JPH09290055A - 弾球遊技機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 セカンドバック等の小物程度であれば十分収
納でき、位置的にも高く出し入れが容易で、忘れ物等を
少なくできる弾球遊技機を提供する。 【解決手段】 外枠3 と、この外枠3 に縦軸廻りに開閉
自在に枢着された前枠4とを備え、前枠4 に遊技盤5 、
遊技盤5 上に遊技球を発射する発射手段10、発射手段10
に遊技球を供給する上皿7 、及び上皿7 から溢流した遊
技球を受ける下皿9 等を備え、外枠3 の下端部で前枠4
の下側に、前側から物品X を出し入れ可能な収納部15を
設ける。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する利用分野】本発明は、パチンコ機、アレ
ンジボール機、雀球機等の弾球遊技機に関するものであ
る。

【０００２】

【従来の技術】パチンコ機等の弾球遊技機は、外枠と、
この外枠に縦軸廻りに開閉自在に枢着された前枠とを備
え、前枠に遊技盤、遊技盤上に遊技球を発射する発射手
段、発射手段に遊技球を供給する上皿、及び上皿から溢
流した遊技球を受ける下皿等を設けている。

【０００３】遊技店では、弾球遊技機を島構造体の装着
部位に自動球貸し機等と交互に横一列状に装着すると共
に、各弾球遊技機の前に遊技者用の椅子を配置し、遊技
者が弾球遊技機側に向かって椅子に座った状態でゲーム
を行うようにしている。この種の島構造体において、例
えば実開平７−４２６５４号公報に記載のように、各弾
球遊技機の装着部位の下側に収納部を設け、遊技者がゲ
ームを行う際にセカンドバック、新聞、雑誌等の各種物
品を収納部に収納できるようにしたものがある。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】この従来の島構造体で
は、各弾球遊技機の装着部位の下側に対応させて収納部
を設けているため、遊技者の所持するセカンドバック等
の物品を収納部に収納でき、盗難等に合うことなくゲー
ムを行える利点がある。しかし、島構造体には弾球遊技
機の下側に水平状の受け台があり、この受け台の下側に
収納部を設けているため、セカンドバック等の小物の場
合には、それを収納部に収納し難い欠点がある。

【０００５】また収納部が位置的に見難い場所にあるた
め、収納部に物品を入れたままで忘れて帰る遊技者が多
くなる等、忘れ物が生じ易い欠点がある。しかも、島構
造体内の下部には、各弾球遊技機から排出される遊技球
を回収する球回収装置等が組み込まれているため、その
球回収装置等との干渉が問題となる。本発明は、このよ
うな従来の課題に鑑み、セカンドバック等の小物程度で
あれば十分収納でき、位置的にも高く出し入れが容易
で、忘れ物等を少なくできる弾球遊技機を提供すること
を目的とする。

【０００６】

【課題を解決するための手段】請求項１に記載の本発明
は、外枠3 と、この外枠3 に縦軸廻りに開閉自在に枢着
された前枠4 とを備え、前枠4 に遊技盤5 、遊技盤5 上
に遊技球を発射する発射手段10、発射手段10に遊技球を
供給する上皿7 、及び上皿7 から溢流した遊技球を受け
る下皿9 等を備えた弾球遊技機において、外枠3 の下端
部で前枠4 の下側に、前側から物品X を出し入れ可能な
収納部15を設けたものである。

【０００７】請求項２に記載の本発明は、請求項１に記
載の発明において、左右一対の側枠板12と、この側枠板
12の上下端部を左右に連結する上枠板13及び下枠板14と
により外枠3 を構成し、前枠4 の下側に近接して左右一
対の側枠板12を左右に連結する補強板16を設け、この補
強板16と下枠板14との間に収納部15を設けたものであ
る。

【０００８】請求項３に記載の本発明は、請求項１又は
２に記載の発明において、収納部15を左右方向に長く構
成したものである。

【０００９】請求項４に記載の本発明は、請求項１、２
又は３に記載の発明において、収納部15内の物品X を検
出するセンサー22を設け、このセンサー22が物品X を検
出したことを表示する表示手段28を外枠3 又は前枠4 の
前面側に設けたものである。

