JPH09287110A - 舗装ブロックの敷設装置 - Google Patents

舗装ブロックの敷設装置

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JPH09287110A
JPH09287110A JP12238796A JP12238796A JPH09287110A JP H09287110 A JPH09287110 A JP H09287110A JP 12238796 A JP12238796 A JP 12238796A JP 12238796 A JP12238796 A JP 12238796A JP H09287110 A JPH09287110 A JP H09287110A
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敏雄 河合
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安全確実に舗装ブロックを吊り上げる。 【解決手段】 敷設装置は、Y方向に4個並べられたブ
ロックB1 〜B4 の列をX方向にR1 〜R12の12列を
備えた合計48個から成る舗装ブロックBを吊り上げて
敷設でき、一体の横枠1及び縦枠2、クランプ爪3a、
3b、これを押す油圧シリンダ装置4、クランプ爪3の
上下位置を決める高さ調整機構5、X方向の幅寄せ機構
6、自在継手7、クランプ爪3をY方向に水平にガイド
するガイド機構8、等を備えている。 【効果】 クランプ爪3の上下左右方向の適正な位置を
強い力で押圧・挟持でき、舗装ブロックの脱落を防止し
て安全に敷設工事を行える。装置の構造が簡素である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、平面上の一方向に
複数個並べられた単体舗装ブロックの列をほぼ同一平面
上で前記一方向に略直角な他方向に複数列配列した舗装
ブロックを吊り上げて敷設できる舗装ブロックの敷設装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】同一平面に縦横に複数列に配列された舗
装ブロックの敷設装置としては、例えば、個々の全ての
舗装ブロックを真空吸着して一体的に持ち上げて敷設す
る方法及び装置が提案されている(特開平3−2452
1号公報参照)。又、テコを利用して舗装ブロックの自
重を横方向力に変換し、横方向の押圧力で舗装ブロック
を持ち上げて敷設する機械も提案されている(特開昭6
2−11121号公報参照)。
【0003】しかしながら、前者の方法又は装置は、多
数の舗装ブロックの全てを1個1個真空吸着するので、
その機構が極めて煩雑になること、舗装ブロックに通気
性があるため極めて多量の空気吸引量を必要とし、真空
装置が大掛かりになること、XY何れの方向に対しても
個々のブロック間の位置を修正したり結束を強化する手
段がないこと、従って敷設状態に配列された舗装ブロッ
クの運搬中の乱れ等を修正できないこと、等の問題があ
る。
【0004】後者の装置は、自重によって押圧力を発生
させる方法であるから、大きな押圧力を発生させること
ができず、又、垂直力を利用して水平力のみを加えるこ
とは物理的に不可能であるから、ブロックが極めて崩れ
易く危険性があること、押圧位置が定められていないた
め、ブロックの崩れを阻止する効果のある位置を押圧す
ることが難しいこと等の問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は従来技術に於
ける上記問題を解決し、簡単な構造で大掛かりな真空装
置を用いることなく、舗装ブロックの脱落を防止でき安
全に敷設工事のできる舗装ブロックの敷設装置を提供す
ることを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、請求項1の発明は、平面上の一方向に複数
個並べられた単体舗装ブロックの列をほぼ同一平面上で
前記一方向に略直角な他方向に複数列配列した舗装ブロ
ックを吊り上げて敷設できる舗装ブロックの敷設装置に
おいて、前記舗装ブロックを吊り上げ可能な枠と、前記
舗装ブロックの前記一方向の一端側及び他端側に圧接さ
れその圧接力が前記枠で受けられるようにされた一端側
