JPH0928827A - ホース引き込み装置 - Google Patents

ホース引き込み装置

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JPH0928827A
JPH0928827A JP20166395A JP20166395A JPH0928827A JP H0928827 A JPH0928827 A JP H0928827A JP 20166395 A JP20166395 A JP 20166395A JP 20166395 A JP20166395 A JP 20166395A JP H0928827 A JPH0928827 A JP H0928827A
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belts
belt
driven
swing
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Takashi Tomimoto
孝 冨元
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Morita Fire Pump Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の可撓性を有する単位ホース2aを連結
具2bにより連結することで構成されるホース2を、低
コストでシンプルな構造で確実に引き込むことができる
ホース引き込み装置4を提供すること。 【解決手段】 第1ベルト50aの外周と第2ベルト5
0bの外周とが相対向し、少なくとも一方のベルトは他
方のベルトに近接する方向と離反する方向とに変位す
る。両ベルト50a、50bを弾力により互いに近接さ
せることで、前記ホース2を両ベルト50a、50bに
より挟む。少なくとも一方のベルトを周回駆動すること
で、両ベルト50a、50bにより挟んだホース2を引
き込み方向に送る。引き込み方向に移動する前記連結具
2bにより両ベルト50a、50bを前記弾力に抗して
押し広げることができるように、両ベルト50a、50
bの外周の間隔がホース進行方向前方に向かうに従い次
第に小さくされている部分を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、消防用ホース等を
回収する際に用いられるホース引き込み装置に関する。
【0002】
【従来の技術】消火活動に際して消火水を確保するた
め、河川や池等と放水車とを非常に長尺のホースにより
接続する場合がある。そのようなホースを消火活動の終
了後に回収するホース回収車として、欧州特許公報06
31796A1号に開示されたものがある。このホース
回収車は、自走しつつ路面上からホースを回収可能なも
のであって、自走車両と、その自走車両に設けられたホ
ース引き込み装置と、その引き込み装置により引き込ま
れるホースの収納部とを備える。
【0003】そのホース引き込み装置は、ホース引き込
み方向に沿って配置される一対のローラと、ホースを各
ローラに押し付ける押し付け部材とを備え、各ローラと
押し付け部材とにより挟んだホースを引き込み方向に送
ることができるように、各ローラは回転駆動される。
【0004】そのホース引き込み装置は、上記自走車両
の運転室の後方に設けられたホース収納部の側面に設け
られ、路面上のホースは運転室の側方を通ってホース引
き込み装置に導入される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような長尺のホ
ースは、複数の可撓性を有する単位ホースを連結具によ
り連結することで構成される。そのようなホースを、上
記ホース引き込み装置の一対のローラと押し付け部材と
により挟んで引き込む場合、各ローラと押し付け部材と
の間隔は、偏平状態の単位ホースが通過する場合と、連
結具が通過する場合とで異なるものになる。すなわち、
単位ホースが両ローラと押し付け部材との間を通過する
状態では、両ローラと押し付け部材との間隔は狭く一定
