JPH09288951A - 電磁継電器 - Google Patents

電磁継電器

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JPH09288951A
JPH09288951A JP10103596A JP10103596A JPH09288951A JP H09288951 A JPH09288951 A JP H09288951A JP 10103596 A JP10103596 A JP 10103596A JP 10103596 A JP10103596 A JP 10103596A JP H09288951 A JPH09288951 A JP H09288951A
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JP
Japan
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hole
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base
ridge
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Application number
JP10103596A
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English (en)
Inventor
Fumihiro Kamiya
文啓 紙谷
Katsumi Yoshitani
克美 吉谷
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 駆動ブロック及びベースブロックの接合強度
を大きくする。 【解決手段】 接点12a,13d が設けられたベースブロッ
ク1 と、鉄芯にコイルを巻回してなる電磁石が設けられ
接点12a,13d が接離するようベースブロック1 を駆動す
る駆動ブロック2 と、を備え、駆動ブロック2 及びベー
スブロック1 を接合するためにいずれか一方に突起12b,
12c,12d,12e が他方にその突起12b,12c,12d,12e の差し
込まれる孔部11b,11c,11d,11e が設けられた電磁継電器
において、シーリングするためのシーリング部材が注入
され得る空隙が突起12b,12c,12d,12e の外周部と孔部11
b,11c,11d,11e の内縁部との間に設けられた構成にして
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、接点を設けたベースブ
ロック及び電磁石を設け接点が接離するようベースブロ
ックを駆動する駆動ブロックが接合されてなる電磁継電
器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電磁継電器として、図15
乃至図17に示す構成のものが存在する。このものは、接
点A1が設けられたベースブロックA と、鉄芯にコイルを
巻回してなる電磁石(図示せず)が設けられ接点A1が接
離するようベースブロックA を駆動する駆動ブロックB
と、を備え、駆動ブロックB 及びベースブロックA を接
合するために、駆動ブロックB に第1及び第2の突起
B1,B2 が設けられるとともにそれらの第1及び第2の突
起B1,B2 がそれぞれ差し込まれる第1及び第2の孔部
A2,A3 がベースブロックA に設けられている。
【0003】詳しくは、第1の突起B1は、駆動ブロック
B 及びベースブロックA の位置決めのために第1の孔部
A2に差し込まれる。第2の突起B2は、第2の孔部A3に差
し込まれた後にかしめ固定されて、駆動ブロックB 及び
ベースブロックA を接合する。こうして接合された駆動
ブロックB 及びベースブロックA は、ケースC が被冠さ
れて、その被冠されたケースC 及びベースブロックA が
シーリング部材D によりシーリングされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の電磁継
電器にあっては、駆動ブロックB 及びベースブロックA
の接合は、第2の突起B2が第2の孔部A3に差し込まれた
後にかしめ固定されるだけであるから、接合強度が小さ
いものとなっている。
