JPH09283703A - 複合半導体装置 - Google Patents

複合半導体装置

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JPH09283703A
JPH09283703A JP11948796A JP11948796A JPH09283703A JP H09283703 A JPH09283703 A JP H09283703A JP 11948796 A JP11948796 A JP 11948796A JP 11948796 A JP11948796 A JP 11948796A JP H09283703 A JPH09283703 A JP H09283703A
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conductor pattern
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composite semiconductor
thinner
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永吾 福田
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明 小宮
Saburo Mori
三郎 森
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 絶縁基板自体に必要以上に機械的ストレスを
加えず、導体パターンの幅を広くすることなく断面積を
大きくして大電流を流すことができ、しかも小型化の要
請や製造コスト低減の要請に十分応え得るようにする。 【解決手段】 絶縁基板1の裏面には、放熱板に半田固
着するための金属層4を有し、該基板1の表面には、半
導体チップ3等が搭載されるようにした複合半導体装置
において、前記絶縁基板1の表面に、その外周部22が
その中央部23よりも厚さが薄い導体パターン21を形
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放熱板上に半田固
着される絶縁基板表面に形成された導体パターンに、半
導体チップ等の回路部品が搭載される複合半導体装置に
関し、特に導体パターンの構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の複合半導体装置として、概略以
下のように構成されたものがある。即ち、放熱板の上に
絶縁基板を半田固着し、該絶縁基板の上面には半導体チ
ップ、回路を構成する電子部品、これらを接続する端子
等の回路部品が搭載・固着されている。また、放熱板の
外周には絶縁ケースが固着され、該放熱板上に搭載され
た絶縁基板、半導体チップ、電子部品、端子等の回路部
品が樹脂の充填によって封止された構造となっている。
上記のような複合半導体装置における構成部品の1つで
ある絶縁基板のみを取り出して模式的に示したのが図3
及び図4であり、図3はその平面図、図4は図3におけ
るB−B線に沿う断面図である。
【0003】すなわち、これらの図において、絶縁基板
1は窒化アルミニウム等の材料により形成され、その上
面側には厚さ0.2〜0.3mm程度の導体パターン2
が形成されている。この導体パターン2は銅板等の良導
電材料から成り、該パターン2の各部の面積は、その部
分に搭載される電子部品、例えば半導体チップ3の電流
容量の大きさに対応して設計されている。すなわち、例
えば、半導体チップ3の電流容量が大きければ、その専
有面積も相対的に大きく形成されている。なお、上記絶
縁基板1の下面側には、図示を省略した放熱板に半田固
着するための金属層4が0.2〜0.3mm程度の厚さ
で形成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の絶縁基板1上に
形成される導体パターン2は、その板厚を厚くすること
により断面積を増加させ、搭載される電子部品の電流容
量に対応させようとしても絶縁基板1自体に、運転時の
熱等により機械的ストレスを加えることになるので、必
要とする板厚とすることが困難であった。この機械的ス
トレスによって、導体パターン2の外周部が剥がれ易く
なる問題もあった。一方、板厚は従来のままで、導体パ
ターン2の幅を広くして断面積を大きくしようとする
と、絶縁基板1全体の大きさが大きくなり、装置全体の
小型化の要請や製造コスト低減の要請に応えられないと
いう問題もあった。
【0005】
【発明の目的】本発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたもので、絶縁基板自体に必要以上に機械
的ストレスを加えず、導体パターンの幅を広くすること
なく断面積を大きくして大電流を流すことができ、しか
も小型化の要請や製造コスト低減の要請に十分応え得る
複合半導体装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の複合半導体装置
は、絶縁基板の裏面には、放熱板に半田固着するための
金属層を有し、該基板の表面の導体パターン上には、半
導体チップ等の回路部品が搭載されるようにした複合半
導体装置において、前記絶縁基板の表面に形成された導
体パターンが、その外周部がその中央部よりも厚さの薄
い導体パターンとなっていることを特徴とするものであ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
1及び図2を参照して説明する。なお、図1は本発明の
複合半導体装置の構成部品の1つである絶縁基板の平面
図であり、図2は図1におけるA−A線に沿う断面図で
ある。これらの図において、絶縁基板1にはその表面
に、従来と同様に導体パターン20が形成されるが、半
導体チップ3等の電流容量の大きい電子部品を搭載する
導体パターン21は、その外周部22がその中央部23
よりも厚さが薄くなるように形成する。なお、絶縁基板
1の裏面には、従来と同様に図示を省略した放熱板に半
田固着するための金属層4が形成される。
【0008】上記のように導体パターン21を形成した
絶縁基板1を用いて、複合半導体装置を組み立てれば、
導体パターン21の外周部22がその中央部23よりも
厚さが薄く形成されているので、装置の運転時等に加わ
る熱等による機械的ストレスを小さくすることができ、
外周部からの剥がれも防止できる。また、導体パターン
自体の幅を広くすることなく断面積を大きくすることが
でき、大電流を流せる利点を生じる。さらに、絶縁基板
1を大きくする必要がないので、小型化の要請及び製造
コストの低減にも十分寄与することができる。次に、本
発明の実施例について、上記図2を参照して説明する。
【0009】
【実施例】図2の絶縁基板1において、半導体チップ3
等の電流容量の大きい電子部品を搭載する導体パターン
21の各部の厚さを次のように設定した。端子等の通常
の構成部品の搭載される導体パターン20の厚さを0.
2〜0.3mmとすると、半導体チップ3等の電流容量
の大きい電子部品を搭載する導体パターン21の外周部
の厚さを0.2〜0.3mmに設定した。また、導体パ
ターン21の中央部23の厚さを0.5mmに設定し
た。これにより外周部の厚さは中央部の厚さに比較して
0.2〜0.3mm薄く形成されることになり、この絶
縁基板1を用いて従来と同様に複合半導体装置を組み立
てることにより上記のような効果が得られた。
【0010】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、絶縁基
板の外周部の厚さを中央部の厚さよりも薄く形成するよ
うにしたので、絶縁基板の機械的ストレスを小さくする
ことができ、かつ、導体パターンの外周部の剥がれも防
止できる。また、当該絶縁基板に形成される導体パター
ンの幅を広くすることなく断面積を大きくすることがで
きる。その結果、絶縁基板を大きさを特に大きくする必
要がなく小型化の要請及び製造コストの低減の要請にも
応えることができるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の複合半導体装置に使用される絶縁基板
の平面図である。
【図2】図1におけるA−A線に沿う断面図である。
【図3】従来の複合半導体装置に使用される絶縁基板の
平面図である。
【図4】図3におけるB−B線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1 絶縁基板 3 半導体チップ 4 金属層 21 導体パターン 22 外周部 23 中央部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁基板の裏面には、放熱板に半田固着
    するための金属層を有し、該基板の表面の導体パターン
    上には、半導体チップ等の回路部品が搭載されるように
    した複合半導体装置において、 前記絶縁基板の表面に形成された導体パターンが、その
    外周部がその中央部よりも厚さの薄い導体パターンとな
    っていることを特徴とする複合半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記絶縁基板の表面の導体パターンが複
    数形成され、そのうちの少なくとも1つが、その外周部
    がその中央部よも厚さの薄い導体パターンとなっている
    ことを特徴とする請求項1に記載の複合半導体装置。
  3. 【請求項3】 上記絶縁基板が窒化アルミニウムから成
    ることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の複合
    半導体装置。
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EP2449586B1 (de) * 2009-07-02 2020-10-21 Rogers Germany GmbH Elektronische vorrichtung

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