とされる。その状態から連結具が両ローラと押し付け部
材との間を通過する際は、まず、押し付け部材と一方の
ローラとの間隔が大きくされ、連結具が押し付け部材と
一方のローラとの間を通過し終えて両ローラの間に位置
したならば、押し付け部材と一方のローラとの間隔が小
さくされ、次いで、押し付け部材と他方のローラとの間
隔が大きくされ、しかる後に、連結具が押し付け部材と
他方のローラとの間を通過し終えたならば、押し付け部
材と他方のローラとの間隔が小さくされる。
【0006】すなわち、従来のホース引き込み装置で
は、一対のローラそれぞれと押し付け部材とが接する2
位置において、そのローラそれぞれと押し付け部材との
間隔を連結具の位置に応じ、一定の順序で変化させる必
要がある。そのため、連結具の位置を検知するセンサ
と、その検知信号に応じて押し付け部材を作動させるア
クチュエータとを有する制御機構を用いることが開示さ
れている。また、機械的機構を用いて、その一対のロー
ラと押し付け部材との間隔を2位置において一定の順序
で変化させるものも開示されている。
【0007】しかし、そのような制御機構を用いるとコ
ストが増大し、さらに、屋外で用いられるためセンサが
天候や塵埃等の影響を受け、誤動作を生じるおそれがあ
る。また、機械的機構を用い、その間隔を2位置におい
て一定の順序で変化させようとした場合、構造が複雑化
し、作動不良が生じ易い。
【0008】また、従来のホース引き込み装置にあって
は、一対のローラは固定され、押し付け部材のみが変位
することで、各ローラと押し付け部材との間隔を変化さ
せている。そのため、各ローラと押し付け部材との間隔
の変化時に、ホースに作用する押し付け部材との間の摩
擦力とローラとの間の摩擦力との差が大きくなり、ホー
スの押し付け部材側の引き込み速度とローラ側の引き込
み速度とに差が生じ、滑りや捩れが生じて円滑な引き込
みが阻害されるおそれがある。
【0009】本発明は、上記課題を解決することのでき
るホース引き込み装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の可撓性
を有する単位ホースを連結具により連結することで構成
されるホースを引き込み可能な装置であって、周回可能
な第1ベルトと、その第1ベルトの外周に対向する外周
を有する周回可能な第2ベルトとを備え、少なくとも一
方のベルトは他方のベルトに近接する方向と離反する方
向とに変位可能とされ、その両ベルトの外周の間に位置
するホースを両ベルトにより挟むことができるように、
両ベルトを互いに近接させる弾力を作用させる手段が設
けられ、両ベルトにより挟んだホースを引き込み方向に
送ることができるように、少なくとも一方のベルトは周
回駆動され、引き込み方向に移動する前記連結具により
両ベルトを前記弾力に抗して押し広げることができるよ
うに、両ベルトの外周の間隔がホース進行方向前方に向
かうに従い次第に小さくされている部分を有することを
特徴とする。
【0011】本発明のホース引き込み装置によれば、第
1ベルトと第2ベルトとにより挟んだホースを、少なく
とも一方のベルトの周回駆動により引き込み方向に送る
ことができる。その両ベルトの間を単位ホースが通過す
る状態では、両ベルトの間隔は狭く一定とされる。その
状態から連結具が両ベルトの間を通過すると、両ベルト
の外周の間隔はホース進行方向前方に向かうに従い次第
に小さくされているので、両ベルトは前記弾力に抗して
次第に押し広げられる。その連結具が両ベルトの間を通
過し終えたならば、両ベルトの間隔は弾力により小さく
なる。すなわち、ホースの引き込みに際しては、両ベル
トの間隔を一位置において連結具自体により変化させる
だけでよいため、その間隔を変化させるための複雑な構
成を必要としない。
【0012】また、本発明のホース引き込み装置におい
て、両ベルトは互いに近接する方向と離反する方向とに
変位可能とされ、その両ベルトの変位量は互いに等しく
され、両ベルトは同一周速度で周回駆動されているのが
好ましい。これにより、両ベルトの間隔の変化時に、ホ