【0005】本発明は、上記事由に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、駆動ブロック及びベース
ブロックの接合強度が大きい電磁継電器を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、請求項1記載のものは、接点が設けられたベー
スブロックと、鉄芯にコイルを巻回してなる電磁石が設
けられ接点が接離するようベースブロックを駆動する駆
動ブロックと、を備え、駆動ブロック及びベースブロッ
クを接合するためにいずれか一方に突起が他方にその突
起の差し込まれる孔部が設けられた電磁継電器におい
て、シーリングするためのシーリング部材が注入され得
る空隙が前記突起の外周部と前記孔部の内縁部との間に
設けられた構成にしてある。
【0007】また、請求項2記載のものは、請求項1記
載のものにおいて、前記孔部は、長孔状に形成された構
成にしてある。
【0008】また、請求項3記載のものは、請求項1記
載のものにおいて、前記シーリング部材は絶縁性を有す
るものであって、前記コイルに接続されたコイル端子部
と前記接点を有した接点端子部とを絶縁するために前記
駆動ブロック又は前記ベースブロックのいずれか一方に
凸条を他方にその凸条が差し込まれて凸条との間に間隙
を形成する溝部を設け、その間隙に前記孔部が連通して
いる構成にしてある。
【0009】また、請求項4記載のものは、請求項1記
載のものにおいて、前記コイルに接続されたコイル端子
部と前記接点を有した接点端子部とを絶縁するために前
記駆動ブロック又は前記ベースブロックのいずれか一方
に凸条を他方にその凸条が差し込まれて凸条との間に間
隙を形成する溝部を設け、その間隙に連通するよう前記
ベースブロック又は前記駆動ブロックに設けられた連通
孔にシーリング性を有する絶縁部材が注入された構成に
してある。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の第1実施形態を図1乃至
図6に基づいて以下に説明する。この電磁継電器は、ベ
ースブロック1 、駆動ブロック2 、ケース3 を備えて構
成されている。
【0011】ベースブロック1 は、ベース本体11、固定
接点端子部12及び可動接点端子部13を備えている。ベー
ス本体11は、樹脂材料により、略長方形の板状に形成さ
れ、その長手方向の一端部の両側にはベースブロック2
の後述するコイル端子部23を挿着する挿着孔11a がそれ
ぞれ穿設されている。このベース本体11は、前述した挿
着孔11a よりも長手方向の他端部寄りには第1及び第2
の孔部11b,11c が並んで穿設され、長手方向の中央部に
は第3及び第4の孔部11d,11e が並んで穿設されてい
る。詳しくは、第1及び第3の孔部11b,11d の開口断面
形状は角部が丸く形成された略正方形をなしているのに
対し、第2及び第4の孔部11c,11e の開口断面の形状は
円形となっている。
【0012】また、このベース本体11は、その長手方向
の両側部分が厚肉となっており、その両側の厚肉部分に
連設された状態で、長手方向の他端部より少し一端部寄
りからL字状の凸条11f がそれぞれ設けられている。さ
らに、このこのベース本体11は、その長手方向の他端部
には固定接点端子部12が、長手方向の中央部には可動接
点端子部13が貫通状態で立設されている。詳しくは、両
固定接点端子部12はいずれも、導電金属板材からなり、
その立設方向の先端部には固定接点12a がそれぞれ設け
られている。両可動接点端子部13はいずれも、ベース本
体11に立設される厚板部13a 及びその厚板部13a に連設
された略J字状をなした可動ばね13b により構成されて
いる。この可動ばね13b は、その基端部でもって厚板部
13a に連設され、先端部中央からベース本体11の長手方
向へ延設された幅狭の延設部分に、駆動ブロック2 の後
述するカード22に駆動される被駆動部13c が設けられて
おり、その被駆動部13c よりも基端部寄りには固定接点
12a に接離する可動接点13d が設けられている。
【0013】駆動ブロック2 は、コイルを巻回してなる
電磁石(図示せず)を収容する樹脂材料からなる箱状の
収容部21、電磁石が励磁されることによってベースブロ
ック1 の固定接点12a に可動接点13d が接離するよう可
動ばね13b の被駆動部13c を駆動するカード22、電磁石
