JPH09292992A - 演算回路 - Google Patents

演算回路

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JPH09292992A
JPH09292992A JP10591996A JP10591996A JPH09292992A JP H09292992 A JPH09292992 A JP H09292992A JP 10591996 A JP10591996 A JP 10591996A JP 10591996 A JP10591996 A JP 10591996A JP H09292992 A JPH09292992 A JP H09292992A
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circuit
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arithmetic
cpu
signal
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JP10591996A
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Takaaki Kawashima
隆明 川島
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NEC Engineering Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CPUのスループットを向上でき、種々の特
殊状態に対応可能である演算回路を提供する。 【解決手段】 データ読み出し用のOR回路22、デー
タ書込み用のOR回路21、バッファ回路11、入力レ
ジスタ12、演算操作回路(1)〜(L)13〜17、
出力レジスタ18、操作制御回路23などで演算回路5
を構成する。データバス32を経て出力されたデータは
バッファ回路11を経て入力レジスタ12に書込まれ保
持される。演算操作回路(1)13〜演算操作回路
(L)17は、この保持されたデータに基づいて所定の
演算処理を行い、演算処理結果はバッファ回路11によ
りデータバス32を経てCPU1側に出力される。好ま
しくは、操作制御回路23に、演算操作回路(1)13
〜演算操作回路(L)17における演算終了をCPU1
に通知する割り込み制御回路を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、演算回路に関し、
特に、デジタル通信装置等に使用される演算回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、CPU(プログラムされた主制御
手段:中央処理装置、以下同じ)を有するパネルや装置
などにおいて、画一化された固定処理を行う場合には、
該当する演算処理を必要個数分だけ順次行う処理方法が
実施されている。このような演算をCPU内部で行う場
合には、ROM(読出専用メモリ、以下同じ)に記憶さ
れた必要な演算の処理内容を読み出し、CPU内部の演
算レジスタを用いてこの演算を行う構成がとられる。ま
た、演算処理の内容により演算テーブルが必要な場合に
は、RAM(書換可能メモリ、以下同じ)を演算テーブ
ルに使用していた。
【0003】また、CPUの外部に演算回路を設けるこ
とで処理の高速化を図るようにした構成も知られてい
る。この場合、CPUは、演算すべきデータを演算回路
に渡してその処理内容を監視しながら終了を待つととも
に、演算回路による演算処理結果のデータをCPUが読
み出す方法がとられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
にCPU自体が演算処理を行う構成では、CPUに与え
られる処理項目が多い場合、項目当たりの処理時間と項
目数の積の処理時間を全体の処理に予め盛り込んでおく
必要がある。また、CPUの処理項目数や処理内容の発
生頻度により、CPUのスループットが低下するという
問題点がある。
【0005】一方、上記従来のCPU外部に演算回路を
設ける構成の場合、上記のようなCPUのスループット
が低下する問題は軽減されるものの、演算回路における
処理中にイレギュラージョブ、例えば特別な条件やイベ
ントが発生した場合については何等考慮されておらず、
このような特殊状態には対処できないという欠点があ
る。また、演算回路による演算処理結果をCPU以外の
外部回路にデータ転送する場合にも何等考慮されておら
ず、このような特殊状態には対処できないという欠点が
あった。
【0006】そこで本発明の課題は、CPUのスループ
ットを向上させることができ、種々の特殊状態にも対応
可能な演算回路を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の演算回路は、C
PUとの間で送受信されるデータが保持されるデータ保
