JP4480965B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、燃料電池を電源部に用いた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在の複写機やプリンタ等の画像形成装置は、商用電源から供給される電力で駆動されているが、日本国内の一般的な商用電源の電力容量は1500Wに制限されている。
一方、画像形成装置には、画像形成速度の高速化とウオームアップ時間の短縮が求められる。特に近年は省エネルギーが求められ、待機時の定着ヒータでの電力消費を無くすことが望ましい。しかし、待機時に定着ヒータへの通電を断つと、通電再開からウオームアップ完了までの時間が長くなり、作業効率が著しく低下するため、ウオームアップ時間の短縮は非常に重要な課題である。
【0003】
しかし、画像形成速度の高速化を図ろうとすればするほど、画像形成装置自身の動作の高速化に必要な電力が増加するので、定着装置に振り分けられる電力がいっそう厳しくなるが、定着装置も高速になればなるほど単位時間あたりの記録紙の通過枚数が多くなる。このため熱をどんどん奪われヒータを連続点灯しっぱなしにしても定着に必要なローラ温度を維持できなくなる。従って、定着装置で毎分何枚の記録紙が定着できるかで画像形成装置の画像形成枚数が決まってしまうのが実情である。
【0004】
また、電源投入直後のウオームアップ時は露光用ランプやモータの電力消費が無いため、数100W程度の電力を余計に定着装置に割くことは可能ではあるが多少の時間短縮が望める程度である。そこで、補助電源として、あるいはメインの電源として燃料電池から電源供給することで1500W以上の電力で画像形成装置を動かすことが可能となる。
【0005】
従来より、極低温下であっても、車両におけるセルスタック体の凍結を防止でき、システム全体の耐久性を確保できる燃料電池システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、高エネルギー密度で、液漏れ、ガス発生等のない安全性、加工性に優れた二次電池用電極及びこの電極を用いた二次電池が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開2001−351652号公報
【特許文献2】
特開平10−302769号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、燃料電池の欠点の1つとして水溶液を使用したり、水を排出したりするため、これらが低温時に凍結し高価な燃料電池を破損してしまうという問題があった。
前記特許文献1,2に開示された技術では、画像形成装置における上記の問題を解決することはできなかった。
【0008】
本発明は上記の問題を解決するためのもので、燃料電池の凍結防止と燃料電池を効率良い温度域で運転できるようにすることを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために本発明による画像形成装置は、窓が設けられ燃料電池を収納するケースと、前記窓の開閉機構と、前記ケース内に設けたヒータ及び温度センサと、前記温度センサの検出温度に応じて前記窓の開閉機構と前記ヒータへの通電を制御する制御手段とを設け燃料電池装置を、電源部に用いた画像形成装置であって、メインスイッチがOFFされて画像形成装置が待機モードに入ったとき、前記窓を閉じると共に、その後は前記燃料電池から定着装置への待機電力以外の電力取り出しを停止し、検出温度が設定値以下に低下したとき、前記ヒータへの通電を開始して前記燃料電池を凍結から保護し、前記メインスイッチがONされたとき、前記窓を閉じた状態で前記燃料電池から電力の取り出しを開始することによりウオームアップを行う、ことを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面と共に説明する。
図1は本発明を適用した画像形成装置としてのデジタル複写機の第1の実施の形態を示す構成図である。
図1において、原稿Mは原稿台の透明板2aの上に置かれ、原稿マツト2bにより固定される。光学系は、照明ランプ41aから光を発し、反射鏡41bからの光と合わさって原稿に光が照射される。その反射光が照明ランプ41aと一体となって移動する移動反射ミラー41cとこの移動反射ミラー41cの1/2の移動速度をもつて同一方向へ移動する移動反射ミラー42d、42eに反射する。これにより原稿Mを走査するイメージ光は、光路長を保ちながらレンズ43aを通り固体撮像素子43bで受光される。
【0017】
固体撮像素子43bの出力は、図示しない画像処理部でシエーデイング補正、γ変換による階調補正、多値化処理による中間調の再現等の信号処理された後、レーザドライバユニツト5aに入力され、半導体レーザ5bよりポリゴンミラー5cへ光出力として出力される。ポリゴンミラー5cは、スキヤナーモータ5dにより回転させられているために、感光ドラム6の回転方向に対し垂直にレーザ光が走査される。また、ドラム上をレーザ光が走査開始する11mm前の位置にホトセンサ5eがあり、これにレーザ光があたるとBD(ビーム検出)信号発生する。BDはレーザによる1ラインの書き出しタイミングを決めるものであり、またラインメモリのイメージデータの1ライン分の出力タイミングを決めるものである。
