JPH0928464A - テーブル用折畳み脚のロック機構 - Google Patents
テーブル用折畳み脚のロック機構Info
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- JPH0928464A JPH0928464A JP20675495A JP20675495A JPH0928464A JP H0928464 A JPH0928464 A JP H0928464A JP 20675495 A JP20675495 A JP 20675495A JP 20675495 A JP20675495 A JP 20675495A JP H0928464 A JPH0928464 A JP H0928464A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 脚の折畳み状態を確実に保持するとともに、
テーブルの使用上の安全性を向上できるテーブル用折畳
み脚のロック機構を提供すること。 【解決手段】 下面に支持枠２を固定した天板１と、上
端部にロックプレート１２を固定した脚１７とを設け
る。ロックプレート１２を支持枠２に回動可能に連結す
るとともに、支持枠２にロック部材７を移動可能に設け
る。ロック部材７に係脱可能な係合部１５をロックプレ
ート１２に形成する。ロックプレート１２にロック部材
７を係合可能な係合溝１４を設け、脚１７の折畳み時に
ロック部材７を係合溝１４に係合させる。
テーブルの使用上の安全性を向上できるテーブル用折畳
み脚のロック機構を提供すること。 【解決手段】 下面に支持枠２を固定した天板１と、上
端部にロックプレート１２を固定した脚１７とを設け
る。ロックプレート１２を支持枠２に回動可能に連結す
るとともに、支持枠２にロック部材７を移動可能に設け
る。ロック部材７に係脱可能な係合部１５をロックプレ
ート１２に形成する。ロックプレート１２にロック部材
７を係合可能な係合溝１４を設け、脚１７の折畳み時に
ロック部材７を係合溝１４に係合させる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は脚の折畳み状態を確
実に保持するとともに、テーブルの使用上の安全性を向
上できるようにしたテーブル用折畳み脚のロック機構に
関する。
実に保持するとともに、テーブルの使用上の安全性を向
上できるようにしたテーブル用折畳み脚のロック機構に
関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種のロック機構として、例え
ば実開平１ー１４３９３９号のように、天板の下面に取
付板を取り付け、該取付板に係合溝を形成した立上壁を
上下方向に回動可能に連結し、該壁に脚を取り付けると
ともに、取付板の内側にレバーを前後に移動可能に取り
付け、該レバーに係合溝と係合可能な係止杆を設け、テ
ーブル使用時には、係止杆を係合溝に係合して脚の起立
状態をロックし、脚の折り畳み時にはレバーを前方へ引
張り、係止杆と係合溝との係合を解除するようにしたも
のがある。
ば実開平１ー１４３９３９号のように、天板の下面に取
付板を取り付け、該取付板に係合溝を形成した立上壁を
上下方向に回動可能に連結し、該壁に脚を取り付けると
ともに、取付板の内側にレバーを前後に移動可能に取り
付け、該レバーに係合溝と係合可能な係止杆を設け、テ
ーブル使用時には、係止杆を係合溝に係合して脚の起立
状態をロックし、脚の折り畳み時にはレバーを前方へ引
張り、係止杆と係合溝との係合を解除するようにしたも
のがある。
【０００３】しかし、この従来の機構は、各脚毎の取付
けを要して部品点数が増加し、それらの組み付けに手間
が掛かるとともに、使用時には各脚毎にロック操作や折
畳み操作を要して、煩雑かつ面倒であり、しかもテーブ
ルの使用時にレバーを誤って押してしまうと、脚が折畳
まれる不具合があり、また折畳まれた脚を十分に拘束し
得ないため、テーブルの取り扱いや収納に不便である、
等の問題があった。
けを要して部品点数が増加し、それらの組み付けに手間
が掛かるとともに、使用時には各脚毎にロック操作や折
