JPH09292820A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH09292820A
JPH09292820A JP8131301A JP13130196A JPH09292820A JP H09292820 A JPH09292820 A JP H09292820A JP 8131301 A JP8131301 A JP 8131301A JP 13130196 A JP13130196 A JP 13130196A JP H09292820 A JPH09292820 A JP H09292820A
Authority
JP
Japan
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fan
turned
image forming
temperature
unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP8131301A
Other languages
English (en)
Inventor
Asami Mae
亜佐美 前
Manabu Mochizuki
望月  学
Noriyuki Usui
則之 碓井
Kentaro Matsumoto
健太郎 松本
Kazuhiko Yuki
和彦 結城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成装置の小型化、低コスト化、省エネ
化とともに、簡単な構成、動作で装置内外の温度差によ
る結露防止を図れるようにする。 【解決手段】 上、下構造体1、2をまたぐ位置にファ
ン18を設けて、1つのファン18で装置全体をカバー
する。メインスイッチがオンとなる時に、ファン18の
みをオンとせずにその他の装置を立ち上げる。ファン1
8がオフのままなので、装置外から空気が入らず、立ち
上げに入っている定着装置7等の温度によって装置内の
温度が上昇していき、装置内外に温度差がなくなり、内
外温度差に起因する結露は生じなくなる。一定時間が経
過した後、ファン18をオンとし作動可能状態にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複写機、ファクシミ
リ、プリンタなどの画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機等の画像形成装置については、小
型化、低コスト化、省エネ化が進められており、低コス
ト化のためにドラムヒータや結露防止ヒータ等をなくし
たり、省エネ化のために予熱モードをなくしたり、電源
投入用の主電源スイッチ(以下メインスイッチ)の自動
オフ機能などを設けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、メインスイ
ッチをオンとすると、装置内部のファンが回り始め、装
置外(室内)の空気が装置内に入ってくる。ヒータ類の
ない装置では、装置内が暖まっていない時などは室内の
空気のほうが装置内の空気の温度より高いので、温度差
から装置内に結露が生じてしまい、各部装置の作動に支
障を来すことがある。結露防止のためにヒータをつける
と、装置のコストが上がるだけでなく、装置が大型化す
るという問題が生じる。また、ヒータの分だけ消費電力
が上がるので、省エネ化に反することになる。そこで従
来より、このような結露の防止に関し種々の提案がなさ
れている。
【0004】例えば、特開平3−291674号公報に
開示の技術では、気流発生防止手段、断熱部材で気流を
規制し、結露を防止するようにしている。また特開平3
−291682号公報に開示の技術では、案内板にスリ
ットを形成し、定着ユニットから排出された記録紙の水
蒸気による結露を防止するようにしている。さらに、特
開平7−160179号公報に開示の技術では、気流を
生じさせ、記録紙から発生される水分を除去して結露を
防止させ、記録紙への水分付着等を防止するようにして
いる。
【0005】ところがこれらの手段では、結露防止のた
めに種々構造体を有するので、上述の小型化、低コスト
化、省エネ化のすべてを満足することはできていなかっ
た。そこで本発明は、装置の小型化、低コスト化、省エ
ネ化はそのままで、装置内外の温度差による結露防止が
可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
【0006】また本発明は、装置内部の温度がどのよう
な温度でも、効率よく、確実に装置内の温度が上げるこ
とができる画像形成装置を提供することを目的とする。
さらに本発明は、特に結露した場合に良好な画像が得ら
れなくなる光学系のミラーをより効率的に加温すること
が可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の画像形成装置の
うち請求項1に係るものは、光学系を収納する上構造体
と、像担持体、帯電手段、現像手段、転写手段、定着手
段及びクリーニング手段を収納する下構造体とからな
り、上記像担持体、上記現像手段上記クリーニング手段
を一体として作像マガジンを構成し、かつ上記定着手段
にオイルレス定着手段を用い、上記下構造体中で上記作
