JPH09284946A - 配線用ボックス - Google Patents

配線用ボックス

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JPH09284946A
JPH09284946A JP8096365A JP9636596A JPH09284946A JP H09284946 A JPH09284946 A JP H09284946A JP 8096365 A JP8096365 A JP 8096365A JP 9636596 A JP9636596 A JP 9636596A JP H09284946 A JPH09284946 A JP H09284946A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 建物に配備された上下方向あるいは水平方向
の固定体に対して配線器具取付枠を平行方向及び直交方
向に向けて取り付けることができる配線用ボックスを提
供すること。 【解決手段】 一面を開口した配線用ボックス本体1
と、該配線用ボックス本体1の一側に形成され建物に配
備された上下方向あるいは水平方向の固定体2bに向け
て固着可能な固定部3を有し、前記固定体3に対して平
行方向及び直交方向に配線器具を収容して配線器具取付
枠20を取付可能であるように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は配線用ボックスに関
するものであり、より詳しくは、建物に配備された上下
方向あるいは水平方向の固定体に対して配線器具取付枠
を平行方向及び直交方向に自在に取り付けることができ
る配線用ボックスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の配線用ボックスに関して
実開昭48−113698号、及び実開昭63−120
520号公報に掲載の技術が開示されている。図7は実
開昭48−113698号公報に記載のスイッチボック
スの斜視図であり、図8は実開昭63−120520号
公報に記載の配線器具用ボックスの斜視図である。図に
おいて、これらの配線器具用ボックス40は、その一側
に該配線器具用ボックス40をネジ止めにより固着する
ための固定部41が形成されている。そして、建物に配
備された上下方向の例えば柱42などのような固定体4
1に上下方向に向けて配置させた配線器具用ボックス4
0を前記固定部41を介して固着せしめるようになって
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
桟や当木などのように水平方向に配備されている固定体
に上述した従来の配線器具用ボックスが固着される場合
には水平方向に固着されることとなり 配線器具取付枠
もまた水平方向に収容されることとなるゆえ、配線器具
を上下方向に収容し取り付けることができなかった。す
なわち、従来の配線器具用ボックスにあっては、前記固
定体が水平方向に配備されているものであると配線器具
を上下方向に収容しきれずその設備位置に制限があっ
た。
【0004】本発明は、上下方向の固定体であっても水
平方向の固定体であっても、配線器具取付枠を当該固定
体に対して水平方向に向けて取り付けることができると
ともに、直交方向に向けて取り付けることもできる配線
用ボックスを提供することをその目的とするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の要旨と
するところは、一面を開口した配線用ボックス本体と、
該配線用ボックス本体の一側に形成され建物に配備され
た上下方向あるいは水平方向の固定体に向けて固着可能
な固定部を有し、前記固定体に対して平行方向及び直交
方向に配線器具を収容して配線器具取付枠を取付可能で
あることを特徴とする配線用ボックスにあるから、配線
器具取付枠を固定体に対して平行方向に向けた状態でも
或いは直交方向に向けた状態でも取り付けることができ
る。
【0006】請求項2の発明の要旨とするところは、前
記配線用ボックスは、配線器具取付枠に備えられた1対
のネジ止め孔の間隔と同一の寸法離間して突設された上
下及び左右で対をなす計2対の被取付部を有することを
特徴とする配線用ボックスにあるから、この配線用ボッ
クスは、柱等に代表される上下方向の固定体にも、桟等
に代表される水平方向の固定体にも固着でき、配線器具
取付枠をこれら固定体に対して平行方向に向けて取り付
