JPH09289552A - 移動無線機とモデム装置との接続方法 - Google Patents

移動無線機とモデム装置との接続方法

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JPH09289552A
JPH09289552A JP8101162A JP10116296A JPH09289552A JP H09289552 A JPH09289552 A JP H09289552A JP 8101162 A JP8101162 A JP 8101162A JP 10116296 A JP10116296 A JP 10116296A JP H09289552 A JPH09289552 A JP H09289552A
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JP
Japan
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modem
tone
mobile radio
modem device
hook
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Application number
JP8101162A
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English (en)
Inventor
Masahiro Ishigami
昌弘 石上
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NEC Saitama Ltd
Original Assignee
NEC Saitama Ltd
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Publication date
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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】移動無線機の可搬性と組合わせの多様性が非常
に劣る。 【解決手段】コンピュータ4が発信すると、オフフック
検出回路17がこれを検出し、トーン検出器16はトー
ンレベル変換回路14,ADD15,モジューラコネク
タ10を通してモジューラケーブル2に発信音を送出す
る。トーン検出器16はモデム3からのDTMF信号か
ら抽出した電話番号をCPU19に伝え、CPU19は
移動無線機1の指定された電話番号で回線接続を行った
後、移動無線機1,モデム3を通して相手電話機とコン
ピュータ4との間で同期が取られる。移動無線機1に着
信がかかると、RX回路11から着信通知を受けたCP
U19がトーン発生器12に発生させた呼出音はトーン
レベル変換回路14,ADD15を通して2線式線路に
送出され、モデム3がオフフックするとオフフック検出
回路17がこれを検出してCPU19に伝え、CPU1
9は回線接続を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はモデム装置を通して
コンピュータと移動無線機との間でデータ通信を行う際
の移動無線機とモデム装置との接続方法に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータと移動無線機とを接続して
データ通信を行う従来の手法としては、次に示す4例を
挙げることができる。
【0003】図5はコンピュータと移動無線機との間の
データ通信方法の第1の従来例を示すブロック図であ
る。
【0004】図5を参照すると、この第1の従来例のデ
ータ通信方法は音響カプラを用いて通信する方法であ
る。モデム50はデータ信号を一般の有線電話回線用の
音声域のアナログ変調信号に変換させる。これをハイブ
リッドトランス59,スピーカアンプ58を通し音響カ
プラ54を使用して音響信号に変換する。すなわち、音
響カプラ54のスピーカ55と移動無線機51の送話器
52とを密着させて、移動無線機51の送話器52から
の信号を拾って上り信号として相手先に伝送する。
【0005】一方、下り信号は、移動無線機51の受話
器53から送出される音を音響カプラ54のマイクロホ
ン56でレベル変換した後、マイクアンプ57で増幅し
ハイブリッドトランス59を通してモデム50に伝え
る。
【0006】次に、第2の従来例として挙げる特開平5