畳み操作を要して、煩雑かつ面倒であり、しかもテーブ
ルの使用時にレバーを誤って押してしまうと、脚が折畳
まれる不具合があり、また折畳まれた脚を十分に拘束し
得ないため、テーブルの取り扱いや収納に不便である、
等の問題があった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題を解決し、脚の折畳み状態を確実に保持するととも
に、テーブルの使用上の安全性を向上できるようにした
テーブル用折畳み脚のロック機構を提供することを目的
とする。
題を解決し、脚の折畳み状態を確実に保持するととも
に、テーブルの使用上の安全性を向上できるようにした
テーブル用折畳み脚のロック機構を提供することを目的
とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】このため、請求項１の発
明は、下面に支持枠を固定した天板と、上端部にロック
プレートを固定した脚とを設け、前記ロックプレートを
支持枠に回動可能に連結するとともに、支持枠にロック
部材を移動可能に設け、該部材に係脱可能な係合部をロ
ックプレートに形成したテーブル用折畳み脚のロック機
構において、前記ロックプレートにロック部材を係合可
能な係合溝を設け、脚の折畳み時にロック部材を係合溝
に係合させ、脚の折畳み状態を確実に保持するようにし
ている。請求項２の発明は、一対の支持枠の間にロック
シャフトをロックプレートと独立して回動可能に設け、
該シャフトにロックレバーハンドルを固定するととも
に、天板の直下にハンドルロックプレートを揺動可能に
設け、脚の起立時にハンドルロックプレートの下端をロ
ックレバーハンドルに係合可能に配置して、テーブルの
使用時に誤って脚が折畳まれる事態を未然に防止し、使
用上の安全性を向上するようにしている。請求項３の発
明は、一対の支持枠の間にロックカムをロックプレート
と独立して回動可能に設け、該カムに凸部を形成すると
ともに、脚の起立時に前記凸部を係合可能な係止片を支
持枠の内側に設けて、脚の起立時にロックカムの回動を
阻止し、ハンドルロックプレートと相俟って、テーブル
の使用時に誤って脚が折畳まれる事態を未然に防止し、
使用上の安全性を向上するようにしている。
明は、下面に支持枠を固定した天板と、上端部にロック
プレートを固定した脚とを設け、前記ロックプレートを
支持枠に回動可能に連結するとともに、支持枠にロック
部材を移動可能に設け、該部材に係脱可能な係合部をロ
ックプレートに形成したテーブル用折畳み脚のロック機
構において、前記ロックプレートにロック部材を係合可
能な係合溝を設け、脚の折畳み時にロック部材を係合溝
に係合させ、脚の折畳み状態を確実に保持するようにし
ている。請求項２の発明は、一対の支持枠の間にロック
シャフトをロックプレートと独立して回動可能に設け、
該シャフトにロックレバーハンドルを固定するととも
に、天板の直下にハンドルロックプレートを揺動可能に
設け、脚の起立時にハンドルロックプレートの下端をロ
ックレバーハンドルに係合可能に配置して、テーブルの
使用時に誤って脚が折畳まれる事態を未然に防止し、使
用上の安全性を向上するようにしている。請求項３の発
明は、一対の支持枠の間にロックカムをロックプレート
と独立して回動可能に設け、該カムに凸部を形成すると
ともに、脚の起立時に前記凸部を係合可能な係止片を支
持枠の内側に設けて、脚の起立時にロックカムの回動を
阻止し、ハンドルロックプレートと相俟って、テーブル
の使用時に誤って脚が折畳まれる事態を未然に防止し、
使用上の安全性を向上するようにしている。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
により説明すると、図１乃至図６において１は矩形の天
板で、その下面に角管状の支持枠２，２が対向して固定
され、該枠２，２の内面の両端部にブラケット３，３が
固定されている。ブラケット３は略Ｕ字形断面に形成さ
れ、その屈曲片３ａ，３ｂを支持枠２，２の内面に溶接
しており、この一方の屈曲片３ａの内面に突起４が切り
起こされ、他方の屈曲片３ｂに切欠３ｃが形成されてい
る。
