JPH09280398A - 自律閉型油圧用流量制御弁 - Google Patents

自律閉型油圧用流量制御弁

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JPH09280398A
JPH09280398A JP9818096A JP9818096A JPH09280398A JP H09280398 A JPH09280398 A JP H09280398A JP 9818096 A JP9818096 A JP 9818096A JP 9818096 A JP9818096 A JP 9818096A JP H09280398 A JPH09280398 A JP H09280398A
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JP
Japan
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spool
valve chamber
flow rate
valve
small diameter
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JP9818096A
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Itsuki Hiraizumi
一城 平泉
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Ube Corp
Original Assignee
Ube Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 大量の作動油を簡便な構造で流量制御でき、
かつ、緊急時の自動的に閉止できる流量制御弁を提案す
る。 【解決手段】 マニホールド132内に軸方向円柱状に
穿設された弁室にスプール136を前後進摺動自在に配
設するとともに、スプールの前進限位置で遮断され後退
位置では弁室前方に連通し、後退量に応じて流体流量が
調整される流体の流入口150をマニホールドに設ける
とともに、弁室の最前方端部に流体の排出口160を設
け、前方弁室138aと後方弁室138bを連絡するパ
イロット通路136aをスプール内に穿設するととも
に、スプールの中心部軸方向に前方弁室側に大径で後方
弁室側に小径なる段付透孔を設けて、段付透孔の径にそ
れぞれ一致する大径部と小径部を有し、小径部内の軸方
向に大径部後方の空気抜き穴140cを設けるととも
に、小径部がマニホールドに連結される段付ロッド14
0をスプールと摺動自在に配設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明の自律閉型油圧用流量
制御弁は、たとえばダイカストマシンなどの射出装置の
油圧回路に使用され、比較的大容量の流量を制御し、か
つ、開閉弁の機能も兼ね備えるとともに、緊急時に自動
的に流体流路を遮断する自律閉型油圧用流量制御弁(流
量調整弁)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、たとえば、ダイカストマシン
の射出シリンダの油圧回路に、実公昭61−40996
号公報、特公平2−34708号公報に記載されている
流量調整弁を組み込んで使用することが知られている。
【0003】この流量調整弁1は、図4に示すように、
弁スプール31をバルブボディ(マニホールド29)の
弁室30内に摺動自在に設けた流量調整弁であって、弁
室30の軸線方向の一端側に入口を設け、軸線と直角方
向に出口を設け、弁室30を形成しているバルブボディ
(マニホールド29)の内周面の出口部に環状の流通穴
33、34を設け、弁室30の軸線方向の他端部を弁室
外と遮断した密封構造にし、弁室30内には、弁スプー
ル31を軸線方向に前後進させることにより、弁スプー
ル31の先端部の外周面で前記出口部を環状流通穴3
3、34を開いたり閉じたりするように弁スプール31
の外周面を弁室内周面に密封させて設け、弁スプール3
1の中央部外周面には、弁スプール31の外周面外側に
設けられている貫通穴31aに連通した状態で環状の溝
32が形成されるとともに、弁スプール31によって、
弁室30を、入口がある第1室30aと入口がある側と
は反対側の第2室30bとに分け、弁スプール31の外
周面に近い内部で軸線方向に伸びている貫通穴31aを
設け、弁スプール31の反入口側の第2室30b外まで
軸線方向に伸びた弁軸28を弁スプール31に取り付
