JPH0927993A - テレビジョン受像機付きリモートコントローラ - Google Patents

テレビジョン受像機付きリモートコントローラ

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JPH0927993A
JPH0927993A JP17472095A JP17472095A JPH0927993A JP H0927993 A JPH0927993 A JP H0927993A JP 17472095 A JP17472095 A JP 17472095A JP 17472095 A JP17472095 A JP 17472095A JP H0927993 A JPH0927993 A JP H0927993A
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信宏 竹田
Toshihiko Obayashi
利彦 大林
Yukihiro Jinba
幸弘 神馬
Hideyuki Sakamoto
英之 坂本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 テレビジョン受像機とリモートコントローラ
とをコンパクトに一体化でき、しかもテレビジョン受像
機とリモートコントローラとの防水構造を一部共通化で
きる、テレビジョン受像機付きリモートコントローラを
提供する。 【構成】 テレビジョン受像機1とリモートコントロー
ラ2とを一体化したテレビジョン受像機付きリモートコ
ントローラであって、テレビジョン受像機1にリモート
コントローラ2を取り付けるための取り付け領域27を
設け、取り付け領域27の周縁部に防水シール28を配
設し、リモートコントローラ2を、防水シール28を介
して取り付け領域27に取り付けることにより、テレビ
ジョン受像機1とリモートコントローラ2とが一体化し
て、両者が防水される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、テレビジョン受
像機と、給湯器付き風呂釜などを浴室などから遠隔制御
するためのリモートコントローラとを一体化した、テレ
ビジョン受像機付きリモートコントローラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、テレビジョン受像機とリモートコ
ントローラとを一体化したものは存在せず、浴室や台所
や洗面所などでテレビジョン放送を見たい場合、リモー
トコントローラとは別に、テレビジョン受像機を浴室な
どに設置していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、リモー
トコントローラとは別にテレビジョン受像機を浴室など
に設置する場合、余分に設置スペースが必要であり、浴
室などに適当なスペースがないこともある。また、浴室
などの水滴や湿気による電子部品への悪影響などを避け
るために、リモートコントローラとテレビジョン受像機
とを全く別個に防水する必要があり、無駄であった。
【0004】本願発明は上記の点に鑑みて提案されたも
のであって、テレビジョン受像機とリモートコントロー
ラとをコンパクトに一体化でき、しかもテレビジョン受
像機とリモートコントローラとの防水構造を一部共通化
できる、テレビジョン受像機付きリモートコントローラ
を提供することを、その目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本願発明では、次の技術的手段を講じている。
【0006】すなわち、本願の請求項1に記載した発明
は、テレビジョン受像機とリモートコントローラとを一
体化したテレビジョン受像機付きリモートコントローラ
であって、テレビジョン受像機にリモートコントローラ
を取り付けるための取り付け領域を設け、取り付け領域
の周縁部に防水シールを配設し、リモートコントローラ
を、防水シールを介して取り付け領域に取り付けること
により、テレビジョン受像機とリモートコントローラと
が一体化して、両者が防水される構成としたことを特徴
としている。
【0007】また、本願の請求項2に記載した発明は、
テレビジョン受像機とリモートコントローラとを一体化
したテレビジョン受像機付きリモートコントローラであ
って、テレビジョン受像機にリモートコントローラを取