のコイルに接続されたコイル端子部23を備えて構成され
ている。
【0014】収容部21は、ベースブロック1 のベース本
体11に接合される被接合部21a には、長手方向の一端部
側に第1及び第2の突起21b,21c が並んで突設され、長
手方向の他端部側には第3及び第4の突起21d,21e が並
んで突設されている。詳しくは、第1乃至第4の突起21
b,21c,21d,21e の断面形状は円形となっている。この収
容部21は、その被接合部21a の長手方向中央部の両側に
は、平面視でL字状の溝部21f がそれぞれ設けられてい
る。カード22は、可動ばね13b の被駆動部13cを挟持す
るスリット状の挟持部22a が設けられている。コイル端
子部23は、収容部21の被接合部21a を貫通して、前述し
たように、ベース本体11の挿着孔11a に挿着される。
【0015】ケース3 は、樹脂材料により、一方が開口
した箱状に形成されている。次に、この電磁継電器の組
立手順について説明する。まず、ベースブロック1と駆
動ブロック2 との接合のために位置決めするよう、駆動
ブロック2 の第1及び第3の突起21b,21d をベースブロ
ック1 の第1及び第3の孔部11b,11d に差し込む。こう
して、駆動ブロック2 の第1及び第3の突起21b,21d を
ベースブロック1 の第1及び第3の孔部11b,11d に差し
込むと、第1及び第3の突起21b,21dの外周部と第1及
び第3の孔部11b,11d の内縁部との間には、それぞれ空
隙30が形成される。また、駆動ブロック2 の第1及び第
3の突起21b,21d をベースブロック1 の第1及び第3の
孔部11b,11d に差し込んだ際に、ベースブロック1 の凸
条11f が駆動ブロック2 の溝部21f に差し込まれて、図
6に示すように、凸条11f と溝部21f と間に間隙40を形
成し、駆動ブロック2 の第2及び第4の突起21c,21e が
ベースブロック1 の第2及び第4の孔部11c,11e に差し
込まれる。
【0016】次に、ベースブロック1 の第2及び第4の
孔部11c,11e に差し込まれた駆動ブロック2 の第2及び
第4の突起21c,21e をかしめることによって、ベースブ
ロック1 と駆動ブロック2 とを接合する。そして、最後
に、ケース3 を開口部分からベースブロック1 及び駆動
ブロック2 に被冠して、ケース3 及びベースブロック1
を絶縁性を有するシーリング部材50によりシーリングす
る。このとき、シーリング部材50が第1及び第3の突起
21b,21d の外周部と第1及び第3の孔部11b,11d の内縁
部との間に形成された空隙30にも注入されるようになっ
て、このシーリング部材50を介して、ベースブロック1
と駆動ブロック2 とがさらに強固に接合される。
【0017】かかる電磁継電器にあっては、前述したよ
うに、駆動ブロック2 の第1及び第3の突起21b,21d の
外周部とベースブロック1 の第1及び第3の孔部11b,11
d の内縁部との間に設けられた空隙30に、シーリングす
るためのシーリング部材50が注入されるから、そのシー
リング部材50を介して駆動ブロック2 とベースブロック
1 とを強固に接合することができる。
【0018】また、ベースブロック1 に設けられた凸条
11f とその凸条11f の差し込まれる駆動ブロック2 の溝
部21f により、コイルに接続されたコイル端子部23と両
接点12a,13d をそれぞれ設けた両接点端子部12,13 とを
それぞれ絶縁することができる。
【0019】次に、本発明の第2実施形態を図7及び図
8に基づいて以下に説明する。なお、第1実施形態と実
質的に同一の機能を有する部材には同一の符号を付し、
第1実施形態と異なるところのみ記す。第1実施形態で
は、ベース本体11の第1及び第3の孔部11b,11d の開口
断面形状は、いずれも角部が丸く形成された正方形をな
しているのに対し、本実施形態では、いずれも長孔状に
形成されている。
【0020】詳しくは、第1の孔部11b はベース本体11
の長手方向に沿って長孔状に形成されており、第3の孔
部11d はベース本体11の短手方向に沿って長孔状に形成
されている。
【0021】かかる電磁継電器にあっては、第1の突起
21b の差し込み位置を長孔状の第1の孔部11b の長手方
向、つまりベース本体11の長手方向に沿って調整するこ
