JP3131718B2 - ドアサッシュの塗装方法 - Google Patents
ドアサッシュの塗装方法Info
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Description
ュを塗装する塗装方法に関する。
る場合には、塗装ガンをドアサッシュの長手方向に沿っ
て移動させながら塗装を行なう必要があるが、一方向に
のみ塗料を噴射する塗装ガンを用いたのでは、ドアサッ
シュの表面全体を塗装するためには塗装ガンを複数回往
復する必要がある。このような場合には、例えば実開平
3−123555号公報に記載されている、中心に向か
って放射状に配置された複数のノズルを備えた環状の塗
装ガンを用い、該環状の塗装ガンの中心軸線をドアサッ
シュの長手方向に一致させた状態で塗装ガンをドアサッ
シュの長手方向に沿って移動させて塗装を行なえば、塗
装ガンを往復させなくてもドアサッシュの表面全体を塗
装することができる。
は、各ノズルから噴射された塗料は塗装ガンの中心近傍
に位置するドアサッシュの表面に付着するが、噴射され
た塗料はすべてがドアサッシュの表面に付着するわけで
はなく、ドアサッシュ表面に付着しなかった塗料は塗装
ガンから外部へと飛散する。この時、各ノズルからの塗
料噴射方向が傾いていないと塗料は広範囲に飛散し、ド
アサッシュ表面の溝状部内にも塗料を行き渡らせるた
め、いわゆるエア霧化型のノズルを用いている場合には
特にこの飛散の勢いが強く、ドア本体等に該飛散した塗
料がかかり、このためドア本体等を広範囲にわたってマ
スキングしなければならないという不具合が生じる。
状の塗装ガンを用いてドアサッシュを塗装する場合にド
ア本体等ドアサッシュ以外の部分のマスキングを必要最
小限にする塗装方法を提供することを目的とする。
に本発明は、中心に向かって放射状に配置された複数の
ノズルを備えた環状の塗装ガンの中心近傍にドアサッシ
ュを配置し、該塗装ガンをドアサッシュの長手方向に沿
って移動させてドアサッシュを塗装する方法において、
各ノズルの塗料噴射方向を塗装ガンの中心軸線に沿って
一方に傾け、各ノズルから噴射された塗料が該中心軸線
に沿って一方に飛散するようにすると共に、塗装ガンの
中心軸線をドアサッシュの長手方向に対して所定角度傾
けて、上記ノズルから噴射された霧状の塗料がドア本体
等ドアサッシュ以外の部分にかからないようにしたこと
を特徴とする。
ことにより塗装ガンからの塗料の飛散方向は該塗装ガン
の中心軸線に沿うように特定することができる。一方ド
ア本体等はドアサッシュの長手方向の延長線上に位置す
る。従って、塗装ガンの中心軸線をドアサッシュの長手
方向に対して傾ければ塗装ガンから飛散した塗料がドア
本体等にかからない。
り、図外の塗装ロボットのアーム3の先端に取り付けら
れている。塗装ガン1はノズル21を備えた複数のノズ
ルユニット2と複数のマニホールドブロック31とを同
一円周上に交互に連結し、各ノズルユニット2が等間隔
で放射状に配列されるように構成されている。各ノズル
21は塗装ガン1の中心方向に対して一方に所定角度
(例えば30度)傾けられており、各ノズル21から噴
射された塗料が中心近傍で相互に衝突した後、一方に向
って飛散するようにした。尚、マニホールドブロック3
1を1か所取り付けずに開口部32を設け、該開口部3
2を介してドアサッシュSが塗装ガン1内に出入りする
ようにした。また、開口部32を挟むノズルユニット2
の端面には蓋板33を取り付け、ノズルユニット2の各
種通路22〜25を塞ぐようにした。各通路22〜25
は各ノズルユニット間においてマニホールドブロック3
1を介して相互に連通されており、更にアーム3内に設
けられた各通路に連通されている。各ノズルユニット2
には図外のエアバルブが内蔵されており、通路22を介
して供給される塗料がノズル21に到達するのを阻止し
ており、通路23を介して空気圧が供給されるとエアバ
ルブが開成して通路22から塗料をノズル21に供給す
るように構成されている。尚、通路24はノズル21か
ら噴射された塗料を霧化するための空気の供給路であ
り、通路25はエアバルブの作動時おける空気抜き用の
通路である。
車用のドアDのドアサッシュSを塗装する場合につい
て、図2を参照して説明する。該ドアDはドア本体Dd