けでき、かつ固定体に対して直交方向に向けて取り付け
ることもできる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例に基づいて
説明する。図1は本発明の一実施例による配線ボックス
10Aを示す概略斜視図、図2は図1の配線ボックスの
一使用状態を示す概略斜視図、図3は図1の配線ボック
スの他の使用状態を示す概略斜視図である。
【0008】図において、配線用ボックス10Aは合成
樹脂製であり、一面が略正方形に開口する筐体形状に形
成された配線用ボックス本体1と、配線用ボックス本体
1の一側に固定部3が一体に形成されており、この固定
部3の両端側には、柱や桟等に代表される固定体2の表
面に対して斜方向から螺入して緊密に締め付けるための
取付け用螺孔3aが一体に形成されている。また、配線
用ボックス本体1の底面5から開口する面4に向けて突
設した上下で一対の被取付部6a、6aと左右で一対の
被取付部6b、6bの計2対の被取付部6が、互いに同
一の寸法となるように離間して一体形成されており、こ
の被取付部6のいずれかに少なくとも1以上の配線器具
が収容された配線器具取付枠をネジ止めするようになっ
ている。
【0009】配線器具取付枠20は合成樹脂で一体に形
成されており、図に示すように、平面部21の中央にコ
ンセント、スイッチ等の配線器具30を上下2段に並設
できる大きさに形成されている。また、平面部21の上
側と下側に上下で1対のネジ止め孔23、23が、前記
被取付部6a、6aの間隔(すなわち被取付部6b、6
bの間隔でもある)と同一の寸法となるように離間して
備えられており、前記開口する面4を覆うように取り付
けできるようになっている。
【0010】次に、上記のように構成された本実施例の
配線ボックス10Aの取付について説明する。まず、柱
等に代表される上下方向の固定体2aに配線ボックス1
0Aを取付ける場合には、図2に示すように、固定体2
aに固定部3を上下方向に向けて配置し、固定体2aに
対して斜方向から固定部3の上下の両端側に形成された
取付け用螺孔3aを介してネジを螺入させ、固定体2a
に配線ボックス本体1を緊密に締め付ける。これによ
り、配線用ボックス10Aを、前記一対の被取付部6
a、6aが固定体2aに対して平行方向となるように
(上下方向に)配置し、固着できる。
【0011】ここで、配線器具取付枠20の平面部21
に備えられた上下で1対のネジ止め孔23、23は、前
記一対の被取付部6a、6a及び被取付部6b、6bの
間隔と同一の寸法となるように形成されているから、被
取付部6a、6a、又は被取付部6b、6bに、ネジ止
め孔23、23をそれぞれ互いに重なり合わせることが
できる。すなわち、配線器具取付枠20を、被取付部6
a、6a、又は被取付部6b、6bと、ネジ止め孔2
3、23をそれぞれ重なり合うように配置し、ネジ止め
孔23、23を介してネジ止め固定することによって、
配線器具取付枠20を、上下方向の固定体2aに対して
平行方向にも直交方向にも取り付けることができる。
【0012】すなわち、柱等に代表される上下方向の固
定体に配線器具取付枠を当該固定体に対して平行方向に
向けて取り付けるととができるとともに、当該固定体に
対して直交方向に向けて取り付けることもできる。な
お、配線器具取付枠の平面部の中央に形成された前面開
口には、予めコンセント、スイッチ等の配線器具30の
前面部が挿入され係止されているので、配線器具30を
上下或いは左右に並設して取り付けることができる。
【0013】なお、配線器具取付枠20の平面部21中
央には前面開口22が形成され、この前面開口22に、
予めコンセント、スイッチ等の配線器具30の前面部を
挿入して係止するようになっているから、配線器具30
を上下或いは左右に並設して取り付けることができるの
である。
【0014】次に、桟等に代表される水平方向の固定体
2bに配線ボックス10Aを取付ける場合には、図3に
示すように、固定体2bに固定部3を水平方向に向けて
配置し、固定体2bに対して斜方向から固定部3の左右
の両端側に設けられた取付け用螺孔3aを介してネジを
螺入させ、固定体2bに配線ボックス1本体を緊密に締
め付ける。これにより、配線用ボックス10Aを、前記
一対の被取付部6b、6bが固定体2bに対して直交方
向となるように(上下方向に)配置できる。
【0015】ここで、配線器具取付枠20の平面部21
