JPH09288871A - 誤り検出方法 - Google Patents

誤り検出方法

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JPH09288871A
JPH09288871A JP8098469A JP9846996A JPH09288871A JP H09288871 A JPH09288871 A JP H09288871A JP 8098469 A JP8098469 A JP 8098469A JP 9846996 A JP9846996 A JP 9846996A JP H09288871 A JPH09288871 A JP H09288871A
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和夫 信太
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  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
  • Error Detection And Correction (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】誤り検出符号(CRC符号)において、十分な精
度で誤り検出を行う。 【解決手段】S301〜S303は送信側のステップを示して
いる。S304からの受信側において、1フレームのデー
タを受信し(S304)、フレームの尤度を求め(S305)、誤
り訂正符号に対してビタビ復号後(S306)、パスメトリ
ック値を求め(S307)、CRC検査を行い(S308)、この
検査において第1の誤り検出をし(S309)、検査の結
果、誤りが検出されないデータは、引き続きフレームの
尤度に対するしきい値により第2および第3の誤り検出
をし(S310)および(S311)、誤りが検出されないデータ
は、音声復号処理を行い(S312)、誤りが検出されたデ
ータは前記音声復号処理をやめ、前フレームを用いた補
間あるいは無音化等を行い(S313)、これらの両出力を
合成して音声出力する(S314)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル通信等
に使用される誤り訂正および誤り検出符号化における誤
り検出方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来の誤り検出方法を説明する
ためのフローチャートである。
【0003】図7において送信側では、音声を符号化し
た情報(kビット)に対し誤り検出符号(CRC:Cyclic
Redundancy Check code)(mビット)を付加し(S701)、
さらにこの(k+mビット)の情報に対し誤り訂正符号化
(S702)を行って、1フレームのデータとして送信する
(S703)。
【0004】受信側では、上記1フレームのデータを受
信し(S704)、誤り訂正符号の復号後(S705)、CRC検
査を行い(S706)、この検査において誤りの検出をし(S
707)、検査の結果、誤りが検出されないデータは上記復
号データから音声復号処理を行い(S708)、検査の結
果、誤りが検出されたデータは上記音声復号処理をやめ
前フレームを用いた補間あるいは無音化等を行い(S70
9)、これらの両出力を合成して音声出力する(S710)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の誤
り検出方法では、誤り検出符号(CRC符号)が上述の
(k+m)ビットにおいてランダムなデータである場合、
誤りを検出できない場合があるため必ずしも十分な精度
で誤り検出を行うことができないという問題があった。
【0006】送信したいkビットの情報系列をA(x)と
すると、
【0007】
【数1】
【0008】m次の生成多項式G(x)で割った余りR
(x)を(数2)で求め
【0009】
【数2】
【0010】
【数3】
【0011】を送信符号として伝送する。
【0012】余りR(x)は生成多項式G(x)の剰余多項
式であるので(m−1)次の多項式となり、mビットの係
数を持つ。余りとして求められたmビットの系列が冗長
ビットに相当し、送信符号X(x)はn=k+mビットの
符号となる。
【0013】例えば、3ビットの情報系列を {a2,a1,a0} とし、生成多項式(1次)G(x)を G(x)=x+1 とすると、余り(1ビット)は {c0} で示される。よって、送信符号(3+1ビット)は {a2,a1,a0,c0} で表すことができる。
