JPH09282953A - Nb3Al超電導線材とその製造方法 - Google Patents
Nb3Al超電導線材とその製造方法Info
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- JPH09282953A JPH09282953A JP8096448A JP9644896A JPH09282953A JP H09282953 A JPH09282953 A JP H09282953A JP 8096448 A JP8096448 A JP 8096448A JP 9644896 A JP9644896 A JP 9644896A JP H09282953 A JPH09282953 A JP H09282953A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E40/00—Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
- Y02E40/60—Superconducting electric elements or equipment; Power systems integrating superconducting elements or equipment
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- Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】Nb3Al 化合物超電導線材において、超電導
フィラメントと同程度の直径を有する金属を配置し、線
材の強度を補強すると共に優れた伸線加工性と高臨界電
流密度を有する化合物超電導線材を得る。 【解決手段】Cu等の安定化金属1に多数本埋め込まれ
たNb3Al 超電導フィラメント2全体を、Nb3Al
超電導フィラメントと同程度の直径を有するNb,Ta
等の補強材で覆うように配置する。
フィラメントと同程度の直径を有する金属を配置し、線
材の強度を補強すると共に優れた伸線加工性と高臨界電
流密度を有する化合物超電導線材を得る。 【解決手段】Cu等の安定化金属1に多数本埋め込まれ
たNb3Al 超電導フィラメント2全体を、Nb3Al
超電導フィラメントと同程度の直径を有するNb,Ta
等の補強材で覆うように配置する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化合物超電導線材
及びその製造方法に係り、物性評価用マグネット等の超
電導機器に用いる、高強度で高臨界電流密度を有するN
b3Al 化合物超電導線材及びその製造方法に関する。
及びその製造方法に係り、物性評価用マグネット等の超
電導機器に用いる、高強度で高臨界電流密度を有するN
b3Al 化合物超電導線材及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】各種超電導線材は、その用途に応じて撚
り線加工や巻線加工等種々な加工を行うため、線材に曲
げ,引張りといった力が加わる。また、通電時には電磁
力等を受けることが考えられる。このため、従来から様
々な方法で補強が検討されている。
り線加工や巻線加工等種々な加工を行うため、線材に曲
げ,引張りといった力が加わる。また、通電時には電磁
力等を受けることが考えられる。このため、従来から様
々な方法で補強が検討されている。
【0003】安定化金属である銅のマトリックス中にN
b−Tiフィラメントとステンレス,Cu−Ni合金線
等の補強フィラメントをフィラメント状に配置すること
により高強度で安定性に優れた超電導線材を作製する方
法(特開昭62−272412号公報),Nb3Sn等ではNbの
樹枝状晶の繊維を分散し補強する方法(特開昭63−7353
号公報)等がある。また、超電導金属間化合物フィラメ
ントを多数分散した超電導線を複数本束ねて超電導導体
部分とし、高融点金属(Ta又はNb)の拡散防止層で
覆った安定化金属(Cu)で超電導導体部分の周囲を複
数本覆った構造の素線とその素線が複数本撚り合わせた
導体(特開平4−4519 号公報)等がある。
b−Tiフィラメントとステンレス,Cu−Ni合金線
等の補強フィラメントをフィラメント状に配置すること
により高強度で安定性に優れた超電導線材を作製する方
法(特開昭62−272412号公報),Nb3Sn等ではNbの
樹枝状晶の繊維を分散し補強する方法(特開昭63−7353
号公報)等がある。また、超電導金属間化合物フィラメ
ントを多数分散した超電導線を複数本束ねて超電導導体
部分とし、高融点金属(Ta又はNb)の拡散防止層で