像マガジンを周りの空気から遮断せずに設置し、上記
上、下構造体間を通じさせるスリットを有し、装置内部
の冷却等用のファンを上記上、下構造体にまたがらせて
配してなる画像形成装置において、前記各手段等への通
電用の主電源スイッチをオンとしたときに、装置内部が
暖まるまでは上記ファンをオフとすることを特徴とす
る。
【0008】同請求項2に係るものは、上記主電源スイ
ッチをオンとしたときに、装置内部の温度を温度センサ
で検知し、装置内部が暖まったことを検知するまで上記
ファンのオフ状態を維持することを特徴とする。
【0009】同請求項3に係るものは、上記上構造体内
の光学系を構成する第2、3ミラーを、上記ファンのオ
フ状態の間は、上記スリットの上方へ移動させることを
特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。図1は本発明の一実施形態に係る画
像形成装置の概略側面断面図で、この装置は、上構造体
1、下構造体2に分かれており、上構造体1の中に光学
系10を収納し、下構造体2の中には像担持体3、帯電
手段4、現像手段5、転写手段6、定着装置7、クリー
ニング手段8を収納してある。上構造体1と下構造体2
は、スリット11を通じて連通している。また上構造体
1中の光学系10は、第一ミラー12、第二ミラー1
3、第三ミラー14、第四ミラー15、第五ミラー1
6、第六ミラー17、イレーサ19からなる。さらに
上、下構造体1、2をまたぐ状態でファン18が設けて
ある。
【0011】図2は、図1の装置の作像マガジン20を
示す概略側面断面図で、作像マガジン20の中には、像
担持体3、帯電手段4、現像手段5、クリーニング手段
8が一体に設けてある。また本装置では、オイルレス定
着装置7を用いることで、定着装置7からのオイルは出
ず、このため装置内を汚すことがないようになってい
る。
【0012】図3に示すように、上構造体1はヒンジ2
1を支点として下構造体2に対して開閉可能であり、作
像マガジン20も下構造体2に対して支点22を中心に
開閉自在としてある。
【0013】この装置では、上、下構造体1、2をまた
ぐ位置にファン18を設けて、1つのファン18で装置
全体をカバーできるようにしているが、図示せぬメイン
スイッチがオンとなる時に、ファン18のみをオンとせ
ずにその他の装置が立ち上げに入る。ファン18がオフ
のままなので、装置外から空気が入らず、立ち上げに入
っている定着装置7の温度上昇や、その他の装置の温度
によって装置内の温度が上昇していく。そして一定時間
が経過した後、ファン18をオンとし、複写機であれば
コピー可の状態にする。
【0014】この状態では、装置内外に温度差がまった
くないか、あっても微差であるので、内外温度差に起因
する結露は生じなくなる。上述の一定時間は、装置が設
置される環境、装置の大きさ等を考慮し適宜決めればよ
い。もちろん通紙時は通常通りファン18を回すので、
定着装置7を通った紙からの水分の排出の問題や不必要
な装置内の温度上昇はない。
【0015】なお、装置内を早く暖めるために、装置の
熱容量が小さく、小型なものがよい。熱容量を小さくす
るために像担持体3をOPC感光体としたり、現像剤の
量を少量にすると、装置内の温度上昇が速くなる。例え
ばα−Siやセレン感光体はベース部分が2〜3mmと
なり、熱容量が大きくなる。φ30mm程度のOPC感
光体では、ベース部分が0.5〜1.0mmであるので
熱容量が小さく、また現像剤が少量であるので、熱容量
も小さく、装置内を早く暖めることができる。
【0016】メインスイッチをオンとする時に、装置内
の温度を図示せぬ温度センサで検知し、検知した温度で
ファン18をオンとするまでの立ち上げ時間を設定する
ように構成することができる。温度センサで装置内の温
度を検知しながら、ファン18をオフとしたまま立ち上
げに入り、検知温度が予め設定してある温度になるまで
ファン18をオフとしておくようにしてもよい。ファン
18をオンとし、コピー可の状態にする温度は、装置が
設置される環境、装置の大きさ等を考慮し適宜決めれば
よい。また予め設定しておく温度は、室温と同じくらい
かやや高い温度にすれば結露することはない。装置内が
設定した温度になったらファン18をオンとして、コピ
ー可の状態にすることは先の例と同様である。
【0017】メインスイッチをオンとする時に、上、下
構造体1、2間が通じるスリット11の上方に、第2、
3ミラー13、14を移動させ(図1中の13′14′
で示す。)、ファン18のみをオンとせずにその他の装
置が立ち上げに入るようにしてもよい。下構造体2内で
暖まった空気がスリット11を通って第2、3ミラー1
3、14にあたり、これらを暖めて結露を防止すること
になる。もちろん、一定時間経過後または設定温度まで
装置内の温度が上昇後、第2、3ミラー13、14を元
の位置に移動させてファン18をオンとしてコピー可の
状態とする。
【0018】
【発明の効果】請求項1に係る画像形成装置は、以上説
明してきたように、主電源スイッチをオンとしたとき
に、装置内部が暖まるまではファンをオフとしておくこ
とで、装置外から暖かい空気が装置内に入ってくること
がないので、小型化、低コスト化、省エネ化を害するこ