圧接部材及び他端側圧接部材から成る圧接部材と、前記
枠に取り付けられ前記圧接部材のうちの少なくとも一方
を前記舗装ブロックの前記一方向の端に押圧できる押圧
手段と、前記圧接部材が前記舗装ブロックの上下方向寸
法のほぼ中心から下方の所定範囲の位置に圧接力を付加
できるように前記圧接部材の上下方向の位置を決められ
る上下位置決め手段と、を有することを特徴とする。
【0007】請求項2の発明は、上記に加えて、前記枠
に取り付けられ前記舗装ブロックの前記他方向の両端を
揃えて位置決めできる整列手段を有することを特徴とす
る。
【0008】請求項3の発明は、請求項1の発明の特徴
に加えて、前記押圧手段と該押圧手段で動かされる前記
圧接部材とは前記複数列の数だけ設けられていることを
特徴とする。
【0009】請求項4の発明は、上記に加えて、前記押
圧手段は、油圧で作動し伸縮するロッドを備えた油圧シ
リンダ装置であることを特徴とする。
【0010】請求項5の発明は、上記に加えて、前記ロ
ッドと前記圧接部材との間に設けられた自在継手と、前
記圧接部材がほぼ前記平面上でほぼ前記一方向に動くよ
うに案内する案内手段と、を有することを特徴とする。
【0011】請求項6の発明は、請求項1の発明の特徴
に加えて、前記上下位置決め手段は、前記枠に取り付け
られ前記枠が前記舗装ブロックの上から該舗装ブロック
の方向に下ろされると該舗装ブロックに接触して前記枠
の前記平面に対する姿勢を決める枠位置決め手段である
ことを特徴とする。
【0012】請求項7の発明は、請求項2の発明の特徴
に加えて、前記押圧手段と前記整列手段とは動力で駆動
され、前記枠が作業用自動車によって昇降及び移動され
ると共に前記動力が前記作業用自動車から供給されるこ
とを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】図1乃至図5は本発明を適用した
舗装ブロックの敷設装置の構成例を示す。図1を中心に
説明し、他の図を参照するときにはその図番を記載す
る。舗装ブロックの敷設装置は、図2にも示す如く、平
面上の一方向であるYに複数個として本例で4個並べら
れた単体舗装ブロックB1 〜B4 の列をほぼ同一平面上
でY方向に略直角な他方向であるX方向に複数列として
本例ではR1 〜R12の12列を備えた合計48個から成
る舗装ブロックBを吊り上げて敷設できる装置であり、
枠としての横枠1及び縦枠2、圧接部材としてのクラン
プ爪3(3a、3b)、押圧手段であり且つシリンダ装
置としての油圧シリンダ装置4、上下位置決め手段であ
り枠位置決め手段である高さ調整機構5、整列手段とし
ての幅寄せ機構6、自在継手7、案内手段としてのガイ
ド機構8、等を備えている。枠1、2は、例えば鋼材の
溶接構造から成り強固に一体として組み立てられ、舗装
ブロックBを吊り上げ可能なように十分な強度を持ち、
クレーン等で吊り上げられるためのアイプレート2aを
備えている。
【0014】クランプ爪3は、舗装ブロックBを吊り上
げるときにそのY方向の一端側及び他端側に圧接される
一端側クランプ爪3a及び他端側クランプ爪3bで構成
されている。油圧シリンダ装置4は、枠1に取り付けら
れ、クランプ爪3のうちの少なくとも一方である本例で
は他端側クランプ爪3bを舗装ブロックB4 のY方向の
端に押圧できる。従って、クランプ爪3aは枠1に直接
固定されている。油圧シリンダ装置4を両側の枠に取り
付け、これにそれぞれのクランプ爪3a、3bを取り付
けるようにしてもよい。このような構成により、クラン
プ爪3は、直接又は油圧シリンダ装置4を介して、舗装
ブロックに圧接するときの圧接力が枠1で受けられるよ
うになっている。
【0015】油圧シリンダ装置4は、本例では各列毎に
12台設けられていて、それぞれ、シリンダ41及びそ
の中の図示しないピストンを介して油圧で作動し伸縮す
るロッド42を備えていて、同じく各列毎に12個設け
られるクランプ爪3bとは自在継手7を介して結合され
る。12個の油圧シリンダ41には、図示しないが、枠
に取り付けられた集合管から分岐された油圧配管が結合
される。集合管の端には、作業用自動車等から油圧を供
給できるようにクイックカップラが取り付けられる。
【0016】自在継手7及びクランプ爪3bは、クラン
