入力端子からの映像信号および音声信号を磁気記
録媒体に記録する磁気記録再生装置において、外部入力
端子からの音声信号を受けてその音声信号の無音部分を
検出する無音部検出手段、磁気記録媒体のコントロール
トラックにVISS信号またはVASS信号を記録する
記録手段、および無音部検出手段において無音部分が検
出されたとき記録手段を能動化する手段を備える、磁気
記録再生装置である。
像信号および音声信号を受ける外部入力端子を有し、こ
の外部入力端子からの映像信号および音声信号を磁気記
録媒体に記録する磁気記録再生装置において、外部入力
端子からの音声信号を受けてその音声信号の無音部分を
検出する無音部検出手段、磁気記録媒体のコントロール
トラックにVISS信号またはVASS信号を記録する
記録手段、および無音部検出手段において無音部分が検
出されたとき記録手段を能動化する手段を備える、磁気
記録再生装置である。
【0005】
【作用】ダビング編集時、録画(または録音)用の磁気
記録媒体がセットされた記録再生装置には、外部入力端
子から、オリジナルテープ等から再生された映像信号お
よび音声信号が入力される。外部入力端子から入力され
た音声信号は無音部検出手段に与えられ、そこで音声信
号の無音部分が検出される。無音部分が検出されると、
記録手段は能動化され、磁気記録媒体のコントロールト
ラックにVISS信号またはVASS信号が記録され
る。このVISS信号またはVASS信号によって、曲
または番組の頭出しが瞬時に行なわれる。
記録媒体がセットされた記録再生装置には、外部入力端
子から、オリジナルテープ等から再生された映像信号お
よび音声信号が入力される。外部入力端子から入力され
た音声信号は無音部検出手段に与えられ、そこで音声信
号の無音部分が検出される。無音部分が検出されると、
記録手段は能動化され、磁気記録媒体のコントロールト
ラックにVISS信号またはVASS信号が記録され
る。このVISS信号またはVASS信号によって、曲
または番組の頭出しが瞬時に行なわれる。
【0006】
【発明の効果】この発明によれば、ダビング編集時に音
声信号の無音部分にVISS信号またはVASS信号を
記録するようにしたので、このVISS信号またはVA
SS信号に基づいて、正確な頭出しが実施できる。特
に、2世代,3世代…と繰り返してダビングされたS/
N比の劣化したテープにおいては、その効果は絶大であ
る。
声信号の無音部分にVISS信号またはVASS信号を
記録するようにしたので、このVISS信号またはVA
SS信号に基づいて、正確な頭出しが実施できる。特
に、2世代,3世代…と繰り返してダビングされたS/
N比の劣化したテープにおいては、その効果は絶大であ
る。
【0007】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0008】
【実施例】図1を参照して、この実施例の磁気記録再生
装置10は、他の磁気記録再生装置12からの再生信号
を受ける入力端子14を含む。この入力端子14は、映
像信号を受ける映像入力端子14aと音声信号を受ける
音声入力端子14bを含み、映像入力端子14aは磁気
記録再生装置12の映像出力端子16aと、音声入力端
子14bは磁気記録再生装置12の音声出力端子16b
と、それぞれ接続される。つまり、再生側である磁気記
録再生装置12の出力端子16を、録画側である磁気記
録再生装置10の入力端子14に接続する。
装置10は、他の磁気記録再生装置12からの再生信号
を受ける入力端子14を含む。この入力端子14は、映
像信号を受ける映像入力端子14aと音声信号を受ける
音声入力端子14bを含み、映像入力端子14aは磁気
記録再生装置12の映像出力端子16aと、音声入力端
子14bは磁気記録再生装置12の音声出力端子16b
と、それぞれ接続される。つまり、再生側である磁気記
録再生装置12の出力端子16を、録画側である磁気記
録再生装置10の入力端子14に接続する。
【0009】磁気記録再生装置12において、磁気テー
プ(図示せず)から読み出された映像信号および音声信
号は、映像信号処理回路18aおよび音声信号処理回路
18bにおいて、通常の処理が施される。つまり、たと
えば、映像信号は、輝度信号と色信号とに分離された
後、輝度信号はFM復調してからデエンファシスされ、
色信号は、周波数変換される。そして両者は混合され
る。一方、図示しないオーディオヘッドによって読み取
られた音声信号は、補償増幅された後、ALC回路(図
示せず)でレベルが調整される。
プ(図示せず)から読み出された映像信号および音声信
号は、映像信号処理回路18aおよび音声信号処理回路
