JPH09287463A - ターボチャージャの過給圧制御装置 - Google Patents

ターボチャージャの過給圧制御装置

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JPH09287463A
JPH09287463A JP8105813A JP10581396A JPH09287463A JP H09287463 A JPH09287463 A JP H09287463A JP 8105813 A JP8105813 A JP 8105813A JP 10581396 A JP10581396 A JP 10581396A JP H09287463 A JPH09287463 A JP H09287463A
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JP
Japan
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chamber
pressure
partition member
valve
bypass passage
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Application number
JP8105813A
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English (en)
Inventor
Jun Kawaguchi
口 潤 川
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 センシングホースの破損或は脱落時に、過過
給となるのを防止する。 【解決手段】 排気通路61に配設されて排気ガスによ
り回転されるタービンロータ12と、該タービンロータ
12と一体的に回転可能にシャフト11を介して連結さ
れ、吸気通路60に配設されるコンプレッサロータ20
と、排気通路にタービンロータをバイパスして形成され
たバイパス通路22に配設されて、コンプレッサロータ
による過給圧に応じて作動する圧力式駆動手段30を介
してバイパス通路を開閉するウエストゲートバルブ15
と、圧力式駆動手段にコンプレッサによる過給圧よりも
小さい圧力が作用するときにウエストゲートバルブを開
く補助駆動手段30、50、51とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ターボチャージャ
に関し、更に詳細にはターボチャージャの過給圧制御装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のターボチャージャは、排気通路に
配設されて排気ガスにより回転されるタービンロータ
と、該タービンロータと一体的に回転可能にシャフトを
介して連結され、吸気通路に配設されるコンプレッサロ
ータと、排気通路にタービンロータをバイパスして形成
されたバイパス通路に配設されて、コンプレッサロータ
による過給圧に応じてバイパス通路を開閉するウエスト
ゲートバルブとを備えている。ウエストゲートバルブ
は、過給圧に応じて作動する駆動機構によりバイパス通
路を開閉するもので、過給圧が上限設定値以上になると
排気をタービンロータをバイパスしてバイパス通路へ導
き、過給圧を一定に維持させるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のウエス
トゲートバルブの駆動機構は、ケース内を2つの室に区
画するダイアフラムに、その一端側にウエストゲートバ
ルブが連結されるリンク機構の他端を固定して、ダイア
フラムの一方側をウエストゲートバルブが閉じる側に常
時スプリングで付勢し、この付勢力に対抗するようにコ
ンプレッサロータ出口から吸気通路の吸気をセンシング
ホースを介してダイアフラムの他方側に作用させてい
る。
【0004】上記駆動機構を有する従来のターボチャー
ジャの過給圧制御装置においては、例えば、センシング
ホースの破損或は脱落時には、常にウエストゲートバル
ブがバイパス通路を閉じた状態になり、タービンロータ
が高回転となって、コンプレッサロータにより過度に過
給される恐れがあった。また、スロットルのないディー
ゼルエンジンでは、パーシャル時にも余分な過給をして
おり、そのためにタービン排圧が高いため、燃費低下の
原因となっていた。