【0018】
感光ドラム6は矢印方向に回転し、画像形成プロセスを実行する。感光ドラム6はレーザ光が照射する直前に、図示しない高圧電源から負の高圧電流を供給されている帯電器7により負に一様に帯電させられている。感光ドラム6は上記レーザ光が走査することにより静電潜像が形成される。その静電潜像は現像器8により現像されて顕像化される。その後静電潜像を消去するQL9により負に帯電された静電潜像が消去される。
【0019】
一方、給紙カセツト13aから、給紙ローラ13bの回転により送られてきた記録紙は、レジストセンサ13cで検出されるとレジストローラ13に突き当てた状態で一時停止し、感光体上の画像とタイミングを合わせて、レジストローラ13を回転させることにより、レジストローラ13cを通り、感光ドラム6の下に達する。そこで感熱ドラム6上のトナー画像が、図示しない高圧発生装置から正の高圧電流を供給されている転写用電極10により記録紙に転写され、次いで、図示しない高圧発生装置からAC高圧電流を供給されている分離用電極11により、記録紙は除電され感光ドラム6から分離される。
【0020】
転写が完了した感光ドラム6は残っている電荷を無くすためのQL12を通過後、転写せず僅かに残ったトナーをクリーニング13で掻き取られ、綺麗になった感光ドラム6は次の画像形成のための準備を終える。一方、感光ドラム6から分離されたトナー画像が載った記録紙は搬送ベルト7により搬送され、定着装置8の上ローラ8aと下ローラ8bの間を通過することで加圧と加熱が行われ、定着済み画像となり、吹いたり擦ったりしても画像が乱れることが無くなる。
【0021】
これらの動作は、商用電源からの電力、あるいは画像形成装置の下部に設けられ、窓21を有するケース20に収納された燃料電池22からの直接、又は後述するような電圧をコンバートした電力で行われる。あるいは燃料電池22からの直接、又は電圧をコンバートした電力だけで行われる。
【0022】
燃料電池22は、水素と酸素の化学反応で電気を作り出しているため、ある程度温度が高い方が化学反応が進み易いので、温度が低い時と比べてより多くの電気を取り出すことができるが、あまり温度が上がりすぎると燃料電池21を形成している部品を損傷するので、適当な温度でコントロールすることが望ましい。また、水素と酸素の化学反応の結果、水ができるため、燃料電池を稼動させない状態で氷点下以下の環境に置かれると、凍結して電気を取り出せなくなるばかりでなく、最悪の場合は高価な燃料電池22を破損してしまう。
【0023】
そこで、本発明の第1の実施の形態においては、図示のように、窓21を開閉蓋21aにより開放・閉鎖可能にすると共に、ケース20内に燃料電池22を収納し、さらにケース20内にヒータ23と温度センサ24を設置している。そして、温度センサ24の検出温度が設定値以下に低下した時は窓20を閉め、それでさらに温度が低下したときはヒータ23への通電を開始することにより、燃料電池22を凍結から保護するようにしている。
図2はケース20の外観を示すもので、この図2では見えないが、図1のように反対の壁にも窓21が有る。
【0024】
図3、図4は開閉蓋21aの開閉機構を示すもので、図3が閉鎖状態を示し、図4が開放状態を示す。
図3、図4において、窓21の上方には一対のローラ25が軸26と一体的に設けられ、窓21の下方には一対のローラ27が軸28と一体的に設けられている。ローラ25と27にはタイミングベルト29が掛けられ、このタイミングベルト29には開閉蓋21aが固定されている。
また、ステッピングモータ30が設けられ、このステッピングモータ30の回転軸30aと上記軸26とがクラッチ31を介して接離可能に接続されている。
【0025】
上記構成によれば、図3の閉鎖状態からステッピングモータ30を回転させると、ローラ25,27が回転してタイミングベルト29が移動するので、このタイミングベルト29に固定された開閉蓋21aが上方に移動して窓21が図4のように開放される。また、この開放状態から、ステッピングモータ30を逆方向に回転させれば、開閉蓋21aが下降して図3の閉鎖状態となる。
また、窓21が完全に閉じられたことを検出する窓閉鎖センサ32(図5参照)が設けられていて、その検出に基づいてステッピングモータ30の駆動パルスをカウントすることにより、窓21の開度を制御することができる。
【0026】
図5は本発明の第2の実施の形態による画像形成装置の制御部の構成を示す。本発明実施の形態は、ケース20内にファン33を設けたものである。図5において、ケース20内には、燃料電池22、凍結防止用のヒータ23、サーミスタからなる温度センサ24、ステッピングモータ30、クラッチ31、窓閉鎖センサ32及びファン33が設けられている。従って、上記第1の実施の形態の場合の制御部は、ファン33を省略したものを考えればよい。
【0027】
