JPS604573B2 - 化合物系中空超電導磁石の製造方法 - Google Patents

化合物系中空超電導磁石の製造方法

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JPS604573B2
JPS604573B2 JP53066423A JP6642378A JPS604573B2 JP S604573 B2 JPS604573 B2 JP S604573B2 JP 53066423 A JP53066423 A JP 53066423A JP 6642378 A JP6642378 A JP 6642378A JP S604573 B2 JPS604573 B2 JP S604573B2
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hollow conductor
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hollow
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洸 我妻
健一 小山
達 等々力
宰 河野
隆 斎藤
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E40/00Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
    • Y02E40/60Superconducting electric elements or equipment; Power systems integrating superconducting elements or equipment

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  • Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は化合物系中空超電導線を巻込んで超電導磁石
を製造する方法に関するものである。
周知の如く、超電導磁石に使用される超電導線としては
、内部にHe等の冷却媒体の通路を形成した中空超電導
線が適している。このような中空超電導線の製法として
は例えば銅等の良導電性材料からなる中空パイプの外面
に超電導素線を巻付ける方法が知られているが、この方
法は加工性が比較的良好なNbTi合金等の合金系超電
導線を作成する場合には適しているが、NQSn、V3
Ga、NQQ等の金属間化合物系超電導線を作成する場
合には適用し難い欠点がある。すなわち金属間化合物系
の超電導材料は一般に極めて脆く、加工性特に延性や展
性が悪い為、この金属間化合物系超電導素線を銅製の中
空パイプに巻付けた場合、曲げ応力による特性劣化を招
来したり、極端な場合には巻付け作業自体が困難となる
こともある。そこでこの発明の発明者等は、巻付作業を
伴うことなく化合物系中空超電導線を好適に製造し得る
方法を既に特磯昭51一131263〜5号において提
案している。この提案の方法は、第1図に示すように、
内部に冷却媒体の通路1を形成しかつ外側の4面に溝2
a,2b,2c,2dを形成した銅等の良導電材料から
なる断面矩形状の中空導体3を用意し、一方化合物系超
電導線となるべき素線(禾だ金属間化合物が生成されて
いないもの)を編組すると共にこれを前記溝2a〜2d
に通合するような偏平な形状に成形した後、これに熱処
理を施して金属間化合物を生成させることにより極細多
芯超電導線4(第2図参照)を得、しかる後半田等の低
融点金属を用いて第3図に示すように極細多芯超電導線
4を前記各溝2a〜2dに固定し、中空超電導線4Aを
得る方法である。この方法では金属間化合物を生成させ
る前の段階で中空導体の溝に適合する形状に成形するか
ら、金属間化合物が生成された後の加工作業が皆無であ
り、したがって超電導線の特性を損うおそれがない等の
効果が得られる。ところで前記提案の方法で得られた中
空超電導線を用いて超電導磁石を製造するためには、前
述の如く低融点金属で極細多芯超電導線を中空導体の溝
に固定した後にこれを巻胴に巻込むのが通常であるが、
この場合第4図に示すように巻胴5に対し内側に位置す
る側の極細多芯超電導線4bには圧縮応力Fcが作用し
、外側に位置する側の極細多芯超電導線4aには引張応
力Ftが作用することとなる。ここで巻胴5に対する巻
径rが大きい場合には前記各応力が小さいため特に極細
多芯超電導線4a〜4cに損傷を与えたり特性を劣化さ