り付けるための取り付け領域を設け、取り付け領域に開
口を形成し、取り付け領域の周縁部に防水シールを配設
し、リモートコントローラを、防水シールを介して取り
付け領域に取り付け、リモートコントローラに電源を供
給したり制御信号を伝送するための導線を、テレビジョ
ン受像機側から取り付け領域の開口を通してリモートコ
ントローラに導入する構成としたことを特徴としてい
る。
【0008】また、本願の請求項3に記載した発明は、
テレビジョン受像機とリモートコントローラとを一体化
したテレビジョン受像機付きリモートコントローラであ
って、リモートコントローラにテレビジョン受像機を取
り付けるための取り付け領域を設け、取り付け領域の周
縁部に防水シールを配設し、テレビジョン受像機を、防
水シールを介して取り付け領域に取り付けることによ
り、テレビジョン受像機とリモートコントローラとが一
体化して、両者が防水される構成としたことを特徴とし
ている。
【0009】また、本願の請求項4に記載した発明は、
テレビジョン受像機とリモートコントローラとを一体化
したテレビジョン受像機付きリモートコントローラであ
って、リモートコントローラにテレビジョン受像機を取
り付けるための取り付け領域を設け、取り付け領域に開
口を形成し、取り付け領域の周縁部に防水シールを配設
し、テレビジョン受像機を、防水シールを介して取り付
け領域に取り付け、テレビジョン受像機に電源を供給す
るための導線を、リモートコントローラ側から取り付け
領域の開口を通してテレビジョン受像機に導入する構成
としたことを特徴としている。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本願発明に係るテレビジ
ョン受像機付きリモートコントローラの正面図であっ
て、このテレビジョン受像機付きリモートコントローラ
は、テレビジョン受像機1と、風呂用のリモートコント
ローラ2と、化粧枠3とを備えている。リモートコント
ローラ2は、従来のリモートコントローラと同様の構成
であり、テレビジョン受像機1の前面下半部に取り付け
られている。化粧枠3は、テレビジョン受像機1および
リモートコントローラ2の前面に装着されている。テレ
ビジョン受像機1の前面上半部には、たとえばテレビジ
ョン放送の映像を表示するカラー液晶表示画面5や、テ
レビジョン受像機1の電源をオン・オフするための電源
スイッチ6や、カラー液晶表示画面5のチャンネル表示
や時刻表示などの表示をオン・オフするための画面表示
スイッチ7や、テレビジョン受像機1のチャンネルを切
り替えるためのチャンネルスイッチ8や、テレビジョン
受像機1の音量を調節するための音量スイッチ9や、カ
ラー液晶表示画面5の明るさを調節するための明るさス
イッチ10などが設置されている。リモートコントロー
ラ2の前面には、リモートコントローラ2の運転をオン
・オフさせるための表示灯付きの運転スイッチ12や、
たとえば台所に設置されたメインリモコンのブザーを鳴
らすための表示灯付きの呼び出しスイッチ13や、浴槽
内への所定量の湯の落とし込みを自動的に行わせるため
の表示灯付きの風呂自動スイッチ14や、浴槽内の湯を
追い焚きしたり浴槽内に給水したりして浴槽内の湯温を
上下させるための表示灯付きの温度上下スイッチ15
や、給湯あるいはシャワーの湯温、現在時刻、浴槽内に
落とし込む湯の湯温などを表示する表示画面16などが
設置されている。また、化粧枠3の前面下部には、下端
部を中心として回動可能な蓋17が設置されている。
【0011】図2は、化粧枠3の蓋17を開き、運転ス
イッチ12を押してリモートコントローラ2の電源をオ
ンさせた状態における、本願発明に係るテレビジョン受
像機付きリモートコントローラの正面図であって、リモ
ートコントローラ2の前面には、化粧枠3の蓋17を閉
じた状態で蓋17により覆われる位置に、給湯あるいは
シャワーの湯温を設定するための給湯温度設定スイッチ
19や、給湯あるいはシャワーを優先させるための給湯
優先スイッチ20や、浴槽内への落とし込み湯量を設定
値よりも所定量増加させるためのたっぷりスイッチ21
や、浴槽内への落とし込み湯量を設定するためのふろ湯
量スイッチ22や、浴槽内への落とし込み湯温を設定す
るためのふろ温度設定スイッチ23などが設置されてい
る。化粧枠3は、電源スイッチ6などのスイッチ類を覆
