JPH09280449A - チャックリング一体型の管継手 - Google Patents
チャックリング一体型の管継手Info
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- JPH09280449A JPH09280449A JP8122383A JP12238396A JPH09280449A JP H09280449 A JPH09280449 A JP H09280449A JP 8122383 A JP8122383 A JP 8122383A JP 12238396 A JP12238396 A JP 12238396A JP H09280449 A JPH09280449 A JP H09280449A
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- Japan
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- pipe
- ring
- cap nut
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- Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】管の接続又は取外し作業に当たって現地で分
解、組立が行われるため、チャックリングを紛失した
り、床等に落下させて損傷する虞れが多かっただけでな
く、袋ナットの締切り時などにチャックリングが接続パ
イプを伴って共回りし、接続パイプに捻れを生じさせる
という不都合が見られたものである。 【解決手段】一側に本管との接続ネジ部を、又他側には
接続パイプの挿入部を突成し、その中間の外周にネジ部
を有する継手本体と、一側に上記継手本体のネジ部と嵌
合する雌ネジ部を備え、その他側に薄肉部を介して連成
されるリング部には内面後半部に１〜複数の突条を環設
し、その軸線方向に複数の割溝を切設した上、該割溝の
外周面を跨いでネジ部を設けてなるチャック部材とを不
可分に結合して一体化し、上記リング部のネジ部に螺合
する雌ネジ部を備えた袋ナットによって、そのリング部
を半径方向に降縮可能にしたチャックリング一体型の管
継手として、上記の課題を解決したものである。
解、組立が行われるため、チャックリングを紛失した
り、床等に落下させて損傷する虞れが多かっただけでな
く、袋ナットの締切り時などにチャックリングが接続パ
イプを伴って共回りし、接続パイプに捻れを生じさせる
という不都合が見られたものである。 【解決手段】一側に本管との接続ネジ部を、又他側には
接続パイプの挿入部を突成し、その中間の外周にネジ部
を有する継手本体と、一側に上記継手本体のネジ部と嵌
合する雌ネジ部を備え、その他側に薄肉部を介して連成
されるリング部には内面後半部に１〜複数の突条を環設
し、その軸線方向に複数の割溝を切設した上、該割溝の
外周面を跨いでネジ部を設けてなるチャック部材とを不
可分に結合して一体化し、上記リング部のネジ部に螺合
する雌ネジ部を備えた袋ナットによって、そのリング部
を半径方向に降縮可能にしたチャックリング一体型の管
継手として、上記の課題を解決したものである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、主として合成樹
脂パイプのような軟質管用の継手に関し、更に詳しく
は、別体に製作された継手主体とチャック部材を結合し
て一体化したことを技術的特徴とするものである。
脂パイプのような軟質管用の継手に関し、更に詳しく
は、別体に製作された継手主体とチャック部材を結合し
て一体化したことを技術的特徴とするものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のポリエチレンや塩化ビニルなどの
合成樹脂パイプの継手は、継手本体と該継手本体のネジ
部に螺合する袋ナットとの間に、単品（単体）のチャッ
クリング軸方向に一条の割溝を通設して縮径可能とした
チャックリングを挟在させ、袋ナットの締め込みによっ
て上記チャックリングをパイプ表面に圧接乃至は食い込
ませるという構造のものが広く用いられていた。そして
該チャックリング（イ）の具体的構成は、図４に例示し
たように金属または合成樹脂によって成型され、少なく
とも背面を袋ナット奥部の傾斜面（図示せず）と当接す
る同角度の傾斜面（ロ）とし、内面には多数の鋸刃状突
条（ハ）を環設した上、軸方向に一条の割溝（ニ）を通
設したもの（同図［Ａ］参照）、若しくは同図［Ｂ］に
示したように、上記チャックリング（イ）に通設された
一条の割溝（ニ）に代えて背面の傾斜面（ロ）の軸方向
に複数条の割溝（ホ）を切設するというものであった。
