JPH0522283Y2 - - Google Patents

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JPH0522283Y2
JPH0522283Y2 JP1987079250U JP7925087U JPH0522283Y2 JP H0522283 Y2 JPH0522283 Y2 JP H0522283Y2 JP 1987079250 U JP1987079250 U JP 1987079250U JP 7925087 U JP7925087 U JP 7925087U JP H0522283 Y2 JPH0522283 Y2 JP H0522283Y2
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flow path
guide plate
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fertilizers
jet head
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は薬剤や肥料の散布機の拡散噴頭や畦畔
噴頭などの噴頭に関する。
従来の技術 このような散布機は送風機などで発生された加
圧空気流に薬剤や肥料を乗せ、拡散噴頭や畦畔噴
頭などの噴頭から外部周囲へ拡散させて散布する
ようになつており、噴頭は薬剤を近くから遠くま
でできるだけ均等に散布するために噴頭内部の空
気及び薬剤又は肥料の混合流体の流路の出口部分
に複数個の案内板を設けており、これらの案内板
は一般的に比較的硬質のプラスチツク板や金属板
で作られており、その上流側先端部は一般に角張
つた形状に形成されている。
考案が解決しようとする問題点 最近、このような散布機で散布される肥料の一
つとして、肥料の表面が被覆剤の層で被覆されて
おり、肥料の散布後或る時間がたつた時に被覆剤
層が破壊して肥料としての効力を発揮するように
した粒状の遅効性肥料がある。この肥料を上記し
たような従来の噴頭を用いた散布機で散布する
と、噴頭内の流路を流動する肥料が案内板の硬
く、しかも角張つた形状の上流側先端部に衝突
し、それにより肥料の被覆剤層が破壊された状態
で散布され、このため肥料の遅効性が損なわれる
という問題がある。また、その他、一般の粒状薬
剤等の散布性状が悪化する問題もある。
そこで、本考案は上記したような従来の噴頭の
問題点を解決するためになされたものであり、遅
効性肥料等の粒状被散布物を損傷せずに散布する
ことができ、あわせて通常の粒状物も効果的に散
布することができる噴頭を提供することを目的と
する。
問題点を解決するための手段 即ち、本考案に係る散布機用噴頭は、薬剤や肥
料を散布するために下流出口開口へ向かつて末広
がりに形成された内部流路内を複数の末広流路に
画成して流体の流れを案内するための案内板を設
けた噴頭であつて、前記案内板の少なくとも前記
内部流路内へ流入した流体が最初に衝突する上流
側先端部の表面部分を弾性材料で形成したことを
特徴とする。
作 用 したがつて本考案による散布機用噴頭は、噴頭
の内部流路中に設けられた案内板の少なくとも内
部流路内へ流入した流体が最初に衝突する表面部
分を弾性材料で形成したことによつて、噴頭の内
部流路中へ圧送された流体中に含まれた薬剤や一
般の肥料並びに遅効性肥料は案内板の弾性材料で
形成された表面部分に最初に衝突して、衝撃力が
吸収されるので、粒状の薬剤や肥料も損傷を受け
ずに散布されることができる。
実施例 次に、本考案を図面の実施例に基づいて説明す
る。
まず、第1図に示した実施例では、扇形筒状の
噴頭1は、その本体部はプラスチツク材料で成形
されており、上流側入口開口2において図示しな
い散布機の加圧空気と薬剤又は肥料との混合流体
の吐出口へ連結されており、高速度で流れる前記
混合流体の供給を受ける。噴頭1の下流側出口開
口3は斜め上方から斜め下方へ大きく扇形状に外
方へ開いており、それに従つて噴頭1内の内部流
路4は上流側入口開口2から下流側出口開口3ま
で断面形状を末広がり状に漸増するように形成さ
れている。
噴頭1の内部流路4内に、複数個の案内板、こ
の実施例では三つの案内板5,6及び7が上下方
向に互いに離隔して配置されている。各案内板は
ゴムなどのような弾性材料で作られており、か
つ、各案内板の上下両表面は平滑な面に形成され
ている。そして、各案内板5,6,7は噴頭1の
下流側出口開口3から内部流路4内を上流の方へ
内部流路4の扇形の形状にあわせた角度をもつて
傾斜して延びており、各案内板5,6,7の上流
側先端部8,9,10はそれぞれ内部流路4内の
中間位置において内部流路4の中心にほぼ収れん
するように配置されている。このため、各案内板
5,6,7は噴頭1の下流出口開口3寄りの内部
流路4を四つの上下方向に分離された末広流路1
1,12,13及び14を画成する。
噴頭1の上流側入口開口2から内部流路4内へ
