JPH09288764A - 自動販売機 - Google Patents
自動販売機Info
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- JPH09288764A JPH09288764A JP8098206A JP9820696A JPH09288764A JP H09288764 A JPH09288764 A JP H09288764A JP 8098206 A JP8098206 A JP 8098206A JP 9820696 A JP9820696 A JP 9820696A JP H09288764 A JPH09288764 A JP H09288764A
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- JP
- Japan
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- product
- vending machine
- stocker
- take
- out device
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 商品ストッカー内の商品在庫を検出する機能
を有する自動販売機を提供する。 【解決手段】 自動販売機本体内部および自動販売機の
扉裏面に設けた商品ストッカー内の商品を、自動販売機
本体内部と扉裏面に設けた商品ストッカーの間を上下左
右に移動でき、かつ上下方向を軸として水平に回転でき
る商品取り出し装置で商品ストッカー内の最下段の商品
から順次取り出し、扉表面にある商品取り出し口に排出
する構造の自動販売機において、前記商品取り出し装置
1に装着した反射型フォトセンサ3で、商品ストッカー
2内の商品在庫を検出する。反射型フォトセンサ3で商
品ストッカー2内の最下段から2個目の商品在庫を検出
する。さらに商品取り出し装置の待機位置の側壁に、反
射型フォトセンサに対向して反射板を配設し、商品取り
出し装置が待機中に反射型フォトセンサを自己診断す
る。さらに反射型フォトセンサの受光部にフード機能を
持たせる。
を有する自動販売機を提供する。 【解決手段】 自動販売機本体内部および自動販売機の
扉裏面に設けた商品ストッカー内の商品を、自動販売機
本体内部と扉裏面に設けた商品ストッカーの間を上下左
右に移動でき、かつ上下方向を軸として水平に回転でき
る商品取り出し装置で商品ストッカー内の最下段の商品
から順次取り出し、扉表面にある商品取り出し口に排出
する構造の自動販売機において、前記商品取り出し装置
1に装着した反射型フォトセンサ3で、商品ストッカー
2内の商品在庫を検出する。反射型フォトセンサ3で商
品ストッカー2内の最下段から2個目の商品在庫を検出
する。さらに商品取り出し装置の待機位置の側壁に、反
射型フォトセンサに対向して反射板を配設し、商品取り
出し装置が待機中に反射型フォトセンサを自己診断す
る。さらに反射型フォトセンサの受光部にフード機能を
持たせる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直方体に形成した
商品、例えば、たばこ等の自動販売機の商品ストッカー
内の商品在庫検出技術に属するものである。
商品、例えば、たばこ等の自動販売機の商品ストッカー
内の商品在庫検出技術に属するものである。
【0002】
【従来の技術】たばこの自動販売機は、自動販売機本体
内部および扉裏面に、幅方向に数列、高さ方向に数段の
商品ストッカーを設け、この商品ストッカーに各種のた
ばこを収納しておき、購買者が選択する商品を短時間で
取り出せるようになっている。
内部および扉裏面に、幅方向に数列、高さ方向に数段の
商品ストッカーを設け、この商品ストッカーに各種のた
ばこを収納しておき、購買者が選択する商品を短時間で
取り出せるようになっている。
【0003】商品の取り出し方法は、特開平7-272104号
公報に開示してある例では、図4(a) に示すように、商
品取り出し装置1の上方に設けた商品ストッカー2内に
前後2列に商品Tを積み重ねて収納しておき、購買者の
選択商品に応じて、商品取り出し装置のプッシャ爪15で
その商品列の最下位にある商品Tを押し出し、扉表面に
ある商品取り出し口に順次排出するものである。この例
では、商品取り出し装置1が商品ストッカー2と対にな
っているため、その分商品の収納量が減少する。
公報に開示してある例では、図4(a) に示すように、商
品取り出し装置1の上方に設けた商品ストッカー2内に