により説明すると、図１乃至図６において１は矩形の天
板で、その下面に角管状の支持枠２，２が対向して固定
され、該枠２，２の内面の両端部にブラケット３，３が
固定されている。ブラケット３は略Ｕ字形断面に形成さ
れ、その屈曲片３ａ，３ｂを支持枠２，２の内面に溶接
しており、この一方の屈曲片３ａの内面に突起４が切り
起こされ、他方の屈曲片３ｂに切欠３ｃが形成されてい
る。
【０００７】支持枠２の内面には横長の切欠溝５が形成
され、該溝５と対向するブラケット３にも横長の切欠溝
６が形成されていて、これらの溝５，６にロック部材で
あるロックレバー７が揺動可能に支持されている。ロッ
クレバー７は厚肉の板体で略矩形に形成され、その基部
が枢軸８を介して支持枠２，２の両端部に水平方向に回
動可能に連結され、その先端が切欠溝６の外側に突出し
ている。
され、該溝５と対向するブラケット３にも横長の切欠溝
６が形成されていて、これらの溝５，６にロック部材で
あるロックレバー７が揺動可能に支持されている。ロッ
クレバー７は厚肉の板体で略矩形に形成され、その基部
が枢軸８を介して支持枠２，２の両端部に水平方向に回
動可能に連結され、その先端が切欠溝６の外側に突出し
ている。
【０００８】屈曲片３ａと対向するロックレバー７の側
面には、一対の凹部９が形成され、該凹部９と突起４と
の間にスプリング１０が介挿され、その弾性によってロ
ックレバー７を外側へ付勢している。
面には、一対の凹部９が形成され、該凹部９と突起４と
の間にスプリング１０が介挿され、その弾性によってロ
ックレバー７を外側へ付勢している。
【０００９】支持枠２，２の両端にはピン１１が固定さ
れ、これがブラケット３を貫通して内側に突出してお
り、該ピン１１にロックプレート１２と、該プレート１
２を屈曲片１３ａに固定した取付枠１３とが回動可能に
支持されている。ロックプレート１２と取付枠１３と
は、前記切欠３ｃを介して支持枠２とブラケット３との
間に配置され、該ロックプレート１２の周面に係合溝１
４と、係合部である係合突起１５とが形成され、これら
にロックレバー７を係合可能にしている。
れ、これがブラケット３を貫通して内側に突出してお
り、該ピン１１にロックプレート１２と、該プレート１
２を屈曲片１３ａに固定した取付枠１３とが回動可能に
支持されている。ロックプレート１２と取付枠１３と
は、前記切欠３ｃを介して支持枠２とブラケット３との
間に配置され、該ロックプレート１２の周面に係合溝１
４と、係合部である係合突起１５とが形成され、これら
にロックレバー７を係合可能にしている。
【００１０】取付枠１３はＵ字形断面に形成され、これ
がブラケット３，３の側方に突出して、矩形管状の支持
枠１６，１６に固定され、該枠１６，１６の両端に円管
状の脚１７，１７が固定されている。図中、１８はブラ
ケット３の端部に形成した切欠孔で、その開口縁に係止
片１９を外側に突設している。
がブラケット３，３の側方に突出して、矩形管状の支持
枠１６，１６に固定され、該枠１６，１６の両端に円管
状の脚１７，１７が固定されている。図中、１８はブラ
ケット３の端部に形成した切欠孔で、その開口縁に係止
片１９を外側に突設している。
【００１１】前記ピン１１，１１の先端部に管状のロッ
クシャフト２０が回動可能に挿入され、該シャフト２
０，２０の両端にロックカム２１，２１が固定されてい
る。ロックカム２１はブラケット３，３の外側に近接し
て配置され、その周面に係止片１９と係合可能な凸部２
２が突設されている。
クシャフト２０が回動可能に挿入され、該シャフト２
０，２０の両端にロックカム２１，２１が固定されてい
る。ロックカム２１はブラケット３，３の外側に近接し
て配置され、その周面に係止片１９と係合可能な凸部２
２が突設されている。
【００１２】天板１の下面には軸受２３が取付けられ、
そのジャーナル部２３ａにロックシャフト２０の中央部
が回転可能に支持され、当該部のシャフト２０の周面
に、ロックレバーハンドル２４の一端が固定されてい
る。軸受２３の基部にはベースプレート２５が固定さ
れ、該プレート２５の内側端部に、ピン２６を介してハ
ンドルロックプレート２７の上端が回動可能に連結さ