持部と、このデータ保持部に保持されているデータに基
づいて所定の演算処理を行う演算処理部と、前記データ
保持部および前記演算処理部を制御する制御部とを有
し、前記制御部が、前記演算処理部からの演算終了の通
知の受信を契機に該演算終了を前記CPUに通知するこ
とを特徴とする。
【0008】また、本発明の他の演算回路は、CPUと
の間で送受信されるデータが書込まれて保持されるデー
タ保持部と、このデータ保持部に保持されているデータ
に基づいて所定の演算処理を行う演算処理部と、前記デ
ータ保持部および前記演算処理部を制御する制御部とを
有し、前記制御部が、前記演算処理部における演算処理
中にイレギュレラージョブが発生したことを検出した場
合は、その旨を前記CPUに通知して前記イレギュラー
ジョブの処理権を前記CPUに引き渡すことを特徴とす
る。
【0009】さらに、本発明の他の演算回路は、CPU
との間で送受信されるデータが書込まれて保持されるデ
ータ保持部と、このデータ保持部に保持されているデー
タに基づいて所定の演算処理を行う演算処理部と、前記
演算処理部における演算処理結果を前記CPU以外の外
部回路へデータ転送する手段を備えた制御部とを有する
ことを特徴とする。
【0010】上述の各演算回路では、処理シーケンスの
定まった特定の演算処理などをCPU以外の演算回路で
行うことで、当該演算処理のためにCPUが占有される
ことがなくなり、CPU内部における場合よりも速く演
算を行うことが可能となって、演算処理自体のスループ
ットが向上できる。
【0011】そして、演算回路での演算終了がCPUに
通知されることで、CPUは、従来のように演算中の処
理内容を監視しながら終了を待つ必要がなくなる。ま
た、演算回路での処理中に特別な条件やイベント等が発
生した場合にはCPUに通知して処理を引き渡したり、
演算回路自体が演算処理結果をCPU以外の外部回路に
データ転送して処理を終了することで、種々の特殊状態
にも対応できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態の演
算回路を説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る
演算回路を含むシステム全体の概要を示したブロック図
である。
【0013】このシステムは、CPU1、ROM2、R
AM3、アドレスデコーダ4、並びに演算回路5から構
成される。この演算回路5は、データ読み出し用のOR
回路22、データ書込み用のOR回路21、バッファ回
路11、入力レジスタ12、演算操作回路(1)〜
(L)13〜17、出力レジスタ18、操作制御回路2
3などから構成される。ここで、アドレスデコーダ4
は、CPU1からの演算回路5を示すアドレス信号を、
演算回路5をアクセスするための信号であるCS信号に
変換するものである。
【0014】バッファ回路11は、データ読み出し用の
OR回路22からの出力であるデータ読み出し信号62
に応じて、出力レジスタ18からの出力データ78、あ
るいはデータバス32との間におけるデータの方向制御
を行う。入力レジスタ12は、バッファ回路11からの
入力データ71のラッチを行う。演算操作回路(1)〜
(L)13〜17は、入力レジスタ12からのラッチデ
ータ72あるいはデータ73〜76の演算を行う。出力
レジスタ18は、演算操作回路(L)17からのデータ
77のラッチを行う。
【0015】操作制御回路23は、クロック81の入力
により、入力レジスタ12、演算操作回路(1)〜
(L)13〜17、出力レジスタ18に対して動作の制
御を行うものである。OR回路21は、アドレスデコー
ダ4からのCS信号43とCPU1からのWR信号51
をゲートするデータ書き込み用のOR回路である。ま
た、OR回路22は、アドレスデコーダ4からのCS信
号43とCPU1からのRD信号52をゲートするデー
タ読み出し用ORの回路である。
【0016】以上の構成となる本実施形態の演算回路に
おいて、CPU1に特定の演算処理が発生した場合、C
PU1は、演算回路5を示すアドレスをアドレスバス3
1に出力する。アドレスバス31のアドレスは、アドレ
スデコーダ4でCS信号43に変換され、OR回路21
とOR回路22に出力される。また、CPU1は、演算
処理を行うデータをデータバス32に出力するととも
に、WR信号51を出力する。OR回路21は、CS信
号43とWR信号51とをゲートしてデータ書き込み信
号61を出力する。
【0017】上記のように出力されたデータバス32上
のデータは、バッファ回路11を経て入力レジスタ12
に書き込まれる。なお、入力レジスタ12への書き込み
は、OR回路21からの書き込み信号61により行われ
る。また、データ書き込み時において、この書き込み信
号61は操作制御回路23にも出力され、これにより各
回路の操作が開始される。
【0018】ここで、クロック81は、十分に高速なク
ロックであり、操作制御回路23は、このクロック81
