JPH09284819A - Isdn内線通信方法ならびに装置 - Google Patents

Isdn内線通信方法ならびに装置

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JPH09284819A
JPH09284819A JP8097131A JP9713196A JPH09284819A JP H09284819 A JPH09284819 A JP H09284819A JP 8097131 A JP8097131 A JP 8097131A JP 9713196 A JP9713196 A JP 9713196A JP H09284819 A JPH09284819 A JP H09284819A
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channel
extension communication
communication device
communication
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JP8097131A
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English (en)
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Kazuya Sengoku
和也 仙石
Takashi Matsumoto
崇 松本
Kazuo Kitamura
和夫 北村
Yuji Ota
祐治 太田
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1本のBチャネルのみで内線通信が行えるよ
うにすることである。 【解決手段】 発呼側の内線通信装置102からBチャ
ネルの上りまたは下り方向の使用をDチャネルを使って
通信装置親機101に対し要求し、通信装置親機101
は、そのBチャネルが使用されていなければ情報送信許
可メッセージを内線通信装置102に送り、さらに同じ
Bチャネルの下りまたは上り方向の使用を指定して着呼
側の内線通信装置103に情報受信メッセージを送る。
内線通信装置103は、これに応答して情報送信メッセ
ージを通信装置親機101に送ると、情報送信許可メッ
セージが送られてくる。また、内線通信装置102へ情
報受信メッセージが送られて、1本のBチャネルによる
上下方向を使った一対一型の内線通信が実現される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信網に接続され
る通信装置と、その通信装置にISDN基本インタフェ
ースに準拠した方式で接続される複数の内線通信装置か
ら構成される通信システムで、内線通信装置間での通信
方法ならびに装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術としては、内線にISDN基
本インタフェースに準拠した方式を持つ構内交換設備
(PBX)やビジネスホンがある。これらの方式を図1
1を用いて説明する。今、通信網100に接続され、内
線にISDN基本インタフェースに準拠した方式を持つ
PBX200の内線に接続された内線通信装置102か
ら同じく内線に接続された内線通信装置103に情報を
送信する場合において、内線通信装置102はPBX2
00に対してDチャネルで内線通信装置103のアドレ
スと使用するBチャネルを含めた「呼設定」メッセージ
を送信することにより、PBX200は内線通信装置1
03に対してDチャネルで内線通信装置102が指定し
たBチャネルと異なるBチャネルを設定した「呼設定」
メッセージを送信し、内線通信装置103からDチャネ
ルで「応答」メッセージを受信すると、内線通信装置1
02に対してDチャネル信号で「応答」メッセージを通
知することにより、内線通信装置102と内線通信装置
103がそれぞれ使用を許可された別々のBチャネルで
通信を行うことができ、内線通信装置102が内線通信
装置103に情報を送信することができる。
【0003】なお、ISDN基本インタフェースプロト
コルを使えば、外線経由、すなわち収容される加入者系
内の通信装置同士であっても、内線通信あつかいをしな
い方法であれば通信は実現できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来方式にお
いては、内線通信装置102が使用するBチャネルと、
内線通信装置103が使用するBチャネルは、それぞれ
別々のチャネルが割り当てられるため、内線間での通信
中に例えば新たに内線通信装置が外線に発信してBチャ
ネルで通信することができないとう欠点があった。
【0005】この問題を解決するため、本発明は、情報
を送信する内線通信装置が内線交換機に対して送信する
上り方向のBチャネルのみを使用し、情報を受信する内
線通信装置は内線交換機から受信する下り方向のBチャ
ネルのみを使用することで、内線間での情報転送を1つ
のBチャネルのみで実現することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、ISDN基本インタフェースプロトコルを使用し
て、バス状に接続された複数の内線通信装置を収容した
内線交換機を持つ加入者系通信システムにおけるシステ
ム配下の任意の内線通信装置間で内線通信する方法であ
