JPH09284351A - 復調システム - Google Patents

復調システム

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JPH09284351A
JPH09284351A JP8665396A JP8665396A JPH09284351A JP H09284351 A JPH09284351 A JP H09284351A JP 8665396 A JP8665396 A JP 8665396A JP 8665396 A JP8665396 A JP 8665396A JP H09284351 A JPH09284351 A JP H09284351A
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signal
input
converter
conversion unit
voltage range
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JP8665396A
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Satoshi Baba
智 馬場
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NEC Corp
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NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アナログ電圧の変換範囲が狭いと、選択性フ
ェージングによる波形歪みによって変換可能範囲外に至
ることにより正確な変換ができなくなってしまい、ま
た、入力アナログ電圧の範囲よりも極端に広い変換範囲
に設定すると、フラットなフェージング時のノイズ相加
及び量子誤差による信号劣化が生じる。 【解決手段】 それぞれが異なる入力信号変換可能電圧
範囲を有し、入力されるアナログ信号をデジタル信号に
変換する変換部16a−1,16a−2と、変換部16
a−1から出力されたデジタル信号から、入力されたア
ナログ信号の電圧レベルが変換部16a−2における入
力信号変換可能電圧範囲を越えているかどうかを判定す
る判定器16a−3と、判定器16a−3における判定
に基づいて変換部16a−1から出力される信号あるい
は変換部16a−2から出力される信号を選択して出力
する選択器16a−4とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル無線通信
に使用される復調システムに関し、特に、判定帰還型等
化器を備えた復調システムに関する。
【0002】
【従来の技術】デジタル高能率伝送の発展に伴い、変復
調方式の高度化、多値比が重要となっている。しかし、
デジタル無線通信においては、周波数選択性フェージン
グにより、伝播路において波形歪みを受けて符号誤り特
性が劣化する。変復調方式の多値数が増すにつれて波形
歪みの符号誤り特性への影響が大きくなるので、多値変
調方式の復調システムにおいては、波形歪みを除去して
符号誤り特性の劣化を防止する自動等化器が用いられ
る。
【0003】このような自動等化器としてトランスバー
サルフィルタを用いた等化器が使用されているが、強力
な等化性能を有するものに判定帰還型等化器がある。
【0004】図8は、判定帰還型等化器と組み合わされ
た従来の復調システムの一構成例を示すブロック図であ
る。
【0005】本従来例は図8に示すように、変調された
アナログの受信信号をもとの信号を再現させる復調器2
10と、復調器210において再現された信号を補正す
る等化器220とから構成されており、復調器210に
は、入力されたアナログ信号を増幅させる可変増幅器2
11と、可変増幅器211において増幅されたアナログ
信号を分配する分配器212と、再生搬送波を生成する
再生搬送波発振器219と、再生搬送波発振器219か
ら出力された再生搬送波をπ/2だけシフトさせる90
°位相器218と、分配器212において分配されたア
ナログ信号に再生搬送波発振器219において生成され
た再生搬送波を乗算する検波器213aと、分配器21
2において分配されたアナログ信号に90°位相器21
8から出力された再生搬送波を乗算する検波器213b
と、検波器213aから出力されたアナログ信号の一定
の周波数成分をカットする低域フィルタ214aと、検
波器213bから出力されたアナログ信号の一定の周波
数成分をカットする低域フィルタ214bと、低域フィ
ルタ214aを通過したアナログ信号を増幅させる可変
増幅器215aと、低域フィルタ214bを通過したア
