JPH09282910A - 車両用灯具 - Google Patents
車両用灯具Info
- Publication number
- JPH09282910A JPH09282910A JP9866696A JP9866696A JPH09282910A JP H09282910 A JPH09282910 A JP H09282910A JP 9866696 A JP9866696 A JP 9866696A JP 9866696 A JP9866696 A JP 9866696A JP H09282910 A JPH09282910 A JP H09282910A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens
- bezel
- wall
- leg portion
- mounting groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21S—NON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
- F21S45/00—Arrangements within vehicle lighting devices specially adapted for vehicle exteriors, for purposes other than emission or distribution of light
- F21S45/50—Waterproofing
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21S—NON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
- F21S43/00—Signalling devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. brake lamps, direction indicator lights or reversing lights
- F21S43/20—Signalling devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. brake lamps, direction indicator lights or reversing lights characterised by refractors, transparent cover plates, light guides or filters
- F21S43/27—Attachment thereof
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
- Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
- Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
- Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来のこの種の車両用灯具においては、ハウ
ジングとレンズとの接合部をパッキンで防水するもので
あるので、電球交換など使用途上の着脱で捩れを生じる
などして当初の防水性能が保証できないものとなる問題
点を生じる。 【解決手段】 本発明により、レンズ３の取付脚部３１
の外面にはレンズ面３３側から次第に厚みを増し先端部
３４の直前でレンズ取付溝２１の外壁２１ａを覆う高さ
となる水流方向変換フランジ３２が設けられ、ベゼル２
２は外壁２１ａへの取付部２２ａに対し自由端部２２ｂ
がレンズ面３３に対し後方となるように傾斜が設けられ
ている車両用灯具１としたことで、パッキンを使用する
ことなく防水性能を得られるものとし、レンズ３とハウ
ジング２との再組立を行う際にパッキンの捩れ、付け忘
れなどによる防水性能の低下を生じることなく、常に当
初の防水性能を保証できるものとして課題を解決するも
のである。
ジングとレンズとの接合部をパッキンで防水するもので
あるので、電球交換など使用途上の着脱で捩れを生じる
などして当初の防水性能が保証できないものとなる問題
点を生じる。 【解決手段】 本発明により、レンズ３の取付脚部３１
の外面にはレンズ面３３側から次第に厚みを増し先端部
３４の直前でレンズ取付溝２１の外壁２１ａを覆う高さ
となる水流方向変換フランジ３２が設けられ、ベゼル２
２は外壁２１ａへの取付部２２ａに対し自由端部２２ｂ
がレンズ面３３に対し後方となるように傾斜が設けられ
ている車両用灯具１としたことで、パッキンを使用する
ことなく防水性能を得られるものとし、レンズ３とハウ
ジング２との再組立を行う際にパッキンの捩れ、付け忘
れなどによる防水性能の低下を生じることなく、常に当
初の防水性能を保証できるものとして課題を解決するも
