JPH09288786A - ゴミピット監視制御装置 - Google Patents
ゴミピット監視制御装置Info
- Publication number
- JPH09288786A JPH09288786A JP8098973A JP9897396A JPH09288786A JP H09288786 A JPH09288786 A JP H09288786A JP 8098973 A JP8098973 A JP 8098973A JP 9897396 A JP9897396 A JP 9897396A JP H09288786 A JPH09288786 A JP H09288786A
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- pit
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- fire
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ゴミ処理場のゴミピット内において、火災、水
分を含むゴミおよびゴミの量の検出と、これに伴う消
火、乾燥および移動作業の自動化を図る。 【解決手段】ゴミピット内部を監視できる位置に複数の
カメラ１、２および赤外線投光装置３を設置し、これら
のカメラから得た画像データを画像処理装置４により処
理して、火災の検出、水分を含むゴミの検出およびゴミ
の量の検出を行い、火災警報装置５および表示装置６を
駆動するとともに、消火装置７およびクレーン装置８を
制御する。
分を含むゴミおよびゴミの量の検出と、これに伴う消
火、乾燥および移動作業の自動化を図る。 【解決手段】ゴミピット内部を監視できる位置に複数の
カメラ１、２および赤外線投光装置３を設置し、これら
のカメラから得た画像データを画像処理装置４により処
理して、火災の検出、水分を含むゴミの検出およびゴミ
の量の検出を行い、火災警報装置５および表示装置６を
駆動するとともに、消火装置７およびクレーン装置８を
制御する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】ゴミ処理場におけるゴミピッ
ト内の消火装置、クレーン装置の自動化のための制御装
置に関する。また、プラント内に設置された消火装置
（例えばスプリンクラー、消火ノズル等）を制御するた
めの装置に関する。
ト内の消火装置、クレーン装置の自動化のための制御装
置に関する。また、プラント内に設置された消火装置
（例えばスプリンクラー、消火ノズル等）を制御するた
めの装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の装置においては、監視員が監視カ
メラ（可視カメラ）や赤外線カメラによりゴミの状態を
監視し、火種や火災の出火原因となるゴミを発見すると
その位置を確認し、スプリンクラーや消火ノズル等を用
いてボタン操作により消火している。従って監視員が絶
え間なく監視する必要があり、また消火の位置の確認と
ボタン操作が必要である。このため監視員の２４時間体
制での監視となりかつ単純作業であるため、火種や火災
の出火原因となるゴミを見逃す可能性が発生している。
メラ（可視カメラ）や赤外線カメラによりゴミの状態を
監視し、火種や火災の出火原因となるゴミを発見すると
その位置を確認し、スプリンクラーや消火ノズル等を用
いてボタン操作により消火している。従って監視員が絶
え間なく監視する必要があり、また消火の位置の確認と
ボタン操作が必要である。このため監視員の２４時間体
制での監視となりかつ単純作業であるため、火種や火災
の出火原因となるゴミを見逃す可能性が発生している。
【０００３】また、消火等による水分を含んだゴミをそ
のまま次工程の燃焼炉に送り込むと燃焼効率が悪くなる
ため、クレーンによりゴミをかきまわして乾燥させる作
業が必要である。この作業は監視員がカメラもしくは目
視により行っており、クレーン操作においてもカメラま
たは，目視により位置を決め操作を行っている。
のまま次工程の燃焼炉に送り込むと燃焼効率が悪くなる
ため、クレーンによりゴミをかきまわして乾燥させる作
業が必要である。この作業は監視員がカメラもしくは目
視により行っており、クレーン操作においてもカメラま
たは，目視により位置を決め操作を行っている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】この発明の目的は火災
の検出、異常の通知および消火作業の自動化を図ること