プ爪3bがほぼ平面上でほぼY方向に動くようにガイド
機構8でガイドされる。ガイド機構8は、緩衝用ゴム8
1を介してクランプ爪3bを固定すると共に自在継手7
の軸71を固定した支持部材82、これに固定されたガ
イド筒83、ガイド筒83の穴と嵌合するガイドロッド
84、これを固定した支持台85、更にこれを固定しX
方向に延設された枠2に固定された型鋼材86等で構成
されている。但し、ガイド機構8は、例えばリニヤーガ
イドや、レールとこれを挟持するローラの組合せなど、
公知の種々の直線案内機構を使用できる。
【0017】自在継手7及びガイド機構8は、油圧シリ
ンダ装置4が十分強固でロッドがある程度の曲げに耐え
られる場合には必ずしも必要でない。しかし、このよう
に自在継手等を設ければ、油圧シリンダのロッド42に
かかる横荷重を全てガイド機構8で受けることができ、
ロッド42に大きな曲げモーメントがかかるのを防止で
きる。その結果、ロッドの動きを円滑にすると共に、油
圧シリンダとして小形で通常の強度のものを使用でき、
装置全体の構造の小形簡素化を図ることができる。従っ
て、自在継手7及びガイド機構8を設けることが望まし
い。
【0018】なお、以上のように油圧シリンダを用いる
と、小形な装置で大きな押圧力を得ることができるが、
エアシリンダや、電動ピストン等の他の押圧手段を用い
ることも可能である。
【0019】高さ調整機構5は、図2、図4(右側の
図)にも示すように、縦枠2に取り付けられ、枠1、2
が舗装ブロックBの上からその方向に下ろされるとこれ
に接触し、枠1、2のブロック面に対する姿勢を決める
機構である。この機構は、両側の縦枠2の両端側に合計
4箇所に別れた部分を備え、これらは全て同じ構造であ
るので、その1つについて説明する。本例の高さ調整機
構5は、縦枠2に固定されこれからX方向に延設された
上側チャンネル材51、これに固定されたネジ付き座5
2、そのネジに螺合するネジ付き支持軸53、支持軸5
3に螺合しその回転によって高さ調整可能なネジ付き座
54、これに固定されると共にX方向に設けられた1組
のうちの他方側の高さ調整機構部分のネジ付き座54に
も固定されX方向の全幅にわたって延設された下側チャ
ンネル材55等によって構成されている。なお、ネジ調
整方式に代えて、座52、54及び支持軸53を二重管
にテレスコ状に形成し、予め予定された舗装ブロックの
厚みのそれぞれの種類に対してクランプ爪3が所定の高
さ方向位置を押圧できるように、複数の位置にテレスコ
を固定できるピンを設けるような構造にしてもよい。
【0020】この高さ調整機構5によれば、枠1、2を
吊り下ろすだけの操作によって舗装ブロックBに対する
枠の高さ関係位置が定まる。その結果、直接又は油圧シ
リンダ装置4を介して横枠1に固定されているクランプ
爪3の舗装ブロックBに対する上下方向位置を、後述す
る所定範囲内に精度良く定めることができる。そして、
枠を吊っているクレーン等のインチング操作や人による
ロープ等の張り調整等によって枠の位置調整をし、これ
によってクランプ爪3と舗装ブロックBとの高さ関係位
置を定めるという困難で人手を要する作業が無くなり、
省力化と大幅な作業能率の向上を図ることができる。
又、クランプ爪が舗装ブロックに当たる高さ方向の位置
を極めて精度よく決められ、後述するように吊り上げ時
の舗装ブロックの脱落を完全に防止し、安全性を確保す
ることができる。
【0021】なお、上記の高さ調整機構5の構造は一例
であり、公知の種々の異なった機構を用いることができ
る。例えば、本例のような4箇所の調整部分と2列のチ
ャンネル材55との組合せの代わりに、3箇所の調整部
分とそれぞれ独立した平面座とを設けるようにしてもよ
い。又、クランプ爪3の上下位置決め手段としては、上
記のような枠の高さ調整機構5を設ける代わりに、クラ
ンプ爪3の位置自体を直接所定範囲に設定する方法を用
いることもできる。このような方法としては、例えば、
ホトセンサやリミットスイッチ等の検出手段を適当な場
所に設け、クランプ爪3が所定の高さ位置に来ると舗装
ブロックを検出して信号を出す方法、クランプ爪3の圧
接部分より上の所定位置に圧接部分よりも突出した部分
を設け、これが舗装ブロックの上面に当たると圧接部分