圧送された混合流体は、各案内板5,6,7の上
流側先端部8,9,10によつて各末広流路1
1,12,13,14へ分流され、この分流され
た流体は噴頭1の内面及び各案内板5,6,7の
それぞれの上下表面に沿つて案内されて下流側出
口開口3から外部へ拡散噴出され、薬剤及び肥料
を噴頭1のすぐ近くから遠方までほぼ均等に散布
する。この流体の流動過程において流体中に混合
された遅効性肥料等の被散布物が、噴頭1の内部
流路4中で各案内板5,6,7の上流側先端部
8,9,10のいずれかに衝突しても、各案内板
5,6,7が弾性材料で形成されているので、衝
突した遅効性肥料等はその被覆剤層等を破壊する
ことなく流通して散布される。
次に、第2図に示した他の実施例では、噴頭1
5は第1図の実施例の噴頭と同様に形成されてい
るが、噴頭15内に配設された各案内板16,1
7,18もプラスチツク材料で作られており、案
内板16,17,18のそれぞれの上流側先端部
19,20,21にはゴムなどのような弾性材料
で作られた適宜の厚さの弾性シート22,23及
び24がそれぞれ接着剤によつて固定されてい
る。弾性シート22,23,24のそれぞれは各
案内板16,17,18の上流側先端部19,2
0,21のそれぞれから各案内板の上下両表面の
上へ折返されて接着されている。これらの弾性シ
ート22,23,24が接着される範囲は噴頭1
5の上流側入口開口25から噴頭15の内部流路
26内へ流入する流体が最初に直接に衝突する案
内板16,17,18の上流側先端部19,2
0,21及びその付近の表面だけで充分である。
このようにして、上流側入口開口25からの流体
に含まれた遅効性肥料等は、弾性シート22,2
3,24に最初に衝突するので、遅効性肥料等は
破壊されずに噴頭15の下流側出口開口27から
外部へ噴出されて散布される。
考案の効果 以上説明した本考案の構成により、本考案は、
薬剤や肥料を散布するための散布機用噴頭の内部
流路内に設けられた案内板の少なくとも前記内部
流路内へ流入した流体が最初に衝突する表面部分
を弾性材料で形成したことによつて、薬剤や肥
料、特に粒状の被散布物が案内板に衝突してもそ
れらの表面を損傷することがなく散布され、この
ため薬剤や肥料は散布後それら本来の効力を完全
に発揮することができ、また本考案の噴頭を従来
の散布機に簡単に取付けて使用することができる
などの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る散布機用噴頭の第一の実
施例の要部縦断側面図であり、第2図は本考案に
よる散布機用噴頭の第二の実施例の要部縦断側面
図である。 1,15……噴頭、2,25……上流側入口開
口、3,27……下流側出口開口、4,26……
内部流路、5,6,7,16,17,18……案
内板、8,9,10,19,20,21……上流
側先端部、22,23,24……弾性シート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 薬剤や肥料を散布するために下流出口開口へ向
    かつて末広がりに形成された内部流路内を複数の
    末広流路に画成して流体の流れを案内するための
    案内板を設けた噴頭であつて、前記案内板の少な
    くとも前記内部流路内へ流入した流体が最初に衝
    突する上流側先端部の表面部分を弾性材料で形成
    したことを特徴とする散布機用噴頭。
JP1987079250U 1987-05-26 1987-05-26 Expired - Lifetime JPH0522283Y2 (ja)

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JP1987079250U JPH0522283Y2 (ja) 1987-05-26 1987-05-26

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JPS63189358U JPS63189358U (ja) 1988-12-06
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014010424A1 (ja) * 2012-07-13 2014-01-16 日本碍子株式会社 消火用ノズル及びこれを用いた消火方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63149259A (ja) * 1986-12-12 1988-06-22 Nippon Plast Co Ltd コラムカバ−

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JPS63149259A (ja) * 1986-12-12 1988-06-22 Nippon Plast Co Ltd コラムカバ−

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