れ、テーブルの使用時には重力作用によって垂れ下がっ
ている。図中、２８はロックレバーハンドル２４の基端
部に形成した切欠で、軸受２３との接触を回避可能にさ
れ、２９は支持枠２の取付ビスまたはボルトである。
そのジャーナル部２３ａにロックシャフト２０の中央部
が回転可能に支持され、当該部のシャフト２０の周面
に、ロックレバーハンドル２４の一端が固定されてい
る。軸受２３の基部にはベースプレート２５が固定さ
れ、該プレート２５の内側端部に、ピン２６を介してハ
ンドルロックプレート２７の上端が回動可能に連結さ
れ、テーブルの使用時には重力作用によって垂れ下がっ
ている。図中、２８はロックレバーハンドル２４の基端
部に形成した切欠で、軸受２３との接触を回避可能にさ
れ、２９は支持枠２の取付ビスまたはボルトである。
【００１３】このように構成したテーブル用折畳み脚の
ロック機構の製作に際しては、鋼管を所定長さに切断
し、その両端部に切欠溝６とピン１１挿入用の貫通孔と
を形成して、支持枠２を製作する。また、鋼板をプレス
成形して屈曲片３ａ，３ｂを形成し、屈曲片３ａに突起
４を切り起こし、屈曲片３ｂに切欠３ｃを形成するとと
もに、側面の上下位置に切欠溝５と切欠孔１８とを形成
し、該孔１８の下部に係止片１９を外側に突設して、ブ
ラケット３を製作する。
ロック機構の製作に際しては、鋼管を所定長さに切断
し、その両端部に切欠溝６とピン１１挿入用の貫通孔と
を形成して、支持枠２を製作する。また、鋼板をプレス
成形して屈曲片３ａ，３ｂを形成し、屈曲片３ａに突起
４を切り起こし、屈曲片３ｂに切欠３ｃを形成するとと
もに、側面の上下位置に切欠溝５と切欠孔１８とを形成
し、該孔１８の下部に係止片１９を外側に突設して、ブ
ラケット３を製作する。
【００１４】更に、鋼板をプレス機で所定形状に打ち抜
き、ロックレバー７とロックプレート１２とロックカム
２１とを製作し、また鋼板をプレス成形して取付枠１３
を製作し、該枠１３の一方の屈曲片１３ａの内面にロッ
クプレート１２を溶接する。そして、ロックレバー７の
一端を切欠溝５から支持枠２内部に差し込み、その基端
部を枢軸８を介して支持枠２に回動可能に連結する。
き、ロックレバー７とロックプレート１２とロックカム
２１とを製作し、また鋼板をプレス成形して取付枠１３
を製作し、該枠１３の一方の屈曲片１３ａの内面にロッ
クプレート１２を溶接する。そして、ロックレバー７の
一端を切欠溝５から支持枠２内部に差し込み、その基端
部を枢軸８を介して支持枠２に回動可能に連結する。
【００１５】この後、ブラケット３を支持枠２の両端部
に位置付け、その切欠溝６にロックレバー７の先端部を
挿入して、該ブラケット３を支持枠２に溶接したところ
で、その凹部９と突起４との間にスプリング１０を介挿
し、上記レバー７を外側に付勢する。
に位置付け、その切欠溝６にロックレバー７の先端部を
挿入して、該ブラケット３を支持枠２に溶接したところ
で、その凹部９と突起４との間にスプリング１０を介挿
し、上記レバー７を外側に付勢する。
【００１６】また、角管および円管の鋼管を所定長さに
切断して、支持枠１６と脚１７を製作し、該枠１６の両
端に脚１７を溶接するとともに、該枠１６の両端面にロ
ックプレート１２を溶着した取付枠１３を溶接する。
切断して、支持枠１６と脚１７を製作し、該枠１６の両
端に脚１７を溶接するとともに、該枠１６の両端面にロ
ックプレート１２を溶着した取付枠１３を溶接する。
【００１７】そして、支持枠１６に固定した取付枠１３
を保持し、これを屈曲片３ｂの切欠３ｃよりブラケット
３の内部に挿入したところで、ピン１１を支持枠２に差
し込み、これをブラケット３に貫通させて、該ピン１１
に取付枠１３とロックプレート１２とを回動可能に連結
する。
を保持し、これを屈曲片３ｂの切欠３ｃよりブラケット
３の内部に挿入したところで、ピン１１を支持枠２に差
し込み、これをブラケット３に貫通させて、該ピン１１
に取付枠１３とロックプレート１２とを回動可能に連結
する。
【００１８】一方、鋼板をプレス機で所定形状に打ち抜
いて、ロックレバーハンドル２４を製作し、また鋼管を
所定長さに切断してロックシャフト２０を製作し、該シ