【００１０】

【実施例】以下、本発明の各実施形態を図面に基づいて
詳述する。図１乃至図５は本発明の第１の実施形態を例
示する。図１乃至図３において、1 はパチンコ機、2 は
カード式球貸し機で、このパチンコ機1 及び球貸し機2
は、左右に交互に並べて図外の島構造体に横一列状に装
着されている。

【００１１】パチンコ機1 は、外枠3 と、この外枠3 に
開閉自在に枢着された前枠4 とを備え、外枠3 の下端部
で前枠4 の下側に収納部15が設けられている。前枠4 に
は、遊技盤5 に対応するガラス扉6 と、上皿7 を支持す
る開閉板8 とが上下に配置され、これらガラス扉6 及び
開閉板8 は前枠4 に回動自在に枢着されている。前枠4
の下部には、上皿7 の下側に下皿9 が、この下皿9 の一
側方に発射手段10の発射ハンドル11が夫々設けられてい
る。

【００１２】外枠3 は、左右一対の側枠板12と、この側
枠板12の上下端部を左右に連結する上枠板13及び下枠板
14とによって、上下方向に長い矩形枠状に構成されてい
る。外枠3 の下端部には、左右の側枠板12を左右に連結
する補強板16が前枠4 の下側に近接して下枠板14と平行
に設けられている。

【００１３】補強板16と下枠板14との間には、左右両端
部に隅補強用前板17が、この前板17間に収納部15が夫々
設けられている。各前板17は側枠板12の前面に当接する
と共に、下枠板14の上面及び補強板16の下面に夫々当接
されており、外枠3 の下端側の左右両端部分で側枠板1
2、下枠板14及び補強板16の結合部を互いに補強するよ
うになっている。

【００１４】収納部15は、図４及び図５に示すように、
遊技者が所持するセカンドバック等の小物の物品X を収
納し保管するためのものであって、上下の補強板16と下
枠板14との間に、前側が開放するコ字状の画成板18を介
在して左右方向に長く構成されており、前側の開口部側
から物品X を出し入れできるようになっている。画成板
18は左右一対の側板部19と、この側板部19の後端間を結
ぶ後板部20とを一体に備えている。なお、前板17等の前
面側には化粧カバー21が貼着されている。

【００１５】画成板18の一対の側板部19間には、収納部
15内の物品X を検出するセンサー22が設けられている。
センサー22は、超音波式、赤外線式等の発信子23と受信
子24とを組み合わせたもので、高さの低い物品X でも検
出し得るように、各側板部19の下部に左右方向に相対向
して設けられている。

【００１６】前枠4 はその左端側で上下一対のヒンジ29
により縦軸廻りに開閉自在で且つ着脱自在に枢着されて
おり、閉状態では補強板16上に直接又は微小間隙を置い
て間接的に載るようになている。

【００１７】上皿7 は発射手段10に供給する遊技球を入
れためのもので、遊技盤5 の下側で開閉板8 に装着され
ている。上皿7 の前縁部には、カード残金表示部25と球
貸スイッチ26と返却スイッチ27と表示ランプ28とが設け
られている。表示ランプ28は、センサー22が物品X を検
出したことを表示する表示手段を構成するもので、前枠
4 の前面側、即ち、上皿7 の前縁部にカード残金表示部
25等と共に配置されている。

【００１８】下皿9 は上皿7 から溢流した遊技球を受け
るためのもので、前枠4 の下端部において、収納部15と
上下に相対応する位置で前側から前方に突出するように
装着されている。従って、下皿9 はその下側の収納部15
に対して一種の庇となっている。発射手段10は、下皿9
の一側方に配置された発射ハンドル11と、この発射ハン
ドル11に対応して前枠4 の裏面側に装着された発射モー
タ30と、発射モータ30により駆動される打撃槌31とを備
え、発射ハンドル11操作した時に、上皿7 から１個づつ
発射部に供給される遊技球を打撃槌31で打撃して、その
遊技球をガイドレールに沿って遊技盤5 上に発射するよ
うになっている。