が所定の高さ位置になるようにする方法等がある。
【0022】幅寄せ機構6は、枠2に取り付けられ、舗
装ブロックBのX方向の両端を揃えて位置決めできる機
構であり、両端側に対称に設けられている。従って、片
側で説明する。幅寄せ機構6は、図2〜4にも示す如
く、両端の枠2に差し渡されて固定されたフレーム6
1、これに立設された軸受62、これに回転自在に支持
された油圧シリンダ63、そのリンク端付き伸縮ロッド
63a、これに結合されたリンク64、これによって回
転されY方向に延設された回転軸65、これを回転自在
に支持する3組から成る軸受66、回転軸65の両端側
に固定された揺動アーム67、これに固定され舗装ブロ
ックB1 〜B4 のX方向端に沿うようにY方向に延設さ
れたアングル材68、揺動アーム67に固定され横枠2
に圧接して揺動アームを介してアングル材68を位置決
めすることによって舗装ブロックBのX方向の位置決め
及び幅寄せをするための調整可能なねじ付部材69等で
構成されている。油圧シリンダ63には、油圧シリンダ
41と同様に図示しない集合管から配管が結合される。
【0023】このような幅寄せ機構によれば、製造後パ
レット上に組み合わされて段積みされ舗装場所まで運搬
された舗装ブロックBが、運搬中や運搬車からの積み下
ろし時等に位置ずれした場合でも、油圧操作のみによっ
て簡単、正確且つ強力に幅方向位置を正規の位置に修正
することができる。そして、この修正によって、Y方向
のブロック列の中心と油圧シリンダ4の中心とを合わす
ことができ、押圧力を効果的に作用させることができ
る。又、幅方向の個々の舗装ブロック間の位置関係が正
確に敷設状態に規正され、舗装ブロックが敷設位置に配
置され後の位置修正が一切不要になり、工事が大幅に省
力化される。
【0024】なお、上記では幅寄せ機構が作業能率の極
めてよい油圧作動のものについて説明したが、油圧機構
に代えて、空圧力、電動力等を用いる機構や、例えば図
示の揺動アーム67に把手をつけたり、テコやバネ力を
利用する方法等、人力で操作できる機構を用いることも
可能である。
【0025】図5は、単体舗装ブロックB1 〜B4 から
成る列のY方向の両端にクランプ爪3(3a、3b)を
圧接させ、これらをY方向に押圧する状態を示し、ブロ
ックが脱落しないために必要となる押圧力を求めるため
の説明図である。本図では、舗装用ブロックがインター
ロッキング形状のもので、雨水の排水を良くするために
それぞれのブロックに図示のような突条から成るスペー
サーSが一体として設けられ、これらを介してそれぞれ
のブロックが接触している例を示している。このような
ブロックでは、スペーサーSの上方が空間部になってい
て、例えばブロックの中央では、左右のブロックはスペ
ーサーSの上端である図示の点Pを中心に下向きに回転
できる余地があり、落下し易い状態になっている。
【0026】図示の如く、舗装ブロック1個の長さを
L、重量をW、クランプ爪3の押圧力をF、その作用点
の位置をブロックの厚みの中心線Cから下方にt、中心
線Cからその上方にある上記点Pまでの距離をsとする
と、ブロックが下に崩れ落ちないための条件は、点Pま
わりのモーメントの釣合いから、 F(t+s)≧2WL×K である。従って、例えば、L=225mm、W=3k
g、s=7mmとし、ブロックの中心を押すものとして
t=0とすれば、 F≧193K(kg) となる。
【0027】吊り上げたブロック列を落下し易くする要
因としては、ブロック列の吊り上げ時や移送中に加速度
や振動等による衝撃力が加わること、スペーサーSの寸
法従ってその上端Pの位置にバラツキがありsが小さく
なること、ブロックの寸法誤差により、B1 〜B4 を組
み合わせたときに下方に初期たわみが発生し、Fの作用
線が上がって点Pに近づく可能性があること、押圧点F
の位置も多少変動すること、等が挙げられるが、発明者
等の行った実験によれば、安全率Kを3程度にすれば、
ブロックの脱落を確実に防止できることが分かった。従
って、t=0のときには、Fは600kg程度になる。
【0028】一方、同実験によれば、Fを700kg程度
以上にすると、押圧力がブロックの強度上の限界を超
え、ブロックを破壊させることがあるという結果になっ
た。従って、この点からは、Fは600kg程度以下であ
