JPH08211763A - 電子写真装置 - Google Patents

電子写真装置

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JPH08211763A
JPH08211763A JP7017103A JP1710395A JPH08211763A JP H08211763 A JPH08211763 A JP H08211763A JP 7017103 A JP7017103 A JP 7017103A JP 1710395 A JP1710395 A JP 1710395A JP H08211763 A JPH08211763 A JP H08211763A
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JP
Japan
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cooling fan
heat roller
fixing device
surface temperature
electrophotographic apparatus
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JP7017103A
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English (en)
Inventor
Yoshihiko Eguchi
嘉彦 江口
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Control Of Positive-Displacement Air Blowers (AREA)
  • Control Of Temperature (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】電子写真装置の立上げ時の準備時間を短縮する
と共に、待機中の冷却ファンの発する音を軽減する。 【構成】定着装置5のヒートローラー5aの表面温度を
該ヒートローラー5a近傍に配置されたサーミスタを有
した温度検出部3が検出し、該温度検出部3が検出した
ヒートローラー5aの表面温度が一定温度に達した後、
制御部2の冷却ファン制御部2aにより冷却ファン4が
駆動を開始する。また、制御部2の冷却ファン制御部2
aは、電子写真装置待機時には、冷却ファン4の回転速
度を低速に切り替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタやファクシミ
リ等の電子写真装置に関し、特に、装置の立上げ時間を
短縮すると共に、待機時においては騒音を軽減した電子
写真装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電子写真装置としては、
図8に図示したように、感光体ドラム6に所望の画像に
対応する静電潜像を形成し、該静電潜像を現像器7によ
りトナーを用いて現像し、転写ローラー8で用紙に転写
した後、該用紙を定着装置5に導いてヒートローラー5
aで熱定着している。
【0003】ところで、この定着装置5において、熱定
着を良好に行うにはヒートローラー5aの温度を一定に
保つ必要がある。このために定着装置5には、ヒートロ
ーラー5aを冷却するための冷却ファン4が設けられて
いる。また、装置立上げ時には、ヒートローラー5aを
所定の温度まで上げるための準備時間が必要であり、冷
却ファン4は装置立上げ時、印字時、印字を行っていな
い待機時等、常に同一速度で駆動している。
【0004】ここで、図9(a)および(b)のタイム
チャートを参照して、従来装置の動作について説明す
る。
【0005】図9(a)は、従来装置の通常モード(装
置を立上げ、待機状態を経て印字し、そして待機状態に
戻る)の動作を示したタイムチャートである。同図に示
すように、電源を投入すると(時点PP1a)、定着装
置5がオンになる、すなわち、ヒートローラー5aがオ
ンして加熱を開始する(時点PP2a)。同時に冷却フ
ァン4がオンになり駆動を開始する(時点PP3a)。