ャフト２０の中央にロックレバーハンドル２４の一端を
溶接し、両端にロックカム２１を溶接し、このシャフト
２０の両端をピン１１，１１に差し込み、これをピン１
１，１１に回動可能に支持する。
いて、ロックレバーハンドル２４を製作し、また鋼管を
所定長さに切断してロックシャフト２０を製作し、該シ
ャフト２０の中央にロックレバーハンドル２４の一端を
溶接し、両端にロックカム２１を溶接し、このシャフト
２０の両端をピン１１，１１に差し込み、これをピン１
１，１１に回動可能に支持する。
【００１９】また、鋼板をプレス成形して軸受２３と、
ベースプレート２５とハンドルロックプレート２７とを
製作し、ベースプレート２５の一端に、ピン２６を介し
てハンドルロックプレート２７を回動可能に連結する。
ベースプレート２５とハンドルロックプレート２７とを
製作し、ベースプレート２５の一端に、ピン２６を介し
てハンドルロックプレート２７を回動可能に連結する。
【００２０】次に、これらのアセンブリを組み付ける場
合は、天板１の下面の所定位置にベースプレート２５を
位置付け、該プレート２５に軸受２３を重合して、これ
らを天板１にビス止めする。また、脚１７，１７を連結
した支持枠２，２を天板１の下面の所定位置に位置付
け、ピン１１，１１の先端に前記ロックシャフト２０を
差し込み、これを回動可能に連結するとともに、上記シ
ャフト２０をジャーナル部２３ａに回動可能に支持させ
たところで、該枠２，２を取付ビス２９を介して天板１
の下面に固定する。
合は、天板１の下面の所定位置にベースプレート２５を
位置付け、該プレート２５に軸受２３を重合して、これ
らを天板１にビス止めする。また、脚１７，１７を連結
した支持枠２，２を天板１の下面の所定位置に位置付
け、ピン１１，１１の先端に前記ロックシャフト２０を
差し込み、これを回動可能に連結するとともに、上記シ
ャフト２０をジャーナル部２３ａに回動可能に支持させ
たところで、該枠２，２を取付ビス２９を介して天板１
の下面に固定する。
【００２１】こうして組み付けたテーブルは、常時は図
３，４のように各脚１７が起立し、該脚１７に連結した
ロックプレート１２の係合突起１５の一端にロックレバ
ー７が係合して、該プレート１２の回動を阻止し、また
ロックカム２１の凸部２２が係止片２２に係合し、該カ
ム２１と一体のロックシャフト２０を介して、ロックレ
バーハンドル２４の回動を阻止している。
３，４のように各脚１７が起立し、該脚１７に連結した
ロックプレート１２の係合突起１５の一端にロックレバ
ー７が係合して、該プレート１２の回動を阻止し、また
ロックカム２１の凸部２２が係止片２２に係合し、該カ
ム２１と一体のロックシャフト２０を介して、ロックレ
バーハンドル２４の回動を阻止している。
【００２２】したがって、ロックシャフト２０と一体の
ロックレバーハンドル２４は、図２のように斜め下向き
に位置し、またハンドルロックプレート２７は、重力に
よって垂直に垂れ下がり、ロックレバーハンドル２４と
係合可能に位置していて、上記レバーハンドル２４の上
向きの回動を阻止している。この結果、テーブル使用時
に手足が誤ってロックレバーハンドル２４に接触して
も、該レバー２４の回動を防止し、脚１７の偶発的な折
畳みを未然に防止するから、使用上の安全性が向上す
る。
ロックレバーハンドル２４は、図２のように斜め下向き
に位置し、またハンドルロックプレート２７は、重力に
よって垂直に垂れ下がり、ロックレバーハンドル２４と
係合可能に位置していて、上記レバーハンドル２４の上
向きの回動を阻止している。この結果、テーブル使用時
に手足が誤ってロックレバーハンドル２４に接触して
も、該レバー２４の回動を防止し、脚１７の偶発的な折
畳みを未然に防止するから、使用上の安全性が向上す
る。
【００２３】一方、テーブルの使用後、脚１７を折り畳
む場合はテーブルを反転し、天板１を床面上に載せる。
このようにすると、ハンドルロックプレート２７が自重
によって図５の仮想線のように転倒し、ロックレバーハ
ンドル２４の回動域を開放する。そこで、この後ロック
レバーハンドル２４を保持し、これを下向き（図５上は