ることが望ましい。以上から、ブロック列を安全に吊り
上げ、且つ、ブロックの破壊を確実に防止するために
は、tをほぼ0程度、即ち、クランプ爪3はブロックの
ほぼ中心から下を押圧する必要がある。そして、押圧位
置を下げれば、上式で(t+s)が大きくなり、それだ
け押圧力Fを小さくすることができる。
【0029】なお、ブロックの上方への崩れに対して
は、図示の如くFの作用線がブロックの下端点P´より
上にあり、又、点P´に対しては自重によるモーメント
がFと同方向になり、これらが上方への崩れを防止する
モーメントを発生させる。従って、図示の状態ではブロ
ックが上方に崩れるおそれはない。しかし、ブロック列
の初期たわみによって点P´が上がる可能性があるの
で、Fの作用点はブロックの下端位置よりも10mm程
度は上であることが望ましい。但し、本例の舗装ブロッ
ク敷設装置では、高さ調整機構5の型鋼材55がブロッ
クの持ち上がりを押さえる効果を有するので、クランプ
爪3がどの位置を押圧しても、ブロックの上方への崩れ
は完全に防止される。
【0030】以上のように、インターロッキングブロッ
ク4列を一直線に押して持ち上げる場合の脱落を確実に
防止して安全を図るためには、押圧力Fをブロック列の
合計自重の最大50倍程度にする必要があるが、本例の
ように油圧シリンダ装置4を用いると、この程度の押圧
力を極めて容易に付与することができる。但し、吊り上
げるブロック数の少ない小規模の舗装ブロックの敷設装
置では、電動等の他の動力やバネ力等を介した人力を用
いた機構にすることも可能である。
【0031】以上のように、本発明の舗装ブロックの敷
設装置によれば、インターロッキング形状でスペーサー
を備えていて極めて崩れ易い舗装用ブロックであって
も、安全・確実に吊り上げることができる。なお、スペ
ーサーの無いブロック等その他の形状のブロックは、上
記ブロックよりも吊り上げ容易である。しかし、ブロッ
クの寸法誤差によるたわみ等を考慮すれば、安全に吊り
上げるためには所定の押圧位置に相当の押圧力を加えな
ければならない。従って、従来の装置では各種のブロッ
クを安定状態で吊り上げるのは困難であり、本発明の装
置が有効に利用される。
【0032】図6はクランプ爪の形状と油圧シリンダ装
置の構成例を示す。同図(a)のクランプ爪は、図示の
ようなインターロッキング形状のブロックを取り扱える
形状になっている。即ち、クランプ爪3aの方は、先端
がX方向に連続した平坦面になっていて直接枠1に固定
されたアングル材であるが、クランプ爪3bは、先端が
ブロックの端の形状と同じ凹凸形状になっていて、且
つ、X方向の12列分がそれぞれ独立していて、それぞ
れに対応して12台の油圧シリンダ装置4が設けられて
いる。
【0033】このように、R1 、R2 等の各列のブロッ
クを独立して押すようにすれば、ブロックB1 〜B4
全長に製造誤差があって、それぞれの列間でブロックの
長さが異なっていても、油圧シリンダ装置4のストロー
クで吸収することができる。又、図示のようなインター
ロック形状のブロックは点対称の形状になっていて、Y
方向の両端の突出位置B1 aとB1 bとが心ずれしてい
るため、両側から平坦な圧接部材で押圧力をかけると、
押す方向がずれてブロックにモーメントを発生させるこ
とになるが、クランプ爪3bをブロックの形状に合わせ
ることにより、軸心の一致した押圧力を付与できる。そ
の結果、安定した状態でブロックを押して吊り上げるこ
とができる。なお、クランプ爪3bの2つの凸部のうち
図において下側のものはブロックの姿勢保持の作用をす
る。そしてこの場合、舗装ブロックBは幅寄せ機構6に
よってX方向の位置を精度良く規制されるので、クラン
プ爪3bは、それぞれのブロックの形状に正確に対応し
て沿うことになる。
【0034】クランプ爪3及び油圧シリンダ装置4は、
上記以外にも種々の構成を用いることができる。例え
ば、クランプ爪3aとクランプ爪3bの形状を反対にし
てもよいし、両方をクランプ爪3bの形状にしてもよ
い。更に、条件によっては、両方をクランプ爪3aの形
状にすることも可能である。又、例えば同図(b)に示
すように、クランプ爪3b´を、それぞれのブロックに
対応した凹凸部を持つ一体構造のものにして、これを例