図5において、制御回路34のA/D入力1には、温度センサ24の検出信号が入力される。制御回路34は、その検出温度に応じて窓21の開閉機構とヒータ23の通電を制御すると共にファン33の動作を制御する。ヒータ23は、制御回路34の出力5により制御されるスイッチング素子35により通電をON/OFFされる。また、制御回路34は、上記ケース20の中以外に画像形成装置に設けられているソレノイド36、クラッチ37、モータ38、ヒータ39を制御する。ヒータ39は、制御回路34により制御されるスイッチング素子40により通電をON/OFFされる。また、ヒータ39の温度を検出する温度センサ41が設けられている。
【0028】
燃料電池22から出力される36Vの電圧は、ヒータ23、窓閉鎖センサ32、ヒータ39に供給されると共に、DC−DCコンバータ42、43に入力されてコンバートされる。
DC−DCコンバータ42から出力される5Vの電圧は、制御回路34の電源電圧として供給されると共に、温度センサ24,41に加えられる。DC−DCコンバータ43から出力される24Vの電圧は、ソレノイド36、クラッチ37、モータ38、クラッチ31、ステッピングモータ30、ファン33に加えられる。
【0029】
温度センサ24,41の温度検出信号及び窓閉鎖センサ32の検出信号は制御回路34に入力される。制御回路34は、温度センサ24の温度検出信号に応じてスイッチング素子35をON/OFF制御し、温度センサ41の温度検出信号に応じてスイッチング素子40をON/OFF制する。また、御窓閉鎖センサ32の検出信号により窓20の開度を制御する。
【0030】
本実施の形態によれば、ケース20内にファン33を設けたことにより、ケース内の空気を撹拌してケース20内の場所による温度差を極力少なくすることができると共に、必要に応じてケース20内を冷却することができる。
【0031】
図6は本発明の第3の実施の形態による画像形成装置の制御部の構成を示す。本実施の形態は、図示のようにDC−DCコンバータ43の電源として外部の商用交流電源を用いたものである。交流電源電圧は、電源プラグ、メインスイッチ44を介してDC−DCコンバータ43に入力される。
【0032】
本実施の形態によれば、ケース20内のクラッチ31、ステッピングモータ30、ヒータ23、ファン33、及びソレノイド36、クラッチ37、モータ38、ヒータ39等の制御回路34の制御対象を制御するために必要な電力として、外部電源から供給される電力を用いたことにより、燃料電池22を消費することなく、長期間にわたって燃料電池22の凍結を防ぐことができる。
【0033】
図7は本発明の第4の実施の形態による画像形成装置の制御部の構成を示す。
本実施の形態は、ケース20内に補助電池45を設け、この補助電池45から得られる24Vの電圧をケース2内のクラッチ31、ステッピングモータ30、ヒータ23、ファン33に加えるようにしたものである。尚、補助電池45は充電器46により充電されるようになされている。
このように構成することにより、外部電源を接続し忘れた場合や、屋外の場合等でも燃料電池の凍結を防ぐことができる。
尚、前記第1の実施の形態においても、必要な電力は全て燃料電池22でまかなっているので、本実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0034】
図8は本発明の第5の実施の形態による画像形成装置の制御部の構成を示す。本実施の形態は、DC−DCコンバータ43に外部電源を接続可能にすると共に、燃料電池22の電圧が入力されるDC−DCコンバータ47と、DC−DCコンバータ42の出力とDC−DCコンバータ47の出力とを切り替えて制御対象に加える切り替えスイッチ48を設けたものである。また、外部電源が接続された場合は、DC−DCコンバータ43の出力が接続検出信号として制御回路34に入力されるようになされている。
【0035】
上記構成によれば、外部電源が接続されると、DC−DCコンバータ43から接続検出信号が制御回路34に入力されるので、制御回路34は切り替えスイッチ48をDC−DCコンバータ43側に切り替えることにより、外部電源の電力を利用することができる。また、外部電源が接続されないと、制御回路34は切り替えスイッチ48をDC−DCコンバータ47側に切り替えるので、燃料電池22からの電力を利用することができる。
従って、本実施の形態によれば、外部電源を用いて燃料電池22の凍結防止中に、なんらかの原因で外部電源からの電力の供給が途絶えた場合でも、凍結を防ぐことができる。
【0036】
次に、第6の実施の形態について説明する。
本実施の形態は、外部電源を接続する場合において、メインスイッチ44がOFFされて画像形成装置が待機モードに入ったとき、ケース29の窓21を閉じると共に、その後は燃料電池22から待機電力以外の電力取り出しを停止して燃料消費を必要最小限としながら、温度変化の検出を続け、検出温度が設定値以下に低下したときは、ヒータ24への通電を開始して燃料電池22を凍結から保護する。
【0037】
次に、第7の実施の形態は、メインスイッチ44がONされたとき、ケース20の窓21を閉じた状態で燃料電池22から電力の取り出しを開始し、その結果温度センサ24の検出温度が上昇して設定温度に達したときは、窓20を開放して放熱し、又は冷却ファン33を駆動して積極的に放熱することにより、運転時の温度上昇による燃料電池22の破損を防止する。