け、弁軸28の他端は、ボールねじ軸17と螺合するボ
ールナット19と接合される。ボールねじ軸17はその
外側に取り付けた歯車18およびこれに噛合する歯車1
4を介して、たとえばサーボモータやパルスモータなど
のモータ6により回転駆動される。
【0004】このように構成された流量調整弁1は、運
転停止時は弁スプール31が図面左方の前進限に位置
し、マニホールド29の流通穴33、34と第1室30
aおよび弁スプール31の溝32とは遮断されている。
この状態で低速射出開始の指令が出て、低速射出速度の
指令がなされると、その指令がモータ6に加わり、所定
角度回転され、軸13、歯車14、歯車18を介して軸
17が回転駆動され、軸17とボールナット19との間
に設けられたボールねじ機構が働きボールナット19が
後退する。ボールナット19の後退とともにこれと一体
化されたスプール31が後退し、まず、溝32が流通穴
34と連通した状態となり、弁スプール31の側端側の
弁室30側に導入されている1次側の作動油は溝32を
経由して流通穴34に流れ込み、図示しない射出シリン
ダへ供給され、低速射出が開始される。このときの溝3
2と流通穴34との流通程度、すなわち、作動油流量が
スプール31の後退量で制御される。これと同様に、高
速射出指令が出たときには、スプール31がさらに大き
く後退し、マニホールド29内で枝分かれしたもう一方
の流通穴33にも連通する結果、作動油流量は一挙に拡
大し、この大量の作動油を供給された射出シリンダのピ
ストンロッドは高速移動し、高速射出が実施される。
【0005】このように、この流量調整弁1は、1個の
コンパクトな弁で低速射出用の流量調整弁と開閉弁およ
び高速射出用の調整弁と開閉弁の4つの弁を同時に兼ね
備え、比較的小さな駆動力と弁開状態保持力により、円
滑な素早い動作を行ない得るものであり、それなりに実
用価値の高いものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4に
示す流量調整弁1においては、マニホールド31内に分
岐した2つの流通穴33、34を設けたり、弁スプール
31に溝32を設けるため、鋳造費や加工費などの製造
費用が高くなってコスト高を招くので量産に不向きであ
り、また、スプール前面側の受圧面積がスプール背面側
の受圧面積よりも構造上大きくなっているので、たとえ
ば停電や駆動系の故障などの緊急時に、マニホールド内
のスプールが内部の作動油圧により後退方向に移動する
結果、作動油の連通を遮断することが出来ず、支障を来
す。本発明では、このような問題を解消し、より簡単な
構造で大量の作動油流量を制御できるとともに、緊急時
にその流路を遮断できる流量調整弁を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために、本発明においては、第1の発明では、サーボ
モータおよびボールねじ機構の組合せ、または、油圧シ
リンダによって前後進駆動されるスプールの移動位置に
より流体流量を制御し、かつ、緊急時に流体流路を自動
的に遮断する自律閉型油圧用流量制御弁であって、マニ
ホールド内に軸方向円柱状に穿設された弁室にスプール
を前後進摺動自在に配設するとともに、該スプールの前
進限位置では該スプールによって遮断され、該スプール
の後退位置では前記弁室前方に連通し、該スプールの後
退量に応じて流体流量が調整される流体の流入口を該マ
ニホールドに設けるとともに、該弁室の最前方端部に流
体の排出口を設け、かつ、該スプールによって分断され
る前方弁室と後方弁室を連絡する作動油のパイロット通
路を該スプール内に穿設するとともに、該スプールの中
心部軸方向に前記前方弁室側に大径で前記後方弁室側に
小径なる段付透孔を設けて、該段付透孔の大径および小
径にそれぞれ一致する大径部と小径部を有し、該小径部
内の軸方向に該大径部後方に存在する空気をマニホール
ド外部へ排気する空気抜き穴を設けるとともに、該小径
部が該後方弁室の背後のマニホールドに連結されてなる
該スプールと摺動自在な段付ロッドを該段付透孔内に嵌
装して配設した構成とした。また、第2の発明では、第
1の発明におけるスプールを、サーボモータと組み合わ
されたボールねじ機構のボールナットに連結ロッドを介
して連結され前後進自在とした。さらに、第3の発明で
は、第1の発明におけるスプールを、マニホールドの背
後に設置された油圧シリンダのピストンロッドに連結し
た。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明においては、サーボモータ