−244091号公報に所載の「無線電話機を使用した
パソコンデータ通信方式」では、移動無線機にハンズフ
リーで音声通話を行うことが可能なヘッドセット端子が
設置されているときに限定されるが、このヘッドセット
端子とモデムとを接続している。
【0007】そして、モデムはデータ信号を一般の有線
電話回線用の音声域のアナログ変調信号に変換する。こ
れをレベル変換してヘッドセット端子のマイクラインに
加えて上り信号として相手先に伝送している。
【0008】次に、第3の従来例として挙げるデータ通
信方法は、コンピュータと移動無線機との間に専用のデ
ータ通信回線を設けて通信する方法である。携帯電話な
どでは、通常ハンズフリーアダプタを始め各種のオプシ
ョンを提供するために外部インタフェースコネクタを有
することが多く、これを使用してコンピュータと直接デ
ータをやりとりしている。なお、現在、このデータ通信
方法に業界標準は存在していない。
【0009】次に、第4の従来例として挙げる特開平5
−237791号公報に所載の「ICカード型モデム装
置とそのデータ通信方法」では、移動無線機側にモデム
オプションを接続し、それを通してデータ通信を行って
いる。
【0010】ここで、モデムオプションとコンピュータ
との間のインタフェースには、例えばPCカードインタ
フェース(PCMCIA)など、従来からあるコンピュ
ータ用インタフェースを使用している。一方、モデムオ
プションと移動無線機との間には専用のインタフェース
を使用している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の従来例にはそれぞれ次に示す問題点があった。
【0012】第1の従来例では、音響カプラが大型であ
るため可搬性が劣る。したがって、携帯可能な移動無線
機と可搬型コンピュータとを組み合わせて使用するとき
に大変使い難い。また、移動無線機とのデータのやりと
りに音響結合を用いるので、周囲騒音の影響を受けやす
く信頼性が低下する。さらに、回線の接続を行う際には
手動で操作する必要がある。
【0013】次に、第2の従来例では、モデムとヘッド
セット端子とのレベル変換のためのレベル変換回路が必
要なため単純なケーブルとはならない。また、回線の接
続を行う際には手動で操作する必要がある。
【0014】次に、第3の従来例では、インタフェース
を専用化するために移動無線機とコンピュータとの組合
わせが1対1になってしまい、例えば1台のコンピュー
タで2種類の移動無線機に対応するときには2種類のハ
ードウェアを同時に携帯する必要がある。
【0015】最後に、第4の従来例では、モデムオプシ
ョンそのものがモデムの機能を請け負うので高価にな
る。また、無手順で通信を行うときにはコンピュータか
らモデムオプションに対する設定が専用のものとなる。
【0016】本発明の第1の目的は、モデムと移動無線
機とを接続するときに、モデムから見て移動無線機があ
たかも有線電話のような動作をすることにより、モデム
からは有線電話と同じ手順で使用することが可能な移動
無線機とモデム装置との接続方法を提供することにあ
る。
【0017】また、本発明の第2の目的は、移動運用の
際の接続を容易にし且つ携帯時にはモジューラケーブル
だけで対応することが可能な移動無線機とモデム装置と
の接続方法を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、移動無
線機が2線式線路でインタフェースするモデム装置を通
してコンピュータと接続されるシステムにおいて、前記
コンピュータ側から発呼したときには前記移動無線機は
前記モデム装置に発信音を送出した後に前記モデム装置
側のオフフックを検出しその後前記モデム装置から受信
した信号を解析して得た相手電話番号に対して回線接続
を行い、前記移動無線機への着信時には前記移動無線機
は前記2線式線路に呼出音を送出し前記モデム装置側の
オフフックを検出した後に前記モデム装置は回線を確保
することを特徴とする移動無線機とモデム装置との接続
方法が得られる。
【0019】また、前記移動無線機は前記発信音および
前記呼出音を発生するトーン発生器と、前記モデム装置
から受信した信号中の前記相手電話番号を検出するトー
ン検出器と、前記モデム装置側の前記オフフックを検出
するオフフック検出回路と、前記移動無線機内のすべて
のシーケンス制御を司るCPUとを備え、前記コンピュ
ータ側からの発呼時には前記トーン発生器は前記モデム
装置に前記発信音を送出した後に前記オフフック検出回
路は前記モデム装置側の前記オフフックを検出しその後