合成樹脂パイプの継手は、継手本体と該継手本体のネジ
部に螺合する袋ナットとの間に、単品（単体）のチャッ
クリング軸方向に一条の割溝を通設して縮径可能とした
チャックリングを挟在させ、袋ナットの締め込みによっ
て上記チャックリングをパイプ表面に圧接乃至は食い込
ませるという構造のものが広く用いられていた。そして
該チャックリング（イ）の具体的構成は、図４に例示し
たように金属または合成樹脂によって成型され、少なく
とも背面を袋ナット奥部の傾斜面（図示せず）と当接す
る同角度の傾斜面（ロ）とし、内面には多数の鋸刃状突
条（ハ）を環設した上、軸方向に一条の割溝（ニ）を通
設したもの（同図［Ａ］参照）、若しくは同図［Ｂ］に
示したように、上記チャックリング（イ）に通設された
一条の割溝（ニ）に代えて背面の傾斜面（ロ）の軸方向
に複数条の割溝（ホ）を切設するというものであった。
【０００３】又、極く一部には、上記袋ナットとチャッ
クリングを一体に構成した管継手も使用されていた。
クリングを一体に構成した管継手も使用されていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
技術の内、継手本体、チャックリング及び袋ナットの３
部材から構成されたものは、管の接続又は取外し作業に
当たって現地で分解、組立が行われるため、チャックリ
ングを紛失したり、床等に落下させて損傷する虞れが多
かっただけでなく、そのチャックリングが単品であるた
めに逆装着されたり、時には装着忘れ等によって接続不
良による漏水などの事故原因ともなっていたのである。
技術の内、継手本体、チャックリング及び袋ナットの３
部材から構成されたものは、管の接続又は取外し作業に
当たって現地で分解、組立が行われるため、チャックリ
ングを紛失したり、床等に落下させて損傷する虞れが多
かっただけでなく、そのチャックリングが単品であるた
めに逆装着されたり、時には装着忘れ等によって接続不
良による漏水などの事故原因ともなっていたのである。
【０００５】更に、一条の割溝を有するに過ぎない単品
のチャックリングでは、その縮径に当たって厳密には各
部が円心、即ち半径方向に降縮せず、接続パイプの圧締
力が部分的に不足して管面への食い込みが不十分になる
などの課題の他、袋ナットの締切り時などにチャックリ
ングが接続パイプを伴って共回りし、接続パイプに捻れ
を生じさせるという不都合が見られたものである。
のチャックリングでは、その縮径に当たって厳密には各
部が円心、即ち半径方向に降縮せず、接続パイプの圧締
力が部分的に不足して管面への食い込みが不十分になる
などの課題の他、袋ナットの締切り時などにチャックリ
ングが接続パイプを伴って共回りし、接続パイプに捻れ
を生じさせるという不都合が見られたものである。
【０００６】又、従来のこの種管継手の内、単に袋ナッ
トとチャックリングを一体に構成したものでは、パイプ
の締め付けの際に必然的にチャックリングが共回りする
から、これに伴って接続パイプも共回りを起こし、パイ
プの捻れが大きくなって十分な接続効果が得難いという
問題が見受けられたものである。
トとチャックリングを一体に構成したものでは、パイプ
の締め付けの際に必然的にチャックリングが共回りする
から、これに伴って接続パイプも共回りを起こし、パイ
プの捻れが大きくなって十分な接続効果が得難いという
問題が見受けられたものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、管継手におけ
る上記従来技術の課題を解消する目的で、一側に本管と
の接続ネジ部を、又他側には接続パイプの挿入部を突成
し、その中間の外周にネジ部を有する継手本体と、一側
に上記継手本体のネジ部と嵌合する雌ネジ部を備え、そ
の他側に薄肉部を介してリング部を連成し、該リング部
には軸線方向に複数の割溝を切設した上、該割溝の外周
面を跨いでネジ部を通設してなるチャック部材と、該チ
ャック部材のネジ部に螺合する雌ネジ部を有する袋ナッ
トとから構成するという手段を用いたものである。
る上記従来技術の課題を解消する目的で、一側に本管と
の接続ネジ部を、又他側には接続パイプの挿入部を突成
し、その中間の外周にネジ部を有する継手本体と、一側
に上記継手本体のネジ部と嵌合する雌ネジ部を備え、そ
の他側に薄肉部を介してリング部を連成し、該リング部
には軸線方向に複数の割溝を切設した上、該割溝の外周
面を跨いでネジ部を通設してなるチャック部材と、該チ
ャック部材のネジ部に螺合する雌ネジ部を有する袋ナッ
トとから構成するという手段を用いたものである。
【０００８】上記の構成とした本発明は、従来単品であ
ったチャックリングを、別体に製作された継手本体と嵌
合可能なチャック部材として、予め両部材を接着剤等に
よって合体したため、現場における管接続時の分解、組