って、発呼側の内線通信装置は、Bチャネルの上りまた
は下り方向の使用を前記の内線交換機に対して要求し、
この内線交換機は、同じBチャネルの下りまたは上り方
向の使用を指定して、着呼側の内線通信装置に通信要求
することによって、これら2つの内線通信装置間で、前
記1本のBチャネルによる上下方向を使った一対一型の
内線通信を実現するものである。
【0007】請求項2に記載の発明は、2つの内線通信
装置間における内線通信中は、両内線通信装置間で互い
に送信権を譲渡し合うようにしたものである。
【0008】請求項3に記載の発明は、ISDN基本イ
ンタフェースプロトコルを使用して、バス状に接続され
た複数の内線通信装置を収容した内線交換機を持つ加入
者系通信システムにおけるシステム配下にある内線通信
装置から、複数の他の内線通信装置に内線通信する方法
であって、発呼側の内線通信装置は、Bチャネルの上り
方向の使用を前記の内線交換機に対して要求し、この内
線交換機は、同じBチャネルの下り方向の使用を指定し
て、複数の着呼側の内線通信装置に一斉に通信要求する
ことによって、前記発呼側の内線通信装置と複数の着呼
側の内線通信装置間で、前記1本のBチャネルによる上
下方向を使った同報型の内線通信を実現するものであ
る。
【0009】請求項4に記載の発明は、ISDN基本イ
ンタフェースプロトコルを使用して、バス状に接続され
た複数の内線通信装置を収容した内線交換機を持つ加入
者系通信システムにおけるシステム配下の任意の内線通
信装置間で内線通信する方法であって、発呼側の内線通
信装置は、Bチャネルの上り方向の使用を前記の内線交
換機に対して要求し、この内線交換機は、同じBチャネ
ルの下り方向の使用を指定して、複数の着呼側の内線通
信装置に一斉に通信要求し、これら複数の着呼側の内線
通信装置のうち、ある内線通信装置だけがこの通信要求
に応答することによって、前記発呼側の内線通信装置と
通信要求に応答した内線通信装置間で、1本のBチャネ
ルによる上下方向の同報応答型の内線通信を実現するも
のである。
【0010】請求項5に記載の発明は、前記の上下方向
の同報応答型の内線通信設定時、および通信中は、これ
ら両内線通信装置間以外からの通信権は無視するように
したものである。
【0011】請求項6に記載の発明は、ISDN基本イ
ンタフェースプロトコルを使用して、バス状に接続され
た複数の内線通信装置を収容した内線交換機を持つ加入
者系通信システムにおけるシステム配下の内線通信装置
間で内線通信をする装置であって、発呼側の前記内線通
信装置はBチャネルの上りまたは下り方向の使用を前記
内線交換機に要求し、着信時は同じBチャネルの下り方
向または上り方向を使用可能とする制御回路を有し、前
記要求を受ける内線交換機は、同じBチャネルの下りま
たは上り方向の使用を指定して、着呼側の内線通信装置
に通信要求して2つの内線通信装置間で1本のBチャネ
ルで一対一型の内線通信を行わせる制御を行う制御回路
を有するものである。
【0012】請求項7に記載の発明は、ISDN基本イ
ンタフェースプロトコルを使用して、バス状に接続され
た複数の内線通信装置を収容した内線交換機を持つ加入
者系通信システムにおけるシステム配下の内線通信装置
間で内線通信をする装置であって、前記内線通信装置は
発呼時はBチャネルの上り方向の使用を前記内線交換機
に要求し、着呼時はBチャネルの下り方向を使用可能と
する制御回路を有し、前記要求を受ける内線交換機は、
同じBチャネルの下り方向の使用を指定して、複数の着
呼側の内線通信装置に一斉に通信要求して発呼側の内線
通信装置と複数の着呼側の内線通信装置間で1本のBチ
ャネルによる上下方向を使った同報型の内線通信を行わ
せる制御回路を有するものである。
【0013】請求項8に記載の発明は、ISDN基本イ
ンタフェースプロトコルを使用して、バス状に接続され
た複数の内線通信装置を収容した内線交換機を持つ加入
者系通信システムにおけるシステム配下の内線通信装置
間で内線通信をする装置であって、前記内線通信装置は
発呼時はBチャネルの上り方向の使用を前記内線交換機
に要求し、着呼時はBチャネルの下り方向を使用可能と
する制御回路を有し、前記要求を受ける内線交換機は、
同じBチャネルの下り方向の使用を指定して複数の着呼
側の内線通信装置に一斉に通信要求し、応答した内線通
信装置間で1本のBチャネルによる上下方向の同報応答
型の内線通信を行わせる制御回路を有するものである。
【0014】
【発明の実施の形態】内線通信装置において、他の内線
通信装置や内線の全ての通信装置に情報を送信する時に
は、内線交換機の機能を有する通信装置親機に情報送信
の旨と情報送信先アドレスと使用するBチャネルを含め
た情報をDチャネルで送信すると、前記通信装置親機
は、該通信装置に対して送信許可信号をDチャネルで送
信し、受信したアドレスとBチャネルの下り方向に情報
を送信する旨の情報を含む情報受信信号をDチャネルで
内線に送信するとともに、使用を許可したBチャネルの
上り方向から受信信号を同一のBチャネルの下り方向に
そのまま送信する。
【0015】自分のアドレスとBチャネルの下り方向に
情報が送信される情報をDチャネルで受信した内線通信
装置は、指定されたBチャネルの下り方向をモニタす
る。
【0016】情報を送信する内線通信装置は送信許可を
Dチャネルで受信すると、送信したい情報をBチャネル
の上り方向に送信する。
【0017】次に情報を受信している内線通信装置が情
報を送信したい時は、人のオフフック等の操作により情