そして、ヒートローラー5aの温度が所定温度に達する
と(時点PP4a)、電子写真装置は待機状態になる。
この状態で、電子写真装置は印字を受付け印字処理を行
い、印字処理が終了すると電子写真装置は再び待機状態
に戻る。
【0006】また、図9(b)は、従来装置の節電モー
ド(印字を受け付けると定着装置5および冷却ファン4
がオンになり、印字を終了すると定着装置5および冷却
ファン4がオフになる)の動作を示したタイムチャート
である。この場合、同図に示すように、電源を投入して
も(時点PP1b)、定着装置5のヒートローラー5a
はオンにならず(時点PP2b)、また冷却ファン4も
オンにならない(時点PP3b)。そして、印字を受付
けると定着装置5のヒートローラー5aがオンになり加
熱を開始し(時点PP4b)、同時に冷却ファン4もオ
ンになり駆動を開始する(時点PP5b)。さらに、ヒ
ートローラー5aの温度が所定温度に達すると(時点P
P6b)、電子写真装置は印字を開始し、印字が終了す
ると共に、定着装置5および冷却ファン4がオフになる
(時点PP7b,PP8b)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、従来
の電子写真装置においては、ヒートローラーの加熱開始
と同時に、冷却ファンが駆動を開始するため、通常モー
ドおよび節電モードのいずれの場合においても、ヒート
ローラーが所定温度に達するまで時間がかかるという問
題点があった。また、冷却ファンは常に同一速度でファ
ンを駆動させているため、待機中での冷却ファンの発す
る音が大きいという問題点があった。
【0008】そこで、本発明は、装置立上げ時の準備時
間を短縮すると共に、待機時中の冷却ファンの発する音
を軽減した電子写真装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、感光体に所望の画像に対応する静電潜像
を形成し、該静電潜像をトナーで現像し、該トナー像を
用紙に転写した後、該用紙を冷却ファンを有する定着装
置に導いて熱定着する電子写真装置において、前記定着
装置の起動時に該定着装置から遅れて前記冷却ファンの
起動の開始を制御する冷却ファン制御手段を具備したこ
とを特徴とする。
【0010】また、前記冷却ファン制御手段は、前記電
子写真装置が待機状態の場合、前記冷却ファンの回転速
度を低速に切り替える回転速度制御手段を具備したこと
を特徴とする。
【0011】
【作用】本発明では、冷却ファン制御手段により、定着
装置の起動時には該定着装置の起動から遅れて冷却ファ
ンの起動を開始する。
【0012】ここで、前記冷却ファン制御手段は前記定
着装置の温度を検出する温度検出手段を具備し、前記定
着装置の起動後、前記温度検出手段による検出温度が所
定の温度に達した後、前記冷却ファンの起動の開始を制
御することを特徴とする。
【0013】また、前記冷却ファン制御手段は前記定着
装置の起動開始から所定時間を計時するタイマー手段を
具備し、前記タイマー手段による計時終了後に前記冷却
ファンの起動の開始を制御することを特徴とする。
【0014】また、前記冷却ファン制御手段は前記電子
写真装置が待機状態の場合、前記冷却ファンの回転速度
を低速に切り替える回転速度制御手段を具備することを
特徴とする。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例につ
いて説明する。
【0016】図1は、本発明の一実施例である電子写真
装置の構成を示すブロック図である。なお、このブロッ
ク図は、本発明に関わる構成のみを図示し、感光体ドラ
ム、現像器および転写ローラー等は、説明の便宜上図示
しない。
【0017】同図において、この電子写真装置1は、制
御部2と温度検出部3と冷却ファン4と定着装置5とを
具備している。
【0018】定着装置5は、ヒートローラー5aを備
え、用紙に転写したトナー像をヒートローラー5aの熱
で用紙に定着するものである。このヒートローラー5a
の表面温度は温度検出部3により検出される。温度検出
部3はヒートローラー5a近傍に配置されたサーミスタ
を有し、このサーミスタの出力に基づきヒートローラー
5aの表面温度を検出するものである。また、制御部2