う部分が軟質の樹脂シートにより構成されており、化粧
枠3の樹脂シートの上から電源スイッチ6などのスイッ
チ類を操作可能なようになされている。また化粧枠3の
上半左端部には、テレビジョン受像機1のスピーカ(図
示せず)からの音を効率よく外部に伝達するために、多
数の小孔24が縦横に形成されている。
【0012】図3は本願発明に係るテレビジョン受像機
付きリモートコントローラの平面図、図4は図1におけ
るA−A矢視断面図、図5は図1におけるB−B矢視断
面図、図6は本願発明に係るテレビジョン受像機付きリ
モートコントローラの分解斜視図である。ただし、図4
および図5においては、理解を容易にするために内部機
構を簡略化している。テレビジョン受像機1は、裏ケー
ス25と表ケース26とを備えており、これら裏ケース
25と表ケース26との間には、周縁部に枠状のゴムパ
ッキンからなる防水シール34が介装され、防水が確保
されている。またテレビジョン受像機1の内部には、各
種の電子部品が搭載されたプリント基板1aが配設され
ている。テレビジョン受像機1の前面下半部には、リモ
ートコントローラ2を取り付けるための取り付け領域2
7が矩形の凹状に形成されており、この取り付け領域2
7の周縁部には、枠状のゴムパッキンからなる防水シー
ル28が配設されている。リモートコントローラ2の裏
面には、各種の電子部品が搭載されたプリント基板2a
が取り付けられている。リモートコントローラ2の周縁
部には、多数の円孔29が形成されており、テレビジョ
ン受像機1の取り付け領域27の周縁部にも、円孔29
と対応する位置に各々円孔30が形成されている。さら
に、テレビジョン受像機1の周縁部には、取り付け領域
27の周縁部以外の位置にも多数の円孔30が形成され
ており、これら円孔29,30を貫通するネジ(図示せ
ず)により、リモートコントローラ2およびテレビジョ
ン受像機1の表ケース26が、テレビジョン受像機1の
裏ケース25に固定されている。これにより、テレビジ
ョン受像機1の裏ケース25と表ケース26とリモート
コントローラ2とが一体化し、裏ケース25と表ケース
26との間の防水シール、および表ケース26の取り付
け領域27とリモートコントローラ2との間の防水シー
ル28によって、テレビジョン受像機付きリモートコン
トローラの防水が確保される。なお、リモートコントロ
ーラ2およびテレビジョン受像機1の表ケース26をテ
レビジョン受像機1の裏ケース25に固定する多数のネ
ジは、化粧枠3により覆われるので、外観上見えない。
テレビジョン受像機1の裏ケース25には、中央部に円
形の孔31が形成されており、この孔31の周縁部に
は、裏ケース25から外部へ突出する円筒状の突出部3
2が裏ケース25と一体に突設されている。また、テレ
ビジョン受像機1の表ケース26の取り付け領域27に
は、円形の開口33が形成されている。
【0013】図7は、本願発明に係るテレビジョン受像
機付きリモートコントローラを浴室の壁に取り付けた状
態の側面図であって、テレビジョン受像機付きリモート
コントローラは、浴室の壁35の内面にパッキン36を
介して図外のネジにより取り付けられている。すなわ
ち、リモートコントローラ2の周縁部には、複数の長孔
(図示せず)が形成され、テレビジョン受像機1の取り
付け領域27の周縁部にも、同様の長孔(図示せず)が
形成されており、さらに、テレビジョン受像機1の周縁
部には、取り付け領域27の周縁部以外の位置にも複数
の長孔(図示せず)が形成されており、これら長孔を貫
通するネジ(図示せず)により、テレビジョン受像機付
きリモートコントローラが、浴室の壁35に固定されて
いる。なお、このネジは、化粧枠3により覆われるの
で、外観上見えない。壁35の外面には、屋外カバー3
7がパッキン38を介して図外のネジにより取り付けら
れている。壁35には、テレビジョン受像機付きリモー
トコントローラと屋外カバー37との間に貫通孔39が
穿設されており、この貫通孔39には、テレビジョン受
像機1の裏ケース25から突設された突出部32に嵌入
固定された円筒体40と、屋外カバー37に嵌入固定さ
れて円筒体40に嵌入する円筒体41とが配設されてい
る。
【0014】これら屋外カバー37などは、テレビジョ
ン受像機1やリモートコントローラ2の電源およびリモ
ートコントローラ2の制御信号を伝送する複数の導線4