【0038】
次に、第8に実施の形態は、上記第7の実施の形態において、故障等により窓21を開放できなかった場合は、燃料電池22からの電力取出しを中止すると共に、異常の表示や警告音を発生してシステムが正常に作動できないことを知らせる。
【0039】
第9の実施の形態は、前記第7の実施の形態において、窓20を開放できなかった場合は、燃料電池22からの電力取出しを中止すると共に冷却ファン33を駆動し、燃料電池の温度を下げると共に、異常の表示や警告音を発生してシステムが正常に作動できないことを知らせる。
【0040】
第10の実施の形態では、前記第7の実施の形態において、窓が開放できなかった場合は、燃料電池22の電力取出しを中止して冷却ファン33を駆動し、燃料電池22の温度を下げると共に警告を発し、その後検出温度が設定温度まで低下して燃料電池22が熱による破損の恐れが無くなった時点で冷却ファン33を停止する。
【0041】
第11の実施の形態は、燃料電池22からの電力取り出し中は、温度センサ24の検出温度が設定温度で平衡するように、窓20の開度と冷却ファン33の駆動を調整することにより、燃料電池22における化学反応が活発に行われたくさんの電気を取り出せるようにする。
【0042】
第12の実施の形態は、メインスイッチ44がOFFされたときは、電力を消費すること無く窓20を閉じ、それと前後して燃料電池22からの待機電力以外の電力取り出しを停止することにより、メインスイッチ44がOFF後にも一定期間窓20を閉めるための電力を供給する特別な回路を設ける必要が無い。
【0043】
第13の実施の形態は、上記第12の実施の形態において、メインスイッチがOFFされたときは、クラッチ31への通電が無くなり接続が切られるので、開閉蓋21aを自重により下降させて窓20を閉じる。
【0044】
第14の実施の形態は、第13の実施の形態において、開閉蓋21aを自重により下降させて窓20を閉じるが、さらに確実にするために、窓20を閉じる方向に力が働くようなスプリング(バネ部材)を設けても良い。
【0045】
以上は、画像形成装置の電源部で使用する燃料電池22について説明してきたが、燃料電池22は画像形成装置での使用に限定されるものではなく、他の電子装置の電源部においても使用可能である。例えばさらに使用条件の厳しい燃料電池を使用する自動車やオートバイ等においても、本発明によれば、冬期の夜間に放置された場合等でも、内蔵する燃料電池を凍結から守ることができる。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、開閉可能な窓を有するケース2内に燃料電池を収納すると共に、ケース内にヒータと温度センサを設け、温度センサの検出温度に応じてヒータの通電と窓の開閉を制御するように構成したので、燃料電池を常に適温で使用することが出来ると共に、燃料電池の凍結を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による画像形成装置を示す構成図である。
【図2】燃料電池を収納するケースの外観図である。
【図3】ケースの窓の開閉機構の閉鎖状態を示す斜視図である。
【図4】ケースの窓の開閉機構の開放状態を示す斜視図である。
【図5】本発明第2の実施の形態による画像形成装置の制御部の構成図である。
【図6】本発明第3の実施の形態による画像形成装置の制御部の構成図である。
【図7】本発明第4の実施の形態による画像形成装置の制御部の構成図である。
【図8】本発明第5の実施の形態による画像形成装置の制御部の構成図である。
【符号の説明】
22 ケース
21 窓
21a 開閉蓋
22 燃料電池
23 ヒータ
24 温度センサ
25,27 ローラ
26,28 軸
29 タイミングベルト
30 ステッピングモータ
31 クラッチ
32 窓閉鎖センサ
33 ファン
34 制御回路
35 スイッチング素子
44 メインスイッチ
42,43,47 DC−DCコンバータ
48 切り替えスイッチ

Claims (1)

  1. 窓が設けられ燃料電池を収納するケースと、
    前記窓の開閉機構と、
    前記ケース内に設けたヒータ及び温度センサと、
    前記温度センサの検出温度に応じて前記窓の開閉機構と前記ヒータへの通電を制御する制御手段とを設け燃料電池装置を、電源部に用いた画像形成装置であって、
    メインスイッチがOFFされて画像形成装置が待機モードに入ったとき、前記窓を閉じると共に、その後は前記燃料電池から定着装置への待機電力以外の電力取り出しを停止し、検出温度が設定値以下に低下したとき、前記ヒータへの通電を開始して前記燃料電池を凍結から保護し、
    前記メインスイッチがONされたとき、前記窓を閉じた状態で前記燃料電池から電力の取り出しを開始することによりウオームアップを行う、
    ことを特徴とする画像形成装置。
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