立に際してもリング部の紛失や逆装着、又は装着忘れな
どがないばかりでなく、チャック部材の共回りが全く生
じないので接続パイプの捻れが確実に防止でき、更に上
記割溝は複数個所に設けられるので、袋ナットの締め付
けによってリング部に充分な縮径量と半径方向への均等
な絞縮が得られて接続パイプへの食い込みが効果的に行
えるのである。
ったチャックリングを、別体に製作された継手本体と嵌
合可能なチャック部材として、予め両部材を接着剤等に
よって合体したため、現場における管接続時の分解、組
立に際してもリング部の紛失や逆装着、又は装着忘れな
どがないばかりでなく、チャック部材の共回りが全く生
じないので接続パイプの捻れが確実に防止でき、更に上
記割溝は複数個所に設けられるので、袋ナットの締め付
けによってリング部に充分な縮径量と半径方向への均等
な絞縮が得られて接続パイプへの食い込みが効果的に行
えるのである。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る管継手の実施
の形態を、図面に従って更に詳述すると、１は一側に本
管側との接続ネジ部１ａを、又他側には接続パイプ
（Ｐ）の挿入部１ｂを突成し、その中間の外周にネジ部
１ｃを設けてなる継手本体、２はチャック部材であっ
て、一側を上記継手本体１のネジ部１ｃと嵌合する雌ネ
ジ部２ａとし、その他側は薄肉部２ｂを介してリング部
２ｃを連成し、該リング部２ｃには、その軸線方向に複
数の割溝２ｄを切設した上、該割溝２ｄを跨いだ外周面
にネジ部２ｅを通設し、更に上記ネジ部２ｅの内面後半
部には１〜複数の突条２ｆを環設したものである。又、
３は上記リング部２ｃのネジ部２ｅに嵌合する雌ネジ部
３ａを有する袋ナットである。
の形態を、図面に従って更に詳述すると、１は一側に本
管側との接続ネジ部１ａを、又他側には接続パイプ
（Ｐ）の挿入部１ｂを突成し、その中間の外周にネジ部
１ｃを設けてなる継手本体、２はチャック部材であっ
て、一側を上記継手本体１のネジ部１ｃと嵌合する雌ネ
ジ部２ａとし、その他側は薄肉部２ｂを介してリング部
２ｃを連成し、該リング部２ｃには、その軸線方向に複
数の割溝２ｄを切設した上、該割溝２ｄを跨いだ外周面
にネジ部２ｅを通設し、更に上記ネジ部２ｅの内面後半
部には１〜複数の突条２ｆを環設したものである。又、
３は上記リング部２ｃのネジ部２ｅに嵌合する雌ネジ部
３ａを有する袋ナットである。
【００１０】なお、図中１ｄは継手本体１の挿入部１ｂ
の外周面端部に突成された接続パイプ内面のシール部、
また２ｇはチャック部材のリング部２ｃ背面に付された
傾斜端面、さらに２ｈは上記チャック部材２の雌ネジ部
２ａ終端に環設された内鍔を示し、継手本体１とチャッ
ク部材２の嵌合位置を制限すると同時に、接続パイプ
（Ｐ）の挿入量を規制する衝止板の役割を果たすもので
ある。
の外周面端部に突成された接続パイプ内面のシール部、
また２ｇはチャック部材のリング部２ｃ背面に付された
傾斜端面、さらに２ｈは上記チャック部材２の雌ネジ部
２ａ終端に環設された内鍔を示し、継手本体１とチャッ
ク部材２の嵌合位置を制限すると同時に、接続パイプ
（Ｐ）の挿入量を規制する衝止板の役割を果たすもので
ある。
【００１１】上記構成のチャックリング一体型の管継手
は、予め継手本体１のネジ部１ｃに適宜な接着剤を塗布
する等して上記チャック部材２を螺装し、その内鍔２ｈ
に当接させることによって両部材を不可分的に合体した
上、継手本体のネジ部１ａを本管側に連結し、その挿入
部１ｂから接続パイプ（Ｐ）の先端が上記チャック部材
の内鍔２ｈ面に衝止されるまで挿入した後、リング部２
ｃのネジ部２ｅに螺合する袋ナット３を締め付ければ、
該袋ナットの前進に伴って袋ナットの奥端がリング部２
ｃの傾斜端面２ｇに当接してリング部２ｃを半径方向に
押圧するから、該リング部の各片は薄肉部２ｂから屈折
した状態となって各割溝２ｄ間が狭縮し、リング部２ｃ
の内面後半部に設けられた突条２ｆを接続パイプ面に均
等な押圧力で食い込ませ得るものである。
は、予め継手本体１のネジ部１ｃに適宜な接着剤を塗布
する等して上記チャック部材２を螺装し、その内鍔２ｈ
に当接させることによって両部材を不可分的に合体した
上、継手本体のネジ部１ａを本管側に連結し、その挿入
部１ｂから接続パイプ（Ｐ）の先端が上記チャック部材
の内鍔２ｈ面に衝止されるまで挿入した後、リング部２
ｃのネジ部２ｅに螺合する袋ナット３を締め付ければ、
該袋ナットの前進に伴って袋ナットの奥端がリング部２
ｃの傾斜端面２ｇに当接してリング部２ｃを半径方向に
押圧するから、該リング部の各片は薄肉部２ｂから屈折
した状態となって各割溝２ｄ間が狭縮し、リング部２ｃ
の内面後半部に設けられた突条２ｆを接続パイプ面に均
等な押圧力で食い込ませ得るものである。