覆った安定化金属(Cu)で超電導導体部分の周囲を複
数本覆った構造の素線とその素線が複数本撚り合わせた
導体(特開平4−4519 号公報)等がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
技術ではNb−Ti超電導線材にステンレス等を用いて
補強を行っているが、Nb−Tiは合金であり、Nb−
Ti自身がかなりの強度を有する為、補強材によって
は、補強効果が期待できない可能性がある。また、Nb
−Tiの場合は、伸線加工後に超電導体にするための熱
処理を行う必要がないが、Nb3Al の場合は、最終線
径に加工後にNbとAlを反応させてNb3Alにするた
め、800℃前後の高温で熱処理を行うことが必須であ
る。この熱処理時にステンレスなどを補強材として用い
ると安定化金属への汚染が懸念され、また、材質の異な
る金属が入るため加工性にも影響が出てくる。更に、補
強金属の配置に関しても、特定の制限が無く、配置によ
っては補強効果を発揮しない場合も考えられる。本発明
は、上記したような問題点を解決し、Nb3Al 超電導
線材に対して最適な補強金属とその配置を明確にし、高
強度で高Jcを有するNb3Al 超電導線材を提供する
ことを目的とする。
技術ではNb−Ti超電導線材にステンレス等を用いて
補強を行っているが、Nb−Tiは合金であり、Nb−
Ti自身がかなりの強度を有する為、補強材によって
は、補強効果が期待できない可能性がある。また、Nb
−Tiの場合は、伸線加工後に超電導体にするための熱
処理を行う必要がないが、Nb3Al の場合は、最終線
径に加工後にNbとAlを反応させてNb3Alにするた
め、800℃前後の高温で熱処理を行うことが必須であ
る。この熱処理時にステンレスなどを補強材として用い
ると安定化金属への汚染が懸念され、また、材質の異な
る金属が入るため加工性にも影響が出てくる。更に、補
強金属の配置に関しても、特定の制限が無く、配置によ
っては補強効果を発揮しない場合も考えられる。本発明
は、上記したような問題点を解決し、Nb3Al 超電導
線材に対して最適な補強金属とその配置を明確にし、高
強度で高Jcを有するNb3Al 超電導線材を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の手段として本発明では、Nb3Al 線材の補強材とし
て、Nb又はTa金属を用いてNb3Al 超電導フィラ
メントが配置される部分の外側に配置する。また、補強
金属は上記Nb3Al 超電導フィラメントと同程度の直
径にすることで、伸線加工性の低下を防止し長尺化も容
易になる。この様な方法により高強度で高臨界電流密度
を有するNb3Al 超電導線材を得ることができる。
の手段として本発明では、Nb3Al 線材の補強材とし
て、Nb又はTa金属を用いてNb3Al 超電導フィラ
メントが配置される部分の外側に配置する。また、補強
金属は上記Nb3Al 超電導フィラメントと同程度の直
径にすることで、伸線加工性の低下を防止し長尺化も容
易になる。この様な方法により高強度で高臨界電流密度
を有するNb3Al 超電導線材を得ることができる。
【0006】Nb3Al 線材の場合、作製方法により出
発原料の形状は異なるがNbとAlの各種素材を用いて
作製し、その組成比はNb:Al=3:1となる。従っ
てフィラメント部分は、ほぼNbと考えられるので、補
強金属にはNb,Taを用いることにより加工性が低下
することが無くなる。また、補強金属の直径は、Nb3
Al 超電導フィラメントの直径の0.5〜1.2倍程度
が望ましい。上記範囲の径であればフィラメントが増加
したと考えられるので伸線加工性を低下させずに細い径
までの加工が可能となる。更に、線材中にしめる補強金
属の割合は、下記に示す式より求めることができ、その
補強金属の割合Xは45%以下で、最も効果が得られる
のは20〜45%である。補強材を多く配置すると、線
材の強度は高くなるが、超電導部分の割合が少なくなる
ので、臨界電流値が低下する等の問題が生じて、目的の
特性が得られにくい。また、補強金属の割合を少なくす
ると、補強効果が得られない。従って、補強金属の割合
は上記した範囲にする必要がある。
発原料の形状は異なるがNbとAlの各種素材を用いて
作製し、その組成比はNb:Al=3:1となる。従っ
てフィラメント部分は、ほぼNbと考えられるので、補
強金属にはNb,Taを用いることにより加工性が低下
することが無くなる。また、補強金属の直径は、Nb3
Al 超電導フィラメントの直径の0.5〜1.2倍程度
が望ましい。上記範囲の径であればフィラメントが増加
したと考えられるので伸線加工性を低下させずに細い径
