JPH09283852A - 電子部品用キャップおよびそれを用いた半導体レーザとその製法 - Google Patents

電子部品用キャップおよびそれを用いた半導体レーザとその製法

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JPH09283852A JP8090909A JP9090996A JPH09283852A JP H09283852 A JPH09283852 A JP H09283852A JP 8090909 A JP8090909 A JP 8090909A JP 9090996 A JP9090996 A JP 9090996A JP H09283852 A JPH09283852 A JP H09283852A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャップの上面から圧力が加わっても窓部の
ガラスや接着剤にクラックが入ったり、破損しない構造
の電子部品用キャップおよびそれを用いた半導体レーザ
と、ハーメチックシール用の複雑な溶接の必要がなく、
圧入だけによる簡単な工程により製造をすることができ
る半導体レーザの製法を提供する。 【解決手段】 頂部に窓部13が形成され、底部にステ
ムと接合され得る開口部14が形成された金属シェル1
1の前記窓部に光透過部材15が接着された電子部品用
キャップ10であって、前記金属シェルの頂部の外周表
面に突起部12がリング状に形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はキャンシール型半導
体レーザのような頂部に窓部を有し、底部にステムと接
合し得る開口部を有する金属シェルからなる電子部品用
キャップに関する。さらに詳しくは、該キャップをステ
ムに圧入することによりハーメチックシールをしたり、
該キャップが組み立てられた電子部品の該キャップの上
面から強い外圧が加わる場合でもキャップの窓部のガラ
スなどが破損しないような電子部品用キャップ、ならび
にそれを用いた半導体レーザおよびその製法に関する。
【0002】
【従来の技術】キャンシール型半導体レーザは、たとえ
ば図5(a)に断面図が示されるような構造になってい
る。図5(a)において、ステム21と一体化されたヒ
ートシンク21aに、シリコンサブマウント22を介し
てレーザチップ23がマウントされている。このステム
21には、リード26がステム21と絶縁してハーメチ
ックシールされると共に、リード28が溶接などにより
接続されている。レーザチップ23の一方の電極端子が
シリコンサブマウント22を介してリード26とワイヤ
ボンディングされている。また、レーザチップ23の他
方の電極がヒートシンク21aを介してリード28と接
続されている。この周囲にキャップ24が溶接などによ
りステム21と接着されてハーメチックシールされてい
る。キャップ24の頂部にはレーザチップ23からの光
を取り出すため貫通孔による窓部が設けられ、内部を機
密にするため、窓ガラス25が低融点ガラス(図示せ
ず)などにより接着されている。この窓ガラス25があ
らかじめキャップ24に接着された状態で、キャップ2
4がステム21に溶接される。この溶接は電気抵抗溶接
で行われることが多く、その場合、電流を集中させて溶
接を確実にするため、図5(b)に示されるように、キ
ャップ24の底面に突起状のプロテクション24aが形
成されている。
【0003】半導体レーザに限らず、窓部を有し、ハー
メチックシールをするためのキャップは、ホトトランジ
スタ、ホトダイオード、メタルキャップの発光ダイオー
ド(LED)などに用いられるものでも大体図5に示さ
れるような構造になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述の構造のキャップ
を用いた半導体レーザなどの電子部品では、キャップを
取り付ける場合にステムと溶接によりハーメチックシー
ルを得なければならない。しかし、溶接条件はバラツキ
が多く、安定したハーメチックシールが得られないと共
に、プロテクションを有するため小型化が困難であると
いう問題がある。そのため、キャップをステムに圧入す
ることによりハーメチックシールを得ることが要望され
ているが、キャップを圧入しようとすると、窓部のガラ
スや接着剤の低融点ガラスなどにクラックが入ったり、
ワレが生じてハーメチックシールが得られず、実用化さ
れていない。
【0005】さらに、前述の半導体レーザを、たとえば
回折格子を備えたピックアップ用とする場合には、図6
に示されるように、半導体レーザのキャップ24の上表
面にスプリング31の一端側を押し当て、スプリング3
1の他端側により回折格子32をホルダ33に押し付け
て取り付けられる。ホルダ33はステム21と接着され
ている。このスプリング31による押し付けの力は3〜
5kgあり、この押圧力により、半導体レーザの使用中
にキャップ24の窓部に接着されたガラスなどにクラッ
クが入ったり、破損が生じてハーメチックシールが保た
れなくなるという問題がある。
【0006】本発明はこのような問題を解決するために