前後2列に商品Tを積み重ねて収納しておき、購買者の
選択商品に応じて、商品取り出し装置のプッシャ爪15で
その商品列の最下位にある商品Tを押し出し、扉表面に
ある商品取り出し口に順次排出するものである。この例
では、商品取り出し装置1が商品ストッカー2と対にな
っているため、その分商品の収納量が減少する。
【0004】また、自動販売機本体の奥行き(厚さ)を
薄くした自動販売機が特開平7-6257号公報に開示してあ
る。この自動販売機の特徴は、図5に示すように、自動
販売機本体16内部および扉10の裏面に商品ストッカー2
を設け、上下左右に移動できる一つの商品取り出し装置
1で、全ての商品を取り出すものである。このため、多
くの商品の収納が可能となり商品補充期間を延ばすこと
ができる。しかし、この例では、商品取り出し装置1が
一つであるため、遠くの商品を取り出すのに多くの時間
がかかる。
薄くした自動販売機が特開平7-6257号公報に開示してあ
る。この自動販売機の特徴は、図5に示すように、自動
販売機本体16内部および扉10の裏面に商品ストッカー2
を設け、上下左右に移動できる一つの商品取り出し装置
1で、全ての商品を取り出すものである。このため、多
くの商品の収納が可能となり商品補充期間を延ばすこと
ができる。しかし、この例では、商品取り出し装置1が
一つであるため、遠くの商品を取り出すのに多くの時間
がかかる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のいずれのたばこ
自動販売機においても、商品ストッカー内の商品在庫を
検出しておくことは、購買者への待ち時間の短縮、サー
ビスのための売り切れ表示および商品補充の点からも重
要なことである。
自動販売機においても、商品ストッカー内の商品在庫を
検出しておくことは、購買者への待ち時間の短縮、サー
ビスのための売り切れ表示および商品補充の点からも重
要なことである。
【0006】特開平7-272104号公報では、図4(b) に示
すように、商品取り出し装置1の上面にたばこが当接す
るリミットスイッチ(売り切れスイッチ)17を設け、こ
のリミットスイッチ17の検出信号に基づいて対応する商
品の、扉の表面にある選択ボタンに売り切れ表示がされ
る例が開示されている。また、公報には開示されていな
いが、リミットスイッチ17に替えて、フォトセンサを用
いて商品ストッカー内の商品在庫を検出することもでき
る。しかし、特開平7-272104号公報に開示してあるたば
こ自動販売機は、商品取り出し装置ごとにリミットスイ
ッチ(接触形)あるいは反射型フォトセンサ(非接触
形)が必要となり、かなりのコストアップとなるばかり
か、狭い筺体内に数多くの配線を張りめぐらせるため構
造が複雑になり、その分商品の収納量が減少することに
なる。
すように、商品取り出し装置1の上面にたばこが当接す
るリミットスイッチ(売り切れスイッチ)17を設け、こ
のリミットスイッチ17の検出信号に基づいて対応する商
品の、扉の表面にある選択ボタンに売り切れ表示がされ
る例が開示されている。また、公報には開示されていな
いが、リミットスイッチ17に替えて、フォトセンサを用
いて商品ストッカー内の商品在庫を検出することもでき
る。しかし、特開平7-272104号公報に開示してあるたば
こ自動販売機は、商品取り出し装置ごとにリミットスイ
ッチ(接触形)あるいは反射型フォトセンサ(非接触
形)が必要となり、かなりのコストアップとなるばかり
か、狭い筺体内に数多くの配線を張りめぐらせるため構
造が複雑になり、その分商品の収納量が減少することに
なる。
【0007】特開平7-6257号公報では、図5に示すよう
に、商品ストッカー2内の商品Tを挟持して取り出す商
品取り出し装置1の左右アーム18に撮像センサ19を設
け、各商品T、tの側面のバーコードや模様によって商
品の識別を行い、各種商品の個数や収納位置をマイクロ
コンピュータに記憶させる例が開示されている。この例
では、撮像センサとマイクロコンピュータを利用してい
るため、各商品ストッカー内の商品は同一品種に限る必
要はなく、収納順序も自由であるが、一つの商品取り出
し装置に2個の撮像センサを用いているため、製造コス
トは高くなる。したがって、商品をたばこに限定すれ
ば、たばこは銘柄によって箱の厚さ、幅、長さが異なる
ため、一つの商品ストッカー内に同一品種の商品を収納
方向を定めて収納することによって、2個の撮像センサ
を1個に減らし、さらに反射型フォトセンサを用いるこ
とで製造コストを低減することができる。