ースに作用する一方のベルトとの間の摩擦力と他方のベ
ルトとの間の摩擦力とに差が生じるのを防止し、ホース
の一方のベルト側の引き込み速度と他方のベルト側の引
き込み速度とに差が生じるのを防止し、確実にホースを
引き込むことができる。
【0013】その場合、各ベルトはそれぞれ、ホース引
き込み方向に直角な軸中心に回転駆動される駆動回転体
と、その駆動回転体の回転軸中心に揺動する揺動部材に
取り付けられた従動回転体とに巻き掛けられ、両揺動部
材の揺動により両回転体は互いに近接する方向と離反す
る方向とに変位可能とされ、その両ベルトの変位量が互
いに等しくなるように、両揺動部材を連動させる手段が
設けられているのが好ましい。これにより、一方の揺動
部材と他方の揺動部材とを連動させるだけで、両ベルト
の変位量を互いに等しくすることが可能になり、簡単な
構造で両ベルトの変位量を互いに等しくできる。
【0014】本発明のホース引き込み装置は、自走しつ
つ路面上からホースを回収可能なホース回収車であって
自走車両を有するものにおいて、その自走車両に設けら
れるのが好ましい。この場合、そのホース回収車は、路
面上のホースをその引き込み装置に案内するガイド部材
と、その引き込み装置により引き込まれるホースの収納
部とを備え、そのガイド部材は、その自走車両に対して
左右に変位可能とされているのが好ましい。そのガイド
部材は自走車両に対して自由に左右に変位してもよい
し、そのガイド部材を左右に駆動するアクチュエータを
備えることで、そのガイド部材をアクチュエータにより
左右に駆動してもよい。そのガイド部材の一端は前記自
走車両の運転室よりも進行方向前方に配置され、そのガ
イド部材の他端は一端よりも進行方向後方に配置され、
その他端側から前記ホース引き込み装置にホースが導入
されるのが好ましい。この場合、その引き込み装置は自
走車両に対して固定され、その引き込み装置にホースを
案内することができるように、そのガイド部材は他端側
において縦軸中心に揺動することで自走車両に対して左
右に変位可能とされているのが好ましい。あるいは、そ
のガイド部材とホース引き込み装置とは同行して自走車
両に対して左右に変位可能とされているのが好ましい。
また、そのガイド部材は、自走車両の左右側部よりも左
右内方の範囲で変位するものとされているのが好まし
い。さらに、そのガイド部材は、自走車両に対して上下
に変位可能とされているのが好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。
【0016】図1に示すホース回収車1は、自走しつつ
路面上から消防用ホース2を回収可能なものであり、自
走車両3と、その自走車両3に設けられたホース引き込
み装置4と、路面上のホース2をその引き込み装置4に
案内するガイド部材5と、その引き込み装置4により引
き込まれるホース2の収納部6とを備える。
【0017】そのホース2は、複数の可撓性を有する単
位ホース2aを、金属製の連結具2bにより連結するこ
とで構成されている。
【0018】その自走車両3は、前後輪10、11に支
持される車体12の前部に設けられた運転室13を有
し、その運転室13の後方が前記収納部6とされてい
る。
【0019】そのホース引き込み装置4は、運転室13
と収納部6との前後間に設けられた支持台15上に固定
され、後述のようにガイド部材5を介して前方側から導
入されたホース2を引き込んで後方の収納部6に送り出
す。なお、その収納部6に送り出されたホース2は、人
手により収納部6内で折り畳んでもよい。
【0020】そのガイド部材5は、前記運転室13の上
方において前後方向に沿う部分と、その運転室13の前
方において上下方向に沿う部分とを有し、これにより、
その一端5aは運転室13よりも進行方向前方に配置さ
れ、その他端5bは一端5aよりも進行方向後方に配置
されている。その他端5bの後方に前記ホース引き込み
装置4が配置されることで、その他端5b側からホース
引き込み装置4にホース2が導入される。
【0021】図2〜図4にも示すように、そのガイド部