3を配設するためのものであり、導線43は、屋外カバ
ー37に下側から導入され、円筒体41,40の内部を
通って裏ケース25の孔31からテレビジョン受像機1
の内部に導入されて、さらにテレビジョン受像機1の内
部を通って、テレビジョン受像機1の表ケース26の取
り付け領域27の開口33からリモートコントローラ2
の内部に導入される。これら導線43は1本ずつ絶縁体
によって被覆されており、さらに、屋外カバー37に導
入されるまでは、全部を纏めて絶縁体により保護されて
いる。
【0015】導線43は、テレビジョン受像機1および
リモートコントローラ2に電源を供給し、また、リモー
トコントローラ2の制御信号を伝送するものであるの
で、6芯、4芯、2芯のいずれであってもよい。すなわ
ち、テレビジョン受像機1への電源供給に2芯、リモー
トコントローラ2への電源供給に2芯、リモートコント
ローラ2の制御信号の伝送に2芯と、全て各別に導線4
3を用いれば、導線43は合計6芯必要である。また、
テレビジョン受像機1への電源供給とリモートコントロ
ーラ2への電源供給とを共通化してそれらに2芯、リモ
ートコントローラ2の制御信号の伝送に2芯を用いれ
ば、導線43は合計4芯必要である。また、テレビジョ
ン受像機1への電源供給とリモートコントローラ2への
電源供給とを共通化し、さらに、リモートコントローラ
2の制御信号を電源に重畳させれば、導線43は合計2
芯だけで足りる。ただし、合計2芯の導線43を用いる
場合、電源に重畳されたリモートコントローラ2の制御
信号がテレビジョン受像機1に侵入してノイズなどの悪
影響を生じさせるのを防止するために、制御信号を除去
するフィルタ(図示せず)などを介して導線43からテ
レビジョン受像機1に電源を供給するのが好ましい。
【0016】このように、テレビジョン受像機1にリモ
ートコントローラ2を取り付けるための取り付け領域2
7を設け、取り付け領域27の周縁部に防水シール28
を配設し、リモートコントローラ2を、防水シール28
を介して取り付け領域27に取り付けることにより、テ
レビジョン受像機1とリモートコントローラ2とが一体
化して、両者が防水される構成としたので、テレビジョ
ン受像機1とリモートコントローラ2とをコンパクトに
一体化できることから、設置スペースが少なくて足り、
従来のようにテレビジョン受像機1の設置スペースの確
保に困難を生じるというようなことがない。しかも、テ
レビジョン受像機1とリモートコントローラ2との防水
構造を一部共通化できるので、全体の製造コストの点で
も有利である。
【0017】また、取り付け領域27に開口33を形成
し、リモートコントローラ2に電源を供給したり制御信
号を伝送するための複数の導線43を、テレビジョン受
像機1側から取り付け領域27の開口33を通してリモ
ートコントローラ2に導入する構成としたので、テレビ
ジョン受像機1の取り付け領域27にリモートコントロ
ーラ2を取り付けるだけで開口33の防水が完成し、導
線43の導入口に別途防水を施すという手間が不要であ
る。
【0018】また、リモートコントローラ2は、テレビ
ジョン受像機1の付いていない従来のリモートコントロ
ーラと同様の構成であるので、量産効果によるコストダ
ウンを図ることができる。
【0019】本願発明の別の実施態様としては、図8に
示すように、テレビジョン受像機1とリモートコントロ
ーラ2とのケースなどの構造を入替え、リモートコント
ローラ2の上半部に取り付け領域27を設け、その取り
付け領域27に開口33を形成して、テレビジョン受像
機1をリモートコントローラ2の取り付け領域27に取
り付けるようにしてもよい。もちろん、テレビジョン受
像機1とリモートコントローラ2の取り付け領域27と
の間には防水シール28を配設する。この場合、テレビ
ジョン受像機1に電源を供給するための複数の導線43
を、リモートコントローラ2側から取り付け領域27の
開口33を通してテレビジョン受像機1に導入すること
となる。
【0020】このように、リモートコントローラ2にテ
レビジョン受像機1を取り付けるための取り付け領域2
7を設け、取り付け領域27の周縁部に防水シール28
を配設し、テレビジョン受像機1を、防水シール28を
介して取り付け領域27に取り付けることにより、テレ
ビジョン受像機1とリモートコントローラ2とが一体化