に、商品ストッカー2内の商品Tを挟持して取り出す商
品取り出し装置1の左右アーム18に撮像センサ19を設
け、各商品T、tの側面のバーコードや模様によって商
品の識別を行い、各種商品の個数や収納位置をマイクロ
コンピュータに記憶させる例が開示されている。この例
では、撮像センサとマイクロコンピュータを利用してい
るため、各商品ストッカー内の商品は同一品種に限る必
要はなく、収納順序も自由であるが、一つの商品取り出
し装置に2個の撮像センサを用いているため、製造コス
トは高くなる。したがって、商品をたばこに限定すれ
ば、たばこは銘柄によって箱の厚さ、幅、長さが異なる
ため、一つの商品ストッカー内に同一品種の商品を収納
方向を定めて収納することによって、2個の撮像センサ
を1個に減らし、さらに反射型フォトセンサを用いるこ
とで製造コストを低減することができる。
【0008】しかし、反射型フォトセンサを用いる場
合、特開平7-6257号公報に開示してあるたばこ自動販売
機は、商品取り出し装置が一つであるため、高速運転は
するものの、遠くの商品を取り出すのに多くの時間がか
かり、さらに、もし遠くの商品を取り出しに行って商品
ストッカー内に商品がないことがわかり、新たに別の商
品ストッカーに商品を取り出しに行くとさらに多くの時
間がかかることになる。したがって、商品取り出し装置
が商品を取り出しに行く前に、商品ストッカー内の商品
の有無が分かっていなければ時間の短縮にはならない。
また、反射型フォトセンサは一つの商品取り出し装置に
1個だけの装着であるため、もしこれが故障すれば、す
べての商品ストッカー内の商品在庫状況が分からなくな
るとともに、商品取り出し装置の機能が停止することに
なる。このため、反射型フォトセンサの自己診断を常時
行う必要がある。
合、特開平7-6257号公報に開示してあるたばこ自動販売
機は、商品取り出し装置が一つであるため、高速運転は
するものの、遠くの商品を取り出すのに多くの時間がか
かり、さらに、もし遠くの商品を取り出しに行って商品
ストッカー内に商品がないことがわかり、新たに別の商
品ストッカーに商品を取り出しに行くとさらに多くの時
間がかかることになる。したがって、商品取り出し装置
が商品を取り出しに行く前に、商品ストッカー内の商品
の有無が分かっていなければ時間の短縮にはならない。
また、反射型フォトセンサは一つの商品取り出し装置に
1個だけの装着であるため、もしこれが故障すれば、す
べての商品ストッカー内の商品在庫状況が分からなくな
るとともに、商品取り出し装置の機能が停止することに
なる。このため、反射型フォトセンサの自己診断を常時
行う必要がある。
【0009】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、商品取り出し装置に反射型フォトセン
サを装着して、商品ストッカー内の商品を取り出す度に
商品ストッカー内の商品在庫を検出する機能を有する自
動販売機を提供することを目的とする。
なされたもので、商品取り出し装置に反射型フォトセン
サを装着して、商品ストッカー内の商品を取り出す度に
商品ストッカー内の商品在庫を検出する機能を有する自
動販売機を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】自動販売機本体内部およ
び自動販売機の扉裏面に設けた商品ストッカー内の商品
を、自動販売機本体内部と扉裏面に設けた商品ストッカ
ーの間を上下左右に移動でき、かつ上下方向を軸として
水平に回転できる商品取り出し装置で商品ストッカー内
の最下段の商品から順次取り出し、扉表面にある商品取
り出し口に排出する構造の自動販売機において、前記商
品取り出し装置に装着した反射型フォトセンサで、商品
ストッカー内の商品在庫を検出する機能を有する自動販
売機である。
び自動販売機の扉裏面に設けた商品ストッカー内の商品
を、自動販売機本体内部と扉裏面に設けた商品ストッカ
ーの間を上下左右に移動でき、かつ上下方向を軸として
水平に回転できる商品取り出し装置で商品ストッカー内
の最下段の商品から順次取り出し、扉表面にある商品取
り出し口に排出する構造の自動販売機において、前記商
品取り出し装置に装着した反射型フォトセンサで、商品
ストッカー内の商品在庫を検出する機能を有する自動販
売機である。
【0011】商品取り出し装置に装着した反射型フォト
センサで商品ストッカー内の最下段から2個目の商品在
庫を検出する機能を有する上記の自動販売機である。
センサで商品ストッカー内の最下段から2個目の商品在
庫を検出する機能を有する上記の自動販売機である。
