JPH09290187A - 自動下部塗装時のタイヤ及びキャブマスキング方法及びその器具 - Google Patents

自動下部塗装時のタイヤ及びキャブマスキング方法及びその器具

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Publication number
JPH09290187A
JPH09290187A JP8106644A JP10664496A JPH09290187A JP H09290187 A JPH09290187 A JP H09290187A JP 8106644 A JP8106644 A JP 8106644A JP 10664496 A JP10664496 A JP 10664496A JP H09290187 A JPH09290187 A JP H09290187A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cab
tire
masking
paint
vehicle
Prior art date
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Pending
Application number
JP8106644A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Kishibe
正 岸部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chiyuuyuu Shoji Kk
Original Assignee
Chiyuuyuu Shoji Kk
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Filing date
Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 停止した車両の下部に塗料を吹き付けて行う
自動下部塗装時において、塗装すべき箇所以外の被覆作
業、即ち、マスキング作業を簡素化し、今までマスキン
グ作業に要していた時間を短縮することを目的とする。 【解決手段】 停止した車両の下部に塗料を吹き付けて
行う自動下部塗装時において、前記車両の各々タイヤの
形状に合わせて形成された少なくとも二つ以上のタイヤ
表面を被覆する被覆部材を繋ぎ合わせることで各タイヤ
のマスキングを行い、車両キャブの底面にキャブ底面外
周より所要の大きさの塗料飛散防止板を地上側から上部
側へ密着させキャブ表面への塗料飛散防止を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両の下廻り塗装を行う
際の、タイヤ及びキャブに塗料が飛散するのを防止する
ためのマスキング手段に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車の下部に塗料を吹き付けて行う自
動下部塗装装置によって自動車の下廻り塗装(以下、下
部塗装という。)を行う場合、下部塗装をすべき以外の
所、例えば各タイヤの車長中心側(以下、タイヤの内面
という。)等やキャブのフロントガラス及びバンパー等
(以下、キャブ表面という。)に塗料が飛散するのを防
ぐため、マスキングペーパーやビニールシートを使用
し、マスキングを行うものである。このときのタイヤマ
スキング作業は車両下部に入り込みタイヤ内面にマスキ
ングペーパーを貼り付けたり、ビニールシート等で被覆
するという非常に時間を要するとともに体力をも要する
作業である。又、キャブマスキングにおいては、キャブ
表面全体にマスキングペーパーを貼り付けるか又はキャ
ブ表面全体をビニールシートで覆う等の必要があり、タ
イヤ及びキャブマスキング作業に二人でおよそ1時間ほ
ど要する。又、マスキングペーパーはうまく貼り付けな
いと、隙間から塗料が入り込み塗着したり、塗料吹付け
時の空気圧でマスキングペーパーが剥がされ、そこから
塗料が入り込み塗着したりする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が上記に鑑みて
解決しようとする課題は、時間を要せずに1人で簡単に
できるタイヤ及びキャブのマスキング方法及びその器具
を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】停止した車両の下部に塗
料を吹き付けて行う自動下部塗装時において、前記車両
の各々タイヤの外形に合わせて形成された少なくとも二
つ以上のタイヤ表面を被覆する被覆部材を連結すること
で各タイヤのマスキングを行い、車両キャブの底面にキ
ャブ底面外周より所要の大きさの塗料飛散防止板を地上
側から上部側へ密着させる事で下部塗装時のキャブ表面
への塗料飛散防止を行うことができる。
【0005】
【実施例】本発明を1実施例に基づき具体的に説明す
る。図1は本発明によるマスキングを施した状態を示す
要部透視図である。図2aは本発明よるマスキング状態
を示す側面図、図2bは本発明によるマスキング状態を
示す正面図である。図3aはタイヤマスキングの斜視図
である。図3bはタイヤマスキングの装着状態を示す要
部断面図である。図3cはA方向から見たタイヤマスキ
ングの装着状態を示す側面図である。最初にタイヤマス
キングについて説明すると、図1、図2に示すように各
々タイヤは被覆部材1、2によってタイヤ内面が被覆さ
れる。被覆部材1、2はタイヤの形状に合わせて形成さ
れており、被覆部材1と被覆部材2が連結部材3によっ
て連結されることにより一つのタイヤのマスキングを行
うことが出来る。
【0006】次にキャブマスキングについて説明する。
図4aはキャブマスキング器具を示す平面図である。図
4bはキャブマスキングの使用状態を示す側面図であ
る。図4cはキャブマスキング使用前の状態を示す側面
図である。ベース板4の所要位置には4本のガイドポー
ル5が立てられている。前記ガイドポール5にはスプリ
ング7が巻かれいる。このスプリング7はガイドポール
5の所要位置に設けられたストッパー9によって受けら
れている。塗料飛散防止板8の所定位置にはガイドポー
ル5が嵌合できるようにガイド孔9が設けられている。
又、図4のcに示すように塗料飛散防止板8の所定位置
には止め穴10が設けられており、ベース板4にはそれ
ぞれフック11が設けられている。従って、フック11
を止め穴10に引っかけることで塗料飛散防止板8を最
低位置で止めることが出来る。このときの塗料飛散防止
板8の最低位置とは下部塗装を行うべき車両Mの下部の
高さ(地上高)より低い位置である。このため、下部塗
装すべき車両Mが塗装ブース内に進入し、予め決められ
た位置で車両を停止させた後、塗料飛散防止板8のフッ
ク11を止め穴10から外すことで塗料飛散防止板8が
車両下部の下側から上部方向へ密着させられ、キャブの
マスキングが終了する。
【発明の効果】タイヤマスキングにおいて、車両下部に
潜ることなくタイヤハウス側から簡単にはめ込みタイヤ
内面を被覆する事が出来、又、キャブマスキングにおい
てはマスキングペーパーやビニールシートを覆いかぶせ
ることなく、塗料飛散防止が出来るため、タイヤマスキ
ング及びキャブマスキングに要していた時間が大幅にに
短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるマスキングを施した状態を示す
要部透視図。
【図2】 a本発明によるマスキングを施した状態を示
す側面図。 b本発明によるマスキングを施した状態を示す正面図。
【図3】 aタイヤマスキング器具を示す斜視図。 bタイヤマスキング器具の装着状態を示す断面図。 cタイヤマスキング器具の装着状態を示すA側側面図。
【図4】 aキャブマスキング器具の構成を示す平面
図。 bキャブマスキング器具の構成を示す側面図。 cキャブマスキング器具のフック装着状態を示す側面
図。
【符号の説明】
M 下部塗装を行うべき車両 D デフ T タイヤ 1 被覆部材 2 被覆部材 3 連結部材 4 ベース板 5 ガイドポール 6 ストッパー 7 スプリング 8 塗料飛散防止板 9 ガイド孔 10 止め穴 11 フック