およびボールねじ機構の組合せ、または、油圧シリンダ
によって前後進駆動されるスプールの移動位置により流
体流量を制御し、かつ、緊急時に流体流路を自動的に遮
断する自律閉型油圧用流量制御弁であって、マニホール
ド内に軸方向円柱状に穿設された弁室にスプールを前後
進摺動自在に配設するとともに、該スプールの前進限位
置では該スプールによって遮断され、該スプールの後退
位置では前記弁室前方に連通し、該スプールの後退量に
応じて流体流量が調整される流体の流入口を該マニホー
ルドに設けるとともに、該弁室の最前方端部に流体の排
出口を設け、かつ、該スプールによって分断される前方
弁室と後方弁室を連絡する作動油のパイロット通路を該
スプール内に穿設するとともに、該スプールの中心部軸
方向に前記前方弁室側に大径で前記後方弁室側に小径な
る段付透孔を設けて、該段付透孔の大径および小径にそ
れぞれ一致する大径部と小径部を有し該小径部内の軸方
向に該大径部後方に存在する空気をマニホールド外部へ
排気する空気抜き穴を設けるとともに該小径部が該後方
弁室の背後のマニホールドに連結されてなる該スプール
と摺動自在な段付ロッドを該段付透孔内に嵌装して配設
した構成としてある。したがって、スプールを高速で任
意の位置に移動することによって、大量の作動油の連通
遮断が可能となり、かつ、スプール前面側の受圧面積が
スプール背面側の受圧面積よりも小さく構成されてお
り、パイロット通路により等圧とされた前方弁室の作動
油圧によるスプール後退力よりも後方弁室の作動油圧に
よるスプール前進力の方が大きくなるので駆動部の作動
力が失われたとき、スプールは全閉される。したがっ
て、比較的簡単な構造で安定した速度制御が達成され、
かつ、停電等の緊急時に流量調整弁内のスプールが自動
的に流路を閉止する位置に移動して流路を遮断するの
で、操業の安定性と信頼性が高い。
【0009】
【実施例】以下図面に基づいて本発明の実施例の詳細に
ついて説明する。図1〜図3は、本発明の実施例に係
り、図1は流量調整弁の1実施例を示す縦断面図、図2
は図1の流量調整弁を組み込んだ油圧回路図、図3は他
の実施例を示す流量調整弁の縦断面図である。
【0010】流量調整弁100は、図1に示すように、
一端側に位置する駆動部110と流量調整部130に大
別され、構成される。
【0011】駆動部110においては、114は回転量
検知装置を備えたサーボモータ(または、パルスモー
タ)であり、フレーム115に取り付けたサーボモータ
114の出力軸は、カップリング116を介してボール
ねじ軸117の一端部と連結した。このボールねじ軸1
17の他端は後述するフランジ134の軸受117aに
軸承される。ボールねじ軸117にはボールねじ軸11
7の回転によって前後進するボールナット118が螺合
されており、ボールナット118の縁端部フランジは後
述する流量調整部130のスプール136と連結ロッド
120を介して接続され、ボールナット118とスプー
ル136は一体的に前後進するよう構成される。駆動方
式は上述のサーボモータやパルスモータによる回転をボ
ールねじ機構(ボールねじ軸117およびボールナット
118)による往復動変換に限らず、油圧シリンダによ
って直接にスプール136を前後進させる往復動機構と
してもよい。
【0012】流量調整部130においては、図1に示す
ように、後端側にフランジ134を固設した円筒状のマ
ニホールド132内に穿設された空洞部からなる弁室1
38(具体的には、前方弁室138aと後方弁室138
bで構成される)を前後進自在にスプール136が配設
されており、スプール136の前進位置では、作動油流
入口150から入った作動油はスプール136に阻まれ
て流路を遮断され、一方、スプール136の後退位置で
は、作動油流入口150と作動油排出口160とが連通
され(図1の状態)、作動油流量はスプール136の後
退移動により前方弁室138aに形成された間隙量によ
って制御される。すなわち、スプール136の後退量を
少なくすると作動油流量は小さく、後退量を大にすると
作動油流量も大になり、かつ、スプール後退量と作動油
流量とは直線比例に近似した、ある一定の関係にあるの
で、任意に作動油流量を制御できる。なお、流入口15
0はマニホールド132の外周円周上に等間隔に8箇所
設けられ、排出口160はマニホールド132の前方に
軸方向に1箇所設けられる。
【0013】スプール136には、前方弁室138aと
後方弁室138bとを連通するパイロット通路136a
が設けられるとともに、中心部にスプール136を貫通