までの加工が可能となる。更に、線材中にしめる補強金
属の割合は、下記に示す式より求めることができ、その
補強金属の割合Xは45%以下で、最も効果が得られる
のは20〜45%である。補強材を多く配置すると、線
材の強度は高くなるが、超電導部分の割合が少なくなる
ので、臨界電流値が低下する等の問題が生じて、目的の
特性が得られにくい。また、補強金属の割合を少なくす
ると、補強効果が得られない。従って、補強金属の割合
は上記した範囲にする必要がある。
【0007】
【数1】
【0008】また、Nb3Al 線材の場合、NbとAl
を反応させる温度がNb3Sn 線材に比べて高温の為、
たとえ強度が有っても融点が反応温度よりも低い金属で
は溶融し補強効果が無くなる。更に用途により、安定化
金属の残留抵抗比が重要となるため、補強材は安定化金
属と反応しない金属で有ることが必要である。例えば、
AlやFe等は不向きである。以上の点からも補強材と
してはNb又はTaあるいはそれらの合金が最適であ
る。
を反応させる温度がNb3Sn 線材に比べて高温の為、
たとえ強度が有っても融点が反応温度よりも低い金属で
は溶融し補強効果が無くなる。更に用途により、安定化
金属の残留抵抗比が重要となるため、補強材は安定化金
属と反応しない金属で有ることが必要である。例えば、
AlやFe等は不向きである。以上の点からも補強材と
してはNb又はTaあるいはそれらの合金が最適であ
る。
【0009】補強金属の配置は、線材をある曲げ直径以
上に曲げるとクラックが発生し線材が破断する。その
時、クラックの発生は、引っ張りを受ける側の最も外側
の超電導フィラメントから発生し中心に向かって進展す
ると考えられる。従って、補強するためには、Nb3A
l 超電導フィラメント部分の外側に配置し更に、全体
を覆う様に配置することで、撚り線加工を行った場合な
ど、線材のどの面が引っ張り歪を受けても、常に補強さ
れることになるため、超電導フィラメント部分の外側
で、その全体を覆うように配置することが最適である。
上に曲げるとクラックが発生し線材が破断する。その
時、クラックの発生は、引っ張りを受ける側の最も外側
の超電導フィラメントから発生し中心に向かって進展す
ると考えられる。従って、補強するためには、Nb3A
l 超電導フィラメント部分の外側に配置し更に、全体
を覆う様に配置することで、撚り線加工を行った場合な
ど、線材のどの面が引っ張り歪を受けても、常に補強さ
れることになるため、超電導フィラメント部分の外側
で、その全体を覆うように配置することが最適である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例を詳細に説
明する。
明する。
【0011】(実施例1)Nbを被覆したCuの棒に、
Nb箔とAl箔を相互に重なるように巻き付けて、Nb
パイプに挿入し更にCuパイプに挿入後、伸線加工を行
い、直径1.5mmの単芯線を作製した。同時に、Cuパ
イプにNbの棒を挿入して複合体を作製し、Nb−Al
複合線と同じ径になるように伸線加工を行った。最終的
に両者を六角形になるように加工した。次に、Cuの棒
を7本束ねて、その外側にNb−Al複合線を84本束
ねたて、さらに外側にCu−Nb複合線36本を全体を
覆う様に束ねてCuパイプに挿入し押出し用ビレットを
作製した。ビレットを静水圧押出しをした後、引き抜き
伸線加工を行い直径が0.8mm のNb補強材を配置した
多芯構造を有する線材を作製した。比較線材として、N
b−Al複合線を120本束ねて上記と同様の方法で補
強金属の無い線材を作製した。Nb−Al多芯線を80
0℃×10時間、真空雰囲気中で熱処理を行いNb3A
l 超電導線材とした。断面を観察した結果、図1に示
すように、線材4の内部は、安定化金属のCuの内部3
に、Nb3Al 超電導フィラメント2を覆うようにNb
1が配置されていることが確認できた。また、フィラメ
ント径とNbの直径を求めた結果、両者とも50μmと
同じ径になっていた。臨界電流密度Jcを評価した結
果、12Tの磁場中のJcが800A/mm2と高い値をし
めす。また、曲げ直径を変えたときの臨界電流値Icの
変化を調べた結果を表1に示す。
Nb箔とAl箔を相互に重なるように巻き付けて、Nb
パイプに挿入し更にCuパイプに挿入後、伸線加工を行
い、直径1.5mmの単芯線を作製した。同時に、Cuパ
イプにNbの棒を挿入して複合体を作製し、Nb−Al
複合線と同じ径になるように伸線加工を行った。最終的
に両者を六角形になるように加工した。次に、Cuの棒
を7本束ねて、その外側にNb−Al複合線を84本束
ねたて、さらに外側にCu−Nb複合線36本を全体を
覆う様に束ねてCuパイプに挿入し押出し用ビレットを