ナログ信号を増幅させる可変増幅器215bと、可変増
幅器215aにおいて増幅されたアナログ信号をデジタ
ル信号に変換するA/D変換器216aと、可変増幅器
215bにおいて増幅されたアナログ信号をデジタル信
号に変換するA/D変換器216bと、可変増幅器21
5aにおいて増幅されたアナログ信号のクロック成分を
抽出する非線形回路217aと、可変増幅器215bに
おいて増幅されたアナログ信号のクロック成分を抽出す
る非線形回路217bと、非線形回路217a,217
bにおいて抽出されたクロック成分からA/D変換器2
16a,216bにおけるサンプリングタイミングを生
成するクロック同期回路219aとが設けられており
(ディジタルマイクロ波通信P113,114[(株)
企画センター桑原守二 監修]参照)、等化器220に
は、復調器210から出力されたデジタル信号を補正す
る等化部221a,221bと、トランスバーサルフィ
ルタの中央タップより時間的に前のタップについては等
化器入力を直接用いる代わりにトランスバーサルフィル
タ出力を判定して得たリファレンス信号が用いられ(電
子通信学会編「ディジタル信号処理の応用」(昭56−
5−2 P163参照)、等化部221a,221bに
おいて補正された信号をタップ制御する判定帰還型等化
器222a,222bと、DEM制御回路223とが設
けられている。
【0006】以下に、上記のように構成された復調シス
テムの動作について説明する。
【0007】まず、復調器210にアナログの受信信号
が入力されると、可変増幅器211において受信信号が
所定のレベルに増幅される。
【0008】次に、分配器212において、可変増幅器
211にて増幅されたアナログ信号が分配され、検波器
213a,213bにそれぞれ入力される。
【0009】検波器213aにおいては、分配器212
にて分配されたアナログ信号に再生搬送波発振器219
にて生成された再生搬送波が乗算され、出力される。
【0010】一方、検波器213bにおいては、分配器
212にて分配されたアナログ信号に再生搬送波発振器
219にて生成され、90°位相器218にてπ/2だ
けシフトした再生搬送波が乗算されて出力される。
【0011】次に、検波器213a,213bから出力
されたアナログ信号がそれぞれ、低域フィルタ214
a,214bにおいて一定の周波数成分がカットされ、
可変増幅器215a,215bに入力されて所定のレベ
ルに増幅される。
【0012】次に、A/D変換器216a,216bに
おいて、可変増幅器215a,215bにて増幅された
アナログ信号がデジタル信号に変換され、等化器220
に対して出力される。
【0013】ここで、A/D変換器216a,216b
における信号変換のタイミングにおいては、非線形回路
217a,217bにおいて可変増幅器215a,21
5bにて増幅されたアナログ信号からクロック成分が抽
出され、クロック同期回路219aにおいてそのクロッ
ク成分からサンプリングタイミングが生成される。
【0014】図9は、図8に示したA/D変換器216
a,216bの詳細を示す図であり、(a)は8ビット
出力の構成を示す図、(b)はA/D変換表を示す図で
ある。
【0015】図9に示すように、A/D変換器216
a,216bにおいては、アナログ電圧範囲(VRT〜V
RB)間が256分割され、VINから入力された電圧VIN
についてサンプリングタイミング毎にデジタル変換が行
われ、デジタル変換が行われた信号が等化器220へ出
力されている。
【0016】復調器210から出力された信号が等化器
220に入力されると、等化部221a,221b及び
判定帰還等価器222a,222bにおいて入力された
デジタル信号が補正され、出力される。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
復調システムにおいては、A/D変換器におけるアナロ
グ電圧の変換可能範囲が一定に決められている。
【0018】ここで、アナログ電圧の変換可能範囲が狭
い場合、選択性フェージングの発生量が、判定帰還型等
化可能であっても、変換可能範囲外にまで至る波形歪み
により、正確な変換ができなくなってしまうこと、ま
た、逆に、入力されるアナログ電圧の範囲よりも極端に
広い変換可能範囲とすると、特にフラットなフェージン
グ(降雨等による)時のノイズ相加及び量子誤差による
信号劣化が生じてしまうことになる。
【0019】このため、A/D変換器におけるアナログ
電圧の変換可能範囲とデジタル信号に変換後のビット数
とを、定常時のノイズ、量子誤差及び選択性フェージン
グ時の入力範囲と判定帰還型等化器の等化能力とを考慮
して最適に設定しなければならないという問題点があ
る。
【0020】また、ビット数の多いものを使用する場
合、非常に高価なもの、あるいはサンプリングタイミン