のである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、二輪自動車用のテ
ールランプなど車両用灯具に関するものであり、詳細に
は、例えば電球の交換を行う際にレンズの着脱を行うも
のとされた車両用灯具における防水のための構成に係る
ものである。
ールランプなど車両用灯具に関するものであり、詳細に
は、例えば電球の交換を行う際にレンズの着脱を行うも
のとされた車両用灯具における防水のための構成に係る
ものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種の車両用灯具９０の構成の
例を示すものが図３であり、この車両用灯具９０は開口
部外周縁にレンズ取付溝９２が設けられているハウジン
グ９１と、外周縁に取付脚部９６が設けられているレン
ズ９５とで構成され、前記レンズ取付溝９２と取付脚部
９６とは嵌合可能なものとされている。
例を示すものが図３であり、この車両用灯具９０は開口
部外周縁にレンズ取付溝９２が設けられているハウジン
グ９１と、外周縁に取付脚部９６が設けられているレン
ズ９５とで構成され、前記レンズ取付溝９２と取付脚部
９６とは嵌合可能なものとされている。
【０００３】また、前記ハウジング９１の適宜位置には
レンズ取付ナット９４が設けられ、取付ボルト９７によ
りハウジング９１とレンズ９５とが係着され、例えば電
球に交換の必要を生じたときには前記取付ボルト９７を
取外すことでハウジング９１とレンズ９５とが脱着可能
とされている。
レンズ取付ナット９４が設けられ、取付ボルト９７によ
りハウジング９１とレンズ９５とが係着され、例えば電
球に交換の必要を生じたときには前記取付ボルト９７を
取外すことでハウジング９１とレンズ９５とが脱着可能
とされている。
【０００４】このときに、レンズ取付溝９２に取付脚部
９６を挿入したのみでは、例えば降雨時に車両用灯具９
０内に浸水の恐れがあるので、前記レンズ取付溝９２と
取付脚部９６との間にはパッキン９８を挟持させ、防水
機能を向上させるものとしている。更に、前記レンズ取
付溝９２の外壁９２ａの前端寄りにはフランジ状にベゼ
ル９３が設けられ、この車両用灯具９０を車体１０に取
付けたときに生じる両者の間隙を覆うものとしている。
９６を挿入したのみでは、例えば降雨時に車両用灯具９
０内に浸水の恐れがあるので、前記レンズ取付溝９２と
取付脚部９６との間にはパッキン９８を挟持させ、防水
機能を向上させるものとしている。更に、前記レンズ取
付溝９２の外壁９２ａの前端寄りにはフランジ状にベゼ
ル９３が設けられ、この車両用灯具９０を車体１０に取
付けたときに生じる両者の間隙を覆うものとしている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来の車両用灯具９０の構成においては、ハウジング
９１とレンズ９５との間の防水は専らにパッキン９８に
頼るものであるので、この種の作業に不慣れな、例えば
自動車ユーザーが電球の交換のためにレンズの着脱を行
う際には、前記パッキン９８に捩れなどを生じさせ易
く、また、極端な場合には装着忘れなども生じて、使用
途上における防水性能の維持が困難である問題点を生じ
ている。
た従来の車両用灯具９０の構成においては、ハウジング
９１とレンズ９５との間の防水は専らにパッキン９８に
頼るものであるので、この種の作業に不慣れな、例えば
自動車ユーザーが電球の交換のためにレンズの着脱を行
う際には、前記パッキン９８に捩れなどを生じさせ易
く、また、極端な場合には装着忘れなども生じて、使用
途上における防水性能の維持が困難である問題点を生じ
ている。
【０００６】、また車両用灯具９０の生産者側において
も、前記パッキン９８の組付けは手間と熟練を要する工
程となり、これにより生産性が低下し、車両用灯具９０
のコストアップなどの問題点を生じるものとなり、これ
らの点の解決が課題とされるものとなっている。
も、前記パッキン９８の組付けは手間と熟練を要する工
程となり、これにより生産性が低下し、車両用灯具９０
のコストアップなどの問題点を生じるものとなり、これ
らの点の解決が課題とされるものとなっている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は前記した従来の
課題を解決するための具体的な手段として、ハウジング
の開口部外周縁にはレンズ取付溝が設けられ、該レンズ
取付溝の外壁にはこの車両用灯具と車体との間隙を覆う
ベゼルが設けられ、前記レンズ取付溝にはレンズの取付
脚部の先端部が装着されて成る車両用灯具において、前
記レンズの取付脚部の外面にはレンズ面側から次第に厚
みを増し前記先端部の直前で前記レンズ取付溝の外壁を
覆う高さとなる水流方向変換フランジが設けられ、前記
ベゼルは前記外壁への取付部に対し自由端部がレンズ面
に対し後方となるように傾斜が設けられていることを特
徴とする車両用灯具を提供することで課題を解決するも
のである。