報を送信したい時は、情報送信信号をDチャネルで通信
装置親機に送信すると、該通信装置親機は該内線通信装
置に送信許可信号をDチャネルで送信するとともに、他
に情報を受信している内線通信装置があれば復旧指示を
Dチャネルで送信し、情報送信を許可していた内線通信
装置に対して情報受信信号をDチャネルで内線に送信す
る。
【0018】情報送信を指示した該内線通信装置は、送
信許可信号を受信すると送信したい情報をBチャネルの
上り方向に送信する。情報を送信していた内線通信装置
は情報受信信号を受信すると、Bチャネルの下り方向を
モニタする。復旧指示を受信した内線通信装置は復旧す
る。
【0019】また、他の一つの内線通信装置から情報を
受信したい時は、内線交換機の機能を有する通信装置親
機に情報受信の旨と、情報送信元アドレスと使用するB
チャネルを含めた情報をDチャネルで送信すると、前記
通信装置親機は、該通信装置に対して受信許可信号をD
チャネルで送信し、受信したアドレスとBチャネルの上
り方向に情報を送信する旨の情報を含む情報送信信号を
Dチャネルで内線に送信するとともに、使用を許可した
Bチャネルの上り方向からの受信信号を同一のBチャネ
ルの下り方向にそのまま送信する。
【0020】自分のアドレスとBチャネルの上り方向に
情報を送信する旨の情報をDチャネルで受信した内線通
信装置は、指定されたBチャネルの上り方向に情報を送
信する。情報を受信する内線通信装置は、受信許可をD
チャネルで受信すると、Bチャネルの下り方向をモニタ
する。
【0021】次に、情報を受信している内線通信装置が
情報を送信したい時の動作は、先に示した動作と同一で
よい。
【0022】
【実施例】以下に、本発明の実施例について説明する。
【0023】図1は、本発明によるISDN内線通信方
法を搭載する通信装置のシステム構成を示しており、1
00は通信網、101は通信装置親機、102,10
3,104は内線通信装置である。通信網100に通信
装置親機101は接続されており、内線通信装置10
2,103,104は通信装置親機101とISDN基
本インタフェースに準拠した方式で接続されている。
【0024】図2は、通信装置親機101の構成の詳細
を示しており、1は前記通信網100に接続され、発信
・着信の呼制御を行う回線インタフェース、2は前記内
線通信装置102,103,104との間でISDN基
本インタフェースに準拠した接続のための内線インタフ
ェース、3は前記内線インタフェース2を介して送受信
するBチャネルの交換を行うBチャネル交換部、4は内
線におけるDチャネルでの呼制御を行うDチャネル呼制
御部、5は前記回線インタフェース1,内線インタフェ
ース2,Bチャネル交換部3Dチャネル呼制御部4を制
御する制御回路である。なお、図面中の信号の表示はB
チャネルはBch、DチャネルはDchを用いる。
【0025】図3は、内線通信装置102,103,1
04の構成を示しており、11はISDN基本インタフ
ェースに準拠した内線に接続するための内線インタフェ
ース、12はこの内線インタフェース11を介してDチ
ャネルの呼制御を行うDチャネル呼制御部、13はディ
ジタル信号をアナログ音声信号に変換し、またアナログ
音声信号をディジタル信号に変換するCODEC、14
はアナログ音声信号のレベル調整、不必要な周波数成分
のカット等を行ったり、トーンを発生させる通話回路、
15は通話を行うためのハンドセット、16は前記通話
回路14から受信するアナログ音声信号を出力するスピ
ーカ、17はアドレスや情報送信を開始することを入力
するためのキー、18は前記内線インタフェース11,
Dチャネル呼制御部12,通話回路14を制御する制御
回路からなる。
【0026】また、図2において、回線インタフェース
1はアナログ回線に接続する通信装置では、通信網10
0にオフフックを知らせるための直流ループ閉結、DP
やPB等の選択信号の送出、通信網100からの着信信
号の検出、送話信号や受信信号の増幅、2線−4線変
換、アナログ信号とμ則のPCM(pulse code modulat
ion )の変換等が必要であるが、アナログ信号とμ則P
CMの変換以外については従来のアナログ電話機と同様
にLSI,トランジスタ,抵抗,コンデンサ,トランス
等により構成でき、アナログ信号とμ則PCMの変換に
ついては、従来のISDN電話機と同様にμ則CODE
C用LSIで実現できる。また、ISDN回線に接続す
る場合はディジタル信号の送信・受信、ISDNの情報
信号及び制御信号の入出力等が必要であるが、これらは
従来のISDN通信装置と同様にLSI,トランジス
タ,抵抗,コンデンサ,トランス等により構成できる。
また、内線インタフェース2はディジタル信号の送信・
受信やISDNの情報チャネル及び制御チャネルの入出
力等の機能が必要であるが、これらも従来のISDN通
信装置と同様にLSI,トランジスタ,抵抗,コンデン
サ,トランス等により構成できる。また、Bチャネル交
換部3はISDNの情報チャネルの入力と出力における
交換機能が必要であるが、この機能も従来のディジタル
ボタン電話装置等と同様にT−SW(時分割スイッチ)
用LSI等で構成できる。また、Dチャネル呼制御部4
はISDNの制御チャネルにおける通信プロトコルの処
理等の機能が必要であるが、これは従来のISDN通信
装置と同様にLSI,ROM,RAM等のメモリ等で構
成できる。また、制御回路5はCPU,RAM,ROM