【0005】本発明は、上記した実情に鑑みなされたも
ので、上記した従来の技術の問題点を解決する新規なタ
ーボチャージャの過給圧制御装置を提供することを、そ
の課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に講じた請求項1の発明の技術的手段は、当該ターボチ
ャージャの過給圧制御装置を、排気通路に配設されて排
気ガスにより回転されるタービンロータと、該タービン
ロータと一体的に回転可能にシャフトを介して連結さ
れ、吸気通路に配設されるコンプレッサロータと、前記
排気通路に前記タービンロータをバイパスして形成され
たバイパス通路に配設されて、前記コンプレッサロータ
による過給圧に応じて作動する圧力式駆動手段を介して
前記バイパス通路を開閉するウエストゲートバルブと、
前記圧力式駆動手段に前記コンプレッサによる過給圧よ
りも小さい圧力が作用するときに前記ウエストゲートバ
ルブを開く補助駆動手段とを備えてなる構成とすること
である。
【0007】上記した手段によれば、圧力式駆動手段が
コンプレッサによる過給圧に応じて正常に作動しなくな
ったときには、ウエストゲートバルブは補助駆動手段に
より強制的にバイパス通路を開く。それゆえ、圧力式駆
動手段の誤作動時に常にウエストゲートバルブがバイパ
ス通路を閉じた状態になり、タービンロータが高回転と
なって、コンプレッサロータにより過度に過給される恐
れを解消することができる。
【0008】請求項2の発明が講じた技術的手段は、前
記圧力式駆動手段及び前記補助駆動手段を、ハウジン
グ、ハウジング31内を軸方向に2つの空間に分割する
隔壁部材、両空間内に軸方向に移動可能に配設されて夫
々各空間を軸方向に気密的に2分割し、一方の空間に第
1室及び第2室を、また他方の空間に第3室及び第4室
を区画形成する第1及び第2区画部材、前記第2室内に
て前記隔壁部材と前記第1区画部材との間に配設され、
常時前記第1区画部材を前記第1室側に付勢する第1付
勢手段、前記第3室内にて前記隔壁部材と前記第2区画
部材との間に配設され、常時前記第2区画部材を前記第
4室側に付勢する第2付勢手段、前記第1区画部材に固
設され、前記第2室及び前記隔壁部材に形成される孔を
貫通して前記第3室内に前記第2区画部材に当接可能に
延在する連結部材及び前記第2区画部材と前記ウエスト
ゲートバルブとを前記ハウジングに形成される孔を貫通
して接続する接続部材を有し、前記第1室内に第1管路
を介して過給圧が作用されるアクチュエータと、前記第
3室に負圧及び大気圧を選択的に第2管路を介して作用
させる圧力制御手段とからなる構成としたことである。
【0009】また、請求項3の発明が講じた技術的手段
は、前記圧力制御手段が、前記第3室に負圧源からの負
圧を作用させる第1状態と、前記第3室に大気圧を作用
させる第2状態を選択的に切り替えられる切替弁を有
し、該切替弁が前記第2状態にあるときには、前記第2
区画部材が前記第2付勢手段により前記第4室側へ移動
させられ、前記接続部材を介して前記ウエストゲートバ
ルブを前記バイパス通路を開くように作動せしめ、前記
切替弁が前記第1状態にあるときには、前記第2区画部
材は前記第3室の負圧により前記第3室側へ前記第2付
勢手段に抗して移動し、前記接続部材を介して前記ウエ
ストゲートバルブを前記バイパス通路を閉じるように作
動せしめると共に、前記第1区画部材が過給圧により前
記第1付勢手段に抗して第2室側に移動したとき前記連
結部材が前記第2区画部材に当接し前記ウエストゲート
バルブが前記バイパス通路を開くように前記第2区画部
材を押動可能としたことである。
【0010】これら手段によれば、通常時は、切替弁を
第1状態とすることで、過給圧に応じたウエストゲート
バルブの開閉作動を確保しながら、第1管路の破損或は
脱落時には切替弁を第2状態とすることで、ウエストゲ
ートバルブを強制的に開弁状態にすることができ、過過
給を防止することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に従ったターボチャ
ージャの過給圧制御装置の実施形態を図面に基づき、説
明する。
【0012】図1において、ターボチャージャ10は、
排気通路61に配設されて排気ガスにより回転されるタ
ービンロータ12と、該タービンロータ12と一体的に
回転可能にシャフト11を介して連結され、吸気通路6
0に配設されるコンプレッサロータ20と、排気通路6