グスピードによっては製品化されていないものもある。
【0021】本発明は、上述したような従来の技術が有
する問題点に鑑みてなされたものであって、定常時のノ
イズ、量子誤差及び選択性フェージング時の入力範囲と
判定帰還型等化器の等化能力とを考慮しなくても、入力
されるアナログ信号のデジタル信号への変換を信号劣化
を生じさせずに正確に行うことができる復調システムを
提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、変調されたアナログ信号を復調させる復調
器と、該復調器において復調された信号を補正する等化
器とから構成され、前記復調器が、前記アナログ信号に
搬送波を乗算させる検波器と、該検波器から出力された
アナログ信号を増幅させるベースバンド増幅器と、該ベ
ースバンド増幅器において増幅されたアナログ信号をデ
ジタル信号に変換するA/D変換器とを有し、前記等化
器が、前記A/D変換器において変換されたデジタル信
号をタップ制御により補正する判定帰還型等化器を有し
てなる復調システムにおいて、前記A/D変換器は、そ
れぞれ異なる入力信号変換可能電圧範囲を具備し、入力
されるアナログ信号をデジタル信号に変換する第1及び
第2の変換部と、前記第1の変換部に入力されるアナロ
グ信号の電圧レベルが前記第2の変換部の入力信号変換
可能電圧範囲内であるかどうかを判定する判定器と、前
記判定器における判定結果により、前記第1の変換部に
入力されるアナログ信号の電圧レベルが前記第2の変換
部の入力信号変換可能電圧範囲内であった場合は前記第
2の変換部から出力されるデジタル信号を前記等化器に
出力し、前記第1の変換部に入力されるアナログ信号の
電圧レベルが前記第2の変換部の入力信号変換可能電圧
範囲外であった場合は前記第1の変換部から出力される
デジタル信号を前記等化器に出力する選択器とを有し、
前記第1の変換部の入力信号変換可能電圧範囲は、前記
第2の変換部の入力信号変換可能電圧範囲よりも広いこ
とを特徴とする。
【0023】また、変調されたアナログ信号を復調させ
る復調器と、該復調器において復調された信号を補正す
る等化器とから構成され、前記復調器が、前記アナログ
信号に搬送波を乗算させる検波器と、該検波器から出力
されたアナログ信号を増幅させるベースバンド増幅器
と、該ベースバンド増幅器において増幅されたアナログ
信号をデジタル信号に変換するA/D変換器とを有し、
前記等化器が、前記A/D変換器において変換されたデ
ジタル信号をタップ制御により補正する判定帰還型等化
器を有してなる復調システムにおいて、前記等化器は、
前記判定帰還型等化器における動作タップ係数の大きさ
に基づいて前記第1の変換部に入力されるアナログ信号
の電圧レベルが前記第2の変換部の入力信号変換可能電
圧範囲内であるかどうかを判断する制御回路を有し、前
記A/D変換器は、それぞれ異なる入力信号変換可能電
圧範囲を具備し、入力されるアナログ信号をデジタル信
号に変換する第1及び第2の変換部と、前記制御回路に
おける判断結果により、前記第1の変換部に入力される
アナログ信号の電圧レベルが前記第2の変換部の入力信
号変換可能電圧範囲内であった場合は前記第2の変換部
から出力されるデジタル信号を前記等化器に出力し、前
記第1の変換部に入力されるアナログ信号の電圧レベル
が前記第2の変換部の入力信号変換可能電圧範囲外であ
った場合は前記第1の変換部から出力されるデジタル信
号を前記等化器に出力する選択器とを有し、前記第1の
変換部の入力信号変換可能電圧範囲は、前記第2の変換
部の入力信号変換可能電圧範囲よりも広いことを特徴と
する。
【0024】また、前記第1の変換部の入力信号変換可
能電圧範囲は、前記第2の変換部の入力信号変換可能電
圧範囲の2倍であることを特徴とする。
【0025】(作用)上記のように構成された本発明に
おいては、復調器内に設けられたA/D変換器において
アナログ信号がデジタル信号に変換される際、A/D変
換器内に設けられ、それぞれが異なる入力信号変換可能
電圧範囲を有するの第1及び第2の変換部において変換
が行われる。同時に、判定器において、第1の変換部か
ら出力されるデジタル信号から、入力されたアナログ信
号の電圧レベルが第2の変換部の入力信号変換可能電圧
範囲内であるかどうかが判定され、選択器において、そ
の判定結果から、入力されたアナログ信号の電圧レベル
が第2の変換部の入力信号変換可能電圧範囲内である場
合は第2の変換部から出力されるデジタル信号が等化器
に出力され、入力されたアナログ信号の電圧レベルが第
2の変換部の入力信号変換可能電圧範囲外である場合は
第1の変換部から出力されるデジタル信号が等化器に出
力される。
【0026】ここで、第1の変換部の入力信号変換可能
