JPH09283208A - コネクタの取付構造 - Google Patents
コネクタの取付構造Info
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R25/00—Coupling parts adapted for simultaneous co-operation with two or more identical counterparts, e.g. for distributing energy to two or more circuits
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- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
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- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
Abstract
動の軽減を図り、振動によるコネクタへの悪影響を極力
解消する。 【解決手段】 コネクタ4を一体に備えたケース2を自
動変速機ユニット20に装着してなるコネクタの取付構
造において、ケース2と自動変速機ユニット20との当
接面3、21a間に、振動吸収作用をなす弾性部材を介
在させ、弾性部材を、樹脂製のケース2に一体形成した
樹脂バネ10で構成した。
Description
変速機ユニットに、同ユニットの電気部品(例えばソレ
ノイドバルブ)とワイヤーハーネスとを接続するための
コネクタを取り付ける場合のコネクタの取付構造に関す
る。
常、油圧制御のためのソレノイドバルブが装備されてい
る。このソレノイドバルブと車両側のワイヤーハーネス
とを接続するのに、従来では、例えば自動変速機ユニッ
トにコネクタを取り付けて、このコネクタで接続する方
法がとられている。
ユニットには振動があり、この振動がコネクタに伝わる
ことにより、コネクタに悪影響が生じる可能性があっ
た。
ユニットからコネクタに加わる振動の軽減を図り、振動
によるコネクタへの悪影響を極力解消することのできる
コネクタの取付構造を提供することを目的とする。
接続用のコネクタを一体に備えたケースを車両搭載ユニ
ットへ装着したコネクタの取付構造において、前記ケー
スと車両搭載ユニットとの当接面間に振動吸収作用をな
す弾性部材を介在させたことを特徴とする。
る振動を弾性部材によって吸収することができるので、
コネクタに伝達される振動を少なくして、振動による悪
影響を減らすことができる。
タの取付構造であって、前記ケースが樹脂成形品であ
り、該ケースの車両搭載ユニットとの当接面に、ケース
と一体の樹脂バネが前記弾性部材として形成されている
ことを特徴とする。
の樹脂バネよりなるので、弾性部材を単独部品として取
り扱う必要がなく、部品点数を少なくでき、組み付け手
間を減らすことができる。
タの取付構造であって、前記樹脂バネが、ケースの前記
当接面から外方に凸に湾曲した円弧形に形成されている
ことを特徴とする。
弧形をなしており、簡単な形状で有効な弾性力を発生す
ることができる。
かに記載のコネクタの取付構造であって、前記ケース
が、多数のコネクタを有した集合コネクタ装置のケース
であることを特徴とする。
集中して設けているので、一括してコネクタへの振動の
伝達を減らすことができる。
かに記載のコネクタの取付構造であって、前記車両搭載
ユニットが車両の自動変速機ユニットであり、前記コネ
クタが自動変速機ユニットに組み付けられるソレノイド
バルブのコネクタと嵌合するものであることを特徴とす
る。
振動とソレノイドバルブの作動時の振動の両方からコネ
クタを保護することができる。
基づいて説明する。
のケースに集合させて集合コネクタ装置を構成し、この
集合コネクタ装置を車両搭載ユニットとしての自動変速
機ユニットに取り付けるようにしている。
(a)は斜視図、(b)は下面図、(c)は(b)図の
Ic−Ic矢視断面図、図2、図3は集合コネクタ装置
1の自動変速機ユニット20への取付構造を示す図であ
る。
ように、自動変速機ユニット20のコネクタ収容部21
に設置されることで、自動変速機ユニット20のソレノ
イドバルブ(機器)30と車両側のワイヤーハーネス1
5〔図1(a)参照〕とを電気接続するためのもので、
樹脂で成形された薄型のケース2を有している。ケース
2は、平面視形状が略長方形を基本とした多角形状をな
している。このケース2は、ケース本体2Aと、該ケー
ス本体2Aに下から被せるカバー2Bとからなり、ケー
ス本体2Aとカバー2Bの外周部には、相互にロックす
るロック突起5とロック枠6とが設けられている。ケー
ス本体2Aとカバー2Bは、相互に合わせた状態で、ロ
ック突起5とロック枠6とによりロックされており、両
方の面板間に、配線を行うための高さの低い内部空間を
形成している。
合わせる方と反対側に突出した角筒形のコネクタハウジ
ング4aが複数個一体に形成されている。コネクタハウ
ジング4aは、ソレノイドバルブ側の各コネクタと接続
しやすい位置にそれぞれ形成されている。各コネクタハ
ウジング4aの端子収容室には、それぞれ雌型のコネク
タ端子(図示略)が収容され、コネクタハウジング4a
と、その内部に収容されたコネクタ端子とにより、図2
(a)に示すように、それぞれソレノイドバルブ30側
のコネクタ(雌型コネクタ)31に嵌合するコネクタ
(雄型コネクタ)4が構成されている。
Bの下面(当接面)3には、カバー2Bと一体の樹脂バ
ネ10が複数個分散的に形成されている。樹脂バネ10
は、図1(c)に示すように、カバー2Bの下面3から
突出した外方に凸の湾曲した円弧形に形成されており、
下面3に垂直な方向に適度の弾性力を有している。ま
た、ケース2には、集合コネクタ装置50の取付金具を
兼用したアース端子金具8が設けられている。
は、図2、図3に示すように、自動変速機ユニット20
に取り付けられている。即ち、集合コネクタ装置1は、
自動変速機ユニット20のケーシングのコネクタ収容部
21の上面(当接面)21aに、カバー2Bの下面3の
樹脂バネ10を当接させた状態で据付けられ、ケーシン
グのネジ孔24に、集合コネクタ装置1のケース2外部
に突出したアース端子金具8をボルト12で締結するこ
とにより、自動変速機ユニット20に固定されている。
そして、集合コネクタ装置1の下面3と、自動変速機ユ