作製した。ビレットを静水圧押出しをした後、引き抜き
伸線加工を行い直径が0.8mm のNb補強材を配置した
多芯構造を有する線材を作製した。比較線材として、N
b−Al複合線を120本束ねて上記と同様の方法で補
強金属の無い線材を作製した。Nb−Al多芯線を80
0℃×10時間、真空雰囲気中で熱処理を行いNb3A
l 超電導線材とした。断面を観察した結果、図1に示
すように、線材4の内部は、安定化金属のCuの内部3
に、Nb3Al 超電導フィラメント2を覆うようにNb
1が配置されていることが確認できた。また、フィラメ
ント径とNbの直径を求めた結果、両者とも50μmと
同じ径になっていた。臨界電流密度Jcを評価した結
果、12Tの磁場中のJcが800A/mm2と高い値をし
めす。また、曲げ直径を変えたときの臨界電流値Icの
変化を調べた結果を表1に示す。
【0012】
【表1】
【0013】12Tの磁場中で線材を曲げ直径40mmで
曲げた状態でのIcの低下は、20%であり、従来の線
材よりも歪に対して優れていることが確認できた。
曲げた状態でのIcの低下は、20%であり、従来の線
材よりも歪に対して優れていることが確認できた。
【0014】(実施例2)実施例1と同様な方法を用い
て、Nb−Al複合単芯線を作製した。同時にCuパイ
プにSUS棒を挿入した複合体と、CuパイプにAl棒
を挿入した複合体をそれぞれ作製し、Nb−Al単芯線
と同じ直径になる様に伸線加工を行い、最終的に六角形
状になるように加工した。次に、六角形状の銅の棒7本
とNb−Al複合単芯線を84本束ねて、その外側にC
u−SUS複合線を36本配置したものと、Cu−Al
複合線を36本配置したものをそれぞれ作製し、Cuパ
イプに挿入し、押出し用ビレットを作製した。ビレット
を静水圧押出し加工を行った後、引き抜き加工を行い、
最終線径0.8mm の多芯構造を有する線材を作製した。
両方の線材を、700℃で100時間及び750℃で5
0時間、アルゴンガス雰囲気中で熱処理を行いNb3A
l 超電導線材とした後、各線材の残留抵抗比(RR
R)を測定した結果を表2に示す。
て、Nb−Al複合単芯線を作製した。同時にCuパイ
プにSUS棒を挿入した複合体と、CuパイプにAl棒
を挿入した複合体をそれぞれ作製し、Nb−Al単芯線
と同じ直径になる様に伸線加工を行い、最終的に六角形
状になるように加工した。次に、六角形状の銅の棒7本
とNb−Al複合単芯線を84本束ねて、その外側にC
u−SUS複合線を36本配置したものと、Cu−Al
複合線を36本配置したものをそれぞれ作製し、Cuパ
イプに挿入し、押出し用ビレットを作製した。ビレット
を静水圧押出し加工を行った後、引き抜き加工を行い、
最終線径0.8mm の多芯構造を有する線材を作製した。
両方の線材を、700℃で100時間及び750℃で5
0時間、アルゴンガス雰囲気中で熱処理を行いNb3A
l 超電導線材とした後、各線材の残留抵抗比(RR
R)を測定した結果を表2に示す。
【0015】
【表2】
【0016】比較として、実施例1で作製した補強金属
にNbを配置した線材と、補強金属の配置していない従
来の線材についても評価した。Nbを補強金属に用いた
線材は、いずれの熱処理条件でも補強金属の無い従来線
材とほぼ同じ値であった。一方、Al,SUSを用いた
線材は、いずれの熱処理条件でもNbを補強金属に用い
た線材よりも非常に低い値であった。分析の結果、SU
Sを補強金属に用いた線材は、Cu部分からFeが検出
された。また、Alを補強金属に用いた線材は、Cuと
Alの境界付近にCu−Alの化合物が生成しているこ
とを確認した。この結果、SUSやAl等の金属は、元
素の拡散やCuとの反応が生じるため補強金属には不適
当であることを確認した。
にNbを配置した線材と、補強金属の配置していない従
来の線材についても評価した。Nbを補強金属に用いた
線材は、いずれの熱処理条件でも補強金属の無い従来線
材とほぼ同じ値であった。一方、Al,SUSを用いた
線材は、いずれの熱処理条件でもNbを補強金属に用い
た線材よりも非常に低い値であった。分析の結果、SU
Sを補強金属に用いた線材は、Cu部分からFeが検出
された。また、Alを補強金属に用いた線材は、Cuと
Alの境界付近にCu−Alの化合物が生成しているこ
とを確認した。この結果、SUSやAl等の金属は、元
素の拡散やCuとの反応が生じるため補強金属には不適
当であることを確認した。
【0017】(実施例3)実施例1と同様な方法を用い
てNb−Al複合単芯線を作製し、同時にCu−Nb複
合線材を作製した。Nb−Al部分とNbの部分の直径
は同じになるようにした。Nb−Al複合単芯線を19