等のメモリ等のLSIで構成できる。
【0027】また、図3において、内線インタフェース
11,Dチャネル呼制御部12,制御回路18は、それ
ぞれ図2の内線インタフェース2,Dチャネル呼制御部
4,制御回路5と同様の構成である。また、CODEC
13はディジタル信号をアナログ音声信号に変換し、ま
たアナログ音声信号をディジタル信号に変換する等の機
能が必要であるが、従来のISDN通信装置と同様にμ
則CODEC用LSI等で構成できる。また、通話回路
14については従来のISDN電話機と同様にLSI,
抵抗,コンデンサ,トランジスタ等により構成できる。
また、ハンドセット15については従来の電話機と同様
にマイクロホン,スピーカをはじめ抵抗,コンデンサ,
トランス,LSI等で構成できる。また、スピーカ16
については従来の電話機と同様にスピーカ等で構成でき
る。また、キー17についてはスイッチやボタン等で構
成できる。
【0028】今、内線通信装置102のハンドセット1
5から入力した音声を内線通信装置103のスピーカ1
6に出力する時について、内線通信装置102,通信装
置親機101,内線通信装置103の各制御回路18,
5,18の動作を以下に示す。
【0029】なお、内線間における物理レイヤ及びデー
タリンクレイヤの確立・開放は、ITU−T I.43
0及びITU−T Q.921の手順と同様であり、本
発明の要旨に直接関係がないので、その詳細は省略す
る。
【0030】(1)情報を送信する内線通信装置102
の制御回路18の動作(図4参照:図4中のステップ
(S1)〜(S7)) キー17から情報送信開始、及び送信先である内線通信
装置103のアドレスが指示され(S1)、内線通信装
置103のアドレス及び使用したいBチャネルをDチャ
ネル呼制御部12に送信して発呼を指示すると(S
2)、Dチャネル呼制御部12はDチャネルで内線通信
装置103のアドレスで構成された着サブアドレス情報
要素(相手の内線番号)と使用したいBチャネルが含ま
れたチャネル識別子情報要素を含めた情報送信メッセー
ジを内線インタフェース11を介して送信する。
【0031】Dチャネル呼制御部12は情報発信の許可
を意図する情報送信許可メッセージを内線インタフェー
ス11を介して受信すると、送信開始の許可及び前記メ
ッセージに含まれるチャネル識別子から使用が許可され
たBチャネルを認識して制御回路18に通知する(S
3)。
【0032】送信開始の許可及び使用を許可されたBチ
ャネルがDチャネル呼制御部12から通知されると、通
話回路14を制御してトーンを発生させてハンドセット
15に出力させるとともに、CODEC13のディジタ
ル信号出力部が使用を許可されたBチャネルの上り方向
(内線への出力)に出力されるように内線インタフェー
ス11のBチャネル入力部に接続することにより、ハン
ドセット15から入力されたアナログ音声信号が通話回
路14を介してCODEC13によってディジタル信号
に変換されて使用を許可されたBチャネルの上り方向に
内線インタフェース11を介して出力される(S4)。
【0033】Dチャネル呼制御部12は、内線インタフ
ェース11を介して受信したDチャネルにおいて、情報
受信メッセージを受信すると、制御回路18に情報受信
の旨を通知する(S5)。
【0034】Dチャネル呼制御部12から情報受信の旨
が通知されると、内線インタフェース11を制御してC
ODEC13のディジタル信号出力と内線インタフェー
ス11のBチャネル入力部を切断し、内線インタフェー
ス11から出力される使用許可されたBチャネル信号を
CODEC13のディジタル入力に接続するとともに
(S6)、通話回路14を制御してCODEC13から
のアナログ出力信号がスピーカ16に出力されるように
する(S7)。
【0035】(2)通信装置親機101の制御回路5の
動作(図5参照:図5中のステップ(S21)〜(S2
8)) Dチャネル呼制御部4は、内線インタフェース2を介し
て受信したDチャネルにおいて、着サブアドレス情報要
素及びチャネル識別子を含む情報送信メッセージを受信
すると、制御回路5に情報送信の旨を通知するととも
に、情報送信先の内線通信装置のアドレス(ここでは内
線通信装置103のアドレス)と使用したいBチャネル
を通知する(S21)。
【0036】情報送信の旨及び情報送信先の内線通信装
置103のアドレスと使用したいBチャネルをDチャネ
ル呼制御部4から通知されると、使用したいBチャネル
が現在使われていないことを確認し(S22)、使われ
ていれば、Dチャネル呼制御部4に情報送信拒否を通知
することにより、Dチャネル呼制御部4は情報送信メッ
セージの送信元の内線通信装置102に対して情報送信
拒否メッセージを内線インタフェース2を介して送信す
る(S28)。
【0037】使われていなければ使用を許可し、Bチャ
ネル交換部3を制御して、内線インタフェース2を介し
て受信する上り方向の使用許可したBチャネル信号を使
用許可したBチャネルの下り方向に乗せ換えて内線イン
タフェース2を介して送信するように接続するとともに
(S23)、情報送信メッセージの送信元に使用許可す
るBチャネルを含む情報開始の許可をDチャネル呼制御
部4に通知し(S24)、先に受信した内線通信装置1
03のアドレス及び使用許可したBチャネルを含んだ着
信情報をDチャネル呼制御部4に通知する(S25)。
【0038】Dチャネル呼制御部4は、使用許可したB
チャネルで構成されたチャネル識別子情報要素を含む情