【0012】商品取り出し装置の待機位置の側壁に、商
品取り出し装置に装着した反射型フォトセンサに対向し
て反射板を配設し、商品取り出し装置が待機中に反射型
フォトセンサを自己診断する機能を有する上記の自動販
売機である。
品取り出し装置に装着した反射型フォトセンサに対向し
て反射板を配設し、商品取り出し装置が待機中に反射型
フォトセンサを自己診断する機能を有する上記の自動販
売機である。
【0013】さらに商品取り出し装置に装着した反射型
フォトセンサの受光部にフード機能を持たせた上記の自
動販売機である。
フォトセンサの受光部にフード機能を持たせた上記の自
動販売機である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態につい
て説明する。図1は商品ストッカー内の最下段の商品T
またはtを取り出すときの商品取り出し装置1と商品ス
トッカー2との位置関係を示す図である。商品ストッカ
ー2は、底板6を囲むように背板7と2枚の側板8とか
ら構成され、背板7と対向する商品取り出し側が開いて
いる。底板6は商品の上下間の摩擦を小さくして商品が
取り出し易いように水平面に対して40°傾斜している。
商品T、tは商品取り出し側から商品ストッカー2内に
収納する。扉を閉じると、このような商品ストッカーが
向き合うように自動販売機本体内部と扉裏面に各々幅方
向に数列、高さ方向に数段設けてある。
て説明する。図1は商品ストッカー内の最下段の商品T
またはtを取り出すときの商品取り出し装置1と商品ス
トッカー2との位置関係を示す図である。商品ストッカ
ー2は、底板6を囲むように背板7と2枚の側板8とか
ら構成され、背板7と対向する商品取り出し側が開いて
いる。底板6は商品の上下間の摩擦を小さくして商品が
取り出し易いように水平面に対して40°傾斜している。
商品T、tは商品取り出し側から商品ストッカー2内に
収納する。扉を閉じると、このような商品ストッカーが
向き合うように自動販売機本体内部と扉裏面に各々幅方
向に数列、高さ方向に数段設けてある。
【0015】商品取り出し装置1には、商品ストッカー
2内の商品を取り出すためのスライサー4があり、スラ
イサー4以外に商品ストッカー2内の商品在庫を検出す
るための反射型フォトセンサ3が1個装着されている。
商品ストッカー内の最下段の商品T、tを取り出すとき
は、商品取り出し装置1内のスライサー4の延長線と最
下段の商品の下面が一致する位置に商品取り出し装置1
を停止し、商品Tまたはtの下面にスライサー4を延ば
し商品の端にスライサー4の爪(図示せず)を掛けた
後、スライサー4を縮め商品を引き上げて商品取り出し
装置内に取り込む。
2内の商品を取り出すためのスライサー4があり、スラ
イサー4以外に商品ストッカー2内の商品在庫を検出す
るための反射型フォトセンサ3が1個装着されている。
商品ストッカー内の最下段の商品T、tを取り出すとき
は、商品取り出し装置1内のスライサー4の延長線と最
下段の商品の下面が一致する位置に商品取り出し装置1
を停止し、商品Tまたはtの下面にスライサー4を延ば
し商品の端にスライサー4の爪(図示せず)を掛けた
後、スライサー4を縮め商品を引き上げて商品取り出し
装置内に取り込む。
【0016】商品Tを取り込んだ商品取り出し装置1
は、図2に示すように、扉10の商品取り出し口9の位置
まで移動し、そこでスライサー4の爪(図示せず)を商
品Tの端から外し、商品取り出し口9に商品Tを排出す
る。なお、商品取り出し装置は、自動販売機本体内部と
扉裏面に設けた商品ストッカーの間を、上下左右に移動
でき、かつ上下方向を軸として水平に回転できるため、
向き合う自動販売機本体内部の商品ストッカーと扉裏面
の商品ストッカー内の商品を取り出すことができる。し
たがって、商品取り出し装置は一台の自動販売機に一つ
あれば商品の取り出し機能を十分果たすことができる。
は、図2に示すように、扉10の商品取り出し口9の位置
まで移動し、そこでスライサー4の爪(図示せず)を商
品Tの端から外し、商品取り出し口9に商品Tを排出す
る。なお、商品取り出し装置は、自動販売機本体内部と
扉裏面に設けた商品ストッカーの間を、上下左右に移動
でき、かつ上下方向を軸として水平に回転できるため、
向き合う自動販売機本体内部の商品ストッカーと扉裏面
の商品ストッカー内の商品を取り出すことができる。し
たがって、商品取り出し装置は一台の自動販売機に一つ
あれば商品の取り出し機能を十分果たすことができる。
【0017】商品ストッカー内の商品在庫を検出する反
射型フォトセンサ3は、商品の厚さ方向において、光軸