1にタービンロータ12をバイパスして形成されたバイ
パス通路22に配設されて、コンプレッサロータ20に
よる過給圧に応じてバイパス通路22を開閉するウエス
トゲートバルブ15とを備えている。ウエストゲートバ
ルブ15は、過給圧に応じて作動する駆動機構30によ
りバイパス通路22を開閉するもので、過給圧が上限設
定値以上になると排気をタービンロータ12をバイパス
してバイパス通路22へ導き、過給圧を一定に維持させ
る。
【0013】駆動機構30は、アクチュエータと、該ア
クチュエータによりウエストゲートバルブ15を開閉駆
動するリンク機構35、36とから構成されている。ア
クチュエータは、ハウジング31を有し、該ハウジング
31内にはハウジング内空間を軸方向に2つの空間に分
割する区画部材31が固設されている。2つの空間内に
は、夫々各空間を軸方向に気密的に2分割するように第
1及び第2ダイアフラム32、33が固設されており、
これによりハウジング31内に第1室40、第2室4
1、第3室42、第4室43が軸方向に区画形成され
る。尚、中央部に区画部材31を介して隣接する第2室
41及び第3室42は、区画部材31に形成される中央
孔を介して常時連通されている。ハウジング31の図示
左端面には中央孔が形成されており、該中央孔にはリン
ク機構35の端部が遊嵌され、第2ダイアフラム33に
固定されている。第2室41内には第1ダイアフラム3
2を常時第1室40に向けて付勢する第1スプリング3
8が介装されており、第3室42内には第2ダイアフラ
ム33を常時第4室43へ向けて付勢する第2スプリン
グ39が介装されている。これにより、ウエストゲート
バルブ15はリンク機構35、36を介して常時バイパ
ス通路22を開く側に付勢されている。第1室40は、
コンプレッサロータ20の出口付近の吸気通路60とセ
ンシングホース36を介して常時連通されており、これ
により第1ダイアフラム32を第1スプリング38に抗
して第2室41側に過給圧に応じて移動可能とされてい
る。第1ダイアフラム32の第2室41側の面には第2
室41及び区画部材31の中央孔を貫通して第3室42
内に突出するロッド34が固定されている。ロッド34
は、第2ダイアフラム33が第2スプリング39に抗し
て第3室42側に移動している状態にあるときに、第1
室40内に供給される過給圧に応じて第1ダイアフラム
32が第2室41側へ移動すると、第2ダイアフラム3
3に当接可能となっている。
【0014】第3室42には、バキュームホース37の
一端開口が連通されており、該バキュームホース37の
他端は図示しない制御装置により切り替えられるバキュ
ームスイッチングバルブ(3ポート2位置電磁弁)50
に接続されている。バキュームスイッチングバルブ50
は、図示しない制御装置によりアクチュエータの第3室
42にバキュームポンプ52からの負圧をバキュームレ
ギュレータ51を介して作用させる第1状態と、第3室
42に大気圧を作用させる第2位置に選択的に切り替え
られる。
【0015】以上の構成からなる本実施形態の作用を以
下に説明する。
【0016】図示しないエンジンが始動されると、ター
ボチャージャによる過給が開始される。即ち、排気通路
61内の排気ガスがタービンロータ12を回転駆動し、
シャフト11と共にコンプレッサロータ20が回転さ
れ、図示しないエンジンを過給する。
【0017】エンジン高負荷時に、例えば、図示しない
センサによりスロットルバルブの開度が所定量以上であ
ることが検出されると、図示しない制御装置によりバキ
ュームスイッチングバルブ50が第1状態にされ、バキ
ュームポンプ52からの負圧が第3室42に作用する。
これにより、図2に示すように第2ダイアフラム33が
第2スプリング39に抗して第3室42側へ移動し、リ
ンク機構35、36を介してウエストゲートバルブ15
を閉じる。エンジンの低回転時には、吸気通路60内の
過給圧は小さく、第1室40内の圧力により第1スプリ
ング38に抗して第1ダイアフラム32は第2室41側
へ移動しないため、ウエストゲートバルブ15はバイパ
ス通路22を閉じた状態に保たれ、タービンロータ12
は排気通路61に排出される排気ガスにより回転駆動さ
れ、応答性の良い過給が得られる。エンジンの回転数が
上昇し、吸気通路60内の過給圧が所定値を超えると、
第1ダイアフラム32は第1スプリング38に抗して第
2室41側へ移動し、ロッド34が第2ダイアフラム3