【００１９】遊技盤5 は前枠4 に裏側から着脱自在に装
着されており、また前枠4 には、遊技盤5 を押さえるた
めの裏機構板32が裏面側から着脱自在に装着されてい
る。裏機構板32にはその中央部に裏カバー33と入賞球タ
ンク34とが嵌合されと共に、その上側に賞球タンク35、
賞球タンクレール36が、左右一側に球払い出し手段37
が、下側に通路ユニット38等が夫々設けられている。

【００２０】裏カバー33は遊技盤5 に装着された入賞手
段等の各遊技部品を裏側から覆うように、遊技盤5 の裏
面側に装着されている。入賞球タンク34は入賞手段等に
入賞して遊技盤5 の裏側に通過した遊技球を貯留するた
めのもので、裏カバー33の下側に近接して遊技盤5 の裏
側に装着されている。入賞球タンク34は下部に球落とし
機構34a を備え、この球落とし機構34a から内部の遊技
球を１個づつ回収シュート39に落とすようになってい
る。

【００２１】賞球タンク35は入賞時に賞球として払い出
する遊技球を貯留するためのもので、裏カバー32の上側
で裏機構板32に装着されており、この賞球タンク35から
賞球タンクレール36を経由して球払い出し手段37に遊技
球を供給するようになっている。

【００２２】球払い出し手段37は、球落とし機構34a の
球落とし動作に連動して賞球タンク35からの遊技球を所
定数づつ払い出すためのもので、裏カバー33の側方で裏
機構板32に上下方向に装着されている。そして、球払い
出し手段37の下側には、この球払い出し手段37から払い
出される遊技球を上皿7 に案内し、また上皿7 が満杯状
態の時に、後続の遊技球を下皿9 に溢流させるように通
路ユニット38が装着されている。

【００２３】上記構成のパチンコ機1 では、外枠3 の下
端部に収納部15があるため、遊技者がセカンドバック等
の小物の物品X を所持する場合には、ゲームを行うに際
して、その物品X を収納部15に前側から収納し保管す
る。そして、収納部15に物品Xを収納すると、センサー2
2が物品X を検出して表示ランプ28が発光する。このた
め、各遊技者は、セカンドバック程度の小物の物品X を
十分且つ簡便に収納部15に保管でき、また表示ランプ28
の表示状態を見れば、収納部15の物品Xの有無を容易に
確認できる。

【００２４】収納部15は、前枠4 の下端部にあり、その
位置が島構造体の受け台の上側になるため、収納部15が
受け台の下側にある場合に比較して、収納部15に対する
物品X の出し入れが非常に容易であると共に、ゲームに
熱中して収納部15内の物品Xを盗まれる等の問題も少な
くなり、遊技者は安心してゲームに専心できる。更に収
納部15が島構造体の受け台の上側にあり、遊技者の視野
の近くにあるため、ゲームを終了した遊技者がパチンコ
機1 を離れる場合にも、収納部15の物品X に気が付き易
く、忘れ物の発生を少なくできる。

【００２５】特に収納部15内の物品X をセンサー22で検
出して表示ランプ28で表示するようにしているため、表
示ランプ28の表示を見れば、収納部15内の物品X の有無
を容易且つ確実に判断できる。しかも、表示ランプ28
は、ゲームを終了する遊技者が必ず確認するカード残金
表示部25、又は操作する返却スイッチ14等の近傍に配置
しているため、表示ランプ28の確認忘れも殆ど防止でき
る。

【００２６】また外枠3 の下端部に収納部15があるた
め、位置的に島構造体内の球回収装置等に関係なく収納
部15を設けることが可能である。特に外枠3 の下端部に
は、前枠4 の下皿9 の下側に対応するように通常スペー
スがあるため、そのスペースを有効に利用して収納部15
を設けることができ、収納部15によって外枠3 の高さが
特に大きくなったり、または前枠4 の高さが小さくなる
こともない。また収納部15の上側には前方に突出する下
皿9 が庇状にあるため、この下皿9によって収納部15の
開口側を覆うことができる。従って、収納部15が開口状
であっても、それによって外観が大きく損なわれること
はない。