せたりすることが少ないが、巻蚤rが小さい場合には前
記各応力が大きくなって極細多芯超電導線4a,4bを
損傷させたり特性を劣化させたりするおそれがある。例
えば外側の極細多芯超電導線4aにおいては引張応力F
tによって断線し、また内側の極細多芯超電導線4bに
おいては圧縮応力Fcによって座屈するおそれがある。
この発明は以上のような事情に鑑みてなされたもので、
前述のような巻月岡に対する巻込み作業時において極細
多芯超電導線が損傷したり特性劣化を招来したりするお
それがない化合物系中空超電導磁石の製造法を提供する
ことを目的とするものである。
すなわちこの発明の製造法は、前述のように中空導体の
溝に極細多芯超電導線を低融点金属で固定してから巻胴
に巻込む従来方法を改め、極細多芯超電導線と低融点金
属テープとを沿わせた中空導体に絶縁テープを巻き付け
るとともに巻胴に巻込んだ後に極細多芯超電導線を低融
点金属で中空導体に固定するようにしたものである。以
下この発明の製造法を具体的に説明する。この発明で使
用される中空導体は、前述の如く良導電性材料からなる
ものであって、通常は銅、好ましくは無酸素銅で作られ
る。この中空導体3は、従来のものと同様、第1図に示
すように断面が矩形のものであってその中央部分にはヘ
リウム等の冷却媒体の通路1が形成されており、さらに
その外側の4面の内、適当な面(図では4面)に溝2a
〜2dが形成されている。またこの溝2a〜2dに沿わ
せる極細多芯超電導線4は、NQSn、V30a、N広
Q等の化合物系超電導材料からなるものであり、了め前
記溝に競合する形状に成形されている。
この極細多芯超電導線を製造する方法は、前記提案の特
競昭51一131263〜5号に記載されている通りで
あるが、これを簡単に説明すれば、まず少なくとも2種
の元素からなる超電導金属間化合物を生成する棒状もし
くは線状の複合素線を作る。この複合素線は、例えば金
属間化合物を生成する少くとも2種の元素の一方の元素
と銅(好ましくは無酸素銅)との合金からなる中空管を
作り、この中空管内に前記金属間化合物を生成する他方
の元素からなる棒、線状体もしくは粉末を充填し、これ
をスェージング、伸線加工等によって所望の径とし、さ
らにこれを複数本集東して前記同様な中空管に挿入し、
縮蚤加工を繰返すことによって得られる。あるいはまた
、銅(好ましくは無酸素鋼)からなる中空管内に前記一
方の元素の棒、線状体または粉末を充填し、前記同様に
縮径加工および集合を繰返した後、その外面に前記他方
の元素からなる被膜を溶融メッキによって形成すること
により複合素線が得られる。このようにして得られた複
数本の複合素線を編組し、次いでこれを前記溝に適合す
る形状、例えば平角状に成形し、この後前記各元素から
超電導金属間化合物を生成する温度で熱処理する。斯く
すれば前述の極細多芯超電導線が得られる。また場合に
よっては複合素線を編組しなくても良く、例えば銅(好
ましくは無酸素鋼)からなる中空管内に多数の複合素線
を挿入し、これに縮径加工および成形加工を施して前記
溝に競合する形状に作り、この後前述の熱処理を施すこ
とにより極細多芯超電導線を得ても良い。しかしてこの
発明の方法においては、先ず例えば第5図に示すように
、偏平な極細多芯超電導線4の幅広な上下の2面に、S
n−5%Ag合金、Sn、Sn−Pb合金、ln、もし
くはln合金等の低融点金属からなる薄いテープ6A,
6Bを沿わせると共にこの極細多芯超電導線4を中空導
体3の各溝2a〜2dに沿わせ、この状態で外周面にポ
リイミド(商品名カプトン)、ポリアミドイミド、ポリ
エステルまたは四弗化エチレン等の耐熱性を有する絶縁
テープ7を巻付け、そしてこの状態で目的とする超電導
磁石となるように配置して磁石の巻耳同5に巻込む。こ
の工程を連続的に行うためには、例えば第6図に示すよ
うに中空導体3を巻胴へ向けて連続的に供給しつつ、低
融点金属からなる一方のテープ6Bと、極細多芯超電導
線4と、低融点金属からなる他方のテープ6Aとをこの
順に中空導体3の各溝2a〜2dに連続的に沿わせ、引
続き絶縁テープ7を巻付けながら巻胴5を回転させて連
続的に巻取って行けば良い。ここで、中空導体3の溝底
に金属テープ6Bを入れ、かつその上に超電導線4を入
れながら中空導体3を巻胴5に巻くので、中空導体3を
巻いたときに、金属テープ6Bと超電導線4の長さ方向
に圧縮力あるし、は引張力がかかっても、金属テープ6
Bが溝底に沿って中空導体3と超電導線4とは別個に、
あるいは、超電導線4が中空導体3と金属テープ6Bと
は別個に、いずれもその長さ方向にずれることができる