18bにおいて、通常の処理が施される。つまり、たと
えば、映像信号は、輝度信号と色信号とに分離された
後、輝度信号はFM復調してからデエンファシスされ、
色信号は、周波数変換される。そして両者は混合され
る。一方、図示しないオーディオヘッドによって読み取
られた音声信号は、補償増幅された後、ALC回路(図
示せず)でレベルが調整される。
【0010】マスタ側の磁気記録再生装置12で再生さ
れ、映像信号処理回路18aおよび音声信号処理回路1
8bで信号処理された信号は、出力端子16から入力端
子14に与えられる。映像入力端子14aで受けた映像
信号は、映像処理回路20aに与えられるとともに、同
期分離回路22においてサーボの基準となる垂直同期信
号が抽出される。抽出したたとえば60Hzに相当する
垂直同期信号は、60%デューティパルス発生回路24
に与えられ、そこにおいて、デューティ比が60%の信
号が生成される。そして、この信号は増幅された後、コ
ントロールパルスとして、コントロールヘッド26によ
って、磁気テープ28のコントロールトラックに記録さ
れる。
れ、映像信号処理回路18aおよび音声信号処理回路1
8bで信号処理された信号は、出力端子16から入力端
子14に与えられる。映像入力端子14aで受けた映像
信号は、映像処理回路20aに与えられるとともに、同
期分離回路22においてサーボの基準となる垂直同期信
号が抽出される。抽出したたとえば60Hzに相当する
垂直同期信号は、60%デューティパルス発生回路24
に与えられ、そこにおいて、デューティ比が60%の信
号が生成される。そして、この信号は増幅された後、コ
ントロールパルスとして、コントロールヘッド26によ
って、磁気テープ28のコントロールトラックに記録さ
れる。
【0011】映像信号処理回路20aに与えられた映像
信号は、そこで先に述べた映像信号処理回路18aにお
ける処理と逆の過程を経て、ビデオヘッド30によって
磁気テープ28に記録される。つまり、映像信号処理回
路20aに与えられた映像信号は、フィルタで輝度信号
と色信号とに分離された後、輝度信号はエンファシスを
かけてからFM変調される。そして、この変調信号と周
波数変換された色信号とが混合された後、ビデオヘッド
30によって、磁気テープ28のビデオトラックに記録
される。
信号は、そこで先に述べた映像信号処理回路18aにお
ける処理と逆の過程を経て、ビデオヘッド30によって
磁気テープ28に記録される。つまり、映像信号処理回
路20aに与えられた映像信号は、フィルタで輝度信号
と色信号とに分離された後、輝度信号はエンファシスを
かけてからFM変調される。そして、この変調信号と周
波数変換された色信号とが混合された後、ビデオヘッド
30によって、磁気テープ28のビデオトラックに記録
される。
【0012】一方、音声入力端子14aに与えられた音
声信号は、音声信号処理回路20bでレベルが調整され
るとともに、無音部検出回路32に供され、そこにおい
て、音声信号の無音部分が検出される。つまり、無音部
検出回路32は、たとえば、図2に示す回路で構成さ
れ、端子34から入力された音声信号は、積分回路およ
びコンパレータとして動作するオペアンプ36aおよび
36bによって、演算処理される。したがって、無音部
検出回路32からは、図3(a)および(b)に示す如
く、音声信号の無音部分の開始で立ち上がる矩形波信号
が出力される。この矩形波信号は、後段のシスコン38
に与えられる。
声信号は、音声信号処理回路20bでレベルが調整され
るとともに、無音部検出回路32に供され、そこにおい
て、音声信号の無音部分が検出される。つまり、無音部
検出回路32は、たとえば、図2に示す回路で構成さ
れ、端子34から入力された音声信号は、積分回路およ
びコンパレータとして動作するオペアンプ36aおよび
36bによって、演算処理される。したがって、無音部
検出回路32からは、図3(a)および(b)に示す如
く、音声信号の無音部分の開始で立ち上がる矩形波信号
が出力される。この矩形波信号は、後段のシスコン38
に与えられる。
【0013】シスコン38は、無音部分を示す矩形波信
号の立ち上がりを検出すると、垂直同期信号に基づいて
生成された60%デューティパルスとはデューティ比の
異なるパルス(コントロールパルス)を磁気テープ28
に記録する。つまり、磁気記録再生装置10は、60%
デューティパルス発生回路24とは別に、27.5%デ
ューティパルス発生回路40を有し、この27.5%デ
ューティパルス発生回路40において、同期分離回路2
2からの垂直同期信号に基づいて、デューティ比27.