上向き）に回動すると、該レバー２４と一体のロックシ
ャフト２０が同動し、該シャフト２０と一体のロックカ
ム２１が回動して、その凸部２２が係止片１９から離
れ、それらの係合を解除する。
む場合はテーブルを反転し、天板１を床面上に載せる。
このようにすると、ハンドルロックプレート２７が自重
によって図５の仮想線のように転倒し、ロックレバーハ
ンドル２４の回動域を開放する。そこで、この後ロック
レバーハンドル２４を保持し、これを下向き（図５上は
上向き）に回動すると、該レバー２４と一体のロックシ
ャフト２０が同動し、該シャフト２０と一体のロックカ
ム２１が回動して、その凸部２２が係止片１９から離
れ、それらの係合を解除する。
【００２４】このような状況の下で、つまり上記ロック
レバーハンドル２４の操作を保持しながら、一方の脚１
７を保持し、これを下向き（図３上は上向き）に回動す
ると、ロックプレート１２がピン１１を中心に回動し、
係合突起１５の水平分力がロックレバー７に作用して、
該レバー７がスプリング１０の弾性に抗して後退する
レバーハンドル２４の操作を保持しながら、一方の脚１
７を保持し、これを下向き（図３上は上向き）に回動す
ると、ロックプレート１２がピン１１を中心に回動し、
係合突起１５の水平分力がロックレバー７に作用して、
該レバー７がスプリング１０の弾性に抗して後退する
【００２５】このため、ロックプレート１２の回動が促
され、その間ロックレバー７は係合突起１５の周面に押
し付けられて、脚１７，１７が次第に折り畳まれ、これ
が略９０°回動したところで、図６のようにロックレバ
ー７が係合溝１４に係入し、上記プレート１２の回動を
阻止して、脚１７，１７の折り畳み状態を保持する。こ
の後、他方の脚１７を保持し、これを上述のように操作
して一対の脚１７，１７を折り畳めば、適宜位置での収
納が可能になる。
され、その間ロックレバー７は係合突起１５の周面に押
し付けられて、脚１７，１７が次第に折り畳まれ、これ
が略９０°回動したところで、図６のようにロックレバ
ー７が係合溝１４に係入し、上記プレート１２の回動を
阻止して、脚１７，１７の折り畳み状態を保持する。こ
の後、他方の脚１７を保持し、これを上述のように操作
して一対の脚１７，１７を折り畳めば、適宜位置での収
納が可能になる。
【００２６】一方、テーブルの使用時に脚１７を起立さ
せる場合は、テーブルを床面上に載せ、一方の脚１７を
保持して、これを上向き（図６では下向き）に回動す
る。このようにすると、ロックプレート１２がピン１１
を中心に回動し、係合突起１５の水平分力がロックレバ
ー７に作用して、該レバー７がスプリング１０の弾性に
抗して後退する。
せる場合は、テーブルを床面上に載せ、一方の脚１７を
保持して、これを上向き（図６では下向き）に回動す
る。このようにすると、ロックプレート１２がピン１１
を中心に回動し、係合突起１５の水平分力がロックレバ
ー７に作用して、該レバー７がスプリング１０の弾性に
抗して後退する。
【００２７】その間、ロックレバー７は係合突起１５の
周面に押し付けられ、脚１７，１７が次第に起立し、こ
れが略９０°回動すると、図３のようにロックレバー７
が係合突起１５の端面に係合し、ロックプレート１２の
回動を阻止する。この後、他方の脚１７を保持し、これ
を上述のように操作し一対の脚１７，１７を起立させた
ところで、テーブルを床面上に設置する。
周面に押し付けられ、脚１７，１７が次第に起立し、こ
れが略９０°回動すると、図３のようにロックレバー７
が係合突起１５の端面に係合し、ロックプレート１２の
回動を阻止する。この後、他方の脚１７を保持し、これ
を上述のように操作し一対の脚１７，１７を起立させた
ところで、テーブルを床面上に設置する。
【００２８】この後、ロックレバーハンドル２４を保持
し、これを下向きに回動すると、該ハンドル２４と一体
のロックシャフト２０が同動し、該シャフト２０と一体
のロックカム２１が回動して、凸部２２が係止片１９に
係合し、上記カム２１およびロックシャフト２０の回動
を阻止する。
し、これを下向きに回動すると、該ハンドル２４と一体
のロックシャフト２０が同動し、該シャフト２０と一体