電圧範囲は、第2の変換部の入力信号変換可能電圧範囲
よりも広く設定されているので、定常時あるいはフラッ
トなフェージング時は、入力信号変換可能電圧範囲の狭
い第2の変換部から出力されるデジタル信号が等化器に
出力されることにより量子誤差が少なくなり、また、選
択性フェージング時には、入力信号変換可能電圧範囲の
広い第1の変換部から出力されるデジタル信号が等化器
に出力されることにより入力信号が入力信号変換可能電
圧範囲外になることによる波形歪みが生じることはな
い。
【0027】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0028】(第1の実施の形態)図1は、本発明の復
調システムの第1の実施の形態を示すブロック図であ
る。
【0029】本形態は図1に示すように、変調されたア
ナログの受信信号をもとの信号を再現させる復調器10
と、復調器10において再現された信号を補正する等化
器20とから構成されており、復調器10には、入力さ
れたアナログ信号を増幅させる可変増幅器11と、可変
増幅器11において増幅されたアナログ信号を分配する
分配器12と、再生搬送波を生成する再生搬送波発振器
19と、再生搬送波発振器19から出力された再生搬送
波をπ/2だけシフトさせる90°位相器18と、分配
器12において分配されたアナログ信号に再生搬送波発
振器19において生成された再生搬送波を乗算する検波
器13aと、分配器12において分配されたアナログ信
号に90°位相器18から出力された再生搬送波を乗算
する検波器13bと、検波器13aから出力されたアナ
ログ信号の一定の周波数成分をカットする低域フィルタ
14aと、検波器13bから出力されたアナログ信号の
一定の周波数成分をカットする低域フィルタ14bと、
低域フィルタ14aを通過したアナログ信号を増幅させ
るベースバンド増幅器である可変増幅器15aと、低域
フィルタ14bを通過したアナログ信号を増幅させるベ
ースバンド増幅器である可変増幅器15bと、可変増幅
器15aにおいて増幅されたアナログ信号をデジタル信
号に変換するA/D変換器16aと、可変増幅器15b
において増幅されたアナログ信号をデジタル信号に変換
するA/D変換器16bと、可変増幅器15aにおいて
増幅されたアナログ信号のクロック成分を抽出する非線
形回路17aと、可変増幅器15bにおいて増幅された
アナログ信号のクロック成分を抽出する非線形回路17
bと、非線形回路17a,17bにおいて抽出されたク
ロック成分からA/D変換器16a,16bにおけるサ
ンプリングタイミングを生成するクロック同期回路19
aとが設けられており、等化器20には、復調器10か
ら出力されたデジタル信号を補正する等化部21a,2
1bと、トランスバーサルフィルタの中央タップより時
間的に前のタップについては等化器入力を直接用いる代
わりにトランスバーサルフィルタ出力を判定して得たリ
ファレンス信号が用いられ、等化部21a,21bにお
いて補正された信号をタップ制御する判定帰還型等化器
22a,22bと、DEM制御回路23とが設けられて
いる。
【0030】以下に、上記のように構成された復調シス
テムの動作について説明する。
【0031】まず、復調器10にアナログの受信信号が
入力されると、可変増幅器11において受信信号が所定
のレベルに増幅される。
【0032】次に、分配器12において、可変増幅器1
1にて増幅されたアナログ信号が分配され、検波器13
a,13bにそれぞれ入力される。
【0033】検波器13aにおいては、分配器12にて
分配されたアナログ信号に再生搬送波発振器19にて生
成された再生搬送波が乗算され、出力される。
【0034】一方、検波器13bにおいては、分配器1
2にて分配されたアナログ信号に再生搬送波発振器19
にて生成され、90°位相器18にてπ/2だけシフト
した再生搬送波が乗算されて出力される。
【0035】次に、検波器13a,13bから出力され
たアナログ信号がそれぞれ、低域フィルタ14a,14
bにおいて一定の周波数成分がカットされ、可変増幅器
15a,15bに入力されて所定のレベルに増幅され
る。
【0036】次に、A/D変換器16a,16bにおい
て、可変増幅器15a,15bにて増幅されたアナログ
信号がデジタル信号に変換され、等化器20に対して出
力される。
【0037】ここで、A/D変換器16a,16bにお
ける信号変換のタイミングにおいては、非線形回路17
a,17bにおいて可変増幅器15a,15bにて増幅
されたアナログ信号からクロック成分が抽出され、クロ
ック同期回路19aにおいてそのクロック成分からサン
プリングタイミングが生成される。
【0038】復調器10から出力された信号が等化器2
0に入力されると、等化部21a,21b及び判定帰還