して、両者が防水される構成とすれば、テレビジョン受
像機1とリモートコントローラ2とをコンパクトに一体
化できることから、設置スペースが少なくて足り、従来
のようにテレビジョン受像機1の設置スペースの確保に
困難を生じるというようなことがない。しかも、テレビ
ジョン受像機1とリモートコントローラ2との防水構造
を一部共通化できるので、全体の製造コストの点でも有
利である。
【0021】また、取り付け領域27に開口33を形成
し、テレビジョン受像機1に電源を供給するための複数
の導線43を、リモートコントローラ2側から取り付け
領域27の開口33を通してテレビジョン受像機1に導
入する構成としたので、リモートコントローラ2の取り
付け領域27にテレビジョン受像機1を取り付けるだけ
で開口33の防水が完成し、導線43の導入口に別途防
水を施すという手間が不要である。
【0022】なお、上記各実施形態では、本願発明に係
るテレビジョン受像機付きリモートコントローラを浴室
に設置したが、浴室に限らず、台所や洗面所など、水滴
や湿気の影響を受ける可能性のあるあらゆる場所に設置
することにより、所期の効果を発揮し得る。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、テレビジョン受像機にリモートコントローラを取
り付けるための取り付け領域を設け、取り付け領域の周
縁部に防水シールを配設し、リモートコントローラを、
防水シールを介して取り付け領域に取り付けることによ
り、テレビジョン受像機とリモートコントローラとが一
体化して、両者が防水される構成としたので、テレビジ
ョン受像機とリモートコントローラとをコンパクトに一
体化できることから、設置スペースが少なくて足り、従
来のようにテレビジョン受像機の設置スペースの確保に
困難を生じるというようなことがない。しかも、テレビ
ジョン受像機とリモートコントローラとの防水構造を一
部共通化できるので、全体の製造コストの点でも有利で
ある。
【0024】また、請求項2の発明によれば、取り付け
領域に開口を形成し、リモートコントローラに電源を供
給したり制御信号を伝送するための導線を、テレビジョ
ン受像機側から取り付け領域の開口を通してリモートコ
ントローラに導入する構成としたので、請求項1の発明
による効果に加えて、テレビジョン受像機の取り付け領
域にリモートコントローラを取り付けるだけで開口の防
水が完成し、導線の導入口に別途防水を施すという手間
が不要である。
【0025】また、請求項3の発明によれば、リモート
コントローラにテレビジョン受像機を取り付けるための
取り付け領域を設け、取り付け領域の周縁部に防水シー
ルを配設し、テレビジョン受像機を、防水シールを介し
て取り付け領域に取り付けることにより、テレビジョン
受像機とリモートコントローラとが一体化して、両者が
防水される構成としたので、テレビジョン受像機とリモ
ートコントローラとをコンパクトに一体化できることか
ら、設置スペースが少なくて足り、従来のようにテレビ
ジョン受像機の設置スペースの確保に困難を生じるとい
うようなことがない。しかも、テレビジョン受像機とリ
モートコントローラとの防水構造を一部共通化できるの
で、全体の製造コストの点でも有利である。
【0026】また、請求項4の発明によれば、取り付け
領域に開口を形成し、テレビジョン受像機に電源を供給
するための導線を、リモートコントローラ側から取り付
け領域の開口を通してテレビジョン受像機に導入する構
成としたので、請求項3の発明による効果に加えて、リ
モートコントローラの取り付け領域にテレビジョン受像
機を取り付けるだけで開口の防水が完成し、導線の導入
口に別途防水を施すという手間が不要である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係るテレビジョン受像機付きリモー
トコントローラの正面図である。
【図2】化粧枠の蓋を開き、運転スイッチを押してリモ
ートコントローラの電源をオンさせた状態における、本
願発明に係るテレビジョン受像機付きリモートコントロ
ーラの正面図である。
【図3】本願発明に係るテレビジョン受像機付きリモー
トコントローラの平面図である。
【図4】内部機構を省略した図2におけるA−A矢視断
面図である。
【図5】内部機構を省略した図2におけるB−B矢視断
面図である。