本束ねて、その外側を覆うようにCu−Nb複合線材を
18本配置し、更にその外側にNb−Al複合単芯線を
54本配置し、最後に、外側の一列にCu−Nb複合線
材が36本配置されるように、組み込みCuパイプに挿
入し押出し用のビレットを作製した。ビレットを押出し
加工を行った後、伸線加工により最終線径が0.75mm
になるように加工した。この線材を、800℃で10時
間の熱処理を行いNb3Al 超電導線材を作製した。熱
処理後の線材の断面を観察した結果、図2に示すような
線材4の内部は、Cuの安定化金属3中に、最外周の一
列と線材半径のほぼ中心付近に六角形になるように補強
金属1が配置されていることを確認した。実施例1と同
様の方法で線材に曲げ歪を加えて臨界電流値Icの低下
を調べたところ、12Tの磁場中で線材を曲げ直径40
mmで曲げた状態でのIcの低下は15%と歪に対して強
い線材が得られた。
てNb−Al複合単芯線を作製し、同時にCu−Nb複
合線材を作製した。Nb−Al部分とNbの部分の直径
は同じになるようにした。Nb−Al複合単芯線を19
本束ねて、その外側を覆うようにCu−Nb複合線材を
18本配置し、更にその外側にNb−Al複合単芯線を
54本配置し、最後に、外側の一列にCu−Nb複合線
材が36本配置されるように、組み込みCuパイプに挿
入し押出し用のビレットを作製した。ビレットを押出し
加工を行った後、伸線加工により最終線径が0.75mm
になるように加工した。この線材を、800℃で10時
間の熱処理を行いNb3Al 超電導線材を作製した。熱
処理後の線材の断面を観察した結果、図2に示すような
線材4の内部は、Cuの安定化金属3中に、最外周の一
列と線材半径のほぼ中心付近に六角形になるように補強
金属1が配置されていることを確認した。実施例1と同
様の方法で線材に曲げ歪を加えて臨界電流値Icの低下
を調べたところ、12Tの磁場中で線材を曲げ直径40
mmで曲げた状態でのIcの低下は15%と歪に対して強
い線材が得られた。
【0018】(実施例4)Cuの棒にNb箔とAl箔を
重ね合わせて巻き付けて、Cuを被覆したNbパイプに
挿入し、引き抜き伸線加工を行いNb−Al部分の直径
が2.6mm の六角形状のNb−Al複合単芯線を作製し
た。同時に、Ta棒にCuを被覆した複合体を伸線加工
し、Ta部分の直径がNb−Al部分の半分になるよう
に加工した。次に、Cu棒を7本束ねて、外側を覆う様
にNb−Al複合単芯線を120本束ねた後、更に外側
をCu−Ta複合線72本で全体を覆う様に配置し束ね
てCuパイプに挿入し、押出し用ビレットを作製した。
押出しビレットを静水圧押出し加工を行った後引き抜き
伸線加工により線径が0.78mm の多芯構造を有する線
材を作製した。線材を1000℃×30秒間と700℃
×50時間の2段熱処理を行いNb3Al 超電導線材と
した。熱処理後の線材断面を観察したところ、図3に示
す様に、Cuの安定化金属内3のNb3Al 超電導フィ
ラメント2部分の外側を覆う様に補強材のTa1が配置
され、Taの直径がNb3Al 超電導フィラメントの直
径の半分になっている。また、Ta周辺のCu部分の分
析した結果、Taは検出されず、高温の熱処理を行って
もCu中への拡散等が無いことを確認した。超電導線材
の特性を評価した結果、12Tでの非銅部分の臨界電流
密度Jcが930A/mm2 と優れた特性を示した。ま
た、曲げ歪と臨界電流値Icの関係を調べた結果、実施
例1で作製した線材と同等のIcの低下であった。この
結果、補強材の直径が超電導フィラメント径の半分の径
でも歪に対して強いことが分かった。
重ね合わせて巻き付けて、Cuを被覆したNbパイプに
挿入し、引き抜き伸線加工を行いNb−Al部分の直径
が2.6mm の六角形状のNb−Al複合単芯線を作製し
た。同時に、Ta棒にCuを被覆した複合体を伸線加工
し、Ta部分の直径がNb−Al部分の半分になるよう
に加工した。次に、Cu棒を7本束ねて、外側を覆う様
にNb−Al複合単芯線を120本束ねた後、更に外側
をCu−Ta複合線72本で全体を覆う様に配置し束ね
てCuパイプに挿入し、押出し用ビレットを作製した。
押出しビレットを静水圧押出し加工を行った後引き抜き
伸線加工により線径が0.78mm の多芯構造を有する線
材を作製した。線材を1000℃×30秒間と700℃
×50時間の2段熱処理を行いNb3Al 超電導線材と
した。熱処理後の線材断面を観察したところ、図3に示
す様に、Cuの安定化金属内3のNb3Al 超電導フィ
ラメント2部分の外側を覆う様に補強材のTa1が配置
され、Taの直径がNb3Al 超電導フィラメントの直
径の半分になっている。また、Ta周辺のCu部分の分