【００１２】本発明の管継手は、上述した要領で簡単
に、しかも確実、強固に接続パイプ（Ｐ）を取付け得る
ものであるが、そのためには、別体に製作された上記継
手本体１とチャック部材２とを、そのネジ部１ａと雌ネ
ジ部２ａとの螺合だけでなく、両部材を不可分的に結合
しておくことが要件である。そうしなければ、パイプを
接続する場合はともかくとして、そのパイプを取外す場
合には本管側に継手本体１が残り、これを取外すことが
不可能となるからである。
に、しかも確実、強固に接続パイプ（Ｐ）を取付け得る
ものであるが、そのためには、別体に製作された上記継
手本体１とチャック部材２とを、そのネジ部１ａと雌ネ
ジ部２ａとの螺合だけでなく、両部材を不可分的に結合
しておくことが要件である。そうしなければ、パイプを
接続する場合はともかくとして、そのパイプを取外す場
合には本管側に継手本体１が残り、これを取外すことが
不可能となるからである。
【００１３】他方、製作面から見て、最終的に複雑な形
状となる両部材の合体物を一体に成型することは工作
上、至難な技で、これらを別々に製作した後で接着剤等
を使用して不可分的に結合させるのが有効であるし、上
記チャック部材２や袋ナットのように、内部流体と非接
触の部材では材質の選択幅が広くなるから、常時流体に
接する継手本体１などと同一材料で構成することは、経
済的にも合理性を欠くことになる。
状となる両部材の合体物を一体に成型することは工作
上、至難な技で、これらを別々に製作した後で接着剤等
を使用して不可分的に結合させるのが有効であるし、上
記チャック部材２や袋ナットのように、内部流体と非接
触の部材では材質の選択幅が広くなるから、常時流体に
接する継手本体１などと同一材料で構成することは、経
済的にも合理性を欠くことになる。
【００１４】而して、一般にこの種の管継手等における
各部材の素材は、主として青銅その他の合金を鋳造した
ものが使用されていたが、非接水部材又は使用流体によ
る化学的な反応や腐食等に耐え得る材質、例えば塩化ビ
ニル、ポリプロピレン、ジュラコン或いはＡＢＳ樹脂等
であれば上記青銅等に代えて任意に選択ができるのであ
る。特に非接水であるチャック部材２等は、合成樹脂に
よって成型することにより、一旦接続されたパイプ
（Ｐ）を取外す際などに袋ナット３を緩めれば、チャッ
ク部材のリング部２ｃが樹脂特有の弾性によって復原
し、接続パイプの抜き取りが容易に行えるし、繰り返し
使用も可能になるなど、金属製のチャック部材には望め
なかった有利性が得られるのである。
各部材の素材は、主として青銅その他の合金を鋳造した
ものが使用されていたが、非接水部材又は使用流体によ
る化学的な反応や腐食等に耐え得る材質、例えば塩化ビ
ニル、ポリプロピレン、ジュラコン或いはＡＢＳ樹脂等
であれば上記青銅等に代えて任意に選択ができるのであ
る。特に非接水であるチャック部材２等は、合成樹脂に
よって成型することにより、一旦接続されたパイプ
（Ｐ）を取外す際などに袋ナット３を緩めれば、チャッ
ク部材のリング部２ｃが樹脂特有の弾性によって復原
し、接続パイプの抜き取りが容易に行えるし、繰り返し
使用も可能になるなど、金属製のチャック部材には望め
なかった有利性が得られるのである。
【００１５】
【発明の効果】以上、詳述した通りの構成からなる本発
明の管継手によれば、継手本体とチャック部材とが実質
的に一体に構成されるものであるから、袋ナットの強い
締め付けによってもチャック部材が共回りすることは全
くなく、パイプの接続が迅速で強固に行えるのである。
又、従来見受けられたような施工時におけるチャックリ
ングの紛失や破損等が皆無となり、更にチャックリング
の逆装着や入れ忘れ等を確実に防止できるなど、従来の
この種管継手には期待できなかった作業性の向上が達し
得るという、格別に優れた利益をもたらすものである。
明の管継手によれば、継手本体とチャック部材とが実質
的に一体に構成されるものであるから、袋ナットの強い
締め付けによってもチャック部材が共回りすることは全
くなく、パイプの接続が迅速で強固に行えるのである。
又、従来見受けられたような施工時におけるチャックリ
ングの紛失や破損等が皆無となり、更にチャックリング
の逆装着や入れ忘れ等を確実に防止できるなど、従来の
この種管継手には期待できなかった作業性の向上が達し
得るという、格別に優れた利益をもたらすものである。
【００１６】更に又、内部流体と接触することのないチ
ャック部材は、青銅以外の金属や合成樹脂素材が幅広く
選択利用できて経済的である他、上記の各部材を合成樹
脂で成型することにより、製造時の切削等の機械加工が
簡略化若しくは省略でき、安価に生産可能であるとい
う、顕著な経済的効果が得られるのである。
ャック部材は、青銅以外の金属や合成樹脂素材が幅広く