。このため、前記圧縮力あるし、は引張力の一部あるい
は全部を吸収できる。したがって、巻回時、あるいは巻
回後の超電導線4への応力負荷を防ぐことができる。ま
た、中空導体3の外面に巻く絶縁テープ7は巻且同5へ
の中空導体3巻回時に、超電導線4が溝からはみ出そう
とした場合に、このはみ出しを阻止する。なおこのはみ
出しが生じると後に巻かれる中空導体3によってはみ出
した超電導線4がつぶされる虜れがあり、絶縁テープ7
はこの虜れを解消する。このようにして巻8同5に最終
巻まで巻込んだ後、真空または窒素ガス雰囲気もしくは
アルゴンガス雰囲気等の非酸化性雰囲気において前記低
融点金属の融点以上の温度に加熱し、これによって低融
点金属の各テープ6A,6Bを溶融させ、その溶融体を
極細多芯超電導線内部の各編組線間に浸透させると共に
極細多芯超電導線と中空導体の溝内面との間に充分に行
き渡らせる。その後前記低融点金属を冷却凝固させれば
、極細多芯超電導線が中空導体の溝に強固に固定される
。すなわち中空超電導線を巻胴に巻込んでなる中空超電
導磁石が完成する。金属テープ6Bは超電導線4の一面
全長にわたって超電導線4に接するので、溶融した際に
中空導体3の構内にムラなく広がり、超電導線4と中空
導体3との接触面積を充分大きくして超電導線4を固定
する。このように接触面積を大きくすることは、超電導
線4と中空導体3との熱伝導度を高めて、超電導線4に
生じる熱を中空導体3にすみやかに伝え、超伝導特性を
維持する上で重要である。なお、絶縁テープ7は中空導
体3の溝内で溶融した金属テープ6Bの溝外への溶け落
ちを防止する。
以上の工程において、低融点金属のテープは、必ずしも
極細多芯超電導線の偏平な上下2面の両面に沿わせる必
要はなく、一方の面だけでも良い。
すなわち前述の例では低融点金属のテープを極細多芯超
電導線と溝底面との間および中空導体に対し外側の面に
それぞれ位置するように沿わせているが、場合によって
は中空導体に対し内側となる側の面のみに沿わせても良
い。またこの低融点金属のテープは、その幅が該テープ
を沿わせるべき極細多芯超電導線の面の幅よりも若干狭
いものを用いることが望ましい。さらに前記極細多芯超
電導線は、予め溶融メッキ等によって前記テープと同様
な低融点金属で被覆しておくことが望ましく、斯くすれ
ば加熱処理時にテープの溶融金属と予め被覆した溶融金
属とが一体化して速やかに極細多芯超電導線内部の緑組
線間および極細多芯超電導線と中空導体の構内面との間
に浸透する効果が得られ、またテープの溶融金属で不足
する分を補う効果も得られる。なお場合に依っては中空
導体の外周面(構内面を含む)にも予め前記同様な低融
点金属のメッキを施しておいても良い。なお、熱処理時
における雰囲気は前述の如く非酸化性雰囲気であれば良
いが、溶融金属を極細多芯超電導線と中空導体の溝内面
との間に均一に浸透させるためには、真空中で熱処理す
ることが最も好ましい。以下にこの発明の実施例を記す
実施例 中空導体として第7図に示すような形状の無酸素銅製の
ものを用いた。
ここで中空導体の各部の断面寸法a〜i(第7図参照)
は次の通りである。外面寸法 a×b=6.0×5.
0吻 中空部寸法 c×d=3.4×2.4肋 広溝寸法 e×h=2.8×0.8側 狭溝寸法 i×i=1.8×0.8伽 また溝へ沿わせるべき編組された極細多芯超電導線の断
面寸法は次の通りである。
広溝用 幅2.3×厚み0.4側 狭溝用 幅1.3×厚み0.4脚 この極細多芯超電導線は、超電導金属間化合物であるN
b3Snを生成するNb、Snを含有する0.1側めの
複合素線を縁組した後、前記寸法の偏平な形状に成形し
、然る後熱処理を施し、これによりN広Snを生成させ
たものである。
またこの極細多芯超電導線は予めSn−5%Ag合金の
溶湯中を通してこのSn−5%Ag合金のメッキを施し
ておいたものである。このような極細多芯超電導線の幅
広な2面に、0.2肋厚で極細多芯超電導線の幅よりも
若干幅狭のSn−5%Ag合金製のテープをサンドイッ
チ状に沿わせながら前記中空導体の各溝に鞍め込んだ。
引き続きポリィミド(商品名カプトン)製の絶縁テープ
を巻き付けながら巻月岡へ巻込んだ。巻込み終了後、真
空炉中へ装入し、10‐1〜1げびorrに達した時点
で270ooまで昇温し、この温度で2時間保持した後
、降溢させ、常温に達した時点で常気圧に復帰させ、真
空炉中から製品の超電導磁石を取り出した。このように
して製造されたダブルパンケ−キコィルを4個積上げて
、4.2Kで冷却通電特性を調べたところ、2200A