析した結果、Taは検出されず、高温の熱処理を行って
もCu中への拡散等が無いことを確認した。超電導線材
の特性を評価した結果、12Tでの非銅部分の臨界電流
密度Jcが930A/mm2 と優れた特性を示した。ま
た、曲げ歪と臨界電流値Icの関係を調べた結果、実施
例1で作製した線材と同等のIcの低下であった。この
結果、補強材の直径が超電導フィラメント径の半分の径
でも歪に対して強いことが分かった。
【0019】(実施例5)実施例1で作製した熱処理前
の線材表面に、厚さ約2μm程度になるようにCrメッ
キ処理を行った。線材を、3本撚り線加工を行い、更に
撚り線を3本撚り合わせた後、表面にSUS製のテープ
5を巻き付けてSUSパイプ6に挿入し、パイプ内の空
隙率が40%程度,直径3.4mm になるように減面加工
を行った。次に、750℃で50時間の熱処理を施し、
図4に示す断面を有するNb3Al超電導導体7を作製し
た。導体の特性を評価した結果、12Tの磁場中の臨界
電流値Icが1,350A であった。また、熱処理を行
った導体を曲げ直径160mmに沿って曲げた後、12T
の磁場中でIcを評価した結果、1,320A でありI
cの劣化は約2%であり、歪に対して優れたNb3Al
超電導導体を得ることができた。
の線材表面に、厚さ約2μm程度になるようにCrメッ
キ処理を行った。線材を、3本撚り線加工を行い、更に
撚り線を3本撚り合わせた後、表面にSUS製のテープ
5を巻き付けてSUSパイプ6に挿入し、パイプ内の空
隙率が40%程度,直径3.4mm になるように減面加工
を行った。次に、750℃で50時間の熱処理を施し、
図4に示す断面を有するNb3Al超電導導体7を作製し
た。導体の特性を評価した結果、12Tの磁場中の臨界
電流値Icが1,350A であった。また、熱処理を行
った導体を曲げ直径160mmに沿って曲げた後、12T
の磁場中でIcを評価した結果、1,320A でありI
cの劣化は約2%であり、歪に対して優れたNb3Al
超電導導体を得ることができた。
【0020】(実施例6)実施例4と同様な方法で作製
した直径0.8mm の熱処理前の線材を表面に絶縁処理を
施したSUS製ボビンに巻線して超電導マグネット8を
作製した。作製の工程は、表面に絶縁処理を施したステ
ンレス製ボビンに巻き付けて作製した。コイル諸元は内
径40mm,外径150mm,高さ200mm,ターン数1
0,000 である。作製されたコイルを800℃で15
時間,アルゴン雰囲気中で熱処理を行いNb3Al 超電
導コイル8とした後、エポキシ樹脂を真空含浸した。超
電導コイルを、クライオスタット内にセットし液体ヘリ
ウムを注入し4.2K で励磁したところ、100A通電
した時、コイル内部の中心で、6.2T の磁場を発生す
ることができた。
した直径0.8mm の熱処理前の線材を表面に絶縁処理を
施したSUS製ボビンに巻線して超電導マグネット8を
作製した。作製の工程は、表面に絶縁処理を施したステ
ンレス製ボビンに巻き付けて作製した。コイル諸元は内
径40mm,外径150mm,高さ200mm,ターン数1
0,000 である。作製されたコイルを800℃で15
時間,アルゴン雰囲気中で熱処理を行いNb3Al 超電
導コイル8とした後、エポキシ樹脂を真空含浸した。超
電導コイルを、クライオスタット内にセットし液体ヘリ
ウムを注入し4.2K で励磁したところ、100A通電
した時、コイル内部の中心で、6.2T の磁場を発生す
ることができた。
【0021】
【発明の効果】本発明により、Nb3Al 超電導線材の
強度補強材として超電導フィラメント2部分の外側にN
b又はTa金属1を配置することにより耐歪性能に優
れ、また、超電導フィラメントの直径と同程度にするこ
とにより加工性にも優れたNb3Al超電導線材を得ること
ができる。
強度補強材として超電導フィラメント2部分の外側にN
b又はTa金属1を配置することにより耐歪性能に優
れ、また、超電導フィラメントの直径と同程度にするこ
とにより加工性にも優れたNb3Al超電導線材を得ること
ができる。
【図1】本発明の一部分を示す断面図。
【図2】本発明の一部分を示す断面図。
【図3】本発明の一部分を示す断面図。
【図4】本発明を用いて作製したNb3Al 超電導導体
の断面図。
の断面図。
【図5】本発明を用いて作製した超電導コイル及び超電
導装置の説明図。
導装置の説明図。
1…補強金属(Nb,Taあるいはその合金)、2…N
b3Al 超電導フィラメント、3…安定化金属(C
u)、4…Nb3Al 超電導線材。
b3Al 超電導フィラメント、3…安定化金属(C
u)、4…Nb3Al 超電導線材。
Claims (8)