課題を解決するための具体的な手段として、ハウジング
の開口部外周縁にはレンズ取付溝が設けられ、該レンズ
取付溝の外壁にはこの車両用灯具と車体との間隙を覆う
ベゼルが設けられ、前記レンズ取付溝にはレンズの取付
脚部の先端部が装着されて成る車両用灯具において、前
記レンズの取付脚部の外面にはレンズ面側から次第に厚
みを増し前記先端部の直前で前記レンズ取付溝の外壁を
覆う高さとなる水流方向変換フランジが設けられ、前記
ベゼルは前記外壁への取付部に対し自由端部がレンズ面
に対し後方となるように傾斜が設けられていることを特
徴とする車両用灯具を提供することで課題を解決するも
のである。
【０００８】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明を図に示す実施形
態に基づいて詳細に説明する。図１および図２に符号１
で示すものは本発明に係る車両用灯具であり、この車両
用灯具１は、開口部外周縁にレンズ取付溝２１が設けら
れ、該レンズ取付溝２１には車体１０との隙間を隠蔽す
るベゼル２２が設けられているハウジング２と、外周縁
に取付脚部３１が設けられているレンズ３とで構成され
ている点は従来例のものと同様である。
態に基づいて詳細に説明する。図１および図２に符号１
で示すものは本発明に係る車両用灯具であり、この車両
用灯具１は、開口部外周縁にレンズ取付溝２１が設けら
れ、該レンズ取付溝２１には車体１０との隙間を隠蔽す
るベゼル２２が設けられているハウジング２と、外周縁
に取付脚部３１が設けられているレンズ３とで構成され
ている点は従来例のものと同様である。
【０００９】また、前記ハウジング２の適宜位置にはレ
ンズ取付ナット２３が設けられ、取付ボルト４によりハ
ウジング２とレンズ３とが係着され、電球５に交換の必
要を生じたときなどには前記取付ボルト４を取外すこと
でハウジング２とレンズ３とが脱着可能なものとされて
いる点も従来例のものと同様である。
ンズ取付ナット２３が設けられ、取付ボルト４によりハ
ウジング２とレンズ３とが係着され、電球５に交換の必
要を生じたときなどには前記取付ボルト４を取外すこと
でハウジング２とレンズ３とが脱着可能なものとされて
いる点も従来例のものと同様である。
【００１０】ここで本発明においては、前記レンズ３の
取付脚部３１に水流方向変換フランジ３２を設けるもの
であり、この水流方向変換フランジ３２は取付脚部３１
の厚みをレンズ面３３側から先端部３４方向に向かうに
従って次第に増して行き、そして、ハウジング２のレン
ズ取付溝２１に挿入される部分である先端部３４との接
続点Ｐでは、前記レンズ取付溝２１の外壁２１ａよりも
更に外側に張出すものとされている。
取付脚部３１に水流方向変換フランジ３２を設けるもの
であり、この水流方向変換フランジ３２は取付脚部３１
の厚みをレンズ面３３側から先端部３４方向に向かうに
従って次第に増して行き、そして、ハウジング２のレン
ズ取付溝２１に挿入される部分である先端部３４との接
続点Ｐでは、前記レンズ取付溝２１の外壁２１ａよりも
更に外側に張出すものとされている。
【００１１】尚、前記水流方向変換フランジ３２は取付
脚部３１の全周に渡り設けても良く、あるいは、水流方
向変換フランジ３２が防水を目的として設けるものであ
るので、この車両用灯具１を車体に取付けた状態で特に
雨水などを受け易い取付脚部３１の上面および左右側面
と成る位置に設けても良いものであり、この設ける位置
に関しては以下に説明するベゼル２２も同様である。
脚部３１の全周に渡り設けても良く、あるいは、水流方
向変換フランジ３２が防水を目的として設けるものであ
るので、この車両用灯具１を車体に取付けた状態で特に
雨水などを受け易い取付脚部３１の上面および左右側面
と成る位置に設けても良いものであり、この設ける位置
に関しては以下に説明するベゼル２２も同様である。
【００１２】前記ベゼル２２はレンズ取付溝２１の外壁
２１ａに設けられるものである点は従来例と同様である
が、本発明では外壁２１ａに接続されている取付部２２
ａに対して自由端部２２ｂがレンズ面３３から後方とな
るよう傾斜して設けられ、従って、上記に説明した水流
方向変換フランジ３２と同じ方向の傾斜を有するものと
されている。
２１ａに設けられるものである点は従来例と同様である
が、本発明では外壁２１ａに接続されている取付部２２
ａに対して自由端部２２ｂがレンズ面３３から後方とな
るよう傾斜して設けられ、従って、上記に説明した水流
方向変換フランジ３２と同じ方向の傾斜を有するものと
されている。
【００１３】また、この実施形態においては、前記ベゼ
ル２２の外壁２１ａに接続される位置は底面２１ｂ寄り
の位置とされ、前記接続点Ｐとは間隔Ｄを有するものと
されている。加えて、前記ベゼル２２の取付部２２ａ寄
りの位置には、このベゼル２２を板厚方向に貫通する水
抜孔２２ｃが設けられている。
ル２２の外壁２１ａに接続される位置は底面２１ｂ寄り
の位置とされ、前記接続点Ｐとは間隔Ｄを有するものと