報送信の許可を意図した情報送信許可メッセージを、情
報送信メッセージを受信した内線通信装置(ここでは内
線通信装置102)宛に内線インタフェース2を介して
送信するとともに、Dチャネルで内線通信装置103の
アドレスで構成される着サブアドレス情報要素と使用許
可したBチャネルで構成されたチャネル識別子情報要素
を含む情報受信メッセージを内線インタフェース2を介
して送信する。
【0039】Dチャネル呼制御部4は情報受信元である
内線通信装置103から情報送信メッセージを受信する
と、制御回路5にその旨を通知する(S26)。
【0040】情報送信の旨を通知されると、情報送信元
である内線通信装置102に対して情報受信メッセージ
の送信、内線通信装置103に対して情報送信許可メッ
セージの送信の指示をDチャネル呼制御部4に指示する
(S27)。
【0041】Dチャネル呼制御部4は内線通信装置10
2に対して情報受信メッセージを、内線通信装置103
に対して情報送信許可メッセージをDチャネルで送信す
る。
【0042】(3)情報を受信する内線通信装置103
の制御回路18の動作(図4参照:ステップ(S11)
〜(S20)) Dチャネル呼制御部12は、内線インタフェース11を
介して受信したDチャネルにおいて、着サブアドレス情
報要素及びチャネル識別子を含む情報受信メッセージを
受信すると、制御回路18に情報受信の旨を通知すると
ともに着サブアドレスに設定されていた内線通信装置の
アドレス(ここでは内線通信装置103のアドレス)と
使用するBチャネルを通知する(S11)。
【0043】Dチャネル呼制御部12から情報受信の旨
が通知されると、同じく通知される内線通信装置のアド
レスと使用許可されたBチャネルのうち、内線通信装置
のアドレスと自分のアドレスを比較して(S12)、不
一致であれば無視し(S13),(S14)、一致すれ
ば内線インタフェース11を制御して内線インタフェー
ス11から出力される使用許可されたBチャネル信号の
下り方向をCODEC13のディジタル入力に接続する
とともに、通話回路14を制御してCODEC13から
のアナログ出力信号がスピーカ16に出力されるように
する(S15)。 ここで、人の操作によりハンドセッ
ト15のオフフックの通知があれば(S16)、Dチャ
ネル呼制御部12に情報送信メッセージの送信を指示す
ると(S17)、Dチャネル呼制御部12は、Dチャネ
ルで情報送信メッセージを内線インタフェース11を介
して送信する。
【0044】Dチャネル呼制御部12は情報発信の許可
を意図する情報送信許可メッセージを内線インタフェー
ス11を介して受信すると、送信開始の許可及び前記メ
ッセージが含まれるチャネル識別子から使用が許可され
たBチャネルを認識して制御回路18に通知する(S1
8)。
【0045】送信開始の許可及び使用を許可されたBチ
ャネルがDチャネル呼制御部12から通知されると、内
線インタフェース11を制御して内線インタフェース1
1のBチャネル出力とCODEC13のディジタル入力
を切断するとともに(S19)、通話回路14を制御し
てトーンを発生させてハンドセット15に出力させると
ともに、CODEC13のディジタル信号出力部が使用
を許可されたBチャネルの上り方向(内線への出力)に
出力されるように内線インタフェース11のBチャネル
入力部に接続することにより、ハンドセット15から入
力されたアナログ音声信号が通話回路14を介してCO
DEC13によってディジタル信号に変換されて使用を
許可されたBチャネルの上り方向に内線インタフェース
11を介して出力される(S20)。
【0046】これら一連の信号シーケンスを図7に示
す。図7において、発呼側の内線通信装置102は、B
チャネルの上り方向の使用をDチャネルを用いて通信装
置親機101に対して情報送信メッセージを送って要求
すると、通信装置親機101は、情報送信許可メッセー
ジを内線通信装置102に送る。また、通信装置親機1
01は、情報受信メッセージを内線通信装置103,1
04にも送って同じBチャネルの下り方向使用を指定し
て通信要求を行い、この通信要求に内線通信装置103
が応答して情報送信メッセージを通信装置親機101に
送る。通信装置親機101から情報送信許可メッセージ
が内線通信装置103に、また情報受信メッセージが内
線通信装置102に送られ、これによって1本のBチャ
ネルの上りと下りを用いて、内線通信装置102と10
3間で内線通信を行う。
【0047】また、送信先アドレスに図1で構成される
全通信装置が着信時に無視しないような特別のアドレス
を予め設定しておくことで、複数の内線通信装置に着信
させ、送信する情報を同報することができる。
【0048】この場合の信号シーケンスの例を図8に示
す。内線通信装置102が全内線通信装置に有効な送信
アドレスを設定して前記(1)の動作を行う。図7と異
なる点は、受信中の内線通信装置103が前記(3)と
同等の動作を行った時に、通信装置親機101は内線通
信装置103以外の端末が復旧するように復旧指示メッ
セージを全ての内線通信装置に送信する処理を行う点で
ある。この例では内線通信装置104が受信中から復旧
し、通信に関わっている内線通信装置102及び内線通
信装置103は前記復旧指示メッセージを無視する。
【0049】また、内線通信装置と通信網100を介し
て相手の通信装置との間で通常の発着信通信も行えるこ
とはいうまでもない。
【0050】また、発呼側の内線通信装置102がただ