とその上に連結されたドアサッシュSとから構成され、
該ドアサッシュSは前側の傾斜部Saと後側の垂直部S
cと、両者を連結する水平部Sbとから構成されてい
る。尚、Aは傾斜部Saの長手方向を示す直線であり、
Bは水平部Sbの長手方向を示す直線であり、Cは垂直
部Scの長手方向を示す直線であり、また、Lは塗装ガ
ン1の中心軸線である。まず塗装ガン1の開口部32か
ら塗装ガン1内へ傾斜部Saを入れ、該傾斜部Saの下
端側から上方へ塗装ガン1を移動させ傾斜部Saの塗装
を行なう。この時塗装ガン1はAに沿って移動させる
が、その姿勢はLとAとの間にθaの角度が形成される
ように傾けている。ところで、、該Lを傾ける方向につ
いては特に限定されるものではないがLに沿って飛散す
る塗装霧がドア本体Ddや図外の車体等にかからないよ
うに考慮して傾ける方向を決定する。
上端側まで移動させ傾斜部Saの塗装が終了すると塗装
ガン1の移動方向をBに沿うように変更し、続けて水平
部Sbの塗装を行なう。尚、該水平部Sbの塗装時に
は、LをSbに一致させても飛散する塗料がドア本体D
d等にかからないようであればLをSbに対して傾けな
くてよい。そして、水平部Sbの塗装が終了すると塗装
ガン1をドアサッシュSから一旦離脱させ、垂直部Sc
の下端側に移動させて塗装ガン1内に垂直部Scを入
れ、そのまま塗装ガン1をCに沿って上方へ移動させて
垂直部Scの塗装を行なう。そして、該垂直部Scを塗
装する際にもLをScに対してθc傾け、飛散した塗料
霧がドア本体Ddにかからないようにする。
塗料がドア本体等にかからないので、ドアサッシュを塗
装する際にドアサッシュ以外の部分に広範囲にマスキン
グをする必要がない。
手方向線 C 垂直部Scの長手方向線 L 塗装ガンの中心
軸線
Claims (1)
- 【請求項1】 中心に向かって放射状に配置された複数
のノズルを備えた環状の塗装ガンの中心近傍にドアサッ
シュを配置し、該塗装ガンをドアサッシュの長手方向に
沿って移動させてドアサッシュを塗装する方法におい
て、各ノズルの塗料噴射方向を塗装ガンの中心軸線に沿
って一方に傾け、各ノズルから噴射された塗料が該中心
軸線に沿って一方に飛散するようにすると共に、塗装ガ
ンの中心軸線をドアサッシュの長手方向に対して所定角
度傾けて、上記ノズルから噴射された霧状の塗料がドア
本体等ドアサッシュ以外の部分にかからないようにした
ことを特徴とするドアサッシュの塗装方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05277096A JP3131718B2 (ja) | 1993-11-05 | 1993-11-05 | ドアサッシュの塗装方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05277096A JP3131718B2 (ja) | 1993-11-05 | 1993-11-05 | ドアサッシュの塗装方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07124517A JPH07124517A (ja) | 1995-05-16 |
JP3131718B2 true JP3131718B2 (ja) | 2001-02-05 |
Family
ID=17578724
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05277096A Expired - Fee Related JP3131718B2 (ja) | 1993-11-05 | 1993-11-05 | ドアサッシュの塗装方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3131718B2 (ja) |
-
1993
- 1993-11-05 JP JP05277096A patent/JP3131718B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07124517A (ja) | 1995-05-16 |
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