前記トーン検出器が受信した信号を解析して前記相手電
話番号を得て前記CPUは前記相手電話番号に対して回
線接続を行い、前記移動無線機への着信時には前記トー
ン発生器は前記2線式線路に前記呼出音を送出し前記オ
フフック検出回路が前記モデム装置側の前記オフフック
を検出した後に前記モデム装置は前記回線を確保するこ
とを特徴とする移動無線機とモデム装置との接続方法が
得られる。
【0020】さらに、前記移動無線機は2線インタフェ
ース用のモジューラコネクタ付きのモジューラケーブル
を通して前記モデム装置と接続されることを特徴とする
移動無線機とモデム装置との接続方法が得られる。
【0021】そして、前記相手電話番号はDTMF信号
およびダイヤルパルス信号のいずれかで形成されても良
く、また、前記オフフック検出回路は前記2線式線路の
間の直流ループ形成を検出したとき前記モデム装置側が
オフフック状態と認識するものであっても良い。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。
【0023】本発明の移動無線機とモデム装置との接続
方法では、移動無線機は有線電話において汎用の2線イ
ンタフェース用のモジューラコネクタを内蔵し、移動無
線機内での信号と2線インタフェースの相互変換を行
う。
【0024】また、本発明の移動無線機とモデム装置と
の接続方法によれば、移動無線機は受信した信号から電
話番号を検出して移動無線機内の制御信号に変換するト
ーン検出器と、有線電話回線で使用される呼出音などの
トーン信号を疑似的に発生させるトーン発生器とを備え
ることにより、コンピュータとモデムからは移動無線機
があたかも有線電話と同じように見え、コンピュータは
有線電話回線との違いを意識せずにデータ通信を行うこ
とができる。
【0025】図1は本発明の移動無線機とモデム装置と
の接続方法の一実施形態を示すブロック図である。
【0026】本実施形態における移動無線機1は有線電
話機において汎用の2線インタフェース用のモジューラ
コネクタ10を内蔵しており、モジューラケーブル2に
よりモデム3を通してコンピュータ4と接続されてい
る。
【0027】まず、コンピュータ4がモデム3を使用し
て相手装置とデータ通信を行う場合の信号のやりとりに
ついて説明する。
【0028】通常の有線電話回線を使用してコンピュー
タ4側から発信するときには、コンピュータ4がモデム
3に回線接続を命じると、モデム3は2線式線路の間に
直流ループを形成してオフフック状態を交換機に知らせ
る。
【0029】交換機はこのオフフックを検出して発信音
(一般に400Hz)を2線式線路にのせて送信し、コ
ンピュータ4側に発信可であることを知らせる。
【0030】次に、コンピュータ4は接続相手の電話番
号としてDTMF信号(プッシュホンの場合)またはダ
イヤルパルス信号(ダイヤル式電話機の場合)をモデム
3から2線式線路に出力する。なお、以下の説明ではD
TMF信号が出力されたものとする。
【0031】このDTMF信号により回線が接続され相
手プッシュホンが応答すると、データ通信用の同期信号
(音声信号)を相互に送受信して同期をとり、ハンドシ
ェークを確保した後にデータ通信が行われる。
【0032】また、コンピュータ4への着信の場合に
は、交換機から呼出音(一般に400Hzをリンギング
周波数で変調したもの)が2線式線路に送出され、モデ
ム3がこの呼出音を検出すると、オフフックして回線を
確保する。
【0033】以降の動作は、上記発信時の動作と同様
で、データ通信用の同期信号(音声信号)を相互に送受
信して同期をとり、ハンドシェークを確保した後にデー
タ通信が行われる。
【0034】データ通信上のプロトコルには各種のプロ
トコルが存在するが、一般の電話回線を使用して通信す
る場合は、300bpsから14400bpsまでの速
度で全二重シリアル伝送が基本となっている。これは、
データの“1”,“0”を音声信号帯で伝送するもので
あり、音声信号帯の同時双方向伝送が可能であれば、有
線電話回線に限らず移動無線機を含む各種の通信メディ
ア上で実行することが可能である。
【0035】したがって、本実施形態では上記交換機に
代わって移動無線機を位置させている。
【0036】さらに詳しく説明すると、本実施形態は、
移動無線機1と、この移動無線機1に内蔵された有線電
話において汎用の2線インタフェース用のモジューラコ
ネクタ10を通してモジューラケーブル2により接続さ
れたモデム3と、このモデム3と接続されたコンピュー
タ4とから構成されている。