1つの内線通信装置103を指定して、該内線通信装置
から入力される音声を受信する方法について、内線通信
装置102,通信装置親機101,内線通信装置103
の各制御回路18,5,18の動作を以下に示す。
【0051】(4)情報を受信する内線通信装置102
の制御回路18の動作(図6参照:ステップ(31)〜
(39)) キー17から情報受信開始、及び受信先である内線通信
装置103のアドレスが指示され(S31)、内線通信
装置103のアドレス及び使用したいBチャネルをDチ
ャネル呼制御部12に送信して発呼を指示すると(S3
2)、Dチャネル呼制御部12は、Dチャネルで内線通
信装置103のアドレスで構成された着サブアドレス情
報要素と使用したいBチャネルが含まれたチャネル識別
子情報要素を含めた情報受信メッセージを内線インタフ
ェース11を介して送信する。
【0052】Dチャネル呼制御部12は情報受信の許可
を意図する情報受信許可メッセージを内線インタフェー
ス11を介して受信すると、受信開始の許可及び前記メ
ッセージに含まれるチャネル識別子から使用が許可され
たBチャネルを認識して制御回路18に通知する(S3
3)。
【0053】受信開始の許可及び使用を許可されたBチ
ャネルがDチャネル呼制御部12から通知されると、内
線インタフェース11を制御して内線インタフェース1
1から出力される使用許可されたBチャネル信号をCO
DEC13のディジタル入力に接続するとともに、通話
回路14を制御してCODEC13からのアナログ出力
信号がスピーカ16に出力されるようにする(S3
4)。
【0054】ここで、人の操作によりハンドセット15
のオフフックの通知があった時の処理のステップ(S3
5)〜(S39)は、図4のステップ(S16)〜(S
20)の処理と同一である。
【0055】(5)通信装置親機101の制御回路5の
動作(図5参照:ステップ(S21′),(S2
5′),(S28′)) Dチャネル呼制御部4は、内線インタフェース2を介し
て受信したDチャネルにおいて、着サブアドレス情報要
素及びチャネル識別子を含む情報受信メッセージを受信
すると、制御回路に情報受信の旨を通知するとともに、
情報送信側の内線通信装置のアドレス(ここでは内線通
信装置103のアドレス)と使用したいBチャネルを通
知する(S21′)。
【0056】情報受信の旨及び情報送信先の内線通信装
置103のアドレスと使用したいBチャネルをDチャネ
ル呼制御部4から通知されると、使用したいBチャネル
が現在使われていないことを確認し(S22′)、使用
されていればDチャネル呼制御部4に情報受信拒否を通
知することにより、Dチャネル呼制御部4は情報受信メ
ッセージの送信元の内線通信装置102に対して情報受
信拒否メッセージを内線インタフェース2を介して送信
する(S28′)。
【0057】使われていなければ使用を許可し、Bチャ
ネル交換部3を制御して内線インタフェース2を介して
受信する上り方向の使用許可したBチャネル信号を使用
許可したBチャネルの上り方向に乗換えて内線インタフ
ェース2を介して送信するように接続するとともに(S
23′)、情報受信メッセージの送信元に使用許可する
Bチャネルを含む情報受信開始の許可をDチャネル呼制
御部4に通知し(S24′)、先に受信した内線通信装
置103のアドレス及び使用許可したBチャネルを含ん
だ着信情報をDチャネル呼制御部4に通知する(S2
5′)。
【0058】Dチャネル呼制御部4は、使用許可したB
チャネルで構成されたチャネル識別子情報要素を含む情
報受信の許可を意図した情報受信許可メッセージを、情
報受信メッセージを受信した内線通信装置(ここでは内
線通信装置102)宛に内線インタフェース2を介して
送信する。
【0059】この後、Dチャネル呼制御部4は情報受信
側である内線通信装置102から情報送信メッセージを
受信した時の動作は、前記(2)で示した動作と同様で
ある((S26),(S27))。
【0060】(6)着信後に情報を送信する内線通信装
置103の制御回路18の動作(図6参照:ステップ
(41)〜(48)) Dチャネル呼制御部12は、内線インタフェース11を
介して受信したDチャネルにおいて、着サブアドレス情
報要素及びチャネル識別子を含む情報送信メッセージを
受信すると、制御回路18に情報送信の旨を通知すると
ともに着サブアドレスに設定されていた内線通信装置の
アドレス(ここでは内線通信装置103のアドレス)と
使用するBチャネルを通知する(S41)。
【0061】Dチャネル呼制御部12から情報送信の旨
が通知されると、同じく通知される内線通信装置のアド
レスと使用許可されたBチャネルのうち、内線通信装置
のアドレスと自分のアドレスを比較して(S43)、不
一致であれば無視し(S44)、一致すれば内線インタ
フェース11を制御してCODEC13のディジタル信
号出力部が使用許可されたBチャネルの上り方向に出力
されるように内線インタフェース11のBチャネル入力
部に接続することにより、ハンドセット15から入力さ
れたアナログ音声信号が通話回路14を介してCODE
C13によってディジタル信号に変換されて使用を許可
されたBチャネルの上り方向に内線インタフェース11
を介して出力される(S45)。
【0062】この後、Dチャネル呼制御部12は、内線
インタフェース11を介して受信したDチャネルにおい
て、情報受信メッセージを受信した時の動作は、図4の
ステップ((S5),(S6),(S7))の動作と同
様である。