えば2列の油圧シリンダ装置4(一方のみ図示)で押圧
するような構造を用いることもできる。この場合には、
クランプ爪3b´を多少変形可能なものにして、ブロッ
クの各列間の寸法誤差を吸収できるようにする。又、同
図(c)に示す如く、舗装ブロックB´が千鳥状に組み
合わされているような形状のときには、固定クランプ爪
3aと油圧シリンダ装置4及び移動クランプ爪3bとを
1列毎に設けるようにしてもよい。
【0035】図7は、ミニショベルカー及びこれによる
舗装ブロック敷設作業の状態を示す。ミニショベルカー
9は、枠1、2を昇降及び移動させると共に、油圧シリ
ンダ装置4の油圧シリンダ41及び幅寄せ機構6の油圧
シリンダ63に油圧を供給できる作業用自動車の一例で
ある。押圧手段や整列手段が電気や空気等で駆動される
場合には、作業用自動車はこれらを供給することにな
る。
【0036】ミニショベルカー9には、油圧発生ユニッ
ト91、操縦席の近傍に配設された油圧操作弁92、シ
ョベルホルダ93、これに固定された枠支持棒94、そ
の先端から吊り下げられたフック95、油圧接続用のク
イックカップラ96、枠2のアイプレート2aに係止さ
れるチェーンやワイヤー等を含む吊り具97等を備えて
いる。油圧発生ユニット91とクイックカップラ96間
は、油圧操作弁92を介して図示しない油圧配管で結合
される。又、クイックカップラ96と油圧シリンダ4
1、63の図示しない集合管のクイックカップラとは、
フレキシブルな油圧パイプで結合される。なお、図7は
舗装ブロックの敷設作業時の状態を示し、図示しないシ
ョベルはワンタッチ操作によって取り外されている。こ
のようにミニショベルカーを利用すれば、ショベルを用
いた一般の道路舗装工事等の休止時又は終了後に、同じ
ミニショベルカーを用いて舗装ブロックの敷設工事を行
うことができるので、作業用自動車の稼動率が向上し、
工事の全体的コスト低減を図ることができる。
【0037】なお、上記では作業自動車がミニショベル
カーである場合について説明したが、例えば小形クレー
ン車等、他の適当な作業用自動車を用いてもよい。この
ように作業自動車を用いれば、これらの自動車が通常備
えている油圧装置等の動力源を利用することができ、舗
装ブロックの敷設のための特別の動力源を準備する必要
がなくなる。
【0038】以上の舗装ブロックの敷設装置は次のよう
に使用される。諸機構を搭載した枠1、2は、ミニショ
ベルカー9に搭載されて作業現場まで運搬される。舗装
ブロックBは、工場で生産された後、道路に敷設すべき
状態でパレット100上に段積みされ、運搬車によって
施工場所近傍まで運搬され、図示の如くその状態で道路
上に積み下ろされて仮置きされる。
【0039】枠とミニショベルカー9との間では、作業
者によってワンタッチで図示しないショベルが取り外さ
れ、それぞれのクイックカップラを介してフレキシブル
な油圧管が接続されると共に、枠吊り上げ用のチェーン
等が接続される。ミニショベルカー9の運転者は、舗装
ブロックの仮置き位置とその敷設位置との間で車を運転
操作すると共に、ショベルホルダ93の上げ下ろしや振
り回しを行ない、又、油圧操作弁92を操作する。高さ
調整機構5及び幅寄せ機構6は、それぞれの支持軸53
及びねじ付き部材69を調整することにより、クランプ
爪3の上下方向位置及びX方向位置が適当な位置になる
ように予め調整される。そして、運転者と一人の作業者
とにより、以下のように舗装ブロックを敷設する。
【0040】枠1、2を舗装ブロックBの上から下降さ
せ、高さ調整機構5のチャンネル材55をその上に乗せ
る。このとき、作業者は吊り下げ位置を調整する。これ
により、クランプ爪3は、例えば吊り上げようとするブ
ロックの下端から10mm程度の位置に当たる。この状
態では、ブロックの下端はクランプ爪3の下端から10
mm程度突出する。次に運転者は油圧操作弁92を操作
し、幅寄せ機構6の油圧シリンダ63の幅寄せ側に油圧
を供給する。これにより、図3において二点鎖線の位置
にあった揺動アーム67が押し出され、ねじ付き部材6
9が枠2に当たることによってアングル材68が位置決
めされ、舗装ブロックBが位置ずれしていても、X方向
の正規の位置まで寄せられる。その結果、クランプ爪3
のX方向位置が定められ、その中心とブロックの中心と