されている。加えて、前記ベゼル２２の取付部２２ａ寄
りの位置には、このベゼル２２を板厚方向に貫通する水
抜孔２２ｃが設けられている。
【００１４】更に、前記レンズ取付溝２１の底面２１ｂ
には、前記取付脚部３１の先端部３４の肉厚がそれ程の
隙間なく挿入できる溝幅としたステップ部２１ｃが設け
られている。尚、前記取付ボルト４でハウジング２とレ
ンズ３とを締着したときには、先端部３４と底面２１
ｂ、若しくは、水流方向変換フランジ３２と外壁２１ａ
との接続点Ｐの何れか一方で前記ハウジング２とレンズ
３とが突接するものとされている。
には、前記取付脚部３１の先端部３４の肉厚がそれ程の
隙間なく挿入できる溝幅としたステップ部２１ｃが設け
られている。尚、前記取付ボルト４でハウジング２とレ
ンズ３とを締着したときには、先端部３４と底面２１
ｂ、若しくは、水流方向変換フランジ３２と外壁２１ａ
との接続点Ｐの何れか一方で前記ハウジング２とレンズ
３とが突接するものとされている。
【００１５】次いで、上記の構成とした本発明の車両用
灯具１の作用および効果について説明を行う。先ず、前
記取付脚部３１に水流方向変換フランジ３２が設けられ
たことで、取付脚部３１に付着した雨水などが車両の走
行などで生じる風圧でハウジング２側に移動する水流Ｗ
となるときには、この水流Ｗは図２にも示すように水流
方向変換フランジ３２の表面に沿い流れるものとなり、
接続点Ｐに達した時点ではレンズ取付溝２１の外壁２１
ａに流速を持つ状態で直接に当接することのないものと
なる。
灯具１の作用および効果について説明を行う。先ず、前
記取付脚部３１に水流方向変換フランジ３２が設けられ
たことで、取付脚部３１に付着した雨水などが車両の走
行などで生じる風圧でハウジング２側に移動する水流Ｗ
となるときには、この水流Ｗは図２にも示すように水流
方向変換フランジ３２の表面に沿い流れるものとなり、
接続点Ｐに達した時点ではレンズ取付溝２１の外壁２１
ａに流速を持つ状態で直接に当接することのないものと
なる。
【００１６】また、前記ベゼル２２にも水流方向変換フ
ランジ３２と同じ方向とした傾斜が設けられ、且つ、前
記水流方向変換フランジ３２は接続点Ｐから間隔Ｄを有
して設けられているので、水流方向変換フランジ３２を
乗り越えた水流Ｗがベゼル２２によりダム状に流れを遮
られ溜り水を生じることなく、水流方向変換フランジ３
２と同様に乗り越えて排水されるものとなる。
ランジ３２と同じ方向とした傾斜が設けられ、且つ、前
記水流方向変換フランジ３２は接続点Ｐから間隔Ｄを有
して設けられているので、水流方向変換フランジ３２を
乗り越えた水流Ｗがベゼル２２によりダム状に流れを遮
られ溜り水を生じることなく、水流方向変換フランジ３
２と同様に乗り越えて排水されるものとなる。
【００１７】加えて、この実施形態では、前記ベゼル２
２の取付部２２ａ寄りには水抜孔２２ｃが設けられてい
るので、例え溜り水を生じるような事態に至ったときに
も、その溜り水は水抜孔２２ｃで排水が行われ、どのよ
うな状態でもハウジング２とレンズ３との接合部分であ
る接続点Ｐに流速を有して水流Ｗが達することはなく、
よって、接続点Ｐからの浸水は実用上で支障のない程度
に低減できるものとなる。
２の取付部２２ａ寄りには水抜孔２２ｃが設けられてい
るので、例え溜り水を生じるような事態に至ったときに
も、その溜り水は水抜孔２２ｃで排水が行われ、どのよ
うな状態でもハウジング２とレンズ３との接合部分であ
る接続点Ｐに流速を有して水流Ｗが達することはなく、
よって、接続点Ｐからの浸水は実用上で支障のない程度
に低減できるものとなる。
【００１８】更に、前記レンズ取付溝２１の底面２１ｂ
にはステップ部２１ｃが設けられたことと、先端部３４
と底面２１ｂ、若しくは、水流方向変換フランジ３２と
外壁２１ａとの何れか一方でハウジング２とレンズ３と
が突接していることで、例え接続点Ｐから浸水を生じた
としても、それ以降の水の流路をきわめて狭いものとし
て流量を制限するものであり、以上を総合して車両用灯
具１内への浸水を、従来例の如くにパッキンを使用する
ことなく実用上無視できるものとする。
にはステップ部２１ｃが設けられたことと、先端部３４
と底面２１ｂ、若しくは、水流方向変換フランジ３２と
外壁２１ａとの何れか一方でハウジング２とレンズ３と
が突接していることで、例え接続点Ｐから浸水を生じた
としても、それ以降の水の流路をきわめて狭いものとし
て流量を制限するものであり、以上を総合して車両用灯
具１内への浸水を、従来例の如くにパッキンを使用する
ことなく実用上無視できるものとする。
【００１９】
【発明の効果】以上に説明したように本発明により、レ
ンズの取付脚部の外面にはレンズ面側から次第に厚みを
増し先端部の直前でレンズ取付溝の外壁を覆う高さとな
る水流方向変換フランジが設けられ、ベゼルは前記外壁
への取付部に対し自由端部がレンズ面に対し後方となる
ように傾斜が設けられている車両用灯具としたことで、
パッキンを使用することなく実用上に支障を来すことな