【0014】ここで、送信側からの誤りのない正しい送
信符号は8(23)パターン存在することがわかる。もし
も、伝送路上に異常が発生し受信したデータがランダム
なデータである場合、受信側では符号の全組み合わせは
16(24)パターン存在し、そのうち8パターンは、CRC
検査において誤りとして検出できる。しかしながら、残
りの8パターンは、CRC検査においては誤りのない正
しいデータとして判定されることになるため、7/16の
確立でデータの誤りを見逃してしまうときがある。よっ
て、誤りを含んだデータが音声として復号されてしまう
ため、高い頻度で復号化音声に雑音を生じるという問題
があった。
【0015】本発明は、このような従来の問題点を解決
するものであり、上記のようなランダムなデータに対し
ても誤り検出ができる優れた誤り検出方法を提供するこ
とを目的とするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決し、目的を達成するために請求項1記載の発明では、
CRC符号による第1の誤り検出過程に加え誤り訂正復
号化(ビタビ復号)の過程で得られるパスメトリック値を
使用し、あらかじめしきい値を設定しておくことによ
り、そのしきい値を越えるものについてはデータに誤り
が多く含まれるものと判断するという第2の誤り検出過
程を有するものである。
【0017】また、請求項2記載の発明では、第2の誤
り検出過程にCRC符号による誤り検出過程を割り当
て、誤り訂正復号化処理の前に受信データのフレームの
尤度を算出し、得られたフレームの尤度に対し、あらか
じめしきい値を設定しておくことにより、そのしきい値
を越えるものについてはデータに誤りが多く含まれるも
のと判断するという第1の誤り検出過程を有するもので
ある。
【0018】また,請求項3記載の発明では、CRC符
号による第1の誤り検出過程に加えフレームの尤度およ
びパスメトリック値をそれぞれ使用し、第2,第3の誤
り検出過程を有するものである。
【0019】また、請求項4記載の発明では、CRC符
号による第1の誤り検出過程に加えフレームの尤度とパ
スメトリック値を組み合わせたしきい値を使用し,第2
の誤り検出過程を有するものである。
【0020】また、請求項5記載の発明では、フレーム
の尤度およびパスメトリック値のしきい値を外部から任
意に設定可能にしたものである。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
符号化された音声データに対し誤り検出符号(CRC符
号)を付加する符号化過程と、付加ビットを含むデータ
に対し誤り訂正符号化して送信する過程と、前記誤り訂
正符号化されたデータを受信し誤り訂正復号化をする過
程と、前記誤り訂正復号化されたデータをCRC検査す
る過程と、前記CRC検査されたデータの誤りを検出す
る第1の誤り検出過程と、受信後の誤り訂正復号化で、
特にビタビ復号を用いた場合に得られるパスメトリック
値に対し、あらかじめしきい値を設定することによりデ
ータの誤りを検出する第2の誤り検出過程と、前記第
1,第2の誤り検出過程で誤りの無い音声データを復号
処理する過程と、前記第1あるいは第2の誤り検出過程
で誤りを検出したデータに対し、補間または無音化処理
をして前記復号音声に合成する過程とを含むことを特徴
としており、CRC検査によって誤り検出できないデー
タに対しても第2の誤り検出過程において誤り検出する
ことができるので、誤りを含んだままのデータを音声復
号処理したことにより、雑音が出力される確立を大幅に
低減することができるという作用を有する。
【0022】本発明の請求項2記載の発明は、第2の誤
り検出過程にCRC符号による誤り検出過程を割り当
て、第1の誤り検出過程として、誤り訂正符号化処理の
前に受信時に得られる受信データのフレームの尤度に対
し、あらかじめしきい値を設定することによりデータの
誤りを検出する過程を設けることにより、第1の誤り検
出過程において誤りが検出されたときは、誤り訂正復号
化処理および第2の誤り検出過程(CRC符号による誤
り検出)の処理は行わないことを特徴としており、請求
項1記載の発明と同様の作用に加え、誤り検出したとき
は誤り訂正復号化処理および第2の誤り検出過程(CR
C符号による誤り検出)の処理は行わないので、演算量
が削減でき低消費電力化につながるという作用を有す
る。
【0023】本発明の請求項3記載の発明は、CRC検
査されたデータの誤りを検出する第1の誤り検出過程
と、受信時に得られるフレームの尤度に対し、あらかじ
めしきい値を設定することによりデータの誤りを検出す
る第2の誤り検出過程と、特に誤り訂正復号化でビタビ
復号を用いた場合に得られるパスメトリック値に対し、
あらかじめしきい値を設定することによりデータの誤り
を検出する第3の誤り検出過程とを含むことを特徴とし
ており、請求項1記載の発明と同様の作用に加え、フレ
ームの尤度を用いた誤り検出過程において誤りと判定し
得ないデータがある場合は、パスメトリック値を用いた
誤り検出過程において再再度データの誤り判定ができる
という作用を有する。
【0024】本発明の請求項4記載の発明は、前述のC
RC検査されたデータの誤りを検出する第1の誤り検出
過程と、受信時に得られるフレームの尤度および誤り訂
正復号化でビタビ復号を用いた場合に得られるパスメト
リック値とを組み合わせた値に対し、あらかじめしきい
値を設定することによりデータの誤りを検出する第2の
誤り検出過程とを含むことを特徴としており、請求項1
記載の発明と同様の作用に加え、フレームの尤度とパス
メトリック値とを組み合わせた値(図5中の傾きを持っ
た直線)により、詳細で複合的なしきい値の設定が可
能になるという作用を有する。
【0025】本発明の請求項5記載の発明は、フレーム
の尤度およびパスメトリック値に対するしきい値を外部
から任意に設定できることを特徴としており、請求項
1,2および3記載の発明と同様の作用を有するととも
に、フレームの尤度に対するしきい値とパスメトリック
値に対するしきい値を、送受信間の回線状態に応じてフ
レキシブルに可変することができるという作用を有す
る。
【0026】以下、本発明の各実施の形態について、図
1から図6を用いて説明する。
【0027】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1における誤り検出方法を示すフローチャートであ
る。図1において、送信側では音声を符号化した情報
(kビット)に対し誤り検出符号(CRC符号)(mビット)
を付加し(S101)、さらにこの(k+mビット)の情報に
対し誤り訂正符号化(S102)を行って、1フレームのデ
ータとして送信する(S103)。
【0028】受信側において、1フレームのデータを受
信し(S104)、誤り訂正符号に対してビタビ復号後(S10
5)、パスメトリック値を求め(S106)、CRC検査を行
い(S107)、この検査において第1の誤り検出をし(S10
8)、検査の結果、誤りが検出されないデータは、引き続
きパスメトリック値に対するしきい値により第2の誤り
検出をし(S109)、第1,第2の誤り検出の結果、誤り
が検出されないデータは、前記復号データから音声復号
処理を行い(S110)、第1および第2の誤り検出(S10
8,S109)の結果、誤りが検出されたデータは前記音声
復号処理をやめ、前フレームを用いた補間あるいは無音
化等を行い(S111)、これらの両出力を合成して音声出
力する(S112)。
【0029】このような処理ステップでデータの誤り検
出をすることにより、誤りを含んだままのデータを音声
復号処理したことにより、雑音が出力される確立を大幅
に低減することができる。
【0030】(実施の形態2)図2は本発明の実施の形
態2における誤り検出方法を示すフローチャートであ
る。図2において、S201〜S203は送信側のステップを
示し、図1に示した送信側処理(S101〜S103)と同様で
ある。S204からの受信側において、1フレームのデー
タを受信し(S204)、フレームの尤度を求め(S205)、フ
レームの尤度に対するしきい値により第1の誤り検出を
し(S206)、検査の結果、誤りが検出されないデータ
は、引き続き誤り訂正符号の復号後(S207)、CRC検
査を行い(S208)、この検査において第2の誤り検出を
し(S209)、第2の誤り検出の結果、誤りが検出されな
いデータは、前記復号データから音声復号処理を行い
(S210)、第1および第2の誤り検出(S206,S209)の
結果、誤りが検出されたデータは、前記音声復号処理を
やめ、前フレームを用いた補間あるいは無音化等を行い
(S211)、これらの両出力を合成して音声出力する(S21
2)。
【0031】このような処理ステップでデータの誤り検
出をすることにより、第1の誤り検出過程において誤り
検出したときは、誤り訂正復号化処理および第2の誤り
検出過程(CRC符号による誤り検出)の処理は行わない
ので、演算量が削減でき低消費電力化につながる。
【0032】(実施の形態3)図3は本発明の実施の形
態3における誤り検出方法を示すフローチャートであ