等化器22a,22bにおいて入力されたデジタル信号
が補正され、出力される。
【0039】以下に、本発明の特徴であるA/D変換部
16a,16bの構成及び動作について詳細に説明す
る。なお、以下の記載においては、A/D変換部16a
についてのみであるが、A/D変換部16bについても
同様である。
【0040】図2は、図1に示したA/D変換器16a
の詳細な構成を示す図である。
【0041】A/D変換部16aは図2に示すように、
それぞれが異なる入力信号変換可能電圧範囲を有し、入
力されるアナログ信号をデジタル信号に変換する第1の
変換部である変換部16a−1及び第2の変換部である
16a−2と、変換部16a−1から出力されたデジタ
ル信号から、入力されたアナログ信号の電圧レベルが変
換部16a−2における入力信号変換可能電圧範囲を越
えているかどうかを判定する判定器16a−3と、判定
器16a−3における判定に基づいて変換部16a−1
から出力される信号あるいは変換部16a−2から出力
される信号を選択して出力する選択器16a−4とから
構成されている。
【0042】ここで、変換部16a−1,16a−2に
おける入力信号変換可能電圧範囲においては、変換部1
6a−1における上限をVRT、下限をVRBとし、変換部
16a−2における上限をVRT’、下限をVRB’とする
と、 VRT’=3/4×(VRT−VRB) VRB’=1/4×(VRT−VRB) と設定することにより、 VRT’−VRB’=1/2×(VRT−VRB) となり、変換部16a−1における入力信号変換可能電
圧範囲は、変換部16a−2における入力信号変換可能
電圧範囲の2倍となっており、定常時あるいはフラット
なフェージング時において入力されるアナログ信号の電
圧レベルが変換部16a−2における入力信号変換可能
電圧範囲内に入るように設定されている。
【0043】以下に、上記のように構成されたA/D変
換部16aの動作について説明する。
【0044】まず、可変増幅器15aからアナログ信号
が出力されると、出力されたアナログ信号は変換部16
a−1,16a−2に入力され、デジタル信号に変換さ
れて出力される。
【0045】次に、判定器16a−3において、変換部
16a−1から出力されたデジタル信号から、入力され
たアナログ信号の電圧レベルが変換部16a−2におけ
る入力信号変換可能電圧範囲を越えているかどうかが判
定され、判定結果が出力される。
【0046】次に、選択器16a−4において、判定器
16a−3における判定結果に基づいて、変換部16a
−1から出力される信号あるいは変換部16a−2から
出力される信号が選択され、出力される。
【0047】ここで、選択器16a−4においては、判
定器16a−3にて、変換部16a−1に入力されたア
ナログ信号の電圧レベルが変換部16a−2における入
力信号変換可能電圧範囲を越えていると判断された場合
は、変換部16a−1から出力される信号が選択され、
判定器16a−3にて、変換部16a−1に入力された
アナログ信号の電圧レベルが変換部16a−2における
入力信号変換可能電圧範囲内であると判断された場合
は、変換部16a−2から出力される信号が選択され
る。
【0048】本動作により、選択器16a−4の出力デ
ータは、規定値内では変換部16a−1の出力データと
比較すると1ビット分解能が増えたことになる。
【0049】上述した動作によって、定常時あるいはフ
ラットなフェージング状態においては、変換部16a−
2から出力される信号が等化器20に出力されることに
より、量子誤差ノイズを受けないアナログ−デジタル変
換が可能であり、また、選択性フェージングにより、大
きな入力レベルを有するアナログ信号がA/D変換器1
6a,16bに入力された場合は、変換部16a−1か
ら出力される信号が等化器20に出力されることによ
り、範囲外の波形歪みが生じることがなくなる。なお、
波形歪時においては、量子誤差の影響は、波形歪による
劣化と比較すると小さいので変換部16a−2からの出
力でも十分に判定帰還型等化器の等化性能を発揮させる
ことができる。
【0050】図3は、図2に示したA/D変換器16a
内の出力コードを示す図である。
【0051】図3に示すように、変換部16a−1から
の出力はVRT〜VRBの範囲において、256分割(8b
it)されており、また、変換部16a−2からの出力
は、VRT’〜VRB’の範囲において256分割(8bi
t)されており、入力されるアナログ信号の電圧が
RT’を越える場合やVRB’よりも小さな場合は、無入
力と同様の動作となるためALL ”0 ”となる。
【0052】定常時あるいはフラットなフェージング状
態時においては、波形歪がなく、A/D変換器16aに
入力されるアナログ信号のレベルが変換部16a−2に