となく、簡単な装置構成、動作で装置内外の温度差によ
る結露を防止できるようになるという効果がある。
【0019】請求項2に係る画像形成装置は、以上説明
してきたように、温度センサで装置内温度を検知し、装
置内部が暖まったことを検知するまでファンをオフのま
まとするので、上記共通の効果に加え、確実に装置内外
の温度差がなくなった状態でファンをオンとすることが
できるようになり、結露防止の確実化がより図れるよう
になるという効果がある
【0020】請求項3に係る画像形成装置は、以上説明
してきたように、上構造体内の光学系を構成する第2、
3ミラーを、ファンのオフ状態の間は上下の構造体間を
通じさせるスリットの上方へ移動させるようにしたの
で、下構造体内で暖まった空気がスリットを通って第
2、3ミラーにあたるようになり、結露しやすいミラー
が早く暖まって結露しにくくなるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る画像形成装置の概略
側面断面図である。
【図2】図1の装置の作像マガジンを示す概略側面断面
図である。
【図3】図1の装置の上、下構造体の開閉、作像マガジ
ンの開閉を示す概略側面断面図である。
【符号の説明】
1 上構造体 2 下構造体 3 像担持体 4 転写手段 5 現像手段 6 転写手段 7 定着装置 8 クリーニング手段 11 スリット 12 第一ミラー 13 第二ミラー 14 第三ミラー 15 第四ミラー 16 第五ミラー 17 第六ミラー 18 ファン 19 イレーサ 20 作像マガジン 21 ヒンジ 22 支点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松本 健太郎 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 結城 和彦 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学系を収納する上構造体と、像担持
    体、帯電手段、現像手段、転写手段、定着手段及びクリ
    ーニング手段を収納する下構造体とからなり、上記像担
    持体、上記現像手段上記クリーニング手段を一体として
    作像マガジンを構成し、かつ上記定着手段にオイルレス
    定着手段を用い、上記下構造体中で上記作像マガジンを
    周りの空気から遮断せずに設置し、上記上、下構造体間
    を通じさせるスリットを有し、装置内部の冷却等用のフ
    ァンを上記上、下構造体にまたがらせて配してなる画像
    形成装置において、前記各手段等への通電用の主電源ス
    イッチをオンとしたときに、装置内部が暖まるまでは上
    記ファンをオフとすることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 上記主電源スイッチをオンとしたとき
    に、装置内部の温度を温度センサで検知し、装置内部が
    暖まったことを検知するまで上記ファンのオフ状態を維
    持することを特徴とする請求項1の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 上記上構造体内の光学系を構成する第
    2、3ミラーを、上記ファンのオフ状態の間は、上記ス
    リットの上方へ移動させることを特徴とする請求項1ま
    たは2の画像形成装置。
JP8131301A 1996-04-26 1996-04-26 画像形成装置 Pending JPH09292820A (ja)

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JP (1) JPH09292820A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6061546A (en) * 1998-04-09 2000-05-09 Fuji Xerox Co., Ltd. Cleaning apparatus and image formation apparatus
US7394477B2 (en) 2004-03-30 2008-07-01 Fujifilm Corporation Image formation apparatus
US9285767B2 (en) 2013-12-09 2016-03-15 Samsung Electronics Co., Ltd. Image forming apparatus

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6061546A (en) * 1998-04-09 2000-05-09 Fuji Xerox Co., Ltd. Cleaning apparatus and image formation apparatus
US7394477B2 (en) 2004-03-30 2008-07-01 Fujifilm Corporation Image formation apparatus
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