い防水性能を得られるものとし、第一にはこの種の車両
用灯具の部品点数と組立工数を低減し、コストダウンに
優れた効果を奏するものである。
ンズの取付脚部の外面にはレンズ面側から次第に厚みを
増し先端部の直前でレンズ取付溝の外壁を覆う高さとな
る水流方向変換フランジが設けられ、ベゼルは前記外壁
への取付部に対し自由端部がレンズ面に対し後方となる
ように傾斜が設けられている車両用灯具としたことで、
パッキンを使用することなく実用上に支障を来すことな
い防水性能を得られるものとし、第一にはこの種の車両
用灯具の部品点数と組立工数を低減し、コストダウンに
優れた効果を奏するものである。
【００２０】また、第二には、前記パッキンを不要とし
たことで、例えば電球交換のためにレンズとハウジング
との取外し、再組立を行う際に、パッキンの捩れ、付け
忘れなどによる防水性能の低下を生じることなく、常に
当初の防水性能を保証できるものとなり、使用途上にお
ける性能低下をなくして、この種の車両用灯具の信頼性
の向上にきわめて優れた効果を奏するものである。
たことで、例えば電球交換のためにレンズとハウジング
との取外し、再組立を行う際に、パッキンの捩れ、付け
忘れなどによる防水性能の低下を生じることなく、常に
当初の防水性能を保証できるものとなり、使用途上にお
ける性能低下をなくして、この種の車両用灯具の信頼性
の向上にきわめて優れた効果を奏するものである。
【図１】 本発明に係る車両用灯具の実施形態を示す断
面図である。
面図である。
【図２】 同じ実施形態の要部を拡大して示す説明図で
ある。
ある。
【図３】 従来例を示す断面図である。
１……車両用灯具 ２……ハウジング ２１……レンズ取付溝 ２１ａ……外壁 ２１ｂ……底面 ２１ｃ……ステップ部 ２２……ベゼル ２２ａ……取付部 ２２ｂ……自由端部 ２２ｃ……水抜孔 ２３……レンズ取付ナット ３……レンズ ３１……取付脚部 ３２……水流方向変換フランジ ３３……レンズ面 ３４……先端部 ４……取付ボルト ５……電球 Ｐ……接続点 Ｄ……間隔 Ｗ……水流
Claims (4)
- 【請求項１】 ハウジングの開口部外周縁にはレンズ取
付溝が設けられ、該レンズ取付溝の外壁にはこの車両用
灯具と車体との間隙を覆うベゼルが設けられ、前記レン
ズ取付溝にはレンズの取付脚部の先端部が装着されて成
る車両用灯具において、前記レンズの取付脚部の外面に
はレンズ面側から次第に厚みを増し前記先端部の直前で
前記レンズ取付溝の外壁を覆う高さとなる水流方向変換
フランジが設けられ、前記ベゼルは前記外壁への取付部
に対し自由端部がレンズ面に対し後方となるように傾斜
が設けられていることを特徴とする車両用灯具。 - 【請求項２】 前記ベゼルの取付部側には、このベゼル
を貫通する水抜孔が設けられていることを特徴とする請
求項１記載の車両用灯具。 - 【請求項３】 前記ベゼルは前記レンズ取付溝の底面寄
りに設けられていることを特徴とする請求項１または請
求項２記載の車両用灯具。 - 【請求項４】 前記レンズ取付溝の底面には前記取付脚
部の先端部の肉厚と略同一の溝幅とするステップ部が設
けられていることを特徴とする請求項１、請求項２また
は請求項３記載の車両用灯具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9866696A JP3326516B2 (ja) | 1996-04-19 | 1996-04-19 | 車両用灯具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9866696A JP3326516B2 (ja) | 1996-04-19 | 1996-04-19 | 車両用灯具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09282910A true JPH09282910A (ja) | 1997-10-31 |
| JP3326516B2 JP3326516B2 (ja) | 2002-09-24 |
Family
ID=14225845
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9866696A Expired - Fee Related JP3326516B2 (ja) | 1996-04-19 | 1996-04-19 | 車両用灯具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3326516B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013175489A (ja) * | 2013-06-12 | 2013-09-05 | Mitsubishi Electric Corp | 表示灯用防水ケース |
| WO2013154052A1 (ja) * | 2012-04-09 | 2013-10-17 | 株式会社小糸製作所 | 車両用灯具 |