る。図3において、S301〜S303は送信側のステップを
示し、図1に示した送信側処理(S101〜S103)と同様で
ある。S304からの受信側において、1フレームのデー
タを受信し(S304)、フレームの尤度を求め(S305)、誤
り訂正符号に対してビタビ復号後(S306)、パスメトリ
ック値を求め(S307)、CRC検査を行い(S308)、この
検査において第1の誤り検出をし(S309)、検査の結
果、誤りが検出されないデータは、引き続きフレームの
尤度に対するしきい値により第2の誤り検出をし(S31
0)、第2の検査の結果でも誤りが検出されないデータ
は、引き続きパスメトリック値に対するしきい値により
第3の誤り検出をし(S311)、第1,第2および第3の
誤り検出(S309,S310,S311)の結果、誤りが検出さ
れないデータは、前記復号データから音声復号処理を行
い(S312)、第1,第2および第3の誤り検出の結果、
誤りが検出されたデータは、前記音声復号処理をやめ、
前フレームを用いた補間あるいは無音化等を行い(S31
3)、これらの両出力を合成して音声出力する(S314)。
【0033】このような処理ステップでデータの誤り検
出をすることにより、フレームの尤度を用いた誤り検出
過程において誤りと判定し得ないデータがある場合は、
パスメトリック値を用いた誤り検出過程において再再度
データの誤り判定ができる。
【0034】(実施の形態4)図4は本発明の実施の形
態4における誤り検出方法を示すフローチャートであ
る。図4において、S401〜S403は送信側のステップを
示し、図1に示した送信側処理(S101〜S103)と同様で
ある。S404からの受信側において、1フレームのデー
タを受信し(S404)、フレームの尤度を求め(S405)、誤
り訂正符号に対してビタビ復号後(S406)、パスメトリ
ック値を求め(S407)、CRC検査を行い(S408)、この
検査において第1の誤り検出をし(S409)、検査の結
果、誤りが検出されないデータは、引き続きフレームの
尤度とパスメトリック値とを組み合わせた値に対するし
きい値、すなわち、図5に示すグラフのように、例え
ば、フレームの尤度(横軸)に対するしきい値Aの直線
と、フレームの尤度x時のパスメトリック値X(縦軸)の
点と、フレームの尤度y時のパスメトリック値Y(縦軸)
の点とを結ぶ傾きを持った直線とを、それぞれしきい
値として設定し、図中の斜線部を誤りありと判断するこ
とにより第2の誤り検出をし(S410)、第1,第2の誤
り検出(S409,S410)の結果、誤りが検出されないデー
タは、前記復号データから音声復号処理を行い(S41
1)、第1および第2の誤り検出の結果、誤りが検出され
たデータは、前記音声復号処理をやめ,前フレームを用
いた補間あるいは無音化等を行い(S412)、これらの両
出力を合成して音声出力する(S413)。
【0035】このように、フレームの尤度とパスメトリ
ック値とを組み合わせたしきい値(図5中の傾きを持っ
た直線)により、図5のような座標上において、例え
ば、フレームの尤度が大、かつパスメトリック値が中の
ときのような微妙な組み合わせになるデータでも誤りと
して検出できる。
【0036】(実施の形態5)図6は本発明の実施の形
態5における誤り検出方法を示すフローチャートであ
る。基本的な処理ステップは実施の形態3(図3)のフロ
ーチャートと同様であるが、フレームの尤度およびパス
メトリック値のしきい値を外部から任意に設定するステ
ップ(S604)を設けてある。
【0037】このような処理ステップを設けることで、
送受信間の回線状態に応じてフレキシブルにしきい値を
可変することができる。
【0038】なお、上述の各実施の形態は本発明の一例
を示すものであり、本発明はこれに限定されるべきもの
ではない。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明の誤り検出方
法によれば、誤り検出符号(CRC符号)が(k+m)ビッ
トにおいて、ランダムなデータである場合でも、第2ま
たは第3の誤り検出過程において誤り検出することがで
きるので、誤りを含んだままのデータを音声復号処理し
たことによる雑音を出力する確立を大幅に低減すること
ができる。また、請求項2記載の発明のような処理ステ
ップにすることで、低消費電力化が図れるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における誤り検出方法を
示すフローチャートである。
【図2】本発明の実施の形態2における誤り検出方法を
示すフローチャートである。