は冷却ファン制御部2aを備えており、装置全体の制御
を行い、冷却ファン制御部2aは冷却ファン4の起動を
制御すると共に、冷却ファン4の回転速度の制御を行
う。
【0019】次に、本発明の電子写真装置の動作につい
て説明する。
【0020】始めに、本実施例の電子写真装置の通常モ
ード(電子写真装置を立上げ、待機状態を経て印字を行
い、印字が終了すると再び待機状態に戻る)の動作をタ
イムチャートで説明する。
【0021】図2は、本発明の電子写真装置の通常モー
ドの動作を示したタイムチャートである。
【0022】図2において、電源を投入すると(時点P
1a)、定着装置5がオンになる、すなわち、ヒートロ
ーラー5aがオンして加熱を開始する(時点P2a)。
そして、ヒートローラー5aの表面温度が「T1(冷却
ファン4を低速回転で駆動させる閾値)」に達した時点
で(時点P3a)、冷却ファン4がオンになり低速回転
で駆動を開始する(時点P4a)。
【0023】次に、待機状態の電子写真装置1が印字を
受け付けると、ヒートローラー5aがさらに加熱し、ヒ
ートローラー5aの表面温度が「T2(冷却ファン4を
低速回転から高速回転に切り替える閾値)」に達した時
点で(時点P5a)、冷却ファン4は低速回転から高速
回転に切り替わる(時点P6a)。さらに、ヒートロー
ラー5aの表面温度が「T4(オーバーシュートを小さ
くするためにヒートローラー5aをオフする閾値)」に
達すると(時点P7a)、定着装置5はヒートローラー
5aのオン/オフ制御を行い(時点P8a、時点P9
a)、ヒートローラー5aの表面温度を185℃に保ち
印字処理を開始する。
【0024】次に、印字処理が終了すると、定着装置5
はオフになり(時点P10a)、ヒートローラー5aの
表面温度が「T3(冷却ファン4を高速回転から低速回
転に切り替える閾値)」まで下がると(時点P11
a)、冷却ファン4は高速回転から低速回転に切り替わ
る(時点P12a)。そして、定着装置5が再びオンに
なり(時点P13a)、電子写真装置が待機状態に戻
る。
【0025】次に、図2で説明した本発明の電子写真装
置の通常モードの動作を図3に示したフローチャートで
説明する。
【0026】図3において、電源が投入されると(ステ
ップ100)、定着装置5がオンになり(ステップ10
1)、ヒートローラー5aの目標温度を160℃に設定
する(ステップ102)。
【0027】次に、温度検出部3が検出したヒートロー
ラー5aの表面温度が「T1」に達したか否か判断する
(ステップ103)。ここで、ヒートローラー5aの表
面温度が「T1」に達していない場合、「T1」に達す
るのを待ち、ヒートローラー5aの表面温度が「T1」
に達した場合、冷却ファン4は低速回転で駆動を開始す
る(ステップ104)。
【0028】そして、定着装置5のヒートローラー5a
がオン/オフ制御され、ヒートローラー5aの表面温度
が160℃に保たれ電子写真装置1は待機状態になる。
【0029】次に、電子写真装置1が印字を受け付けた
か否かの判断を行う(ステップ105)。ここで印字を
受け付けていない場合、待機状態を続け、印字を受け付
けた場合、定着装置5のヒートローラー5aの目標温度
を160℃から185℃に切り替える(ステップ10
6)。
【0030】次に、ヒートローラー5aの表面温度が
「T2」に達したか否か判断する(ステップ107)。
ここで、ヒートローラー5aの表面温度が「T2」に達
していない場合、「T2」に達するのを待ち、ヒートロ
ーラー5aの表面温度が「T2」に達した場合、冷却フ
ァン4の回転速度を低速から高速に切り替える(ステッ
プ108)。
【0031】そして、定着装置5のヒートローラー5a
がオン/オフ制御され、ヒートローラー5aの表面温度
が185℃に保たれ電子写真装置1は印字可能となる。
【0032】次に、電子写真装置1は印字処理を開始す
る(ステップ109)。
【0033】次に、印字処理が終了したか否かを判断す
る(ステップ110)。ここで印字処理が終了してない
場合、印字処理を続行し、印字処理が終了した場合、定
着装置5のヒートローラー5aの目標温度を185℃か
ら160℃に切り替える(ステップ111)。
【0034】次に、ヒートローラー5aの表面温度が
「T3」まで下がったか否か判断する(ステップ112
7)。判断の結果、ヒートローラー5aの表面温度が
「T3」より高い場合、「T3」まで下がるのを待ち、
ヒートローラー5aの表面温度が「T3」まで下がった
場合、冷却ファン4の回転速度を高速から低速に切り替
える(ステップ113)。
【0035】そして、定着装置5のヒートローラー5a
がオン/オフ制御され、ヒートローラー5aの表面温度
が160℃に保たれ電子写真装置1は再び待機状態にな
る。
【0036】なお、通常モードにおいて、電源投入時ヒ
ートローラー5aの表面温度が「T1」より高い場合、
例えば、電子写真装置の電源を切り、すぐに電源を投入
した場合の動作は図4に示したタイムチャートのように
なる。
【0037】図4において、電源を投入すると(時点P
1b)、定着装置5のヒートローラー5aがオンになり
加熱を開始する(時点P2b)。この時点で、ヒートロ
ーラー5aの表面温度が「T1」に達しているため、冷
却ファン4もオンし、冷却ファン4を低速回転で駆動す
る(時点P3b)。
【0038】次に、待機状態の電子写真装置1が印字を
受け付けると、ヒートローラー5aがさらに加熱し、ヒ
ートローラー5aの表面温度が「T2」に達した時点で
(時点P4b)、冷却ファン4が低速回転から高速回転
に切り替わる(時点P5b)。さらに、ヒートローラー
5aの表面温度が「T4」に達すると(時点P6b)、
定着装置5はヒートローラー5aのオン/オフ制御を行
い(時点P7b、時点P8b)、ヒートローラー5aの
表面温度を185℃に保ち印字処理を開始する。 次
に、印字処理が終了すると、定着装置5はオフになる
(時点P9b)。そして、ヒートローラー5aの表面温
度が「T3」まで下がると(時点P10b)、冷却ファ
ン4は高速回転から低速回転に切り替わる(時点P11
b)。そして定着装置5が再びオンになり(時点P12
b)、電子写真装置1が待機状態に戻る。
【0039】このように、冷却ファン4の駆動を定着装
置5の起動から遅らせることで、装置立上げの準備時間
を短縮することができる。また、電源投入時、ヒートロ
ーラー5aの表面温度が「T1」より高い場合、冷却フ
ァン4は定着装置5と同時にオンするが、冷却ファン4
は低速回転で駆動しているため、装置立上げの準備時間
を短縮することができる。さらに、電子写真装置が待機
状態の場合は、冷却ファンが低速回転で駆動しているた
め、冷却ファン4の発する音を低減することができる。
【0040】次に、本発明の電子写真装置の節電モード
(印字を受け付けると定着装置5および冷却ファン4が
オンになり、印字が終了すると定着装置5および冷却フ
ァン4がオフになる)の動作について説明する。
【0041】図5は、本発明の電子写真装置の節電モー
ドの動作を示したタイムチャートである。
【0042】図5において、電源を投入しても(時点P
1c)、定着装置5のヒートローラー5aはオンになら
ず、また冷却ファン4もオンにならない。
【0043】そして、印字を受け付けると、定着装置5
のヒートローラー5aがオンになり加熱を開始する(時
点P2c)。そして、ヒートローラー5aの表面温度が
「T1」に達した時点で(時点P3c)、冷却ファン4
がオンになり低速回転で駆動する(時点P4c)。さら
に、ヒートローラー5aの表面温度が「T2」に達する
と(時点P5c)、冷却ファン4が低速回転から高速回
転に切り替わる(時点P6c)。そして、ヒートローラ
ー5aの表面温度が「T4」に達すると(時点P7
c)、定着装置5はヒートローラー5aのオン/オフ制
御を行い(時点P8c、時点P9c)、ヒートローラー
5aの表面温度を185℃に保ち、印字処理を開始す
る。
【0044】次に、印字処理が終了すると、定着装置5
はオフになり(時点P10c)、ヒートローラー5aの
表面温度が「T3」まで下がると(時点P11c)、冷
却ファン4は高速回転から低速回転に切り替わる(時点
P12c)。さらに、ヒートローラー5aの表面温度が
「T1」まで下がると(時点P13c)、冷却ファン4
がオフになる(時点P14c)。
【0045】次に、図5で説明した本発明の電子写真装
置の節電モードの動作を図6に示したフローチャートで
説明する。
【0046】図6において、電源が投入されると(ステ