に備えられた上下で1対のネジ止め孔23、23は、上
述したように、前記一対の被取付部6a、6a及び被取
付部6b、6bの間隔と同一の寸法となるように形成さ
れているから、被取付部6a、6a、又は被取付部6
b、6bに、ネジ止め孔23、23をそれぞれ互いに重
なり合わせることができる。すなわち、配線器具取付枠
20を、上記と同じ要領で、被取付部6a、6a、又は
被取付部6b、6bと、ネジ止め孔23、23をそれぞ
れ重なり合うように配置し、ネジ止め孔23、23を介
してネジ止め固定することによって、配線器具取付枠2
0を、水平方向の固定体2bに対して平行方向にも直交
方向にも取り付けることができる。
【0016】このように、それぞれで対の被取付部6、
6が、配線器具取付枠20の平面部21の上側と下側に
上下で1対のネジ止め孔23、23の間隔と同一の寸法
となるように互いに離間してそれぞれ設けられているか
ら、一種類の配線ボックス10Aと一種類の配線器具取
付枠20とで、固定体2が例えば柱のように上下方向の
ものであっても或いは例えば桟のように水平方向のもの
であっても、配線器具取付枠20を固定体に対して平行
方向又は直交方向の任意方向に向けて取り付けることが
でき、配線器具30の任意取付数をすべて上下に並設す
る又は左右に並設することができるのである。
【0017】すなわち、本実施例の配線ボックス10A
は、柱等に代表される上下方向の固定体2a、及び桟等
に代表される水平方向の固定体に、配線器具取付枠を当
該固定体に対して平行方向に向けて取り付けるととがで
きるとともに、当該固定体に対して直交方向に向けて取
り付けることもできる。配線器具取付枠の平面部の中央
に形成された前面開口には予めコンセント、スイッチ等
の配線器具30の前面部を挿入し係止されているゆえ、
配線器具30を上下或いは左右に並設して取り付けるこ
とができるのである。
【0018】このようにして、配線器具取付枠に配線器
具を取り付けた後は、図示しない化粧プレートを取り付
ければ、配線器具の取り付けが完了する。
【0019】次に、本発明の他の実施例による配線ボッ
クス10Bを図4乃至図6に基づいて説明する。図4は
本発明の一実施例による配線ボックス10Bを示す概略
斜視図、図5は図4の配線ボックスの一使用状態を示す
概略斜視図、図6は図4の配線ボックスの他の使用状態
を示す概略斜視図である。
【0020】図において、配線用ボックス10Bは合成
樹脂製であり、一面が略正方形に開口する筐体形状に形
成された配線用ボックス本体1と、配線用ボックス本体
1の一側に固定部3が一体に形成されており、この固定
部3の両端側には、柱や桟等に代表される固定体2の表
面に対して斜方向からネジ7を螺入して緊密に締め付け
るための取付け用螺孔3aが一体形成されている。ま
た、底面5から前記開口する面4に向けて突設した上下
で一対の被取付部6、6が一体形成されており、少なく
とも1以上の配線器具が収容された配線器具取付枠をネ
ジ止めするようになっている。
【0021】前記配線器具取付枠20は合成樹脂で一体
に形成されており、図に示すように、平面部21の中央
にコンセント、スイッチ等の配線器具30の前面部を挿
入させる矩形状の前面開口22が配線器具30を上下2
段に並設できる大きさに形成されている。また、平面部
21の上側と下側に上下で1対のネジ止め孔23a、2
3aと、右側と左側に左右で1対のネジ止め孔23b、
23bとが、それぞれ前記一対の被取付部6、6の間隔
と同一の寸法となるように互いに離間して形成されてお
り、配線器具取付枠20を開口する面4を覆うように取
り付けできるようになっている。
【0022】次に、上記のように構成された本実施例の
配線ボックス10Bの取付について説明する。まず、柱
等に代表される上下方向の固定体2aに配線ボックス1
0Bを取付ける場合には、図2に示すように、固定体2
aに固定部3を上下方向に向けて配置し、固定体2aに
対して斜方向から固定部3の上下の両端側に設けられた
取付け用螺孔3aを介してネジ7を螺入させ、固定体2
aに配線ボックス1本体を緊密に締め付ける。これによ
り、配線用ボックス10Bを、前記一対の被取付部6、
6が固定体2aに対して平行となるように(上下方向
に)固定できる。
【0023】ここで、配線器具取付枠20の平面部21
の上側と下側に上下で1対のネジ止め孔23a、23a
と、右側と左側に左右で1対のネジ止め孔23b、23
bとが、それぞれ前記一対の被取付部6、6の間隔と同