が一致し、その先端形状がブロックの形状に沿う。
【0041】この状態で油圧シリンダ63の油圧を幅寄
せ解除側に供給し、アングル材68の規制を解除し、油
圧シリンダ41の押圧側に油圧を供給する。これによ
り、舗装ブロックBが押されてクランプ爪3aに圧接し
てそのY方向の位置が定まると共に、クランプ爪3bと
の間で吊り上げ可能な力で挟持される。この状態で直ち
に舗装ブロックBを吊り上げてもよいし、再度幅寄せを
効かせるようにしてもよい。そして、舗装ブロックBを
安全に吊り上げ、舗装位置に下ろし、油圧シリンダ41
の油圧を圧接解除側に供給してクランプ爪3からブロッ
クを開放する。吊り下ろし時には作業者が敷設位置の微
調整を行う。
【0042】これにより、本例では、48個の舗装ブロ
ックBを一度に敷設することができる。そして、このよ
うな操作の繰り返しにより、二名の人によって極めて能
率良く且つ安全に舗装ブロックを敷設できる。なお、ク
ランプ爪3からブロックの下端を突出させているので、
48個づつ順次敷設していくときに、突出部を既設のブ
ロックのコーナー部に沿わせることができ、敷設後の位
置修正が不要になる。
【0043】なお、以上では図2に示すようにXY方向
を定め、油圧シリンダ装置4による押圧方向をY方向に
して幅寄せ機構6による幅寄せ方向をX方向にしている
が、舗装ブロックの種類や形状、一列の個数や列数の組
合せ等によっては、これを反対にして、油圧シリンダ装
置でブロックの幅方向を押し、幅寄せ機構でブロックの
長さ方向を寄せるようにしてもよい。
【0044】又、以上では油圧シリンダ装置とクランプ
爪3とによっ舗装ブロックを押圧・挟持し、もしくは必
要に応じてこれに加えて幅寄せ機構を作動させた状態で
舗装ブロックを吊り上げるようにしたが、押圧力を小さ
くするために、舗装ブロックの中心点近傍を真空吸着支
持するような、崩れを防止する補助的装置を設けること
も可能である。
【0045】
【発明の効果】以上の如く本発明によれば、請求項1の
発明においては、枠と圧接部材と押圧手段と上下位置決
め手段とを設け、上下位置決め手段により、圧接部材が
舗装ブロックの上下方向寸法のほぼ中心から下方の所定
範囲の位置に圧接力を付加できるようにするので、舗装
ブロックの崩れを防止できる効果的な位置を押圧し、舗
装ブロックの脱落を防止して安全に敷設工事を行うこと
が可能になる。又、インターロッキング形状の舗装ブロ
ックの敷設も可能になる。更に、煩雑な空気配管や大掛
かりな真空装置が不要になり、装置の構造を簡素化する
ことができる。
【0046】請求項2の発明においては、押圧方向とは
直角な方向の両端を揃えて位置決めできる整列手段を設
けるので、舗装ブロックの位置ずれを修正できる。その
結果、舗装ブロックの道路上への敷設後に個々のブロッ
クの位置修正をするという面倒で時間のかかる作業が不
要になり、作業能率を向上させることができる。又、圧
接部材と舗装ブロックとの対向関係を適正にし、押圧力
を適正な位置に付与できる。その結果、ブロックの吊り
上げの安全性が一層高まる。
【0047】請求項3の発明においては、押圧手段と押
圧される圧接部材とを複数列の数だけ設けるので、各列
間に舗装ブロックの製造誤差等による長さの差が生じて
も、全ての列を同じ力で押すことができ、ブロック吊り
上げの安全性が更に向上する。
【0048】請求項4の発明においては、押圧手段を油
圧シリンダ装置にするので、小形で大きな押圧力を発生
させることができる。その結果、吊り上げの安全性を向
上すると共に、装置の小形簡素化を図ることができる。
【0049】請求項5の発明においては、油圧シリンダ
のロッドと圧接部材との間に自在継手と案内手段とを設
けるので、ロッドに曲げや剪断力がかからず、シリンダ
装置のピストンの動きを円滑にすると共に、小形で通常
の押圧機能のみを備えた簡易なシリンダ装置を用いるこ
とができる。
【0050】請求項6の発明においては、上下位置決め
手段を枠位置決め手段にするので、枠を舗装ブロックの
上に下ろすだけで、枠を介して圧接部材の上下方向位置
が決めされる。その結果、極めて簡単な操作で、圧接部
材の圧接位置を精度良く適正な位置にすることができ
る。
【0051】請求項7の発明においては、押圧手段と整
列手段とを動力で駆動し、作業用自動車で枠の昇降・移