おける入力信号変換可能電圧範囲内で動作するように設
定してあるため、変換部16a−2からの出力がALL
”0 ”となることはなく、従って、選択器16a−4
において、変換部16a−1のMSB(D7)と変換部
16a−2の8ビットの計9ビットが選択されて出力さ
れる。
【0053】一方、選択性フェージングが発生し、
RT’を越える電圧レベルを有するアナログ信号あるい
はVRB’以下の電圧レベルを有するアナログ信号が入力
された場合は、判定器16a−3において、変換部16
a−1の出力から入力されたアナログ信号の電圧が変換
部16a−2における入力信号変換可能電圧範囲外つま
りALL0の出力状態であることが判定され、その結
果、選択器16a−4において、変換部16a−1の出
力が選択されて出力される。
【0054】なお、次のサンプリングタイミング時にお
いて、入力されるアナログ信号の電圧レベルが変換部1
6a−2における入力信号変換可能電圧範囲内であれ
ば、判定器16a−3及び選択器16a−4によって変
換部16a−2から出力される信号が選択されて出力さ
れる。
【0055】図4は、図2に示したA/D変換器16a
に入力される信号に対するアイパターンを示す図であ
り、(a)は定常時またはフラットなフェージング時を
示す図、(b)は選択性フェージング時を示す図であ
る。
【0056】図4に示すように、定常時あるいはフラッ
トなフェージング状態においては、波形歪がほとんど生
じないため、アイパターンが確認される。
【0057】本アイパターンの範囲を変換部16a−1
の入力信号変換可能電圧範囲内に収めるような構成をと
ると、その状態では選択性フェージングによって波形歪
が生じた場合、アイパターンは大きく歪み、収束点も見
えなくなる程大きくなる。
【0058】その結果、判定帰還型等化器の等化能力以
前に、変換部16a−1のダイナミックレンジを越えて
しまうことによる劣化が見えてしまう。
【0059】そこで、上記の状態において変換部16a
−1のダイナミックレンジを越えてしまう値が変換部1
6a−2において補われている。
【0060】(第2の実施の形態)図5は、本発明の復
調システムの第2の実施の形態を示すブロック図であ
る。
【0061】本形態は図5に示すように、図1に示した
復調システムに対して、等化器120内に判定帰還型等
化器122a,122bにおける動作タップ係数をモニ
ターし、そのモニター結果に基づいた制御信号を復調器
110内のA/D変換器116a,116bに対して出
力する制御回路124が設けられているものである。
【0062】図6は、図5に示したA/D変換器116
aの詳細な構成を示す図である。
【0063】本形態におけるA/D変換器116aは図
6に示すように、図2に示したものと比べて判定器が削
除されており、選択器116a−4において、等化器1
20内に設けられた制御回路124からの制御信号に基
づいて、変換部116a−1から出力される信号あるい
は変換部116a−2から出力される信号が選択され、
出力される。
【0064】図7は、図5に示した制御回路124にお
いてモニターされるタップ係数のモニター値と、選択性
フェージングのノッチ周波数及びノッチの深さを示す図
である。
【0065】図7に示すように、ノッチ周波数により、
動作するタップの場所が異なり、また、深さにより係数
の大小が異なることから、タップ係数をモニターし、そ
の大きさに基づいて制御することで選択器116a−4
(図6参照)における信号の選択は可能である。
【0066】判定帰還型等化器が動作している選択性フ
ェージングの発生している状態においては、変換部11
6a−1から出力されるデジタル信号が出力されず、V
RT’〜VRB’の範囲でサンプリングしても変換部116
a−2から出力されるデジタル信号のみが出力される。
【0067】なお、上述した第1及び第2の実施の形態
においては、8ビットのA/D変換器を使用している
が、変調方式及び判定帰還型等化器の能力に応じて8ビ
ット以下あるいは8ビット以上のものでも構成可能であ
る。
【0068】以下に、本発明が、公開されている他の特
許と異なることを記載する。
【0069】特開平4−122153号公報に記載され
ている4相PSK復調器のAGC回路においては、AG
C制御精度を高めるために制御信号検出用のA/D変換
器精度を手信号より1ビット以上大きく選ぶように決め
たものであり、A/D変換器内の変換部が各2個で合計
4個使用されている点においては本発明と類似している
が、本発明が、主信号の劣化を防ぎ、かつ、A/D変換
器のビット数(分解能)をアップするために高価となる
ことを防ぎ、同ビット数のA/D変換器を使用する点で
異なっている。
【0070】また、特開平1−300729号公報に記
載されている交差偏波受信回路においても、A/D変換