【0037】そして、移動無線機1は、図示していない
無線基地局からの電波(下り信号)を受信する受信部の
RX回路11と、発信音および呼出音を含むトーン信号
を発生するトーン発生器12と、トーン発生器12から
のトーン信号のレベル変換を行うトーンレベル変換回路
14と、加算器(ADD)15と、モデム3側から送ら
れてくるDTMF信号の中の相手電話番号を読み取るト
ーン検出器16と、モデム3側の直流ループを検出する
オフフック検出回路17と、モデム3側からの上り信号
の電波を無線基地局側に送信するTX回路18と、移動
無線機1内のすべてのシーケンス制御をプログラム処理
するCPU19とを備えている。
【0038】続いて、本実施形態の動作について説明す
る。
【0039】コンピュータ4が発信したときは、オフフ
ックから始まる。移動無線機1では、オフフック検出回
路17がモデム3からの直流ループを検出し、トーン検
出器16からの発信音(400Hz信号)はトーンレベ
ル変換回路14でレベル変換が行われた後、ADD1
5,モジューラコネクタ10を通してモジューラケーブ
ル2(2線式線路)に送出される。
【0040】モジューラケーブル2にはモデム3から相
手電話番号がDTMF信号で送られてくるので、トーン
検出器16はこのDTMF信号から相手電話番号を読み
取ってCPU19に伝える。
【0041】CPU19は移動無線機1の通信プロトコ
ル上で指定された電話番号で回線接続を行い、この回線
接続後は移動無線機1,モデム3を通して相手電話機と
コンピュータ4との間で音声信号をやりとりして同期が
取られる。
【0042】なお、下り信号は移動無線機1のRX回路
11からADD15を通してモジューラケーブル2に送
出され、上り信号はモジューラケーブル2から移動無線
機1のTX回路18に送出される。
【0043】また、コンピュータ4側への着信の場合
は、無線基地局を通して発信者から移動無線機1に着信
がかかると、RX回路11はCPU19に着信を通知
し、CPU19はトーン発生器12に呼出音を発生さ
せ、この呼出音はトーンレベル変換回路14でレベル調
整が行われた後に、ADD15を通してモジューラケー
ブル2に送出される。
【0044】モデム3はモジューラケーブル2上の呼出
音を検出してオフフックするので、移動無線機1ではオ
フフック検出回路17がこのオフフックを検出してCP
U19に伝え、CPU19は回線接続を行う。なお、音
声信号の流れは上記コンピュタ4側から発信した時の流
れと同様であるので説明を省略する。
【0045】次に、図1に示した移動無線機内の各ブロ
ックの実現例について説明する。
【0046】図2は図1におけるオーディオ信号の加算
および分離を行う回路の一例を示すブロック図である。
【0047】図2において、使用するオーディオ信号
は、下り音声信号,上り音声信号,呼出音,発信音およ
びDTMF信号である。これらの音声帯域信号はすべて
2線式線路でやりとりする必要があるため、何らかのレ
ベル変換を行っている。
【0048】トーン発生器12は数dBV程度の連続信
号音を発生し、この連続信号音の断続タイミングを変え
て送出することにより、呼出音にもなるし、この他の接
続音にもなるわけである。
【0049】呼出音の送出回路は、オペアンプIC2
1,コンデンサC22,抵抗R21,R22,コンデン
サC21およびトランスTR21から構成される。そし
て、トランスTR21を除く部分は増幅回路を構成し、
レベルの微調整とトランスTR21のドライブとを行
う。
【0050】トランスTR21は2線式線路端子L1に
おける呼出音の送出電圧が65Vrms以上83Vrm
s以下の交流電圧が要求されているので、それを実現す
るものである。
【0051】一方、トーン発生器12から出力されたト
ーンはコンデンサC26および抵抗R212を通してオ
ペアンプIC23上でオーディオ信号と加算される。
【0052】呼出音以外のトーンは大きい電圧振幅を必
要とせず、数dBV程度の通常のオーディオ信号レベル
で十分である。ただし、2線式線路上では上り信号と下
り信号とが混在する形になるので、ハイブリッドトラン
スなどの加算/分離回路が必要である。
【0053】図2では、アイソレーションを保つための
トランスTR22,入力フィルタのコンデンサC21
0,信号逆加算のためのオペアンプIC22,回路ゲイ
ンの決定と周波数選択性を持たせるための抵抗R23,
R24,R25,R26,R27,コンデンサC24,
C25およびC23で上り信号を取り出して送信信号T
Xとしている。