のロックカム２１が回動して、凸部２２が係止片１９に
係合し、上記カム２１およびロックシャフト２０の回動
を阻止する。
【００２９】更に、テーブルの設置によって、ハンドル
ロックプレート２７が自重によって垂直に垂れ下がり、
その下端がロックレバーハンドル２４の直上に位置し
て、上記レバー２４の回動を阻止し、脚１７の起立状態
を保持する。
ロックプレート２７が自重によって垂直に垂れ下がり、
その下端がロックレバーハンドル２４の直上に位置し
て、上記レバー２４の回動を阻止し、脚１７の起立状態
を保持する。
【００３０】
【発明の効果】以上のように請求項１記載の発明は、ロ
ックプレートにロック部材を係合可能な係合溝を設け、
脚の折畳み時にロック部材を係合溝に係合させたから、
脚の折畳み状態を確実に保持し、テーブルを安全かつ確
実に収納することができる。請求項２記載の発明は、一
対の支持枠の間にロックシャフトをロックプレートと独
立して回動可能に設け、該シャフトにロックレバーハン
ドルを固定するとともに、天板の直下にハンドルロック
プレートを揺動可能に設け、脚の起立時にハンドルロッ
クプレートの下端をロックレバーハンドルに係合可能に
配置したから、テーブルの使用時に誤って脚が折畳まれ
る事態を未然に防止することができる請求項３記載の発
明は、一対の支持枠の間にロックカムをロックプレート
と独立して回動可能に設け、該カムに凸部を形成すると
ともに、脚の起立時に前記凸部を係合可能な係止片を支
持枠の内側に設けたから、脚の起立時にロックカムの回
動を阻止し、ハンドルロックプレートと相俟って、テー
ブルの使用時に誤って脚が折畳まれる事態を未然に防止
することができる。
ックプレートにロック部材を係合可能な係合溝を設け、
脚の折畳み時にロック部材を係合溝に係合させたから、
脚の折畳み状態を確実に保持し、テーブルを安全かつ確
実に収納することができる。請求項２記載の発明は、一
対の支持枠の間にロックシャフトをロックプレートと独
立して回動可能に設け、該シャフトにロックレバーハン
ドルを固定するとともに、天板の直下にハンドルロック
プレートを揺動可能に設け、脚の起立時にハンドルロッ
クプレートの下端をロックレバーハンドルに係合可能に
配置したから、テーブルの使用時に誤って脚が折畳まれ
る事態を未然に防止することができる請求項３記載の発
明は、一対の支持枠の間にロックカムをロックプレート
と独立して回動可能に設け、該カムに凸部を形成すると
ともに、脚の起立時に前記凸部を係合可能な係止片を支
持枠の内側に設けたから、脚の起立時にロックカムの回
動を阻止し、ハンドルロックプレートと相俟って、テー
ブルの使用時に誤って脚が折畳まれる事態を未然に防止
することができる。
【図１】本発明の実施の形態を示す底面図で、脚の起立
状態の一部を示している。
状態の一部を示している。
【図２】図１の正面図で、ロックレバーの常態時を若干
拡大して示している。
拡大して示している。
【図３】図１のＡーＡ線に沿う断面図で、若干拡大して
示している。
示している。
【図４】図１のＢーＢ線に沿う断面図で、若干拡大して
示している。
示している。
【図５】本発明を要部を拡大して示す断面図で、脚の起
立時におけるハンドルロックプレートとロックレバーハ
ンドルとの関係を示している。
立時におけるハンドルロックプレートとロックレバーハ
ンドルとの関係を示している。
【図６】脚の折り畳み状況を示す断面図で、ロックプレ
ートとロックレバーハンドルとの関係を示している。
ートとロックレバーハンドルとの関係を示している。
１ 天板 ２ 支持枠 ７ ロック部材（ロックレバー） １２ ロックプレート １４ 係合溝 １５ 係合部（係合突起） １７ 脚 １９ 係止片 ２０ ロックシャフト ２１ ロックカム ２２ 凸部 ２４ ロックレバーハンドル
Claims (3)
- 【請求項１】 下面に支持枠を固定した天板と、上端部
にロックプレートを固定した脚とを設け、前記ロックプ
レートを支持枠に回動可能に連結するとともに、支持枠
にロック部材を移動可能に設け、該部材に係脱可能な係
合部をロックプレートに形成したテーブル用折畳み脚の
ロック機構において、前記ロックプレートにロック部材