により動作を行う。入力レジスタ12に書き込まれたデ
ータ71は、ラッチデータ72として演算操作回路
(1)13に出力される。
【0019】演算操作回路(1)13は、操作制御回路
23が出力する制御信号(1)93により所定の演算を
開始し、またこの演算終了後のデータ(1)73を演算
操作回路(2)14に出力する。演算操作回路(2)1
4は、操作制御回路23が出力する制御信号(2)94
により演算を開始し、演算終了後のデータ(2)74を
次段の演算操作回路(L−1)16などに順次出力す
る。
【0020】このようにして演算が繰り返されて、最終
的に、演算操作回路(L)17は、データ(L)77を
出力レジスタ18に出力する。出力レジスタ18は、操
作制御回路23が出力するデータラッチ信号98によ
り、データ(L)77を演算処理結果としてラッチす
る。なお、当然のことではあるが、操作制御回路23が
出力する各々の制御信号93、94、96、97やデー
タラッチ信号98は、各々の演算操作回路13〜17の
処理時間の間隔にあわせて出力される。
【0021】そして、CPU1において上記の演算処理
結果を読み出す場合には、CPU1は、まず、演算回路
5を示すアドレスをアドレスバス31に出力する。この
アドレスバス31のアドレスは、アドレスデコーダ4で
CS信号43に変換され、OR回路21とOR回路22
にそれぞれ出力される。
【0022】CPU1はさらに、演算処理結果を読み出
すために、RD信号52を出力する。すると、OR回路
22は、CS信号43とRD信号52をゲートしてデー
タ読み出し信号62を出力する。これにより、出力レジ
スタ18上のデータは、バッファ回路11を経てデータ
バス32に出力される。そして、CPU1は、データバ
ス32上の演算処理結果を読み込み、これにより、一連
の演算動作が終了する。なお、演算操作を再度行う場合
には、以上の処理が繰り返されて実行される。
【0023】なお、以上説明した図1の演算回路5にお
いて、操作制御回路23に割り込み制御回路を設けて、
演算終了をCPUに通知する構成としても良い。また、
この割り込み制御回路により、演算処理中にイレギュラ
ージョブ、例えば特別な条件やイベントが発生した場合
において、このような条件やイベントの発生をCPUに
通知して、これらの条件やイベントに対応する処理権を
CPUに引き渡し、別処理のモードに入る構成としても
良い。
【0024】次に、図2〜図4により、本発明の他の実
施形態を説明する。図2は、本発明をディジタル通信装
置などの送信制御部に適用した場合の演算回路50の例
を示すブロック図である。この演算回路50は、受信デ
ータ202および受信クロック201を入力して受信同
期を確立する。また、演算回路50は、システムクロッ
ク203を入力することにより、送信タイミングを生成
して、送信クロック417と送信データ416を出力す
る。
【0025】なお、受信データは、例えば図4(a)に
示したように、先頭のkビット長のヘッダUWに続く連
続したフレーム構成(1フレーム長)のものである。ま
た、送信データ416は、例えば図4(b)に示したよ
うな、1フレーム長が4スロットからなるものである。
そして、CPU1が演算回路5に書き込みを行ったデー
タに対してデータを一時格納して送信タイミングを考慮
し、データ先頭にヘッダ情報Hを付加して送信データ4
16として送信する。
【0026】また、図2において、アドレスデコーダ4
からのCS信号301、およびCPU1からのRD信号
303とWR信号302は、上記した実施形態のものと
同様であり、同様にしてデータ書込み用のOR回路11
4とデータ読み出し用のOR回路115に入力されて、
データ書き込み信号304とデータ読み出し信号305
を得るために使用される。さらに、アドレスバス30
6、データバス307も上記の実施の形態と同様であ
る。
【0027】演算回路50は、図3に詳細に示したよう
に、UV検出回路101、同期検出回路102、フレー
ムカウンタ回路103、クロック発生回路104、制御
情報回路105、データラッチ回路106、送信データ
書込み回路107、送信データ格納回路108、データ
計数回路109、送信タイミング制御回路110、送信
データ読み出し回路111、ヘッダ付加回路112、割
り込み制御回路113などから構成される。
【0028】ここで、図3の回路構成に係る演算回路5
0の動作条件は以下の通りである。 (1)割り込み信号503により、受信同期の同期確立
および同期はずれをCPU1に通知する。 (2)受信データ202の使用方法は、受信同期確立以
外に特に言及しない。 (3)受信同期確立時のみに送信データ416を送信す
る。 (4)受信フレームと送信フレームの周期は同一であ
る。但し、互いのフレームの位相関係については言及し
ない。 (5)送信データ格納回路108は、データラッチ回路
106のn倍の大きさである。 (6)CPU1は、送信すべきデータがある場合、デー
タラッチ回路106の空き状態を制御情報レジスタ回路