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 停止した車両の下部に塗料を吹き付けて
    行う下部塗装時において、前記車両の各々タイヤの外形
    に合わせた少なくとも二つ以上のタイヤを被覆する被覆
    部材を繋ぎ合わせることで各々タイヤのマスキングを行
    い、車両キャブの下面側にキャブ外周より所要の大きさ
    の塗料飛散防止板を密着させてキャブへの塗料飛散防止
    を行うことを特徴とする下部塗装時のタイヤ及びキャブ
    マスキング方法。
  2. 【請求項2】下部塗装すべき車両のタイヤの外形に合わ
    せた少なくとも二つ以上の被覆部材によって構成され、
    ホイールを除くタイヤの内面及びタイヤの外周面を被覆
    する事を特徴とするタイヤマスキング器具。
  3. 【請求項3】車両キャブの下面側にキャブ外周より所要
    の大きさの塗料飛散防止板を密着させてキャブへの塗料
    飛散防止を行うキャブマスキング手段において、ベース
    板4の所要位置に設けられた所要数のガイドポール5に
    はスプリング7が巻かれ、前記ガイドポール5の所定位
    置に固定されたストッパー6によって前記スプリング7
    が受けられ、塗料飛散防止板8には所要数のガイド孔9
    が前記ガイドポール5に嵌合可能に設けられたことを特
    徴とするキャブマスキング器具。
JP8106644A 1996-04-26 1996-04-26 自動下部塗装時のタイヤ及びキャブマスキング方法及びその器具 Pending JPH09290187A (ja)

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JP (1) JPH09290187A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014083503A (ja) * 2012-10-24 2014-05-12 Central Japan Railway Co 車軸塗装剥離装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014083503A (ja) * 2012-10-24 2014-05-12 Central Japan Railway Co 車軸塗装剥離装置

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