3に当接し、第2ダイアフラム33を第4室43側へ移
動させる。これにより、リンク機構35、36を介しウ
エストゲートバルブ15がバイパス通路22を開きはじ
め、排気ガスの一部がタービンロータ12をバイパスし
て排気出口管側へ排出される。このように、過給圧が所
定値以上になると、その過給圧に応じてウエストゲート
バルブ15の開弁量が制御されて、過給圧は一定値に保
たれ、エンジンの保護が図られる。
【0018】エンジンの間負荷時に、例えば、図示しな
いセンサによりスロットルバルブの開度が所定量未満で
あることが検出され、或は、且つ、図示しないセンサに
よりエンジンの回転数が所定値未満であることが検出さ
れると、図示しない制御装置によりバキュームスイッチ
ングバルブ50が第2状態にされ、第3室42に大気圧
が作用する。これにより、図3に示されるように、第2
ダイアフラム33が第2スプリング39により第4室4
3側へ移動し、リンク機構35、36を介して、ウエス
トゲートバルブ15がバイパス通路22を開いた状態に
される。これによって、排圧を低減することができ、燃
費を向上することができる。尚、このとき、図示はされ
ていないが、バイパス通路22がタービンロータ12の
回転方向にその断面積が漸次縮小するスクロール状を呈
し、その一側面側に形成される絞られた環状口から、バ
イパス通路22を流れるバイパス流が流速を増し、且
つ、渦巻き状になって排気出口管の内面に沿って排出さ
れる。これにより、この排気バイパス流よりも流速の遅
いタービンロータ12から排出される排気ガスとの間
で、流速差が生じ、この流速差によりタービンロータ1
2から排出される排気ガスが積極的に吸出される(エゼ
クタ効果)と共に、排気出口管では、渦巻き状の排気バ
イパス流はタービンロータ12から排出される排気螺旋
流と同じ方向の螺旋流となるため、排気出口管の中央を
流れる排気ガスの流れを妨げず、上記した排気ガスの吸
出し効果が助長される。したがって、更に排圧を積極的
に下げることができ、燃費を一層向上させることができ
る。
【0019】しかして、バキュームホース37が破損し
たり、振動等により脱落した場合には、第3室37内に
は大気圧が作用され、図4に示すように、第2ダイアフ
ラム33が第4室43側へ第2スプリング39により移
動され、リンク機構35、36を介してウエストゲート
バルブ15がバイパス通路22を開く。また、センシン
グホース36が破損したり、振動等により脱落したりし
て、図示しないセンサにより第1室40内の圧力がエン
ジン回転数が所定回転以上のときに設定値未満であるこ
とが検出される、或は図示しないセンサにより検出され
る第1室40内の圧力と図示しないセンサにより検出さ
れる吸気通路60内の圧力とが同等でない場合には、図
示しない制御装置によりバキュームスイッチングバルブ
50が第2状態に切り替えられる。これにより、第3室
42には大気圧が作用し、図4に示すように、第2ダイ
アフラム33が第4室43側へ第2スプリング39によ
り移動され、リンク機構35、36を介してウエストゲ
ートバルブ15がバイパス通路22を開く。したがっ
て、アクチュエータの正常な作動が得られない状況に陥
った場合には、常にバイパス通路22をウエストゲート
バルブ15が開くため、エンジン回転が上昇して過給圧
が所定値以上になってもバイパス通路22が開かれず、
過過給状態となることが確実に防止される。
【0020】
【発明の効果】以上の如く、請求項1の本発明によれ
ば、圧力式駆動手段がコンプレッサによる過給圧に応じ
て正常に作動しなくなったときには、ウエストゲートバ
ルブは補助駆動手段により強制的にバイパス通路を開く
ことができるので、圧力式駆動手段の誤作動時に常にウ
エストゲートバルブがバイパス通路を閉じた状態にな
り、タービンロータが高回転となって、コンプレッサロ
ータにより過度に過給される恐れを解消することができ
る。
【0021】また、請求項2及び3の発明によれば、通
常時は、切替弁を第1状態とすることで、第1区画部材
及び第2区画部材とを連結部材により連結させて過給圧
に応じたウエストゲートバルブの開閉作動を確保させ、
第1管路の破損或は脱落時には切替弁を第2状態とする
ことで、第1区画部材と第2区画部材とを分離させ、ウ
エストゲートバルブを強制的に開弁状態にすることがで
き、簡単な構成で正規の過給圧制御と過過給の防止を達
成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるターボチャージャの過給圧制御装