材5はフレーム20と、このフレーム20に取り付けら
れた複数の支持ローラ21と、導入側と導出側における
各一対のガイドローラ22a、22bとにより構成され
ている。そのフレーム20は、左右側部24、25と、
この左右側部24、25を連結する複数の連結部26と
を有する。各支持ローラ21は、その左右側部24、2
5により左右横軸中心に回転可能に支持され、一端5a
側では上方に向かうに従い後方に向かうように並列し、
そこから上下に沿って並列し、そこから上方に向かうに
従い後方に向かうように並列し、そこから他端5bに至
るまで前後に沿って並列する。その導入側の一対のガイ
ドローラ22aは、上下方向に沿う部分の上下間中央位
置において、その左右側部24、25により前後方向軸
中心に回転可能に支持され、その導出側の一対のガイド
ローラ22bは、他端5b側において、その左右側部2
4、25により上下方向軸中心に回転可能に支持されて
いる。
【0022】図2、図3に示すように、そのガイド部材
5は、自走車両3に対して固定された引き込み装置4に
ホース2を案内することができるように、他端5b側に
おいて縦軸30中心に揺動することで自走車両3に対し
て左右に変位可能とされている。また、そのガイド部材
5は他端5b側において左右横軸31中心に揺動するこ
とで自走車両3に対して上下に変位可能とされている。
すなわち、前記支持台15から前方に突出するブラケッ
ト32が設けられ、図5に示すように、そのブラケット
32に支持部材33が縦軸30中心に回転可能に取り付
けられ、その支持部材33に左右支持プレート34が左
右横軸31中心に回転可能に取り付けられ、その左右支
持プレート34に前記フレーム20が連結されている。
【0023】図2〜図4に示すように、そのガイド部材
5の一端5aは、自走車両3の前部バンパー8の上面に
受けられている。その前部バンパー8の上面に左右スト
ッパー9a、9bが設けられ、各ストッパー9a、9b
に当接することでガイド部材5の左右移動が規制され
る。これにより、図3において2点鎖線で示すように、
ガイド部材5は自走車両3の左右側部よりも左右内方の
範囲で変位するものとされ、周囲の障害物との緩衝が防
止されている。
【0024】図6〜図8に示すように、前記ホース引き
込み装置4は前後部が開口するハウジング41を備え、
そのハウジング41に第1駆動シャフト42aと第2駆
動シャフト42bとが上下に間隔をおいて内蔵されてい
る。各駆動シャフト42a、42bは、ハウジング41
によりベアリング44を介して左右横軸中心に回転可能
に支持されている。
【0025】その第1駆動シャフト42aの外周に、左
右一対の第1揺動プレート(揺動部材)43aがベアリ
ング58aを介して左右横軸中心に揺動可能に支持さ
れ、第2駆動シャフト42bの外周に、左右一対の第2
揺動プレート(揺動部材)43bがベアリング58bを
介して左右横軸中心に揺動可能に支持されている。各揺
動プレート43a、43bは、各駆動シャフト42a、
42bから後方に向かって延びる。その第1揺動プレー
ト43aの後端に形成された凹部43a′内に第1従動
シャフト45aが配置され、その第2揺動プレート43
bの後端に形成された43b′内に第2従動シャフト4
5bが配置されている。各従動シャフト45a、45b
は、各揺動プレート43a、43bに取り付けられたブ
ロック46a、46bにねじ込まれた調節ネジ47a、
47bにより支持される。その調節ネジ47a、47b
のねじ込み量の調節により後述のベルト50a、50b
の張力が調節される。
【0026】その第1駆動シャフト42aに第1駆動プ
ーリ(駆動回転体)48aが同軸中心に同行回転するよ
う取り付けられ、その第2駆動シャフト42bに第2駆
動プーリ(駆動回転体)48bが同軸中心に同行回転す
るよう取り付けられている。また、その第1従動シャフ
ト45aに第1従動プーリ(従動回転体)49aがベア
リング40aを介して同軸中心に相対回転可能に取り付
けられ、その第2従動シャフト45bに従動プーリ(従