を係合可能な係合溝を設け、脚の折畳み時にロック部材
を係合溝に係合させたことを特徴とするテーブル用折畳
み脚のロック機構。 - 【請求項２】 一対の支持枠の間にロックシャフトをロ
ックプレートと独立して回動可能に設け、該シャフトに
ロックレバーハンドルを固定するとともに、天板の直下
にハンドルロックプレートを揺動可能に設け、脚の起立
時にハンドルロックプレートの下端をロックレバーハン
ドルに係合可能に配置した請求項１記載のテーブル用折
畳み脚のロック機構。 - 【請求項３】 一対の支持枠の間にロックカムをロック
プレートと独立して回動可能に設け、該カムに凸部を形
成するとともに、脚の起立時に前記凸部を係合可能な係
止片を支持枠の内側に設けた請求項２記載のテーブル用
折畳み脚のロック機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20675495A JPH0928464A (ja) | 1995-07-21 | 1995-07-21 | テーブル用折畳み脚のロック機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20675495A JPH0928464A (ja) | 1995-07-21 | 1995-07-21 | テーブル用折畳み脚のロック機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0928464A true JPH0928464A (ja) | 1997-02-04 |
Family
ID=16528543
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20675495A Pending JPH0928464A (ja) | 1995-07-21 | 1995-07-21 | テーブル用折畳み脚のロック機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0928464A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101297844B1 (ko) * | 2010-12-09 | 2013-09-04 | 손재우 | 접이식 힌지장치 |
| AU2020250278B2 (en) * | 2020-10-08 | 2022-07-21 | Pinnacle Diversity Pty Ltd | Hinge securable in position and hinge for folding leg securable in position |
| GB2601696B (en) * | 2019-10-22 | 2023-09-13 | Zhejiang Huafeng Electric Tools Co Ltd | Integrated folding foot rest |
-
1995
- 1995-07-21 JP JP20675495A patent/JPH0928464A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101297844B1 (ko) * | 2010-12-09 | 2013-09-04 | 손재우 | 접이식 힌지장치 |
| GB2601696B (en) * | 2019-10-22 | 2023-09-13 | Zhejiang Huafeng Electric Tools Co Ltd | Integrated folding foot rest |
| AU2020250278B2 (en) * | 2020-10-08 | 2022-07-21 | Pinnacle Diversity Pty Ltd | Hinge securable in position and hinge for folding leg securable in position |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19981201 |