5%のコントロールパルスが生成される。すなわち、こ
のデューティ比27.5%のコントロールパルスは、統
一頭出し規格(CTLコーディング方式)におけるVI
SS信号に相当する。シスコン38は、無音部検出回路
32の出力に応じて、60%デューティパルス発生回路
24および27.5%デューティパルス発生回路40の
出力を選択する。そして、選択されたどちらか一方のコ
ントロールパルスが磁気テープ28のコントロールトラ
ックに記録される。
号の立ち上がりを検出すると、垂直同期信号に基づいて
生成された60%デューティパルスとはデューティ比の
異なるパルス(コントロールパルス)を磁気テープ28
に記録する。つまり、磁気記録再生装置10は、60%
デューティパルス発生回路24とは別に、27.5%デ
ューティパルス発生回路40を有し、この27.5%デ
ューティパルス発生回路40において、同期分離回路2
2からの垂直同期信号に基づいて、デューティ比27.
5%のコントロールパルスが生成される。すなわち、こ
のデューティ比27.5%のコントロールパルスは、統
一頭出し規格(CTLコーディング方式)におけるVI
SS信号に相当する。シスコン38は、無音部検出回路
32の出力に応じて、60%デューティパルス発生回路
24および27.5%デューティパルス発生回路40の
出力を選択する。そして、選択されたどちらか一方のコ
ントロールパルスが磁気テープ28のコントロールトラ
ックに記録される。
【0014】動作において、マスタ側の磁気記録再生装
置12にダビングすべきオリジナルテープをセットし、
再生モードを指定する。それと同様に、スレーブ側の磁
気記録再生装置10に録画(または録音)用のテープを
セットして、頭出し録画(録音)モードを指定する。こ
の頭出し録画モードは、たとえば操作キーによって指定
されるものであって、このモードが指定された場合に限
り、上述したデューティ比27.5%のコントロールパ
ルス(いわゆるVISS信号)がコントロールトラック
に記録される。
置12にダビングすべきオリジナルテープをセットし、
再生モードを指定する。それと同様に、スレーブ側の磁
気記録再生装置10に録画(または録音)用のテープを
セットして、頭出し録画(録音)モードを指定する。こ
の頭出し録画モードは、たとえば操作キーによって指定
されるものであって、このモードが指定された場合に限
り、上述したデューティ比27.5%のコントロールパ
ルス(いわゆるVISS信号)がコントロールトラック
に記録される。
【0015】オリジナルテープからの映像信号は、映像
入力端子14aから磁気記録再生装置10に入力され、
映像信号処理回路20aで通常の処理が行なわれるとと
もに、同期分離回路22に与えられて、垂直同期信号が
抽出される。この垂直同期信号に基づいて、60%デュ
ーティパルス発生回路24および27.5%デューティ
パルス発生回路40において、デューティ比が27.5
%および60%のコントロールパルスが生成される。
入力端子14aから磁気記録再生装置10に入力され、
映像信号処理回路20aで通常の処理が行なわれるとと
もに、同期分離回路22に与えられて、垂直同期信号が
抽出される。この垂直同期信号に基づいて、60%デュ
ーティパルス発生回路24および27.5%デューティ
パルス発生回路40において、デューティ比が27.5
%および60%のコントロールパルスが生成される。
【0016】一方、音声入力端子14bから入力された
音声信号は、音声信号処理回路20bで通常の処理が行
なわれた後、オーディオヘッド42によって、磁気テー
プ28のオーディオトラックに記録される。また、音声
信号は、先に述べたように、無音部検出回路32に与え
られ、その無音部分が検出される。そして、無音部検出
回路32からは、図3(b)に示すように、矩形波信号
がシスコン38に対して出力される。シスコン38は、
無音部分が検出されると、約60個のデューティ比2
7.5%のコントロールパルスを磁気テープ28に記録
するようにスイッチ44を切り換える。スイッチ44に
よって選択されたコントロールパルスは、アンプ46で
増幅された後、コントロールヘッド26によって、磁気
テープ28のコントロールトラックに記録される。した
がって、コントロールトラックには、図3(b)および
(c)に示す如く、音声信号の無音部分の検出期間に限
って、VISS信号が記録される。
音声信号は、音声信号処理回路20bで通常の処理が行
なわれた後、オーディオヘッド42によって、磁気テー
プ28のオーディオトラックに記録される。また、音声
信号は、先に述べたように、無音部検出回路32に与え
られ、その無音部分が検出される。そして、無音部検出
回路32からは、図3(b)に示すように、矩形波信号
がシスコン38に対して出力される。シスコン38は、
無音部分が検出されると、約60個のデューティ比2
7.5%のコントロールパルスを磁気テープ28に記録
するようにスイッチ44を切り換える。スイッチ44に
よって選択されたコントロールパルスは、アンプ46で
増幅された後、コントロールヘッド26によって、磁気
テープ28のコントロールトラックに記録される。した
がって、コントロールトラックには、図3(b)および
(c)に示す如く、音声信号の無音部分の検出期間に限
って、VISS信号が記録される。