なされたもので、キャップの上面から圧力が加わっても
窓部のガラスや接着剤にクラックが入ったり、破損しな
い構造の電子部品用キャップおよびそれを用いた半導体
レーザを提供することを目的とする。
【0007】本発明のさらに他の目的は、ハーメチック
シール用の複雑な溶接の必要がなく、圧入だけによる簡
単な工程により製造をすることができる半導体レーザの
製法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、キャップ
の上面から圧力が加わった場合にキャップの窓ガラスや
接着剤の低融点ガラスなどにクラックが入ったり、ワレ
が生じたりする原因を鋭意検討して調べた。その結果、
キャップの上面の全面に押圧力が加わると窓ガラスおよ
びその周囲部分に強い引張力が加わり、それが原因で窓
ガラスや接着剤の低融点ガラスにクラックやワレが入る
ものであることを見出した。そして、キャップの上面の
外周端にリング上の突起部を設けることにより、窓ガラ
ス部分に加わる強い引張応力は極一部で、接着剤部分に
は殆ど応力が加わらず、窓ガラスや接着剤にはクラック
もワレも入らないことを見出した。
【0009】本発明による電子部品用キャップは、頂部
に窓部が形成され、底部にステムと接合され得る開口部
が形成された金属シェルの前記窓部に光透過部材が接着
された電子部品用キャップであって、前記金属シェルの
頂部の外周表面に突起部がリング状に形成されている。
【0010】本発明の半導体レーザは、ステムにレーザ
チップがマウントされ、その周囲がキャップによりハー
メチックシールされる半導体レーザであって、そのキャ
ップに請求項1記載のキャップを用いるものである。
【0011】本発明の半導体レーザの製法は、(a)レ
ーザチップがマウントされるヒートシンクおよび外周壁
にキャップが嵌合し得る側壁を有するステムを形成し、
(b)該ステムのヒートシンクにレーザチップをマウン
トし、ついでワイヤボンディングをし、(c)キャップ
の開口部を前記ステムの側壁に圧入することにより嵌合
させることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】つぎに、図面を参照しながら本発
明の電子部品用キャップおよび半導体レーザとその製法
について説明をする。
【0013】図1は本発明の電子部品用キャップの断面
図である。図1において、キャップ10は金属シェル1
1の頂部に形成された窓部13に、たとえばガラスやプ
ラスティックのような光透過部材15が低融点ガラスな
どの接着剤16により機密を保持できるように接着され
ることにより形成されている。金属シェル11は、たと
えばコバール板などを絞り加工することにより、その底
部にステムと接合するための開口部14が設けられ、頂
部には窓部13とする貫通孔が設けられることにより形
成されている。窓部13は、たとえば内部に封入される
レーザチップのレーザ光を通過させるためのものであ
る。このキャップ10の頂部の上表面の外周端にリング
状の突起部12が形成されていることに本発明の特徴が
ある。
【0014】たとえばキャップ10の高さが3mm程度
で、内径が2.2mm程度で、肉厚tが0.15mm程度
の場合に、突起部12はその高さHが0.03mm程
度、その幅Wが0.25mm程度に形成される。すなわ
ち、むやみに高い突起を形成する必要はなく、平板状部
材を介してキャップ10の上部から圧力が印加された場
合に、その力がキャップ上部の全面にかかるのではな
く、この突起部12にかかる程度に突出しておればよ
い。また、突起部12の幅Wは、あまり大きくなるとキ
ャップ上面の全面に力が印加されるのと変わらなくなる
ため効果がなく、キャップ10の側壁の厚さ、すなわち
板厚tの2倍程度以下であることが好ましい。
【0015】本発明者らが鋭意検討を重ねた結果、キャ
ップ10の頂部の上表面の外周端にこのような突起部1
2が形成されることにより、光透過部材15のガラスや
接着剤16の低融点ガラスなどにクラックやワレなどが
生じるような応力がかからないことをシミュレーション
の結果により見出した。すなわち、突起部12が形成さ
れていることにより、キャップ10の上部から押圧力が
印加されてもその圧力に伴うキャップ10への応力は、
金属シェル11の肩部に集中し、窓部13近傍では窓ガ
ラスなどの光透過部材15に弱い引張力が加わる程度
で、接着剤16部分には殆ど応力が加わらないからであ
る。つぎに従来構造のキャップと本発明のキャップとに
同じ条件の押圧力を印加し、ステムにキャップを圧入す
る場合のキャップ10の窓部13の近傍の応力のシミュ
レーション結果について説明をする。
【0016】キャップ10の圧入の条件は、図2に示さ
れるように、ステム固定台17上にステム5を載置し、
キャップガイド18によりキャップ10とステム5との
センターを保持しながらキャップ10の上面の外周全体
まで当たる平板状の加圧器19により矢印Pの方向に1
7kg程度の荷重を印加する。この際、キャップは前述
の大きさで、ステム5のキャップ10との接合部の外径
は2.21mm程度で、キャップ10の内径は2.20m