一の寸法となるように離間して備えられているから、被
取付部6、6と上下で1対のネジ止め孔23a、23a
とを互いに重なり合わせることができる。すなわち、配
線器具取付枠20は、被取付部6、6とネジ止め孔23
a、23aがそれぞれ重なり合うように配置させること
ができ、被取付部6、6のそれぞれにネジ止め孔23
a、23aを介してネジ止め固定することができ、同様
に、配線器具取付枠20を被取付部6、6のそれぞれに
ネジ止め孔23b、23bを介してネジ止め固定するこ
ともできる。
【0024】すなわち、柱等に代表される上下方向の固
定体に配線器具取付枠を当該固定体に対して平行方向に
向けて取り付けるととができるとともに、当該固定体に
対して直交方向に向けて取り付けることもできる。な
お、配線器具取付枠の平面部の中央に形成された前面開
口には、予めコンセント、スイッチ等の配線器具30の
前面部が挿入され係止されているので、配線器具30を
上下或いは左右に並設して取り付けることができる。
【0025】次に、桟等に代表される水平方向の固定体
2bに配線ボックス10Bを取付ける場合には、図3に
示すように、固定体2bに固定部3を水平方向に向けて
配置し、固定体2bに対して斜方向から固定部3の左右
の両端側に設けられた取付け用螺孔3aを介して図示し
ないネジを螺入させ、固定体2bに配線ボックス1本体
を緊密に締め付ける。これにより、配線用ボックス10
Bを、前記一対の被取付部6、6が固定体2bに対して
平行方向となるように(水平方向に)固定できる。
【0026】ここで、配線器具取付枠20の平面部21
の上側と下側に上下で1対のネジ止め孔23b、23b
と、右側と左側に左右で1対のネジ止め孔23a、23
aとが、それぞれ前記一対の被取付部6、6の間隔と同
一の寸法となるように離間して備えられているから、被
取付部6、6と上下で1対のネジ止め孔23b、23b
又は左右で1対のネジ止め孔23a、23aにそれぞれ
互いに重なり合わせることができる。すなわち、配線器
具取付枠20を、被取付部6、6とネジ止め孔23b、
23bがそれぞれ重なり合うように配置させることがで
き、被取付部6、6のそれぞれにネジ止め孔23b、2
3bを介してネジ止め固定することができ、同様に、配
線器具取付枠20を被取付部6、6のそれぞれにネジ止
め孔23a、23aを介してネジ止め固定することもで
きる。
【0027】すなわち、桟等に代表される水平方向の固
定体に配線器具取付枠を当該固定体に対して平行方向に
向けて取り付けるととができるとともに、当該固定体に
対して直交方向に向けて取り付けることもできる。な
お、配線器具取付枠の平面部の中央に前面開口が形成さ
れ、この前面開口に予めコンセント、スイッチ等の配線
器具30の前面部を挿入し係止されているので、配線器
具30を上下或いは左右に並設して取り付けることがで
きるのである。
【0028】このように、配線器具取付枠20の平面部
21の上側と下側に上下で1対のネジ止め孔23a、2
3aと、右側と左側に左右で1対のネジ止め孔23b、
23bとの計2対のネジ止め孔が、それぞれ前記一対の
被取付部6、6の間隔と同一の寸法となるように互いに
離間して設けられているから、一種類の配線ボックス1
0Bと一種類の配線器具取付枠20とで、固定体2が例
えば柱のように上下方向のものであっても或いは例えば
桟のように水平方向のものであっても、配線器具取付枠
20を固定体に対して平行方向又は直交方向に向けて取
り付けることができ、配線器具30の任意取付数をすべ
て上下に並設する又は左右に並設することができる。
【0029】すなわち、本実施例の配線ボックス10B
は、柱等に代表される上下方向の固定体及び桟等に代表
される水平方向の固定体に、配線器具取付枠を当該固定
体に対して平行方向に向けて取り付けるととができると
ともに、当該固定体に対して直交方向に向けて取り付け
ることもできる。配線器具取付枠の平面部の中央に形成
された前面開口には予めコンセント、スイッチ等の配線
器具30の前面部を挿入し係止されているゆえ、配線器
具30を上下或いは左右に並設して取り付けることがで
きるのである。
【0030】このようにして、配線器具取付枠に配線器
具を取り付けた後は、図示しない化粧プレートを取り付
ければ、配線器具の取り付けが完了する。
【0031】以上述べたように上述した各実施例の配線
ボックスは、一側に固定部が形成されているのみである
が、固定体に対して平行方向或いは直交方向に向けて配