【0017】以上のように、曲間(無音部分)の検出が
比較的容易にできるS/N比の良好なオリジナルテープ
をダビングする際に、頭出し録画(録音)モードを指定
し、無音部分が検出された時点でコントロールトラック
に頭出し規格のVISS信号を記録するようにしたの
で、従来の無音部分を検出して頭出しする方式のよう
に、S/N比の劣化に伴い曲間の検出が困難となって、
頭出し機能が誤動作に至るといった問題は解消できる。
比較的容易にできるS/N比の良好なオリジナルテープ
をダビングする際に、頭出し録画(録音)モードを指定
し、無音部分が検出された時点でコントロールトラック
に頭出し規格のVISS信号を記録するようにしたの
で、従来の無音部分を検出して頭出しする方式のよう
に、S/N比の劣化に伴い曲間の検出が困難となって、
頭出し機能が誤動作に至るといった問題は解消できる。
【0018】なお、上述の実施例では、曲間(無音部
分)を検出した時点でVISS信号を記録するようにし
ているが、VISS信号の代わりとして、たとえば曲の
順番などのデータを含むVASS信号を曲間のコントロ
ールトラックに記録するようにしてもよいことはもちろ
んである。また、シスコン38は、無音部検出回路32
において検出された音声信号の無音部分期間をカウント
するカウンタ(図示せず)を含み、無音部分が所定期間
以上続いた場合に、VISS信号またはVASS信号を
記録するようにすれば、クラシック音楽のように無音部
分の比較的多い信号であっても、不必要に頭出し機能が
動作することはなくなる。
分)を検出した時点でVISS信号を記録するようにし
ているが、VISS信号の代わりとして、たとえば曲の
順番などのデータを含むVASS信号を曲間のコントロ
ールトラックに記録するようにしてもよいことはもちろ
んである。また、シスコン38は、無音部検出回路32
において検出された音声信号の無音部分期間をカウント
するカウンタ(図示せず)を含み、無音部分が所定期間
以上続いた場合に、VISS信号またはVASS信号を
記録するようにすれば、クラシック音楽のように無音部
分の比較的多い信号であっても、不必要に頭出し機能が
動作することはなくなる。
【図1】この発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1実施例の無音部検出回路を示す回路図であ
る。
る。
【図3】(A)は図1実施例の無音部検出回路に入力さ
れる音声信号を示す波形図であり、(B)は無音部検出
回路からの出力信号を示す波形図であり、(C)は無音
部検出回路で検出した結果に基づいて磁気テープのコン
トロールトラックに記録されたコントロールパルスの波
形図である。
れる音声信号を示す波形図であり、(B)は無音部検出
回路からの出力信号を示す波形図であり、(C)は無音
部検出回路で検出した結果に基づいて磁気テープのコン
トロールトラックに記録されたコントロールパルスの波
形図である。
10,12 …磁気記録再生装置 22 …同期分離回路 24 …60%デューティパルス発生回路 26 …コントロールヘッド 28 …磁気テープ 32 …無音部検出回路 38 …シスコン 40 …27.5%デューティパルス発生回路 44 …スイッチ
Claims (1)
- 【請求項1】外部から映像信号および音声信号を受ける
外部入力端子を有し、この外部入力端子からの前記映像
信号および前記音声信号を磁気記録媒体に記録する磁気
記録再生装置において、 前記外部入力端子からの前記音声信号を受けてその音声
信号の無音部分を検出する無音部検出手段、 前記磁気記録媒体のコントロールトラックにVISS信
号またはVASS信号を記録する記録手段、および前記
無音部検出手段において前記無音部分が検出されたとき
前記記録手段を能動化する手段を備える、磁気記録再生
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8107069A JPH09293292A (ja) | 1996-04-26 | 1996-04-26 | 磁気記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8107069A JPH09293292A (ja) | 1996-04-26 | 1996-04-26 | 磁気記録再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09293292A true JPH09293292A (ja) | 1997-11-11 |
Family
ID=14449708
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8107069A Withdrawn JPH09293292A (ja) | 1996-04-26 | 1996-04-26 | 磁気記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09293292A (ja) |
-
1996
- 1996-04-26 JP JP8107069A patent/JPH09293292A/ja not_active Withdrawn
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