し、かつ、前方弁室側が後方弁室側より大径の段付透孔
142が軸方向に穿設され、段付透孔142の大径およ
び小径にそれぞれ一致する大径部と小径部を有し該小径
部の先端が該後方弁室の背後のマニホールド132に接
続するフランジ134に設けたネジ孔134cに螺合さ
れた段付ロッド140を段付透孔142と前後進摺動自
在に配設した。すなわち、スプール136は前後進移動
するとき、マニホールド132を摺動するばかりでな
く、段付ロッド140とも摺動する。段付ロッド140
は、大径部が中間部にオイルシールのためのパッキン1
44を収納したピストン140aであり、小径部140
bは同一直径の棒状形状をしており、内部に穿孔134
cに接続する空気抜き穴134bと連通する空気抜き穴
140cが軸方向に穿設される。
【0014】図2は、本発明の流量調整弁100を射出
シリンダの油圧回路に組み込んだ1実施例を示したもの
である。図2において、101は射出シリンダ、102
はピストン、103はピストンロッド、104はヘッド
側室、105はロッド側室、106はランアラウンド回
路、107はピストン前進時のランアラウンド時に開き
ピストン後退時に閉じておくパイロットチェック弁、1
08はアキュムレータ等の油圧源である。油圧源108
には図示しない油圧ポンプやその回路も包含される。こ
の回路に組み込まれる流量調整弁100は、ランアラウ
ンド回路106からの戻りの作動油と油圧源108から
の作動油が合流した後の経路に設置される。
【0015】図3は、本発明の他の実施例を示す流量調
整弁100Aであり、流量調整部130は図1の流量調
整弁100と全く同一の構造をしており、図1の流量調
整弁100と異なる点は、駆動部110がモータとボー
ルねじ機構の組合せでなく、油圧シリンダ114Aで連
結ロッド120を介してスプール136を直接前後進さ
せるもので、スプール136の接続された3本の連結ロ
ッド120の他端部は、円板状の連結板116Aの周囲
にボルトナット結合され、連結板116Aの中心部は、
フランジ134より突設して設けたフレーム115Aに
端部フランジがボルトナット結合された油圧シリンダ1
14Aのピストンロッド114a先端部がボルトナット
接合されており、ピストンロッド114aの進退動がそ
のままスプール136の前後進運動となるよう構成され
る。
【0016】以上のように構成された図1の流量調整弁
100や図3の流量調整弁100Aの作動について説明
する。従来技術で説明したように、当初全閉状態に保持
されていた流量調整弁(スプール136が左方前進限位
置にある)に、低速射出指令や高速射出指令の程度に応
じて流量調整弁100または100Aに開度指令が出さ
れ、図1の場合にはサーボモータ114に所要角度の回
転指令が与えられ、図3の場合には油圧シリンダ114
Aに所要のピストン移動指令が与えられて、それぞれス
プール136が所定の位置まで移動する。このとき、ピ
ストン140a後部の空気は空気抜き穴140cおよび
空気抜き穴134bを経由して大気放出される。スプー
ル136の移動に伴って、流量調整部130の流入口1
50と排出口160が連通し、作動油は所定の開度に応
じた流量で流量調整弁100、100Aを流れ、たとえ
ば射出シリンダ1のヘッド側室4へ作動油を供給する。
射出速度に変更を与えるときには、その速度に応じた開
度に合わせてスプール136を所定の位置に移動する。
【0017】本発明の流量調整弁100、100Aで
は、このようなスプール136が前進限の全閉位置以外
の開いた状態に、停電や何らかの駆動部110の故障に
起因して駆動力が0となった場合には、パイロット通路
136aによる作動油の連通により、前方弁室138a
と後方弁室138bの圧力が等しく、かつ、スプール1
36に穿設した段付透孔142の存在により前方弁室1
38aの受圧面積は後方弁室138bの受圧面積より小
さいので、スプール136の前進力が後退力に勝り、ス
プール136は自動的に前進限位置へ移動し、流量調整
弁100、100Aは全閉状態となる。したがって、従
来この流量調整弁の前後に配設していた開閉弁を省略す
ることが可能になる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したことからも明らかなよう
に、本発明に係る流量調整弁(流量制御弁)は、簡単な
構造で大量の作動油を安全確実に流量制御できるととも
に、緊急時に自動的に全閉状態とすることができるの
で、運転操作性と信頼性が高いばかりでなく、開閉弁が
省略でき設備費が低減される。