【図6】本願発明に係るテレビジョン受像機付きリモー
トコントローラの分解斜視図である。
【図7】本願発明に係るテレビジョン受像機付きリモー
トコントローラを浴室の壁に取り付けた状態の側面図で
ある。
【図8】本願発明に係る別の実施の形態におけるテレビ
ジョン受像機付きリモートコントローラの分解斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 テレビジョン受像機 2 リモートコントローラ 27 取り付け領域 28 防水シール 33 開口 43 導線
フロントページの続き (72)発明者 坂本 英之 兵庫県神戸市中央区江戸町93番地 株式会 社ノーリツ内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビジョン受像機とリモートコントロ
    ーラとを一体化したテレビジョン受像機付きリモートコ
    ントローラであって、 前記テレビジョン受像機に前記リモートコントローラを
    取り付けるための取り付け領域を設け、 前記取り付け領域の周縁部に防水シールを配設し、 前記リモートコントローラを、前記防水シールを介して
    前記取り付け領域に取り付けることにより、前記テレビ
    ジョン受像機と前記リモートコントローラとが一体化し
    て、両者が防水される構成としたことを特徴とする、テ
    レビジョン受像機付きリモートコントローラ。
  2. 【請求項2】 テレビジョン受像機とリモートコントロ
    ーラとを一体化したテレビジョン受像機付きリモートコ
    ントローラであって、 前記テレビジョン受像機に前記リモートコントローラを
    取り付けるための取り付け領域を設け、 前記取り付け領域に開口を形成し、 前記取り付け領域の周縁部に防水シールを配設し、 前記リモートコントローラを、前記防水シールを介して
    前記取り付け領域に取り付け、 前記リモートコントローラに電源を供給したり制御信号
    を伝送するための導線を、前記テレビジョン受像機側か
    ら前記取り付け領域の前記開口を通して前記リモートコ
    ントローラに導入する構成としたことを特徴とする、テ
    レビジョン受像機付きリモートコントローラ。
  3. 【請求項3】 テレビジョン受像機とリモートコントロ
    ーラとを一体化したテレビジョン受像機付きリモートコ
    ントローラであって、 前記リモートコントローラに前記テレビジョン受像機を
    取り付けるための取り付け領域を設け、 前記取り付け領域の周縁部に防水シールを配設し、 前記テレビジョン受像機を、前記防水シールを介して前
    記取り付け領域に取り付けることにより、前記テレビジ
    ョン受像機と前記リモートコントローラとが一体化し
    て、両者が防水される構成としたことを特徴とする、テ
    レビジョン受像機付きリモートコントローラ。
  4. 【請求項4】 テレビジョン受像機とリモートコントロ
    ーラとを一体化したテレビジョン受像機付きリモートコ
    ントローラであって、 前記リモートコントローラに前記テレビジョン受像機を
    取り付けるための取り付け領域を設け、 前記取り付け領域に開口を形成し、 前記取り付け領域の周縁部に防水シールを配設し、 前記テレビジョン受像機を、前記防水シールを介して前
    記取り付け領域に取り付け、 前記テレビジョン受像機に電源を供給するための導線
    を、前記リモートコントローラ側から前記取り付け領域
    の前記開口を通して前記テレビジョン受像機に導入する
    構成としたことを特徴とする、テレビジョン受像機付き
    リモートコントローラ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7866190B2 (en) * 2005-06-30 2011-01-11 Lg Electronics Inc. Washing machine having broadcasting receiver
JP2011208855A (ja) * 2010-03-29 2011-10-20 Noritz Corp 電気機器取付け用ベース部材およびこれを備えた電気機器取付け構造

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