【図3】本発明の実施の形態3における誤り検出方法を
示すフローチャートである。
【図4】本発明の実施の形態4における誤り検出方法を
示すフローチャートである。
【図5】本発明の実施の形態4における誤り検出方法の
しきい値設定のグラフである。
【図6】本発明の実施の形態5における誤り検出方法を
示すフローチャートである。
【図7】従来の誤り検出方法のフローチャートである。
【符号の説明】
S(ステップ)101,S201,S301,S401,S601…誤り検出符号化
(CRC)、 S102,S202,S302,S402,S602…誤り訂正符号
化、 S103,S203,S303,S403,S603…送信、 S104,S204,
S304,S404,S605…受信、 S205,S305,S405,S606…フレ
ームの尤度を算出、 S105,S207,S306,S406,S607…誤り
訂正符号の復号、 S106,S307,S407,S608…パスメトリ
ック値の算出、 S107,S208,S308,S408,S609…CRC検
査、 S108,S109,S206,S209,S309,S310,S311,S409,S41
0,S610,S611,S612…誤り検出、S110,S210,S312,S411,S6
13…音声復号処理、 S111,S211,S313,S412,S614…補間
または無音化、 S112,S212,S314,S413,S615…音声出
力、 S604…フレームの尤度,パスメトリックのしきい
値の設定。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 符号化された音声データに対し誤り検出
    符号を付加する符号化過程と、付加ビットを含むデータ
    に対し誤り訂正符号化して送信する過程と、前記誤り訂
    正符号化されたデータを受信し誤り訂正復号化をする過
    程と、前記誤り訂正復号化されたデータの誤り検出符号
    を検査する過程と、前記誤り検出符号が検査されたデー
    タの誤りを検出する第1の誤り検出過程と、受信後の誤
    り訂正復号化で特にビタビ復号を用いた場合に得られる
    パスメトリック値に対し、あらかじめしきい値を設定す
    ることによりデータの誤りを検出する第2の誤り検出過
    程と、前記第1,第2の誤り検出過程で誤りの無い音声
    データを復号処理する過程と、前記第1あるいは第2の
    誤り検出過程で誤りを検出したデータに対し、補間また
    は無音化処理をして前記復号音声に合成する過程とを含
    むことを特徴とする誤り検出方法。
  2. 【請求項2】 前記第2の誤り検出過程に誤り検出符号
    による誤り検出過程を割り当て前記第1の誤り検出過程
    として、誤り訂正復号化処理の前に受信データのフレー
    ムの尤度を算出し、得られたフレームの尤度に対し、あ
    らかじめしきい値を設定することによりデータの誤りを
    検出する過程とを含み、前記第1の誤り検出過程におい
    て誤りが検出されたときは誤り訂正復号化処理および第
    2の誤り検出過程の処理は行わないことを特徴とする請
    求項1記載の誤り検出方法。
  3. 【請求項3】 前記誤り検出符号が検査されたデータの
    誤りを検出する第1の誤り検出過程と、受信時に得られ
    るフレームの尤度に対し、あらかじめしきい値を設定す
    ることによりデータの誤りを検出する第2の誤り検出過
    程と、特に誤り訂正復号化でビタビ復号を用いた場合に
    得られるパスメトリック値に対し、あらかじめしきい値
    を設定することによりデータの誤りを検出する第3の誤
    り検出過程とを含むことを特徴とする請求項1または2
    記載の誤り検出方法。
  4. 【請求項4】 前記誤り検出符号が検査されたデータの
    誤りを検出する第1の誤り検出過程と、受信時に得られ
    るフレームの尤度および誤り訂正復号化でビタビ復号を
    用いた場合に得られるパスメトリック値とを組み合わせ
    た値に対し、あらかじめしきい値を設定することにより
    データの誤りを検出する第2の誤り検出過程とを含むこ
    とを特徴とする請求項1,2または3記載の誤り検出方
    法。
  5. 【請求項5】 前記フレームの尤度およびパスメトリッ
    ク値に対するしきい値を外部から任意に設定することを
    特徴とする請求項1,2,3または4記載の誤り検出方
    法。
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