【図面の簡単な説明】
図1は流量調整弁の1実施例を示す縦断面図、図2は図
1の流量調整弁を組み込んだ油圧回路図、図3は他の実
施例を示す流量調整弁の縦断面図である。
【図1】本発明に係る流量調整弁の実施例を示す縦断面
図である。
【図2】本発明の流量調整弁を組み込んだ実施例を示す
油圧回路図である。
【図3】本発明に係る流量調整弁の他の実施例を示す縦
断面図である。
【図4】従来の流量調整弁の実施例を示す縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 流量調整弁 2 駆動部 3 流量調整部 6 モータ 13 軸 14 歯車 17 ボールねじ軸 18 歯車 19 ボールナット 28 弁軸 29 マニホールド 30 弁室 30a 第1室 30b 第2室 31 スプール 31a 貫通穴 32 溝 33、34 流通穴 100 流量調整弁(流量制御弁) 100A 流量調整弁(流量制御弁) 101 射出シリンダ 102 ピストン 103 ピストンロッド 104 ヘッド側室 105 ロッド側室 106 ランアラウンド回路 107 パイロットチェック弁 108 油圧源 110 駆動部 114、 サーボモータ(パルスモータ) 114A 油圧シリンダ 115、115A フレーム 116 カップリング 116A 連結板 117 ボールねじ軸 117a 軸受 118 ボールナット 120 連結ロッド 130 流量調整部 132 マニホールド 134 フランジ 134a ガイドブッシュ 134b 空気抜き穴 134c ねじ穴 136 スプール 136a パイロット通路 138 弁室 138a 前方弁室 138b 後方弁室 140 段付ロッド 140a ピストン 140b 小径部 140c 空気抜き穴 142 段付透孔 144 パッキン 146 パッキン 150 流入口 160 排出口

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーボモータおよびボールねじ機構の組
    合せ、または、油圧シリンダによって前後進駆動される
    スプールの移動位置により流体流量を制御し、かつ、緊
    急時に流体流路を自動的に遮断する自律閉型油圧用流量
    制御弁であって、 マニホールド内に軸方向円柱状に穿設された弁室にスプ
    ールを前後進摺動自在に配設するとともに、 該スプールの前進限位置では該スプールによって遮断さ
    れ、該スプールの後退位置では前記弁室前方に連通し、
    該スプールの後退量に応じて流体流量が調整される流体
    の流入口を該マニホールドに設けるとともに、該弁室の
    最前方端部に流体の排出口を設け、かつ、 該スプールによって分断される前方弁室と後方弁室を連
    絡する作動油のパイロット通路を該スプール内に穿設す
    るとともに、 該スプールの中心部軸方向に前記前方弁室側に大径で前
    記後方弁室側に小径なる段付透孔を設けて、 該段付透孔の大径および小径にそれぞれ一致する大径部
    と小径部を有し、該小径部内の軸方向に該大径部後方に
    存在する空気をマニホールド外部へ排気する空気抜き穴
    を設けるとともに、該小径部が該後方弁室の背後のマニ
    ホールドに連結されてなる該スプールと摺動自在な段付
    ロッドを該段付透孔内に嵌装して配設したことを特徴と
    する自律閉型油圧用流量制御弁。
  2. 【請求項2】 スプールは、サーボモータと組み合わさ
    れたボールねじ機構のボールナットに連結ロッドを介し
    て連結され前後進自在とされた請求項1記載の自律閉型
    油圧用流量制御弁。
  3. 【請求項3】 スプールは、マニホールドの背後に設置
    された油圧シリンダのピストンロッドに連結された請求
    項1記載の自律閉型油圧用流量制御弁。
JP9818096A 1996-04-19 1996-04-19 自律閉型油圧用流量制御弁 Pending JPH09280398A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108526436A (zh) * 2018-06-21 2018-09-14 深汕特别合作区力劲科技有限公司 一种压射控制装置以及压铸机
CN115306913A (zh) * 2022-08-13 2022-11-08 杭州金山仪表阀业有限公司 一种自适配流量的调节阀

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