【0063】これら一連のシーケンスを図9に示す。
【0064】図10は、本発明を内線通信で実施すると
きISDN信号の指定に用いるメッセージの概要を示す
もので、本実施例で示す内線特有のコマンドのメッセー
ジは、前述したITV−TQ931で規定するファシリ
ティメッセージを使用し、固定シフト手順によりユーザ
特有情報要素に設定し、情報要素に内線特有コマンドを
指定する。
【0065】なお、上記の実施例では、通信装置親機1
01を用いているが、一般的には内線交換機を用いるこ
とができる。そして、内線交換機は、内線通信装置の1
つに組込まれたり、単独に設けられたりしても、本発明
の実施には影響がない。また、Bチャネルの上り,下り
方向とは、内線通信装置から通信装置親機に送信する方
向が上り方向で、通信装置親機から内線通信装置に送信
する方向が下り方向である。
【0066】次に、上記実施例と各請求項との対応につ
いて述べる。
【0067】請求項1,請求項6の発明では、図7,図
8,図9のシーケンス図に示されるように、内線通信装
置102から通信装置親機101に発呼し、1つのBチ
ャネルの上り(または下り)方向と、相手の内線通信装
置のアドレスを指定する。内線通信親機101は同じB
チャネルの下り(または上り)方向の使用を指定して、
着呼側の内線通信装置103に通信要求して、2つの内
線通信装置102と103間で、1本のBチャネルによ
る上下方向を使った一対一型の内線通信が実現する。
【0068】請求項2の発明では、上記請求項1の発明
において、図4のステップ(S5)〜(S7),(S1
6)〜(S20)に示されるように、発呼側の内線通信
装置102と着呼側の内線通信装置103とが内線通話
中に互いに送信権を譲渡し合いながら通話を行う。
【0069】請求項3,請求項7の発明では、図7,図
8,図9のシーケンス図に示されるように、内線通信装
置102から発呼が行われ、Bチャネルの上り方向の指
定があると、通信装置親機101は同じBチャネルの下
り方向の使用を指定して各内線通信装置103,104
に一斉に通信要求を行い、発呼側の内線通信装置102
と、複数の着呼側の内線通信装置103,104間で、
1本のBチャネルによる上下方向を使った同報型の内線
通信が実現する。
【0070】請求項4,請求項8の発明では、図7,図
8,図9のシーケンス図に示されるように、内線通信装
置102から発呼が行われ、Bチャネルの上り方向の指
定があると、通信装置親機101は同じBチャネルの下
り方向の使用を指定して各内線通信装置103,104
に一斉に通信要求を行い、複数のうちの1つの内線通信
装置103がこの通信要求に対応することにより、内線
通信装置102と103間で1本のBチャネルで同報応
答型の内線通信が実現する。
【0071】請求項5の発明では、上記請求項4の発明
において、図4のステップ(S14)に示されるよう
に、内線通信設定時および通信中は、通信中の内線通信
装置102と103以外からの通信権は無視する。
【0072】
【発明の効果】以上のように、本発明のISDN内線通
信方法および装置によれば、内線交換機とISDN基本
インタフェースに準拠した方式で接続される1つ以上の
内線通信装置から構成される通信システム装置で、内線
間での情報転送を行う時に、ただ1つのBチャネルを使
用することが可能となり、外線との通信等のために、も
う1つのBチャネルの通信を確保できるという利点を有
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のISDN内線通信方法を搭載する通信
装置のシステム構成図である。
【図2】図1中の通信装置親機の構成図である。
【図3】図1中の内線通信装置の構成図である。
【図4】本発明の実施例における情報を送信する内線通
信装置及び情報を受信する内線通信装置の制御回路の動
作を示す流れ図である。
【図5】本発明の実施例における通信装置親機の制御回
路の動作を示す流れ図である。
【図6】本発明の実施例における内線通話するそれぞれ
の内線通信装置の制御回路の動作を示す流れ図である
【図7】本発明の実施例における内線の信号シーケンス
を示す図である。
【図8】本発明の実施例における内線の他の信号シーケ
ンスを示す図である。
【図9】本発明の実施例における内線のさらに他の信号
シーケンスを示す図である。
【図10】本発明におけるISDN信号の指定に用いる
メッセージの概要を示す説明図である。
【図11】従来の内線通信方法を示す構成図である。
【符号の説明】
1 回線インタフェース 2 内線インタフェース 3 Bチャネル交換部 4 Dチャネル呼制御部 5 制御回路 11 内線インタフェース 12 Dチャネル呼制御部 13 CODEC 14 通話回路 15 ハンドセット 16 スピーカ 17 キー 18 制御回路 100 通信網 101 通信装置親機 102 内線通信装置 103 内線通信装置 104 内線通信装置 200 PBX
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04Q 3/58 101 9466−5K H04L 11/02 Z (72)発明者 太田 祐治 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ISDN基本インタフェースプロトコル
    を使用して、バス状に接続された複数の内線通信装置を
    収容した内線交換機を持つ加入者系通信システムにおけ