通電、最大発生磁場2雛Gでクェンチした。このように
本発明によって製造された超電導磁石は、きわめて良好
な特性を有することが明らかとなった。以上の説明で明
らかなように、この発明の方法は極細多芯超電導線と低
融点金属テープとを沿わせた中空導体に絶縁テープを巻
き付けこれを巻胴に巻込んだ後において前記金属テープ
を溶かし、後に凝固させて極細多芯超電導線を中空導体
に固定するものであるから、従釆法の如く極細多芯超電
導線を中空導体に固定した後に巻込み作業を行う方法と
異なり、巻込み時に中空導体の湾曲に伴う引張力や圧縮
力が極細多芯超電導線に加わらず、したがって巻込によ
り極細多芯超電導線が損傷したり特性劣化したりするお
それがないから、良好な特性の超電導磁石を安定して得
ることができる等の効果が得られる。中空導体の溝底に
金属テープを入れ、かつその上に超電導線を入れながら
中空導体を巻耳同に巻くので、中空導体を巻いたときに
、金属テープと超電導線の長さ方向に圧縮力あるし、は
引張力がかかっても、金属テープが溝底に沿って中空導
体と超電導線とは別個に、あるいは、超電導線が中空導
体と金属テープとは別個に、いずれもその長さ方向にず
れることができる。このため、前記圧縮力あるし、は引
張力の一部あるいは全部を吸収できる。すなわち、超電
導線と金属テープの2層構造になっているので、層間で
ずれることによって上記圧縮力あるし・は引張力の一部
あるいは全部を吸収できる。したがって、巻回時、ある
いは巻回後の超電導線への応力負荷を防ぐことができる
。また、金属テープは超電導線の一面全長にわたって超
電導線に接するので、溶融した際に中空導体の構内にム
ラなく広がり、超電導線と中空導体との接触面積を充分
大きくして超電導線を固定できる。このように接触面積
を大きくすることは超電導線と中空導体との熱伝導度を
高めて超電導線に生じる熱を中空導体にすみやかに伝え
、超伝導特性を維持する上で重要である。さらに、中空
導体の外面に巻く絶縁テープは、巻胴への中空導体者回
時に、超電導線が溝からはみ出そうとした場合に、この
はみ出しを阻止する。これにより超電導線がこの上に巻
かれる他の中空導体によってつぶされる塵れはなくなる
。なお、絶縁テープは中空導体の溝内で溶融した金属テ
ープの構外への溶け落ちを防止するといった効果も奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従釆法およびこの発明の方法で使用する中空導
体の一例を示す切欠斜視図、第2図は同じく従来法およ
びこの発明の方法で使用する極細多芯超電導線の一例を
示す斜視図、第3図は従来法に従って極細多芯超電導線
を中空導体に固定してなる中空超電導線を示す部分切欠
斜視図、第4図は従来法を説明するための説明図、第5
図はこの発明の方法に従って極細多芯超電導線を中空導
体に沿わせた状態の断面図、第6図はこの発明の方法を
実施する態様の一例を説明するための略解斜視図、第7
図はこの発明の実施例で使用される中空導体の寸法を説
明するための断面図である。 1・・・・・・冷却媒体の通路、2a〜2d・・・・・
・溝、3・・・・・・中空導体、4(4a〜4d)…・
・・極細多芯超電導線、5・・・・・・巻胴、6A,6
B……低融点金属のテープ、7…・・・絶縁テープ。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 内部に冷却媒体の通路が形成されると共に外面に溝
    が形成された良導電性材料からなる中空導体と、前記溝
    に嵌合する形状に予め成形された極細多芯超電導線と、
    低融点金属テープと、耐熱性絶縁テープとを用意し、該
    超電導線の外面のうち一面以上に該低融点金属テープを
    沿わせかつ低融点金属テープのうち少なくとも1つを前
    記溝の底面と前記超電導線との間に入れてこの超電導線
    を低融点金属テープとともに中空導体の溝に嵌合させさ
    らにこの中空導体の外周面に絶縁テープを巻きながら巻
    胴に巻込み、巻込み終了後加熱して該低融点金属テープ
    を溶融させ、この後低融点金属を凝固させて前記超電導
    線を中空導体の溝に固定すると共に巻胴に装着すること
    を特徴とする化合物系中空超電導磁石の製造方法。
JP53066423A 1978-06-02 1978-06-02 化合物系中空超電導磁石の製造方法 Expired JPS604573B2 (ja)

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