器内の変換部が4個使用されている点において本発明と
類似しているが、目的(交差偏波間の干渉を除去する)
及び構成(異偏波側信号をA/D変換する)が全く異な
っている。
【0071】よって、上述した両特許から見ても、本発
明が類推できるものではない。
【0072】
【発明の効果】本発明は、上述したように構成されてい
るので、以下に記載するような効果を奏する。
【0073】請求項1に記載のものにおいては、A/D
変換器内に、それぞれが異なる入力信号変換可能電圧範
囲を有し、入力されるアナログ信号をデジタル信号に変
換する第1及び第2の変換部と、第1の変換部から出力
されるデジタル信号から、入力されたアナログ信号の電
圧レベルが第2の変換部の入力信号変換可能電圧範囲内
であるかどうかを判定する判定器と、その判定結果か
ら、入力されたアナログ信号の電圧レベルが第2の変換
部の入力信号変換可能電圧範囲内である場合は第2の変
換部から出力されるデジタル信号を等化器に出力し、入
力されたアナログ信号の電圧レベルが第2の変換部の入
力信号変換可能電圧範囲外である場合は第1の変換部か
ら出力されるデジタル信号を等化器に出力する選択器と
を設け、第1の変換部の入力信号変換可能電圧範囲を第
2の変換部の入力信号変換可能電圧範囲よりも広く設定
したため、定常時あるいはフラットなフェージング時に
おいては、入力信号変換可能電圧範囲の狭い第2の変換
部から出力されるデジタル信号が等化器に出力されるこ
とにより量子誤差を少なくすることができ、また、選択
性フェージング時においては、入力信号変換可能電圧範
囲の広い第1の変換部から出力されるデジタル信号が等
化器に出力されることにより入力信号が入力信号変換可
能電圧範囲外になることによる波形歪みが生じることは
ない。
【0074】これにより、定常時のノイズ、量子誤差及
び選択性フェージング時の入力範囲と判定帰還型等化器
の等化能力とを考慮しなくても、入力されるアナログ信
号のデジタル信号への変換を信号劣化を生じさせずに正
確に行うことができる。
【0075】請求項2に記載のものにおいては、A/D
変換器内に、それぞれが異なる入力信号変換可能電圧範
囲を有し、入力されるアナログ信号をデジタル信号に変
換する第1及び第2の変換部と、等化器内に設けられた
判定帰還型等化器における動作タップ係数に基づいた制
御により、入力されたアナログ信号の電圧レベルが第2
の変換部の入力信号変換可能電圧範囲内である場合は第
2の変換部から出力されるデジタル信号を等化器に出力
し、入力されたアナログ信号の電圧レベルが第2の変換
部の入力信号変換可能電圧範囲外である場合は第1の変
換部から出力されるデジタル信号を等化器に出力する選
択器とを設け、第1の変換部の入力信号変換可能電圧範
囲を第2の変換部の入力信号変換可能電圧範囲よりも広
く設定したため、請求項1に記載のものと同様の効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の復調システムの第1の実施の形態を示
すブロック図である。
【図2】図1に示したA/D変換器の詳細な構成を示す
図である。
【図3】図2に示したA/D変換器内の出力コードを示
す図である。
【図4】図2に示したA/D変換器に入力される信号に
対するアイパターンを示す図であり、(a)は定常時ま
たはフラットなフェージング時を示す図、(b)は選択
性フェージング時を示す図である。
【図5】本発明の復調システムの第2の実施の形態を示
すブロック図である。
【図6】図5に示したA/D変換器の詳細な構成を示す
図である。
【図7】図5に示した制御回路においてモニターされる
タップ係数のモニター値と、選択性フェージングのノッ
チ周波数及びノッチの深さを示す図である。
【図8】判定帰還型等化器と組み合わされた従来の復調
システムの一構成例を示すブロック図である。
【図9】図8に示したA/D変換器の詳細を示す図であ
り、(a)は8ビット出力の構成を示す図、(b)はA
/D変換表を示す図である。
【符号の説明】
10,110 復調器 11,15a,15b,111,115a,115b
可変増幅器 12,112 分配器 13a,13b,113a,113b 検波器 14a,14b,114a,114b 低域フィルタ 16a,16b,116a,116b A/D変換器 16a−1,16a−2,116a−1,116a−2
変換部 16a−3 判定器 16a−4,116a−4 選択器 17a,17b,117a,117b 非線形回路 18,118 90°位相器 19,119 再生搬送波発振器 19a,119a クロック同期回路 20,120 等化器 21a,21b,121a,121b 等化部 22a,22b,122a,122b 判定帰還型等