【００２７】更に、外枠3 の下端部には、下枠板14の上
側に収納部15分の間隔を置いて補強板16を設け、この補
強板16で左右の側枠板12を連結しているため、この補強
板16によって外枠3 の下部を補強でき、外枠3 の剛性を
大にできる。しかも、外枠3の下部に単に下枠板14と補
強板16とを設けるだけでなく、収納部15の左右両側で補
強枠と下枠部との間に前板17を介在しているため、外枠
3 の下部の剛性を更に大にできる。

【００２８】また収納部15を外枠3 の下端部に設けてい
るので、島構造体にパチンコ機1 を装着する際の作業も
容易である。即ち、外枠3 と収納部15とを分離し、収納
部15を島構造体側に固定し、この収納部15の上側にパチ
ンコ機1 の外枠3 を載せて、外枠3 と収納部15とを上下
に積層することも考えられるが、この場合には、外枠3
の下端部のスペース部分を省いて高さを多少小さくする
としても、収納部15を島構造体側に取り付ける作業が必
要となり、作業が煩雑になる。

【００２９】しかし、収納部15を外枠3 内に設けること
によって、島構造体に対する装着作業を容易にできる利
点がある。図６乃至図９は本発明の第２の実施形態を例
示し、収納部15の開口側に開閉扉40を設けたものであ
る。開閉扉40は横長状であって、左右の両端下部で横軸
41により開閉自在に枢支されると共に、つる巻きバネ42
により閉方向に付勢されている。

【００３０】開閉扉40は閉状態の時に上端側が補強板16
に前面側から当接するようになっている。そして、この
開閉扉40の右端側には、開閉扉40を前側に開く時に指を
掛けるための指掛け部43が間が側に膨出するように形成
されている。指掛け部43は、下皿9 と発射ハンドル11と
の間で、下皿9 の前縁が前枠4 側に後退した部分に対応
して設けられており、上側から容易に指を掛け得るよう
になっている。

【００３１】このように収納部15の前側に開閉扉40を設
けることもできる。また開閉扉40は下端部を支点に開閉
するようにしているため、開閉扉40を上側に開放する場
合に比較して、収納部15に対する物品X の出し入れを容
易に行える。また開閉扉40は透明又は半透明の合成樹脂
板により構成することも可能であるが、センサー22を設
けておけば、開閉扉40が閉状態でも物品X の有無を容易
に確認できる。

【００３２】図１０は本発明の第３の実施形態を例示
し、収納部15に引き出し44を出し入れ自在に設けた引き
出し式に構成したものである。引き出し44には前側に把
手45が設けられ、この把手45に指を掛けて引き出し44を
前後に出し入れするようになっている。

【００３３】このように引き出し式にしても、各実施形
態と同様の物品X を保管できる。図１１及び図１２は本
発明の第４の実施形態を例示し、外枠3 を合成樹脂材料
により一体に成形したものである。外枠3 は、側枠板1
2、上枠板13、下枠板14及び補強板16が偏平な断面コ字
状に構成され、その側枠板12、下枠板14及び補強板16の
内側の板部12a,14a,16a の後端に後板46が一体に形成さ
れている。そして、側枠板12、下枠板14、補強板16及び
後板46により収納部15が構成されている。

【００３４】このように外枠3 を合成樹脂材料で一体成
形する場合には、後板を一体に成形することによって収
納部15を設けることもできる。以上、本発明の実施形態
について説明したが、本発明はこの実施形態に限定され
るものではない。

【００３５】例えば、収納部15は、実施形態に例示する
構造の他、左右の側枠板12間の間隔全体に亘って設けて
も良い。また表示手段は表示ランプ28以外のものを用い
て構成しても良い。表示手段は外枠3 の前面側に設けて
も良い。更にパチンコ機1 の他、アレンジボール機等の
弾球遊技機においても同様に実施することが可能であ
る。