    るシステム配下の任意の内線通信装置間で内線通信する
    方法であって、発呼側の内線通信装置は、Bチャネルの
    上りまたは下り方向の使用を前記の内線交換機に対して
    要求し、この内線交換機は、同じBチャネルの下りまた
    は上り方向の使用を指定して、着呼側の内線通信装置に
    通信要求することによって、これら2つの内線通信装置
    間で、前記1本のBチャネルによる上下方向を使った一
    対一型の内線通信を実現することを特徴とするISDN
    内線通信方法。
  2. 【請求項2】 上記2つの内線通信装置間における内線
    通信中は、両内線通信装置間で互いに送信権を譲渡し合
    う、ことを特徴とする請求項1に記載のISDN内線通
    信方法。
  3. 【請求項3】 ISDN基本インタフェースプロトコル
    を使用して、バス状に接続された複数の内線通信装置を
    収容した内線交換機を持つ加入者系通信システムにおけ
    るシステム配下にある内線通信装置から、複数の他の内
    線通信装置に内線通信する方法であって、発呼側の内線
    通信装置は、Bチャネルの上り方向の使用を前記の内線
    交換機に対して要求し、この内線交換機は、同じBチャ
    ネルの下り方向の使用を指定して、複数の着呼側の内線
    通信装置に一斉に通信要求することによって、前記発呼
    側の内線通信装置と複数の着呼側の内線通信装置間で、
    前記1本のBチャネルによる上下方向を使った同報型の
    内線通信を実現することを特徴とするISDN内線通信
    方法。
  4. 【請求項4】 ISDN基本インタフェースプロトコル
    を使用して、バス状に接続された複数の内線通信装置を
    収容した内線交換機を持つ加入者系通信システムにおけ
    るシステム配下の任意の内線通信装置間で内線通信する
    方法であって、発呼側の内線通信装置は、Bチャネルの
    上り方向の使用を前記の内線交換機に対して要求し、こ
    の内線交換機は、同じBチャネルの下り方向の使用を指
    定して、複数の着呼側の内線通信装置に一斉に通信要求
    し、これら複数の着呼側の内線通信装置のうち、ある内
    線通信装置だけがこの通信要求に応答することによっ
    て、前記発呼側の内線通信装置と通信要求に応答した内
    線通信装置間で、1本のBチャネルによる上下方向の同
    報応答型の内線通信を実現することを特徴とするISD
    N内線通信方法。
  5. 【請求項5】 前記の上下方向の同報応答型の内線通信
    設定時、および通信中は、これら両内線通信装置間以外
    からの通信権は無視することを特徴とする請求項4に記
    載のISDN内線通信方法。
  6. 【請求項6】 ISDN基本インタフェースプロトコル
    を使用して、バス状に接続された複数の内線通信装置を
    収容した内線交換機を持つ加入者系通信システムにおけ
    るシステム配下の内線通信装置間で内線通信をする装置
    であって、発呼側の前記内線通信装置はBチャネルの上
    りまたは下り方向の使用を前記内線交換機に要求し、着
    呼時は同じBチャネルの下り方向または上り方向を使用
    可能とする制御回路を有し、前記要求を受ける内線交換
    機は、同じBチャネルの下り方向の使用を指定して着呼
    側の内線通信装置に通信要求して2つの内線通信装置間
    で1本のBチャネルで一対一型の内線通信を行わせる制
    御を行う制御回路を有することを特徴とするISDN内
    線通信装置。
  7. 【請求項7】 ISDN基本インタフェースプロトコル
    を使用して、バス状に接続された複数の内線通信装置を
    収容した内線交換機を持つ加入者系通信システムにおけ
    るシステム配下の内線通信装置間で内線通信をする装置
    であって、前記内線通信装置は発呼時はBチャネルの上
    り方向の使用を前記内線交換機に要求し、着呼時は同じ
    Bチャネルの下り方向を使用可能とする制御回路を有
    し、前記要求を受ける内線交換機は、同じBチャネルの
    下り方向の使用を指定して、複数の着呼側の内線通信装
    置に一斉に通信要求して発呼側の内線通信装置と複数の
    着呼側の内線通信装置間で1本のBチャネルによる上下
    方向を使った同報型の内線通信を行わせる制御回路を有
    することを特徴とするISDN内線通信装置。
  8. 【請求項8】 ISDN基本インタフェースプロトコル
    を使用して、バス状に接続された複数の内線通信装置を
    収容した内線交換機を持つ加入者系通信システムにおけ
    るシステム配下の内線通信装置間で内線通信をする装置
    であって、前記内線通信装置は発呼時はBチャネルの上
    り方向の使用を前記内線交換機に要求し、着呼時はBチ
    ャネルの下り方向を使用可能とする制御回路を有し、前
    記要求を受ける内線交換機は、同じBチャネルの下り方
    向の使用を指定して、複数の着呼側の内線通信装置に一
    斉に通信要求し、応答した内線通信装置間で1本のBチ
    ャネルによる上下方向の同報応答型の内線通信を行わせ
    る制御回路を有することを特徴とするISDN内線通信
    装置。
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