105の内容(転送終了信号402)を読み出すことで
確認し、その後にデータを書き込む。 (7)CPU1は、送信すべきデータを書き込みした
後、制御情報レジスタ回路105に対して書き込み終了
信号(転送指示信号401)を書き込む。 (8)送信データ格納回路108のフル(FULL)と
エンプティ(EMPTY)を割り込み信号503により
CPU1に通知する。 (9)CPU1は、制御情報レジスタ回路105に割り
込み解除信号504を書き込みことで、割り込み信号5
03の解除を行う。 (10)CPU1は、制御情報レジスタ回路105に転
送指示信号401を書き込むことで、データラッチ回路
106へのデータ書き込み終了を通知する。 (11)CPU1は、制御情報レジスタ回路105の内
容を読み出し、同期信号207から受信同期確立の有無
を、Fフラグ信号501から送信データ格納回路108
のフル状態を、Eフラグ信号502から送信データ格納
回路108のエンプティ状態を、転送終了信号402か
らデータラッチ回路106の空き状態を、それぞれ認識
する。
【0029】次に、図3の構成に係る演算回路50の動
作を説明する。 (1)受信同期処理 受信データ202は、UW検出回路101に入力されk
ビット長のUW検出が行われる。UW検出回路101
は、UWを検出すると、UW検出記号204を同期検出
回路102に出力する。同期検出回路102は、同期は
ずれ時における第1回目のUW検出記号204のみをロ
ード信号205としてフレームカウンタ回路103に出
力する。
【0030】フレームカウンタ回路103は、ロード
後、次のロード信号205が来ないかぎり、自走でフレ
ームカウントを継続し、フレームパルス信号206を出
力する。同期検出回路102は、UW検出信号204と
フレームパルス信号206により前方保護x、後方保護
yの同期検出を行い、同期確立の有無を判断する。
【0031】同期検出回路102は、同期確立の有無
を、送信タイミング制御回路110と割り込み制御回路
113と制御情報レジスタ回路105に、同期信号20
7によって通知する。また、フレームカウンタ回路10
3は、フレームパルス信号206を同期検出回路102
と送信タイミング制御回路110に出力する。UW検出
回路101と同期検出回路102とフレームカウンタ回
路103は、受信クロック201により動作する。
【0032】クロック発生回路104は、システムクロ
ック203により動作する。クロック発生回路104
は、送信クロック417を送信タイミング制御回路11
0と送信データ読み出し回路111とヘッダ付加回路1
12に出力する。クロック発生回路104は、処理クロ
ック418を送信データ書き込み回路107と送信デー
タ読み出し回路111に出力する。ここで、処理クロッ
ク418は、送信クロック417と比較して十分に高速
なクロックである。
【0033】(2)送信タイミングの生成 送信タイミング制御回路110は、フレームパルス信号
206と同期信号207と送信クロック417により、
タイミング信号414を出力する。なお、タイミング信
号414は、図4(b)の送信データの各ヘッダ情報H
の先頭位置に存在するパルス信号である。
【0034】送信タイミング制御回路110は、送信デ
ータ読み出し回路111とヘッダ付加回路112に、タ
イミング信号414を出力する。送信タイミング制御回
路110は、同期信号207によって受信同期はずれを
通知された場合には、タイミング信号414の出力を停
止する。タイミング信号414の停止により、送信デー
タ416の出力は禁止となる。
【0035】(3)CPUからの送信データの書き込み CPU1が送信すべきデータの書き込みを行う場合に
は、CPU1はまず、制御情報レジスタ回路105内の
転送終了信号402を読み出して転送が終了しているこ
とを確認する。そして、転送終了を確認した後に、CU
P1は、データラッチ回路106にデータの書き込みを
行う。また、データ書き込み後において、CPU1は、
制御情報レジスタ回路105に転送指示信号401を書
き込む。
【0036】(4)送信動作 送信データ書き込み回路107は、転送指示信号401
によりデータラッチ回路106から送信データ格納回路
108へデータの転送を行う。送信データ書き込み回路
107は、データの転送終了後、制御情報レジスタ回路
105に転送終了信号402を、データ計数回路109
に加算信号409をそれぞれ出力する。送信データ読み
出し回路111は、タイミング信号414の入力によ
り、送信データ格納回路108からデータの読み出しを
行い、シリアルデータ415としてヘッダ付加回路11
2に出力する。
【0037】ヘッダ付加回路112は、タイミング信号
414が入力されると、送信データ416へのヘッダデ
ータの出力を開始する。また、ヘッダ付加回路112
は、ヘッダデータを出力した後、シリアルデータ415
を送信データ416として出力する。送信データ読み出
し回路111は、転送終了後に減算信号413をデータ
計数回路109に出力する。