とができ、また第3の突起21d の差し込み位置を長孔状
の第3の孔部11d の長手方向、つまりベース本体11の短
手方向に沿って調整することができ、しかも第1及び第
3の孔部11b,11d には長手方向に空隙30が大きく形成さ
れるから、シーリング部材50がより多く注入されるよう
になり、第1実施形態のものよりも一段と強固に接合す
ることができる。
【0022】なお、本実施形態では、第1の孔部11b が
ベース本体11の長手方向に沿って長孔状に形成されると
ともに、第3の孔部11d がベース本体11の短手方向に沿
って長孔状に形成されているが、例えば、ベース本体11
の長手方向と短手方向とでは公差が異なっていて、ベー
ス本体11の長手方向に沿ってのみ調整すればよいときは
第1の孔部11b のみ長孔状に形成されてもよく、また逆
にベース本体11の短手方向に沿ってのみ調整すればよい
ときは第3の孔部11d のみ長孔状に形成されてもよい。
そのいずれのときでも、ベース本体11の加工がよりやり
易くなる。
【0023】次に、本発明の第3実施形態を図9及び図
10に基づいて以下に説明する。なお、第1実施形態と実
質的に同一の機能を有する部材には同一の符号を付し、
第1実施形態と異なるところのみ記す。第1実施形態で
は、ベース本体11の第1及び第3の孔部11b,11d は、い
ずれも開口断面形状が角部の丸く形成された正方形とな
っているのに対し、本実施形態では、ベースブロック1
の凸条11f と駆動ブロック2 の溝部21f と間に形成され
た間隙40に連通するものとなっている。
【0024】詳しくは、第1及び第3の孔部11b,11d
は、ベース本体11に穿孔された幅狭孔11g を介して、凸
条11f と溝部21f と間に形成された間隙40に連通してい
る。
【0025】かかる電磁継電器にあっては、第1及び第
3の突起21b,21d の外周部と第1及び第3の孔部11b,11
d の内縁部との間の空隙30に注入された絶縁性を有する
シーリング部材50が凸条11f と溝部21f との間の間隙40
にも注入されて、間隙40を埋めるようになるから、コイ
ル端子部23と両接点端子部12,13 との間の絶縁を、第1
実施形態のものよりも高くすることができる 次に、本発明の第4実施形態を図11及び図12に基づいて
以下に説明する。なお、第1実施形態と実質的に同一の
機能を有する部材には同一の符号を付し、第1実施形態
と異なるところのみ記す。第1実施形態では、ベース本
体11には、コイル端子部23を挿着する挿着孔11a 及び第
1乃至第4の孔部11b,11c,11d,11e が設けられ、ケース
3 及びベースブロック1 を絶縁性を有するシーリング部
材50によりシーリングしていたのに対し、本実施形態で
は、ベースブロック1 の凸条11fと駆動ブロック2 の溝
部21f と間に形成された間隙40に連通する連通孔11h を
さらに穿設し、ケース3 及びベースブロック1 をシーリ
ング性を有する絶縁部材60によりシーリングした構成と
なっている。
【0026】詳しくは、連通孔11h は、凸条11f に沿っ
て、ベース本体11の厚肉部分との連設根本部分からベー
ス本体11の短手方向に沿って設けられている。
【0027】かかる電磁継電器にあっては、連通孔11h
に注入されたシーリング性を有する絶縁部材60が凸条11
f と溝部21f との間の間隙40にも注入されて、間隙40を
埋めるようになるから、コイル端子部23と両接点端子部
12,13 との間の絶縁を、第1実施形態のものよりも高く
することができる 次に、本発明の第5実施形態を図13に基づいて以下に説
明する。なお、第4実施形態と実質的に同一の機能を有
する部材には同一の符号を付し、第4実施形態と異なる
ところのみ記す。第4実施形態では、被駆動部13c の設
けられた可動ばね13b の幅狭の延設部分は、先端部中央
からベース本体11の長手方向に延設されていたのに対
し、本実施形態では、先端部におけるカード22側の部分
からベース本体11の長手方向へ、さらにベース本体11へ
近づく方向へ蛇行して延設された構成となっている。
【0028】かかる電磁継電器にあっては、第4実施形
態のものの効果に加えて、上記したように、可動ばね13
b の幅狭の延設部分は、先端部におけるカード22側の部
分からベース本体11の長手方向へ延設されているから、
可動ばね13b 自体を大きくしたり、可動接点13d が設け
られた幅広部分を長くするとともに幅狭の延設部分を短
くしてばね定数を変えることなく、カード22によって駆
動される際に最も応力のかかる延設根本部分と可動接点
13d との距離を、第4実施形態のものよりも長くするこ
とができ、可動接点13d と固定接点12a とが接離する際
に発熱しても、可動ばね13b を伝わる熱による影響が少
なくなって変形しにくくなり、ひいては、可動接点13d
が固定接点12a に当接してからのオーバートラベルが減
少しなくなって、オーバートラベルの減少に伴う溶着が
なくなる。
【0029】次に、本発明の第6実施形態を図14に基づ
いて以下に説明する。なお、第5実施形態と実質的に同
一の機能を有する部材には同一の符号を付し、第5実施
形態と異なるところのみ記す。第5実施形態では、被駆
動部13c の設けられた可動ばね13b の幅狭の延設部分
は、先端部におけるカード22側の部分から延設されてい
るのに対し、本実施形態では、先端部におけるベース本
体11側の部分から延設された構成となっている。
【0030】詳しくは、可動ばね13b の幅狭の延設部分
は、先端部におけるベース本体11側の部分からベース本
体11の長手方向へ、さらにベース本体11から遠ざかる方
向へ蛇行して延設されている。
【0031】かかる電磁継電器にあっては、第5実施形
態のものの効果に加えて、上記したように、可動ばね13
b の幅狭の延設部分は、先端部におけるカード22側の部
分から延設されているのではなく、先端部におけるベー
ス本体11側の部分から延設されているのであるから、カ
ード22とは離れた位置に蛇行するようになるため、カー
ド22の装着や動作を阻害しないよう、特に考慮して形状
を設計しなくてもよくなっている。
【0032】なお、第1及び第2実施形態はいずれも、
シーリング部材50は、絶縁性を有しているものが用いら
れているが、絶縁性を有さないものが用いられてもよ
い。
【0033】また、第1乃至第6実施形態はいずれも、
孔部がベースブロック1 に設けられ、その孔部に差し込
まれる突起が駆動ブロック2 に設けられているが、例え
ば、ベースブロック1 と駆動ブロック2 と位置決めする
際にもシーリング部材50を用いて、そのシーリング部材
50を空隙30に注入するようなときは、孔部が駆動ブロッ
ク2 に、突起がベースブロック1 にそれぞれ設けられた
構成でも、同様の効果を奏することができる。
【0034】また、第1乃至第6実施形態はいずれも、
連通孔は、ベースブロック1 に設けられているが、例え
ば、凸条を溝部に差し込む際にも絶縁部材60を用いて、
その絶縁部材60を連通孔に注入するようなときは、駆動
ブロック2 に設けられた構成でも、同様の効果を奏する
ことができる。
【0035】また、第1乃至第6実施形態はいずれも、
凸条がベースブロック1 に設けられれ、その凸条が差し
込まれる溝部が駆動ブロック2 に設けられているが、溝
部がベースブロック1 に設けられるとともに、その溝部
に差し込まれる凸条が駆動ブロック2 に設けられた構成
でも、同様の効果を奏することができる。
【0036】
【発明の効果】請求項1記載のものは、突起の外周部と
孔部の内縁部との間に設けられた空隙にシーリングする
ためのシーリング部材が注入されるから、そのシーリン
グ部材を介して駆動ブロック及びベースブロックを強固
に接合することができる。
【0037】請求項2記載のものは、請求項1記載のも
のの効果に加えて、突起の差し込み位置を長孔状の孔部
の長手方向に沿って調整することができ、しかも孔部に
は長手方向に空隙が大きく形成されるから、シーリング
部材がより多く注入されるようになり、請求項1記載の
ものよりも一段と強固に接合することができる。
【0038】請求項3記載のものは、請求項1記載のも
のの効果に加えて、駆動ブロック及びベースブロックの
いずれか一方に凸条が他方にその凸条の差し込まれる溝
部によりコイルに接続されたコイル端子部と接点を有し
た接点端子部とを絶縁することができ、しかも突起の外
周部と孔部の内縁部との間の空隙に注入された絶縁性を
有するシーリング部材が凸条と溝部との間の間隙にも注
入されて、間隙を埋めるようになるから、コイル端子部
と接点端子部との間の絶縁性が極めて高いものとなって
いる。
【0039】請求項4記載のものは、請求項1記載のも
のの効果に加えて、駆動ブロック及びベースブロックの
いずれか一方に凸条が他方にその凸条の差し込まれる溝
部によりコイルに接続されたコイル端子部と接点を有し
た接点端子部とを絶縁することができ、しかも連通孔に
注入されたシーリング性を有する絶縁部材が凸条と溝部
との間の間隙にも注入されて、間隙を埋めるようになる
から、コイル端子部と接点端子部との間の絶縁性が極め
て高いものとなっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す分解斜視図であ
る。
【図2】同上の一方の接点端子部を外した状態のベース
ブロックの斜視図である。
【図3】同上のベースの下面図である。
【図4】同上の正面断面図である。
【図5】同上の部分平面断面図である。
【図6】同上の凸条の溝部への差込状態を示す断面図で
ある。
【図7】本発明の第2実施形態の一方の接点端子部を破
断した状態のベースブロックの斜視図である。
【図8】同上のベースの下面図である。
【図9】本発明の第3実施形態の一方の接点端子部を破
断した状態のベースブロックの斜視図である。
【図10】同上の凸条の溝部への差込状態を示す断面図
である。
【図11】本発明の第4実施形態の一方の接点端子部を
破断した状態のベースブロックの斜視図である。
【図12】同上の凸条の溝部への差込状態を示す断面図
である。
【図13】本発明の第5実施形態の可動ばねの平面図で
ある。
【図14】本発明の第6実施形態の可動ばねの平面図で
ある。
【図15】従来例を示す分解斜視図である。
【図16】同上のベースの平面図である。
【図17】同上の正面断面図である。
【符号の説明】
1 ベースブロック 11b 第1の孔部 11c 第2の孔部 11d 第3の孔部 11e 第4の孔部 11f 凸条 11h 連通孔 12 固定接点端子部 12a 固定接点 13 可動接点端子部 13d 可動接点 2 駆動ブロック 21b 第1の突起 21c 第2の突起 21d 第3の突起 21e 第4の突起 21f 溝部 23 コイル端子部 30 空隙 40 間隙 50 シーリング部材 60 絶縁部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接点が設けられたベースブロックと、鉄
    芯にコイルを巻回してなる電磁石が設けられ接点が接離
    するようベースブロックを駆動する駆動ブロックと、を
    備え、駆動ブロック及びベースブロックを接合するため
    にいずれか一方に突起が他方にその突起の差し込まれる
    孔部が設けられた電磁継電器においてシーリングするた
    めのシーリング部材が注入され得る空隙が前記突起の外
    周部と前記孔部の内縁部との間に設けられたことを特徴
    とする電磁継電器。
  2. 【請求項2】 前記孔部は、長孔状に形成されたことを
    特徴とする請求項1記載の電磁継電器。
  3. 【請求項3】 前記シーリング部材は絶縁性を有するも
    のであって、前記コイルに接続されたコイル端子部と前
    記接点を有した接点端子部とを絶縁するために前記駆動
    ブロック又は前記ベースブロックのいずれか一方に凸条
    を他方にその凸条が差し込まれて凸条との間に間隙を形
    成する溝部を設け、その間隙に前記孔部が連通している
    ことを特徴とする請求項1記載の電磁継電器。
  4. 【請求項4】 前記コイルに接続されたコイル端子部と
    前記接点を有した接点端子部とを絶縁するために前記駆
    動ブロック又は前記ベースブロックのいずれか一方に凸
    条を他方にその凸条が差し込まれて凸条との間に間隙を
    形成する溝部を設け、その間隙に連通するよう前記ベー
    スブロック又は前記駆動ブロックに設けられた連通孔に
    シーリング性を有する絶縁部材が注入されたことを特徴
    とする請求項1記載の電磁継電器。
JP10103596A 1996-04-23 1996-04-23 電磁継電器 Pending JPH09288951A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104051189A (zh) * 2013-03-13 2014-09-17 宁波市鄞州众通电器有限公司 一种继电器及其组装工艺

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