動回転体)49bがベアリング(図示省略)を介して同
軸中心に相対回転可能に取り付けられている。
【0027】その第1駆動プーリ48aと第1従動プー
リ49aとに、第1ベルト50aが巻き掛けられ、その
第2駆動プーリ48bと第2従動プーリ49bとに、第
2ベルト50bが巻き掛けられている。これにより、そ
の第1ベルト50aの外周と第2ベルト50bの外周と
は相対向する。また、各揺動プレート43a、43bの
揺動により、両ベルト50a、50bは互いに近接する
方向と離反する方向とに変位する。
【0028】その両ベルト50a、50bの変位量が互
いに等しくなるように、両揺動プレート43a、43b
の連動機構が設けられている。すなわち、左右一対の第
1揺動プレート43aそれぞれに第1スプロケット51
aが、同軸中心に同行揺動するように一体化され、ま
た、左右一対の第2揺動プレート43bそれぞれに第2
スプロケット51bが、同軸中心に同行揺動するように
一体化されている。その第1スプロケット51aと第2
スプロケット51bは同一径とされている。左右それぞ
れの上下方向に関し相対向する第1スプロケット51a
と第2スプロケット51bとに、両スプロケット51
a、51bが互いに逆方向に回転するように、連動チェ
ーン52が巻き掛けられている。各連動チェーン52の
一端は第1スプロケット51aに連結され、他端はハウ
ジング41に取り付けられた引っ張りコイルバネ53に
連結されている。なお、連動チェーン52に代えて、第
1揺動プレート43aと同軸中心に同行回転するギアと
第2揺動プレート43bと同軸中心に同行回転するギア
とを噛み合わせることで、両揺動プレート43a、43
bの変位量を互いに等しくしてもよい。
【0029】その第1揺動プレート43aと第2揺動プ
レート43bとは左右一対の引っ張りコイルバネ55に
より連結され、そのバネ55により両ベルト50a、5
0bを互いに近接させる弾力を作用させる。これによ
り、その両ベルト50a、50bの外周の間に位置する
ホース2を両ベルト50a、50bにより挟むことがで
きる。なお、そのバネ55に代えて、あるいは、そのバ
ネ55に付加して、図6において2点鎖線で示すよう
に、第2揺動プレート43bの前端とハウジング41と
を連結する引っ張りバネ55′により、両ベルト50
a、50bを互いに近接させる弾力を作用させてもよ
い。
【0030】また、各揺動プレート43a、43bは上
下に離れて配置された各駆動プーリ48a、48bから
後方に向かって延び、各揺動プレート43a、43bの
後端に各従動プーリ49a、49bが配置され、各揺動
プレート43a、43bは各駆動プーリ48a、48b
の回転軸中心に揺動する。よって、両ベルト50a、5
0bの外周の間隔は前方から後方に向かうに従い、すな
わちホース進行方向前方に向かうに従い、次第に小さく
されている。これにより、図9に示すように、前方から
後方に向かう引き込み方向に移動する前記連結具2bに
より、両ベルト50a、50bを上記バネ55の弾力に
抗して押し広げることができる。
【0031】両ベルト50a、50bにより挟んだホー
ス2を前方から後方に向かう引き込み方向に送ることが
できるように、両ベルト50a、50bは同一周速度で
周回駆動される。すなわち、図7に示すように、ハウジ
ング41に駆動モータ60が取り付けられ、そのモータ
60の出力軸に取り付けられた第1ギヤ61に噛み合う
第2ギア62が上記第1駆動シャフト42aに取り付け
られている。図8に示すように、その第2ギア62に噛
み合う第3ギア63が、ハウジング41にベアリング6
4を介して支持された中継シャフト65に取り付けられ
ている。その中継シャフト65に取り付けられた第1ス
プロケット66と上記第2駆動シャフト42bに取り付
けられた第2スプロケット67とにチェーン68が巻き
掛けられている。その第2ギア62と第3ギア63の歯
数は等しく、第1スプロケット66と第2スプロケット
67の歯数は等しくされることで、その第2ギア62と
第2スプロケット67の回転数は等しくされる。これに