-
1996
- 1996-04-19 JP JP9866696A patent/JP3326516B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013154052A1 (ja) * | 2012-04-09 | 2013-10-17 | 株式会社小糸製作所 | 車両用灯具 |
| CN104220806A (zh) * | 2012-04-09 | 2014-12-17 | 株式会社小糸制作所 | 车辆用灯具 |
| JPWO2013154052A1 (ja) * | 2012-04-09 | 2015-12-17 | 株式会社小糸製作所 | 車両用灯具 |
| US10082266B2 (en) | 2012-04-09 | 2018-09-25 | Koito Manufacturing Co., Ltd. | Vehicle lamp |
| JP2013175489A (ja) * | 2013-06-12 | 2013-09-05 | Mitsubishi Electric Corp | 表示灯用防水ケース |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3326516B2 (ja) | 2002-09-24 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3914399B2 (ja) | 電気接続箱の防水構造 | |
| US7114768B2 (en) | Sunroof apparatus for a vehicle | |
| JPH09282910A (ja) | 車両用灯具 | |
| US6802557B2 (en) | Rear window structure for vehicle | |
| JPH01109116A (ja) | 車両用ウインドモール | |
| JP3264138B2 (ja) | ハードトップ車のウエザストリップ構造 | |
| KR0123789Y1 (ko) | 방향지시등설치를 겸한 루프몰딩 | |
| KR100333876B1 (ko) | 레저 차량의 리어 도어 가니쉬 구조물 | |
| JPH0222884Y2 (ja) | ||
| KR19980022078A (ko) | 차량의 트렁크 웨더스트립 | |
| JPH10134612A (ja) | 車輌用灯具 | |
| JP3148081U (ja) | ドアミラー部とベルトシールアウターの接続構造 | |
| KR0141394B1 (ko) | 헤드 램프 하우징내 물 유입 방지 구조 | |
| JPS6010929Y2 (ja) | 雨だれ防止装置 | |
| KR100193070B1 (ko) | 가변성 드레인 홀을 가진 경음기 | |
| JPH0345864Y2 (ja) | ||
| KR200158256Y1 (ko) | 누수 방지를 위한 차량의 그로메트 | |
| KR970025766A (ko) | 자동차용 일체형 윈드 실드 및 루프 모울드 구조 | |
| JPH10278589A (ja) | 水滴防止構造 | |
| JPH10147150A (ja) | ラゲージドア付設式ランプにおける水垂れ防止構造 | |
| JP2007223448A (ja) | ドアミラー部とベルトシールアウターの接続構造 | |
| JPH0345865Y2 (ja) | ||
| KR19980017413U (ko) | 자동차용 까울과 글라스몰딩의 결합 구조 | |
| KR0126228Y1 (ko) | 사이드미러의 개스킷구조 | |
| KR19980049039U (ko) | 차량 바디측 웨더스트립의 구조 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090712 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100712 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100712 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110712 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120712 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120712 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130712 Year of fee payment: 11 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |