JPH09291572A - スライド式シャワーハンガーのガイドレール取付構造 - Google Patents

スライド式シャワーハンガーのガイドレール取付構造

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JPH09291572A
JPH09291572A JP13121196A JP13121196A JPH09291572A JP H09291572 A JPH09291572 A JP H09291572A JP 13121196 A JP13121196 A JP 13121196A JP 13121196 A JP13121196 A JP 13121196A JP H09291572 A JPH09291572 A JP H09291572A
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guide rail
fixed
hook
mounting structure
shower hanger
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JP13121196A
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Yoshihiro Matsumura
義弘 松村
Tadashi Ono
正 大野
Mitsuo Tsubota
充夫 坪田
Takahiro Sudou
崇宏 須藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スライド式シャワーハンガーのガイドレール
を表面にビスを露出させることなく見栄えよく壁面に固
定できるスライド式シャワーハンガーのガイドレール取
付構造を提供する。 【解決手段】 ガイドレール1のガイド溝2,2に沿っ
てハンガー本体3をスライド可能に支持するスライド式
シャワーハンガーにおいて、ガイドレール1の背面にフ
ック部11が下向に延びる形態で掛止片7を固着すると
共に、壁面にフック部16が上向に延びる形態で掛止片
14を固着し、両掛止片7,14を掛合わすことにより
ガイドレール1を壁面に固定した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シャワーを壁面に
固定されたガイドレールに沿って所定位置に移動し得る
スライド式シャワーハンガーに関するもので、さらに詳
しくはそのガイドレールの壁面への取付構造に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】浴室,シャワールーム等の壁面に固定し
た丸棒状のガイドレールに沿ってハンガー本体を移動で
きるようにしたスライド式シャワーハンガーは、実開昭
60−91656号公報等により知られている。同公報
に示されたスライド式シャワーハンガーは、ガイドレー
ルの両端部にエンド部材が嵌着され、該エンド部材をビ
スにより壁面に固定したものであった。
【0003】ところでこのように両端部だけをビス止め
した取付構造では、全長1メートル近くもあるような長
いガイドレールの場合に、中間部における支持が不安定
となって充分な取付強度が得られないという問題があっ
た。しかし中間部においても両端部と同様のビス止をす
ると見栄を悪くしたりハンガー本体の移動の障害となる
おそれがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、スラ
イド式シャワーハンガーのガイドレールを表面にビスを
露出させることなく見栄えよく壁面に固定できるスライ
ド式シャワーハンガーのガイドレール取付構造を提供し
ようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのために本発明のスラ
イド式シャワーハンガーのガイドレール取付構造は、ガ
イドレールのガイド溝に沿ってハンガー本体をスライド
可能に支持するスライド式シャワーハンガーにおいて、
ガイドレールの背面にフック部が下向に延びる形態で掛
止片を固着すると共に、壁面にフック部が上向に延びる
形態で他の掛止片を固着し、この両掛止片を掛合わすこ
とによりガイドレールを壁面に固定したことを特徴とす
る。また本発明は上記ガイドレールの背面に形成された
アリ溝に掛止片の基部を挿入して該基部に背面よりビス
を螺入することにより掛止片をガイドレールに固着した
ことを特徴とする。さらに本発明は上記両掛止片のフッ
ク部の内面をテーパ状に先細に形成したことを特徴とす
る。
【0006】
【発明の実施の形態】次に図面と共に本発明の実施の形
態を説明する。図1にこのスライド式シャワーハンガー
の外観斜視図、図2にその縦断面図、図3に図2のAー
A線断面図を示す。図において、1は両側面にガイド溝
2,2が形成されたアルミ製の押出成形品からなるガイ
ドレールで、該ガイドレール1に沿ってハンガー本体3
がスライド可能に設けられ、該ハンガー本体3の一側に
突設されたハンドル4を締付することにより該ハンガー
本体3をガイドレール1上の所望位置で固定でき、シャ
ワーヘッド5を所望の高さに支持できる。
【0007】ガイドレール1の背面にはアリ溝6が形成
されている。7はプラスチック製の掛止片で、該掛止片
7は図4に示したようにやや幅広に形成された基部8を
アリ溝6に一端より挿入すると共に該基部8に形成され
た透孔9に背面より頭なしビス10(タッピンネジ)を
螺合し、該ビス10の先端をアリ溝6内底に押圧するこ
とにより該掛止片7をフック部11が下向となるように
固着する。なお、該フック部11の内面12はテーパ状
に先細に形成されている。
【0008】一方、図5に示した壁面固着用の掛止片1
4は上記掛止片7と同一形状のプラスチック製のもの
で、基部15とフック部16とからなり、基部15に透
孔17が形成されている。そして、該掛止片14は頭付
のビス18を透孔17に貫挿し浴室等の壁面に該フック
部16が上向となるように固着される。該フック部16
の内面19はテーパ状に先細に形成されている。なお、
20は基部15と壁面間に挟む水封用パッキンである。
【0009】しかして、このガイドレール1を取付ける
に際しては、壁面の適宜高さに孔を開けて上記ビス18
を螺合し掛止片14を固着し、該掛止片14にガイドレ
ール1背面の掛止片7を掛止し、図2に示したように両
掛止片7,14の内面12,19を重合させる。この内
面12,19はテーパ面のために、ガイドレール1が荷
重により下がると該ガイドレール1は壁面に隙間なく引
き寄せられ止着できる。
【0010】そしてガイドレール1の上端部および下端
部には、図1に例示したようにエンド部材21を装着
し、ビス22を該ガイドレール1およびエンド部材21
に貫通させることにより壁面に固着すると共に、該上端
部および下端部をエンドキャップ23により被う。
【0011】
【発明の効果】このように本発明のスライド式シャワー
ハンガーのガイドレール取付構造は、ガイドレールの背
面に掛止片を固着し、これを壁面に固着した掛止片に掛
合わすことによりガイドレールを壁面に固定したので、
長いガイドレールでも中間部にて壁面に固定でき取付強
度が得られる。またガイドレールの背面に形成されたア
リ溝に掛止片の基部を挿入して該基部に背面よりビスを
螺入することにより掛止片を固着することで、ガイドレ
ールを表面にビスを露出させることなく見栄えよく固定
できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスライド式シャワーハンガーの外
観斜視図。
【図2】図1のガイドレールの縦断面図。
【図3】図2のA−A線断面図。
【図4】ガイドレール背面の分解斜視図。
【図5】壁面固着用掛止片の分解斜視図。
【符号の説明】
1 ガイドレール 2 ガイド溝 3 ハンガー本体 4 ハンドル 5 シャワーヘッド 6 アリ溝 7,14 掛止片 8 基部 9 透孔 10 頭なしビス 11 フック部 12,19 内面 15 基部 16 フック部 17 透孔 18 頭付のビス 20 水封用パッキン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 須藤 崇宏 岐阜県岐阜市黒野308番地 株式会社ケー ブイケー内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガイドレールのガイド溝に沿ってハンガ
    ー本体をスライド可能に支持するスライド式シャワーハ
    ンガーにおいて、ガイドレールの背面にフック部が下向
    に延びる形態で掛止片を固着すると共に、壁面にフック
    部が上向に延びる形態で他の掛止片を固着し、この両掛
    止片を掛合わすことによりガイドレールを壁面に固定し
    たことを特徴とするスライド式シャワーハンガーのガイ
    ドレール取付構造。
  2. 【請求項2】 ガイドレールの背面に形成されたアリ溝
    に掛止片の基部を挿入して該基部に背面よりビスを螺入
    することにより掛止片をガイドレールに固着した請求項
    1に記載のスライド式シャワーハンガーのガイドレール
    取付構造。
  3. 【請求項3】 両掛止片のフック部の内面をテーパ状に
    先細に形成した請求項1または2に記載のスライド式シ
    ャワーハンガーのガイドレール取付構造。
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