と、消火作業の結果水分を含んだゴミの検出とその乾燥
作業の自動化を図ることにあり、あわせてゴミの量を検
出し前記作業の効率化を図るとともにゴミを次工程へ送
る作業の自動化を図ることである。
の検出、異常の通知および消火作業の自動化を図ること
と、消火作業の結果水分を含んだゴミの検出とその乾燥
作業の自動化を図ることにあり、あわせてゴミの量を検
出し前記作業の効率化を図るとともにゴミを次工程へ送
る作業の自動化を図ることである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】ゴミピット内部を監視で
きる位置に撮像装置を設置して、その撮像装置から得た
画像データを画像処理装置により処理し周囲より高温の
部分を抽出する。同時に位置情報を求め異常場所を検知
して、火災警報・表示装置を駆動するとともに消火装置
を制御して消火を行う。
きる位置に撮像装置を設置して、その撮像装置から得た
画像データを画像処理装置により処理し周囲より高温の
部分を抽出する。同時に位置情報を求め異常場所を検知
して、火災警報・表示装置を駆動するとともに消火装置
を制御して消火を行う。
【０００６】また赤外線投光装置により赤外線をゴミに
照射し、ゴミピット内部を監視できる位置に設置された
撮像装置によりその反射光を受光して、得られた画像デ
ータを画像処理装置により処理し水分を含んだゴミを検
出する。同時に位置情報を求め表示するとともにクレー
ンをその位置に移動し、ゴミを乾燥させるための動作を
行わせるようにクレーン装置を制御する。
照射し、ゴミピット内部を監視できる位置に設置された
撮像装置によりその反射光を受光して、得られた画像デ
ータを画像処理装置により処理し水分を含んだゴミを検
出する。同時に位置情報を求め表示するとともにクレー
ンをその位置に移動し、ゴミを乾燥させるための動作を
行わせるようにクレーン装置を制御する。
【０００７】またゴミピット内部を監視できる位置に複
数の撮像装置を設置して、これらの撮像装置から得た画
像データを画像処理装置により処理し立体的にとらえた
ゴミの量を検出する。これを表示するとともにゴミを次
工程に送るようクレーン装置を制御する。なおこの情報
は前記のゴミを乾燥するためのクレーン装置の制御にも
用いることができる。
数の撮像装置を設置して、これらの撮像装置から得た画
像データを画像処理装置により処理し立体的にとらえた
ゴミの量を検出する。これを表示するとともにゴミを次
工程に送るようクレーン装置を制御する。なおこの情報
は前記のゴミを乾燥するためのクレーン装置の制御にも
用いることができる。
【０００８】
【発明の実施の形態】図１はこの発明の実施例を示す構
成図である。ゴミピット内に２台のカメラを設置しゴミ
ピット内を監視する。カメラ１は近赤外域に感度を持つ
カメラ例えば赤外透過フィルタ付き近赤外カメラを用
い、カメラ２は可視領域に感度を持つカメラを用いる。
成図である。ゴミピット内に２台のカメラを設置しゴミ
ピット内を監視する。カメラ１は近赤外域に感度を持つ
カメラ例えば赤外透過フィルタ付き近赤外カメラを用
い、カメラ２は可視領域に感度を持つカメラを用いる。
【０００９】これは、熱を持つゴミあるいは水分を含む
ゴミからの画像データは近赤外領域と可視領域とで感度
が異なる原理を用いて画像処理装置４により検出してい
るためである。水分検出のための近赤外領域の画像デー
タを得るために、赤外線投光装置３から赤外線をゴミに
照射している。
ゴミからの画像データは近赤外領域と可視領域とで感度
が異なる原理を用いて画像処理装置４により検出してい
るためである。水分検出のための近赤外領域の画像デー
タを得るために、赤外線投光装置３から赤外線をゴミに
照射している。
【００１０】熱の検出結果が異常と判定された場合に
は、火災警報装置５および表示装置６が起動され監視員
に火災の発生を知らせるとともに、画像処理により求め
た位置情報によって消火装置７を制御し自動消火を行
う。水分を含むゴミが検出されると、この検出情報から
画像処理により求めた領域情報を表示装置６に表示する
とともに、クレーンをその位置に移動し、ゴミを乾燥さ
せるための所定の動作を行わせるようにクレーン装置８
を制御する。
は、火災警報装置５および表示装置６が起動され監視員
に火災の発生を知らせるとともに、画像処理により求め
た位置情報によって消火装置７を制御し自動消火を行
う。水分を含むゴミが検出されると、この検出情報から
画像処理により求めた領域情報を表示装置６に表示する
とともに、クレーンをその位置に移動し、ゴミを乾燥さ