線器具取付枠を自在に取り付けることができ、配線器具
の任意取付数をすべて上下に並設する又は左右に並設す
ることができるから、施工時にその都度配線ボックスの
取付方向を考慮する必要がなく、更に、従来の配線ボッ
クスのように、仮に固定体に誤った方向に配線ボックス
を固着した後であっても、配線ボックスを取り外して再
度取り付け直す必要もないから、配線ボックスの取付作
業の作業性の向上が図れる。
【0032】ところで、上述した各実施例の配線ボック
スは、配線器具を2個取り付けできる配線器具取付枠を
取り付けるものであるが、本発明を実施する場合には、
配線器具取付枠はこれに限定されるものではなく、3個
以上取り付けできるものでにも同様に適用できる。
【0033】又、配線器具取付枠と配線器具との取付方
法を特に限定するものではなく例えば係止孔と係止片な
どの取付方法を例示できる。そして、配線器具取付枠
は、コンセント、スイッチの配線器具の他、調光器、ア
ース等の配線器具の取付にも適用できることはいうまで
もない。
【0034】
【発明の効果】以上のように、本発明の配線ボックス
は、一側に固定部が形成されているのみであるが、建物
に配備された上下方向又は水平方向の固定体に対して平
行方向或いは直交方向に向けて配線器具取付枠を自在に
取り付けることができ、配線器具の任意取付数をすべて
上下に並設する又は左右に並設することができる。すな
わち、一種類の配線ボックスと一種類の配線器具取付枠
とを準備すれば、固定体が上下方向であっても水平方向
であっても、配線器具取付枠を固定体に対して平行方向
又は直交方向に向けて取り付けることができるという利
便性に優れる。
【0035】また、本発明の配線ボックスは、固定体に
対して平行方向或いは直交方向に向けて配線器具取付枠
を自在に取り付けることができ、配線器具の任意取付数
をすべて上下に並設する又は左右に並設することができ
るから、施工時にその都度配線ボックスの取付方向を考
慮する必要がなく、更に、従来の配線ボックスのよう
に、仮に固定体に誤った方向に配線ボックスを固着した
後であっても、配線ボックスを取り外して再度取り付け
直す必要もないから、配線ボックスの取付作業の作業性
の向上が図れるという格別顕著な作用効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一配線ボックスを示す斜視図で
ある。
【図2】図2は図1の配線ボックスの一使用状態を示す
斜視図である。
【図3】図3は図1の配線ボックスの他の使用状態を示
す斜視図である。
【図4】図4は本発明の他の配線ボックスを示す斜視図
である。
【図5】図5は図4の配線ボックスの一使用状態を示す
斜視図である。
【図6】図6は図4の配線ボックスの他の使用状態を示
す斜視図である。
【図7】図7は従来の一配線ボックスを示す斜視図であ
る。
【図8】図8は従来の他の配線ボックスを示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
1…配線用ボックス本体 2…固定体 2a…上下方向の固定体 2b…水平方向の固定体 3…固定部 3a…取付け用螺孔 4…開口する面 5…裏面 6…被取付部 6a…被取付部 6b…被取付部 7…ネジ 10…配線ボックス 10C…配線ボックス 10B…配線ボックス 20…配線器具取付枠 21…平面部 22…前面開口 23…ネジ止め孔 23a…ネジ止め孔 23b…ネジ止め孔 30…配線器具 40…従来の配線器具用ボックス 41…固定部 42…柱(固定体)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一面を開口した配線用ボックス本体と、 該配線用ボックス本体の一側に形成され建物に配備され
    た上下方向あるいは水平方向の固定体に向けて固着可能
    な固定部を有し、 前記固定体に対して平行方向及び直交方向に配線器具を
    収容して配線器具取付枠を取付可能であることを特徴と
    する配線用ボックス。
  2. 【請求項2】 前記配線用ボックスは、配線器具取付枠
    に備えられた1対のネジ止め孔の間隔と同一の寸法離間
    して突設された上下及び左右で対をなす計2対の被取付
    部を有することを特徴とする請求項1記載の配線用ボッ
    クス。
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