選択利用できて経済的である他、上記の各部材を合成樹
脂で成型することにより、製造時の切削等の機械加工が
簡略化若しくは省略でき、安価に生産可能であるとい
う、顕著な経済的効果が得られるのである。
【図１】本発明に係る管継手の上半部を切断して示す正
面図
面図
【図２】チャック部材の斜視図
【図３】構成３部材を分解して示す斜視図
【図４】従来のチャックリングの代表例二種（［Ａ］お
よび［Ｂ］）を示す斜視図
よび［Ｂ］）を示す斜視図
１ 継手本体 １ａ 接続ネジ部 １ｂ 挿入部 １ｃ ネジ部 １ｄ シール部 ２ チャック部材 ２ａ 雌ネジ部 ２ｂ 薄肉部 ２ｃ リング部 ２ｄ 割溝 ２ｅ ネジ部 ２ｆ 突条 ２ｇ 傾斜端面 ２ｈ 内鍔 ３ 袋ナット ３ａ 雌ネジ部
Claims (2)
- 【請求項１】一側に本管との接続ネジ部を、又他側には
接続パイプの挿入部を突成し、その中間の外周にネジ部
を有する継手本体と、一側に上記継手本体のネジ部と嵌
合する雌ネジ部を備え、その他側に薄肉部を介して連成
されるリング部には内面後半部に１〜複数の突条を環設
し、その軸線方向に複数の割溝を切設した上、該割溝の
外周面を跨いでネジ部を設けてなるチャック部材とを不
可分に結合して一体化し、上記リング部のネジ部に螺合
する雌ネジ部を備えた袋ナットによって、そのリング部
を半径方向に降縮可能にしたことを特徴とするチャック
リング一体型の管継手。 - 【請求項２】チャック部材の雌ネジ部の終端側に内鍔を
環設した請求項１記載のチャックリング一体型の管継
手。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8122383A JP2931253B2 (ja) | 1996-04-18 | 1996-04-18 | チャックリング一体型の管継手 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8122383A JP2931253B2 (ja) | 1996-04-18 | 1996-04-18 | チャックリング一体型の管継手 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09280449A true JPH09280449A (ja) | 1997-10-31 |
| JP2931253B2 JP2931253B2 (ja) | 1999-08-09 |
Family
ID=14834461
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8122383A Expired - Fee Related JP2931253B2 (ja) | 1996-04-18 | 1996-04-18 | チャックリング一体型の管継手 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2931253B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008062654A1 (en) * | 2006-11-21 | 2008-05-29 | Hajime Inoue | Hose joint |
| CN106402548A (zh) * | 2016-12-20 | 2017-02-15 | 浙江省新昌县华佳国财塑胶有限公司 | 一种软管转换连接头 |
| CN109357098A (zh) * | 2018-11-30 | 2019-02-19 | 常州常发制冷科技有限公司 | 嵌入式密封管接头及其安装方法 |
-
1996
- 1996-04-18 JP JP8122383A patent/JP2931253B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008062654A1 (en) * | 2006-11-21 | 2008-05-29 | Hajime Inoue | Hose joint |
| CN106402548A (zh) * | 2016-12-20 | 2017-02-15 | 浙江省新昌县华佳国财塑胶有限公司 | 一种软管转换连接头 |
| CN109357098A (zh) * | 2018-11-30 | 2019-02-19 | 常州常发制冷科技有限公司 | 嵌入式密封管接头及其安装方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2931253B2 (ja) | 1999-08-09 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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