せるための所定の動作を行わせるようにクレーン装置８
を制御する。
【００１１】また、ゴミの量に関しては２台のカメラに
よる奥行き情報から各領域毎のゴミの量を画像処理装置
４により検出し、これを表示装置６に三次元で表示し、
ゴミの量に合わせてゴミを次工程の投入ホッパに送るべ
くクレーン装置８を制御する。
よる奥行き情報から各領域毎のゴミの量を画像処理装置
４により検出し、これを表示装置６に三次元で表示し、
ゴミの量に合わせてゴミを次工程の投入ホッパに送るべ
くクレーン装置８を制御する。
【００１２】
【発明の効果】本発明は画像処理装置を用いることによ
り、出火原因となるゴミ、水分を含むゴミおよびゴミの
量を検出し、消火装置、クレーン装置の制御の自動化を
図るシステムである。従来、消火装置は複数の火災セン
サで制御され、監視員がカメラにより火災の有無を確認
しゴミの状態を判断し水分を切る作業と次工程へのゴミ
の移動をクレーンを操作しておこなっており、本発明は
この従来システムに比べて安価なシステムであり、また
２４時間体制の単純作業から監視員を開放することので
きるシステムである。
り、出火原因となるゴミ、水分を含むゴミおよびゴミの
量を検出し、消火装置、クレーン装置の制御の自動化を
図るシステムである。従来、消火装置は複数の火災セン
サで制御され、監視員がカメラにより火災の有無を確認
しゴミの状態を判断し水分を切る作業と次工程へのゴミ
の移動をクレーンを操作しておこなっており、本発明は
この従来システムに比べて安価なシステムであり、また
２４時間体制の単純作業から監視員を開放することので
きるシステムである。
【図１】この発明の実施例を示す構成図
【図２】実施例におけるカメラ１（○印）、カメラ２
（●印）をゴミ処理場のゴミピットに設置した例を示す
図
（●印）をゴミ処理場のゴミピットに設置した例を示す
図
１，２…カメラ、３…赤外線投光装置、４…画像処理装
置、５…火災警報装置、６…表示装置、７…消火装置、
８…クレーン装置。
置、５…火災警報装置、６…表示装置、７…消火装置、
８…クレーン装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 陽一 神奈川県川崎市川崎区田辺新田１番１号 富士電機株式会社内
Claims (3)
- 【請求項１】ゴミピット内の監視領域を撮像する撮像装
置とその撮像の画像処理を行う画像処理装置と火災警報
・表示装置と消火装置とを備え、前記画像処理装置によ
り得られる温度情報によりピット内のゴミの温度をその
位置とともに検出し、このゴミの温度があらかじめ設定
された温度より高温の場合には火災の警報・表示を行う
とともに、消火装置を駆動するようにしたことを特徴と
するゴミピット監視制御装置 - 【請求項２】ゴミピット内の監視領域に赤外線を投光す
る装置とこの領域を撮像する撮像装置とその撮像の画像
処理を行う画像処理装置と表示装置とクレーン装置とを
備え、前記画像処理装置により得られる水分情報により
ピット内の水分を含んだゴミの位置を検出し表示すると
ともに、クレーンをその位置に移動しゴミを乾燥させる
ための動作を行わせるようにクレーン装置を制御するこ
とを特徴とするゴミピット監視制御装置 - 【請求項３】ゴミピット内の監視領域を撮像する複数の
撮像装置とその撮像の画像処理を行う画像処理装置と表
示装置とクレーン装置とを備え、前記画像処理装置によ
り得られるゴミの量情報によりピット内のゴミの量を検
出し表示するとともに、ゴミをあらかじめ定めたスケジ
ュールに従って次工程へ進めるようクレーン装置を制御
することを特徴とするゴミピット監視制御装置
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8098973A JPH09288786A (ja) | 1996-04-22 | 1996-04-22 | ゴミピット監視制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8098973A JPH09288786A (ja) | 1996-04-22 | 1996-04-22 | ゴミピット監視制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09288786A true JPH09288786A (ja) | 1997-11-04 |
Family
ID=14233986