m程度に形成されている。シミュレーションにおいて
は、この荷重を印加する際にキャップ10の底部の開口
部14は広がらないように完全拘束されているという前
提で行った。この条件で、本発明の上表面の外周端に突
起部12が形成されたキャップ10と、突起部が形成さ
れていない従来のキャップに対してシミュレーションを
行った結果を図3(a)〜(b)にそれぞれ示す。
【0017】図3(a)〜(b)は、金属シェル11の
頂部および光透過部材(窓ガラス)15と接着剤16の
部分を中心線で切断した半分の部分が示されている。図
3(a)〜(b)において、Aは引張力が40〜2.5
kg・f/mm2、Bは引張力が2.5〜0.952kg・f
/mm2、C(斜線なしの領域)は引張力から圧縮力の境
界部分である0.952〜−0.599kg・f/mm2
Dは圧縮力が−0.599〜−1.37kg・f/mm2
Eは圧縮力が−1.37〜−40kg・f/mm2の応力が
それぞれ分布している範囲であることを示している。
【0018】図3(a)から明らかなように、本発明の
突起部12が形成されたキャップ10によれば、窓ガラ
ス15および接着剤16を含めて強い引張力が分布して
いる領域Aは窓ガラス15の下部のごく僅かな部分に見
られるだけで、他の窓ガラス15の殆どは弱い引張力の
領域Bで、接着剤16の近傍には殆ど応力がかかってい
ない。一方、突起部が設けられていない従来のキャップ
では、図3(b)に示されるように、窓ガラス15に大
きな引張力が働く領域Aの部分が広く存在する上に、接
着剤16の部分にもほぼ全体に弱い引張力(領域B)が
かかっており、しかも金属シェル11の頂部に強い圧縮
力の領域Eが広い範囲で存在し、窓ガラス15を引張る
力として作用する。そのため、窓ガラス15にクラック
やワレが発生しやすい状態にあることが理解できる。
【0019】前述の大きさのキャップ10を用い、前述
の圧入条件でステムにキャップを圧入して製造した半導
体レーザについてリークテスト(気密性が5.1Pa・
cc/sec以下を良品とする)を行った結果、本発明
によるキャップを用いた半導体レーザでは40個でリー
クテスト不良は1個も出なかった。一方、従来のキャッ
プを用いたものは、40個で、リークテスト不良が2個
出た。この結果は、シミュレーション結果とも良く符合
する。
【0020】つぎに、図4を参照しながらこのキャップ
を用いた本発明の半導体レーザについて説明をする。図
4の(a)および(b)はそれぞれ90゜の方向ずれた
面での断面図である。
【0021】図4(a)〜(b)において、1は厚さが
0.2〜0.4mm程度の鉄系や銅系の金属材料の板材か
ら絞り加工と打抜き加工により形成された円筒状のリン
グで、その先端部には上方に延びるように折り曲げられ
たヒートシンク1aを有し、レーザチップ7をマウント
したサブマウント6が接着されるようになっている。円
筒状のリング1の底部には、鍔部1bが0.3mm程度
の幅で設けられ、さらにその鍔部1bの一部からは共通
リード1cが下方に延びている。このヒートシンク1a
や共通リード1cはリードフレームを打ち抜いたのち折
り曲げるだけで簡単に形成される。また鍔部1bには、
回転方向の位置決めをする切欠部が設けられているが図
示されていない。このリング1内に、たとえば低融点ガ
ラスなどの絶縁体2により絶縁保持されたリード3、4
がハーメチックに封入され、円筒状のリング1、絶縁体
2およびリード3、4によりステム5が形成されてい
る。
【0022】ヒートシンク1aにはレーザチップ7がボ
ンディングされたサブマウント6が吸着コレットにより
搬送され、位置合せされてマウントされる。このサブマ
ウント6の位置合せは、リング1の鍔部1bの表面Fを
基準面として行われる。そうすることにより、CDプレ
ーヤなどのセットに半導体レーザを取りつける場合にこ
の鍔部1bの表面Fを基準とするため、正確な位置決め
をすることができる。その点からリング1の底部に鍔部
1bを設けることが好ましいが、基準面とするだけで、
キャップ10の横ずれのマージンを必要としないため、
その幅は0.3mm程度あれば充分である。
【0023】サブマウント6は、たとえばシリコン基板
などにより形成され、200μm×150μm程度の小
さなレーザチップ7を組み立てやすくするために設けら
れている。この例では、シリコン基板からなるサブマウ
ント6にレーザチップ7の発光量をモニターする受光用
の図示しないフォトダイオードが形成されている。この
レーザチップ7および図示しないフォトダイオードの各
電極が金線8によりリード3、4とそれぞれワイヤボン
ディングされ接続されている。レーザチップ7およびフ
ォトダイオードのそれぞれ他方の電極はサブマウント6
の裏面を介して共通リード1cに接続され、3本のリー
ド1c、3、4がステム5の裏面側に延びている。
【0024】このレーザチップ7がマウントされたステ
ム5の円筒状リング1の外周壁に前述の図1に示される
キャップ10が圧入されることにより本発明の半導体レ
ーザが製造される。すなわち、たとえば円筒状リング1
の外径は2.21mm程度で、キャップ10の内径は2.