より、そのモータ60の回転が両駆動プーリ48a、4
8bに伝達され、図6において矢印A、Bで示すよう
に、第1ベルト50aと第2ベルト50bとは互いに逆
方向に同一速度で周回駆動される。なお、各プーリ48
a、48b、49a、49bの外周と各ベルト50a、
50bの内周には滑りが生じないように歯(図示省略)
が形成されている。また、図8に示すように、上記中継
シャフト65にハンドル75が着脱可能とされ、そのハ
ンドル75の回転により両ベルト50a、50bを周回
させることが可能とされている。これにより、ホース2
の回収の開始当初に、両ベルト50a、50bの間にホ
ース2を通すことができる。
【0032】なお、駆動プーリ48a、48bと従動プ
ーリ49a、49bとの間において、複数の撓み規制ロ
ーラ71が各揺動プレート43a、43bにより左右軸
中心に回転可能に支持されている。この撓み規制ローラ
71により、ホース2の連結具2bにより各ベルト50
a、50bの撓みが過大になるのを防止することで、そ
の連結具2bが従動プーリ49a、49bに引っ掛かる
のを防止する。
【0033】また、ハウジング41の前部側に左右横軸
中心に回転可能に取り付けられた落下防止ローラ72に
より、ホース2が両ベルト50a、50bの間よりも下
方に変位するのを防止している。さらに、ハウジング4
1の前後部に上下方向軸中心に回転可能に取り付けられ
た左右一対の位置規制ローラ73により、ホース2の位
置が両ベルト50a、50bの間よりも左右外方に変位
するのを防止している。
【0034】上記ホース回収車1によりホース2を回収
するには、そのホース2の一端をガイド部材5を介して
引き込み装置4のベルトの間に挟み込ませ、しかる後
に、両ベルト50a、50bを回転駆動すると共にホー
ス2に沿って自走車両3を自走させればよい。
【0035】上記構成によれば、自走しつつ路面上から
ホース2を回収する際に、そのホース2はガイド部材5
により引き込み装置4に案内される。この際、自走車両
3がホース2に沿って正確に操舵されていなくても、そ
のガイド部材5が自走車両3に対して左右に変位するこ
とで、そのガイド部材5をホース2に沿わせることがで
きる。これにより、ホース2に沿ってそれほど正確に操
舵を行うことなく、ホース2を引き込み装置に円滑に導
入できる。その路面上のホース2は運転室13の前方か
らガイド部材5を介してホース引き込み装置4に導入さ
れるので、ホース2が運転室13の側方を通ってホース
引き込み装置4に導入される場合に比べ、ドライバーは
路面上のホース2を容易に確認でき、そのホース2の路
面上における湾曲に沿う操舵が容易になり、ホース2の
引き込み装置4へのより円滑な導入を図ることができ
る。そのガイド部材5は、他端5b側において縦軸30
中心に揺動することで自走車両3に対して左右に変位す
るので、そのガイド部材5の一端5a側の左右変位量は
大きくなり、他端5b側の左右変位量は小さくなる。こ
れにより、その一端5a側においてホース2に沿うため
の左右変位量を確保しつつ、その他端5b側において自
走車両3に固定されたホース引き込み装置4へホース2
を確実に案内できる。さらに、そのガイド部材5は自走
車両3に対して上下に変位可能とされているので、悪路
等において自走車両3の上下動に追随してガイド部材5
が上下に変位し、ホース2のみが上下動してガイド部材
5から外れるのを防止できる。
【0036】また、上記ホース引き込み装置4におい
て、第1ベルト50aと第2ベルト50bとにより挟ん
だホース2を両ベルト50a、50bの周回駆動により
引き込み方向に送る際に、その両ベルト50a、50b
の間を単位ホース2aが通過する状態では、両ベルト5
0a、50bの間隔は狭く一定とされる。その状態から
連結具2bが両ベルト50a、50bの間を通過する際
は、両ベルト50a、50bはバネ55の弾力に抗して
次第に押し広げられる。その連結具2bが両ベルト50
a、50bの間を通過し終えたならば、両ベルト50
a、50bの間隔はバネ55の弾力により小さくなる。
すなわち、ホース2の引き込みに際しては、両ベルト5
0a、50bの間隔を一位置において連結具2b自体に
より変化させるだけでよいため、両ベルト50a、50
bの間隔を変化させるための複雑な構成を必要としな
い。また、両ベルト50a、50bの互いに近接する方
向と離反する方向とへの変位量は、第1ベルト50aと
第2ベルト50bとで互いに等しくされ、両ベルト50
a、50bは同一周速度で周回駆動されるので、両ベル
ト50a、50bの間隔の変化時に、ホース2に作用す
る第1ベルト50aとの間の摩擦力と第2ベルト50b
との間の摩擦力とに差が生じるのを防止できる。これに
より、ホース2の第1ベルト50a側の引き込み速度と
第2ベルト50b側の引き込み速度とに大きな差が生じ
るのを防止し、確実にホース2を引き込むことができ
る。また、第1揺動プレート43aと第2揺動プレート
43bとを連動させるだけで、両ベルト50a、50b
の変位量を互いに等しくすることが可能になり、簡単な
構造で両ベルト50a、50bの変位量を互いに等しく
することができる。
【0037】図10、図11は、変形実施形態に係るホ
ース引き込み装置4′を示す。このホース引き込み装置
4′においては、まず、第1ベルト50a′が巻き掛け
られている駆動プーリ48a′と従動プーリ49a′と
は共にハウジング41′に支持され、第2ベルト50
b′に対し変位しないものとされている。また、第2ベ
ルト50b′は一対の従動プーリ49b′、49b″
と、両従動プーリ49b′、49b″の間に位置する駆
動プーリ48b′とに巻き掛けられている。各プーリ4
9b′、49b″、48b′は、その駆動プーリ48
b′の回転軸と同軸中心に揺動可能にハウジング41′
に支持された揺動部材43′に取り付けられる。これに
より、第2ベルト50b′は駆動プーリ48b′の回転
軸中心に揺動することで、第1ベルト50a′に近接す
る方向と離反する方向とに変位する。また、その駆動プ
ーリ48b′と同行回転する送りローラ80が、第1ベ
ルト50a′と対向するように設けられている。そのた
め、第2ベルト50b′は送りローラ80を挟んで左右
に分割されている。その送りローラ80の径はホース2
の進行方向前方側の従動プーリ49b″よりも大きくさ
れ、連結具2bと引っ掛かり難いものとされている。そ
の他、各ベルト50a′、50b′は図外駆動機構によ
り互いに同一周速度でホース2を引き込むことができる
ように互いに逆方向に回転駆動され、そのホース2の進
行方向前方側において第2ベルト50b′は第1ベルト
50a′に近接するように図外バネ等により弾力が付与
され、両ベルト50a′、50bの外周の間隔はホース
進行方向前方に向かうに従い次第に小さくされている点
は上記実施形態と同様である。
【0038】なお、本発明は上記実施形態に限定されな
い。例えば、ガイド部材の一端を前部バンパーよりも上
方に位置させ、運転室の上面によりガイド部材を受ける
ようにしてもよい。また、ガイド部材とホース引き込み
装置とは同行して自走車両に対して左右に変位可能とさ
れてもよく、例えば、自走車両の運転室の上面にレール
を設け、そのレールにより、一体化されたガイド部材と
ホース引き込み装置とを左右に直線的に往復移動可能に
支持してもよく、これにより、そのガイド部材の左右変
位量が大きくなった場合でも、ホース引き込み装置へホ
ースを確実に案内できる。
【0039】また、上記実施形態においては、ガイド部
材は自走車両に対して縦軸中心に自由に揺動することで
自走車両に対して左右に変位可能とされているが、その
縦軸中心に回転する出力シャフトを有するアクチュエー
タを自走車両に取り付け、その出力シャフトをガイド部
材に接続し、そのアクチュエータの駆動制御装置を運転
室に設け、そのアクチュエータによりガイド部材を左右
に駆動させることで、ガイド部材を自走車両に対して左
右に変位可能としてもよい。また、ガイド部材とホース
引き込み装置とを同行して自走車両に対して左右に変位
可能とする場合に、アクチュエータによりガイド部材と
ホース引き込み装置とを左右に駆動させてもよい。