【0054】また、モデム3(図1に図示)に送る下り
信号RXは、オペアンプIC23によってトランスTR
22をドライブすることにより送出される。コンデンサ
C26,C27,C29,抵抗R29,R28はオペア
ンプIC23のゲイン決定と周波数選択性とにかかわっ
ている。また、抵抗R210,R211およびコンデン
サC28はオペアンプIC23への直流バイアスを与え
ている。なお、下り信号RXには電話番号のDTMF信
号も含まれる。
【0055】次に、図3は図1におけるトーン発生器と
トーン検出器との回路例を示す回路図である。
【0056】この回路は、LSI:MSM7524(沖
電気(株)製)により構成されており、DTMFおよび
コールプログレストーン(CPT)の発生回路と、DT
MFおよびCPTの検出回路とを内蔵している。
【0057】そして、CPU19(図1に図示)と接続
して使用し、11番端子,12番端子に接続される水晶
振動子を分周して得られるDTMFを24番端子に出力
し、400Hzトーンを含むCPTを7番端子に出力す
る。
【0058】また、コンデンサC1を通して1番端子,
2番端子にDTMF信号を入力し、コンデンサC2を通
して31番端子,32番端子に400Hzトーンを入力
することにより、信号の有無を検出しその検出結果をC
PU19に報告する。
【0059】次に、図4は図1におけるオフフック検出
回路の一例を示す回路図である。
【0060】図4を参照すると、モデム3(図1に図
示)で2線式線路端子L1,L2間にループが構成され
ると、抵抗R41,R42に直流電流が流れて抵抗R4
2の両端に電位差が発生する。これを差動増幅器(O
P)41が信号増幅するとともに周波数選択を行い、コ
ンパレータ(CP)41でオフフックの有無を2値検出
する。
【0061】なお、抵抗R41,R42は電位差検出用
の抵抗であり、抵抗R43,R44,R45およびコン
デンサC41はOP41の特性を可変するものであり、
抵抗R47,R48およびコンデンサC42はCP41
の判定レベルを与えるものである。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、移動無線
機が2線式線路でインタフェースするモデム装置を通し
てコンピュータと接続されるシステムにおいて、コンピ
ュータ側から発呼したときには移動無線機はモデム装置
に発信音を送出した後にモデム装置側のオフフックを検
出しその後モデム装置から受信した信号を解析して得た
相手電話番号に対して回線接続を行い、移動無線機への
着信時には移動無線機は2線式線路に呼出音を送出しモ
デム装置側のオフフックを検出した後にモデム装置は回
線を確保することにより、また、上記移動無線機は発信
音および呼出音を発生するトーン発生器と、モデム装置
から受信した信号中の相手電話番号を検出するトーン検
出器と、モデム装置側のオフフックを検出するオフフッ
ク検出回路と、移動無線機内のすべてのシーケンス制御
を司るCPUとを備え、コンピュータ側からの発呼時に
はトーン発生器はモデム装置に発信音を送出した後にオ
フフック検出回路はモデム装置側のオフフックを検出し
その後トーン検出器が受信した信号を解析して相手電話
番号を得てCPUは相手電話番号に対して回線接続を行
い、移動無線機への着信時にはトーン発生器は2線式線
路に呼出音を送出しオフフック検出回路がモデム装置側
のオフフックを検出した後にモデム装置は回線を確保す
ることにより、さらに、上記移動無線機は2線インタフ
ェース用のモジューラコネクタ付きのモジューラケーブ
ルを通してモデム装置と接続されることにより、そし
て、上記相手電話番号はDTMF信号およびダイヤルパ
ルス信号のいずれかで形成されることにより、また、上
記オフフック検出回路は2線式線路の間の直流ループ形
成を検出したときモデム装置側がオフフック状態と認識
することにより、つまり、移動無線機が有線電話機にお
いて汎用の2線インタフェース用のモジューラコネクタ
を内蔵し、移動無線機内での信号と2線インタフェース
との相互変換を行うことにより、可搬性と組合わせの多
様性とを実現することができるという効果を有する。
【0063】なお、可搬性については、コンピュータと
モデムと移動無線機の他には2線のモジューラケーブル
だけを携帯すれば良く、これらはいずれも一般的に事務
所で使用されているものであり、入手は極めて容易であ
る。
【0064】また、組合わせの多様性については、移動
無線機のユーザはモデムやコンピュータの種類を選ぶ必
要は無く、2線インタフェースで接続されることだけが