置の一実施形態を示す構成図である。
【図2】図1に示す一実施形態の最大過給圧制御時の説
明図である。
【図3】図1に示す一実施形態の間負荷時の制御時の説
明図である。
【図4】図1に示す一実施形態のフェールセーフ時の制
御時の説明図である。
【符号の説明】
10 ターボチャージャ 11 シャフト 12 タービンロータ 15 ウエストゲートバルブ 22 バイパス通路 30 駆動機構(圧力式駆動手段、補助駆動手段) 50 バキュームスイッチングバルブ(補助駆動手段、
圧力制御手段、切替弁) 52 負圧ポンプ(補助駆動手段、圧力制御手段、負圧
源) 60 吸気通路 61 排気通路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排気通路に配設されて排気ガスにより回
    転されるタービンロータと、該タービンロータと一体的
    に回転可能にシャフトを介して連結され、吸気通路に配
    設されるコンプレッサロータと、前記排気通路に前記タ
    ービンロータをバイパスして形成されたバイパス通路に
    配設されて、前記コンプレッサロータによる過給圧に応
    じて作動する圧力式駆動手段を介して前記バイパス通路
    を開閉するウエストゲートバルブと、前記圧力式駆動手
    段に前記コンプレッサによる過給圧よりも小さい圧力が
    作用するときに前記ウエストゲートバルブを開く補助駆
    動手段とを備えてなるターボチャージャの過給圧制御装
    置。
  2. 【請求項2】 前記圧力式駆動手段及び前記補助駆動手
    段は、ハウジング、ハウジング31内を軸方向に2つの
    空間に分割する隔壁部材、両空間内に軸方向に移動可能
    に配設されて夫々各空間を軸方向に気密的に2分割し、
    一方の空間に第1室及び第2室を、また他方の空間に第
    3室及び第4室を区画形成する第1及び第2区画部材、
    前記第2室内にて前記隔壁部材と前記第1区画部材との
    間に配設され、常時前記第1区画部材を前記第1室側に
    付勢する第1付勢手段、前記第3室内にて前記隔壁部材
    と前記第2区画部材との間に配設され、常時前記第2区
    画部材を前記第4室側に付勢する第2付勢手段、前記第
    1区画部材に固設され、前記第2室及び前記隔壁部材に
    形成される孔を貫通して前記第3室内に前記第2区画部
    材に当接可能に延在する連結部材及び前記第2区画部材
    と前記ウエストゲートバルブとを前記ハウジングに形成
    される孔を貫通して接続する接続部材を有し、前記第1
    室内に第1管路を介して過給圧が作用されるアクチュエ
    ータと、前記第3室に負圧及び大気圧を選択的に第2管
    路を介して作用させる圧力制御手段とからなることを特
    徴とする請求項1に記載のターボチャージャの過給圧制
    御装置。
  3. 【請求項3】 前記圧力制御手段は、前記第3室に負圧
    源からの負圧を作用させる第1状態と、前記第3室に大
    気圧を作用させる第2状態を選択的に切り替えられる切
    替弁を有し、該切替弁が前記第2状態にあるときには、
    前記第2区画部材が前記第2付勢手段により前記第4室
    側へ移動させられ、前記接続部材を介して前記ウエスト
    ゲートバルブを前記バイパス通路を開くように作動せし
    め、前記切替弁が前記第1状態にあるときには、前記第
    2区画部材は前記第3室の負圧により前記第3室側へ前
    記第2付勢手段に抗して移動し、前記接続部材を介して
    前記ウエストゲートバルブを前記バイパス通路を閉じる
    ように作動せしめると共に、前記第1区画部材が過給圧
    により前記第1付勢手段に抗して第2室側に移動したと
    き前記連結部材が前記第2区画部材に当接し前記ウエス
    トゲートバルブが前記バイパス通路を開くように前記第
    2区画部材を押動可能とされることを特徴とする請求項
    2に記載のターボチャージャの過給制御装置。
JP8105813A 1996-04-25 1996-04-25 ターボチャージャの過給圧制御装置 Pending JPH09287463A (ja)

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