【0040】また、引き込み装置によるホースの引き込
み速度に対し、自走車両の車速が早過ぎたり遅過ぎると
適正にホースを引き込むことができない。そこで、その
ガイド部材上におけるホースの張り状態を検知する手段
と、その張り状態が適正状態から外れた場合は警告を発
する手段を設けるのが好ましい。これにより、その警告
に応じて自走車両の車速を調節できる。例えば、ガイド
部材上の単位ホースの基準位置からの上下変位を検知す
るセンサを設け、ホースが適正状態よりも張られて単位
ホースが基準位置から上方に変位した場合と、ホースが
適正状態よりも撓んで単位ホースが基準位置から下方に
変位した場合とに、運転室に設けた警報ランプ等により
警告を発するようにしてもよい。
【0041】
【発明の効果】本発明のホース引き込み装置によれば、
低コストでシンプルな構造で確実にホースを引き込むこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態のホース回収車の側面図
【図2】本発明の実施形態のホース回収車の要部の側面
【図3】本発明の実施形態のホース回収車の要部の平面
【図4】本発明の実施形態のホース回収車の要部の正面
【図5】本発明の実施形態のガイド部材の要部の断面図
【図6】本発明の実施形態のホース引き込み装置の側面
視断面図
【図7】本発明の実施形態のホース引き込み装置の底面
視断面図
【図8】本発明の実施形態のホース引き込み装置の正面
視断面図
【図9】本発明の実施形態のホース引き込み装置の作用
説明図
【図10】本発明の変形実施形態のホース引き込み装置
の側面構成説明図
【図11】本発明の変形実施形態のホース引き込み装置
の平面構成説明用断面図
【符号の説明】
2 ホース 2a 単位ホース 2b 連結具 4 ホース引き込み装置 43a、43b 揺動プレート(揺動部材) 48a、48b 駆動プーリ(駆動回転体) 49a、49b 従動プーリ(従動回転体) 50a 第1ベルト 50b 第2ベルト 52 連動チェーン 55 バネ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の可撓性を有する単位ホースを連結
    具により連結することで構成されるホースを引き込み可
    能な装置であって、 周回可能な第1ベルトと、 その第1ベルトの外周に対向する外周を有する周回可能
    な第2ベルトとを備え、 少なくとも一方のベルトは他方のベルトに近接する方向
    と離反する方向とに変位可能とされ、 その両ベルトの外周の間に位置するホースを両ベルトに
    より挟むことができるように、両ベルトを互いに近接さ
    せる弾力を作用させる手段が設けられ、 両ベルトにより挟んだホースを引き込み方向に送ること
    ができるように、少なくとも一方のベルトは周回駆動さ
    れ、 引き込み方向に移動する前記連結具により両ベルトを前
    記弾力に抗して押し広げることができるように、両ベル
    トの外周の間隔がホース進行方向前方に向かうに従い次
    第に小さくされている部分を有するホース引き込み装
    置。
  2. 【請求項2】 両ベルトは互いに近接する方向と離反す
    る方向とに変位可能とされ、その両ベルトの変位量は互
    いに等しくされ、両ベルトは同一周速度で周回駆動され
    ている請求項1に記載のホース引き込み装置。
  3. 【請求項3】 各ベルトはそれぞれ、ホース引き込み方
    向に直角な軸中心に回転駆動される駆動回転体と、その
    駆動回転体の回転軸中心に揺動する揺動部材に取り付け
    られた従動回転体とに巻き掛けられ、両揺動部材の揺動
    により両回転体は互いに近接する方向と離反する方向と
    に変位可能とされ、その両ベルトの変位量が互いに等し
    くなるように、両揺動部材を連動させる手段が設けられ
    ている請求項2に記載のホース引き込み装置。
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