【0038】データ計数回路109は、加算信号409
と減算信号413にから、送信データ格納回路108内
のデータ数を計数する。そして、データ計数回路109
は、計数値がフルの場合には、割り込み制御回路113
と制御情報レジスタ回路105に、Fフラグ信号501
をそれぞれ出力する。さらに、データ計数回路109
は、計数値がエンプティの場合には、割り込み制御回路
113と制御情報レジスタ回路105に、Eフラグ信号
502をそれぞれ出力する。
【0039】そして、割り込み制御回路113は、同期
信号207とFフラグ信号501とEフラグ信号502
のいずれかに状態変化があった場合には、割り込み信号
503をCPU1に対して出力する。また、割り込み制
御回路113は、制御レジスタ回路105からの割り込
み解除信号504の入力により、割り込み信号503を
解除する。
【0040】このように、本発明では、処理シーケンス
の定まった特定の演算処理において、CPUが行うべき
演算処理を演算回路5,50が実行するので、このよう
な演算処理によりCPUが占有されることがなくなる。
また、CPU内部で実行される操作よりも早い速度で演
算が行われるので、演算処理速度の向上も図れる。
【0041】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、CPUのスループットが向上するとともに、
種々の特殊状態に対応可能である演算回路を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の演算回路を用いたシステ
ム構成を示したブロック図。
【図2】本発明の他の実施形態の演算回路を用いたシス
テム構成を示したブロック図。
【図3】図2の演算回路の詳細な構成を示したブロック
図。
【図4】(a)は図3の演算回路で処理を行う送信デー
タのフォーマットを、(b)は同じく受信データのフォ
ーマットをそれぞれ示した説明図。
【符号の説明】
5,50 演算回路 11 バッファ回路 12 入力レジスタ 13、14、16、17 演算操作回路 18 出力レジスタ 21、22 OR回路 23 操作制御回路 105 制御情報レジスタ回路 106 データラッチ回路 110 送信タイミング制御回路 111 送信データ読み出し回路 112 ヘッダ付加回路 113 割り込み制御回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CPUとの間で送受信されるデータが保
    持されるデータ保持部と、このデータ保持部に保持され
    ているデータに基づいて所定の演算処理を行う演算処理
    部と、 前記データ保持部および前記演算処理部を制御する制御
    部とを有し、 前記制御部は、前記演算処理部からの演算終了の通知の
    受信を契機に該演算終了を前記CPUに通知することを
    特徴とする演算回路。
  2. 【請求項2】 CPUとの間で送受信されるデータが書
    込まれて保持されるデータ保持部と、 このデータ保持部に保持されているデータに基づいて所
    定の演算処理を行う演算処理部と、 前記データ保持部および前記演算処理部を制御する制御
    部とを有し、 前記制御部は、前記演算処理部における演算処理中にイ
    レギュレラージョブがが発生したことを検出した場合
    は、その旨を前記CPUに通知して前記イレギュラージ
    ョブの処理権を前記CPUに引き渡すことを特徴とする
    演算回路。
  3. 【請求項3】 CPUとの間で送受信されるデータが書
    込まれて保持されるデータ保持部と、 このデータ保持部に保持されているデータに基づいて所
    定の演算処理を行う演算処理部と、 前記演算処理部における演算処理結果を前記CPU以外
    の外部回路へデータ転送する手段を備えた制御部とを有
    することを特徴とする演算回路。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7376820B2 (en) 2000-03-16 2008-05-20 Fujitsu Limited Information processing unit, and exception processing method for specific application-purpose operation instruction

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7376820B2 (en) 2000-03-16 2008-05-20 Fujitsu Limited Information processing unit, and exception processing method for specific application-purpose operation instruction

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