20mm程度に形成されており、図2に示されたのと同
様の方法および条件で圧入することにより製造される。
【0025】本発明の製法では、キャップ10とステム
5とのハーメチックシールは円筒状のリング1の側壁の
外周面とキャップ10の内周側面の部分での圧入により
行われている。そのため、キャップ10とステム1との
半径方向の位置合せをセルフアライメントで行うことが
でき、ステム(鍔部1b)に半径方向のマージンを設け
る必要がない。さらに、キャップ10に鍔部や溶接のた
めのプロテクションを設ける必要もない。その結果、製
造が簡単であると共に、従来キャップの鍔部および半径
方向の位置ずれマージンとしてステムの鍔部1bがたと
えば1mm以上必要であったのが0.25mm程度です
み、直径で1.5mm程度小さくすることができる。こ
のように圧入によりハーメチックシールを得る場合で
も、キャップの上表面にリング状の突起部12を形成す
ることにより、窓部13のガラスなどにクラックが入っ
たり、ワレが生じたしすることがなく、簡単な製造工程
で品質の安定した製品を大量生産することができる。な
お、完全なハーメチックシールを得るためには、ステム
5の外周壁およびキャップ10の内周壁にSnPb、I
n、Agなどからなるメッキが施されていることが望ま
しい。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、光透過部材が接着され
た窓部を有するキャップの上面から押圧力が印加されて
も光透過部材のガラスや接着剤の低融点ガラスなどにク
ラックが入ったり、破損することがない。そのため、ス
テムにハーメチックシールする場合でも溶接ではなく圧
入により接合することができ、製造工程が簡単になると
共に、部品を小形化することができる。さらに、このキ
ャップを使用した電子部品の使用態様においても、上部
から圧力がかかる使用方法に対しても信頼性が高く保持
され、使用勝手がよい。そのため、この電子部品を使用
する装置の設計の自由度が向上する。
【0027】本発明の半導体レーザによれば、上面から
の押圧力が印加されても窓部にクラックが入ったり、破
損しないキャップを用いているため、ステムとのハーメ
チックシールを圧入により行うことができる。また、従
来の溶接タイプの構造で、スプリングにより回折格子を
保持する場合でも、突起部が設けられていることによ
り、窓部にクラックが入ったり、破損することがなく、
信頼性が大幅に向上する。
【0028】さらに、本発明の製法によれば、キャップ
とステムとのハーメチックシールを圧入のみで行うこと
ができるため、少ない工数で簡単に製造することがで
き、半導体レーザのコストダウンおよび小形化に大いに
寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子部品用キャップの断面説明図であ
る。
【図2】キャップをステムに圧入する状態の説明図であ
る。
【図3】キャップをステムに圧入する際のステムの窓部
近傍の応力分布図である。
【図4】本発明の半導体レーザの断面説明図である。
【図5】従来の半導体レーザの説明図である。
【図6】従来の半導体レーザに回折格子を取り付けた状
態の説明図である。
【符号の説明】
1a ヒートシンク 5 ステム 7 レーザチップ 8 金線 10 キャップ 11 金属シェル 12 突起部 13 窓部 14 開口部 15 光透過部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 頂部に窓部が形成され、底部にステムと
    接合され得る開口部が形成された金属シェルの前記窓部
    に光透過部材が接着された電子部品用キャップであっ
    て、前記金属シェルの頂部の外周表面に突起部がリング
    状に形成されてなる電子部品用キャップ。
  2. 【請求項2】 ステムにレーザチップがマウントされ、
    その周囲がキャップによりハーメチックシールされる半
    導体レーザであって、前記キャップが請求項1記載のキ
    ャップである半導体レーザ。
  3. 【請求項3】 (a)レーザチップがマウントされるヒ
    ートシンクおよび外周壁にキャップが嵌合し得る側壁を
    有するステムを形成し、(b)該ステムのヒートシンク
    にレーザチップをマウントし、ついでワイヤボンディン
    グをし、(c)キャップの開口部を前記ステムの側壁に
    圧入することにより嵌合させることを特徴とする半導体
    レーザの製法。
  4. 【請求項4】 前記キャップに請求項1記載のキャップ
    を用いる請求項3記載の半導体レーザの製法。
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