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8098973A Pending JPH09288786A (ja) | 1996-04-22 | 1996-04-22 | ゴミピット監視制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09288786A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19950849B4 (de) * | 1999-10-21 | 2004-09-16 | Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. | Vorrichtung sowie Verfahren zur Detektion, Entfernungs-, Größen- und Temperaturmessung von einer Wärmequelle |
| JP2007065711A (ja) * | 2005-08-29 | 2007-03-15 | Jfe Engineering Kk | 可燃物貯留ピット内の火災検知・消火システム |
| CN103816628A (zh) * | 2014-02-28 | 2014-05-28 | 中天建设集团有限公司 | 大空间智能消防灭火方法 |
| JP2014113213A (ja) * | 2012-12-06 | 2014-06-26 | Jfe Engineering Corp | 廃棄物処理設備の防火方法及び装置 |
| CN104971458A (zh) * | 2015-07-03 | 2015-10-14 | 合肥科大立安安全技术股份有限公司 | 基于自动跟踪定位射流灭火装置的多火源识别方法 |
| CN106023512A (zh) * | 2016-07-27 | 2016-10-12 | 中国人民解放军93325部队 | 智能防火报警系统 |
| CN108452464A (zh) * | 2017-02-17 | 2018-08-28 | 张月妹 | 一种火警预警装置 |
| CN110339507A (zh) * | 2019-06-12 | 2019-10-18 | 田凤香 | 自适应材料调制机构 |
-
1996
- 1996-04-22 JP JP8098973A patent/JPH09288786A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19950849B4 (de) * | 1999-10-21 | 2004-09-16 | Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. | Vorrichtung sowie Verfahren zur Detektion, Entfernungs-, Größen- und Temperaturmessung von einer Wärmequelle |
| JP2007065711A (ja) * | 2005-08-29 | 2007-03-15 | Jfe Engineering Kk | 可燃物貯留ピット内の火災検知・消火システム |
| JP4618049B2 (ja) * | 2005-08-29 | 2011-01-26 | Ｊｆｅエンジニアリング株式会社 | 可燃物貯留ピット内の火災検知・消火システム |
| JP2014113213A (ja) * | 2012-12-06 | 2014-06-26 | Jfe Engineering Corp | 廃棄物処理設備の防火方法及び装置 |
| CN103816628A (zh) * | 2014-02-28 | 2014-05-28 | 中天建设集团有限公司 | 大空间智能消防灭火方法 |
| CN104971458A (zh) * | 2015-07-03 | 2015-10-14 | 合肥科大立安安全技术股份有限公司 | 基于自动跟踪定位射流灭火装置的多火源识别方法 |
| CN106023512A (zh) * | 2016-07-27 | 2016-10-12 | 中国人民解放军93325部队 | 智能防火报警系统 |
| CN108452464A (zh) * | 2017-02-17 | 2018-08-28 | 张月妹 | 一种火警预警装置 |
| CN110339507A (zh) * | 2019-06-12 | 2019-10-18 | 田凤香 | 自适应材料调制机构 |
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