が商品T、tの端面に垂直に交わるように、商品取り出
し装置1に装着する。また、たばこは銘柄によって箱の
大きさが異なるため、図1に示すように、商品Tと商品
tを1個の反射型フォトセンサ3で検出するには、商品
Tと商品tの有効検出範囲Sは非常に狭く、したがっ
て、反射型フォトセンサ3の発光体は指向性の優れたも
のを使用することが重要である。指向性の優れたものと
しては、レーザがあるが、これは高価であるため通常は
発光ダイオード12を使用する。しかし、発光ダイオード
12は光ビームの拡がりが大きいため、図3に示すよう
に、受光体13の前面にフード機能を持たせた凹部14を設
け、受光部にフード機能を持たせることによって、長さ
の異なる商品の奥行き方向に検出範囲を広げることがで
きる。また、フード機能は受光体13への外乱光の影響を
避けることができる。
射型フォトセンサ3は、商品の厚さ方向において、光軸
が商品T、tの端面に垂直に交わるように、商品取り出
し装置1に装着する。また、たばこは銘柄によって箱の
大きさが異なるため、図1に示すように、商品Tと商品
tを1個の反射型フォトセンサ3で検出するには、商品
Tと商品tの有効検出範囲Sは非常に狭く、したがっ
て、反射型フォトセンサ3の発光体は指向性の優れたも
のを使用することが重要である。指向性の優れたものと
しては、レーザがあるが、これは高価であるため通常は
発光ダイオード12を使用する。しかし、発光ダイオード
12は光ビームの拡がりが大きいため、図3に示すよう
に、受光体13の前面にフード機能を持たせた凹部14を設
け、受光部にフード機能を持たせることによって、長さ
の異なる商品の奥行き方向に検出範囲を広げることがで
きる。また、フード機能は受光体13への外乱光の影響を
避けることができる。
【0018】前述のように、商品取り出し装置に装着す
る反射型フォトセンサは1個であるため、もしこれが故
障すれば、すべての商品ストッカー内の商品在庫状況が
分からなくなるとともに、商品取り出し装置の機能が停
止することになる。このため、反射型フォトセンサの自
己診断を常時行う必要がある。したがって、図2に示す
ように、商品取り出し装置1が商品Tを商品取り出し口
9に排出するために停止する位置で、反射型フォトセン
サ3の自己診断を行う。また、この位置は商品取り出し
装置1の待機位置でもある。
る反射型フォトセンサは1個であるため、もしこれが故
障すれば、すべての商品ストッカー内の商品在庫状況が
分からなくなるとともに、商品取り出し装置の機能が停
止することになる。このため、反射型フォトセンサの自
己診断を常時行う必要がある。したがって、図2に示す
ように、商品取り出し装置1が商品Tを商品取り出し口
9に排出するために停止する位置で、反射型フォトセン
サ3の自己診断を行う。また、この位置は商品取り出し
装置1の待機位置でもある。
【0019】反射型フォトセンサ3の自己診断を行うた
めに、商品取り出し装置1の待機位置の側壁に反射板5
が商品取り出し装置に装着した反射型フォトセンサ3に
対向して配設しされている。自己診断は、反射型フォト
センサ3の発光ダイオード12が反射板5に向かって発光
し、その反射光を受光体13が受けて作動していれば反射
型フォトセンサ3は正常に作動していることになる。し
たがって、商品取り出し装置が商品を商品取り出し口に
排出する度に、自己診断を行うことによって反射型フォ
トセンサの作動状況を確認することができる。もし、反
射型フォトセンサが作動しないときは、反射型フォトセ
ンサが故障であるため、全商品売り切れの表示を扉表面
の表示窓に表示する。
めに、商品取り出し装置1の待機位置の側壁に反射板5
が商品取り出し装置に装着した反射型フォトセンサ3に
対向して配設しされている。自己診断は、反射型フォト
センサ3の発光ダイオード12が反射板5に向かって発光
し、その反射光を受光体13が受けて作動していれば反射
型フォトセンサ3は正常に作動していることになる。し
たがって、商品取り出し装置が商品を商品取り出し口に
排出する度に、自己診断を行うことによって反射型フォ
トセンサの作動状況を確認することができる。もし、反
射型フォトセンサが作動しないときは、反射型フォトセ
ンサが故障であるため、全商品売り切れの表示を扉表面
の表示窓に表示する。
【0020】上述の反射型フォトセンサ3で商品ストッ
カー2内の商品の在庫を検出する。反射型フォトセンサ
は商品取り出し装置が商品ストッカー内の最下段の商品
を取り出すときに、商品ストッカー内の最下段から2個
目の商品在庫を検出する。商品ストッカー内の最下段か
ら2個目の商品在庫があれば、購買者が同じ商品を選択
すれば、商品取り出し装置は次回も同じ商品ストッカー
に商品を取り出しに行くことができる。しかし、商品ス
トッカー内の最下段から2個目の商品在庫がなければ、
この商品ストッカーでの商品の取り出しは今回で終わり
である。したがって、商品ストッカー内の最下段から2
個目の商品在庫がなければ、商品取り出し装置は、次回
からは別の商品ストッカーへ商品を取り出しに行くこと
になる。このように、商品取り出し装置が商品ストッカ
ー内から商品を取り出す度に、商品取り出し装置に装着
した反射型フォトセンサが商品ストッカー内の最下段か
ら2個目の商品在庫を検出することによって、各商品ス
トッカー内の商品在庫を検出することができる。
カー2内の商品の在庫を検出する。反射型フォトセンサ
は商品取り出し装置が商品ストッカー内の最下段の商品
を取り出すときに、商品ストッカー内の最下段から2個
目の商品在庫を検出する。商品ストッカー内の最下段か
ら2個目の商品在庫があれば、購買者が同じ商品を選択
すれば、商品取り出し装置は次回も同じ商品ストッカー
に商品を取り出しに行くことができる。しかし、商品ス
トッカー内の最下段から2個目の商品在庫がなければ、
この商品ストッカーでの商品の取り出しは今回で終わり
である。したがって、商品ストッカー内の最下段から2
個目の商品在庫がなければ、商品取り出し装置は、次回
からは別の商品ストッカーへ商品を取り出しに行くこと
になる。このように、商品取り出し装置が商品ストッカ
ー内から商品を取り出す度に、商品取り出し装置に装着
した反射型フォトセンサが商品ストッカー内の最下段か
ら2個目の商品在庫を検出することによって、各商品ス
トッカー内の商品在庫を検出することができる。
【0021】このようにして得られた商品在庫情報はマ
イクロコンピュータに記憶される。購買者が商品を選択
すると、前記マイクロコンピュータに記憶されている商
品在庫情報に基づいて、商品取り出し装置は商品在庫の
ある商品ストッカーに商品を取り出しに行く。したがっ
て、商品取り出し装置は商品在庫のない商品ストッカー
に商品を取り出しに行くことはなくなり、その分商品取
り出し時間が短縮される。商品ストッカー内に商品在庫
がなくなれば、扉表面にあるその商品の選択ボタンに売
り切れの表示を出す。
イクロコンピュータに記憶される。購買者が商品を選択
すると、前記マイクロコンピュータに記憶されている商
品在庫情報に基づいて、商品取り出し装置は商品在庫の
ある商品ストッカーに商品を取り出しに行く。したがっ
て、商品取り出し装置は商品在庫のない商品ストッカー
に商品を取り出しに行くことはなくなり、その分商品取
り出し時間が短縮される。商品ストッカー内に商品在庫
がなくなれば、扉表面にあるその商品の選択ボタンに売
り切れの表示を出す。
【0022】
【発明の効果】以上述べたところから明らかなように、
本発明によれば商品取り出し装置に装着した反射型フォ
トセンサで商品ストッカー内の商品在庫を検出すること
ができるため、購買者への商品売り切れ表示はもちろん
のこと、商品取り出し時間が短縮され、購買者へのサー
ビスが向上する。さらに一つの商品取り出し装置に1個
の反射型フォトセンサですむため製造コストは低減さ
れ、配線も少なくなり構造も簡単となりその分商品の収
納量が増加することになる。また、本発明は反射型フォ
トセンサの自己診断ができるため、購買者へのサービス
が向上するとともに、自動販売機の管理が容易になる。
本発明によれば商品取り出し装置に装着した反射型フォ
トセンサで商品ストッカー内の商品在庫を検出すること
ができるため、購買者への商品売り切れ表示はもちろん
のこと、商品取り出し時間が短縮され、購買者へのサー
ビスが向上する。さらに一つの商品取り出し装置に1個
の反射型フォトセンサですむため製造コストは低減さ
れ、配線も少なくなり構造も簡単となりその分商品の収
納量が増加することになる。また、本発明は反射型フォ
トセンサの自己診断ができるため、購買者へのサービス
が向上するとともに、自動販売機の管理が容易になる。
【図1】商品ストッカー内の最下段の商品を取り出すと
きの商品取り出し装置と商品ストッカーとの位置関係を
示す図である。
きの商品取り出し装置と商品ストッカーとの位置関係を
示す図である。
【図2】商品取り出し装置に装着した反射型フォトセン
サと商品取り出し装置の待機位置の側壁に配設した反射
板との位置関係を示す図である。
サと商品取り出し装置の待機位置の側壁に配設した反射
板との位置関係を示す図である。
【図3】商品取り出し装置に装着した反射型フォトセン
サによる商品ストッカー内の商品在庫の検出方法を説明
する図である。
サによる商品ストッカー内の商品在庫の検出方法を説明
する図である。
【図4】(a) は自動販売機における商品取り出し装置と
商品との関係を示す図で、(b)はその商品取り出し装置
の側面図である。
商品との関係を示す図で、(b)はその商品取り出し装置
の側面図である。
【図5】自動販売機本体内部および扉裏面に商品ストッ
カーを設けた自動販売機における商品取り出し装置と商
品ストッカーとの関係を示す図である。
カーを設けた自動販売機における商品取り出し装置と商
品ストッカーとの関係を示す図である。
1…商品取り出し装置、2…商品ストッカー、3…反射
型フォトセンサ、4…スライサー、5…反射板、6…底
板、7…背板、8…側板、9…商品取り出し口、10…
扉、11…商品取り出し口蓋、12…発光ダイオード、13…
受光体、14…凹部、15…プッシャ爪、16…自動販売機本
体、17…リミットスイッチ、18…アーム、19…撮像セン
サ、20…ディスプレイ部、T…商品、t…商品、S…有
効検出範囲。
型フォトセンサ、4…スライサー、5…反射板、6…底
板、7…背板、8…側板、9…商品取り出し口、10…
扉、11…商品取り出し口蓋、12…発光ダイオード、13…
受光体、14…凹部、15…プッシャ爪、16…自動販売機本
体、17…リミットスイッチ、18…アーム、19…撮像セン
サ、20…ディスプレイ部、T…商品、t…商品、S…有
効検出範囲。
Claims (4)
- 【請求項1】 自動販売機本体内部および自動販売機の
扉裏面に設けた商品ストッカー内の商品を、自動販売機
本体内部と扉裏面に設けた商品ストッカーの間を上下左
右に移動でき、かつ上下方向を軸として水平に回転でき
る商品取り出し装置で商品ストッカー内の最下段の商品
から順次取り出し、扉表面にある商品取り出し口に排出
する構造の自動販売機において、前記商品取り出し装置
に装着した反射型フォトセンサで、商品ストッカー内の
商品在庫を検出する機能を有することを特徴とする自動
販売機。 - 【請求項2】 商品取り出し装置に装着した反射型フォ
トセンサで商品ストッカー内の最下段から2個目の商品
在庫を検出する機能を有する請求項1記載の自動販売
機。 - 【請求項3】 商品取り出し装置の待機位置の側壁に、
商品取り出し装置に装着した反射型フォトセンサに対向
して反射板を配設し、商品取り出し装置が待機中に反射
型フォトセンサを自己診断する機能を有する請求項1ま
たは2記載の自動販売機。 - 【請求項4】 商品取り出し装置に装着した反射型フォ
トセンサの受光部にフード機能を持たせた請求項1、2
または3記載の自動販売機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8098206A JPH09288764A (ja) | 1996-04-19 | 1996-04-19 | 自動販売機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8098206A JPH09288764A (ja) | 1996-04-19 | 1996-04-19 | 自動販売機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09288764A true JPH09288764A (ja) | 1997-11-04 |
Family
ID=14213524
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8098206A Pending JPH09288764A (ja) | 1996-04-19 | 1996-04-19 | 自動販売機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09288764A (ja) |
Cited By (6)
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---|---|---|---|---|
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-
1996
- 1996-04-19 JP JP8098206A patent/JPH09288764A/ja active Pending
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030415 |