ニット20の上面21aとの間に、弾性部材としての樹
脂バネ10が介在し、この樹脂バネ10により自動変速
機ユニット20から伝わる振動を吸収するようになって
いる。
コネクタ装置1の各コネクタ4に対して、自動変速機ユ
ニット20に組付けたソレノイドバルブ30のコネクタ
31を嵌合することで、各ソレノイドバルブ30とワイ
ヤーハーネス15〔図1(a)参照〕との接続を完了す
ることができる。図3中の符号33で示す箇所は、ソレ
ノイドバルブ30の収容部である。
た場合、集合コネクタ装置1のケース2と自動変速機ユ
ニット20の当接面間に、振動吸収作用をなす樹脂バネ
10が存在するので、自動変速機ユニット20およびソ
レノイドバルブ30の振動からコネクタ4を保護するこ
とができ、振動によるコネクタ接続部分に対する悪影響
を減らすことができる。特に、この実施形態の場合、ケ
ース2と一体の樹脂バネ10を振動吸収作用をなす弾性
部材として用いたので、集合コネクタ装置1を据付ける
だけ弾性部材のセットができ、特別に弾性部材部品を取
り扱う必要がない。また、樹脂バネ10が外方に凸に湾
曲した円弧形をなしているので、カバー2Bの樹脂成形
も容易である上、有効な弾性作用を期待することがで
き、十分な振動吸収作用を得ることができる。
なす弾性部材として、ケース2と一体の樹脂バネ10を
用いたが、樹脂バネ10の代わりに振動吸収作用をなす
他の弾性部材(例えばゴム板等)を介在させてもよい。
また、上記実施形態では、集合コネクタ装置1を自動変
速機ユニット20に取り付ける場合を示したが、その他
の車両搭載ユニットに集合コネクタ装置1を取り付けて
も、同様の振動吸収効果を得ることができる。また、集
合コネクタ装置1の形にしなくても、1個のコネクタを
有するケースの場合でも、その下面に樹脂バネ10を設
けることにより振動吸収作用を得ることができる。
よれば、コネクタを設けたケースと、該ケースを取り付
ける車両搭載ユニットとの当接面間に、振動吸収作用を
なす弾性部材を介在させたので、車両搭載ユニットから
コネクタへ伝わる振動を、弾性部材によって吸収するこ
とができる。従って、コネクタを極力振動から保護する
ことができ、振動による悪影響を減らすことができて、
コネクタの電気接続の信頼性を高めることができる。
ースと一体の樹脂バネで構成したので、請求項1の発明
の効果に加えて、弾性部材を単独部品として取り扱う必
要がなくなり、部品点数が少なくなって、組み付け手間
が減るといった効果が得られる。
方に凸に湾曲した円弧形に形成されているので、請求項
2の発明の効果に加えて、簡単な形状でありながら有効
な弾性力を発生することができ、振動吸収作用を高める
ことができるという効果が得られる。
いずれかの発明の効果に加えて次の効果を奏する。即
ち、ケースに多数のコネクタを設けて集合コネクタ装置
を構成したので、ケースの取り付けにより、全コネクタ
で伝わる振動を一括して減らすことができる。
いずれかの発明の効果に加えて次の効果を奏する。即
ち、本発明によれば、自動変速機ユニットからの振動と
ソレノイドバルブの作動時の振動の両方からコネクタを
保護することができる。
構成図で、(a)は斜視図、(b)はその下面図、
(c)は図(b)のIc−Ic矢視断面図である。
造を示し、(a)は正面図、(b)は側面図である。
造を示す平面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 電気接続用のコネクタを一体に備えたケ
ースを車両搭載ユニットに装着してなるコネクタの取付
構造において、 前記ケースと車両搭載ユニットとの当接面間に振動吸収
作用をなす弾性部材を介在させたことを特徴とするコネ
クタの取付構造。 - 【請求項2】 請求項1記載のコネクタの取付構造であ
って、 前記ケースが樹脂成形品であり、該ケースの車両搭載ユ
ニットとの当接面に、ケースと一体の樹脂バネが前記弾
性部材として形成されていることを特徴とするコネクタ
の取付構造。 - 【請求項3】 請求項2記載のコネクタの取付構造であ
って、 前記樹脂バネが、ケースの前記当接面から外方に凸に湾
曲した円弧形に形成されていることを特徴とするコネク
タの取付構造。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載のコネク
タの取付構造であって、 前記ケースが、多数のコネクタを有した集合コネクタ装
置のケースであることを特徴とするコネクタの取付構
造。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載のコネク
タの取付構造であって、 前記車両搭載ユニットが車両の自動変速機ユニットであ
り、前記コネクタが自動変速機ユニットに組み付けられ
るソレノイドバルブのコネクタと嵌合するものであるこ
とを特徴とするコネクタの取付構造。
Priority Applications (3)
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Applications Claiming Priority (1)
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-
1996
- 1996-04-15 JP JP09260696A patent/JP3228870B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1997
- 1997-04-14 US US08/837,096 patent/US5876235A/en not_active Expired - Lifetime
- 1997-04-14 DE DE19715511A patent/DE19715511C2/de not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
Publication number | Publication date |
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DE19715511A1 (de) | 1997-11-13 |
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DE19715511C2 (de) | 2002-04-04 |
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