化器 23,123 DEM制御回路 124 制御回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変調されたアナログ信号を復調させる復
    調器と、該復調器において復調された信号を補正する等
    化器とから構成され、 前記復調器が、 前記アナログ信号に搬送波を乗算させる検波器と、 該検波器から出力されたアナログ信号を増幅させるベー
    スバンド増幅器と、 該ベースバンド増幅器において増幅されたアナログ信号
    をデジタル信号に変換するA/D変換器とを有し、 前記等化器が、 前記A/D変換器において変換されたデジタル信号をタ
    ップ制御により補正する判定帰還型等化器を有してなる
    復調システムにおいて、 前記A/D変換器は、 それぞれ異なる入力信号変換可能電圧範囲を具備し、入
    力されるアナログ信号をデジタル信号に変換する第1及
    び第2の変換部と、 前記第1の変換部に入力されるアナログ信号の電圧レベ
    ルが前記第2の変換部の入力信号変換可能電圧範囲内で
    あるかどうかを判定する判定器と、 前記判定器における判定結果により、前記第1の変換部
    に入力されるアナログ信号の電圧レベルが前記第2の変
    換部の入力信号変換可能電圧範囲内であった場合は前記
    第2の変換部から出力されるデジタル信号を前記等化器
    に出力し、前記第1の変換部に入力されるアナログ信号
    の電圧レベルが前記第2の変換部の入力信号変換可能電
    圧範囲外であった場合は前記第1の変換部から出力され
    るデジタル信号を前記等化器に出力する選択器とを有
    し、 前記第1の変換部の入力信号変換可能電圧範囲は、前記
    第2の変換部の入力信号変換可能電圧範囲よりも広いこ
    とを特徴とする復調システム。
  2. 【請求項2】 変調されたアナログ信号を復調させる復
    調器と、該復調器において復調された信号を補正する等
    化器とから構成され、 前記復調器が、 前記アナログ信号に搬送波を乗算させる検波器と、 該検波器から出力されたアナログ信号を増幅させるベー
    スバンド増幅器と、 該ベースバンド増幅器において増幅されたアナログ信号
    をデジタル信号に変換するA/D変換器とを有し、 前記等化器が、 前記A/D変換器において変換されたデジタル信号をタ
    ップ制御により補正する判定帰還型等化器を有してなる
    復調システムにおいて、 前記等化器は、 前記判定帰還型等化器における動作タップ係数の大きさ
    に基づいて前記第1の変換部に入力されるアナログ信号
    の電圧レベルが前記第2の変換部の入力信号変換可能電
    圧範囲内であるかどうかを判断する制御回路を有し、 前記A/D変換器は、 それぞれ異なる入力信号変換可能電圧範囲を具備し、入
    力されるアナログ信号をデジタル信号に変換する第1及
    び第2の変換部と、 前記制御回路における判断結果により、前記第1の変換
    部に入力されるアナログ信号の電圧レベルが前記第2の
    変換部の入力信号変換可能電圧範囲内であった場合は前
    記第2の変換部から出力されるデジタル信号を前記等化
    器に出力し、前記第1の変換部に入力されるアナログ信
    号の電圧レベルが前記第2の変換部の入力信号変換可能
    電圧範囲外であった場合は前記第1の変換部から出力さ
    れるデジタル信号を前記等化器に出力する選択器とを有
    し、 前記第1の変換部の入力信号変換可能電圧範囲は、前記
    第2の変換部の入力信号変換可能電圧範囲よりも広いこ
    とを特徴とする復調システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の復調シ
    ステムにおいて、 前記第1の変換部の入力信号変換可能電圧範囲は、前記
    第2の変換部の入力信号変換可能電圧範囲の2倍である
    ことを特徴とする復調システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2009034618A1 (ja) * 2007-09-11 2009-03-19 Panasonic Corporation 無線受信機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009034618A1 (ja) * 2007-09-11 2009-03-19 Panasonic Corporation 無線受信機
JP4933624B2 (ja) * 2007-09-11 2012-05-16 パナソニック株式会社 無線受信機

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