【００３６】

【発明の効果】請求項１に記載の本発明によれば、外枠
3 と、この外枠3 に縦軸廻りに開閉自在に枢着された前
枠4 とを備え、前枠4 に遊技盤5 、遊技盤5 上に遊技球
を発射する発射手段10、発射手段10に遊技球を供給する
上皿7 、及び上皿7 から溢流した遊技球を受ける下皿9
等を備えた弾球遊技機において、外枠3 の下端部で前枠
4 の下側に、前側から物品X を出し入れ可能な収納部15
を設けているので、セカンドバック等の小物程度の物品
X であれば収納部15に十分収納でき、しかも収納部15が
位置的にも高く、物品X の出し入れが容易であると共
に、収納部15内の物品X の忘れ物等を少なくできる。

【００３７】請求項２に記載の本発明によれば、請求項
１に記載の発明において、左右一対の側枠板12と、この
側枠板12の上下端部を左右に連結する上枠板13及び下枠
板14とにより外枠3 を構成し、前枠4 の下側に近接して
左右一対の側枠板12を左右に連結する補強板16を設け、
この補強板16と下枠板14との間に収納部15を設けている
ので、外枠3 の下端部側に収納部15があるにも拘わら
ず、外枠3 の剛性を大にできる。

【００３８】請求項３に記載の本発明によれば、請求項
１又は２に記載の発明において、収納部15を左右方向に
長く構成しているので、外枠3 の下端部側のスペースを
有効に利用できる。

【００３９】請求項４に記載の本発明によれば、請求項
１、２又は３に記載の発明において、収納部15内の物品
X を検出するセンサー22を設け、このセンサー22が物品
X を検出したことを表示する表示手段28を外枠3 又は前
枠4 の前面側に設けているので、収納部15内の物品X の
有無を容易に確認できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１の実施例を示すパチンコ機の斜視
図である。

【図２】本発明の第１の実施例を示すパチンコ機の正面
図である。

【図３】本発明の第１の実施例を示すパチンコ機の背面
図である。

【図４】図２のＡ−Ａ矢視拡大断面図である。

【図５】図２のＢ−Ｂ矢視断面図である。

【図６】本発明の第２の実施例を示すパチンコ機の斜視
図である。

【図７】本発明の第２の実施例を示すパチンコ機の正面
図である。

【図８】図７のＣ−Ｃ矢視拡大断面図である。

【図９】図７のＤ−Ｄ矢視断面図である。

【図１０】本発明の第３の実施例を示すパチンコ機の斜
視図である。

【図１１】本発明の第４の実施例を示す要部の拡大縦断
面図である。

【図１２】本発明の第４の実施例を示す要部の横断面図
である。

【符合の説明】

3 外枠 4 前枠 5 遊技盤 7 上皿 9 下皿 10 発射手段 12 側枠板 13 上枠板 14 下枠板 15 収納部 16 補強板 22 センサー X 物品

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 外枠(3) と、この外枠(3) に縦軸廻りに
   開閉自在に枢着された前枠(4) とを備え、前枠(4) に遊
   技盤(5) 、遊技盤(5) 上に遊技球を発射する発射手段(1
   0)、発射手段(10)に遊技球を供給する上皿(7) 、及び上
   皿(7) から溢流した遊技球を受ける下皿(9) 等を備えた
   弾球遊技機において、外枠(3) の下端部で前枠(4) の下
   側に、前側から物品(X) を出し入れ可能な収納部(15)を
   設けたことを特徴とする弾球遊技機。
2. 【請求項２】 左右一対の側枠板(12)と、この側枠板(1
   2)の上下端部を左右に連結する上枠板(13)及び下枠板(1
   4)とにより外枠(3) を構成し、前枠(4) の下側に近接し
   て左右一対の側枠板(12)を左右に連結する補強板(16)を
   設け、この補強板(16)と下枠板(14)との間に収納部(15)
   を設けたことを特徴とする請求項１に記載の弾球遊技
   機。
3. 【請求項３】 収納部(15)を左右方向に長く構成したこ
   とを特徴とする請求項１又は２に記載の弾球遊技機。
4. 【請求項４】 収納部(15)内の物品(X) を検出するセン
   サー(22)を設け、このセンサー(22)が物品(X) を検出し
   たことを表示する表示手段(28)を外枠(3) 又は前枠(4)
   の前面側に設けたことを特徴とする請求項１、２又は３
   に記載の弾球遊技機。