ップ200)、温度検出部3が検出したヒートローラー
5aの表面温度が「T1」より高いか否か判断する(ス
テップ201)。
【0047】ここで、ヒートローラー5aの表面温度が
「T1」より高い場合、冷却ファン4を低速回転で駆動
する(ステップ202)。そして、ヒートローラー5a
の表面温度が「T1」まで下がると冷却ファン4をオフ
にする(ステップ203、204)。
【0048】また、ステップ201でヒートローラー5
aの表面温度が「T1」より低い場合、印字を受け付け
たか否かの判断を行う(ステップ205)。ここで、印
字を受け付けていない場合、印字受け付けを待ち、印字
を受け付けた場合、定着装置5をオンにし(ステップ2
06)、ヒートローラー5aの目標温度を185℃に設
定する(ステップ207)。
【0049】次に、ヒートローラー5aの表面温度が
「T1」に達したか否か判断する(ステップ208)。
ここで、ヒートローラー5aの表面温度が「T1」に達
してない場合、「T1」に達するのを待ち、ヒートロー
ラー5aの表面温度が「T1」に達した場合、冷却ファ
ン4を低速回転で駆動する(ステップ209)。
【0050】次に、ヒートローラー5aの表面温度が
「T2」に達したか否か判断する(ステップ210)。
ここで、ヒートローラー5aの表面温度が「T2」に達
してない場合、「T2」に達するのを待ち、ヒートロー
ラー5aの表面温度が「T2」に達した場合、冷却ファ
ン4を低速回転から高速回転に切り替える(ステップ2
11)。
【0051】そして、定着装置5のヒートローラー5a
はオン/オフ制御され、ヒートローラー5aの表面温度
が185℃に保たれ電子写真装置1が印字可能となる。
【0052】次に、電子写真装置1は印字処理を開始す
る(ステップ212)。
【0053】そして、印字処理が終了したか否かを判断
する(ステップ213)。ここで、印字処理が終了して
いない場合、引き続き印字処理を行い、印字処理が終了
した場合、定着装置5をオフにする(ステップ21
4)。
【0054】次に、ヒートローラー5aの表面温度が
「T3」まで下がったか否か判断する(ステップ21
5)。ここで、ヒートローラー5aの表面温度が「T
3」まで下がっていない場合、「T3」まで下がるのを
待ち、ヒートローラー5aの表面温度が「T3」まで下
がった場合、冷却ファン4を高速回転から低速回転に切
り替える(ステップ216)。
【0055】次に、ヒートローラー5aの表面温度が
「T1」まで下がったか否か判断する(ステップ21
7)。ここで、ヒートローラー5aの表面温度が「T
1」まで下がっていない場合、ヒートローラー5aの表
面温度が「T1」まで下がるのを待ち、ヒートローラー
5aの表面温度が「T1」まで下がった場合、冷却ファ
ンをオフにする(ステップ218)。
【0056】なお、節電モードにおいて、電源投入時ヒ
ートローラー5aの表面温度が「T1」以上の場合、例
えば、電子写真装置の電源を切り、すぐに電源を投入し
た場合の動作は図7に示したようなタイムチャートのよ
うになる。
【0057】図7において、電源を投入しても(時点P
1d)、定着装置5のヒートローラー5aはオンになら
ない。しかし、ヒートローラー5aの表面温度が「T
1」より高いため(時点P2d)、冷却ファン4がオン
になり低速回転で駆動する(時点P3d)。そして、ヒ
ートローラー5aの表面温度が「T1」以下になった時
点で(時点P4d)、冷却ファンがオフになる(時点P
5d)。
【0058】次に、電子写真装置1が印字を受け付ける
と、定着装置5のヒートローラー5aがオンになり加熱
を開始しする(時点P6d)。そして、ヒートローラー
5aの表面温度が「T1」に達した時点で(時点P7
d)、冷却ファン4がオンになり低速回転で駆動する
(時点P8d)。さらに、ヒートローラー5aの表面温
度が「T2」に達すると(時点P9d)、冷却ファン4
が低速回転から高速回転に切り替わる(時点P10
d)。そして、ヒートローラー5aの表面温度が「T
4」に達すると(時点P11d)、定着装置5はヒート
ローラー5aのオン/オフ制御を行い(時点P12d、
時点P13d)、ヒートローラー5aの表面温度を18
5℃に保ち、印字処理を開始する。