- 【請求項1】安定化金属中にNb3Al 超電導フィラメ
ントが多数本埋め込まれた構造を有するNb3Al 超電
導線材において、上記Nb3Al 超電導フィラメントが
配置される領域の外側に、Nb3Al 超電導フィラメン
トと同程度の直径をもつ補強金属が配置された構造であ
ることを特徴とするNb3Al 超電導線材。 - 【請求項2】請求項1において、上記Nb3Al 超電導
線材内の上記Nb3Al 超電導フィラメントの本数と補
強金属の本数を合わせた本数の内、補強金属の占める割
合が20〜45%の範囲であるNb3Al 超電導線材。 - 【請求項3】請求項1において、上記配置される金属と
して、ニオブ,タンタル、あるいはそれら合金等、熱処
理過程で安定化金属と反応しない金属であるNb3Al
超電導線材。 - 【請求項4】請求項1において、上記配置する補強金属
の直径は、上記Nb3Al 超電導フィラメントの直径の
0.5〜1.2倍であるNb3Al 超電導線材。 - 【請求項5】安定化金属中にNb3Al 超電導フィラメ
ントが多数本埋め込まれた構造を有するNb3Al 超電
導線材において、線材の中心より外径方向に配列したNb
3Al超電導フィラメントの一つから六角形で結ぶ一列
に、上記Nb3Al 超電導フィラメントと同程度の直径
を有する補強金属を配置する請求項1に記載のNb3Al
超電導線材。 - 【請求項6】請求項1,2,3,4,5において、Cu
を被覆したNb−Al複合体の単芯線と同じ直径を有す
るCuを被覆した金属の単芯線を多数本束ねてCuパイ
プに挿入し伸線加工により安定化金属中にNb3Al 超
電導フィラメントと補強金属が配置された構造を有する
Nb3Al 超電導線材の製造方法。 - 【請求項7】安定化金属中にNb3Al 超電導フィラメ
ントが多数本埋め込まれた構造を有するNb3Al 超電
導線材において、上記Nb3Al 超電導フィラメントと
同程度の径を有する補強金属が配置された構造を有する
Nb3Al 超電導線材を多数本撚り合わせて金属シース
に内蔵されていることを特徴とするNb3Al 超電導導
体。 - 【請求項8】安定化金属中にNb3Al 超電導フィラメ
ントが多数本埋め込まれた構造を有するNb3Al 超電
導線材において、上記Nb3Al 超電導フィラメントと
同程度の径を有する補強金属が配置された構造を有する
Nb3Al 超電導線材または上記線材を金属シースに多
数本内蔵されたNb3Al 超電導導体をコイル状に巻線
し製作した超電導マグネット及び上記超電導マグネット
を駆動させるための電源と、上記超電導マグネットを液
体ヘリウム等の低温冷媒で冷却するためのクライオスタ
ットとから構成されることを特徴とする超電導装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8096448A JPH09282953A (ja) | 1996-04-18 | 1996-04-18 | Nb3Al超電導線材とその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8096448A JPH09282953A (ja) | 1996-04-18 | 1996-04-18 | Nb3Al超電導線材とその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09282953A true JPH09282953A (ja) | 1997-10-31 |
Family
ID=14165309
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8096448A Pending JPH09282953A (ja) | 1996-04-18 | 1996-04-18 | Nb3Al超電導線材とその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09282953A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004203703A (ja) * | 2002-12-26 | 2004-07-22 | Chubu Electric Power Co Inc | Bi系酸化物超電導体 |
EP1983582A2 (de) * | 2007-04-18 | 2008-10-22 | European Advanced Superconductors GmbH & Co. Kg | Multifilamentsupraleiter sowie Verfahren zu dessen Herstellung |