動を行うと共に動力を供給できるようにするので、特別
の動力装置を必要とすることなく、作業用自動車が本来
備えている動力設備を活用できると共に、舗装ブロック
の敷設装置を大規模化でき、作業能率を一層向上するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の舗装ブロックの敷設装置の一例を示す
正面図である。
【図2】上記装置の平面図である。
【図3】上記装置の幅寄せ機構部分の側面図である。
【図4】上記装置の部分構造を示し、左側は幅寄せ機構
部分で右側は高さ調整機構部分を示す側面図である。
【図5】舗装ブロックにかかる力の関係の説明図であ
る。
【図6】(a)乃至(c)はクランプ爪及び油圧シリン
ダ装置の構成例を示す平面図である。
【図7】ミニショベルカーを含む舗装ブロックの敷設装
置の作業状態を示す側面図である。
【符号の説明】
1 横枠(枠) 2 縦枠(枠) 3 クランプ爪(圧接部材) 3a クランプ爪(一端側圧接部材) 3b クランプ爪(他端側圧接部材) 4 油圧シリンダ装置(押圧手段) 5 高さ調整機構(上下位置決め手段、枠位置
決め手段) 6 幅寄せ機構(整列手段) 7 自在継手 8 ガイド機構(案内手段) 9 ミニショベルカー(作業用自動車) 42 ロッド B 舗装ブロック B1 〜B4 単体舗装ブロック X 他方向 Y 一方向

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平面上の一方向に複数個並べられた単体
    舗装ブロックの列をほぼ同一平面上で前記一方向に略直
    角な他方向に複数列配列した舗装ブロックを吊り上げて
    敷設できる舗装ブロックの敷設装置において、 前記舗装ブロックを吊り上げ可能な枠と、前記舗装ブロ
    ックの前記一方向の一端側及び他端側に圧接されその圧
    接力が前記枠で受けられるようにされた一端側圧接部材
    及び他端側圧接部材から成る圧接部材と、前記枠に取り
    付けられ前記圧接部材のうちの少なくとも一方を前記舗
    装ブロックの前記一方向の端に押圧できる押圧手段と、
    前記圧接部材が前記舗装ブロックの上下方向寸法のほぼ
    中心から下方の所定範囲の位置に圧接力を付加できるよ
    うに前記圧接部材の上下方向の位置を決められる上下位
    置決め手段と、を有することを特徴とする舗装ブロック
    の敷設装置。
  2. 【請求項2】 前記枠に取り付けられ前記舗装ブロック
    の前記他方向の両端を揃えて位置決めできる整列手段を
    有することを特徴とする請求項1に記載の舗装ブロック
    の敷設装置。
  3. 【請求項3】 前記押圧手段と該押圧手段で動かされる
    前記圧接部材とは前記複数列の数だけ設けられているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の舗装ブロックの敷設装
    置。
  4. 【請求項4】 前記押圧手段は、油圧で作動し伸縮する
    ロッドを備えた油圧シリンダ装置であることを特徴とす
    る請求項3に記載の舗装ブロックの敷設装置。
  5. 【請求項5】 前記ロッドと前記圧接部材との間に設け
    られた自在継手と、前記圧接部材がほぼ前記平面上でほ
    ぼ前記一方向に動くように案内する案内手段と、を有す
    ることを特徴とする請求項4に記載の舗装ブロックの敷
    設装置。
  6. 【請求項6】 前記上下位置決め手段は、前記枠に取り
    付けられ前記枠が前記舗装ブロックの上から該舗装ブロ
    ックの方向に下ろされると該舗装ブロックに接触して前
    記枠の前記平面に対する姿勢を決める枠位置決め手段で
    あることを特徴とする請求項1に記載の舗装ブロックの
    敷設装置。
  7. 【請求項7】 前記押圧手段と前記整列手段とは動力で
    駆動され、前記枠が作業用自動車によって昇降及び移動
    されると共に前記動力が前記作業用自動車から供給され
    ることを特徴とする請求項2に記載の舗装ブロックの敷
    設装置。
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