【0059】次に、印字処理が終了すると、定着装置5
はオフになり(時点P14d)、ヒートローラー5aの
表面温度が「T3」まで下がると(時点P15d)、冷
却ファン4は高速回転から低速回転に切り替わる(時点
P16d)。さらに、ヒートローラー5aの表面温度が
「T1」まで下がると(時点P17d)、冷却ファン4
がオフになる(時点P18d)。
【0060】このように、冷却ファン4の駆動を定着装
置5の起動から遅らせることで、節電モードにおいても
装置立上げの準備時間を短縮することができる。
【0061】また、本実施例では、装置立上げ時の準備
時間を短縮するために、ヒートローラー5aの表面温度
が所定の温度に達した時点で冷却ファンをオンしている
が、これ以外にも、例えば、冷却ファン制御部2aに電
源投入時から所定時間を計時するタイマーを設け、この
タイマーが所定時間を計時終了した時点で冷却ファンを
オンするようにすれば装置立上げの準備時間を短縮する
ことができる。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、冷却
ファンの駆動を定着装置の起動から遅らすことで装置立
上げ時の準備時間を短縮することができる。また、装置
待機中は冷却ファンを低速回転で駆動させているため、
待機中での冷却ファンの発する音を軽減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子写真装置の構成を示すブロック
図。
【図2】本発明の電子写真装置の通常モードの動作を示
すタイムチャート。
【図3】本発明の電子写真装置の通常モードの動作を示
すフローチャート。
【図4】本発明の電子写真装置の通常モードでヒートロ
ーラー表面温度が「T1」より高い場合の動作を示すタ
イムチャート。
【図5】本発明の電子写真装置の節電モードの動作を示
すタイムチャート。
【図6】本発明の電子写真装置の節電モードの動作を示
すフローチャート。
【図7】本発明の電子写真装置の節電モードでヒートロ
ーラー表面温度が「T1」より高い場合の動作を示すタ
イムチャート。
【図8】電子写真装置の構成および動作を示す図。
【図9】従来の電子写真装置の動作を示すタイムチャー
ト。
【符号の説明】
1 電子写真装置 2 制御部 2a 冷却ファン制御部 3 温度検出部 4 冷却ファン 5 定着装置 5a ヒートローラー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体に所望の画像に対応する静電潜像
    を形成し、該静電潜像をトナーで現像し、該トナー像を
    用紙に転写した後、該用紙を冷却ファンを有する定着装
    置に導いて熱定着する電子写真装置において、 前記定着装置の起動時に該定着装置から遅れて前記冷却
    ファンの起動の開始を制御する冷却ファン制御手段を具
    備したことを特徴とする電子写真装置。
  2. 【請求項2】 前記冷却ファン制御手段は、 前記定着装置の温度を検出する温度検出手段を具備し、 前記定着装置の起動後、前記温度検出手段による検出温
    度が所定の温度に達した後、前記冷却ファンの起動の開
    始を制御することを特徴とする請求項1記載の電子写真
    装置。
  3. 【請求項3】 前記冷却ファン制御手段は、 前記定着装置の起動開始から所定時間を計時するタイマ
    ー手段を具備し、 前記タイマー手段による計時終了後に前記冷却ファンの
    起動の開始を制御することを特徴とする請求項1記載の
    電子写真装置。
  4. 【請求項4】 前記冷却ファン制御手段は、 前記電子写真装置が待機状態の場合、前記冷却ファンの
    回転速度を低速に切り替える回転速度制御手段を具備す
    ることを特徴とする請求項1記載の電子写真装置。
JP7017103A 1995-02-03 1995-02-03 電子写真装置 Pending JPH08211763A (ja)

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Cited By (5)

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