必要条件となる。したがって有線回線用に準備したモデ
ムやパソコンのハードウェアおよびソフトウェアに手を
加える必要が無いので、2重投資や専用ソフトウェアは
不要である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の移動無線機とモデム装置との接続方法
の一実施形態を示すブロック図である。
【図2】図1におけるオーディオ信号の加算および分離
を行う回路の一例を示すブロック図である。
【図3】図1におけるトーン発生器とトーン検出器との
回路例を示す回路図である。
【図4】図1におけるオフフック検出回路の一例を示す
回路図である。
【図5】コンピュータと移動無線機との間のデータ通信
方法の第1の従来例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1,51 移動無線機 2 モジューラケーブル 3,50 モデム 4 コンピュータ 10 モジューラコネクタ 11 RX回路 12 トーン発生器 13 リンガレベル変換回路 14 トーンレベル変換回路 15 加算器(ADD) 16 トーン検出器 17 オフフック検出回路 18 TX回路 19 CPU 52 送話器 53 受話器 54 音響カプラ 55 スピーカ 56 マイクロホン 57 マイクアンプ 58 スピーカアンプ 59 ハイブリッドトランス C1,…,C5,C20,…,C29,C41,C4
2,C210 コンデンサ CP41 コンパレータ IC21,…,IC23 オペアンプ L1,L2 2線式線路端子 OP41 差動増幅器 R1,…,R6,R21,…,R29,R41,…,R
48,R210,…,R214 抵抗 TR21,TR22 トランス

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動無線機が2線式線路でインタフェー
    スするモデム装置を通してコンピュータと接続されるシ
    ステムにおいて、前記コンピュータ側から発呼したとき
    には前記移動無線機は前記モデム装置に発信音を送出し
    た後に前記モデム装置側のオフフックを検出しその後前
    記モデム装置から受信した信号を解析して得た相手電話
    番号に対して回線接続を行い、前記移動無線機への着信
    時には前記移動無線機は前記2線式線路に呼出音を送出
    し前記モデム装置側のオフフックを検出した後に前記モ
    デム装置は回線を確保することを特徴とする移動無線機
    とモデム装置との接続方法。
  2. 【請求項2】 前記移動無線機は前記発信音および前記
    呼出音を発生するトーン発生器と、前記モデム装置から
    受信した信号中の前記相手電話番号を検出するトーン検
    出器と、前記モデム装置側の前記オフフックを検出する
    オフフック検出回路と、前記移動無線機内のすべてのシ
    ーケンス制御を司るCPUとを備え、前記コンピュータ
    側からの発呼時には前記トーン発生器は前記モデム装置
    に前記発信音を送出した後に前記オフフック検出回路は
    前記モデム装置側の前記オフフックを検出しその後前記
    トーン検出器が受信した信号を解析して前記相手電話番
    号を得て前記CPUは前記相手電話番号に対して回線接
    続を行い、前記移動無線機への着信時には前記トーン発
    生器は前記2線式線路に前記呼出音を送出し前記オフフ
    ック検出回路が前記モデム装置側の前記オフフックを検
    出した後に前記モデム装置は前記回線を確保することを
    特徴とする請求項1記載の移動無線機とモデム装置との
    接続方法。
  3. 【請求項3】 前記移動無線機は2線インタフェース用
    のモジューラコネクタ付きのモジューラケーブルを通し
    て前記モデム装置と接続されることを特徴とする請求項
    1記載の移動無線機とモデム装置との接続方法。
  4. 【請求項4】 前記相手電話番号はDTMF信号および
    ダイヤルパルス信号のいずれかで形成されることを特徴
    とする請求項2記載の移動無線機とモデム装置との接続
    方法。
  5. 【請求項5】 前記オフフック検出回路は前記2線式線
    路の間の直流ループ形成を検出したとき前記モデム装置
    側がオフフック状態と認識することを特徴とする請求項
    2記載の移動無線機とモデム装置との接続方法。
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