DE202012102334U1 (de) | 2012-06-25 | 2012-07-17 | Bruker Eas Gmbh | NbTi-Supraleiter mit in Umfangsrichtung verteilten Al-Blöcken zur Gewichtsreduzierung |
EP2650936A2 (de) | 2012-04-11 | 2013-10-16 | Bruker EAS GmbH | NbTi-Supraleiter mit reduziertem Gewicht |
EP2680333A1 (de) | 2012-06-25 | 2014-01-01 | Bruker EAS GmbH | NbTi-Supraleiter mit in Umfangsrichtung verteilten AI-Blöcken zur Gewichtsreduzierung |
-
1996
- 1996-04-18 JP JP8096448A patent/JPH09282953A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004203703A (ja) * | 2002-12-26 | 2004-07-22 | Chubu Electric Power Co Inc | Bi系酸化物超電導体 |
EP1983582A2 (de) * | 2007-04-18 | 2008-10-22 | European Advanced Superconductors GmbH & Co. Kg | Multifilamentsupraleiter sowie Verfahren zu dessen Herstellung |
EP1983582A3 (de) * | 2007-04-18 | 2011-08-31 | European Advanced Superconductors GmbH & Co. KG | Multifilamentsupraleiter sowie Verfahren zu dessen Herstellung |
US8173901B2 (en) * | 2007-04-18 | 2012-05-08 | European Advanced Superconductor Gmbh & Co. Kg | Multifilament superconductor, as well as method for its production |
EP2650936A2 (de) | 2012-04-11 | 2013-10-16 | Bruker EAS GmbH | NbTi-Supraleiter mit reduziertem Gewicht |
DE102012205843A1 (de) | 2012-04-11 | 2013-10-17 | Bruker Eas Gmbh | NbTi-Supraleiter mit reduziertem Gewicht |
US9147507B2 (en) | 2012-04-11 | 2015-09-29 | Bruker Eas Gmbh | NbTi superconductor with reduced weight |
DE202012102334U1 (de) | 2012-06-25 | 2012-07-17 | Bruker Eas Gmbh | NbTi-Supraleiter mit in Umfangsrichtung verteilten Al-Blöcken zur Gewichtsreduzierung |
EP2680333A1 (de) | 2012-06-25 | 2014-01-01 | Bruker EAS GmbH | NbTi-Supraleiter mit in Umfangsrichtung verteilten AI-Blöcken zur Gewichtsreduzierung |
DE102012210770A1 (de) | 2012-06-25 | 2014-01-02 | Bruker Eas Gmbh | NbTi-Supraleiter mit in Umfangsrichtung verteilten Al-Blöcken zur Gewichtsreduzierung |
US9251931B2 (en) | 2012-06-25 | 2016-02-02 | Bruker Eas Gmbh | NbTi superconductor with peripherally distributed Al block for weight reduction |
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